JPH084141Y2 - 塗布幅調整装置 - Google Patents

塗布幅調整装置

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JPH084141Y2
JPH084141Y2 JP10136590U JP10136590U JPH084141Y2 JP H084141 Y2 JPH084141 Y2 JP H084141Y2 JP 10136590 U JP10136590 U JP 10136590U JP 10136590 U JP10136590 U JP 10136590U JP H084141 Y2 JPH084141 Y2 JP H084141Y2
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JP
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JP10136590U
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Inventor
忠 佐々
仁志 苅田
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は紙等のウェブに塗布される塗布剤の塗布幅を
調整する塗布幅調整装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図及び第7図により、紙等の長尺材料(ウェブ)
に粘着剤、着色剤等の塗布剤を塗布する工程の一例を説
明する。
図中、2は一端から見て反時計回りに回転するように
支持されたバッキングロール、4は裏面が下方よりバッ
キングロール2に当接し、該バッキングロール2の回転
に同調して上流側(A側)から下流側(B側)へ矢印C
方向へ移動するように配設されたウェブ、6は前記バッ
キングロール2の下方に設置され、ウェブ4幅方向に延
びるスリット7から上方に向って塗布剤5を吐出するフ
ァウンテン、8は前記スリット7の一部を閉塞するよう
にファウンテン6に取付けられたカバーを示している。
ウェブ4に塗布剤5を塗布する際には、バッキングロ
ール2を回転させてウェブ4を上流側(A側)から下流
側(B側)へ矢印C方向へ移動させるとともに、ファウ
ンテン6のスリット7から塗布剤5を吐出させると、ウ
ェブ4の表面に塗布剤5がウェブ4の長手方向に延びる
帯状に塗布される。
[考案が解決しようとする課題] ところが、ウェブ4に付着する塗布剤5の幅寸法、隣
接する塗布剤5の間隔、塗布剤5の条数を変更する際に
は、それらの条件に合わせてカバー8の形状及び取付位
置を変更しなければならないという問題点があった。
本考案は上記問題点を解決するもので、保守が容易
で、且つ塗布剤の条数、幅寸法、間隔寸法の変更に対応
することが可能な塗布幅調整装置を提供することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は水平方向に延びるバッキングロールを回転自
在に支持し、該バッキングロールの外周面に向って塗布
剤を吐出するファウンテンを設け、前記バッキングロー
ルとファウンテンとの相互間隔内に、幅寸法が固定又は
変化する複数の遮蔽板を、バッキングロールの端部側か
ら見て前記バッキングロールとファウンテンとの間を横
切る方向に延び、且つ各遮蔽板がバッキングロールの長
手方向に隣接するように配設するとともに、前記各遮蔽
板が長手方向及び幅方向に別個に移動し得るように構成
したものである。
[作用] ファウンテンから吐出された塗布剤は、互いに隣接す
る遮蔽板の間を通り抜け、回転するバッキングロールに
同調して移動するウェブに、該ウェブの長手方向に延び
る帯状に付着する。
バッキングロールに帯状に付着する塗布剤の幅寸法、
帯状に付着する塗布剤間の寸法を調整するときには、各
遮蔽板を幅方向、長手方向に移動して塗布剤が通過でき
る空間の大きさを調整する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図から第5図は本考案の一実施例であり、図中、
バッキングロール2、ファウンテン6の構成、及び配置
は第6図に示すものと同一になっている。
バッキングロール2のウェブ4移動方向上流側(A
側)には、バッキングロール2に対して平行に延び且つ
バッキングロール2の長手方向全長よりも長いガイドロ
ッド23及びスクリューロッド24をガイドロッド23がバッ
キングロール2に隣接するように配設されている(第1
図参照)。
上記ガイドロッド23、スクリューロッド24には、遮蔽
板21を有する複数の移動ユニット22が、取付けられ、各
移動ユニット22はガイドロッド23、スクリューロッド24
に沿って別個に移動できるようになっている。
以下、移動ユニット22の構造を説明する。
水平方向に平行に貫通する2つのガイド孔9,10を横移
動用ブロック11内に、内周面に雌ねじ部を有するウォー
ムホイール12を横移動用ブロック11の後端側(A側)寄
りのガイド孔9の軸線上に同軸に位置するように配設す
るとともに、前記ウォームホイール12を周方向へは回動
可能に、且つ軸線方向へは移動しないように支持する
(第2図参照)。
横移動用ブロック11の後端側(A側)端部に当接可能
な端部ブロック13上に、前記ガイド孔9に対して直交す
る方向に延びる横移動用シャフト14を回転自在に支持
し、該横移動用シャフト14の先端側(B側)端部にウォ
ーム15を固着し、該ウォーム15が前記ウォームホイール
12と噛合し得るように、前記端部ブロック13を横移動用
ブロック11の後端側(A側)端部に取付ける。
前方側(B側)から見て左右に突出する嵌合部16を形
成した前後移動用ブロック17を前記横移動用ブロック11
上面に載置するとともに、横移動用ブロック11上面左右
縁部に、前後方向に延びるアングル材状のガイド部材18
を前記嵌合部16の上面に当接し得るように固着して、前
後移動用ブロック17を前後方向に摺動可能に且つ左右方
向には移動しないように支持する(第3図、第4図参
照)。
前記端部ブロック13に、横移動用シャフト14と平行に
延びる前後移動用スクリュー19を前記横移動用ブロック
11の上方に位置するように回転自在に支持し、前記前後
移動用ブロック17に穿設した前後方向に延びるねじ孔20
に前後移動用スクリュー19を螺合し、更に、前後移動用
ブロック17の上面に、上方から見て先端側(B側)へ向
って延びる遮蔽板21の基端部を固着して移動ユニット22
を形成する(第2図、第3図等参照)。
前記移動ユニット22を複数組用意し、ガイドロッド23
に各横移動用ブロック11のガイド孔10を、また、スクリ
ューロッド24に各横移動用ブロック11のガイド孔9を嵌
合するとともに、スクリューロッド24に各ウォームホイ
ール12を螺合し、前記各遮蔽板21の先端部がバッキング
ロール2をファウンテン6との相互間隔内に位置するよ
うにする(第1図、第2図等参照)。
なお、図中25は横移動用シャフト14の後端側(A側)
端部に固着した横移動用つまみ、26は前後移動用スクリ
ュー19の後端側(A側)端部に固着した前後移動用つま
みを示す。
以下、本考案の作動を説明する。
ウェブ4に塗布剤5を塗布する際には、ウェブ4を該
ウェブ4がバッキングロール2に下方から当接するよう
に配設する(第1図参照)。
次いで、各移動ユニット22の横移動用つまみ25をまわ
して横移動用ブロック11をバッキングロール2の長手方
向へ移動させ、互いに隣接する遮蔽板21の中心間寸法W1
を調整し、更に前後移動用つまみ26をまわして前後移動
用ブロック17に近接、あるいは離反させ、ファウンテン
6の塗布剤吐出エリアEに対する遮蔽板21の位置を調整
した後、バッキングロール2を一端側から見て反時計回
りに回転させるとともに、ファウンテン6から塗布剤5
を吐出させる(第5図参照)。
ファウンテン6から吐出された塗布剤5は、互いに隣
接する遮蔽板21の間を通り抜けて矢印C方向へ移動する
ウェブ4の表面に、該ウェブ4の長手方向に延びる帯状
に付着する。
この帯状に付着する塗布剤5間の寸法W2は、遮蔽板21
の塗布剤吐出エリアEにラップする部分の幅寸法により
決定され、また、帯状に付着する塗布剤5の幅寸法W
3は、該塗布剤5に隣接する遮蔽板21の中心間寸法W1
よって決定される。
一方、ウェブ4に付着させるべき帯状の塗布剤5の幅
寸法W3を、変更するときには、横移動用つまみ25をまわ
して移動ユニット22をバッキングロール2の長手方向に
移動させることによって隣接する遮蔽板21の中心間寸法
W1を調整し、また、ウェブ4に付着させるべき隣接する
帯状の塗布剤5間の寸法W2を調整するときには、前後移
動用つまみ26をまわすことによって、遮蔽板21を前進、
あるいは後退させて、遮蔽板21の塗布剤吐出エリアEに
ラップする部分を変更する。
このように、本考案においては、横移動用つまみ25、
前後移動用つまみ26をまわすことにより、部品交換を行
うことなくウェブ4に付着させるべき帯状の塗布剤5の
幅寸法W3、隣接する塗布剤5間の寸法W2を調整すること
ができる。
なお、本考案の塗布幅調整装置は、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、遮蔽板の移動機構にスクリ
ュー方式以外のものを用いるようにすることなど本考案
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の塗布幅調整装置によれ
ば、遮蔽板を幅方向、あるいは長手方向に移動させるこ
とによって、ウェブの外周面に帯状に付着する塗布剤の
幅寸法、あるいは隣接する帯状の塗布剤間の寸法を調整
することができるので、塗布剤の幅寸法、塗布剤間の寸
法を変更する際に部品交換を行う必要がなく、効率良く
作業を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図中
に示す移動ユニットの側面図、第3図は第2図のIII-II
I矢視図、第4図は第2図のIV-IV矢視図、第5図は第1
図のV−V矢視図、第6図はウェブに塗布剤を塗布する
工程の一例を示す側面図、第7図は第6図中に示すファ
ウンテンの斜視図である。 図中、2はバッキングロール、5は塗布剤、6はファウ
ンテン、21は遮蔽板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に延びるバッキングロールを回転
    自在に支持し、該バッキングロールの外周面に向って塗
    布剤を吐出するファウンテンを設け、前記バッキングロ
    ールとファウンテンとの相互間隔内に、幅寸法が固定又
    は変化する複数の遮蔽板を、バッキングロールの端部側
    から見て前記バッキングロールとファウンテンとの間を
    横切る方向に延び、且つ各遮蔽板がバッキングロールの
    長手方向に隣接するように配設するとともに、前記各遮
    蔽板が長手方向及び幅方向に別個に移動し得るように構
    成したことを特徴とする塗布幅調整装置。
JP10136590U 1990-09-27 1990-09-27 塗布幅調整装置 Expired - Fee Related JPH084141Y2 (ja)

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JPH0461670U JPH0461670U (ja) 1992-05-27
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