JPH0350488Y2 - - Google Patents

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JPH0350488Y2
JPH0350488Y2 JP1982121523U JP12152382U JPH0350488Y2 JP H0350488 Y2 JPH0350488 Y2 JP H0350488Y2 JP 1982121523 U JP1982121523 U JP 1982121523U JP 12152382 U JP12152382 U JP 12152382U JP H0350488 Y2 JPH0350488 Y2 JP H0350488Y2
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JP
Japan
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hologram
light
light beam
scanning
scanned
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JP1982121523U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光学的読取り装置に関し、特に光ビ
ームを走査して被走査物体からの散乱光を受光し
て情報を読取るバーコード読取り装置に代表され
るような光学読取り装置に関する。
一般に、バーコード読取り装置に代表されるよ
うな光学読取り装置では、バーコードラベルの向
きによらず読取ることが要求されるため、交叉し
た複雑な走査パターンを発生でき、かつ被走査物
体からの散乱光の集光が容易になる光ビームの走
査方式がとられなければならない。このため従来
の回転多面鏡以外に、最近ホログラムスキヤナが
使用されている。このホログラムスキヤナは等価
的には、回折格子で構成されたレンズを移動して
光ビームを走査するので、レンズの中心軸位置の
配置を変えることで平行な走査線を容易に発生で
き、さらに散乱光の集光にもこのレンズ作用が使
えるたけ光学系が容易になる利点がある。
ホログラムスキヤナは、ホログラムレンズを円
周上に複数個配列したホログラムデイスクの回転
で光ビームを走査するが、各走査の走査角はデイ
スクの回転角程度であり、したがつて走査線の総
長には限りがある。しかし、バーコード読取り装
置においては高さの低いラベルを高速に読取るこ
とが要求される。従来の装置では、高さ12mmのラ
ベルをラベル移動速度2m/秒程度で読むのが限
界であつたが、最近物品の大きさに対して、目立
たない様な高さ6mmのラベルを読取ることが要求
されてきている。このホログラムスキヤナを用い
た従来のバーコード読取り装置を用いて6mmの高
さのラベルを読み取るためには、走査窓上の走査
線の密度を従来の2倍にする必要がある。しか
し、前述のように走査線の総長は限られているの
で、走査線密度を2倍にすれば走査範囲は半分に
なつてしまい、走査窓の大きさが半分になり走査
窓上をラベルを流すのが困難になつてしまう。そ
のため従来の技術では、6mm高さのラベルを読取
るバーコード読取り装置は実現できなかつた。
この考案の目的は、この様な問題点を除去し、
従来の2倍以上の走査線密度を有する光学読取り
装置を提供することにある。
この考案の構成は、集束機能をもつホログラム
を円周上に複数個配列したホログラムデイスク
と、このホログラムデイスクを回転する手段と、
前記ホログラムを光ビームにより照射するように
配置された光ビーム照射手段と、前記ホログラム
からの走査ビームで走査された被走査物体からの
散乱光のうち前記ホログラムデイスク上で光の走
査に与かつているホログラムで回折された光を検
出して前記被走査物体の情報を読取る光検出手段
とを含む光学読取り装置において、前記光ビーム
照射手段と前記光検出手段とから成る光学手段を
2組以上用いて、前記同一ホログラムの異なる位
置を照射して前記走査ビームが前記被走査物体の
異る部分を同時に走査するように前記各光ビーム
照射手段を配置したことを特徴とする。
次に図面を参照してこの考案を詳細に説明す
る。
図は、この考案の一実施例を示す上面図であ
る。この実施例は二個の光ビーム1,10と二個
の光検出手段9,13がある場合を示している。
第1の光ビームは発散ビームとなつて光ビーム1
と光ビーム10を通す穴を中心部分に持つ鏡2を
通りホログラムデイスク3を照射する。このホロ
グラムデイスク3で回折された光ビームは、ホロ
グラムレンズの焦点4を通つて、走査面5上の点
6に集束される。このホログラムデイスク3はモ
ータ7で回転されることにより、ホログラムデイ
スク3で回折された光ビームは走査面5上を紙面
に垂直な方向に走査することができる。この走査
面上の点6で被走査物体によつて散乱反射された
光ビーム8は、ホログラムデイスク3上の走査に
あずかつているホログラムで回折され、穴あき鏡
2で反射され一方の光検出器9の感光面上に集束
される。
一方、もう一方の光ビーム10は、光ビーム1
と同様に発散ビームとなつて穴あき鏡2の穴を通
り、ホログラムデイスク3上の光ビーム1が照射
しているのと同一ホログラムで回折され、ホログ
ラムレンズの焦点4を通つて走査面5上の点11
に集束される。このホログラムデイスク3はモー
タ7で回転されることにより、光ビームは走査面
5上を紙面に垂直な方向に走査される。この走査
面上の点11で被走査物体によつて散乱反射され
た光ビーム12は走査にあずかつているホログラ
ムで回折され、穴あき鏡2で反射され他方の光検
出器13の感光面上に集束される。
ホログラムデイスク3のレンズ作用により光ビ
ーム1の集束点14と走査ビームの集束点6及び
光ビーム10の集束点15と走査ビームの集束点
11は結像の関係にあるのでホログラムデイスク
が回転しても、被走査物体からの散乱反射光は、
常に集束点14及び15の鏡面対称点である光検
出器9及び13の感光面上に集束する。すなわ
ち、点6からの散乱反射光は光検出器9に、点1
1からの散乱反射光は光検出器13に常に集束す
る。
したがつて、2つの光ビーム1,10が同時に
被走査物体で散乱反射されても、一方の光検出器
には他方の散乱反射光による光はほとんど入射せ
ず、各々高い信号対雑音比で、同時に情報を読み
とることができる。そこで走査線と走査線との間
隔、すなわち走査点6,11との間隔を従来のバ
ーコード読取り走査の走査線間隔の半分に設定す
れば、従来の2倍の走査線密度にすることができ
る。本願考案のごとき光学読取装置で最も肝要な
点は、複数の走査ビームで被走査物体上で交わら
ない、すなわち同時に同一点を走査しないように
することである。同時に同一点を走査すると、受
光器には複数の走査ビーム反射光が到達し、読取
の信号対雑音比が劣化し、誤読取が発生する。本
願考案では同一ホログラムの異なる位置を照射す
る構成をとることで、この問題を回避している。
同一ホログラムで回折された光ビームは、ホログ
ラムの移動方向とほぼ平行方向に走査されるので
複数の走査ビームは略平行に走査される。さらに
図で説明したようにホログラムの焦点4を通つて
走査面に収束される。つまり、空間上では、焦点
4で複数の走査ビームは互いに交わつているの
で、走査面上では必ず分離されることになり、走
査ビームの被走査物体上での衝突は発生しないの
である。
本実施例では、2組の光ビームと光検出器の場
合について説明したが、組数をさらに増せばより
稠密な走査線密度が得られ読取り性能が向上す
る。
以上述べたように、本考案により従来の2倍以
上の走査線密度を持ち読取り性能の高い光学読取
り装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す正面図である。 図において、1,10……光ビーム、2……穴
あき鏡、3……ホログラムデイスク、4……焦
点、5……走査面、6,11……走査ビームの集
束点、7……モータ、8,12……散乱反射光、
9,13……光検出器、14,15……光ビーム
の集束点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集束機能をもつホログラムを円周上に複数個配
    列したホログラムデイスクと、このホログラムデ
    イスクを回転する回転手段と、前記ホログラムを
    発散光ビームにより照射するように配置された光
    ビーム照射手段と、前記ホログラムからの走査を
    行う光ビームで走査された被走査物体からの散乱
    光のうち前記ホログラムデイスク上で光の走査に
    与かつているホログラムで回折集束された光を検
    出して前記被走査物体の情報を読取る光検出手段
    とを含む光学読取装置において、前記光ビーム照
    射手段と前記光検出手段とからなる光学手段を2
    組以上用いて、前記同一ホログラムの異なる位置
    を照射して前記走査を行う光ビームが前記被走査
    物体の異る部分を同時に略平行に走査するように
    前記各光ビーム照射手段を配置し、前記被走査物
    体からの反射光を前記複数の光検出手段で独立に
    検出するようにしたことを特徴とする光学読取装
    置。
JP12152382U 1982-08-10 1982-08-10 光学読取装置 Granted JPS5925559U (ja)

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JP12152382U JPS5925559U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 光学読取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12152382U JPS5925559U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 光学読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925559U JPS5925559U (ja) 1984-02-17
JPH0350488Y2 true JPH0350488Y2 (ja) 1991-10-29

Family

ID=30278101

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JP12152382U Granted JPS5925559U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 光学読取装置

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JP (1) JPS5925559U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145974A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Matsuo Kogyosho:Kk 廃食用油精製装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444552A (en) * 1977-09-14 1979-04-09 Fujitsu Ltd Information reader

Patent Citations (1)

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JPS5444552A (en) * 1977-09-14 1979-04-09 Fujitsu Ltd Information reader

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JP2007145974A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Matsuo Kogyosho:Kk 廃食用油精製装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5925559U (ja) 1984-02-17

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