JPH083944Y2 - 照光表示スイッチ - Google Patents

照光表示スイッチ

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JPH083944Y2
JPH083944Y2 JP1988041254U JP4125488U JPH083944Y2 JP H083944 Y2 JPH083944 Y2 JP H083944Y2 JP 1988041254 U JP1988041254 U JP 1988041254U JP 4125488 U JP4125488 U JP 4125488U JP H083944 Y2 JPH083944 Y2 JP H083944Y2
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JP
Japan
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contact sheet
switch
lower contact
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opening
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JP1988041254U
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JPH01145021U (ja
Inventor
励 宇田
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Okaya Electric Industry Co Ltd
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Okaya Electric Industry Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スイッチのON/OFFによって照光表示状態の
変化する照光表示技術に適用して有効な技術に関する。
[従来の技術] 従来の照光表示スイッチとしては、その前面に押し込
み式のスイッチ面を有しており、該スイッチ面を指等で
押圧することにより当該スイッチ面と連動した電気的接
点の短絡・開放を繰り返し、スイッチ面の内部に設けら
れたLED等の発光源の点灯および消灯を切り換えると共
に、このスイッチに接続された負荷の作動を制御する機
能を有するものが知られている。この照光表示スイッチ
を表示パネルにに複数固定し、それぞれの照光主面を同
一平面上にマトリクス状に集積させることにより、表示
パネルの表示面が構成される。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記構造の照光表示スイッチは、スイッチ
面を押圧してスイッチ動作を行なわせる際のストローク
長がある程度必要であるため、実装の際の奥行寸法を大
きく必要としていた。また、機械的な作動構造が複雑で
あるため、故障が発生し易いものであった。さらに、上
記の照光表示スイッチにおいては、一旦、表示パネルの
一構成部材としてこれに組み込んだ後に、スイッチ部分
の交換をする場合には、表示パネルより該照光表示スイ
ッチ全体を取り外し、これを分解してスイッチ部分を交
換し、再度表示パネルに装着するという煩雑な作業が必
要となっていた。
本考案は、上記課題に着目してなされたものであり、
その目的とするところは、わずかな奥行きスペースで実
装が可能で、機械的故障の少なく、かつスイッチ機構の
交換が容易な照光表示スイッチ技術を実現することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る照光表示ス
イッチは、表示パネルに固定され、少なくとも一面が開
口し外囲筐体と、該外囲筐体内に収納され、その内部に
光源を備えると共に、開口部にネームプレートが装着さ
れたランプモジュールと、上記ネームプレートの前面に
配置されると共に、上記外囲筐体の開口を閉塞して上記
表示パネルの表示面の一部を構成し、上記光源の点灯・
消灯の切り換えを行う透光性のスイッチプレートとを備
えて成り、該スイッチプレートは、側面に係合突起を形
成した基板と、該基板上に配された下部接点シートと、
該下部接点シートと隙間を隔てて対向配置された上部接
点シートとを積層一体化して成ると共に、上記下部接点
シート及び上部接点シートの各対向面に透明導電体配線
を敷設して成り、また、上記外囲筐体は、その内面にお
ける開口近傍に、上記係合突起と対を成す係合凹部が形
成されて成り、該係合凹部に上記係合突起を係合させる
ことで、上記スイッチプレートが上記外囲筐体の開口に
着脱自在に嵌挿されるよう構成した。
[作用] 上記のように、光源の点灯・消灯を切り換えるスイッ
チ機構が、上記スイッチプレートで構成されているた
め、スイッチング動作における機械的な作動ストローク
を要せず、実装奥行寸法の小さな照光表示スイッチを実
現できる。
また、機械的な作動部が不要となるため、機械的故障
に起因する動作不良も防止できる。
さらに、スイッチ機構であるスイッチプレートが、外
囲筐体に対して着脱自在であるため、外囲筐体を表示パ
ネルから取り外して分解することなく、スイッチプレー
トを交換することが可能となる。したがって、スイッチ
プレートが故障した際の部品交換が容易となることは勿
論のこと、それ以外にも、同種の規格の照光表示灯との
部品の許容が可能となる、あるいはスイッチプレートの
着脱のみで照光表示スイッチからスイッチ機能を有しな
い単なる照光表示灯へ、またはその逆への仕様変更が極
めて容易に行なえる等の利点が生じる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例である照光表示スイッチの
組み立て状態を示す分解斜視図、第2図は本実施例のス
イッチプレートの構造を示す断面図、第3図は本実施例
の照光表示スイッチにおける周辺回路構成を示す回路図
である。
本実施例の照光表示スイッチ1は、例えばその照光主
面を前面に配置してこれをマトリクス状に表示パネル
(図示せず)に対して固定して用いられるものであり、
当該照光主面(スイッチプレート2)を指先等で直接押
圧することにより、当該照光表示内容に対応した負荷を
作動させるために用いられる。
照光表示スイッチ1は、ポリカーボネート等の硬質合
成樹脂を金型等で一体成形して得られる外囲筐体として
のケース3を有しており、該ケース3は、金属部材から
なるコーナーアタッチメント4によって図示されない表
示パネルに装着・固定可能な構造とされている。また、
該ケース3内には、内部にLED5等の光源を多数備えたラ
ンプモジュール6が配設されている。当該ランプモジュ
ール6も上記と同様にポリカーボネート等の合成樹脂で
構成されており、少なくともランプモジュール6の内面
側は照光効率を高めるために白色系の色で構成されてい
る。
ランプモジュール6内のLED5は赤または緑の何れか、
あるいは両者を交互に配置したものでよく、さらに、所
定の領域毎に異なる発光色のグループに分割配置したも
のであってもよい。
上記ランプモール6の側部には、一対の電極端子7が
突出形成されており、当該電極端子7は、それぞれ照光
方向に対して図示されないバネ等によって付勢された構
造とされている。
ランプモジュール6の開口前面には半透光性のポリカ
ーボネートで構成されたフィルム8が装着され、その前
面にはさらに文字・記号等の書き込みの可能なネームプ
レート10が装着されている。上記のフィルム8およびネ
ームプレート10は、例えば一側部に厚さ方向にわたって
切欠部11を有しており、当該切欠部11を通じて上記電極
端子7が前面方向に貫通される構造となっている。
上記ネームプレート10のさらに前面には、スイッチプ
レート2が装着されている。以下において、当該スイッ
チプレート2の断面構造について詳細に説明する。
スイッチプレート2は、透明の合成樹脂からなる基板
12を有しており、当該基板12の上面には枠状の裏面シー
ト13を介してポリエステル等からなる下部接点シート14
が装着されている。
下部接点シート14の主面において所定形状に透明導体配
線18が敷設されている。さらに、下部接点シート14の表
面には半球状のドットスペーサ15がマトリクス状に所定
間隔をおいて配置されている。
なお、上記基板12と下部接点シート14とは必ずしも別
体のものである必要はなく、基板12がそのまま下部接点
シート14を構成している構造であってもよい。この場合
には上記裏面シート13は不要である。
上記下部接点シート14の上面には、上部接点シート16
が枠状のスペーサ17を介して装着されており、該上部接
点シート16が下部接点シート14と対面する側の主面に
は、透明導体配線18が敷設されている。この透明導体配
線18は上記下部接点シート14における透明導体配線18と
対応した位置に設けられており、さらに前述の電極端子
に7の先端面とそれぞれ導通された構造となっている。
上記上部接点シート16のさらに上面には、アクリル系の
粘着剤20を介して枠状の表面シート21が装着れている。
なお、この表面シート21の代わりに印刷等の手段によっ
て化粧枠を形成してもよい。
上記のスイッチプレート2において、一対の電極端子
7面はそれぞれ上部接点シート16において別系統の透明
導体配線18に接続されており、上部接点シート16が上方
より指等で押圧され、上部接点シート16と下部接点シー
ト14との少なくとも2組以上の透明導体配線18同士が接
触状態となると、スイッチが短絡された状態、すなわち
一対の電極端子7同士が導通された状態となる。
なお、上記スイッチプレート2は、基板12の側面に形
成された係合突起22と、ケース3内面における開口近傍
に形成された係合凹部23とを係合させることにより、着
脱自在にケース3の開口に嵌挿されている。したがっ
て、ケース3をコーナーアタッチメント4を介して表示
パネルに固定した後でも、スイッチプレート2のみを簡
単に取り外し、部品交換することができる。また、スイ
ッチとして機能する必要のないときには、上記スイッチ
プレート2の代わりに、同様の係合突起を具えた透明状
のレンズプレート(図示省略)を装着することにより、
単なる照光表示灯としての使用が可能である。
上記スイッチプレート2への接続回路構成は第3図に
示す通りであり、同図において、赤色のLED5aと緑色のL
ED5bとは保護抵抗Rを経て端子AおよびBにそれぞれ接
続されており、この各端子A,Bに対して所定の配線を行
うことにより、赤色、緑色、あるいはオレンジ色の点灯
・消灯制御が可能である。
また、図中において破線で囲んだ部分は増幅回路であ
り、トランジスタQおよび抵抗R1,R2とで構成されてい
る。当該増幅回路によって、例えば端子Cより供給され
た5mA程度の定格入力電流が、100mA程度にまで増幅さ
れ、図示されない負荷(load)を作動可能としている。
したがって、例えば負荷と端子A,Bとの間にフリップ
フロップ素子等により実現される切り換えスイッチを挿
入して、接続される負荷からの出力状態によって照光表
示を赤色→緑色→オレンジ色→消灯を順次繰り返すよう
にしてもよい。
また、配線の変更により、負荷の状態に関係なく、ス
イッチプレート2の押圧によって直接照光表示が行われ
る、単機能のスイッチング動作を行う構造としてもよ
い。
以上本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまで
もない。
例えば、光源としてLEDを用いたものについてのみ説
明したが、白熱灯あるいは放電管等を用いてもよい。
[考案の効果] 本考案に係る照光表示スイッチによれば、光源の点灯
・消灯の切り換えを行うスイッチ機構が、上記のスイッ
チプレートで構成されているため、スイッチング動作に
おける機械的な作動ストロークを要せず、実装奥行寸法
の小さな照光表示スイッチを実現できる。
また、機械的な作動部が不要となるため、機械的故障
に起因する動作不良も防止できる。
さらに、スイッチ機構であるスイッチプレートが、外
囲筐体に対して着脱自在であるため、外囲筐体を表示パ
ネルから取り外して分解することなく、スイッチプレー
トを交換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である照光表示スイッチの組
み立て状態を示す分解斜視図、第2図は該実施例に係る
スイッチプレートの構造を示す断面図、第3図は本実施
例の照光表示スイッチにおける周辺回路構成を示す回路
図である。 1……照光表示スイッチ、2……スイッチプレート、3
……ケース、4……コーナーアタッチメント、5……LE
D(光源)、6……ランプモジュール、7……電極端
子、8……フィルタ、10……ネームプレート、11……切
欠部、12……基板、13……裏面シート、14……下部接点
シート、15……ドットスペーサ、16……上部接点シー
ト、17……スペーサ、18……透明導体配線、20……粘着
剤、21……表面シート、22……係合突起、23……係合凹
部、A,B,C……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示パネルに固定され、少なくとも一面が
    開口した外囲筐体と、該外囲筐体内に収納され、その内
    部に光源を備えると共に、開口部にネームプレートが装
    着されたランプモジュールと、上記ネームプレートの前
    面に配置されると共に、上記外囲筐体の開口を閉塞して
    上記表示パネルの表示面の一部を構成し、上記光源の点
    灯・消灯の切り換えを行う透光性のスイッチプレートと
    を備えて成り、該スイッチプレートは、側面に係合突起
    を形成した基板と、該基板上に配された下部接点シート
    と、該下部接点シートと隙間を隔てて対向配置された上
    部接点シートとを積層一体化して成ると共に、上記下部
    接点シート及び上部接点シートの各対向面に透明導電体
    配線を敷設して成り、また、上記外囲筐体は、その内面
    における開口近傍に、上記係合突起と対を成す係合凹部
    が形成されて成り、該係合凹部に上記係合突起を係合さ
    せることで、上記スイッチプレートが上記外囲筐体の開
    口に着脱自在に嵌挿されるよう構成した照光表示スイッ
    チ。
JP1988041254U 1988-03-29 1988-03-29 照光表示スイッチ Expired - Lifetime JPH083944Y2 (ja)

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JPH01145021U JPH01145021U (ja) 1989-10-05
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58159122U (ja) * 1982-04-19 1983-10-24 ナイルス部品株式会社 スイツチ類の照明機構
JPS59139917U (ja) * 1983-03-09 1984-09-19 アルプス電気株式会社 周波数調整器の表示装置

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JPH01145021U (ja) 1989-10-05

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