JPH0839971A - 香料入りカタログ付き葉書 - Google Patents

香料入りカタログ付き葉書

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JPH0839971A
JPH0839971A JP19359994A JP19359994A JPH0839971A JP H0839971 A JPH0839971 A JP H0839971A JP 19359994 A JP19359994 A JP 19359994A JP 19359994 A JP19359994 A JP 19359994A JP H0839971 A JPH0839971 A JP H0839971A
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JP
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catalog
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sensitive adhesive
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JP19359994A
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English (en)
Inventor
Kazutomi Shigemi
一臣 重見
Keiichi Uko
恵一 宇高
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Toppan Edge Inc
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Toppan Moore Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者の興味を引くとともに、取扱中に香料
が不必要に発散しない香料入りカタログ付き葉書を提供
する。 【構成】 葉書部2とカタログ部3とを切り用ミシン目
4を介して連接してなり、カタログ部3は、剥離可能な
感圧性接着剤7によって剥離可能に接着した重ね合わせ
接着面を有し、この重ね合わせ接着面には商品情報13
や商品写真を印刷するとともに、感圧性接着剤7には、
香料を封入したマイクロカプセル15を混在させてお
り、重ね合わせ接着面を剥離すると、被覆隠蔽されてい
た商品情報13や商品写真を視認することができるとと
もに、マイクロカプセル15が破壊されて香りが発散す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、葉書部とカタログ部と
を切り部を介して連接してなり、前記カタログ部の商品
情報を表示した重ね合わせ接着面を剥離可能に接着する
接着剤に香料を添加した香料入りカタログ付き葉書に関
する。本明細書で添加とは、接着剤の表面、接着剤中、
あるいは接着剤とカタログ部の接触面、の少なくとも何
れか一つに香料が存在する状態をいう。
【0002】
【従来の技術】従来から、香料をマイクロカプセルに封
入してインキに混入し、このインキを用いて前記香料に
対応する花や食品を印刷しておき、利用者が印刷面を爪
等で擦ると、マイクロカプセルが破壊され、印刷された
花や食品の香りが発散する印刷物は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の印刷物
によると、印刷内容を見れば、香りの予想がつくので、
利用者の興味を引くものではなかった。また、取扱中に
印刷面に傷がついて、マイクロカプセルが破壊されて香
りが発散してしまい、利用者が印刷面を爪等で擦っても
香りが発散しないという事態を生ずることもあった。こ
のため、従来の香りを発散する印刷物は利用範囲が限定
され、取扱中に印刷面が擦られたり、傷がつく可能性の
ある用途、例えば各種通知カードや葉書、あるいは商品
のカタログ販売等におけるカタログ類に利用されること
はなかった。本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、利用者の興味を引くとともに、取扱中に香料
が不必要に発散することのない香料入りカタログ付き葉
書を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の香料入りカタログ付き葉書は、葉書部とカタ
ログ部とを切り部を介して連接してなり、前記カタログ
部は、通常では接着せず、一定の条件が与えられると接
着可能となり、接着後には剥離可能な接着剤によって、
剥離可能に接着された重ね合わせ接着面を有し、この重
ね合わせ接着面には商品情報を表示する一方、前記接着
剤には香料を添加したものである。
【0005】上述した構成において、葉書部を商品購入
用の申込葉書とし、また、香料を商品情報として表示さ
れた商品の香りとし、さらには、この香料をマイクロカ
プセルに封入して接着剤に添加すると好適である。
【0006】
【作用】カタログ部の剥離可能な重ね合わせ接着面を剥
離することにより、はじめて、商品情報が露出して視認
可能になるとともに、香りが発散し、利用者の興味をひ
くことになる一方、商品の申込は切り離した葉書により
行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1〜図5は雑
誌等に綴じ込まれる場合の実施例を示し、図1は綴じ込
み前の香料入りカタログ付き葉書の表面側を示す斜視
図、図2はその裏面側を示す斜視図、図3は図1のA−
A線断面図、図4は雑誌に綴じ込んだ状態の斜視図、図
5はカタログ部の重ね合わせ接着面を剥離した状態を示
す斜視図であり、図6〜図8は葉書部とカタログ部に関
する他の実施例をそれぞれ示す断面図、図9〜図12は
カタログ部を往信葉書とし、葉書部を返信葉書として往
復葉書に適用した実施例を示し、図9は往復葉書の返信
葉書表面側を示す斜視図、図10はその裏面側を示す斜
視図、図11は図9のA−A線断面図、図12は往信葉
書の重ね合わせ接着面を剥離した状態を示す平面図であ
る。
【0008】はじめに、本発明の第1実施例を図1〜図
5に基づき説明する。図1〜図3に示すように、香料入
りカタログ付き葉書1は、葉書部2とカタログ部3とが
切り用ミシン目4を境として連接されてなり、前記葉書
部2の前記カタログ部3とは反対側には、切り用ミシン
目5を境として綴じ代6が設けられている。前記カタロ
グ部3は、二つ折りに構成されており、その重ね合わせ
接着面は、印刷あるいは印字が可能で、かつ、通常では
接着せず、一定の圧が加えられると接着可能となり、接
着後に剥離可能な感圧性接着剤7によって、剥離可能に
接着されている。
【0009】上述した感圧性接着剤7としては、例え
ば、感圧性で一旦接着すると再剥離困難な非剥離性の接
着剤基剤に、この接着剤基剤に対して非親和性を示す微
粒状充てん剤を配合してなるものが好適である。前記接
着剤基剤としては、従来用いられている通常の感圧性接
着剤でよいが、特に挙げれば、天然ゴムにスチレンとメ
タクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得られた天
然ゴムラテックスが、耐ブロッキング性、耐熱性、耐摩
耗性等の点で好適である。
【0010】一方、微粒状充てん剤としては、接着剤基
剤との親和力が小さいもの、例えば、酸化亜鉛、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アル
ミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバル
ーン等が用いられる。これらの材料は、単独でも、複数
組み合わせてもよいが、特に、シリカと他の適宜な充て
ん剤との組み合わせが好適である。また、粒径の異なる
2種類以上を組み合わせると、接着剤塗布面を凹凸状に
形成しやすいので、剥離性能が向上する。シリカを添加
すると、接着剤の塗膜を強化しうるとともに、その多孔
質性により、接着剤が表面に付着しやすいので、接着力
や剥離力を調整しやすいという利点がある。また、シリ
コーンオイルを用いているプリンタにより、ノンインパ
クトプリンタ方式で印字した場合でも、シリカがシリコ
ーンオイルを吸収するので、接着剤がシリコーンオイル
により接着しなくなることもない。なお、微粒状充てん
剤の平均粒子径は、10mμm〜30μm、好ましくは
1μm〜20μm、さらに好ましくは2μm〜15μm
の範囲が好適である。
【0011】より具体的な感圧性接着剤7の構成として
は、例えば、天然ゴム100重量部に対し、スチレン2
重量部とメタクリル酸メチル10重量部とをグラフト共
重合させて得られた天然ゴムラテックスを接着剤基剤と
し、これにテルペン樹脂系粘着付与剤5重量部に対し、
平均粒径5μmのシリカゲル20重量部を添加してなる
微粒状充てん剤を加えたものが好適である。この微粒状
充てん剤は、接着剤基剤100重量部に対して微粒状充
てん剤を100〜400重量部、好ましくは130〜3
00重量部、最も好ましくは150〜250重量部の割
合で配合することが望ましい。そして、この感圧性接着
剤7は、グラビア方式、フレキソ方式、ノズル方式、ス
プレー方式等によって、カタログ部3の重ね合わせ面に
塗布することができる。
【0012】図1で明らかなように、葉書部2の表面側
である宛名記載面には、あらかじめ商品の購入申込先で
ある取扱会社の住所、名称である宛名表示8が印刷され
ている。この葉書部2は申込葉書として使用されるもの
で、その裏面側には、図2で明らかなように、「申込
書」なるタイトルの下に品名、数量、サイズを記入する
申込商品記入欄9と、申込者の住所、氏名、電話番号を
記入するとともに捺印する申込者記入欄10が設けられ
ている。
【0013】一方、カタログ部3の表出面には、図1及
び図2で明らかなように、それぞれ説明文11,12が
あらかじめ印刷されている。そして、このカタログ部3
の重ね合わせ接着面には、商品情報13として、商品名
13aとサイズ及び1箱単位毎の価格13bがあらかじ
め印刷され、また、サクランボの商品写真14があらか
じめ印刷されている(図5参照)。これらの印刷は、感
圧性接着剤7を塗布する前に行ってもよいし、塗布した
後に行ってもよい。
【0014】感圧性接着剤7には、商品であるサクラン
ボの香りを有する香料を封入したマイクロカプセル15
が混在している。このマイクロカプセル15は、重ね合
わせする前の前記感圧性接着剤7の表面に分散して塗布
したり、前記感圧性接着剤7中にあらかじめ混合してお
くことにより、接着状態における前記感圧性接着剤7に
混在させることができる。
【0015】感圧性接着剤7を塗布した後に印刷、ある
いは印字を行う場合には、印刷部分、あるいは印字部分
を損傷することなく感圧性接着剤7同士の接触面で剥離
できるとともに、この剥離時にマイクロカプセル15を
破壊するために、次のような条件設定を行う。すなわ
ち、カタログ部3表面と感圧性接着剤7との接着力を
a、感圧性接着剤7同士の接触面での接着力をb、感圧
性接着剤7表面と印刷あるいは印字部分の裏面側との接
着力をc、印刷あるいは印字部分の表面側と重ねられる
感圧性接着剤7表面との接着力をd、マイクロカプセル
15が破壊される力をeとすると、a>b>e及びc>
d>eの関係を満たすことが必要である。
【0016】次に、上述のように構成した香料入りカタ
ログ付き葉書1の使用方法について説明する。この香料
入りカタログ付き葉書1は、当初、図4に示すように、
その綴じ代6において、雑誌16に綴じ込まれている。
なお、綴じ込み対象は雑誌16のほか、単行本、カタロ
グ冊子をはじめとする各種冊子等でもよい。
【0017】利用者は、切り用ミシン目5を破断して香
料入りカタログ付き葉書1を雑誌16から切り取り、説
明文11にしたがってカタログ部3を見開くと、図5状
態となって、商品情報13と商品写真14が視認可能と
なるとともに、マイクロカプセル15が破壊されて、サ
クランボの香りが発散し、利用者の興味を引くものとな
る。商品であるサクランボの購入を希望する利用者は、
申込商品記入欄9に商品名、数量、サイズを記入すると
ともに、申込者記入欄10に申込者である自己の住所、
氏名、電話番号を記入するとともに捺印する。そして、
葉書部2を切り用ミシン目4でカタログ部3から切り離
すと、通常の葉書と同様に投函可能となり、申込葉書と
して使用される。
【0018】続いて、葉書部とカタログ部の構成に関す
る他の実施例を、図6〜図8に基づいて説明する。図6
に示す香料入りカタログ付き葉書21は、葉書部22と
カタログ部23が、切り用ミシン目24を介して連接さ
れた葉書基体22bとカタログ基体22b上にそれぞれ
別体の紙片22a,23aを重ね合わせ接着して構成し
たものである。前記カタログ部23の前記紙片23aは
カタログ基体23bに対して第1実施例の感圧性接着剤
7と同一構成の感圧性接着剤25により剥離可能に接着
される一方、前記葉書部22の前記紙片22aは葉書基
体22bに対して剥離困難に感圧性接着剤26により接
着されている。なお、他の構成及び使用方法は、紙片2
3aを剥離すると、カタログ部23がカタログ基体23
bと前記紙片23aとの2枚の紙片に分離される以外
は、マイクロカプセル15を含め第1実施例と同一であ
るから、対応する構成要素に同一符号を付するに止め、
詳細な説明は省略する。
【0019】本実施例においては、葉書部22とカタロ
グ部23との印刷面が同一高さとなるので、印刷作業が
容易かつ確実になるという利点がある。
【0020】また、図7に示す香料入りカタログ付き葉
書31は、葉書部32とカタログ部33が、第1実施例
のカタログ部3と同様に、いずれも二つ折りされて構成
さたものである。前記カタログ部33は第1実施例の感
圧性接着剤7と同一構成の感圧性接着剤34により剥離
可能に接着される一方、前記葉書部32は剥離困難に感
圧性接着剤35により接着されている。なお、他の構成
及び使用方法は、マイクロカプセル15を含め第1実施
例と同一であるから、対応する構成要素に同一符号を付
するに止め、詳細な説明は省略する。
【0021】本実施例においても、葉書部32とカタロ
グ部33との印刷面が同一高さとなるので、印刷作業が
容易かつ確実になるという利点がある。
【0022】図8に示す香料入りカタログ付き葉書41
は、葉書部42は第1実施例と同一構成であるが、カタ
ログ部43は前記葉書部42と連接されたカタログ基体
43b上に別体の紙片43aを重ね合わせて第1実施例
の感圧性接着剤7と同一構成の感圧性接着剤45により
剥離可能に接着されてなる。なお、他の構成及び使用方
法は、紙片43aを剥離すると、カタログ部43がカタ
ログ基体43bと前記紙片43aとの2枚の紙片に分離
される以外は、はマイクロカプセル15を含め第1実施
例と同一であるから、対応する構成要素に同一符号を付
するに止め、詳細な説明は省略する。
【0023】次に、本発明を往復葉書に適用した実施例
について、図9〜図12に基づき説明する。図9〜図1
1に示すように、香料入りカタログ付き葉書たる往復葉
書51は、葉書部たる返信葉書52とカタログ部たる往
信葉書53とが切り用ミシン目54を境として連接され
てなる。前記往信葉書53は、二つ折りに構成されてお
り、その重ね合わせ接着面は、印刷あるいは印字が可能
で、かつ、通常では接着せず、一定の圧が加えられると
接着可能となり、接着後に剥離可能な感圧性接着剤55
によって、剥離可能に接着されている。なお、この感圧
性接着剤55は、第1実施例の感圧性接着剤7と同一の
構成である。
【0024】図9で明らかなように、返信葉書52の表
面側である宛名記載面には、あらかじめ商品の購入申込
先である取扱会社の住所、名称である返信宛名表示56
が印刷されている。この返信葉書52は申込葉書として
使用されるもので、その裏面側には、図10で明らかな
ように、「申込書」なるタイトルの下に品名、数量、サ
イズを記入する申込商品記入欄57と、申込者の住所、
氏名、電話番号を記入するとともに捺印する申込者記入
欄58が設けられている。
【0025】一方、往信葉書53の表出面には、図9で
明らかなように、返信葉書52の宛名記載面と同一面側
である表面側には、説明文59があらかじめ印刷され、
また、その往信時の宛名記載面である裏面側には、図1
0で明らかなように、葉書の送り先を示す往信宛名表示
60があらかじめ印字されている。そして、この往信葉
書53の重ね合わせ接着面には、商品情報61として、
商品名61aとサイズ及び1箱単位毎の価格61bがあ
らかじめ印刷され、また、リンゴの商品写真62があら
かじめ印刷されている(図12参照)。これらの印刷
は、感圧性接着剤55を塗布する前に行ってもよいし、
塗布した後に行ってもよい。
【0026】図11に示すように、感圧性接着剤55に
は、商品であるリンゴの香りを有する香料を封入したマ
イクロカプセル63が混在している。このマイクロカプ
セル63は、重ね合わせする前の前記感圧性接着剤55
の表面に分散して塗布したり、前記感圧性接着剤55中
にあらかじめ混合しておくことにより、接着状態におけ
る前記感圧性接着剤55に混在させることができる。
【0027】感圧性接着剤55を塗布した後に印刷、あ
るいは印字を行う場合には、印刷部分、あるいは印字部
分を損傷することなく感圧性接着剤55同士の接触面で
剥離できるとともに、この剥離時にマイクロカプセル6
3を破壊するために、第1実施例と同様の条件設定を行
う。すなわち、往信葉書53表面と感圧性接着剤55と
の接着力をa、感圧性接着剤55同士の接触面での接着
力をb、感圧性接着剤55表面と印刷あるいは印字部分
の裏面側との接着力をc、印刷あるいは印字部分の表面
側と重ねられる感圧性接着剤55表面との接着力をd、
マイクロカプセル63が破壊される力をeとすると、a
>b>e及びc>d>eの関係を満たすことが必要であ
る。
【0028】次に、上述のように構成した往復葉書51
の使用方法について説明する。この往復葉書51が郵送
された往信宛名表示60に該当する利用者は、説明文5
9にしたがって往信葉書53を見開くと、図12状態と
なって、商品情報61と商品写真62が視認可能となる
とともに、マイクロカプセル63が破壊されて、リンゴ
の香りが発散し、利用者の興味を引くものとなる。商品
であるリンゴの購入を希望する利用者は、申込商品記入
欄57に商品名、数量、サイズを記入するとともに、申
込者記入欄58に申込者である自己の住所、氏名、電話
番号を記入するとともに捺印する。そして、返信葉書5
2を切り用ミシン目54で往信葉書53から切り離す
と、通常の往復葉書における返信葉書と同様に投函可能
となり、申込葉書として使用される。
【0029】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば商品の通信販売のほか、会員
制クラブやキャッシュカード会社による各種イベントの
通知等にも使用可能である。また、香料はマイクロカプ
セル15,63に封入して、感圧性接着剤7,25,3
4,45,55に混在させるほか、感圧性接着剤7,2
5,34,45,55の重ね合わせ前に表面に直接塗布
し、感圧性接着剤7,25,34,45,55の重ね合
わせによって塗布面がカタログ部3,23,33や往信
葉書53によって被覆保護されるよう構成してもよい。
さらに、重ね合わせ面を剥離可能に接着する接着剤は、
感圧性接着剤7,25,34,45,55に限らず、感
熱性接着剤や再湿性接着剤を用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、重ね合わせ接着面を剥離すると、はじ
めて香りが発散するので、シートや葉書の受取人の興味
を引いて、通知内容の伝達をより効果的に行うことがで
き、また、取扱中には香料が不必要に発散することがな
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における綴じ込み前の香料入りカタ
ログ付き葉書の表面側を示す斜視図。
【図2】同じくその裏面側を示す斜視図。
【図3】同じく図1のA−A線断面図。
【図4】同じく雑誌に綴じ込んだ状態の斜視図。
【図5】同じくカタログ部の重ね合わせ接着面を剥離し
た状態を示す斜視図。
【図6】第2実施例を示す断面図。
【図7】第3実施例を示す断面図。
【図8】第4実施例を示す断面図。
【図9】第5実施例における往復葉書の返信葉書表面側
を示す斜視図。
【図10】同じくその裏面側を示す斜視図。
【図11】同じく図9のA−A線断面図。
【図12】同じく往信用葉書の重ね合わせ接着面を剥離
した状態を示す平面図。
【符号の説明】
1,21,31,41 香料入りカタログ付き葉書 2,22,32,42 葉書部 3,23,33,43 カタログ部 4,5,54 切り用ミシン目 6 綴じ代 7,25,34,45,55 感圧性接着剤 9,57 申込商品記入欄 10,58 申込者記入欄 13,61 商品情報 14,62 商品写真

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 葉書部とカタログ部とを切り部を介して
    連接してなり、前記カタログ部は、通常では接着せず、
    一定の条件が与えられると接着可能となり、接着後には
    剥離可能な接着剤によって、剥離可能に接着された重ね
    合わせ接着面を有し、この重ね合わせ接着面には商品情
    報を表示する一方、前記接着剤には香料が添加されてい
    ることを特徴とする香料入りカタログ付き葉書。
  2. 【請求項2】 葉書部は商品購入用の申込葉書であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の香料入りカタログ付き葉
    書。
  3. 【請求項3】 香料は商品情報として表示された商品の
    香りであることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の香料入りカタログ付き葉書。
  4. 【請求項4】 香料はマイクロカプセルに封入して接着
    剤に添加されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2または請求項3記載の香料入りカタログ付き葉
    書。
JP19359994A 1994-07-26 1994-07-26 香料入りカタログ付き葉書 Pending JPH0839971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090124A1 (fr) * 2001-05-07 2002-11-14 Wallon Imprimeur Sa Procede de fabrication d'un article comportant un logement renfermant une languette dissociable de son logement par une traction et article ainsi fabrique
JP2016179613A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 トッパン・フォームズ株式会社 再剥離性シート

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