JPH0841384A - 粉体塗料 - Google Patents

粉体塗料

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JPH0841384A
JPH0841384A JP14560295A JP14560295A JPH0841384A JP H0841384 A JPH0841384 A JP H0841384A JP 14560295 A JP14560295 A JP 14560295A JP 14560295 A JP14560295 A JP 14560295A JP H0841384 A JPH0841384 A JP H0841384A
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晃一 筒井
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太三郎 上野
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ケニー ジョン
Ribuki Shiyanon
リブキ シャノン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高外観の塗膜を形成することができ、かつ、
搬送性に優れた粉体塗料を提供する。 【構成】 塗膜形成用樹脂からなり、体積平均粒径が2
0〜50μmであり、粒径分布標準偏差が20μm以下
である粉体塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送性に優れ、高外観
の塗膜を形成する粉体塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体塗料は、一般に、塗膜形成用樹脂か
らなり、体積平均粒径が30〜40μm程度であって、
静電スプレー塗装や流動層浸漬塗装等の方法により被塗
物に塗布され、焼き付けられることにより塗膜を形成す
る。しかしながら、このような粉体塗料は、艶のある平
滑な塗膜を形成することができず、塗膜の外観に劣ると
いう欠点があった。
【0003】このような欠点を改善し、高外観の塗膜を
得るための技術として、例えば、特願平3−26402
5号公報には、平均粒径を従来よりも小さくし、しか
も、小粒径粒子の比率に上限を設けた粉体塗料であっ
て、平均粒径5〜20μmで、5μm以下の粒子の割合
が25重量%以下である粉体塗料が開示されている。こ
の粉体塗料は、艶のある緻密で平滑な塗膜を形成するこ
とができるものであるが、従来の粉体塗料よりも小さい
平均粒径を有するので、空気流等によってパイプ中を移
送される途中でパイプにつまる等の支障が生じやすく、
搬送性に問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の現況に鑑み、高外観の塗膜を形成することができ、か
つ、搬送性に優れた粉体塗料を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、粉体塗
料を、塗膜形成用樹脂からなり、体積平均粒径が20〜
50μmであり、粒径分布標準偏差が20μm以下とす
るところにある。以下に本発明を詳述する。
【0006】本発明の粉体塗料の体積平均粒径は、20
〜50μmである。体積平均粒径が20μm未満である
と、気流により移送されるときにパイプを閉塞しやすく
搬送性に問題が生じ、50μmを超えると高外観の塗膜
が得られないので、上記範囲に限定される。好ましくは
20〜40μmである。上記体積平均粒径は、リード・
アンド・ノースロップ社製のマイクロトラック−II等
の電磁波散乱による粒径測定装置により測定することが
できる。
【0007】本発明の粉体塗料の粒径分布標準偏差は、
20μm以下である。粒径分布標準偏差が20μmを超
えると、高外観の塗膜が得られないので、上記範囲に限
定される。本発明の粉体塗料の粒径分布標準偏差は、好
ましくは16μm以下であり、より好ましくは13μm
以下である。16μm以下であれば塗膜の外観がより向
上し、13μm以下であれば塗膜の外観がさらに向上す
る。
【0008】粉体塗料の粒径分布標準偏差は、粒径測定
装置で得られたデータを用いて次式によって求めること
ができる。 σ=〔Σ{(D−X)2 F}/ΣF〕1/2 式中、σは、粒径分布標準偏差を表す。Dは、個々の粒
子の粒径を表す。Xは、体積平均粒径を表し、X=Σ
(DF)/ΣFによって表される。式中、Fは、粒子の
頻度である。
【0009】本発明の粉体塗料は、その粒子のうち最大
のものの粒径が、90μm以下である。粒径が90μm
を超える粒子が存在すると高外観の塗膜が得られない。
好ましくは、粒子のうち最大のものの粒径が、80μm
以下である。本発明の粉体塗料は、その粒子のうち最大
のものの粒径が90μm以下であって、しかも、その粒
子のうち最小のものの粒径が1μm以上であることが好
ましい。粒径が1μm未満の粒子が存在すると搬送性が
低下する。
【0010】本発明の粉体塗料は、バインダー成分とし
ての塗膜形成用樹脂からなる。上記塗膜形成用樹脂とし
ては特に限定されず、粉体塗料分野において通常使用さ
れるもの等を使用することができ、このようなものとし
ては、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等を挙げる
ことができる。上記熱可塑性樹脂としては特に限定され
ず、なかでも、ポリ塩化ビニル樹脂等のビニル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリアミド樹脂等を好適に使用するこ
とができる。上記熱硬化性樹脂としては特に限定され
ず、なかでも、エポキシ樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、
熱硬化性ポリエステル樹脂等を好適に使用することがで
きる。上記塗膜形成用樹脂として上記熱硬化性樹脂を使
用する場合、本発明の粉体塗料は、硬化剤、硬化促進剤
を含有することが好ましい。
【0011】上記硬化剤の含有量は、塗膜形成用樹脂と
して使用される熱硬化性樹脂100重量部あたり、5〜
80重量部が好ましい。5重量部未満であると硬化が不
充分となり、80重量部を超えると硬化が進みすぎ、塗
膜物性が低下する。上記硬化促進剤の含有量は、塗膜形
成用樹脂として使用される熱硬化性樹脂100重量部あ
たり0.1〜5重量部が好ましい。0.1重量部未満で
あると硬化が不充分となり、5重量部を超えると硬化が
進みすぎ、塗膜物性が低下する。
【0012】本発明においては、上記塗膜形成用樹脂と
してエポキシ樹脂を使用する場合には、必要により、例
えば、無水フタル酸、アミン化合物、イミダゾール化合
物、ジシアンジアミド等の硬化剤、硬化促進剤;アクリ
ル樹脂等の他の樹脂を併用することができる。本発明に
おいては、上記塗膜形成用樹脂として熱硬化性アクリル
樹脂を使用する場合には、必要により、例えば、エポキ
シ樹脂、メラミン樹脂等の他の樹脂;多価カルボン酸、
ブロックイソシアネート化合物等の硬化剤を使用するこ
とができる。
【0013】本発明においては、上記塗膜形成用樹脂と
して熱硬化性ポリエステル樹脂を使用する場合には、必
要により、例えば、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の他
の樹脂;多塩基酸、ブロックイソシアネート化合物、ト
リグリシジルイソシアヌレート等の硬化剤を使用するが
できる。
【0014】本発明の粉体塗料は、必要により、顔料、
その他の添加剤を含んでいてもよい。上記その他の添加
剤としては、他の樹脂、硬化剤、硬化促進剤又は硬化触
媒、表面調整剤、可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
ワキ防止剤、顔料分散剤等を挙げることができる。上記
顔料としては特に限定されず、なかでも、二酸化チタ
ン、べんがら、黄色酸化鉄、カーボンブラック、フタロ
シアニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリド
ン系赤色顔料等を好適に使用することができる。
【0015】上記顔料の含有量は、粉体塗料100重量
部に対して、1〜80重量部が好ましい。含有量が1重
量部未満であると、着色等の顔料の効果が得られず、8
0重量部を超えると、高外観の塗膜が得られない。上記
顔料及びその他の添加剤は、粉体塗料の粒子中に塗膜形
成用樹脂等とともに含まれていてもよいが、塗膜形成用
樹脂とは別の粒子として添加されていてもよい。
【0016】本発明の粉体塗料は、透明性を損なわない
量又は種類の顔料を含むか、又は、顔料を全く含まない
で、透明な塗膜を形成しうるクリアー塗料とすることも
できる。
【0017】本発明の粉体塗料は、粉体塗料粒子が、塗
膜形成用樹脂の一部分を含む第1の粒子の表面に第2の
粒子が複合化されてなるものであり、上記第2の粒子
が、上記塗膜形成用樹脂の残部を含み、かつ、ガラス転
移点が50〜150℃であるものであってもよい。上記
複合化された粉体塗料粒子は、第1の粒子の表面に第2
の粒子が付着しているものであってもよく、第1の粒子
の表面に第2の粒子が若干埋め込まれたものであっても
よい。本発明の粉体塗料は、これら2つの状態の粉体塗
料粒子をともに含むものであってもよい。
【0018】このように、第1の粒子の表面に第2の粒
子を複合化して複合化粒子とすることにより、複合化さ
れた粉体塗料粒子を構成する第1の粒子同士が直接接触
しにくくなるので、貯蔵中のブロッキングが生じにくく
なり、また、搬送時の流動性も改善される。また、この
ように粒子を複合化することにより、塗膜形成用樹脂と
してガラス転移点(以下「Tg」ともいう)が低い樹
脂、例えば、Tgが40℃程度の樹脂を第1の粒子に利
用することが可能となる。
【0019】上記複合化された粉体塗料粒子において
は、第2の粒子は、粉体塗料の焼き付け時に第1の粒子
の塗膜形成用樹脂とともに溶融し、塗膜を形成するの
で、形成される塗膜には、第2の粒子による表面荒れ等
の外観不良も生じにくい。
【0020】上記第2の粒子は、上記塗膜形成用樹脂と
同じ樹脂からなるものが好ましいが、製造上又は実用上
の見地から、ビニル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂等が通常用いられ
る。これらのうち、製造の容易さや設計の自由度等の点
からビニル樹脂が好ましい。
【0021】上記第2の粒子を構成する樹脂は、Tgが
50〜150℃である。Tgが50℃未満の場合は、第
2の粒子を第1の粒子表面に複合化することによる効果
が期待できず、Tgが150℃を超えるとより一層の効
果の増大が期待できない。好ましくは、70〜120℃
である。
【0022】上記第2の粒子の体積平均粒径は、粉体塗
料の体積平均粒径よりも小さく設定されることが好まし
い。上記第2の粒子の体積平均粒径は、0.001〜1
0μmが好ましく、0.01〜5μmがより好ましい。
上記第2の粒子の添加量は、粉体塗料100重量部に対
して0.05〜35重量部が好ましい。0.05重量部
未満であると、第2の粒子による効果が期待できず、3
5重量部を超えると、塗膜の外観が損なわれる。
【0023】上記第2の粒子は、例えば、乳化重合、懸
濁重合等の方法により直接製造できる。また、溶液重
合、塊状重合等により樹脂を製造し、これを粉砕して分
級することにより得ることもできる。
【0024】本発明の粉体塗料の製造方法としては特に
限定されず、粉体塗料製造分野において通常使用される
方法等によって行うことができる。例えば、上述の塗膜
形成用樹脂、及び、必要に応じて使用される顔料、その
他の添加剤をヘンシェルミキサー、スーパーミキサー、
ボールミル、バンバリーミキサー等の混合機により均一
に混合し、次に、得られた混合物を、エクストルーダー
や熱ロール等の混練機により溶融混練し、溶融した塗膜
形成用樹脂中に樹脂以外の成分を均一に分散させ、得ら
れた混合物をペレットに成形する。得られたペレット
を、ハンマーミル等の衝撃型粉砕機、ジェットミル等の
気流粉砕機等によって粉砕した後、分級することにより
本発明の粉体塗料が得られる。
【0025】上記分級により、上述の粒径分布を達成す
ることができ、上記粒径範囲より大きい粒子の量、上記
粒径範囲より小さい粒子の量が減少する。上記分級は、
170メッシュ、好ましくは200メッシュのタイラー
標準ふるい、90μm、好ましくは80μmよりも大き
い粒子を分離し除去するディスパージョンセパレータ
ー、ミクロンセパレーター等の流体分級機、及び、1μ
mよりも小さい粒子を分離し除去するサイクロン、ディ
スパージョンセパレーター、ミクロンセパレーター等の
流体分級機等を使用して行うことができる。
【0026】本発明の粉体塗料の製造方法としては、上
述の方法以外に、例えば、原料を溶剤中で混合し、得ら
れた混合物を乾燥、微粉砕するか、又は、スプレードラ
イ法により粉末にする方法を採用することもできる。得
られた粉末は必要に応じて、上述の粉砕、分級に供する
ことができる。
【0027】本発明の粉体塗料を上記複合化された粉体
塗料粒子よりなるものとして得る場合には、上記のよう
にして分級された第1の粒子に上述の第2の粒子を添加
して混合する。上記混合においては、ミキサーや混合条
件を適宜選択することにより、第1の粒子と第2の粒子
との複合化状態を所望の状態に設定することができ、例
えば、ミキサーとしてハイブリダイザーを用いると、第
2の粒子が分級物の粒子表面に埋め込まれた複合化状態
の粉体塗料が得られる。上記混合においては、例えば、
スーパーミキサー、ヘンシェルミキサー、ハイブリダイ
ザー、ボールミル等の一般的なミキサーを適宜用いるこ
とができる。上述のようにして複合化することにより、
又は、複合化の後に必要に応じて複合化された粒子を分
級することにより、本発明の粉体塗料を上記複合化され
た粉体塗料粒子よりなるものとして得ることができる。
【0028】本発明の粉体塗料の製造にあたっては、用
いられる原料は、樹脂を除く他の成分が、粒径700μ
m未満の粒子を40〜100重量%含んでいることが好
ましく、60〜100重量%含んでいることがより好ま
しい。このような粉体塗料用原料を用いると、樹脂成分
中に顔料や各種添加剤が均等に分散したペレットが得ら
れるので、ペレットの粉砕により得られる粉体塗料は、
各粒子中に各種原料成分がほぼ均等に含まれることにな
る。このため、塗膜の形成工程において、例えば、樹脂
の硬化反応が均一に起こり易くなるため、平滑性等の外
観がより良好な塗膜を形成することができる。
【0029】本発明の粉体塗料の適用対象としては特に
限定されず、例えば、自動車用、家電機器用、建材用、
雑貨用等の鋼板、リン酸亜鉛処理鋼板、アルミニウム又
はアルミニウム合金材等を挙げることができる。本発明
の粉体塗料の塗装方法としては、例えば、静電スプレー
法、流動浸漬法等の周知の方法により本発明の粉砕塗料
を被塗物の表面に所望の厚みで堆積させ、その後焼き付
けることにより行うことができる。樹脂成分として熱硬
化性樹脂を使用した場合には、硬化した塗膜が形成され
る。
【0030】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものでは
ない。
【0031】実施例1 グリシジル基含有固型アクリル樹脂(Tg=50℃、数
平均分子量3,000、エポキシ当量350)48重量
部、1,10−デカンジカルボン酸12重量部、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(YD−012、東都化成社
製)2.2重量部、ポリシロキサン表面改質剤0.1重
量部、ベンゾイン0.3重量部をスーパーミキサー(日
本スピンドル製造社製)で攪拌混合し、コニーダー(ブ
ス社製)で溶融混練し、冷却固化した。冷却固化物を粗
粉砕し、粉体塗料用ペレットを得た。
【0032】得られた粉体塗料用ペレットを衝撃型粉砕
機(アトマイザー、不二パウダル社製)で粉砕し、粉砕
物を0.7mm間隔のスクリーンメッシュを通過させ、
325メッシュのタイラー標準ふるい(孔径44μm)
を通過させて44μmよりも大きい粒子を除去し、気流
分級機(DS−2型、日本ニューマチック工業社製)で
2μmよりも小さい粒子の全量を分級除去して粉体塗料
を得た。
【0033】実施例2 分級の目標値を表1に示す値に設定し、325メッシュ
のタイラー標準ふるいの代わりに250メッシュのタイ
ラー標準ふるい(孔径61μm)を用い、気流分級機に
より表1に示す粒径よりも小さい粒子を分級除去したこ
と以外は、実施例1と同様にして粉体塗料を得た。
【0034】実施例3 分級の目標値を表1に示す値に設定し、325メッシュ
のタイラー標準ふるい(孔径44μm)を用い、気流分
級機により表1に示す粒径よりも小さい粒子を分級除去
したこと以外は、実施例1と同様にして粉体塗料を得
た。
【0035】実施例4 分級の目標値を表1に示す値に設定し、325メッシュ
のタイラー標準ふるいの代わりに250メッシュのタイ
ラー標準ふるい(孔径61μm)を用い、気流分級機に
よる分級を行わなかったこと以外は、実施例1と同様に
して粉体塗料を得た。
【0036】実施例5 分級の目標値を表1に示す値に設定し、325メッシュ
のタイラー標準ふるいの代わりに170メッシュのタイ
ラー標準ふるい(孔径88μm)を用い、気流分級機に
より表1に示す粒径よりも小さい粒子を分級除去したこ
と以外は、実施例1と同様にして粉体塗料を得た。
【0037】実施例6 実施例4で得られたアクリル粉体塗料に粒子径0.03
〜0.05μm、Tg=100℃のアクリル樹脂(メチ
ルメタクリレート87重量部、スチレン10重量部、メ
タクリル酸3重量部)微粉末を混合し、ヘンシェルミキ
サーにより30秒間乾式混合して複合化粉体塗料を得
た。微粉末の混合割合は、粉体塗料の1.0重量%に設
定した。
【0038】得られた複合化粉体塗料の体積平均粒径、
粒径分布標準偏差及び外観は、アクリル樹脂微粉末を混
合する前とほとんど変化しなかった。しかし、搬送性は
著しく改善されていた。また、粉体塗料を30℃で6ヵ
月貯蔵し、粉体の凝集状態を目視で評価しところ、粉体
の凝集が全くなく、貯蔵時のブロッキング性にも優れて
いた。一方、実施例4の粉体塗料について、同様にして
ブロッキング性を評価したところ、粉体の凝集がほとん
どなかった。
【0039】実施例7 市販のポリエステル粉体塗料(P−100、日本ペイン
ト社製)を分級の目標値を表1に示す値に設定し、20
0メッシュ(孔径74μm)のタイラー標準ふるいを用
い、気流分級機により表1に示す粒径よりも小さい粒子
を分級除去したこと以外は、実施例1と同様にして粉体
塗料を得た。
【0040】このポリエステル粉体塗料は、塗膜形成用
樹脂である熱硬化性ポリエステル樹脂100重量部に対
して硬化剤としてブロックイソシアネートを17重量部
含み、顔料含有量が粉体塗料の全体重量に対し、40重
量%であった。
【0041】実施例8 市販のハイブリッド粉体塗料(H−100、日本ペイン
ト社製)を分級の目標値を表1に示す値に設定し、20
0メッシュ(孔径74μm)のタイラー標準ふるいを用
い、気流分級機により表1に示す粒径よりも小さい粒子
を分級除去したこと以外は、実施例1と同様にして粉体
塗料を得た。
【0042】このハイブリッド粉体塗料は、塗膜形成用
樹脂としてポリエステル樹脂50重量部とエポキシ樹脂
50重量部とを含み、顔料含有量が粉体塗料の全体重量
に対し40重量%であった。
【0043】実施例9 実施例1で用いた配合に、更に、酸化チタン(CR−5
0、石原産業社製)20重量部を加えた配合であって、
かつ、粒径700μm未満の成分の含有量が40重量%
未満である粉体塗料用原料粒子群をスーパーミキサーで
攪拌混合し、コニーダーで溶融混練し、冷却固化物を粗
粉砕して実施例9の粉体塗料用ペレットを得た。得られ
たペレットを実施例1と同様にして粉砕し、分級の目標
値を表1に示す値に設定し、250メッシュ(孔径61
μm)のタイラー標準ふるいを用い、気流分級機により
表1に示す粒径よりも小さい粒子を分級除去して粉体塗
料を得た。
【0044】実施例10 粒径700μm未満の成分の含有量が40重量%以上で
ある粉体塗料用原料粒子群を用いたこと以外は、実施例
9と同様にして粉体塗料を得た。
【0045】比較例1 気流分級機により表1に示す粒径よりも大きい粒子及び
小さい粒子を分級除去したこと以外は、実施例1と同様
にして粉体塗料を得た。
【0046】比較例2〜3 分級の目標値を表1に示す値に設定し、325メッシュ
のタイラー標準ふるいの代わりに150メッシュのタイ
ラー標準ふるい(孔径104μm)を用い、気流分級機
により表1に示す粒径よりも小さい粒子を分級除去した
こと以外は、実施例1と同様にして粉体塗料を得た。
【0047】比較例4 分級の目標値を表1に示す値に設定し、325メッシュ
のタイラー標準ふるいの代わりに170メッシュのタイ
ラー標準ふるい(孔径88μm)を用い、気流分級機に
より表1に示す粒径よりも小さい粒子を分級除去したこ
と以外は、実施例1と同様にして粉体塗料を得た。
【0048】比較例5 市販のポリエステル粉体塗料(P−100、日本ペイン
ト社製)を分級の目標値を表1に示す値に設定し、15
0メッシュ(孔径104μm)のタイラー標準ふるいを
用い、気流分級機により表1に示す粒径よりも小さい粒
子を分級除去したこと以外は、実施例1と同様にして粉
体塗料を得た。
【0049】このポリエステル粉体塗料は、塗膜形成用
樹脂である熱硬化性ポリエステル樹脂100重量部に対
して硬化剤としてブロックイソシアネートを17重量部
含み、顔料含有量が粉体塗料の全体重量に対し40重量
%であった。
【0050】比較例6 市販のハイブリッド粉体塗料(H−100、日本ペイン
ト社製)を分級の目標値を表1に示す値に設定し、17
0メッシュ(孔径88μm)のタイラー標準ふるいを用
い、気流分級機により表1に示す粒径よりも小さい粒子
を分級除去したこと以外は、実施例1と同様にして粉体
塗料を得た。
【0051】このハイブリッド粉体塗料は、塗膜形成用
樹脂としてポリエステル樹脂50重量部とエポキシ樹脂
50重量部とを含み、顔料含有量が粉体塗料の全体重量
に対し40重量%であった。
【0052】比較例7 実施例1で用いた配合に、更に、酸化チタン(CR−5
0、石原産業社製)20重量部を加えた配合であって、
かつ、粒径700μm未満の成分の含有量が40重量%
未満である粉体塗料用原料粒子群をスーパーミキサーで
攪拌混合し、コニーダーで溶融混練し、冷却固化物を粗
粉砕して粉体塗料用ペレットを得た。得られたペレット
を実施例1と同様にして粉砕し、分級の目標値を表1に
示す値に設定し、150メッシュ(孔径104μm)の
タイラー標準ふるいを用い、気流分級機により表1に示
す粒径よりも小さい粒子を分級除去して粉体塗料を得
た。
【0053】評価 得られた各粉体塗料を、下記の項目について評価した。
結果を表1に示した。 1.粒径、粒径分布の測定 粒径は、粒径測定装置(マイクロトラック−II、リー
ド・アンド・ノースロップ社製)を用いて測定した。得
られた粒径/頻度の結果から、下式により体積平均粒径
と粒径分布標準偏差を求めた。 σ=〔Σ{(D−X)2 F}/ΣF〕1/2 (式中、σは、粒径分布標準偏差、Dは、個々の粒子の
粒径、Xは、体積平均粒径を表す。X=Σ(DF)/Σ
F、Fは、粒子の頻度である。)
【0054】2.外観評価 実施例と比較例の各粉体塗料を静電塗装法により鉄板に
均一に塗布し、140℃×20分の条件で焼き付けて塗
膜を形成した。得られた塗膜の外観は、写像鮮明度測定
器(スガ試験機社製)で測定されたNSIC値(%)で
評価した。NSIC値は、図1に示す光学系を用いて塗
膜表面による反射を介して結像した矩形波パターンの像
をフーリエスペクトル解析することにより求められた。
【0055】図1において、光源1から放射された光
は、コンデンサーレンズ2、パターン3、投影レンズ4
を通って塗装物5の塗装面で反射し、フォトダイオード
アレー6の受光面に結像することで、結像波形を得た。
光源1とフォトダイオードアレー6の受光面とは、塗装
物5の塗装面に対して角度θの位置に配した。
【0056】NSIC値は、形の情報を強調するために
ベースライン強度bを減じた結像波形の、基本周波数ν
0 とその3倍の周波数3ν0 のパワーの平方根の和 {P(ν0 1/2 +P(3ν0 1/2 } を、黒ガラス板についての同様の値 {P(ν0 1/2 +P(3ν0 1/2 B.G. で基準化したもの: NSIC=〔{P(ν0 1/2 +P(3ν0 1/2 }/
{P(ν0 1/2 +P(3ν0 1/2 B.G.〕×100 であり、主として像のゆず肌感(矩形網からの形の歪
み)を代表するものである。
【0057】3.搬送性評価 粉体塗料の塗装システムは、通常、粉体フィーダー(流
動層)からインジェクターを経由してホースにより塗装
ガンに至る。上記塗装システムで粉体塗料を1時間連続
的に搬送した後、インジェクター及びホース内での粉体
塗料の堆積状態を目視し、搬送性を評価した。評価基準
は次のとおりであった。 ◎:粉体が全く堆積しなかった。 ○:粉体がほとんど堆積しなかった。 ×:粉体が堆積してインジェクター又はホースをほとん
ど閉塞した。
【0058】
【表1】
【0059】表1に示された結果から次のことが判明し
た。比較例2と比較例3の粉体塗料は、それぞれ、体積
平均粒径26.5μmと30.5μmであり、従来のク
リアーの粉体塗料に相当し、粒径分布標準偏差が20μ
mを超えるので外観に劣る塗膜を形成した。比較例4の
ものは、体積平均粒径50μmを超えるので、粒径分布
標準偏差20μm以下であっても外観に劣る塗膜を形成
した。比較例1のものは、体積平均粒径9.5μmで粒
径分布標準偏差7.2μmであり、上記公報で提案され
た粉体塗料に相当し、平均粒径20μm未満であるの
で、搬送性に劣っていた。
【0060】実施例1〜6の粉体塗料は、体積平均粒径
20〜50μm、粒径分布標準偏差20μm以下であ
り、搬送性に優れ、NSIC値60%以上の外観に優れ
た塗膜を形成した。粒径分布標準偏差16μm以下の実
施例1は、NSIC値65%以上の高外観塗膜を形成し
た。実施例6の粉体塗料は、実施例4の粉体塗料に比
べ、外観は同じレベルであったが、搬送性が著しく改良
され、また、貯蔵時のブロッキング性にも優れていた。
【0061】比較例5と比較例6の粉体塗料は、粒径分
布標準偏差が20μmを超えるので、従来の顔料を配合
した粉体塗料と同等の外観を有した塗膜を形成した。実
施例7の粉体塗料は、粒径分布標準偏差20μm以下で
あるので、比較例5のものに比べると、外観に優れた塗
膜を形成した。実施例8の粉体塗料は、粒径分布標準偏
差20μm以下であるので、比較例6のものに比べる
と、外観に優れた塗膜を形成した。実施例7と実施例8
の粉体塗料は、実施例1〜6のものとは塗膜形成用樹脂
が異なっているが、粒径分布標準偏差が20μm以下に
なることにより、搬送性を損なわずに外観の向上した塗
膜を形成した。
【0062】比較例7の粉体塗料は、粒径分布標準偏差
が20μmを超えるので、従来の顔料を配合したアクリ
ル粉体塗料と同等の外観を有した塗膜を形成した。実施
例9、実施例10の粉体塗料は、体積平均粒径が20〜
50μmの範囲内であり、粒径分布標準偏差20μm以
下であり、比較例7に比べ、外観に優れた塗膜を形成し
た。また、実施例10は、粒径700μm未満の成分の
含有量が40重量%以上の粉体塗料用原料粒子群からな
り、実施例9に比較し、さらに外観が向上した。
【0063】
【発明の効果】本発明の粉体塗料は、上述の構成よりな
るので、搬送性に優れ、かつ、高外観の塗膜を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗膜の外観評価に用いた装置の光学系の概略
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/03 PNR PNS PNT 133/00 PFW PFX 163/00 PJP 167/00 PKU 201/00 PDC (72)発明者 シャノン リブキ 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗膜形成用樹脂からなり、体積平均粒径
    が20〜50μmであり、粒径分布標準偏差が20μm
    以下であることを特徴とする粉体塗料。
  2. 【請求項2】 塗膜形成用樹脂からなり、体積平均粒径
    が20〜50μmであり、粒径分布標準偏差が16μm
    以下であることを特徴とする粉体塗料。
  3. 【請求項3】 塗膜形成用樹脂からなり、体積平均粒径
    が20〜50μmであり、粒径分布標準偏差が13μm
    以下であることを特徴とする粉体塗料。
  4. 【請求項4】 粉体塗料粒子のうち、最大のものの粒径
    が、90μm以下である請求項1、2又は3記載の粉体
    塗料。
  5. 【請求項5】 粉体塗料粒子のうち、最小のものの粒径
    が、1μm以上である請求項4記載の粉体塗料。
  6. 【請求項6】 塗膜形成用樹脂が、ビニル樹脂、ポリエ
    チレン樹脂及びポリアミド樹脂からなる群より選択され
    た少なくとも1種である請求項1、2又は3記載の粉体
    塗料。
  7. 【請求項7】 塗膜形成用樹脂が、エポキシ樹脂、熱硬
    化性アクリル樹脂、熱硬化性ポリエステル樹脂からなる
    群より選択された少なくとも1種であり、硬化剤及び硬
    化促進剤のうち少なくとも1種を含む請求項1、2又は
    3記載の粉体塗料。
  8. 【請求項8】 硬化剤を、塗膜形成用樹脂100重量部
    に対して5〜80重量部含有し、硬化促進剤を、塗膜形
    成用樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部含有す
    る請求項7記載の粉体塗料。
  9. 【請求項9】 二酸化チタン、べんがら、黄色酸化鉄、
    カーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシア
    ニングリーン及びキナクリドン系赤色顔料からなる群よ
    り選択された少なくとも1種の顔料を含有する請求項
    1、2又は3記載の粉体塗料。
  10. 【請求項10】 顔料を、粉体塗料100重量部に対し
    て1〜80重量部含有する請求項9記載の粉体塗料。
  11. 【請求項11】 粉体塗料粒子が、塗膜形成用樹脂の一
    部分を含む第1の粒子の表面に第2の粒子が複合化され
    てなるものであり、前記第2の粒子が、前記塗膜形成用
    樹脂の残部を含み、かつ、ガラス転移点が50〜150
    ℃のものである請求項1、2又は3記載の粉体塗料。
  12. 【請求項12】 第2の粒子が、体積平均粒径0.00
    1〜10μmのものである請求項11記載の粉体塗料。
  13. 【請求項13】 第2の粒子の含有量が、粉体塗料10
    0重量部に対して0.05〜35重量部である請求項1
    1記載の粉体塗料。
  14. 【請求項14】 第2の粒子が、ビニル樹脂、アクリル
    樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂及びメラミン樹
    脂からなる群より選択された少なくとも1種よりなるも
    のである請求項11記載の粉体塗料。
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