JPH0839663A - 螺旋管 - Google Patents
螺旋管Info
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- JPH0839663A JPH0839663A JP18002594A JP18002594A JPH0839663A JP H0839663 A JPH0839663 A JP H0839663A JP 18002594 A JP18002594 A JP 18002594A JP 18002594 A JP18002594 A JP 18002594A JP H0839663 A JPH0839663 A JP H0839663A
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- JP
- Japan
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- shaped
- reinforcing material
- band
- engaging
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 経年の使用によっても、帯状補強材の両側端
部と係合部の両側の帯状体との間から漏水する恐れのな
い螺旋管を提供する。 【構成】 帯状体1が螺旋状に巻回されて相互に隣接す
る側縁部同士を係合状態とすることにより形成される螺
旋管であって、帯状体1には複数個の頭部付きリブが間
隔をおいて突設され、隣接する側縁部同士の係合部の上
に帯状補強材2が被覆され、帯状補強材本体2aの両側
部21が係合部の両側の帯状体1に密接され、帯状補強
材2の両側部21に延設された屈曲縁22がリブ16の
頭部16bの付け根部に係止されている螺旋管20にお
いて、帯状補強材2の両側部21がパッキン17を介し
て係合部の両側の帯状体1に密接されている。
部と係合部の両側の帯状体との間から漏水する恐れのな
い螺旋管を提供する。 【構成】 帯状体1が螺旋状に巻回されて相互に隣接す
る側縁部同士を係合状態とすることにより形成される螺
旋管であって、帯状体1には複数個の頭部付きリブが間
隔をおいて突設され、隣接する側縁部同士の係合部の上
に帯状補強材2が被覆され、帯状補強材本体2aの両側
部21が係合部の両側の帯状体1に密接され、帯状補強
材2の両側部21に延設された屈曲縁22がリブ16の
頭部16bの付け根部に係止されている螺旋管20にお
いて、帯状補強材2の両側部21がパッキン17を介し
て係合部の両側の帯状体1に密接されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状体が螺旋状に巻回
されて相互に隣接する側縁部同士を接合することにより
形成される螺旋管に関する。
されて相互に隣接する側縁部同士を接合することにより
形成される螺旋管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特許出願公表昭64−5
00502号公報に記載されているように、帯状体が螺
旋状に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を係合状態
とすることにより接合される螺旋管であって、帯状体に
は複数個の頭部付きリブが間隔をおいて突設され、隣接
する側縁部同士の係合部の上に帯状補強材が被覆され、
帯状補強材の両側端部が係合部の両側の帯状体に密接さ
れ、帯状補強材の両側端部に延設された屈曲縁が頭部付
きリブの頭部の付け根部に係止されている螺旋管が知ら
れている。
00502号公報に記載されているように、帯状体が螺
旋状に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を係合状態
とすることにより接合される螺旋管であって、帯状体に
は複数個の頭部付きリブが間隔をおいて突設され、隣接
する側縁部同士の係合部の上に帯状補強材が被覆され、
帯状補強材の両側端部が係合部の両側の帯状体に密接さ
れ、帯状補強材の両側端部に延設された屈曲縁が頭部付
きリブの頭部の付け根部に係止されている螺旋管が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
ように、帯状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接する側
縁部同士を係合状態とすることにより接合される螺旋管
であって、帯状体には複数個の頭部付きリブが間隔をお
いて突設され、隣接する側縁部同士の係合部の上に帯状
補強材が被覆され、帯状補強材の両側端部が係合部の両
側の帯状体に密接され、帯状補強材の両側端部に延設さ
れた屈曲縁が頭部付きリブの頭部の付け根部に係止され
ている螺旋管においては、当初は帯状補強材の両側端部
が係合部の両側の帯状体に密接されていても、経年の使
用により帯状補強材の両側端部が係合部の両側の帯状体
に密接されなくなり、帯状補強材の両側端部と係合部の
両側の帯状体との間から漏水する恐れがある。
ように、帯状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接する側
縁部同士を係合状態とすることにより接合される螺旋管
であって、帯状体には複数個の頭部付きリブが間隔をお
いて突設され、隣接する側縁部同士の係合部の上に帯状
補強材が被覆され、帯状補強材の両側端部が係合部の両
側の帯状体に密接され、帯状補強材の両側端部に延設さ
れた屈曲縁が頭部付きリブの頭部の付け根部に係止され
ている螺旋管においては、当初は帯状補強材の両側端部
が係合部の両側の帯状体に密接されていても、経年の使
用により帯状補強材の両側端部が係合部の両側の帯状体
に密接されなくなり、帯状補強材の両側端部と係合部の
両側の帯状体との間から漏水する恐れがある。
【0004】本発明はこのような従来の螺旋管における
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、従来の螺旋管における問題点を解消し、経年の
使用によっても、帯状補強材と接合部の両側の帯状体と
の間から漏水する恐れのない螺旋管を提供するにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、従来の螺旋管における問題点を解消し、経年の
使用によっても、帯状補強材と接合部の両側の帯状体と
の間から漏水する恐れのない螺旋管を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、請求項1記載の本発明の螺旋管は、帯状体が螺旋状
に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を係合状態とす
ることにより形成される螺旋管であって、帯状体には製
管時外側に向く面に複数個の頭部付きリブが間隔をおい
て長手方向に突設され、隣接する側縁部同士の係合部の
上に帯状補強材が被覆され、隣接する帯状体の側縁部同
士の上に帯状補強材が被覆され、帯状補強材の両側部が
頭部付きリブに係止されている螺旋管において、帯状体
と帯状補強材との間に止水手段が設けられていることを
特徴とするものである。
に、請求項1記載の本発明の螺旋管は、帯状体が螺旋状
に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を係合状態とす
ることにより形成される螺旋管であって、帯状体には製
管時外側に向く面に複数個の頭部付きリブが間隔をおい
て長手方向に突設され、隣接する側縁部同士の係合部の
上に帯状補強材が被覆され、隣接する帯状体の側縁部同
士の上に帯状補強材が被覆され、帯状補強材の両側部が
頭部付きリブに係止されている螺旋管において、帯状体
と帯状補強材との間に止水手段が設けられていることを
特徴とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明の螺旋管は、帯
状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を
係合状態とすることにより形成される螺旋管であって、
帯状体には製管時外側に向く面に複数個の頭部付きリブ
が間隔をおいて長手方向に突設され、隣接する側縁部同
士の係合部の上に帯状補強材本体が被覆され、帯状補強
材本体の両側部が係合部の両側の帯状体に密接され、帯
状補強材本体の両側部に延設された屈曲縁が頭部付きリ
ブの頭部の付け根部に係止されている螺旋管において、
帯状補強材本体の両側部と係合部の両側の帯状体との密
接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の付
け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパッキン
が介在されていることを特徴とするものである。
状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を
係合状態とすることにより形成される螺旋管であって、
帯状体には製管時外側に向く面に複数個の頭部付きリブ
が間隔をおいて長手方向に突設され、隣接する側縁部同
士の係合部の上に帯状補強材本体が被覆され、帯状補強
材本体の両側部が係合部の両側の帯状体に密接され、帯
状補強材本体の両側部に延設された屈曲縁が頭部付きリ
ブの頭部の付け根部に係止されている螺旋管において、
帯状補強材本体の両側部と係合部の両側の帯状体との密
接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の付
け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパッキン
が介在されていることを特徴とするものである。
【0007】又、請求項3記載の本発明の螺旋管は、帯
状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を
接合することにより形成される螺旋管であって、帯状体
には製管時外側に向く面に複数個の頭部付きリブが間隔
をおいて長手方向に突設され、隣接する側縁部同士の接
合部が凹溝付き帯状補強材の凹溝内に嵌入され、凹溝付
き帯状補強材の凹溝部の開口部付近が隣接する側縁部同
士の接合部に密接され、帯状補強材の凹溝部の開口部付
近から延設された屈曲縁が頭部付きリブの頭部の付け根
部に係止されている螺旋管において、凹溝付き帯状補強
材の凹溝部の開口部付近と隣接する側縁部同士の接合部
との密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭
部の付け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパ
ッキンが介在されていることを特徴とするものである。
状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接する側縁部同士を
接合することにより形成される螺旋管であって、帯状体
には製管時外側に向く面に複数個の頭部付きリブが間隔
をおいて長手方向に突設され、隣接する側縁部同士の接
合部が凹溝付き帯状補強材の凹溝内に嵌入され、凹溝付
き帯状補強材の凹溝部の開口部付近が隣接する側縁部同
士の接合部に密接され、帯状補強材の凹溝部の開口部付
近から延設された屈曲縁が頭部付きリブの頭部の付け根
部に係止されている螺旋管において、凹溝付き帯状補強
材の凹溝部の開口部付近と隣接する側縁部同士の接合部
との密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭
部の付け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパ
ッキンが介在されていることを特徴とするものである。
【0008】請求項1〜3記載の本発明において、帯状
体の材質としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン等の合成樹脂が好適に使用される。
体の材質としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン等の合成樹脂が好適に使用される。
【0009】請求項1〜3記載の本発明において、帯状
補強材の材質としては、特に限定されるものではなく、
例えば、鋼、ステンレス鋼、亜鉛塗装鉄板のような金属
の他に、ポリカーボネート、ナイロン、ポリフェニレン
サルファイド(PPS)等の比較的強度の大きい合成樹
脂等が好適に使用される。
補強材の材質としては、特に限定されるものではなく、
例えば、鋼、ステンレス鋼、亜鉛塗装鉄板のような金属
の他に、ポリカーボネート、ナイロン、ポリフェニレン
サルファイド(PPS)等の比較的強度の大きい合成樹
脂等が好適に使用される。
【0010】請求項1記載の本発明において、帯状体と
帯状補強材との間に設ける止水手段としては、特に限定
されるものではなく、例えば、帯状体と帯状補強材との
間にパッキンや粘着剤の層を設けてもよく、或いは、帯
状体と帯状補強材とを接着剤により接着してもよい。
帯状補強材との間に設ける止水手段としては、特に限定
されるものではなく、例えば、帯状体と帯状補強材との
間にパッキンや粘着剤の層を設けてもよく、或いは、帯
状体と帯状補強材とを接着剤により接着してもよい。
【0011】請求項2、3記載の本発明において、パッ
キンの材質は特に限定されるものではなく、例えば、天
然もしくは合成ゴム、或いは、軟質塩化ビニル樹脂等の
比較的弾性に富むものが好適に使用される。
キンの材質は特に限定されるものではなく、例えば、天
然もしくは合成ゴム、或いは、軟質塩化ビニル樹脂等の
比較的弾性に富むものが好適に使用される。
【0012】請求項2記載の本発明において、パッキン
は帯状補強材本体の両側部と係合部の両側の帯状体との
密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の
付け根部との係止部の両方に介在されていてもよく、い
ずれか一方に介在されていてもよい。但し、一方に介在
されている場合には、帯状補強材本体の両側部と係合部
の両側の帯状体との密接部に介在されているのが好まし
い。
は帯状補強材本体の両側部と係合部の両側の帯状体との
密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の
付け根部との係止部の両方に介在されていてもよく、い
ずれか一方に介在されていてもよい。但し、一方に介在
されている場合には、帯状補強材本体の両側部と係合部
の両側の帯状体との密接部に介在されているのが好まし
い。
【0013】請求項3記載の本発明において、パッキン
は凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接する
側縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈曲縁
と頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の両方に介
在されていてもよく、いずれか一方に介在されていても
よい。但し、一方に介在されている場合には、凹溝付き
帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接する側縁部同士
の接合部に介在されているのが好ましい。
は凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接する
側縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈曲縁
と頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の両方に介
在されていてもよく、いずれか一方に介在されていても
よい。但し、一方に介在されている場合には、凹溝付き
帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接する側縁部同士
の接合部に介在されているのが好ましい。
【0014】
【作用】請求項1記載の本発明螺旋管においては、帯状
体と帯状補強材との間に止水手段が設けられているの
で、経年の使用によっても、帯状体と帯状補強材との間
から漏水する恐れはない。
体と帯状補強材との間に止水手段が設けられているの
で、経年の使用によっても、帯状体と帯状補強材との間
から漏水する恐れはない。
【0015】又、請求項2記載の本発明の螺旋管におい
ては、帯状補強材の両側部と係合部の両側の帯状体との
密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の
付け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパッキ
ンが介在されているので、経年の使用によっても、帯状
補強材と接合部の両側の帯状体との間から漏水する恐れ
はない。
ては、帯状補強材の両側部と係合部の両側の帯状体との
密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の
付け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパッキ
ンが介在されているので、経年の使用によっても、帯状
補強材と接合部の両側の帯状体との間から漏水する恐れ
はない。
【0016】又、請求項3記載の本発明の螺旋管におい
ては、凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接
する側縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈
曲縁と頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の少な
くともいずれか一方にパッキンが介在されているので、
経年の使用によっても、接合部の両側の帯状体と帯状補
強材との間から漏水する恐れはない。
ては、凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接
する側縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈
曲縁と頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の少な
くともいずれか一方にパッキンが介在されているので、
経年の使用によっても、接合部の両側の帯状体と帯状補
強材との間から漏水する恐れはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。 〔実施例1:請求項1、2記載の発明の実施例〕図1は
本発明螺旋管の一例の要部拡大断面図である。図1にお
いて、1は本発明螺旋管を構成する塩化ビニル樹脂製帯
状体であり、帯状体1の製管時に外側に向く表面の一端
には先太の係合突条11が帯状体1の長手方向に連続し
て立設されている。係合突条11には支柱部11aと、
支柱部11aの先端に設けられた断面円形の挿入部11
bとを備えている。
る。 〔実施例1:請求項1、2記載の発明の実施例〕図1は
本発明螺旋管の一例の要部拡大断面図である。図1にお
いて、1は本発明螺旋管を構成する塩化ビニル樹脂製帯
状体であり、帯状体1の製管時に外側に向く表面の一端
には先太の係合突条11が帯状体1の長手方向に連続し
て立設されている。係合突条11には支柱部11aと、
支柱部11aの先端に設けられた断面円形の挿入部11
bとを備えている。
【0018】帯状体1の他端側には、帯状体1が螺旋状
に巻回された際に、嵌合突条11の付近の帯状体1の部
分が嵌入し得るように、帯状体1の厚み分だけ嵌合突条
11の突出側に段落ちした段落ち部12が形成されてい
る。段落ち部12の側縁部には、斜め上方へ延出する傾
斜リブ13が設けられている。
に巻回された際に、嵌合突条11の付近の帯状体1の部
分が嵌入し得るように、帯状体1の厚み分だけ嵌合突条
11の突出側に段落ちした段落ち部12が形成されてい
る。段落ち部12の側縁部には、斜め上方へ延出する傾
斜リブ13が設けられている。
【0019】段落ち部12の中程には、嵌合突条11の
挿入部11bが嵌合し得る断面円形の空間を有する断面
円環状に形成された嵌合凹条14が、帯状体1の長手方
向に沿って嵌合突条11と同方向へ突出するように設け
られている。嵌合凹条14の上方には、断面T形のリブ
15が突設されている。リブ15は帯状体1に対して直
交状態に形成された支柱部15aと、支柱部15aの先
端に支柱部15aに対して直交状態で設けられたフラン
ジ部15bとを備えている。
挿入部11bが嵌合し得る断面円形の空間を有する断面
円環状に形成された嵌合凹条14が、帯状体1の長手方
向に沿って嵌合突条11と同方向へ突出するように設け
られている。嵌合凹条14の上方には、断面T形のリブ
15が突設されている。リブ15は帯状体1に対して直
交状態に形成された支柱部15aと、支柱部15aの先
端に支柱部15aに対して直交状態で設けられたフラン
ジ部15bとを備えている。
【0020】帯状体1の係合突条11と嵌合凹条13と
の間には、断面T字状をなす複数のリブ16が、適当な
間隔を隔てて夫々帯状体1の長手方向に沿うように帯状
体1と一体的に立設されている。各リブ16は、帯状体
1に対して直交状態に形成された支柱部16aと、支柱
部16aの先端に支柱部16aに対して直交状態で設け
られたフランジ部16b(頭部)とを備えている。各リ
ブ15、16の各フランジ部15b、16bは帯状体1
にほぼ平行な同一平面内に位置するように形成されてい
る。
の間には、断面T字状をなす複数のリブ16が、適当な
間隔を隔てて夫々帯状体1の長手方向に沿うように帯状
体1と一体的に立設されている。各リブ16は、帯状体
1に対して直交状態に形成された支柱部16aと、支柱
部16aの先端に支柱部16aに対して直交状態で設け
られたフランジ部16b(頭部)とを備えている。各リ
ブ15、16の各フランジ部15b、16bは帯状体1
にほぼ平行な同一平面内に位置するように形成されてい
る。
【0021】帯状体1は、係合突条11、リブ15、係
合凹条14が立設された表面側が外周側とされて、図2
に示すように、製管機30により螺旋状に巻回されて、
螺旋管20とされる。製管機30は、その内部へ導入さ
れる帯状体1を、図示しない製管ローラにより、強制的
に湾曲させて、帯状体1を、順次、螺旋状に巻回する。
このとき、すでに螺旋状に巻回された帯状体1の一端の
段落ち部12に、隣接する帯状体1の他端が嵌合され
て、重ね合わされた状態とされる。このとき、すでに螺
旋状に巻回された帯状体1の係合凹条14内に係合突条
11が嵌入係合される。又、傾斜リブ13がリブ16の
フランジ部16bの付け根部に係止される。
合凹条14が立設された表面側が外周側とされて、図2
に示すように、製管機30により螺旋状に巻回されて、
螺旋管20とされる。製管機30は、その内部へ導入さ
れる帯状体1を、図示しない製管ローラにより、強制的
に湾曲させて、帯状体1を、順次、螺旋状に巻回する。
このとき、すでに螺旋状に巻回された帯状体1の一端の
段落ち部12に、隣接する帯状体1の他端が嵌合され
て、重ね合わされた状態とされる。このとき、すでに螺
旋状に巻回された帯状体1の係合凹条14内に係合突条
11が嵌入係合される。又、傾斜リブ13がリブ16の
フランジ部16bの付け根部に係止される。
【0022】2は図3に示すように、塗装鋼板製の溝形
補強材であり、補強材2は、図2に示すように、製管機
30に供給され、嵌合ローラー37によって帯状体1の
係合凹条14と係合突条11との係合部を覆うように供
給され、補強材本体2aの両側部21は合成ゴム製パッ
キン17を介して係合凹条14と係合突条11との係合
部の両側の帯状体1、1に密接される。補強材本体2a
の両側部から延設される屈曲縁22はリブ16のフラン
ジ部16bの付け根部に係止される。尚、合成ゴム製パ
ッキン17は帯状体1に接着されてもよく、帯状体1の
押出成形時に共押出成形法により一体的に成形されても
よい。
補強材であり、補強材2は、図2に示すように、製管機
30に供給され、嵌合ローラー37によって帯状体1の
係合凹条14と係合突条11との係合部を覆うように供
給され、補強材本体2aの両側部21は合成ゴム製パッ
キン17を介して係合凹条14と係合突条11との係合
部の両側の帯状体1、1に密接される。補強材本体2a
の両側部から延設される屈曲縁22はリブ16のフラン
ジ部16bの付け根部に係止される。尚、合成ゴム製パ
ッキン17は帯状体1に接着されてもよく、帯状体1の
押出成形時に共押出成形法により一体的に成形されても
よい。
【0023】図2において、31は地上に設けられる帯
状体アンコイラーであり、帯状体アンコイラー31から
帯状体1が製管機30に供給されるようになっている。
35はマンホール45の上方に設けられた補強材アンコ
イラーであり、補強材アンコイラー35から補強材2が
製管機30に供給されるようになっている。40は地下
に設けられた既設下水管であり、螺旋管20によりその
全長にわたってライニングされるものである。
状体アンコイラーであり、帯状体アンコイラー31から
帯状体1が製管機30に供給されるようになっている。
35はマンホール45の上方に設けられた補強材アンコ
イラーであり、補強材アンコイラー35から補強材2が
製管機30に供給されるようになっている。40は地下
に設けられた既設下水管であり、螺旋管20によりその
全長にわたってライニングされるものである。
【0024】〔実施例1の作用〕図1、2に示す本発明
螺旋管の作用について説明する。補強材2は帯状体1の
係合凹条14と係合突条11との係合部を覆い、補強材
本体2aの両側部21は合成ゴム製パッキン17を介し
て係合凹条14と係合突条11との係合部の両側の帯状
体1、1に密接され、補強材本体2aの両側部から延設
される屈曲縁22はリブ16のフランジ部16bの付け
根部に係止されるので、仮に帯状体1の係合凹条14と
係合突条11との係合部から漏水しても、補強材本体2
aの両側端部21と合成ゴム製パッキン17との間から
は漏水しない。
螺旋管の作用について説明する。補強材2は帯状体1の
係合凹条14と係合突条11との係合部を覆い、補強材
本体2aの両側部21は合成ゴム製パッキン17を介し
て係合凹条14と係合突条11との係合部の両側の帯状
体1、1に密接され、補強材本体2aの両側部から延設
される屈曲縁22はリブ16のフランジ部16bの付け
根部に係止されるので、仮に帯状体1の係合凹条14と
係合突条11との係合部から漏水しても、補強材本体2
aの両側端部21と合成ゴム製パッキン17との間から
は漏水しない。
【0025】〔実施例2:請求項1記載の発明の実施
例〕図4は本発明螺旋管の他の一例の要部拡大断面図で
ある。図4に示す本発明螺旋管においては、帯状体1の
側縁部に設けられた係合突条11には支柱部11aとそ
の先端に断面半円形の挿入部11bとを備え、隣接する
帯状体1の係合突条11同士が凹溝付き帯状補強材2の
凹溝部21a内に嵌入され、凹溝付き帯状補強材2の凹
溝部21aの開口部及び側方に延設される屈曲縁部22
が隣接する帯状体1の係合突条11の付け根部付近から
相隣る頭部付きリブ16の付け根部にかけてパッキン1
7を介して密接され、帯状補強材2の屈曲縁部22の先
端が頭部付きリブ16の中途部に突設された突条16c
に係止されたものである。
例〕図4は本発明螺旋管の他の一例の要部拡大断面図で
ある。図4に示す本発明螺旋管においては、帯状体1の
側縁部に設けられた係合突条11には支柱部11aとそ
の先端に断面半円形の挿入部11bとを備え、隣接する
帯状体1の係合突条11同士が凹溝付き帯状補強材2の
凹溝部21a内に嵌入され、凹溝付き帯状補強材2の凹
溝部21aの開口部及び側方に延設される屈曲縁部22
が隣接する帯状体1の係合突条11の付け根部付近から
相隣る頭部付きリブ16の付け根部にかけてパッキン1
7を介して密接され、帯状補強材2の屈曲縁部22の先
端が頭部付きリブ16の中途部に突設された突条16c
に係止されたものである。
【0026】〔実施例2の作用〕図4に示す本発明螺旋
管においては、凹溝付き帯状補強材2の凹溝部21aの
開口部及び側方に延設される屈曲縁部22が隣接する帯
状体1の係合突条11の付け根部付近から相隣る頭部付
きリブ16の付け根部にかけてパッキン17を介して密
接され、帯状補強材2の屈曲縁部22の先端が頭部付き
リブ16の中途部に突設された突条16cに係止されて
いるので、隣接する帯状体1の接合部と帯状補強材2と
の間からの漏水は防止される。
管においては、凹溝付き帯状補強材2の凹溝部21aの
開口部及び側方に延設される屈曲縁部22が隣接する帯
状体1の係合突条11の付け根部付近から相隣る頭部付
きリブ16の付け根部にかけてパッキン17を介して密
接され、帯状補強材2の屈曲縁部22の先端が頭部付き
リブ16の中途部に突設された突条16cに係止されて
いるので、隣接する帯状体1の接合部と帯状補強材2と
の間からの漏水は防止される。
【0027】〔実施例3:請求項1記載の発明の実施
例〕図5は本発明螺旋管の更に他の一例の要部拡大断面
図である。図5に示す本発明螺旋管においては、帯状体
1の側縁部に設けられた係合突条11には支柱部11a
とその先端に断面半円形の挿入部11bとを備え、この
挿入部11bが隣接する帯状体1の係合凹条14内に挿
入係合され、係合凹条14の側方に突設された傾斜リブ
13が隣接する帯状体1の頭部付きリブ16の頭部の付
け根部に係止されている。
例〕図5は本発明螺旋管の更に他の一例の要部拡大断面
図である。図5に示す本発明螺旋管においては、帯状体
1の側縁部に設けられた係合突条11には支柱部11a
とその先端に断面半円形の挿入部11bとを備え、この
挿入部11bが隣接する帯状体1の係合凹条14内に挿
入係合され、係合凹条14の側方に突設された傾斜リブ
13が隣接する帯状体1の頭部付きリブ16の頭部の付
け根部に係止されている。
【0028】頭部付きリブ16の表面に溝形帯状補強材
本体2aが被覆され、溝形帯状補強材本体2aの一方の
側縁がパッキン17を介して傾斜リブ13の付け根部に
密接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁が頭部
付きリブ16の付け根部付近にパッキン17を介して密
接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁から延設
された屈曲縁部22が係合凹条14の上方に突設された
リブ15の付け根部にパッキン17を介して係止され、
他方の側縁から延設された屈曲縁部22がリブ16の頭
部の付け根部にパッキン17を介して係止されている。
本体2aが被覆され、溝形帯状補強材本体2aの一方の
側縁がパッキン17を介して傾斜リブ13の付け根部に
密接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁が頭部
付きリブ16の付け根部付近にパッキン17を介して密
接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁から延設
された屈曲縁部22が係合凹条14の上方に突設された
リブ15の付け根部にパッキン17を介して係止され、
他方の側縁から延設された屈曲縁部22がリブ16の頭
部の付け根部にパッキン17を介して係止されている。
【0029】〔実施例3の作用〕図5に示す本発明螺旋
管においては、頭部付きリブ16の表面に溝形帯状補強
材本体2aが被覆され、溝形帯状補強材本体2aの一方
の側縁がパッキン17を介して傾斜リブ13の付け根部
に密接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁が頭
部付きリブ16の付け根部付近にパッキン17を介して
密接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁から延
設された屈曲縁部22が係合凹条14の上方に突設され
たリブ15の付け根部にパッキン17を介して係止さ
れ、他方の側縁から延設された屈曲縁部22がリブ16
の頭部の付け根部にパッキン17を介して係止されてい
るので、隣接する帯状体1、1の端部同士の接合部と帯
状補強材2との間からの漏水は防止される。
管においては、頭部付きリブ16の表面に溝形帯状補強
材本体2aが被覆され、溝形帯状補強材本体2aの一方
の側縁がパッキン17を介して傾斜リブ13の付け根部
に密接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁が頭
部付きリブ16の付け根部付近にパッキン17を介して
密接され、溝形帯状補強材本体2aの一方の側縁から延
設された屈曲縁部22が係合凹条14の上方に突設され
たリブ15の付け根部にパッキン17を介して係止さ
れ、他方の側縁から延設された屈曲縁部22がリブ16
の頭部の付け根部にパッキン17を介して係止されてい
るので、隣接する帯状体1、1の端部同士の接合部と帯
状補強材2との間からの漏水は防止される。
【0030】〔実施例4:請求項1、3記載の発明の実
施例〕図6は本発明螺旋管の更に他の一例の要部拡大断
面図である。図6に示す本発明螺旋管においては、帯状
体1の側縁部に設けられた係合突条11には支柱部11
aとその先端に断面半円形の挿入部11bとを備え、隣
接する帯状体1の係合突条11同士が凹溝付き帯状補強
材2の凹溝部21a内に嵌入され、凹溝付き帯状補強材
2の凹溝部21aの開口部が隣接する帯状体1の係合突
条11の付け根部付近にパッキン17を介して密接さ
れ、帯状補強材2の屈曲縁部22の先端が頭部付きリブ
16の頭部の付け根部に係止されたものである。
施例〕図6は本発明螺旋管の更に他の一例の要部拡大断
面図である。図6に示す本発明螺旋管においては、帯状
体1の側縁部に設けられた係合突条11には支柱部11
aとその先端に断面半円形の挿入部11bとを備え、隣
接する帯状体1の係合突条11同士が凹溝付き帯状補強
材2の凹溝部21a内に嵌入され、凹溝付き帯状補強材
2の凹溝部21aの開口部が隣接する帯状体1の係合突
条11の付け根部付近にパッキン17を介して密接さ
れ、帯状補強材2の屈曲縁部22の先端が頭部付きリブ
16の頭部の付け根部に係止されたものである。
【0031】〔実施例4の作用〕図6に示す本発明螺旋
管においては、凹溝付き帯状補強材2の凹溝部21aの
開口部が隣接する帯状体1の係合突条11の付け根部付
近にパッキン17を介して密接され、帯状補強材2の屈
曲縁部22の先端が頭部付きリブ16の頭部の付け根部
に係止されているので、隣接する帯状体1の接合部と帯
状補強材2との間からの漏水は防止される。
管においては、凹溝付き帯状補強材2の凹溝部21aの
開口部が隣接する帯状体1の係合突条11の付け根部付
近にパッキン17を介して密接され、帯状補強材2の屈
曲縁部22の先端が頭部付きリブ16の頭部の付け根部
に係止されているので、隣接する帯状体1の接合部と帯
状補強材2との間からの漏水は防止される。
【0032】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、図1に示す実施例のよ
うに、係合突条及び係合凹条は帯条体に直角に突設され
る代わりに帯状体の幅方向に平行な方向に向けられてい
てもよい。又、係合突条及び係合凹条の係合部は接着剤
により接着されていてもよい。
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、図1に示す実施例のよ
うに、係合突条及び係合凹条は帯条体に直角に突設され
る代わりに帯状体の幅方向に平行な方向に向けられてい
てもよい。又、係合突条及び係合凹条の係合部は接着剤
により接着されていてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の本発明螺旋管において
は、帯状体と帯状補強材との間に止水手段が設けられて
いるので、経年の使用によっても、帯状体と帯状補強材
との間から漏水する恐れはない。
は、帯状体と帯状補強材との間に止水手段が設けられて
いるので、経年の使用によっても、帯状体と帯状補強材
との間から漏水する恐れはない。
【0034】又、請求項2記載の本発明の螺旋管におい
ては、帯状補強材の両側部と係合部の両側の帯状体との
密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の
付け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパッキ
ンが介在されているので、経年の使用によっても、帯状
補強材と接合部の両側の帯状体との間から漏水する恐れ
はない。
ては、帯状補強材の両側部と係合部の両側の帯状体との
密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付きリブの頭部の
付け根部との係止部の少なくともいずれか一方にパッキ
ンが介在されているので、経年の使用によっても、帯状
補強材と接合部の両側の帯状体との間から漏水する恐れ
はない。
【0035】又、請求項3記載の本発明の螺旋管におい
ては、凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接
する側縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈
曲縁と頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の少な
くともいずれか一方にパッキンが介在されているので、
経年の使用によっても、接合部の両側の帯状体と帯状補
強材との間から漏水する恐れはない。
ては、凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接
する側縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈
曲縁と頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の少な
くともいずれか一方にパッキンが介在されているので、
経年の使用によっても、接合部の両側の帯状体と帯状補
強材との間から漏水する恐れはない。
【図1】本発明螺旋管の一例の要部拡大断面図。
【図2】螺旋管を成形する態様を示す説明図。
【図3】図1に示す本発明螺旋管に使用する補強材の斜
視図。
視図。
【図4】本発明螺旋管の他の一例の要部拡大断面図。
【図5】本発明螺旋管の更に他の一例の要部拡大断面
図。
図。
【図6】本発明螺旋管の更に他の一例の要部拡大断面
図。
図。
1 帯状体 11 係合突条 11a 支柱部 11b 挿入部 12 段落ち部 13 傾斜リブ 14 係合凹条 15 リブ 16 リブ 16a 支柱部 16b フランジ部(頭部) 17 パッキン 2 帯状補強材 2a 帯状補強材本体 21 両側部 22 屈曲縁
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接
する側縁部同士を係合状態とすることにより形成される
螺旋管であって、帯状体には製管時外側に向く面に複数
個の頭部付きリブが間隔をおいて長手方向に突設され、
隣接する側縁部同士の係合部の上に帯状補強材が被覆さ
れ、隣接する帯状体の側縁部同士の上に帯状補強材が被
覆され、帯状補強材の両側部が頭部付きリブに係止され
ている螺旋管において、帯状体と帯状補強材との間に止
水手段が設けられていることを特徴とする螺旋管。 - 【請求項2】 帯状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接
する側縁部同士を係合状態とすることにより形成される
螺旋管であって、帯状体には製管時外側に向く面に複数
個の頭部付きリブが間隔をおいて長手方向に突設され、
隣接する側縁部同士の係合部の上に帯状補強材本体が被
覆され、帯状補強材本体の両側部が係合部の両側の帯状
体に密接され、帯状補強材本体の両側部に延設された屈
曲縁が頭部付きリブの頭部の付け根部に係止されている
螺旋管において、帯状補強材本体の両側部と係合部の両
側の帯状体との密接部及び帯状補強材の屈曲縁と頭部付
きリブの頭部の付け根部との係止部の少なくともいずれ
か一方にパッキンが介在されていることを特徴とする螺
旋管。 - 【請求項3】 帯状体が螺旋状に巻回されて相互に隣接
する側縁部同士を接合することにより形成される螺旋管
であって、帯状体には製管時外側に向く面に複数個の頭
部付きリブが間隔をおいて長手方向に突設され、隣接す
る側縁部同士の接合部が凹溝付き帯状補強材の凹溝内に
嵌入され、凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近が
隣接する側縁部同士の接合部に密接され、帯状補強材の
凹溝部の開口部付近から延設された屈曲縁が頭部付きリ
ブの頭部の付け根部に係止されている螺旋管において、
凹溝付き帯状補強材の凹溝部の開口部付近と隣接する側
縁部同士の接合部との密接部及び帯状補強材の屈曲縁と
頭部付きリブの頭部の付け根部との係止部の少なくとも
いずれか一方にパッキンが介在されていることを特徴と
する螺旋管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18002594A JPH0839663A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 螺旋管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18002594A JPH0839663A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 螺旋管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0839663A true JPH0839663A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16076157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18002594A Pending JPH0839663A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 螺旋管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0839663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101345416B1 (ko) * | 2012-01-03 | 2013-12-30 | (주)로터스지이오 | 관로 보수방법 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP18002594A patent/JPH0839663A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101345416B1 (ko) * | 2012-01-03 | 2013-12-30 | (주)로터스지이오 | 관로 보수방법 |
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