JPH084090Y2 - 汚泥脱水装置 - Google Patents
汚泥脱水装置Info
- Publication number
- JPH084090Y2 JPH084090Y2 JP1989146575U JP14657589U JPH084090Y2 JP H084090 Y2 JPH084090 Y2 JP H084090Y2 JP 1989146575 U JP1989146575 U JP 1989146575U JP 14657589 U JP14657589 U JP 14657589U JP H084090 Y2 JPH084090 Y2 JP H084090Y2
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- JP
- Japan
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- sludge
- cake
- electroosmosis
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- dehydrated
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水処理等により発生する汚泥に直流電圧
を印加し、電気浸透作用により脱水する汚泥脱水装置の
改良に関する。
を印加し、電気浸透作用により脱水する汚泥脱水装置の
改良に関する。
一般に、下水処理,産業排水処理等により発生した汚
泥は、汚泥脱水装置で脱水された後、埋め立て,焼却,
コンポスト等にして処分されている。
泥は、汚泥脱水装置で脱水された後、埋め立て,焼却,
コンポスト等にして処分されている。
そして、汚泥脱水装置としては、例えば、特開昭60-2
5597号公報が知られている。
5597号公報が知られている。
第9図は、この種の汚泥脱水装置を示すもので、符号
1はベルトプレス部を示している。当該ベルトプレス部
1は、汚泥凝集槽3内で高分子凝集剤と撹拌され、重力
脱水部5で脱水された汚泥を挟み込む二枚の濾布7と、
その二枚の濾布7を加圧する複数のローラ9とから構成
されている。又、符号11は電気浸透部を示し、当該電気
浸透部11は、多数の上側スラットに陽電極を設けた上側
スラットコンベヤ13と、多数の下側スラットに陰電極を
設けた下側スラットコンベヤ15とから構成されており、
上側スラットコンベヤ13の下部と下側スラットコンベヤ
15の上部との間に、上記ベルトプレス部1で加圧脱水さ
れた汚泥からなる脱水ケーキの通路17が形成されてい
る。更に、当該電気浸透部11は、上記上側スラットコン
ベヤ13と下側スラットコンベヤ15との間に通路17の入口
側から出口側に向けて順次一定となる電圧を印加する電
圧印加機構18が配置されると共に、同様に通路17の入口
側から出口側に向けて順次狭める加圧機構19が配置され
ている。
1はベルトプレス部を示している。当該ベルトプレス部
1は、汚泥凝集槽3内で高分子凝集剤と撹拌され、重力
脱水部5で脱水された汚泥を挟み込む二枚の濾布7と、
その二枚の濾布7を加圧する複数のローラ9とから構成
されている。又、符号11は電気浸透部を示し、当該電気
浸透部11は、多数の上側スラットに陽電極を設けた上側
スラットコンベヤ13と、多数の下側スラットに陰電極を
設けた下側スラットコンベヤ15とから構成されており、
上側スラットコンベヤ13の下部と下側スラットコンベヤ
15の上部との間に、上記ベルトプレス部1で加圧脱水さ
れた汚泥からなる脱水ケーキの通路17が形成されてい
る。更に、当該電気浸透部11は、上記上側スラットコン
ベヤ13と下側スラットコンベヤ15との間に通路17の入口
側から出口側に向けて順次一定となる電圧を印加する電
圧印加機構18が配置されると共に、同様に通路17の入口
側から出口側に向けて順次狭める加圧機構19が配置され
ている。
このような汚泥脱水装置によれば、汚泥凝集槽3内で
高分子凝集剤と汚泥が撹拌され、重力脱水部5に送られ
脱水されて高濃度の汚泥とされる。そして、この汚泥が
ベルトプレス部1の二枚の濾布7で挟み込まれローラ9
で加圧脱水されて脱水ケーキが形成される。更に、この
脱水ケーキが電気浸透部11の上側スラットコンベヤ13と
下側スラットコンベヤ15との間の通路17に送られて、当
該通路17を通過する際に加圧機構19により加圧されると
共に、電圧印加機構18によって電圧が印加されて電気浸
透作用により脱水ケーキが脱水されている。
高分子凝集剤と汚泥が撹拌され、重力脱水部5に送られ
脱水されて高濃度の汚泥とされる。そして、この汚泥が
ベルトプレス部1の二枚の濾布7で挟み込まれローラ9
で加圧脱水されて脱水ケーキが形成される。更に、この
脱水ケーキが電気浸透部11の上側スラットコンベヤ13と
下側スラットコンベヤ15との間の通路17に送られて、当
該通路17を通過する際に加圧機構19により加圧されると
共に、電圧印加機構18によって電圧が印加されて電気浸
透作用により脱水ケーキが脱水されている。
然し乍ら、斯かる従来例にあっては、重力脱水部5で
脱水され、且つベルトプレス部1で加圧脱水されて略シ
ート状に形成された脱水ケーキが電気浸透部11の下側の
スラットコンベヤ15の上部に送られて落とされた際に、
落とされた脱水ケーキの一部が潰れて、その潰れた部分
とシート状の部分とに大きさや厚み等の違いが生じる。
そして、その状態のまま電気浸透部11で加圧され、且つ
電圧が印加されるので、加圧状態及び電気浸透性にバラ
ツキが生じて脱水ケーキが均一に脱水されない虞があっ
た。
脱水され、且つベルトプレス部1で加圧脱水されて略シ
ート状に形成された脱水ケーキが電気浸透部11の下側の
スラットコンベヤ15の上部に送られて落とされた際に、
落とされた脱水ケーキの一部が潰れて、その潰れた部分
とシート状の部分とに大きさや厚み等の違いが生じる。
そして、その状態のまま電気浸透部11で加圧され、且つ
電圧が印加されるので、加圧状態及び電気浸透性にバラ
ツキが生じて脱水ケーキが均一に脱水されない虞があっ
た。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、脱水ケ
ーキの大きさや厚みの違いを生じさせず、電気浸透部に
於いて均一な脱水効果が得られる汚泥脱水装置を提供す
ることを目的とする。
ーキの大きさや厚みの違いを生じさせず、電気浸透部に
於いて均一な脱水効果が得られる汚泥脱水装置を提供す
ることを目的とする。
斯かる目的を達成するために、請求項1に係る考案
は、汚泥が脱水される重力脱水部及び二枚の濾布で汚泥
を挟み込みローラで加圧脱水するベルトプレス部と、上
側スラットコンベヤに装着される多数の上側スラットに
陽電極を設けると共に下側スラッドコンベヤに装着され
る多数の下側スラットに陰電極を設け、前記上側スラッ
トコンベヤの下部と前記下側スラットコンベヤの上部と
の間を流通する汚泥を前記上側,下側スラットにより押
圧し、直流電圧を印加して電気浸透作用により脱水する
電気浸透部とからなる汚泥脱水装置に於いて、前記ベル
トプレス部と前記電気浸透部との間に、ベルトプレス部
で脱水された汚泥を切り刻む裁断手段を有し、且つ切り
刻んだ汚泥を電気浸透部の下側スラットコンベヤの上部
に均等に案内する開口部を有するケーキシュートを設け
たものである。
は、汚泥が脱水される重力脱水部及び二枚の濾布で汚泥
を挟み込みローラで加圧脱水するベルトプレス部と、上
側スラットコンベヤに装着される多数の上側スラットに
陽電極を設けると共に下側スラッドコンベヤに装着され
る多数の下側スラットに陰電極を設け、前記上側スラッ
トコンベヤの下部と前記下側スラットコンベヤの上部と
の間を流通する汚泥を前記上側,下側スラットにより押
圧し、直流電圧を印加して電気浸透作用により脱水する
電気浸透部とからなる汚泥脱水装置に於いて、前記ベル
トプレス部と前記電気浸透部との間に、ベルトプレス部
で脱水された汚泥を切り刻む裁断手段を有し、且つ切り
刻んだ汚泥を電気浸透部の下側スラットコンベヤの上部
に均等に案内する開口部を有するケーキシュートを設け
たものである。
又、請求項2に係る考案は、上記裁断手段をケーキシ
ュート上方に位置する回転軸と、当該回転軸に軸方向へ
所定間隔で複数配置される円板と、当該円板の側面に所
定間隔を開け取り付けられる複数の半円板状の切刃と、
当該半円板状の切刃の所定間隔に、複数配置された円板
間の全長に亘り取り付けられる複数の板状の切刃とで構
成したものである。
ュート上方に位置する回転軸と、当該回転軸に軸方向へ
所定間隔で複数配置される円板と、当該円板の側面に所
定間隔を開け取り付けられる複数の半円板状の切刃と、
当該半円板状の切刃の所定間隔に、複数配置された円板
間の全長に亘り取り付けられる複数の板状の切刃とで構
成したものである。
請求項1に係る考案によれば、重力脱水部で脱水さ
れ、更に、ベルトプレス部で加圧脱水され形成された脱
水ケーキが、ベルトプレス部と電気浸透部との間に配置
されたケーキシュートに送られる。そして、ケーキシュ
ートは上部に配置した裁断手段によって脱水ケーキを所
定の大きさに切断し、更に、その脱水ケーキを下部に設
けた開口部へ案内する。そして、当該開口部から脱水ケ
ーキを電気浸透部の下側スラットコンベヤの上部に略均
等に案内することができる。
れ、更に、ベルトプレス部で加圧脱水され形成された脱
水ケーキが、ベルトプレス部と電気浸透部との間に配置
されたケーキシュートに送られる。そして、ケーキシュ
ートは上部に配置した裁断手段によって脱水ケーキを所
定の大きさに切断し、更に、その脱水ケーキを下部に設
けた開口部へ案内する。そして、当該開口部から脱水ケ
ーキを電気浸透部の下側スラットコンベヤの上部に略均
等に案内することができる。
請求項2に係る考案によれば、上部に配置した半円板
状の切刃と板状の切刃を回転させることによって脱水ケ
ーキを縦横に切り刻んで短冊状にすることができる。
状の切刃と板状の切刃を回転させることによって脱水ケ
ーキを縦横に切り刻んで短冊状にすることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。尚、上記従来例と同一要素は同一符号を付してそれ
らの構造説明は省略する。
る。尚、上記従来例と同一要素は同一符号を付してそれ
らの構造説明は省略する。
第1図に於いて、符号20は本実施例に係る汚泥脱水装
置のケーキシュートで、当該ケーキシュート20は、第2
図及び第3図に示すように上方と下方に夫々開口部21a,
21bを形成するケーキシュート本体21と、当該ケーキシ
ュート本体21の上方開口部21aに取り付けられる断面コ
字状のケーキガイド板23と、ケーキシュート本体21の下
方開口部21bに取り付けられる断面コ字状のケーキ調整
板25と、ケーキシュート本体21の上方開口部21aの入口
に位置し、複数の刃を有するケーキカッタ27とから構成
されている。
置のケーキシュートで、当該ケーキシュート20は、第2
図及び第3図に示すように上方と下方に夫々開口部21a,
21bを形成するケーキシュート本体21と、当該ケーキシ
ュート本体21の上方開口部21aに取り付けられる断面コ
字状のケーキガイド板23と、ケーキシュート本体21の下
方開口部21bに取り付けられる断面コ字状のケーキ調整
板25と、ケーキシュート本体21の上方開口部21aの入口
に位置し、複数の刃を有するケーキカッタ27とから構成
されている。
上記ケーキシュート本体21は、第2図の如く上方開口
部21aから下方開口部21bの所定の範囲に亘り幅が順次狭
められており、下方開口部21bは上方開口部21bよりも狭
く形成されている。そして、上方開口部21aに取り付け
られるケーキガイド板23は、その下方近傍が複数の蝶番
29でケーキシュート本体21の開口部21aの開放側面21cに
取り付けられると共に、第3図の如く複数のフック31の
螺着された上方近傍が、ケーキシュート本体21の他方の
側面21dに螺着されたフック31に引張スプリング33を介
して掛止されており、当該ケーキガイド板23の上方が上
記蝶番29を回転中心として引張スプリング33のバネ力で
ケーキシュート本体21の内側へ引っ張られるようになっ
ている。更に、下方開口部21bに取り付けられるケーキ
調整板25は、その上端が上記ケーキガイド板23と同様、
ケーキシュート本体21の開口部21bの開放側面21cに複数
の蝶番29で取り付けられており、当該蝶番29を回転中心
としてケーキシュート本体21に螺着されたネジ部材34に
よって開口部21bの出口の広さを調節できるようになっ
ている。更に、下方開口部21bの下端には、スライドゲ
ート35が取り付けられており、その下端がケーキシュー
ト本体21の側面21dの外側へ突出している。
部21aから下方開口部21bの所定の範囲に亘り幅が順次狭
められており、下方開口部21bは上方開口部21bよりも狭
く形成されている。そして、上方開口部21aに取り付け
られるケーキガイド板23は、その下方近傍が複数の蝶番
29でケーキシュート本体21の開口部21aの開放側面21cに
取り付けられると共に、第3図の如く複数のフック31の
螺着された上方近傍が、ケーキシュート本体21の他方の
側面21dに螺着されたフック31に引張スプリング33を介
して掛止されており、当該ケーキガイド板23の上方が上
記蝶番29を回転中心として引張スプリング33のバネ力で
ケーキシュート本体21の内側へ引っ張られるようになっ
ている。更に、下方開口部21bに取り付けられるケーキ
調整板25は、その上端が上記ケーキガイド板23と同様、
ケーキシュート本体21の開口部21bの開放側面21cに複数
の蝶番29で取り付けられており、当該蝶番29を回転中心
としてケーキシュート本体21に螺着されたネジ部材34に
よって開口部21bの出口の広さを調節できるようになっ
ている。更に、下方開口部21bの下端には、スライドゲ
ート35が取り付けられており、その下端がケーキシュー
ト本体21の側面21dの外側へ突出している。
又、上記ケーキカッタ27は、第4図乃至第7図に示す
ように所定の長さを有する丸棒の軸37に所定の径を有す
る円板39が所定の間隔を開けて複数取り付けられてい
る。更に、第6図の如く所定の径を有する半円板状の刃
41が上記各円板39の側面に2枚づつボルト,ナット等で
取り付けられている。そして、各円板39に取り付けられ
た半円板状の刃41と刃41との隙間には、所定の間隔を開
けて取り付けられた円板39間の全長に亘る長さを有する
長方形の刃43が溶接等によって取り付けられている。そ
して、当該ケーキカッタ27の軸37の両端が支持部材に取
り付けられたピロー型ユニット(図示せず)によって保
持され、更に、軸37の一端近傍には、スプロケット(図
示せず)等が取り付けられてチェーンで回転されること
によって当該ケーキカッタ27が回転するようになってい
る。
ように所定の長さを有する丸棒の軸37に所定の径を有す
る円板39が所定の間隔を開けて複数取り付けられてい
る。更に、第6図の如く所定の径を有する半円板状の刃
41が上記各円板39の側面に2枚づつボルト,ナット等で
取り付けられている。そして、各円板39に取り付けられ
た半円板状の刃41と刃41との隙間には、所定の間隔を開
けて取り付けられた円板39間の全長に亘る長さを有する
長方形の刃43が溶接等によって取り付けられている。そ
して、当該ケーキカッタ27の軸37の両端が支持部材に取
り付けられたピロー型ユニット(図示せず)によって保
持され、更に、軸37の一端近傍には、スプロケット(図
示せず)等が取り付けられてチェーンで回転されること
によって当該ケーキカッタ27が回転するようになってい
る。
而して、本実施例は、上記ケーキシュート20を第1図
の如くベルトプレス部1の下部と、電気浸透部11の通路
17入口側の下側スラットコンベヤ15の上部との間に配置
したもので、ベルトプレス部1で脱水されてケーキシュ
ート20の上方開口部21aに送られてきた脱水ケーキを、
第8図に示すようにケーキカッタ27が回転することによ
って半円板状の刃41が縦方向に切り、長方形の刃43が横
方向に切って短冊状に切り刻むようになっている。又、
この時、ベルトプレス部1からの脱水ケーキを受け止め
るケーキガイド板23は、蝶番29によって脱水ケーキの厚
み等に応じて回動できると共に、引張スプリング33によ
って常にケーキカッタ27側へ引っ張られているので、脱
水ケーキをケーキカッタ27へ押し当て切り易くするよう
になっている。
の如くベルトプレス部1の下部と、電気浸透部11の通路
17入口側の下側スラットコンベヤ15の上部との間に配置
したもので、ベルトプレス部1で脱水されてケーキシュ
ート20の上方開口部21aに送られてきた脱水ケーキを、
第8図に示すようにケーキカッタ27が回転することによ
って半円板状の刃41が縦方向に切り、長方形の刃43が横
方向に切って短冊状に切り刻むようになっている。又、
この時、ベルトプレス部1からの脱水ケーキを受け止め
るケーキガイド板23は、蝶番29によって脱水ケーキの厚
み等に応じて回動できると共に、引張スプリング33によ
って常にケーキカッタ27側へ引っ張られているので、脱
水ケーキをケーキカッタ27へ押し当て切り易くするよう
になっている。
そして、端材状に切り刻まれた脱水ケーキは、ケーキ
シュート20内を下方に落ちケーキ調整板25を滑って、当
該ケーキ調整板25で狭められたケーキシュート20の下方
開口部21bから電気浸透部11の下側スラットコンベヤ15
の上部に案内される。更に、下方開口部21bがスライド
ゲート35によって下側スラットコンベヤ15の進行方向に
向けて順次狭められているので、短冊状の脱水ケーキは
下側スラットコンベヤ15の上部で均等に均されて、電気
浸透部11へ送られるようになっている。
シュート20内を下方に落ちケーキ調整板25を滑って、当
該ケーキ調整板25で狭められたケーキシュート20の下方
開口部21bから電気浸透部11の下側スラットコンベヤ15
の上部に案内される。更に、下方開口部21bがスライド
ゲート35によって下側スラットコンベヤ15の進行方向に
向けて順次狭められているので、短冊状の脱水ケーキは
下側スラットコンベヤ15の上部で均等に均されて、電気
浸透部11へ送られるようになっている。
本実施例はこのように構成されているので、ベルトプ
レス部1で加圧脱水され形成された脱水ケーキをケーキ
シュート20の上方開口部21aに配置したケーキカッタ27
によって縦横に切り刻み短冊状にすると共に、その短冊
状の脱水ケーキをケーキシュート20の下方開口部21bの
ケーキ調整板25を滑らせて電気浸透部11の通路17入口側
の下側スラットコンベヤ15の上部に案内し、更に、下側
スラットコンベヤ15の上部にケーキシュート20の下方開
口部21bに取り付けられたスライドゲート35で均等に均
して電気浸透部11に於ける脱水ケーキを均一に脱水する
こととなる。
レス部1で加圧脱水され形成された脱水ケーキをケーキ
シュート20の上方開口部21aに配置したケーキカッタ27
によって縦横に切り刻み短冊状にすると共に、その短冊
状の脱水ケーキをケーキシュート20の下方開口部21bの
ケーキ調整板25を滑らせて電気浸透部11の通路17入口側
の下側スラットコンベヤ15の上部に案内し、更に、下側
スラットコンベヤ15の上部にケーキシュート20の下方開
口部21bに取り付けられたスライドゲート35で均等に均
して電気浸透部11に於ける脱水ケーキを均一に脱水する
こととなる。
従って、本実施例によれば、電気浸透部11に於ける加
圧及び電圧の印加が脱水ケーキに均一に行なえるので、
電気浸透性及び脱水効果の向上が図れることとなる。
圧及び電圧の印加が脱水ケーキに均一に行なえるので、
電気浸透性及び脱水効果の向上が図れることとなる。
以上述べた様に、請求項1に係る考案は、汚泥が脱水
される重力脱水部及び二枚の濾布で汚泥を挟み込みロー
ラで加圧脱水するベルトプレス部と、上側スラットコン
ベヤに装着される多数の上側スラットに陽電極を設ける
と共に下側スラットコンベヤに装着される多数の下側ス
ラットに陰電極を設け、前記上側スラットコンベヤの下
部と前記下側スラットコンベヤの上部との間を流通する
汚泥を前記上側,下側スラットにより押圧し、直流電圧
を印加して電気浸透作用により脱水する電気浸透部とか
らなる汚泥脱水装置に於いて、前記ベルトプレス部と前
記電気浸透部との間に、ベルトプレス部で脱水された汚
泥を切り刻む裁断手段を有し、且つ切り刻んだ汚泥を電
気浸透部の下側スラットコンベヤの上部に均等に案内す
る開口部を有するケーキシュートを設けたものであるか
ら、ベルトプレス部から送られてくるシート状の脱水ケ
ーキを裁断手段が所定の大きさに切断し、切断された多
数の脱水ケーキを均等に開口部から下側スラットコンベ
ヤへ送りだすことができる為、電気浸透部に於ける加圧
及び電圧の印加が脱水ケーキに均一に行なえるので、電
気浸透性及び脱水効果の向上が図れることとなる。
される重力脱水部及び二枚の濾布で汚泥を挟み込みロー
ラで加圧脱水するベルトプレス部と、上側スラットコン
ベヤに装着される多数の上側スラットに陽電極を設ける
と共に下側スラットコンベヤに装着される多数の下側ス
ラットに陰電極を設け、前記上側スラットコンベヤの下
部と前記下側スラットコンベヤの上部との間を流通する
汚泥を前記上側,下側スラットにより押圧し、直流電圧
を印加して電気浸透作用により脱水する電気浸透部とか
らなる汚泥脱水装置に於いて、前記ベルトプレス部と前
記電気浸透部との間に、ベルトプレス部で脱水された汚
泥を切り刻む裁断手段を有し、且つ切り刻んだ汚泥を電
気浸透部の下側スラットコンベヤの上部に均等に案内す
る開口部を有するケーキシュートを設けたものであるか
ら、ベルトプレス部から送られてくるシート状の脱水ケ
ーキを裁断手段が所定の大きさに切断し、切断された多
数の脱水ケーキを均等に開口部から下側スラットコンベ
ヤへ送りだすことができる為、電気浸透部に於ける加圧
及び電圧の印加が脱水ケーキに均一に行なえるので、電
気浸透性及び脱水効果の向上が図れることとなる。
又、請求項2に係る考案は、上記裁断手段をケーキシ
ュート上方に位置する回転軸と、当該回転軸に軸方向へ
所定間隔で複数配置される円板と、当該円板の側面に所
定間隔を開け取り付けられる複数の半円板状の切刃と、
当該半円板状の切刃の所定間隔に、複数配置された円板
間の全長に亘り取り付けられる複数の板状の切刃とで構
成したものであるから、脱水ケーキを所定の大きさの短
冊状に切断して、均一に開口部に向かって送ることがで
きる。
ュート上方に位置する回転軸と、当該回転軸に軸方向へ
所定間隔で複数配置される円板と、当該円板の側面に所
定間隔を開け取り付けられる複数の半円板状の切刃と、
当該半円板状の切刃の所定間隔に、複数配置された円板
間の全長に亘り取り付けられる複数の板状の切刃とで構
成したものであるから、脱水ケーキを所定の大きさの短
冊状に切断して、均一に開口部に向かって送ることがで
きる。
1……ベルトプレス部 5……重力脱水部 7……濾布 9……ローラ 11……電気浸透部 13……上側スラットコンベヤ 15……下側スラットコンベヤ 20……ケーキシュート 21b……下方開口部 27……ケーキカッタ。
Claims (2)
- 【請求項1】汚泥が脱水される重力脱水部及び二枚の濾
布で汚泥を挟み込みローラで加圧脱水するベルトプレス
部と、上側スラットコンベヤに装着される多数の上側ス
ラットに陽電極を設けると共に下側スッドコンベヤに装
着される多数の下側スラットに陰電極を設け、前記上側
スラットコンベヤの下部と前記下側スラットコンベヤの
上部との間を流通する汚泥を前記上側,下側スラットに
より押圧し、直流電圧を印加して電気浸透作用により脱
水する電気浸透部とからなる汚泥脱水装置に於いて、前
記ベルトプレス部と前記電気浸透部との間に、ベルトプ
レス部で脱水された汚泥を切り刻む裁断手段を有し、且
つ切り刻んだ汚泥を電気浸透部の下側スラットコンベヤ
の上部に均等に案内する間口部を有するケーキシュート
を設けたことを特徴とする汚泥脱水装置。 - 【請求項2】上記裁断手段は、ケーキシュート上方に位
置する回転軸と、当該回転軸に軸方向へ所定間隔で複数
配置される円板と、当該円板の側面に所定間隔を開け取
り付けられる複数の半円板状の切刃と、当該半円板状の
切刃の所定間隔に、複数配置された円板間の全長に亘り
取り付けられる複数の板状の切刃とからなることを特徴
とする請求項1記載の汚泥脱水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989146575U JPH084090Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 汚泥脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989146575U JPH084090Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 汚泥脱水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386032U JPH0386032U (ja) | 1991-08-30 |
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