JPH0840813A - 昆虫防除装置 - Google Patents
昆虫防除装置Info
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- JPH0840813A JPH0840813A JP7109822A JP10982295A JPH0840813A JP H0840813 A JPH0840813 A JP H0840813A JP 7109822 A JP7109822 A JP 7109822A JP 10982295 A JP10982295 A JP 10982295A JP H0840813 A JPH0840813 A JP H0840813A
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- Japan
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- mixture
- polyether
- pheromones
- elastomer
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N31/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic oxygen or sulfur compounds
- A01N31/08—Oxygen or sulfur directly attached to an aromatic ring system
- A01N31/14—Ethers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
- A01N25/18—Vapour or smoke emitting compositions with delayed or sustained release
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N37/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
- A01N37/06—Unsaturated carboxylic acids or thio analogues thereof; Derivatives thereof
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、(i) 熱可塑性エラストマー、(ii)フ
ェロモン、カイロモンまたはアロモンから選ばれる、昆
虫およびダニの行動に作用する少なくとも 1種の媒介物
質、および(iii) ウンデシレン酸またはその誘導体、を
含む混合物を提供する。 【効果】昆虫およびダニの害に備えて作物を処理するの
に有用である。
ェロモン、カイロモンまたはアロモンから選ばれる、昆
虫およびダニの行動に作用する少なくとも 1種の媒介物
質、および(iii) ウンデシレン酸またはその誘導体、を
含む混合物を提供する。 【効果】昆虫およびダニの害に備えて作物を処理するの
に有用である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、昆虫の防除装置、特に
フェロモンが充填され、それを空中に徐々に拡散させる
熱可塑性樹脂に関するものである。
フェロモンが充填され、それを空中に徐々に拡散させる
熱可塑性樹脂に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】昆虫から作物を保護するためには、非特
異的な方法で昆虫を死滅させることを意図している、広
範囲の作用を有する有機合成薬品の使用を必要としてき
た。必要とされる有機合成薬品の量は大量である。これ
らの合成薬品は環境に対して危険であり、あるもの(DD
T) は禁止されている。
異的な方法で昆虫を死滅させることを意図している、広
範囲の作用を有する有機合成薬品の使用を必要としてき
た。必要とされる有機合成薬品の量は大量である。これ
らの合成薬品は環境に対して危険であり、あるもの(DD
T) は禁止されている。
【０００３】昆虫は、昆虫と昆虫の関係または植物と昆
虫の関係を調整する化学媒介物質により防除できる。こ
れらの化学媒介物質はフェロモン、カイロモンおよびア
ロモンである。昆虫を死滅させる従来の薬品と対照的
に、これらの媒介物質は、例えば、1 ヘクタール当たり
10-20 グラムの処理を2-3 回、または１カ月またはそれ
以上にわたる１ヘクタール当たり毎時数ミリグラムの継
続拡散という非常に少ない量で使用される。本発明はこ
の徐拡散装置に関するものである。
虫の関係を調整する化学媒介物質により防除できる。こ
れらの化学媒介物質はフェロモン、カイロモンおよびア
ロモンである。昆虫を死滅させる従来の薬品と対照的
に、これらの媒介物質は、例えば、1 ヘクタール当たり
10-20 グラムの処理を2-3 回、または１カ月またはそれ
以上にわたる１ヘクタール当たり毎時数ミリグラムの継
続拡散という非常に少ない量で使用される。本発明はこ
の徐拡散装置に関するものである。
【０００４】米国特許第4,734,281 号には、昆虫の性フ
ェロモンを空中に拡散する方法が記載されている。これ
らのフェロモンは、ある種の昆虫の生殖作用を妨げるこ
とによりその行動を変えてしまうものである。液状のこ
れらのフェロモンをポリエチレンの袋の中に入れると、
この袋を通ってフェロモンが拡散し、空中に分散するよ
うになる。実施例１は、２種のフェロモンの混合物 80
mgを充填した、内径 0.8 mm 、外径1.4 mmそして長さ20
0 mmのポリエチレン管を示す。次いで、管の端部を密閉
する。30℃で0.5 m/s の空気の流れにおいて、１日当た
り0.4 および0.5 mgの各フェロモンの拡散が観察され
る。
ェロモンを空中に拡散する方法が記載されている。これ
らのフェロモンは、ある種の昆虫の生殖作用を妨げるこ
とによりその行動を変えてしまうものである。液状のこ
れらのフェロモンをポリエチレンの袋の中に入れると、
この袋を通ってフェロモンが拡散し、空中に分散するよ
うになる。実施例１は、２種のフェロモンの混合物 80
mgを充填した、内径 0.8 mm 、外径1.4 mmそして長さ20
0 mmのポリエチレン管を示す。次いで、管の端部を密閉
する。30℃で0.5 m/s の空気の流れにおいて、１日当た
り0.4 および0.5 mgの各フェロモンの拡散が観察され
る。
【０００５】米国特許第5,142,817 号には、親水性母材
のシートに接着して結合している水不溶性ポリマーのシ
ートで作られたシートまたはストリップが記載されてい
る。この母材はセルロース繊維、ポリエステル、ポリア
セテート、ポリビニルアルコールまたはポリオキシエチ
レングリコールから作ることができる。この母材は、ポ
リオキシエチレングリコールのような可塑剤またはソル
ビトール溶液および生物学的活性物質も含む。これらの
ストリップは木をくるむのに役立つ。生物学的活性物質
が湿気のある大気により放出され、木を保護する役割を
果たす。
のシートに接着して結合している水不溶性ポリマーのシ
ートで作られたシートまたはストリップが記載されてい
る。この母材はセルロース繊維、ポリエステル、ポリア
セテート、ポリビニルアルコールまたはポリオキシエチ
レングリコールから作ることができる。この母材は、ポ
リオキシエチレングリコールのような可塑剤またはソル
ビトール溶液および生物学的活性物質も含む。これらの
ストリップは木をくるむのに役立つ。生物学的活性物質
が湿気のある大気により放出され、木を保護する役割を
果たす。
【０００６】EP367,140 には防虫剤であるp-メンタン-
3,8- ジオール 5-30%を含むエチレンと酢酸ビニルとの
コポリマーが記載されている。このポリマーから顆粒を
作ることができ、顆粒を木の根または家畜の首輪に配置
する。特開昭 63-238001号公報 (特願昭 62-69396 号)
には木の枝の回りに巻き付けるストリップが記載されて
いて、このストリップは殺虫剤とポリエーテルウレタン
またはポリエステルウレタンプレポリマーとの混合物で
被覆された光分解性シートから成るものであった。
3,8- ジオール 5-30%を含むエチレンと酢酸ビニルとの
コポリマーが記載されている。このポリマーから顆粒を
作ることができ、顆粒を木の根または家畜の首輪に配置
する。特開昭 63-238001号公報 (特願昭 62-69396 号)
には木の枝の回りに巻き付けるストリップが記載されて
いて、このストリップは殺虫剤とポリエーテルウレタン
またはポリエステルウレタンプレポリマーとの混合物で
被覆された光分解性シートから成るものであった。
【０００７】特開昭 57-139005号公報 (特願昭 56-2404
2 号) には、フェロモン4-20% を含む結合剤とフェロモ
ンの組成物が記載されている。結合剤はシリコーンまた
はブタジエンスチレンゴム(SBR) である。塩化メチレ
ン、ベンゼン、アルコール等のような溶剤、およびセル
ロース、シリカ、活性炭または炭酸塩のような充填剤も
使用される。この製品はペースト形態である。
2 号) には、フェロモン4-20% を含む結合剤とフェロモ
ンの組成物が記載されている。結合剤はシリコーンまた
はブタジエンスチレンゴム(SBR) である。塩化メチレ
ン、ベンゼン、アルコール等のような溶剤、およびセル
ロース、シリカ、活性炭または炭酸塩のような充填剤も
使用される。この製品はペースト形態である。
【０００８】仏国特許第 2,579,983号には、周囲の空気
中に香水を拡散させる香水充填ポリマーが記載されてい
る。
中に香水を拡散させる香水充填ポリマーが記載されてい
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、ポリ
エチレン容器からの液体フェロモンの拡散が示されてい
る。これらポリエチレン管の製造、これら管へのフェロ
モンの充填、密閉とその後の輸送、さらに作物に対する
その位置づけが煩雑である。4-20% のフェロモンを充填
したペーストからフェロモンを拡散させるためには、か
なりの量の充填剤の運搬と配置が必要となる。さらに、
ペーストからの拡散は、壁面からの液体の拡散のように
均一ではない。
エチレン容器からの液体フェロモンの拡散が示されてい
る。これらポリエチレン管の製造、これら管へのフェロ
モンの充填、密閉とその後の輸送、さらに作物に対する
その位置づけが煩雑である。4-20% のフェロモンを充填
したペーストからフェロモンを拡散させるためには、か
なりの量の充填剤の運搬と配置が必要となる。さらに、
ペーストからの拡散は、壁面からの液体の拡散のように
均一ではない。
【００１０】今回、フェロモンを均一に長期間拡散で
き、多量のフェロモンを備蓄できる素材が発見された。
これらの素材は顆粒、ビーズ、棒状等の形態にすること
ができる。さらに、かかる素材にフェロモンを含浸させ
るのが非常に容易である。
き、多量のフェロモンを備蓄できる素材が発見された。
これらの素材は顆粒、ビーズ、棒状等の形態にすること
ができる。さらに、かかる素材にフェロモンを含浸させ
るのが非常に容易である。
【００１１】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明は(i) ポ
リエーテル単位を有する熱可塑性エラストマー、(ii)フ
ェロモン、カイロモンまたはアロモンから選ばれる、昆
虫およびダニの行動に作用する少なくとも1 種の化学媒
介物質、および(iii) ウンデシレン酸またはその誘導体
を含有する混合物を提供する。
リエーテル単位を有する熱可塑性エラストマー、(ii)フ
ェロモン、カイロモンまたはアロモンから選ばれる、昆
虫およびダニの行動に作用する少なくとも1 種の化学媒
介物質、および(iii) ウンデシレン酸またはその誘導体
を含有する混合物を提供する。
【００１２】熱可塑性エラストマーはポリエーテル単位
およびポリエステル単位を含むことができる。例えば、
それらはポリエーテルブロックおよびポリエステルブロ
ックである。これらの製品は弾性ポリエステルの名前で
知られ、熱可塑性である。ポリエーテルは例えば、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコールまたは
ポリテトラメチレングリコールである。
およびポリエステル単位を含むことができる。例えば、
それらはポリエーテルブロックおよびポリエステルブロ
ックである。これらの製品は弾性ポリエステルの名前で
知られ、熱可塑性である。ポリエーテルは例えば、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコールまたは
ポリテトラメチレングリコールである。
【００１３】これらのポリエーテルの分子量Mnは250-60
00の範囲であり得る。これらのポリエーテルは少なくと
も1 種のジカルボン酸と縮合して弾性ポリエステルの軟
質セグメントを形成する。ポリエステルブロックは例え
ば、少なくとも1 種のジオールと少なくとも1 種のジカ
ルボン酸が縮合して得られる。ジオールはグリコール、
プロパンジオールまたはブタンジオールでありうる。二
酸はテレフタル酸でありうる。これらのブロックは弾性
ポリエステルの硬質セグメントを形成する。
00の範囲であり得る。これらのポリエーテルは少なくと
も1 種のジカルボン酸と縮合して弾性ポリエステルの軟
質セグメントを形成する。ポリエステルブロックは例え
ば、少なくとも1 種のジオールと少なくとも1 種のジカ
ルボン酸が縮合して得られる。ジオールはグリコール、
プロパンジオールまたはブタンジオールでありうる。二
酸はテレフタル酸でありうる。これらのブロックは弾性
ポリエステルの硬質セグメントを形成する。
【００１４】硬質セグメントは、二酸へのジオールの作
用により生じる数個の単位を含むことができる。軟質セ
グメントは、二酸へのポリエーテルの作用により生じる
数個の単位を含むことができる。硬質セグメントと軟質
セグメントはエステル結合により結合している。このよ
うな弾性ポリエステルはEP402,883 および405,227 に記
載されている。
用により生じる数個の単位を含むことができる。軟質セ
グメントは、二酸へのポリエーテルの作用により生じる
数個の単位を含むことができる。硬質セグメントと軟質
セグメントはエステル結合により結合している。このよ
うな弾性ポリエステルはEP402,883 および405,227 に記
載されている。
【００１５】ポリエーテル単位を含む熱可塑性エラスト
マーはコポリエーテルイミドエステルであってもよい。
この軟質セグメントはポリエーテルジアミンとトリカル
ボン酸化合物または１個のカルボキシル基を有するカル
ボン酸無水物（例えば、トリメリト酸無水物）との反応
により形成される。使用するポリエーテルジアミンは平
均分子量600-12000 を有する。これらのポリエーテルジ
アミンはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールまたはポリテトラメチレングリコールから誘導で
きる。
マーはコポリエーテルイミドエステルであってもよい。
この軟質セグメントはポリエーテルジアミンとトリカル
ボン酸化合物または１個のカルボキシル基を有するカル
ボン酸無水物（例えば、トリメリト酸無水物）との反応
により形成される。使用するポリエーテルジアミンは平
均分子量600-12000 を有する。これらのポリエーテルジ
アミンはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールまたはポリテトラメチレングリコールから誘導で
きる。
【００１６】コポリエーテルイミドエステル中のセグメ
ントを形成しているポリエステルブロックは例えば、少
なくとも1 種のジオールと少なくとも1 種のジカルボン
酸との縮合により生じる。ジオールはグリコール、プロ
パンジオールまたはブタンジオールでありうる。二酸は
テレフタル酸でありうる。このようなコポリエーテルイ
ミドエステルはEP402,883 およびEP405,227 に記載され
ている。
ントを形成しているポリエステルブロックは例えば、少
なくとも1 種のジオールと少なくとも1 種のジカルボン
酸との縮合により生じる。ジオールはグリコール、プロ
パンジオールまたはブタンジオールでありうる。二酸は
テレフタル酸でありうる。このようなコポリエーテルイ
ミドエステルはEP402,883 およびEP405,227 に記載され
ている。
【００１７】ポリエーテル単位およびアミド単位を含む
熱可塑性エラストマーに関して、これらの単位は規則的
または不規則に分布していてもよい。アミド単位はジア
ミンと二酸との反応から、またはα, Ω- アミノカルボ
ン酸の縮合により生じるオリゴマーとして集められる。
最も頻繁に使用されるエラストマーはポリアミドブロッ
クおよびポリエーテルブロックを含むものである。ポリ
アミドブロックはラクタムまたはα, Ω- アミノ酸の縮
合、あるいは二酸とジアミンとの反応のいずれかにより
生じるものであってよい。
熱可塑性エラストマーに関して、これらの単位は規則的
または不規則に分布していてもよい。アミド単位はジア
ミンと二酸との反応から、またはα, Ω- アミノカルボ
ン酸の縮合により生じるオリゴマーとして集められる。
最も頻繁に使用されるエラストマーはポリアミドブロッ
クおよびポリエーテルブロックを含むものである。ポリ
アミドブロックはラクタムまたはα, Ω- アミノ酸の縮
合、あるいは二酸とジアミンとの反応のいずれかにより
生じるものであってよい。
【００１８】これらのポリアミドブロックを二酸の存在
下で製造すると、カルボン酸末端基を含むポリアミドブ
ロックが得られる。ポリアミドブロックの分子量Mnは60
0-5000の範囲であり得る。ポリエーテルは例えば、分子
量Mn250-6000のポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールまたはポリテトラメチレングリコールであ
り、そしていくつかのポリエーテルを、例えばポリエー
テルジオールの場合は二酸により、一緒に結合させるこ
とができる。
下で製造すると、カルボン酸末端基を含むポリアミドブ
ロックが得られる。ポリアミドブロックの分子量Mnは60
0-5000の範囲であり得る。ポリエーテルは例えば、分子
量Mn250-6000のポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールまたはポリテトラメチレングリコールであ
り、そしていくつかのポリエーテルを、例えばポリエー
テルジオールの場合は二酸により、一緒に結合させるこ
とができる。
【００１９】ポリアミドブロックおよびポリエーテルブ
ロックを含む他のエラストマーを使用することは本発明
の範囲を逸脱しない。これらの製品はラクタムまたは
α, Ω- アミノ酸、二酸とポリエーテルジオールまたは
ポリエーテルジアミンの反応により製造できる。アミノ
末端基を有するポリアミドブロックをポリエーテル二酸
と縮合させること、および酸末端基を有するポリアミド
ブロックをポリエーテルジアミンと縮合させることも可
能である。
ロックを含む他のエラストマーを使用することは本発明
の範囲を逸脱しない。これらの製品はラクタムまたは
α, Ω- アミノ酸、二酸とポリエーテルジオールまたは
ポリエーテルジアミンの反応により製造できる。アミノ
末端基を有するポリアミドブロックをポリエーテル二酸
と縮合させること、および酸末端基を有するポリアミド
ブロックをポリエーテルジアミンと縮合させることも可
能である。
【００２０】これらのすべての製品は、米国特許第 4,3
31,786号、第4,115,475 号、第4,195,015 号、第4,839,
441 号および第4,864,014 号に記載されている。化学媒
介物質は既知の製品である。ウンデシレン酸の誘導体と
いう用語はここでは、水溶性誘導体および脂溶性誘導体
の両者を意味するものである。このような誘導体は例え
ば C1 -C6、有利には C1 -C3のアルキルエステル、例え
ばメチル、エチルまたはイソプロピルエステルである。
本発明の混合物は、エラストマー100 部当たり90部まで
の化学媒介物質を含有することができる。
31,786号、第4,115,475 号、第4,195,015 号、第4,839,
441 号および第4,864,014 号に記載されている。化学媒
介物質は既知の製品である。ウンデシレン酸の誘導体と
いう用語はここでは、水溶性誘導体および脂溶性誘導体
の両者を意味するものである。このような誘導体は例え
ば C1 -C6、有利には C1 -C3のアルキルエステル、例え
ばメチル、エチルまたはイソプロピルエステルである。
本発明の混合物は、エラストマー100 部当たり90部まで
の化学媒介物質を含有することができる。
【００２１】本発明の組成物は又、エラストマー100 部
当たり90部までのウンデシレン酸またはその誘導体を含
有することもできる。本発明の混合物は顆粒、ビーズ、
または棒状の形態に、そして一般的に作物または栽培地
へ容易に運搬して、そこに分散または配置できる、任意
の形態にすることができる。
当たり90部までのウンデシレン酸またはその誘導体を含
有することもできる。本発明の混合物は顆粒、ビーズ、
または棒状の形態に、そして一般的に作物または栽培地
へ容易に運搬して、そこに分散または配置できる、任意
の形態にすることができる。
【００２２】熱可塑性エラストマーと化学媒介物質の混
合は、媒介物質中または媒介物質を含む溶液中でエラス
トマーを急冷（quenching)することにより実施できる。
この溶液はアルコールを溶剤とするものであってよい。
ウンデシレン酸またはその誘導体をエラストマーに組み
入れることができ、その方法は上記のように行われる。
合は、媒介物質中または媒介物質を含む溶液中でエラス
トマーを急冷（quenching)することにより実施できる。
この溶液はアルコールを溶剤とするものであってよい。
ウンデシレン酸またはその誘導体をエラストマーに組み
入れることができ、その方法は上記のように行われる。
【００２３】好ましくは、ウンデシレン酸またはその誘
導体中に溶解した化学媒介物質の溶液 (以下、溶液とい
う) を調製し、その後この溶液を例えば、仏国特許第
2,697,848号に記載されている方法に従ってエラストマ
ーに組み入れることが可能である。ウンデシレン酸メチ
ルを使用することが好ましい。
導体中に溶解した化学媒介物質の溶液 (以下、溶液とい
う) を調製し、その後この溶液を例えば、仏国特許第
2,697,848号に記載されている方法に従ってエラストマ
ーに組み入れることが可能である。ウンデシレン酸メチ
ルを使用することが好ましい。
【００２４】溶液をエラストマー顆粒と混合してもよ
い。かくして、主混合物を調製し、その後プラスチック
の標準技術に従ってエラストマーに組み入れることが可
能である。この溶液をアルコールで希釈し、その後エラ
ストマーと混合することも可能である。エラストマーの
膨潤が見られ、アルコールが蒸発した後に本発明の製
品、すなわち、エラストマー、化学媒介物質およびウン
デシレン酸またはその誘導体が残る。飽和 C1 -C6アル
コールを使用することが好ましい。
い。かくして、主混合物を調製し、その後プラスチック
の標準技術に従ってエラストマーに組み入れることが可
能である。この溶液をアルコールで希釈し、その後エラ
ストマーと混合することも可能である。エラストマーの
膨潤が見られ、アルコールが蒸発した後に本発明の製
品、すなわち、エラストマー、化学媒介物質およびウン
デシレン酸またはその誘導体が残る。飽和 C1 -C6アル
コールを使用することが好ましい。
【００２５】
【実施例】実施例 1 以下の混合物を調製した: フェロモン 3 g ウンデシレン酸メチル 27 g エラストマー 100 g フェロモンはトウモロコシの柄の穿孔虫のものであり、
一部の成分はキロ・サプレッサリス(CHILO SUPPRESSALI
S)のものに共通である。
一部の成分はキロ・サプレッサリス(CHILO SUPPRESSALI
S)のものに共通である。
【００２６】エラストマーは、エステル官能基により、
OH末端基を含むポリエーテルブロックに結合されたカル
ボン酸末端基を含むポリアミドブロックから形成されて
いる。ポリアミドブロックはラクタム12から、そしてポ
リエーテルブロックはポリテトラメチレングリコールか
ら誘導されたものである。混合物を直径20 mm で長さ15
0 mmの棒状の形態にした。棒を、空気の急激な流れのあ
るトンネルに設置し、拡散したフェロモンの量を測定し
た。拡散量を120 日間測定したところ、値は一定であっ
た。
OH末端基を含むポリエーテルブロックに結合されたカル
ボン酸末端基を含むポリアミドブロックから形成されて
いる。ポリアミドブロックはラクタム12から、そしてポ
リエーテルブロックはポリテトラメチレングリコールか
ら誘導されたものである。混合物を直径20 mm で長さ15
0 mmの棒状の形態にした。棒を、空気の急激な流れのあ
るトンネルに設置し、拡散したフェロモンの量を測定し
た。拡散量を120 日間測定したところ、値は一定であっ
た。
【００２７】実施例 2 実施例 1を別のフェロモン、稲を荒らす生物の1 つであ
るキロ・サプレッサリスからのもので再現した。同様の
結果が得られた。
るキロ・サプレッサリスからのもので再現した。同様の
結果が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギロン ミッシェル フランス国 64000 ポー ル ド バッ キンガム １番地
Claims (5)
- 【請求項 1】 (i) ポリエーテル単位を有する熱可塑性
エラストマー、(ii)フェロモン、カイロモンまたはアロ
モンから選ばれる、昆虫およびダニの行動に作用する少
なくとも1 種の化学媒介物質、および(iii) ウンデシレ
ン酸またはその誘導体、を含有する混合物。 - 【請求項 2】 エラストマーはポリアミドブロックおよ
びポリエーテルブロックを含むことを特徴とする、請求
項1 に記載の混合物。 - 【請求項 3】 ウンデシレン酸の誘導体はウンデシレン
酸メチルであることを特徴とする、請求項1 または2 に
記載の混合物。 - 【請求項 4】 混合物は顆粒または棒状の形態であるこ
とを特徴とする、請求項1 から3 のいずれか一項に記載
の混合物。 - 【請求項 5】 請求項1 から4 のいずれか一項に記載の
混合物を現場へ適用することから成ることを特徴とす
る、作物を食する昆虫およびダニに対してその現場を予
防的または治療的に処置する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9405685A FR2719450B1 (fr) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | Dispositif pour lutter contre les insectes. |
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