JPS5919595Y2 - 脱水装置 - Google Patents
脱水装置Info
- Publication number
- JPS5919595Y2 JPS5919595Y2 JP1980030257U JP3025780U JPS5919595Y2 JP S5919595 Y2 JPS5919595 Y2 JP S5919595Y2 JP 1980030257 U JP1980030257 U JP 1980030257U JP 3025780 U JP3025780 U JP 3025780U JP S5919595 Y2 JPS5919595 Y2 JP S5919595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dehydrated cake
- dehydrator
- take
- filter cloth
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、被処理物を無端帯状ろ布により挟圧脱水する
べく構威した脱水装置に関する。
べく構威した脱水装置に関する。
上記装置では、ローラの撓み等、構造上の制約があって
ろ布の横幅を大にできず、単位時間当りの処理量に限界
があり、単位時間当りに大容量の被処理物を処理する場
合、脱水装置を構成するに、上述のような脱水機を複数
個設ける必要があった。
ろ布の横幅を大にできず、単位時間当りの処理量に限界
があり、単位時間当りに大容量の被処理物を処理する場
合、脱水装置を構成するに、上述のような脱水機を複数
個設ける必要があった。
ところが、従来では、上記脱水機を平面的に並設してお
り、そのスペースが平面的に大となっていた。
り、そのスペースが平面的に大となっていた。
そこで、実開昭５３−２２２７０号公報で示される様に
、脱水機を上下方向に並設することが考えられたが、こ
れは、上段の脱水機からの脱水ケーキが下段の脱水機の
終端側下方に設けられたコンベアに排出されるためには
、そのまま落下させると落差が大きくなりすぎて、飛散
が大きくなり、そのために、脱水ケーキはパイプによっ
てコンベア上に送り込まれ、パイプ内に脱水ケーキが詰
まるというトラブルが発生し、脱水ケーキ取出しに支障
をきたすものであった。
、脱水機を上下方向に並設することが考えられたが、こ
れは、上段の脱水機からの脱水ケーキが下段の脱水機の
終端側下方に設けられたコンベアに排出されるためには
、そのまま落下させると落差が大きくなりすぎて、飛散
が大きくなり、そのために、脱水ケーキはパイプによっ
てコンベア上に送り込まれ、パイプ内に脱水ケーキが詰
まるというトラブルが発生し、脱水ケーキ取出しに支障
をきたすものであった。
本考案は、上記の点に鑑み、複数の脱水機を平面的にコ
ンパクトに配設できるようにすると共に、脱水ケーキの
取出しに支障をきたす事無く、上下方向においてもコン
パクトに配設できるようにする事を目的とする。
ンパクトに配設できるようにすると共に、脱水ケーキの
取出しに支障をきたす事無く、上下方向においてもコン
パクトに配設できるようにする事を目的とする。
次に、本考案実施例を図面に基いて詳述する。
汚泥等の被処理物を供給貯留する貯留槽１に、ポンプ２
を介装した管路Ｒ１を接続してなる被処理物供給装置３
、及び、凝集剤貯留槽４に、容量可変型ポンプ５を介装
した管路Ｒ２を接続してなる凝集剤混入装置６を設け、
同装置３，６夫々からの被処理物及び凝集剤を、夫々に
付設のロータノ混和機７に供給して凝集混和させた後、
上下方向二段に並設したベルトプレス型脱水機８，８に
供給するべく構威してあり、もって、し尿や都市下水あ
るいは産業廃水等、各種水処理システムに組込んで、そ
こで発生する汚泥等の被処理物を脱水処理すべく脱水装
置を構威しである。
を介装した管路Ｒ１を接続してなる被処理物供給装置３
、及び、凝集剤貯留槽４に、容量可変型ポンプ５を介装
した管路Ｒ２を接続してなる凝集剤混入装置６を設け、
同装置３，６夫々からの被処理物及び凝集剤を、夫々に
付設のロータノ混和機７に供給して凝集混和させた後、
上下方向二段に並設したベルトプレス型脱水機８，８に
供給するべく構威してあり、もって、し尿や都市下水あ
るいは産業廃水等、各種水処理システムに組込んで、そ
こで発生する汚泥等の被処理物を脱水処理すべく脱水装
置を構威しである。
前記ベルトプレス型脱水機８，８夫々は、無端帯状の第
１回動ろ布９を設け、その第１ろ布９とケース側壁並び
に仕切壁１０との間に、被処理物供給部として混和機７
からの被処理物を供給して水分を自重ろ過させる重力脱
水部１１を形成し、その重力脱水部１１の、ろ右回動方
向下手側に、第１回動ろ布９に載って送り出されてくる
ケーキの厚みを調整する調整具の一例としてのケーキ厚
調整ロール１２を設け、その下手側に、前記第１回動ろ
布９との間に厚みを調整されたケーキを挟圧する第２回
動ろ布１３を設け、直線状経路の轢圧脱水ゾーンＡ、大
径円弧状経路の圧縮脱水ゾーンＢ及び蛇行状経路の剪断
脱水ゾーンＣからなる強制脱水部１４を形成すると共に
、その下手側に脱水ケーキ取出し部１５を形成し、第１
ろ布９の被処理物供給部１１から脱水ケーキ取出し部１
５にわたっての回動に伴い、被処理物を脱水処理してい
くように構成しである。
１回動ろ布９を設け、その第１ろ布９とケース側壁並び
に仕切壁１０との間に、被処理物供給部として混和機７
からの被処理物を供給して水分を自重ろ過させる重力脱
水部１１を形成し、その重力脱水部１１の、ろ右回動方
向下手側に、第１回動ろ布９に載って送り出されてくる
ケーキの厚みを調整する調整具の一例としてのケーキ厚
調整ロール１２を設け、その下手側に、前記第１回動ろ
布９との間に厚みを調整されたケーキを挟圧する第２回
動ろ布１３を設け、直線状経路の轢圧脱水ゾーンＡ、大
径円弧状経路の圧縮脱水ゾーンＢ及び蛇行状経路の剪断
脱水ゾーンＣからなる強制脱水部１４を形成すると共に
、その下手側に脱水ケーキ取出し部１５を形成し、第１
ろ布９の被処理物供給部１１から脱水ケーキ取出し部１
５にわたっての回動に伴い、被処理物を脱水処理してい
くように構成しである。
両脱水機８，８を並設するに、夫々の被処理物供給部１
１及び脱水ケース取出し部１５を、平面視で視で互いに
同じ側に位置する状態で設けてあり、そして、下方の脱
水ケーキ取出し部１５を上方側のものより横側方に延出
して設け、上側の脱水ケーキ取出し部１５からの脱水ケ
ーキを下方側脱水機８の脱水ケーキ取出し部１５の直前
に位置する第１ろ布９上に供給し、両水機８，８からの
脱水ケーキを、下方の脱水ケーキ取出し部１５からその
下方に設けられたコンベア１６に落下供給し、一挙に取
出していくように構成しである。
１及び脱水ケース取出し部１５を、平面視で視で互いに
同じ側に位置する状態で設けてあり、そして、下方の脱
水ケーキ取出し部１５を上方側のものより横側方に延出
して設け、上側の脱水ケーキ取出し部１５からの脱水ケ
ーキを下方側脱水機８の脱水ケーキ取出し部１５の直前
に位置する第１ろ布９上に供給し、両水機８，８からの
脱水ケーキを、下方の脱水ケーキ取出し部１５からその
下方に設けられたコンベア１６に落下供給し、一挙に取
出していくように構成しである。
上側のロータリ混和機７への被処理物及び凝集剤の供給
のための分岐管路夫々に開閉弁■１．■２を介装してあ
り、被処理物量の増減に応じ、上下両脱水機８，８を使
用する状態と下方側の脱水機８のみを使用する状態とに
切換可能に構成しである。
のための分岐管路夫々に開閉弁■１．■２を介装してあ
り、被処理物量の増減に応じ、上下両脱水機８，８を使
用する状態と下方側の脱水機８のみを使用する状態とに
切換可能に構成しである。
尚、本考案は、別途、ろ過により重力脱水処理した後の
被処理物を供給して両ろ布９，１３により挟圧脱水処理
するべく構成するタイプの脱水装置にも適用でき、被処
理物供給部１１として、上述実施例のように重力脱水部
１１に構成する場合に限らず、例えば、流下板等を介し
て流下供給される被処理物を第１ろ布９上に受止めさせ
るべく構成する等、各種の変形が可能である。
被処理物を供給して両ろ布９，１３により挟圧脱水処理
するべく構成するタイプの脱水装置にも適用でき、被処
理物供給部１１として、上述実施例のように重力脱水部
１１に構成する場合に限らず、例えば、流下板等を介し
て流下供給される被処理物を第１ろ布９上に受止めさせ
るべく構成する等、各種の変形が可能である。
又、本考案としては、脱水機８を上下方向に３段以上に
並設するものでも良く、その場合、二段目以上の脱水機
８・・・夫々において、脱水ケーキ取出し部１５からの
脱水ケーキを、その直下方の脱水機８の、脱水ケーキ取
出し部１５直前位置において第２ろ布１３上に受止めさ
せるべく落下供給するように構成すれば良い。
並設するものでも良く、その場合、二段目以上の脱水機
８・・・夫々において、脱水ケーキ取出し部１５からの
脱水ケーキを、その直下方の脱水機８の、脱水ケーキ取
出し部１５直前位置において第２ろ布１３上に受止めさ
せるべく落下供給するように構成すれば良い。
以上要するに、本考案による脱水装置は、被処理物を挟
圧脱水するための無端帯状ろ布９，１３を、被処理物供
給部１１から脱水ケーキ取出し部１５にわたって回動さ
せるべく構成した脱水機８の複数個を、前記被処理物供
給部１１及び脱水ケーキ取出し部１５夫々が平面視で同
じ側に位置する状態で、上下方向に並設し、２段目以上
の前記脱水機８からの脱水ケーキが直下方の脱水機８の
前記脱水ケーキ取出し部１５直前に位置する前記ろ布９
上に供給される状態に前記脱水ケーキ取出し部１５を配
置し、最下方の前記脱水機８の脱水ケーキ取出部１５の
下方にはその脱水機８からの脱水ケーキを受止めるコン
ベア１６を設けである事を特徴とする。
圧脱水するための無端帯状ろ布９，１３を、被処理物供
給部１１から脱水ケーキ取出し部１５にわたって回動さ
せるべく構成した脱水機８の複数個を、前記被処理物供
給部１１及び脱水ケーキ取出し部１５夫々が平面視で同
じ側に位置する状態で、上下方向に並設し、２段目以上
の前記脱水機８からの脱水ケーキが直下方の脱水機８の
前記脱水ケーキ取出し部１５直前に位置する前記ろ布９
上に供給される状態に前記脱水ケーキ取出し部１５を配
置し、最下方の前記脱水機８の脱水ケーキ取出部１５の
下方にはその脱水機８からの脱水ケーキを受止めるコン
ベア１６を設けである事を特徴とする。
つまり、複数個の脱水機８・・・を上下方向に並設する
事により平面方向における配設スペースをコンパクトに
できるに至り、しかも、脱水ケーキ取出し部１５・・・
を合理的に配置し、順次、直下方の脱水機８のろ布９上
に供給し、最終的に最下方の脱水機８からコンベア１６
に供給して脱水ケーキを取出すようにするから、コンベ
ア１６を１個設けるだけで済み、例えば、各別にコンベ
ア１６を設ける場合に比して、構造的に簡略化できると
共に上下方向でのスペースをコンパクトにできるに至り
、又、脱水ケーキ取出し部１５・・・夫々から直接的に
コンベア１６に供給する場合に比して、その落差を小さ
くできて供給に伴う脱水ケーキの飛散を回避でき、全体
として、脱水ケーの取出しに支障をきたす事無く、複数
個の脱水機８・・・を、平面方向及び上下方向いずれに
おいてもスペース的にコンパクトに設けられるに至った
。
事により平面方向における配設スペースをコンパクトに
できるに至り、しかも、脱水ケーキ取出し部１５・・・
を合理的に配置し、順次、直下方の脱水機８のろ布９上
に供給し、最終的に最下方の脱水機８からコンベア１６
に供給して脱水ケーキを取出すようにするから、コンベ
ア１６を１個設けるだけで済み、例えば、各別にコンベ
ア１６を設ける場合に比して、構造的に簡略化できると
共に上下方向でのスペースをコンパクトにできるに至り
、又、脱水ケーキ取出し部１５・・・夫々から直接的に
コンベア１６に供給する場合に比して、その落差を小さ
くできて供給に伴う脱水ケーキの飛散を回避でき、全体
として、脱水ケーの取出しに支障をきたす事無く、複数
個の脱水機８・・・を、平面方向及び上下方向いずれに
おいてもスペース的にコンパクトに設けられるに至った
。
図面は本考案に係る脱水装置の実施例を示す全体概略縦
断面図である。 ９．１３・・・・・・ろ布、１１・・・・・・被処理物
供給部、１５・・・・・・脱水ケーキ取出し部、１６・
・・・・・コンベア。
断面図である。 ９．１３・・・・・・ろ布、１１・・・・・・被処理物
供給部、１５・・・・・・脱水ケーキ取出し部、１６・
・・・・・コンベア。
Claims (1)
- 被処理物を挟圧脱水するための無端帯状ろ布９．１３を
、被処理物供給部１１から脱水ケーキ取出し部１５にわ
たって回動させるべく構威した脱水機８の複数個を、前
記被処理物供給部１１及び脱水ケーキ取出し部１５夫々
が・平面視で同じ側に位置する状態で、上下方向に並設
し、２段目以上の前記脱水機８からの脱水ケーキが直下
方の脱水機８の前記脱水ケーキ取出し部１５直前に位置
する前記ろ布９上に供給される状態に前記脱水ケーキ取
出し部１５を配置し、最下方の前記脱水機８の脱水ケー
キ取出部１５の下方にはその脱水機８からの脱水ケーキ
を受止めるコンベア１６を設けである脱水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980030257U JPS5919595Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980030257U JPS5919595Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 脱水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56133311U JPS56133311U (ja) | 1981-10-09 |
| JPS5919595Y2 true JPS5919595Y2 (ja) | 1984-06-06 |
Family
ID=29626145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980030257U Expired JPS5919595Y2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 脱水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919595Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014188427A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | ベルト型濃縮機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55148229A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-18 | Kuraray Co | Two layered structure processed yarn of extremely fine yarn and method |
| JPS5620624A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-26 | Teijin Ltd | Composite three layered structure yarn having japanese brocade feeling |
-
1980
- 1980-03-07 JP JP1980030257U patent/JPS5919595Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55148229A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-18 | Kuraray Co | Two layered structure processed yarn of extremely fine yarn and method |
| JPS5620624A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-26 | Teijin Ltd | Composite three layered structure yarn having japanese brocade feeling |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56133311U (ja) | 1981-10-09 |
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