JPH083907B2 - 光情報読み取り機構 - Google Patents
光情報読み取り機構Info
- Publication number
- JPH083907B2 JPH083907B2 JP63013791A JP1379188A JPH083907B2 JP H083907 B2 JPH083907 B2 JP H083907B2 JP 63013791 A JP63013791 A JP 63013791A JP 1379188 A JP1379188 A JP 1379188A JP H083907 B2 JPH083907 B2 JP H083907B2
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- Japan
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- lens
- scanning direction
- light
- optical
- reading
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ディスク、光テープ、光カード等の光記
録媒体に記録された光情報の読み取り装置に係り、特に
光情報記録をライン状に正反射光、または透過光により
読み取る光情報読み取り機構に関するものである。
録媒体に記録された光情報の読み取り装置に係り、特に
光情報記録をライン状に正反射光、または透過光により
読み取る光情報読み取り機構に関するものである。
(従来の技術) 第5図は、従来の光カード等の光記録媒体の光情報読
み取り機構の構成原理図であり、同図において1はLED
等の光源、2は集光レンズ2a,シリンドリカルレンズま
たはトーリックレンズ2bで構成される照明レンズ系、3
は光記録媒体である光カード、4は結像レンズ、5はCC
Dのごとき光センサ、6は読み取りライン、Laは照射
光、Lbは読み取りライン6からの射出光である。光記録
媒体である光カード3上の記録ピットは例えば数個ない
し数百個を1つの情報単位としてアレイ状に配列され、
この配列は結像レンズ4によって光センサ5の受光面上
に投影される。光センサ5は例えば前記配列と平行な走
査方向を有する一次元センサであって前記記録ピットの
配列、即ちピットパターンの投影像の光量の強弱を電気
的に走査して電気信号に変換する。光記録媒体である光
カード3は図示しないカード搬送機構によって前記光セ
ンサ5の走査方向とほぼ直角な副走査方向に連続または
間欠的に搬送され、次々に異なる記録ピットパターンが
前記光センサ5の面上に投影される。
み取り機構の構成原理図であり、同図において1はLED
等の光源、2は集光レンズ2a,シリンドリカルレンズま
たはトーリックレンズ2bで構成される照明レンズ系、3
は光記録媒体である光カード、4は結像レンズ、5はCC
Dのごとき光センサ、6は読み取りライン、Laは照射
光、Lbは読み取りライン6からの射出光である。光記録
媒体である光カード3上の記録ピットは例えば数個ない
し数百個を1つの情報単位としてアレイ状に配列され、
この配列は結像レンズ4によって光センサ5の受光面上
に投影される。光センサ5は例えば前記配列と平行な走
査方向を有する一次元センサであって前記記録ピットの
配列、即ちピットパターンの投影像の光量の強弱を電気
的に走査して電気信号に変換する。光記録媒体である光
カード3は図示しないカード搬送機構によって前記光セ
ンサ5の走査方向とほぼ直角な副走査方向に連続または
間欠的に搬送され、次々に異なる記録ピットパターンが
前記光センサ5の面上に投影される。
このような手順で光記録媒体である光カード3の面上
を2次元的に走査することにより、前記光カード3の面
上の必要な領域の情報読み出しが記録ピットの反射率又
は透過率の差として読み出される。
を2次元的に走査することにより、前記光カード3の面
上の必要な領域の情報読み出しが記録ピットの反射率又
は透過率の差として読み出される。
尚、照明レンズ系2の構成要素であるシリンドリカル
レンズ2bは副走査方向に広がっている光線Laを読み取り
ライン6上に集光させ、読み取りライン6上の明るさを
向上させている。
レンズ2bは副走査方向に広がっている光線Laを読み取り
ライン6上に集光させ、読み取りライン6上の明るさを
向上させている。
(発明が解決しようとする問題点) 近年光カード等の光記録媒体の読み取り装置には、読
み取りスピードの高速化の要求が高まっている。光記録
媒体の光カードの読み取りが第9図に示すごとく光記録
媒体の光カードの記録面を何回かに分けてライン状に読
み取ることを考えると、読み取りスピードの高速化のた
めには読み取りライン6の長さlが長いほど一度に読み
込む情報量は多くなり、読み取り回数を減らすことがで
き、読み取りスピードの増大につながる。また、一般的
に光センサ5の読み取りスピードはそこに入射する光線
の総光量に比例し、その光量は読み取りライン6からの
射出光Lbの強さと結像レンズ4の開口角に比例する。
み取りスピードの高速化の要求が高まっている。光記録
媒体の光カードの読み取りが第9図に示すごとく光記録
媒体の光カードの記録面を何回かに分けてライン状に読
み取ることを考えると、読み取りスピードの高速化のた
めには読み取りライン6の長さlが長いほど一度に読み
込む情報量は多くなり、読み取り回数を減らすことがで
き、読み取りスピードの増大につながる。また、一般的
に光センサ5の読み取りスピードはそこに入射する光線
の総光量に比例し、その光量は読み取りライン6からの
射出光Lbの強さと結像レンズ4の開口角に比例する。
従って、読み取りスピードを上げようとした場合照明
レンズ系2には次のような性質が必要となる。
レンズ系2には次のような性質が必要となる。
(1)副走査方向に広がる光については読み取りライン
6上に集光し、その開口角は結像レンズ4の開口角と同
等であること。即ち読み取りライン6の反射部分は正反
射になっているため照明レンズ系2の開口角が結像レン
ズ4の開口角より小さい場合には結像レンズの実質的な
開口角もそれに応じて小さくなり、逆の場合にはもれ光
が発生して結像レンズ4に入射する光線の強度が下が
る。
6上に集光し、その開口角は結像レンズ4の開口角と同
等であること。即ち読み取りライン6の反射部分は正反
射になっているため照明レンズ系2の開口角が結像レン
ズ4の開口角より小さい場合には結像レンズの実質的な
開口角もそれに応じて小さくなり、逆の場合にはもれ光
が発生して結像レンズ4に入射する光線の強度が下が
る。
(2)主走査方向に広がる光線については読み取りライ
ン6を照射した後結像レンズ4に入射する。結像レンズ
4に入射する光は、充分な光量を確保するためにライン
上の一点を発する光線のうち少なくとも一本は結像レン
ズ4の主点を通過するような入射角をもつことが望まし
い。
ン6を照射した後結像レンズ4に入射する。結像レンズ
4に入射する光は、充分な光量を確保するためにライン
上の一点を発する光線のうち少なくとも一本は結像レン
ズ4の主点を通過するような入射角をもつことが望まし
い。
以上の性質を保ちながら読み取りライン6の長さlを
長くすることを考える。一般に結像レンズ4は高精度な
ものが要求されるのでコスト的にも径は大きくできな
い。そのため第6図のごとく読み取りライン6の最端か
らの射出光の結像レンズ4への入射角が結像レンズ4の
開口角を超えることもありうる。第6図においてθは読
み取りライン6の最端からの射出光の結像レンズ4への
入射角、いうなれば照明レンズの主走査方向の開口角で
あり、φは結像レンズ4の開口角である。
長くすることを考える。一般に結像レンズ4は高精度な
ものが要求されるのでコスト的にも径は大きくできな
い。そのため第6図のごとく読み取りライン6の最端か
らの射出光の結像レンズ4への入射角が結像レンズ4の
開口角を超えることもありうる。第6図においてθは読
み取りライン6の最端からの射出光の結像レンズ4への
入射角、いうなれば照明レンズの主走査方向の開口角で
あり、φは結像レンズ4の開口角である。
一例として、両角度が等しいとした場合を第7図に示
す。このとき開口角φ,θが同じであって、しかも集光
点が主走査方向と副走査方向で違う状態となる。これを
一枚のシリンドリカルレンズまたはトーリックレンズで
行おうとしたものを第8図に示す。このとき図中のΨは
シリンドリカルレンズまたはトーリックレンズの副走査
方向の開口角である。両開口角は異なってしまい第6図
の状態は実現できない。
す。このとき開口角φ,θが同じであって、しかも集光
点が主走査方向と副走査方向で違う状態となる。これを
一枚のシリンドリカルレンズまたはトーリックレンズで
行おうとしたものを第8図に示す。このとき図中のΨは
シリンドリカルレンズまたはトーリックレンズの副走査
方向の開口角である。両開口角は異なってしまい第6図
の状態は実現できない。
このように従来の方法では光強度を保持したままで読
み取りラインの長さlを長くして一時に読み取る情報量
を増すには限界があり、読み取りスピードが上げられな
いという問題があった。
み取りラインの長さlを長くして一時に読み取る情報量
を増すには限界があり、読み取りスピードが上げられな
いという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するための手段について、本発明の
実施例を図示する第1図、第2図で説明すると、本発明
はLED等の光源1よりの照射光Laを照明レンズ系2を介
して光カード等の光記録媒体3上の反射率または透過率
の差によって作られるピットパターンに照射し、その正
反射光または透過光Lbを結像レンズ4を介してCCD等の
光センサ5に入射せしめ前記媒体3のピットパターンを
ライン状に読み取る構成の光情報読み取り装置におい
て、前記照明レンズ系2は集光レンズ2a、主走査方向に
比べて副走査方向に屈折力の大なるレンズ2b及び副走査
方向に比べて主走査方向に屈折力の大なるレンズ2cとで
構成され、上記結像レンズ4はその径dと前記光記録媒
体である光カード3等の読み取りラインの長さlとの関
係がdlであることを特徴とするものである。
実施例を図示する第1図、第2図で説明すると、本発明
はLED等の光源1よりの照射光Laを照明レンズ系2を介
して光カード等の光記録媒体3上の反射率または透過率
の差によって作られるピットパターンに照射し、その正
反射光または透過光Lbを結像レンズ4を介してCCD等の
光センサ5に入射せしめ前記媒体3のピットパターンを
ライン状に読み取る構成の光情報読み取り装置におい
て、前記照明レンズ系2は集光レンズ2a、主走査方向に
比べて副走査方向に屈折力の大なるレンズ2b及び副走査
方向に比べて主走査方向に屈折力の大なるレンズ2cとで
構成され、上記結像レンズ4はその径dと前記光記録媒
体である光カード3等の読み取りラインの長さlとの関
係がdlであることを特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば、添付図面第2図に図示のように照明
レンズ系2に含まれる、主走査方向に比べて副走査方向
に屈折力の大なるレンズ2bにより照明レンズ系2が読み
取りライン6上に副走査方向に広がる光線を集光し、か
つその開口角を結像レンズ4と同じにすることができ、
一方副走査方向に比べて主走査方向に屈折力の大なるレ
ンズ2cを主走査方向に比べて副走査方向に屈折力の大な
るレンズ2bから距離をおいて設置することにより、副走
査方向に広がる光線と同等の開口角を持ちながら主走査
方向に広がる光が読み取りライン6上を余す所なく照明
し、その反射または透過光が結像レンズ4に入射するよ
うな照明系を構成することができる。さらにライン6の
最端を照明した光線の結像レンズ4への入射角が結像レ
ンズ4の開口角より大きくなっても照明レンズ系2の副
走査方向の開口角を動かすことなく副走査方向に比べて
主走査方向に屈折力の大なるレンズ2cの焦点距離を短く
しライン6に近づけることにより最適照明が実現でき
る。
レンズ系2に含まれる、主走査方向に比べて副走査方向
に屈折力の大なるレンズ2bにより照明レンズ系2が読み
取りライン6上に副走査方向に広がる光線を集光し、か
つその開口角を結像レンズ4と同じにすることができ、
一方副走査方向に比べて主走査方向に屈折力の大なるレ
ンズ2cを主走査方向に比べて副走査方向に屈折力の大な
るレンズ2bから距離をおいて設置することにより、副走
査方向に広がる光線と同等の開口角を持ちながら主走査
方向に広がる光が読み取りライン6上を余す所なく照明
し、その反射または透過光が結像レンズ4に入射するよ
うな照明系を構成することができる。さらにライン6の
最端を照明した光線の結像レンズ4への入射角が結像レ
ンズ4の開口角より大きくなっても照明レンズ系2の副
走査方向の開口角を動かすことなく副走査方向に比べて
主走査方向に屈折力の大なるレンズ2cの焦点距離を短く
しライン6に近づけることにより最適照明が実現でき
る。
従って、ライン6の長さlが結像レンズ4の径dより
大きくなっても適切な照明が可能となる。読み取りライ
ン6の長さlが長くなるか、または結像レンズ4の径d
が小さくなると、小型化または読み取り速度の高速化が
実現できる。
大きくなっても適切な照明が可能となる。読み取りライ
ン6の長さlが長くなるか、または結像レンズ4の径d
が小さくなると、小型化または読み取り速度の高速化が
実現できる。
(実施例) 第1図,第2図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、既に説明した通りである。第3図は本発明の第2の
実施例を図示するもので、1はLED、7はコリメータレ
ンズ、2bは副走査方向のみ屈折力を有するシリンドリカ
ルレンズ、2cは主走査方向のみ屈折力を有するシリンド
リカルレンズ、3は光カード等の光記録媒体、4は結像
レンズ、5はCCD、6は読み取りラインである。読み取
りライン6の長さlは結像レンズ4の径dのほぼ2倍と
なっている。このように構成された光情報読み取り機構
の動作を次に説明する。LED1から出た光線はコリメータ
レンズ7により平行光となりシリンドリカルレンズ2bに
入射する。シリンドリカルレンズ2bは結像レンズ4と同
じ開口角を持っており、読み取りライン6上に焦点を合
わせた位置におかれている。このレンズ2bによって副走
査方向に広がっている光線は読み取りライン6上に集光
するよう進行する。光線は次にシリンドリカルレンズ2c
に入射する。シリンドリカルレンズ2cはその周縁に入射
した光が読み取りライン6の最端を通って結像レンズ4
に入射するような位置と開口角を持っている。このレン
ズ2cにより主走査方向に広がった光は読み取りライン6
上を照射した後結像レンズ4に入射する。
で、既に説明した通りである。第3図は本発明の第2の
実施例を図示するもので、1はLED、7はコリメータレ
ンズ、2bは副走査方向のみ屈折力を有するシリンドリカ
ルレンズ、2cは主走査方向のみ屈折力を有するシリンド
リカルレンズ、3は光カード等の光記録媒体、4は結像
レンズ、5はCCD、6は読み取りラインである。読み取
りライン6の長さlは結像レンズ4の径dのほぼ2倍と
なっている。このように構成された光情報読み取り機構
の動作を次に説明する。LED1から出た光線はコリメータ
レンズ7により平行光となりシリンドリカルレンズ2bに
入射する。シリンドリカルレンズ2bは結像レンズ4と同
じ開口角を持っており、読み取りライン6上に焦点を合
わせた位置におかれている。このレンズ2bによって副走
査方向に広がっている光線は読み取りライン6上に集光
するよう進行する。光線は次にシリンドリカルレンズ2c
に入射する。シリンドリカルレンズ2cはその周縁に入射
した光が読み取りライン6の最端を通って結像レンズ4
に入射するような位置と開口角を持っている。このレン
ズ2cにより主走査方向に広がった光は読み取りライン6
上を照射した後結像レンズ4に入射する。
以上2つのシリンドリカルレンズ2b,2cによりコリメ
ータレンズ7を出た光はムダなく読み取りライン6上に
集光された後すべて結像レンズ4に入射する。結像レン
ズ4に入射した光線はCCD5上に結像される。
ータレンズ7を出た光はムダなく読み取りライン6上に
集光された後すべて結像レンズ4に入射する。結像レン
ズ4に入射した光線はCCD5上に結像される。
以上、この例で読み取りライン6の長さが結像レンズ
径の2倍あるにもかかわらずコリメータレンズ7に入射
した光が全てCCD5上に結像されることを示した。
径の2倍あるにもかかわらずコリメータレンズ7に入射
した光が全てCCD5上に結像されることを示した。
第4図は、本発明の第3の実施例を説明する図であっ
て、各記号は第3図と同じものを使用している。この例
においてはシリンドリカルレンズ2b,2cが集光レンズ2a
の前側に配置されている。このように構成された光情報
読み取り機構の動作を次に説明する。
て、各記号は第3図と同じものを使用している。この例
においてはシリンドリカルレンズ2b,2cが集光レンズ2a
の前側に配置されている。このように構成された光情報
読み取り機構の動作を次に説明する。
LED1から出た光源はシリンドリカルレンズ2bに入射す
る。このレンズによりLEDから出た副走査方向に広がる
光は適当に集光され、主走査方向に広がる光は直進す
る。その後光線はシリンドリカルレンズ2cに入射する。
ここで主走査方向に広がる光は平行光になおされ、副走
査方向に広がる光は直進する。その後光線は集光レンズ
2aに入射する。この集光レンズ2aはそれ自身から結像レ
ンズ4までの距離と等しい焦点距離をもっているので、
主走査方向に広がる平行光となっている光線は結像レン
ズ4付近に集光する。一方副走査方向に広がる光はすで
にある程度集光されているので集光レンズ2aによりさら
に集光され読み取りライン6上に集光し、その反射光が
結像レンズ4に入射する。結像レンズ4に入射した光は
CCD5上に結像される。
る。このレンズによりLEDから出た副走査方向に広がる
光は適当に集光され、主走査方向に広がる光は直進す
る。その後光線はシリンドリカルレンズ2cに入射する。
ここで主走査方向に広がる光は平行光になおされ、副走
査方向に広がる光は直進する。その後光線は集光レンズ
2aに入射する。この集光レンズ2aはそれ自身から結像レ
ンズ4までの距離と等しい焦点距離をもっているので、
主走査方向に広がる平行光となっている光線は結像レン
ズ4付近に集光する。一方副走査方向に広がる光はすで
にある程度集光されているので集光レンズ2aによりさら
に集光され読み取りライン6上に集光し、その反射光が
結像レンズ4に入射する。結像レンズ4に入射した光は
CCD5上に結像される。
以上この例でシリンドリカルレンズ2b,2cのレンズ系
内の配置が変っても読み取りライン6の長さをのばす効
果が得られることを示した。
内の配置が変っても読み取りライン6の長さをのばす効
果が得られることを示した。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば照明レン
ズ系内に主走査方向に比べ副走査方向に高い屈折力を有
するレンズ及び副走査方向に比べ主走査方向に高い屈折
力を有するレンズを配置することにより、最もコストの
かかる結像レンズの径を広げることなく、また照明光の
強度を犠牲にすることなく、読み取りラインの長さをの
ばすことができ、光カード等の光記録媒体の情報読み取
りの高速化を実現できる。更にこの発明によれば、照明
レンズ系の大きさは、副走査方向に比べ主走査方向に高
い屈折力をもつレンズを読み取りラインに近づけること
により、読み取りラインの長さより少し大きければ充分
であり、光学系全体の小型化にも役立つ。
ズ系内に主走査方向に比べ副走査方向に高い屈折力を有
するレンズ及び副走査方向に比べ主走査方向に高い屈折
力を有するレンズを配置することにより、最もコストの
かかる結像レンズの径を広げることなく、また照明光の
強度を犠牲にすることなく、読み取りラインの長さをの
ばすことができ、光カード等の光記録媒体の情報読み取
りの高速化を実現できる。更にこの発明によれば、照明
レンズ系の大きさは、副走査方向に比べ主走査方向に高
い屈折力をもつレンズを読み取りラインに近づけること
により、読み取りラインの長さより少し大きければ充分
であり、光学系全体の小型化にも役立つ。
尚、本発明は光カード以外の光記録媒体に適用するこ
とも可能であり、ライン状の読み取りを行うならば光テ
ープ等の光記録媒体であっても本発明の有効性は損なわ
れることはない。
とも可能であり、ライン状の読み取りを行うならば光テ
ープ等の光記録媒体であっても本発明の有効性は損なわ
れることはない。
第1図は本発明の第1の実施例を示す側面図、第2図は
第1図の斜視図、第3図は本発明の第2実施例を示す斜
視図、第4図は第3実施例を示す斜視図、第5図は従来
の光情報読み取り機構の構成を示す側面図、第6図〜第
8図は読み取りラインの照明部分の説明図であって、第
6図は結像レンズの開口角が主走査方向に広がる照明光
の開口角より小さいもの、第7図は結像レンズの開口角
が主走査方向に広がる照明光の開口角と同じもの、第8
図は第7図の状態をトーリックレンズで実現しようとし
たときの説明図である。第9図は光記録媒体である光カ
ードの記録部分の説明図である。 1……光源、2……照明レンズ系 2a……集光レンズ、2b……副走査方向に高倍率なシリン
ドリカルレンズ 2c……主走査方向に高倍率なシリンドリカルレンズ、3
……光カード 4……結像レンズ、5……光センサ 6……読み取りライン、7……コリメータレンズ La……照射光、Lb……射出光 l……読み取りラインの長さ、d……結像レンズ口径
第1図の斜視図、第3図は本発明の第2実施例を示す斜
視図、第4図は第3実施例を示す斜視図、第5図は従来
の光情報読み取り機構の構成を示す側面図、第6図〜第
8図は読み取りラインの照明部分の説明図であって、第
6図は結像レンズの開口角が主走査方向に広がる照明光
の開口角より小さいもの、第7図は結像レンズの開口角
が主走査方向に広がる照明光の開口角と同じもの、第8
図は第7図の状態をトーリックレンズで実現しようとし
たときの説明図である。第9図は光記録媒体である光カ
ードの記録部分の説明図である。 1……光源、2……照明レンズ系 2a……集光レンズ、2b……副走査方向に高倍率なシリン
ドリカルレンズ 2c……主走査方向に高倍率なシリンドリカルレンズ、3
……光カード 4……結像レンズ、5……光センサ 6……読み取りライン、7……コリメータレンズ La……照射光、Lb……射出光 l……読み取りラインの長さ、d……結像レンズ口径
Claims (4)
- 【請求項1】光源からの照射光を照明レンズを介して光
カード等の光記録媒体上の反射率または透過率の差によ
って作られるピットパターンに照射し、その正反射光ま
たは透過光を結像レンズを介してCCD等の光センサに入
射せしめ、前記光記録媒体のピットパターンをライン状
に読み取る構成の光情報読み取り機構において、前記照
明レンズは、集光レンズと副走査方向に比べて主走査方
向に屈折力が大なるレンズと、主走査方向に比べて副走
査方向に屈折力が大なるレンズとで構成され、上記結像
レンズの径dと前記光カード等の光記録媒体の読み取り
ラインの長さlとの関係がdlであることを特徴とす
る光情報読み取り機構。 - 【請求項2】光源より読み取りライン方向へ順次に集光
用凸レンズ、二個のシリンドリカルレンズを配設してな
る照明系レンズを有する請求項1記載の光情報読み取り
機構。 - 【請求項3】光源より読み取りライン方向へ順次にコリ
メータレンズ、二個のシリンドリカルレンズを配設して
なる照明系レンズを有する請求項1記載の光情報読み取
り機構。 - 【請求項4】光源より読み取りライン方向へ順次に二個
のシリンドリカルレンズと集光レンズを配設してなる照
明系レンズを有する請求項1記載の光情報読み取り機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013791A JPH083907B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 光情報読み取り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013791A JPH083907B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 光情報読み取り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190069A JPH01190069A (ja) | 1989-07-31 |
JPH083907B2 true JPH083907B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=11843073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63013791A Expired - Lifetime JPH083907B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 光情報読み取り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083907B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-25 JP JP63013791A patent/JPH083907B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01190069A (ja) | 1989-07-31 |
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