JPH0838805A - 油中水分除去装置の静電気除去装置 - Google Patents

油中水分除去装置の静電気除去装置

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JPH0838805A
JPH0838805A JP19753894A JP19753894A JPH0838805A JP H0838805 A JPH0838805 A JP H0838805A JP 19753894 A JP19753894 A JP 19753894A JP 19753894 A JP19753894 A JP 19753894A JP H0838805 A JPH0838805 A JP H0838805A
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    • B01D2201/50Means for dissipating electrostatic charges

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油中水分除去フィルタにおいて、静電気を確
実に除去することができる油中水分除去装置の静電気除
去装置を得る。 【構成】 水分除去フィルタ25の流出部である外周を
覆って、導通部材35、15、16等に繋がれた導電マ
ット32を設けた静電気除去エレメント30が配設され
ている。このため、水滴および油に帯電した電荷は水分
除去フィルタ25を通過した後に導電マット32で捕ら
えられ、導通部材35等を流れてフィルタケースに設け
られた接地用部材からボンディング(接地)される。こ
れにより、フィルタケース内で発生した静電気を水分除
去後に確実に除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料油等の油中に含ま
れる水分を除去するための油中水分除去装置において、
油および水分の静電気を除去する静電気除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】油中にエマルジョン状態で存在する水分
(以下、「エマルジョン状水分」という)を除去するた
めに用いられる油中水分除去装置は、油中水分凝集フィ
ルタを備えていることが多い。油中水分凝集フィルタは
水分凝集濾材を備えており、この水分凝集濾材を油が通
過したときに、その油中のエマルジョン状水分を凝集し
て水滴化させ、水滴の自重により沈降させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の油中
水分除去装置においては、凝集水分が油中を滴下する際
に静電気が発生することがあったり、凝集フィルタが親
水性繊維層によって形成されている場合には、エマルジ
ョン状水分が凝集フィルタを通過する際に静電気が発生
することがある。これらの静電気は、油中水分除去装置
の安全性を低下させるおそれがあるため、早期に除去す
ることが望ましい。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、油中水分除去フィルタにおいて、静電気を
確実に除去することができる油中水分除去装置の静電気
除去装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明の油中水分除去装置の静電気除
去装置は、油中に含まれる水分を除去するためにフィル
タケース内に設けられたフィルタの油流出部を導電マッ
トによって覆うように形成している。この導電マット
は、導電性を有する材質によって網状あるいは不織布状
に形成されており、フィルタケースに設けられた接地用
部材に導通部材によって繋がれている。尚、導電マット
の材質としては、腐食性の少ないステンレスによって金
網を層状にしたりスチールウール等にしたものが好まし
く、アルミ、チタンあるいはこれらの合金等でもよい。
【0006】このように形成された静電気除去装置にお
いては、水分が油中を滴下することにより静電気が発生
した場合であっても、帯電した水分および油をフィルタ
を通過した直後に導電マットによって捕らえることによ
り、電荷を大地に接地された接地用部材に流すことがで
きるため、静電気により帯電した電荷を除去することが
できる。
【0007】また、油中に含まれるエマルジョン状水分
を凝集させるためにフィルタを親水性繊維によって形成
した油中水分除去装置の静電気除去装置にあっては、フ
ィルタ通過時に静電気が発生するが、フィルタの流出部
を覆って導電マットが設けられているため、凝集された
水分はこの導電マットによって捕らえられ、油中に電荷
を放出しないようにすることができると共に、油が導電
マットを通過する際に油に帯電した電荷も捕らえること
ができる。。さらに、このフィルタが円筒状に形成され
て内側から外側に向かって油を流通するように構成され
ている場合には、導電マットをフィルタの外周を覆うよ
うに円筒形に形成することによって、水分凝集フィルタ
によって凝集された水分を効率よく捕捉することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図2を用いて、本発明
に係る油中水分除去装置10について説明する。この油
中水分除去装置10のシェルカバー(フィルタケース)
11の内部は、そのうちの大部分を占める分離室12
と、この分離室12の下方に形成された汚油室13およ
び清浄油室14とに分割されている。尚、シェルカバー
11は、導電性を有し、腐食性の少ない鉄、ステンレ
ス、アルミ、チタン等の金属やこれらの合金等によって
形成されている。
【0009】汚油室13には、分離室12内に延びてそ
の上端において開口する円筒口13aが設けられてお
り、その円筒口13aの開口部には、コアレッサーカー
トリッジ(油中水分凝集フィルタ)25,25が取り付
けられている。なお、実際には、円筒口13aおよびコ
アレッサーカートリッジ25は、図4に示すように分離
室12内に複数組設けられるが、図2においてには説明
の便宜上一組のみ示している。コアレッサーカートリッ
ジ25は、パンチメタル(多数の孔が形成された金属
板)から円筒状に形成されるチューブ材26と、このチ
ューブ材26の外周に巻き付けられたゴミフィルタ27
と、このゴミ用フィルタ27の外周に巻き付けられた水
分凝集濾材(親水性を有するガラス繊維等から形成され
る)28とから構成されている。
【0010】また、清浄油室14にも分離室12内の上
部まで延びて開口する円筒口14aが設けられており、
その円筒口14aの上端開口部には、セパレータカート
リッジ(油中水分除去フィルタ)50が取り付けられて
いる。なお、円筒口14aおよびセパレータカートリッ
ジ50も、実際には複数組設けられるが、図2において
は一組のみ示している。
【0011】このように構成された油中水分除去装置1
0の汚油室13には、水分およびゴミ等の不純物を多く
含んだ汚油が外部から供給される。なお、図中の・は水
分を示し、○は不純物を示している。そして、汚油はコ
アレッサーカートリッジ25およびセパレータカートリ
ッジ50を通過することにより水分と不純物が除去さ
れ、清浄油として清浄油室14に排出される。
【0012】ここで、汚油中の水分が油の中を沈降する
と、水滴と油が接触分離を繰り返し、静電気が発生す
る。また、油は親水性の繊維の間を通過するときに静電
気が発生するため、水分凝集濾材28を通過するときに
も静電気が発生する。このため、本油中水分除去装置1
0においては、コアレッサーカートリッジ25の周囲に
静電気除去エレメント30を設け、コアレッサーカート
リッジ25を通過してきた油の静電気を除去することと
している。
【0013】静電気除去エレメント30は、メタルラス
(エキスパンドメタル)又は、パンチメタルにより円筒
状に形成された内側チューブ材31と、円筒状に形成さ
れ、内側チューブ材31の外周に挿入された導電マット
32と、この導電マット32の外周に挿入される前記内
側チューブ31と同様にメタルラス等によって形成され
た外側チューブ33とから構成されている。尚、各チュ
ーブ31、33を形成する材料の一例であるメタルラス
とは、鋼板等の薄板に複数の切込みを入れ、この切込み
と直角方向に引っ張ることにより菱形の空間を有して形
成された網状部材であり、JIS規格のA5505に表
されているようなものである。ここで、内側チューブ3
1および外側チューブ33は、導電性に優れ、且つ腐食
性の少ない鉄、ステンレス、アルミ、チタン等の金属や
これらの合金等によって形成されている。
【0014】導電マット32は、内側チューブ31等と
同様の導電性に優れ、且つ腐食性の少ないステンレス等
の金属材料によって形成され、金網を複数の層状に形成
したものや、いわゆるスチールウールのように不織布状
に形成したものが用いられる。尚、不織布状に形成する
場合には、カーボンファイバー等導電性の繊維も素材と
して用いることができる。そして、この導電マット32
は、コアレッサーカートリッジ25によって凝集された
水分を分離室12内に放出することが無く、且つ油が流
通可能な大きさのメッシュ(透過性)で形成され、内側
チューブ31および外側チューブ33との間に挟持され
て形状が保持される。
【0015】このように形成された静電気除去エレメン
ト30は、図1および図3に示すように、コアレッサー
カートリッジ25の外周に所定の空間30aを有して配
設される。コアレッサーカートリッジ25は、前記のよ
うに水分凝集濾材28等からなり、円筒口13aに取り
付けられる。ここで、再度図2、図3を参照しながらコ
アレッサーカートリッジ25の取付方法について説明す
る。円筒口13aの上端部には、内側チューブ31と同
様の材質によって形成されたマウンティングアダプター
29が固着されており、このマウンティングアダプター
29の中心部には、コアレッサーカートリッジ25の全
長よりも長い長さでセンターロッド21が設けられてい
る。
【0016】そして、このセンターロッド21が中心に
位置するように、マウンティングアダプター29上にコ
アレッサーカートリッジ25を載置し、コアレッサーカ
ートリッジ25上にヨーク22を載置する。このヨーク
22の中心部には、センターロッド21が貫通可能に貫
通孔が形成されており、ヨーク22上部に突出したセン
ターロッド21上端部のネジに第一固定ナット24aを
螺合させることにより、マウンティングアダプター29
とヨーク22との間でコアレッサーカートリッジ25を
挟持する。その後、コアレッサーカートリッジ25の外
周に静電気除去エレメント30を挿入し、マウンティン
グアダプター29上に載置、固定することにより、コア
レッサーカートリッジ25における油の流出部を静電気
除去エレメント30で覆う。
【0017】図1および図4に示すように、外周に静電
気除去エレメント30を配設し、各円筒口13a上に載
置された各コアレッサーカートリッジ25は、複数のス
パイダープレート15によって相互に連結される。この
スパイダープレート15は、内側チューブ31等と同様
に導電性の金属材料によって形成された平板であり、両
端部にはセンターロッド21上端部のネジが貫通可能な
貫通孔が形成されている。そして、各貫通孔に前記ネジ
部を通し、第二固定用ナット24bを螺合させることに
よって各コアレッサーカートリッジ25にスパイダープ
レート15を固定する。
【0018】ここで、シェルカバー11の内周には、シ
ェルカバー11と同様の導電材料によって形成されたス
パイダープレート保持部材16、16が内側に突出して
形成されている。このスパイダープレート保持部材16
の端部には、センターロッド21上端部のネジと同様の
ネジが形成されている。従って、スパイダープレート保
持部材16の近傍に固定されているコアレッサーカート
リッジ25に一端が固定されたスパイダープレート15
の他端をスパイダープレート保持部材16に固定するこ
とにより、各コアレッサーカートリッジ25をシェルカ
バー11に対してしっかりと固定させることができる。
【0019】静電気除去エレメント30の外側チューブ
33の上端部には、外側チューブ端子34が形成されて
いる。この外側チューブ端子34とスパイダープレート
15とは短絡線35によって繋がれており、この短絡線
35は、電線35cの両端部に端子35a、35bが固
着されることにより両端子35a、35bが導通するよ
うに構成されている。従って、スパイダープレート15
に一方の端子35aをネジ止めすると共に、外側チュー
ブ端子34に他方の端子35bをネジ止めすることによ
り、スパイダープレート15を介して外側チューブ33
とセンターロッド21およびスパイダープレート保持部
材16とが導通し、外側チューブ33とシェルカバー1
1とが導通することとなる。
【0020】シェルカバー11の本体下部外周には、接
地用端子(接地用部材)42が形成されている。また、
シェルカバー11の底部には、脚19がシェルカバー1
1に繋がって同様の材質で設けられている。この脚19
の下端部には、アンカーボルト19aを用いて基礎Gに
しっかりと固定するための貫通孔が形成されている。そ
して、接地用端子42あるいはアンカーボルト19aに
接地線41、41′の一端を繋ぎ、他端をボンディング
(接地)させることにより、油中水分除去装置10の接
地(アース)を取ることができる。尚、ここで、導電性
を有する材料によって形成された、短絡線35、スパイ
ダープレート15、センターロッド21、マウンティン
グアダプター29、スパイダープレート保持部材16、
シェルカバー11等が請求の範囲に記載の導通部材を構
成することとなる。
【0021】次に、セパレータカートリッジ50につい
て説明する。セパレータカートリッジ50は、パンチメ
タルあるいはメタルラス等により円筒状に形成されて円
筒口14aに連結されるチューブ材と、プリーツ状ある
いは円筒状に形成されてチューブ材の外周に設けられた
撥水濾材とから構成されている。尚、この撥水濾材は、
油中に含まれる水滴状水分を撥ねて油から分離除去する
ものである。また、このセパレータカートリッジ50
は、前記コアレッサーカートリッジ25における油の流
れとは異なり、カートリッジの外側から内側に向かって
流入するものである。
【0022】次に、このように構成されたコアレッサー
カートリッジ25およびセパレータカートリッジ50を
備えた油中水分除去装置10における油中からの水分除
去の過程を、図2を併せ用いて説明する。まず、汚油室
13に供給された汚油は、コアレッサーカートリッジ2
5におけるチューブ材26に形成された孔から外周側に
流出し、ゴミフィルタ27を通過する。このとき汚油か
ら不純物の大部分が取り除かれる。
【0023】さらに、油は水分凝集濾材28を通過す
る。このとき、油中に含まれるエマルジョン状水分は、
成長し水滴化されると共に、前記のように親水性を有す
るガラス繊維の通過に伴って静電気を発生し、水滴およ
び油を帯電させる。成長し、帯電した水滴はその自重に
より水分凝集濾材28と内側チューブ31との間の空間
30a内を沈降したり、静電気除去エレメント30にお
ける導電マット32に捕らえられて沈降したりする。
【0024】そして、沈降し、分離室22の底に溜った
水分(図中にWで示している)の電荷は、シェルカバー
11と接触することにより接地線41あるいは41′を
介してボンディングする(接地される)。また、エマル
ジョン状水分が除去された油に帯電した電荷は、油が導
電マット32を通過する際に、導電マット32から外側
チューブ材33、スパイダープレート15を伝わり、さ
らにセンターロッド21、マウンティングアダプター2
9を介してシェルカバー11に伝わったり、スパイダー
プレート保持部材16を介してシェルカバー11に伝わ
ったりすることにより、前記と同様に接地線41あるい
は41′を介して接地される。また、導電マット32に
捕らえられた水滴に帯電した電荷も前記と同様に接地さ
れる。これにより、コアレッサーカートリッジ25によ
って、エマルジョン状水分を凝集させる場合に発生する
静電気は、静電気除去エレメント30によって除去さ
れ、分離室12の底に溜った水分は、適宜外部に排出さ
れる。
【0025】また、本発明は、上記のように構成された
水分除去フィルタを設けた油中水分除去装置に限られて
用いられるものではなく、他の形式の水分除去フィルタ
を設けたものであっても、フィルタの流出部を上記のよ
うな静電気除去エレメントで覆うことにより、フィルタ
から流出する油の静電気を確実に除去することができ
る。従って、フィルタ通過時に静電気が発生しなくて
も、フィルタを通過する以前に水滴が油中を沈降するこ
とにより静電気が発生した場合であっても静電気を除去
することができる。
【0026】さらに、上記のようにコアレッサーカート
リッジ25の外周を覆って静電気除去エレメント30を
設けた場合には、コアレッサーカートリッジ25の交換
時に静電気除去エレメント30を取り外すことができる
ため、静電気除去エレメント30の洗浄等のメンテナン
スを容易に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の油中水分除去装置
の静電気除去装置では、水分除去フィルタの流出部を覆
って、フィルタケース等の導通部材に繋がれた導電マッ
トを設けた静電気除去エレメントが配設されているた
め、水滴および油に帯電した電荷は水分除去フィルタを
通過した後に導電マットで捕らえられ、導通部材を流れ
て接地用部材からボンディング(接地)される。これに
より、フィルタケース内において油中の水分が沈降する
ことにより静電気が発生した場合であっても、油中の水
分を除去すると共に静電気も除去することができる。
【0028】また、水分除去フィルタが親水性繊維によ
って円筒形に形成され、内側から外側に油が流通するよ
うに構成されている場合には、導電マットを設けた静電
気除去エレメントを水分除去フィルタの流出部である外
側を覆って設けることにより、フィルタを通過させたと
きに生じた静電気を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電気除去装置を設けた油中水分
除去フィルタの斜視図(一部断面図)である。
【図2】この静電気除去装置を設けた油中水分除去装置
の側面断面図である。
【図3】上記油中水分除去フィルタの断面図である。
【図4】前記油中水分除去装置の図2におけるAA断面
の斜視図である。
【符号の説明】
10 油中水分除去装置 13 汚油室 14 清浄油室 25 コアレッサーカートリッジ(油中水分凝集フィル
タ) 30 静電気除去エレメント 42 接地用部材 50 セパレータカートリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタケース内に設けられたフィルタ
    を通過させることにより油中に含まれる水分を除去する
    油中水分除去装置において、 導電性を有する材質によって網状あるいは不織布状に形
    成され、前記フィルタの流出部を覆って配設された導電
    マットと、 前記フィルタケースに設けられた接地用部材と前記導電
    マットとを繋ぐ導通部材とからなることを特徴とする油
    中水分除去装置の静電気除去装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタが、親水性繊維により円筒
    状に形成されて内側から外側に油を流通させることによ
    り油中に含まれるエマルジョン状水分を凝集させる水分
    凝集フィルタであり、 前記導電マットが、前記水分凝集フィルタの外周を覆っ
    て円筒状に形成され、前記水分凝集フィルタによって凝
    集された水分を前記マットで捕捉することにより、前記
    水分を前記フィルタケース内に沈降させるマットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の油中水分除去装置の
    静電気除去装置。
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