JPH0838730A - パチンコ台又はスロット台の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】集客率及び固定客のアップを図る。 【構成】パチンコ台１又はスロット台２５の大当り回数
等のデータを表示する表示器４を各パチンコ台１又は各
スロット台２５に対応して設置した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はパチンコ台又はスロット
台の表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ台又はスロット台の大当りに
は、種々の組合せのものがあるが、一般に、数字、絵
柄、文字等が一直線又は斜めに揃うことにより大当りと
なり、パチンコ玉又はメダルがある数量出てくる。また
大当りになると、パチンコ台又はスロット台の上方に設
けられたランプが点滅する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、大当
りになるとランプが点滅するのみである。ところで、遊
戯者は、当日、前日、前々日のその台の大当りの回数、
大当りの確率等を知りたいものである。しかし、従来こ
のようなデータを表示するものはなかった。そこで、前
記したようなデータを表示してサービスを図るようにす
れば、集客率及び固定客アップにつながる。

【０００４】本発明の第１の目的は、集客率のアップが
図れるパチンコ台又はスロット台の表示装置を提供する
ことにある。

【０００５】本発明の第２の目的は、固定客のアップが
図れるパチンコ台又はスロット台の表示装置を提供する
ことにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るための本発明の第１の手段は、パチンコ台又はスロッ
ト台の大当り回数等のデータを表示する表示器を各パチ
ンコ台又は各スロット台に対応して設置したことを特徴
とする。

【０００７】上記第１の目的を達成するための本発明の
第２の手段は、パチンコ台又はスロット台のスタート回
数、大当り回数等を記憶する回数記憶回路と、大当り確
率数等を演算する確率演算回路と、前記回数記憶回路の
大当り回数等及び前記確率演算回路の大当り確率数等を
記憶するデータ記憶回路と、このデータ記憶回路に記憶
されたデータを表示するように各パチンコ台又は各スロ
ット台に対応して設置した表示器とを備えていることを
特徴とする。

【０００８】上記第１及び第２の目的を達成するための
本発明の第３の手段は、パチンコ台又はスロット台のス
タート回数、大当り回数等を記憶する回数記憶回路と、
大当り確率数等を演算する確率演算回路と、前記回数記
憶回路の大当り回数等及び前記確率演算回路の大当り確
率数等を記憶するデータ記憶回路と、このデータ記憶回
路に記憶されたデータを表示するように各パチンコ台又
は各スロット台に対応して設置した表示器と、予め登録
されたお客情報を記憶したお客情報記憶回路と、各パチ
ンコ台又は各スロット台に対応して設置されたカードリ
ーダと、このカードリーダに挿入されたカードを読み取
って前記お客情報記憶回路に予め登録されたお客情報と
比較し、登録されている場合は前記データ記憶回路に記
憶されているデータを前記表示器に表示させる比較回路
とを備えていることを特徴とする。

【０００９】

【作用】第１の手段によれば、大当り等のデータを表示
器に表示するので、お客は台の選択がより容易となり、
集客率のアップが図れる。

【００１０】第２の手段によれば、パチンコ台の大当り
回数等のデータは回数記憶回路に記憶され、大当り確率
数等のデータは演算回路で演算される。回数記憶回路に
記憶されたデータ及び確率演算回で演算されたデータは
データ記憶回路に記憶される。そして、データ記憶回路
に記憶された例えば当日、前日、前々日のデータは表示
器に表示される。

【００１１】第３の手段によれば、予め登録したお客が
カードリーダにカードを挿入すると、カードリーダで読
み出したお客情報はお客情報記憶回路に記憶されたお客
データと比較し、登録されている場合は、データ記憶回
路に記憶されている情報を表示器に出力する。即ち、カ
ードを使用することにより、前記データを固定客のみに
見せるようにすれば、固定客アップにつながる。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。本実施例は、２つの表示機能を有している。第１は
大当り表示機能で、第２は顧客管理表示機能である。

【００１３】まず、大当り表示機能について説明する。
各パチンコ台１は、それぞれ入力回路２、乱数演算回路
３及び表示器４を備えれいる。パチンコ台１の特定のポ
ケットにパチンコ玉が入った時に該パチンコ台１より出
力するスタート信号１ａ及び大当り信号１ｂは入力回路
２に入力される。乱数演算回路３は、「無制限」、「ラ
ッキー」、「アンラッキー」、「ハズレ」を記憶及び演
算するものである。表示器４は、乱数演算回路３で演算
した結果の種類を表示するもので、例えば液晶表示器、
ブラウン管等を使用し、文字、絵柄、色等で大当りの種
類を表示する。

【００１４】次に作用について説明する。パチンコ台１
の特定のポケットにパチンコ玉が入ると、そのパチンコ
台１に特有の数字、絵柄、文字等が変わり、入力回路２
にスタート信号１ａが入り、台特有の組合せが揃うと、
そのパチンコ台１より大当り信号１ｂが入力回路２に入
力し、「無制限」、「ラッキー」、「アンラッキー」、
「ハズレ」の内の１つを乱数演算回路３を通して選択
し、大当りの種類を表示器４に出力する。表示器４は、
大当りの種類「無制限」、「ラッキー」、「アンラッキ
ー」を文字又は絵柄若しくは数字等で表示する。この場
合、従業員が大当りの種類を遠くからも確認できるよう
に色分け又は絵柄で表示するのが好ましい。例えば、無
制限の大当りは「赤色」と「無制限」を表示し、ラッキ
ーの大当りは「青色」と「ラッキー」を表示し、アンラ
ッキーの大当りりは「緑色」と「アンラッキー」を表示
する。なお、この表示方法は、パチンコ店の好みによっ
て色々な表示方法があることは言うまでもない。

【００１５】このように、大当りの種類が表示器４に表
示されるので、従業員が一々その大当りを確認してその
旨の表示板をセットする作業が不要となる。また大当り
の種類を色分け又は絵柄で表示するようにすると、遠く
からでも大当りの種類が判別でき、一層作業が軽減さ
れ、人件費の節減となる。

【００１６】次に顧客管理表示機能について説明する。
スタート信号１ａ、大当り信号１ｂの回数であるスター
ト回数、大当り回数をカウントして記憶する回数記憶回
路１０と、その日の今まで及び１日のそのパチンコ台１
の累計スタート数（スタート信号数）、累計大当り数の
大当り確率数及び最終大当り後のスタート回数等のデー
タを演算する確率演算回路１１と、当日、前日、前々日
のデータを記憶するデータ記憶回路１２と、予め登録さ
れたお客情報を記憶したお客情報記憶回路１３とを備え
ている。

【００１７】また各パチンコ台１にはカードリーダ１４
を設置し、カードリーダ１４で読み取ったデータは前記
入力回路２に入力されるようになっている。そして、入
力回路２に入力されたお客情報は比較回路１５に入力さ
れ、比較回路１５はお客情報記憶回路１３に記憶された
お客情報と比較し、登録されている場合はデータ記憶回
路１２に記憶される情報を前記表示器４に表示するよう
になっている。またデータ記憶回路１２に記憶されたデ
ータは、カードをカードリーダ１４に挿入したお客が手
動入力手段１６によって切換え回路１７を通して表示器
４に表示できるようにもなっている。

【００１８】次に作用について説明する。各パチンコ台
１のスタート信号１ａ（スタート回数）及び大当り信号
１ｂ（大当り回数）は回数記憶回路１０に記憶され、そ
の日の今まで及び１日のそのパチンコ台１の累計スター
ト数（スタート信号１ａ数）、累計大当り数の大当り確
率数又は最終大当り後のスタート回数等のデータは演算
回路１１で演算される。そして、当日、前日、前々日の
データはデータ記憶回路１２に記憶される。

【００１９】そこで、予め登録したお客がカードリーダ
１４にカードを挿入すると、カードリーダ１４はカード
のお客登録を読み出し入力回路２に入力する。入力回路
２に入力された情報は比較回路１５に入力され、比較回
路１５はお客情報記憶回路１３と比較し、登録されてい
る場合は、データ記憶回路１２に記憶されている情報を
表示器４に出力する。これにより、表示器４には当日、
前日、前々日のデータ（当日、前日、前々日の累計スタ
ート数、累計大当り数）が表示される。この場合、カー
ドをカードリーダ１４に挿入したお客が手動入力手段１
６を操作して切換え回路１７によってデータ記憶回路１
２に記憶されているデータの必要なデータを切り換え表
示する。もし、お客様用カードを発行していない店で
は、お客が自由に手動入力手段１６を操作して切換え回
路１７によってデータ記憶回路１２に記憶されているデ
ータを表示器４に表示するようにしてもよい。

【００２０】このように、大当り等のデータを表示する
ことにより、お客は台の選択がより容易となり、集客率
のアップが図れる。またカードを使用することにより、
前記データを固定客のみに見せるようにすれば、固定客
アップにつながる。

【００２１】なお、乱数演算回路３の乱数値及び大当り
率の値、お客情報記憶回路１３のお客情報は、外部パソ
コン２０にて設定し、通信回路２１を通して乱数演算回
路３及びお客情報記憶回路１３に送ることができる。

【００２２】ところで、前記した顧客管理表示機能は、
パチンコ台１に限らずスロット台２５にも使用できる。
スロット台２５の場合は、メダルをスロット台２５の投
入口に入れる毎にアウト信号２５ａ、スロット台２５よ
りメダル排出口にメダルが排出される毎にセイフ信号２
５ｂ、大当りの場合の大当り信号２５ｃが出力する。そ
こで、これらのアウト信号２５ａ、セイフ信号２５ｂ、
大当り信号２５ｃを入力回路２に入力することにより、
パチンコ台１の場合と同様に顧客管理表示機能を有す
る。大当り表示機能については、現在、スロット台２５
は大当りが１つでパチンコ台１のような大当りの種類が
ないので、大当り表示機能は適用できない。しかし、今
後、スロット台２５においても大当りの種類ができるよ
うになれば、同様に適用できることは言うまでもない。

【００２３】

【発明の効果】本発明によれば、大当り等のデータを表
示器により表示することにより、お客は台の選択がより
容易となり、集客率のアップが図れる。またカードを使
用することにより、前記データを固定客のみに見せるよ
うにすれば、固定客アップにつながる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のパチンコ台又はスロット台の表示装置
の一実施例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１ パチンコ台 １ｂ 大当り信号 ４ 表示器 １０ 回数記憶回路 １２ データ記憶回路 １３ お客情報記憶回路 １４ カードリーダ １５ 比較回路 ２５ スロット台 ２５ｃ 大当り信号

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 パチンコ台又はスロット台の大当り回数
   等のデータを表示する表示器を各パチンコ台又は各スロ
   ット台に対応して設置したことを特徴とするパチンコ台
   又はスロット台の表示装置。
2. 【請求項２】 パチンコ台又はスロット台のスタート回
   数、大当り回数等を記憶する回数記憶回路と、大当り確
   率数等を演算する確率演算回路と、前記回数記憶回路の
   大当り回数等及び前記確率演算回路の大当り確率数等を
   記憶するデータ記憶回路と、このデータ記憶回路に記憶
   されたデータを表示するように各パチンコ台又は各スロ
   ット台に対応して設置した表示器とを備えていることを
   特徴とするパチンコ台又はスロット台の表示装置。
3. 【請求項３】 パチンコ台又はスロット台のスタート回
   数、大当り回数等を記憶する回数記憶回路と、大当り確
   率数等を演算する確率演算回路と、前記回数記憶回路の
   大当り回数等及び前記確率演算回路の大当り確率数等を
   記憶するデータ記憶回路と、このデータ記憶回路に記憶
   されたデータを表示するように各パチンコ台又は各スロ
   ット台に対応して設置した表示器と、予め登録されたお
   客情報を記憶したお客情報記憶回路と、各パチンコ台又
   は各スロット台に対応して設置されたカードリーダと、
   このカードリーダに挿入されたカードを読み取って前記
   お客情報記憶回路に予め登録されたお客情報と比較し、
   登録されている場合は前記データ記憶回路に記憶されて
   いるデータを前記表示器に表示させる比較回路とを備え
   ていることを特徴とするパチンコ台又はスロット台の表
   示装置。