JPH0838643A - スプリンクラヘッド - Google Patents
スプリンクラヘッドInfo
- Publication number
- JPH0838643A JPH0838643A JP17780694A JP17780694A JPH0838643A JP H0838643 A JPH0838643 A JP H0838643A JP 17780694 A JP17780694 A JP 17780694A JP 17780694 A JP17780694 A JP 17780694A JP H0838643 A JPH0838643 A JP H0838643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- sprinkler head
- arms
- valve
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱体の感度を向上させると共にその方向性
をなくし、さらに、部品点数を少なくして荷重の調整を
簡単にし、また、感熱体の保護機能を高めるこのとでき
るフレーム型のスプリンクラヘッドを得ること。 【構成】 放水口、この放水口を開閉する弁体及びアー
ム17a〜17cを有するフレーム15等からなり、ア
ーム17a〜17cを少なくとも3本設けた。
をなくし、さらに、部品点数を少なくして荷重の調整を
簡単にし、また、感熱体の保護機能を高めるこのとでき
るフレーム型のスプリンクラヘッドを得ること。 【構成】 放水口、この放水口を開閉する弁体及びアー
ム17a〜17cを有するフレーム15等からなり、ア
ーム17a〜17cを少なくとも3本設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災の発生による熱に
より自動的に開栓して散水するスプリンクラヘッドに関
するものである。
より自動的に開栓して散水するスプリンクラヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】閉鎖型のスプリンクラヘッドの放水口に
は常時加圧水が供給されており、弁体によりその放水口
が閉塞されている。その際、十分なシール性を得るため
に、弁体と放水口との間は銅パッキンでシールされてお
り、さらに、低融点合金やグラスバルブなどの感熱体及
び弁体を馬蹄形状のアームからなるフレームにより支持
し、大きな荷重をかけて弁体のシール性を確保してい
る。
は常時加圧水が供給されており、弁体によりその放水口
が閉塞されている。その際、十分なシール性を得るため
に、弁体と放水口との間は銅パッキンでシールされてお
り、さらに、低融点合金やグラスバルブなどの感熱体及
び弁体を馬蹄形状のアームからなるフレームにより支持
し、大きな荷重をかけて弁体のシール性を確保してい
る。
【0003】図6は実公平5−24348号公報に記載
されたフレーム型のスプリンクラヘッドを示すもので、
配管に螺入するねじ部22と、ねじ部22の反対側にボ
ス24を有する馬蹄形状のフレームヨーク23a,23
bとを一体に構成し、ボス24と放水口を閉塞する弁体
25との間に感熱体を構成する分解部分26を配設した
ものである。なお、27はデフレクタである。
されたフレーム型のスプリンクラヘッドを示すもので、
配管に螺入するねじ部22と、ねじ部22の反対側にボ
ス24を有する馬蹄形状のフレームヨーク23a,23
bとを一体に構成し、ボス24と放水口を閉塞する弁体
25との間に感熱体を構成する分解部分26を配設した
ものである。なお、27はデフレクタである。
【0004】上記のようなフレーム型のスプリンクラヘ
ッドにおいて、火災が発生して熱気流が分解部分26に
触れて分解部分26が加熱されると、分解部分26が分
解して弁体25と共に落下し、放水口が開放されて配管
中の水が放出され、デフレクタ27により周囲に散水さ
れる。
ッドにおいて、火災が発生して熱気流が分解部分26に
触れて分解部分26が加熱されると、分解部分26が分
解して弁体25と共に落下し、放水口が開放されて配管
中の水が放出され、デフレクタ27により周囲に散水さ
れる。
【0005】また、図7は実公昭57−3331号公報
に記載されたフレーム型のスプリンクラヘッドで、外周
にねじを有する導水口31の外周縁にフランジ32を付
設し、銅パッキン34を介して導水口31を閉塞する弁
33をグラスバルブ35で支承し、支持体36のアーム
37a,37bをフランジ32に挿通してナットで固定
したものである。38は支持体36の下部中央部に設け
た調整ねじで、弁33との間にグラスバルブ35を支持
すると共に、弁33に加わる荷重を所定の値に調整する
ためのものである。
に記載されたフレーム型のスプリンクラヘッドで、外周
にねじを有する導水口31の外周縁にフランジ32を付
設し、銅パッキン34を介して導水口31を閉塞する弁
33をグラスバルブ35で支承し、支持体36のアーム
37a,37bをフランジ32に挿通してナットで固定
したものである。38は支持体36の下部中央部に設け
た調整ねじで、弁33との間にグラスバルブ35を支持
すると共に、弁33に加わる荷重を所定の値に調整する
ためのものである。
【0006】このようなフレーム型のスプリンクラヘッ
ドにおいて、火災が発生してグラスバルブ35に熱気流
が触れると、グラスバルブ35内のアルコールの如き熱
膨張剤が膨張昇圧して破裂し、弁33が落下して導水口
31を開放し、散水する。
ドにおいて、火災が発生してグラスバルブ35に熱気流
が触れると、グラスバルブ35内のアルコールの如き熱
膨張剤が膨張昇圧して破裂し、弁33が落下して導水口
31を開放し、散水する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフレーム
型のスプリンクラヘッドは、フレームのアーム方向から
の熱気流に対する感度が著しく低い。これは、上記のよ
うな大きな荷重に耐えるためにはアームの断面積を大き
くしなければならないため、図8に示すように、例え
ば、アーム37a方向からの熱気流は、グラスバルブ3
5に直接触れずに素通りして反対方向に抜けてしまうか
らである。一方、アーム37a,37bと直交する方向
からの熱気流は直接グラスバルブ35に当るので、グラ
スバルブ35は正常な感度で動作し、破裂する。このこ
とは、図5に示したスプリンクラヘッドにおいても同様
である。このように、フレーム型のスプリンクラヘッド
は、感熱体の感度に方向性を有することは避けられない
とされていた。
型のスプリンクラヘッドは、フレームのアーム方向から
の熱気流に対する感度が著しく低い。これは、上記のよ
うな大きな荷重に耐えるためにはアームの断面積を大き
くしなければならないため、図8に示すように、例え
ば、アーム37a方向からの熱気流は、グラスバルブ3
5に直接触れずに素通りして反対方向に抜けてしまうか
らである。一方、アーム37a,37bと直交する方向
からの熱気流は直接グラスバルブ35に当るので、グラ
スバルブ35は正常な感度で動作し、破裂する。このこ
とは、図5に示したスプリンクラヘッドにおいても同様
である。このように、フレーム型のスプリンクラヘッド
は、感熱体の感度に方向性を有することは避けられない
とされていた。
【0008】また、グラスバルブ35を用いたスプリン
クラヘッドにおいては、上記のような問題を解決するた
めに、グラスバルブ35の径を大きくしてアーム方向の
熱気流が触れ易いようにすることも可能であるが、この
ようにするとグラスバルブ35の肉厚が厚くなり、結果
として感度が低下するという問題が生じる。
クラヘッドにおいては、上記のような問題を解決するた
めに、グラスバルブ35の径を大きくしてアーム方向の
熱気流が触れ易いようにすることも可能であるが、この
ようにするとグラスバルブ35の肉厚が厚くなり、結果
として感度が低下するという問題が生じる。
【0009】さらに、低融点合金やグラスバルブの如き
感熱体はきわめて重要な部分であり、外部から衝撃など
が加えられると、破損して漏水などの不慮の事故が発生
することがある。しかしながら、感熱体は2本のアーム
によって保護されているだけなので、外力によって破壊
され易いという問題があった。また、フレームの受座に
荷重の調整を兼ねた止めねじ38を設ける必要があり、
調整が面倒であるばかりでなく、部品点数が増加してコ
ストアップを招いていた。
感熱体はきわめて重要な部分であり、外部から衝撃など
が加えられると、破損して漏水などの不慮の事故が発生
することがある。しかしながら、感熱体は2本のアーム
によって保護されているだけなので、外力によって破壊
され易いという問題があった。また、フレームの受座に
荷重の調整を兼ねた止めねじ38を設ける必要があり、
調整が面倒であるばかりでなく、部品点数が増加してコ
ストアップを招いていた。
【0010】また、弁により比較的弾性は小さいが耐腐
食性に優れた銅パッキンを介して放水口をシールしてい
るが、銅パッキンの場合は、通常、100kgf程度の
大きな荷重を掛けないと完全にシールすることはできな
い。一方、グラスバルブは、設定荷重の4倍の荷重に耐
えられる強度のものを使用しなければならないので、弁
に掛ける荷重が大きくなるほどグラスバルブの径が大き
くなり、ガラスも厚くなるため感度の低下は避けられな
かった。
食性に優れた銅パッキンを介して放水口をシールしてい
るが、銅パッキンの場合は、通常、100kgf程度の
大きな荷重を掛けないと完全にシールすることはできな
い。一方、グラスバルブは、設定荷重の4倍の荷重に耐
えられる強度のものを使用しなければならないので、弁
に掛ける荷重が大きくなるほどグラスバルブの径が大き
くなり、ガラスも厚くなるため感度の低下は避けられな
かった。
【0011】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、感熱部の方向性をなくして感度の向上をはか
り、さらに、部品点数を少なくして荷重の調整を簡単に
し、また、感熱体の保護機能を高めることのできるフレ
ーム型のスプリンクラヘッドを得ることを目的としたも
のである。
たもので、感熱部の方向性をなくして感度の向上をはか
り、さらに、部品点数を少なくして荷重の調整を簡単に
し、また、感熱体の保護機能を高めることのできるフレ
ーム型のスプリンクラヘッドを得ることを目的としたも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスプリンク
ラヘッドは、次のように構成したものである。 (1)放水口を有するねじ部、この放水口を開閉する弁
体、アームを有するフレーム及び感熱体等からなるスプ
リンクラヘッドにおいて、上記アームを少なくとも3本
設けたものである。 (2)上記(1)のスプリンクラヘッドにおいて、アー
ムを等間隔に設けると共に、各アームの間を弁体が通過
できる程度の間隔に形成したものである。
ラヘッドは、次のように構成したものである。 (1)放水口を有するねじ部、この放水口を開閉する弁
体、アームを有するフレーム及び感熱体等からなるスプ
リンクラヘッドにおいて、上記アームを少なくとも3本
設けたものである。 (2)上記(1)のスプリンクラヘッドにおいて、アー
ムを等間隔に設けると共に、各アームの間を弁体が通過
できる程度の間隔に形成したものである。
【0013】(3)中心部に放水口を有し外周にねじ部
が設けられた本体、放水口を開閉する弁体、アームを有
するフレーム及び感熱体等からなるスプリンクラヘッド
において、本体とフレームとを別体に構成し、本体の下
部にねじを設けると共に、フレームの上部に本体のねじ
に螺合するねじを設けたものである。 (4)中心部に放水口を有するねじ部及び中心部に放水
口より大径の凹部が形成され外周側にめねじが設けられ
てねじ部の下部にこれと一体に設けられたフランジ部か
らなる本体と、本体の凹部に嵌入される弁体と、本体の
めねじに螺合するおねじが設けられたリング状のねじ部
の下面から少なくとも3本のアームが等間隔で垂下し、
アームの下端部が受座に一体に結合されたフレームと、
一端が弁体又は弁体に結合されたバルブガイドに支持さ
れ、他端が受座に支持される感熱体と、フレームの下部
に装着されるデフレクタとを備えたものである。
が設けられた本体、放水口を開閉する弁体、アームを有
するフレーム及び感熱体等からなるスプリンクラヘッド
において、本体とフレームとを別体に構成し、本体の下
部にねじを設けると共に、フレームの上部に本体のねじ
に螺合するねじを設けたものである。 (4)中心部に放水口を有するねじ部及び中心部に放水
口より大径の凹部が形成され外周側にめねじが設けられ
てねじ部の下部にこれと一体に設けられたフランジ部か
らなる本体と、本体の凹部に嵌入される弁体と、本体の
めねじに螺合するおねじが設けられたリング状のねじ部
の下面から少なくとも3本のアームが等間隔で垂下し、
アームの下端部が受座に一体に結合されたフレームと、
一端が弁体又は弁体に結合されたバルブガイドに支持さ
れ、他端が受座に支持される感熱体と、フレームの下部
に装着されるデフレクタとを備えたものである。
【0014】(5)上記(1),(2),(3),
(4)のスプリンクラヘッドにおいて、感熱体をグラス
バルブで構成すると共に、本体と弁体との間にフッ化樹
脂のシールパッキンを介装したものである。
(4)のスプリンクラヘッドにおいて、感熱体をグラス
バルブで構成すると共に、本体と弁体との間にフッ化樹
脂のシールパッキンを介装したものである。
【0015】
(1)火災の発生によって熱気流が流動すると、この熱
気流はスプリンクラヘッドの少なくとも3本のアームの
間から流入し、感熱体に触れてこれを加熱する。また、
アームの内側に当った熱気流の一部はこれに反射して感
熱体を加熱する。また、弁体とフレームの間に介装した
感熱体を少なくとも3本のアームで外力から保護する。 (2)火災が発生し、その熱気流により感熱体が加熱さ
れて分解すると、弁体はアームの間から落下する。
気流はスプリンクラヘッドの少なくとも3本のアームの
間から流入し、感熱体に触れてこれを加熱する。また、
アームの内側に当った熱気流の一部はこれに反射して感
熱体を加熱する。また、弁体とフレームの間に介装した
感熱体を少なくとも3本のアームで外力から保護する。 (2)火災が発生し、その熱気流により感熱体が加熱さ
れて分解すると、弁体はアームの間から落下する。
【0016】(3)本体のねじにフレームのねじを螺合
し、本体とフレームを一体的に結合する。また、弁体と
フレームとの間に介装された感熱体に加わる荷重を、上
記ねじの締付量を加減することにより調整する。 (4)本体のフランジ部の凹部に弾性材からなるシール
パッキンを介して弁体を嵌入して放水口を閉塞し、本体
のめねじにフレームのおねじを仮螺入する。そして、弁
体又は弁体に結合したバルブガイドとフレームの受座と
の間に感熱体を介装し、フレームを本体に螺入して一体
的に結合する。火災が発生して熱気流により感熱体が加
熱されて破壊されると、感熱体及び弁体がフレームのア
ームの間から落下して本体の放水口を開放し、散水す
る。
し、本体とフレームを一体的に結合する。また、弁体と
フレームとの間に介装された感熱体に加わる荷重を、上
記ねじの締付量を加減することにより調整する。 (4)本体のフランジ部の凹部に弾性材からなるシール
パッキンを介して弁体を嵌入して放水口を閉塞し、本体
のめねじにフレームのおねじを仮螺入する。そして、弁
体又は弁体に結合したバルブガイドとフレームの受座と
の間に感熱体を介装し、フレームを本体に螺入して一体
的に結合する。火災が発生して熱気流により感熱体が加
熱されて破壊されると、感熱体及び弁体がフレームのア
ームの間から落下して本体の放水口を開放し、散水す
る。
【0017】(5)本体と弁体との間にフッ化樹脂のシ
ールパッキンを介装することにより、小さい荷重で弁体
を確実にシールすることができ、本体とフレームの間に
耐荷重の小さいグラスバルブを使用することができる。
ールパッキンを介装することにより、小さい荷重で弁体
を確実にシールすることができ、本体とフレームの間に
耐荷重の小さいグラスバルブを使用することができる。
【0018】
実施例1 図1は本発明実施例の正面図、図2はそのA−A断面
図、図3は図1の要部の分解斜視図である。図におい
て、2は本体で、中心部に放水口4を有し外周におねじ
が設けられたねじ部3と、ねじ部3の下端部にこれと一
体に設けられ、外周に着脱工具の係止部が形成されたフ
ランジ部5とからなり、フランジ部5の内周面にはめね
じ6が設けられ、かつ中心部には放水口4より大径の凹
部7が形成されている。
図、図3は図1の要部の分解斜視図である。図におい
て、2は本体で、中心部に放水口4を有し外周におねじ
が設けられたねじ部3と、ねじ部3の下端部にこれと一
体に設けられ、外周に着脱工具の係止部が形成されたフ
ランジ部5とからなり、フランジ部5の内周面にはめね
じ6が設けられ、かつ中心部には放水口4より大径の凹
部7が形成されている。
【0019】8は大径部と小径部とからなる断面ほぼ凸
字状の弁体で、大径部は本体2の凹部7に嵌合可能に形
成されており、下面中心部には円筒状の凹部9が設けら
れている。10は例えば、鉄、ステレンスの如きリング
状の金属材料(ばね鋼)からなる皿ばねにフッ化樹脂を
コーティングしてなるシールパッキンである。なお、金
属材料にフッ化樹脂をコーティングしたパッキンに代え
て、フッ化樹脂からなるパッキンを用いてもよい。11
は中心部に貫通穴12を有し、大径部と小径部とからな
る断面凸字状のバルブガイドで、小径部は弁体8の凹部
9に嵌合可能に形成されている。13は荷重調整用の皿
ばねであり、シールパッキン10に皿ばねを使用しない
場合は、図のように、弁体8とバルブガイド11との間
に挿入される。なお、シールパッキン10に皿ばねを使
用する場合は、皿ばね13を省略して、弁体8とバルブ
ガイド11を一体に構成してもよい。
字状の弁体で、大径部は本体2の凹部7に嵌合可能に形
成されており、下面中心部には円筒状の凹部9が設けら
れている。10は例えば、鉄、ステレンスの如きリング
状の金属材料(ばね鋼)からなる皿ばねにフッ化樹脂を
コーティングしてなるシールパッキンである。なお、金
属材料にフッ化樹脂をコーティングしたパッキンに代え
て、フッ化樹脂からなるパッキンを用いてもよい。11
は中心部に貫通穴12を有し、大径部と小径部とからな
る断面凸字状のバルブガイドで、小径部は弁体8の凹部
9に嵌合可能に形成されている。13は荷重調整用の皿
ばねであり、シールパッキン10に皿ばねを使用しない
場合は、図のように、弁体8とバルブガイド11との間
に挿入される。なお、シールパッキン10に皿ばねを使
用する場合は、皿ばね13を省略して、弁体8とバルブ
ガイド11を一体に構成してもよい。
【0020】15はフレームで、一端には外周に本体2
のフランジ部5に設けためねじ6に螺合するリング状の
おねじ部16を有し、このおねじ部16の下面からは等
間隔(120°間隔)で3本のアーム17a,17b,
17cが垂下しており、このアーム17a〜17cは下
部で中心部に向って折曲げられ、一体に連結されて受座
18を構成している。19は受座18に設けられ、後述
のグラスバルブ21を支持する支承部である。なお、こ
れらアーム17a〜17cは中心部方向に向って断面が
偏平な板状又は楕円形状に形成されている。
のフランジ部5に設けためねじ6に螺合するリング状の
おねじ部16を有し、このおねじ部16の下面からは等
間隔(120°間隔)で3本のアーム17a,17b,
17cが垂下しており、このアーム17a〜17cは下
部で中心部に向って折曲げられ、一体に連結されて受座
18を構成している。19は受座18に設けられ、後述
のグラスバルブ21を支持する支承部である。なお、こ
れらアーム17a〜17cは中心部方向に向って断面が
偏平な板状又は楕円形状に形成されている。
【0021】20はフレーム15の下端部に装着された
デフレクタ、21は例えばアルコールの如き熱膨張剤が
封入された円柱状のグラスバルブで、先端部は細く形成
されている。なお、フレーム15のアーム17a〜17
cの間隔は、グラスバルブ21の破裂時に弁体8が確実
に落下しうる広さに形成されている。また、フレーム1
5は3本のアーム17a〜17cによって構成されてい
るので、各アーム17a〜17cの断面積を、従来の2
本の場合に比べて小さくすることができる。なお、本実
施例においては、アーム17a〜17cの径は4mm程
度であった。
デフレクタ、21は例えばアルコールの如き熱膨張剤が
封入された円柱状のグラスバルブで、先端部は細く形成
されている。なお、フレーム15のアーム17a〜17
cの間隔は、グラスバルブ21の破裂時に弁体8が確実
に落下しうる広さに形成されている。また、フレーム1
5は3本のアーム17a〜17cによって構成されてい
るので、各アーム17a〜17cの断面積を、従来の2
本の場合に比べて小さくすることができる。なお、本実
施例においては、アーム17a〜17cの径は4mm程
度であった。
【0022】上記のような各部からなるスプリンクラヘ
ッドは、本体2の凹部7にフッ化樹脂をコーティングし
たパッキン10を介して弁体8を嵌入し、ついで、弁体
8の凹部9に下方向に付勢される皿ばね13を介してバ
ルブガイド11の小径部を嵌入する。この状態で本体2
のめねじ6にフレーム15のおねじ部16を仮螺入し、
グラスバルブ21の先端部をバルブガイド11の貫通穴
12に挿入すると共に、他端をフレーム15の支承部1
9に嵌合する。
ッドは、本体2の凹部7にフッ化樹脂をコーティングし
たパッキン10を介して弁体8を嵌入し、ついで、弁体
8の凹部9に下方向に付勢される皿ばね13を介してバ
ルブガイド11の小径部を嵌入する。この状態で本体2
のめねじ6にフレーム15のおねじ部16を仮螺入し、
グラスバルブ21の先端部をバルブガイド11の貫通穴
12に挿入すると共に、他端をフレーム15の支承部1
9に嵌合する。
【0023】そして、フレーム15のおねじ部16を本
体2のめねじ6に螺入すれば、グラスバルブ21はバル
ブガイド11とフレーム15との間に支承され、本体2
とフレーム15とは一体的に結合される。このとき、グ
ラスバルブ21に加わる荷重は、本体2へのフレーム1
5の螺入量を加減することにより調整される。なお、バ
ルブガイド11を省略し、グラスバルブ21の先端部を
弁体8に支持させるようにしてもよい。
体2のめねじ6に螺入すれば、グラスバルブ21はバル
ブガイド11とフレーム15との間に支承され、本体2
とフレーム15とは一体的に結合される。このとき、グ
ラスバルブ21に加わる荷重は、本体2へのフレーム1
5の螺入量を加減することにより調整される。なお、バ
ルブガイド11を省略し、グラスバルブ21の先端部を
弁体8に支持させるようにしてもよい。
【0024】このようなスプリンクラヘッド1は、その
ねじ部3を天井に設けた給水管に螺入することにより天
井面に取付けられる。このとき、弁体8には給水管から
の加圧水により大きな荷重が加えられるが、弁体8はバ
ルブガイド11と受座18の支承部19との間に介装さ
れたグラスバルブ21によって保持され、かつ、本体2
と弁体8との間は弾性の大きいフッ化樹脂をコーティン
グしたパッキン10によってシールされているので、加
圧水が漏洩するおそれはない。
ねじ部3を天井に設けた給水管に螺入することにより天
井面に取付けられる。このとき、弁体8には給水管から
の加圧水により大きな荷重が加えられるが、弁体8はバ
ルブガイド11と受座18の支承部19との間に介装さ
れたグラスバルブ21によって保持され、かつ、本体2
と弁体8との間は弾性の大きいフッ化樹脂をコーティン
グしたパッキン10によってシールされているので、加
圧水が漏洩するおそれはない。
【0025】火災が発生して熱気流が流動すると、この
熱気流は図4に示すように、フレーム15のアーム17
a〜17cの間を通ってグラスバルブ21に接触し、グ
ラスバルブ21を加熱する。この場合、前述のようにア
ーム17a〜17cの断面積が小さいので、アーム17
a〜17cによる悪影響は小さい。また、アーム17a
〜17cは等間隔に設けられているので、例えば、アー
ム17a方向から流れてきた熱気流の一部は、他のアー
ム17b,17cの裏側(反射面)に当り、反射してグ
ラスバルブ21に触れるので、グラスバルブ21の加熱
が促進される。すなわち、グラスバルブ21の感度が向
上し、また、方向性をなくすことができる。
熱気流は図4に示すように、フレーム15のアーム17
a〜17cの間を通ってグラスバルブ21に接触し、グ
ラスバルブ21を加熱する。この場合、前述のようにア
ーム17a〜17cの断面積が小さいので、アーム17
a〜17cによる悪影響は小さい。また、アーム17a
〜17cは等間隔に設けられているので、例えば、アー
ム17a方向から流れてきた熱気流の一部は、他のアー
ム17b,17cの裏側(反射面)に当り、反射してグ
ラスバルブ21に触れるので、グラスバルブ21の加熱
が促進される。すなわち、グラスバルブ21の感度が向
上し、また、方向性をなくすことができる。
【0026】熱気流によりグラスバルブ21が加熱さ
れ、内部に封入された熱膨張剤が膨張昇圧してグラスバ
ルブ21が破裂すると弁体8がアーム17a〜17cの
間から落下し、放水口4から放水してデフレクタ20を
介して散水する。
れ、内部に封入された熱膨張剤が膨張昇圧してグラスバ
ルブ21が破裂すると弁体8がアーム17a〜17cの
間から落下し、放水口4から放水してデフレクタ20を
介して散水する。
【0027】次に、従来の2本のアームを備えたフレー
ム形のスプリンクラヘッドと、本実施例に係るスプリン
クラヘッドとの試験結果を表1に示す。なお、試験は、
スプリンクラヘッドを温度100(℃)、風速1.5
(m/s)の雰囲気下に設置して行い、横軸を時間、縦
軸を温度にして表される曲線の時定数を測定した。
ム形のスプリンクラヘッドと、本実施例に係るスプリン
クラヘッドとの試験結果を表1に示す。なお、試験は、
スプリンクラヘッドを温度100(℃)、風速1.5
(m/s)の雰囲気下に設置して行い、横軸を時間、縦
軸を温度にして表される曲線の時定数を測定した。
【0028】
【表1】
【0029】表1の従来例の数値からも明らかなよう
に、アーム方向から熱気流を送った場合は、アームと直
交する方向から熱気流を送った場合の6倍程度、時定数
の値が大きくなり、感度が熱気流の方向によって著しく
異なることがわかると共に、アーム方向からの熱気流に
対してはかなり感度が低下することがわかる。これに対
して、本実施例においては、その違いを2.5倍程度に
押えることができ、方向性をほとんどなくすことができ
る。
に、アーム方向から熱気流を送った場合は、アームと直
交する方向から熱気流を送った場合の6倍程度、時定数
の値が大きくなり、感度が熱気流の方向によって著しく
異なることがわかると共に、アーム方向からの熱気流に
対してはかなり感度が低下することがわかる。これに対
して、本実施例においては、その違いを2.5倍程度に
押えることができ、方向性をほとんどなくすことができ
る。
【0030】実施例2 図5は本発明の第2の実施例の斜視図である。本実施例
は4本のアーム17a,17b,17c,17dを等間
隔に設けたもので、アーム17a〜17dの数を増すこ
とにより、3本の場合以上にその厚さ(径)を薄く(細
く)することができ、感度の方向性をなくすと共に、グ
ラスバルブ21の保護機能を高めることができる。
は4本のアーム17a,17b,17c,17dを等間
隔に設けたもので、アーム17a〜17dの数を増すこ
とにより、3本の場合以上にその厚さ(径)を薄く(細
く)することができ、感度の方向性をなくすと共に、グ
ラスバルブ21の保護機能を高めることができる。
【0031】本実施例においては、アーム17a〜17
dの断面を細長い長方形とし、その長辺側が隣接するア
ームのアーム方向からの熱気流をグラスバルブ21方向
へ反射させる反射面となる。例えば、アーム17b方向
からグラスバルブ21に向って流れる熱気流は、アーム
17a,17cの反射面に当って2方向に分れ、その一
方は外方へ向うが、他方はグラスバルブ21へ向い、グ
ラスバルブ21を効率よく加熱する。
dの断面を細長い長方形とし、その長辺側が隣接するア
ームのアーム方向からの熱気流をグラスバルブ21方向
へ反射させる反射面となる。例えば、アーム17b方向
からグラスバルブ21に向って流れる熱気流は、アーム
17a,17cの反射面に当って2方向に分れ、その一
方は外方へ向うが、他方はグラスバルブ21へ向い、グ
ラスバルブ21を効率よく加熱する。
【0032】上記の説明では、主として本発明をグラス
バルブからなる感熱体を使用したフレーム型のスプリン
クラヘッドに実施した場合を示したが、低融点合金など
を使用したフレーム型スプリンクラヘッドにも本発明を
実施することができる。また、フレームに3本又は4本
のアームを設けた場合を示したが、アームの間から弁体
の落下を確保できる範囲で5本又はそれ以上のアームを
設けてもよい。なお、本発明において、アームを等間隔
に設ければアームの間から弁体が落下し易いが、弁体の
小形化などをはかれば、必ずしも等間隔にしなくてもよ
い。
バルブからなる感熱体を使用したフレーム型のスプリン
クラヘッドに実施した場合を示したが、低融点合金など
を使用したフレーム型スプリンクラヘッドにも本発明を
実施することができる。また、フレームに3本又は4本
のアームを設けた場合を示したが、アームの間から弁体
の落下を確保できる範囲で5本又はそれ以上のアームを
設けてもよい。なお、本発明において、アームを等間隔
に設ければアームの間から弁体が落下し易いが、弁体の
小形化などをはかれば、必ずしも等間隔にしなくてもよ
い。
【0033】さらに、上記の説明では、ねじ部及びフラ
ンジ部からなる本体と、ねじ部、アーム及び受座とから
なるフレームとを別体に構成し、ねじにより一体に結合
する場合を示したが、本発明はこれに限定するものでは
なく、例えば、図6に示したねじ部とフレームを一体に
構成したスプリンクラヘッド、あるいは、図7に示した
フレームのアームをフランジにねじ止めする方式のスプ
リンクラヘッドにも本発明を実施することができる。た
だし、この場合は、感熱体を支持し、荷重を調整する止
めねじを受座に設けることが必要である。
ンジ部からなる本体と、ねじ部、アーム及び受座とから
なるフレームとを別体に構成し、ねじにより一体に結合
する場合を示したが、本発明はこれに限定するものでは
なく、例えば、図6に示したねじ部とフレームを一体に
構成したスプリンクラヘッド、あるいは、図7に示した
フレームのアームをフランジにねじ止めする方式のスプ
リンクラヘッドにも本発明を実施することができる。た
だし、この場合は、感熱体を支持し、荷重を調整する止
めねじを受座に設けることが必要である。
【0034】しかしながら、アームをフランジにねじ止
めする方式においては、フランジ上の3個のナットを均
等に締付ける必要があるため荷重の調整が面倒であり、
また、ナットの大きさだけフランジが大きくなってしま
う。さらに、アームの上端部にねじを設ける必要があ
り、アームが長くなってしまうという問題もある。
めする方式においては、フランジ上の3個のナットを均
等に締付ける必要があるため荷重の調整が面倒であり、
また、ナットの大きさだけフランジが大きくなってしま
う。さらに、アームの上端部にねじを設ける必要があ
り、アームが長くなってしまうという問題もある。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)フレーム型のスプリンクラヘッドにおいて、アー
ムを少なくとも3本設けたので、従来の2本のアームの
場合に比べてアームの断面積を小さくすることができ、
このため、火災によるアーム方向の熱気流も感熱体に触
れ易くなり、さらに熱気流の流入側に対向するアームに
反射して感熱体に触れるため加熱が促進され、感度が向
上し、方向性をなくすことができる。
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)フレーム型のスプリンクラヘッドにおいて、アー
ムを少なくとも3本設けたので、従来の2本のアームの
場合に比べてアームの断面積を小さくすることができ、
このため、火災によるアーム方向の熱気流も感熱体に触
れ易くなり、さらに熱気流の流入側に対向するアームに
反射して感熱体に触れるため加熱が促進され、感度が向
上し、方向性をなくすことができる。
【0036】また、フレーム形のスプリンクラヘッドに
おいて、散水の際アームによって散水の死角部分が生じ
るが、本発明のように少なくとも3本以上のアームを設
けてその外径又は厚さを小さくすることにより、散水の
死角部分を減らすことができ、さらにその死角部分を分
散することができるので、より均一な散水分布が得られ
る。さらに、アームを少なくとも3本設けたので、アー
ム内に設けた感熱体の保護機能を高めることができる。
おいて、散水の際アームによって散水の死角部分が生じ
るが、本発明のように少なくとも3本以上のアームを設
けてその外径又は厚さを小さくすることにより、散水の
死角部分を減らすことができ、さらにその死角部分を分
散することができるので、より均一な散水分布が得られ
る。さらに、アームを少なくとも3本設けたので、アー
ム内に設けた感熱体の保護機能を高めることができる。
【0037】(2)上記(1)のスプリンクラヘッドに
おいて、アームを等間隔に設け、かつアームの間隔を弁
体が通過しうる程度に形成したので、火災によりヘッド
が分解したときは、弁体はアームに引掛ることなく確実
に落下することができる。このため、弁体がアームの間
に残って散水の邪魔になるおそれはない。
おいて、アームを等間隔に設け、かつアームの間隔を弁
体が通過しうる程度に形成したので、火災によりヘッド
が分解したときは、弁体はアームに引掛ることなく確実
に落下することができる。このため、弁体がアームの間
に残って散水の邪魔になるおそれはない。
【0038】(3)本体とフレームとをねじにより一体
に結合し、かつこのねじにより弁体や感熱体に加わる荷
重を調整するようにしたので、弁体や感熱体の取付けが
容易になるばかりでなく、荷重調整用のねじが不要にな
り、部品点数を減らすことができる。また、フレームの
構造が複雑な本発明においても、本体とフレームを別体
にしてねじで結合するようにしたので、金型の構造が簡
単になるため、一度の工程で多数個の成型が可能にな
り、大幅なコストダウンができる。
に結合し、かつこのねじにより弁体や感熱体に加わる荷
重を調整するようにしたので、弁体や感熱体の取付けが
容易になるばかりでなく、荷重調整用のねじが不要にな
り、部品点数を減らすことができる。また、フレームの
構造が複雑な本発明においても、本体とフレームを別体
にしてねじで結合するようにしたので、金型の構造が簡
単になるため、一度の工程で多数個の成型が可能にな
り、大幅なコストダウンができる。
【0039】(4)中心部に放水口を有するねじ部及び
中心部に放水口より大径の凹部が形成され外周側にめね
じが設けられてねじ部の下部にこれと一体に形成された
フランジ部からなる本体と、弾性材からなるシールパッ
キンを介して本体の凹部に嵌入される弁体と、本体のめ
ねじに螺合するおねじが設けられたリング状のねじ部の
下面から少なくとも3本のアームが等間隔で垂下し、ア
ームの下端部が受座に一体に結合されたフレームと、一
端が弁体又は弁体に結合されたバルブガイドに支持さ
れ、他端がフレームの受座に支持される感熱体と、フレ
ームの下部に装着されたデフレクタとによって構成した
ので、上記(1)〜(4)の効果を得ることができる。
中心部に放水口より大径の凹部が形成され外周側にめね
じが設けられてねじ部の下部にこれと一体に形成された
フランジ部からなる本体と、弾性材からなるシールパッ
キンを介して本体の凹部に嵌入される弁体と、本体のめ
ねじに螺合するおねじが設けられたリング状のねじ部の
下面から少なくとも3本のアームが等間隔で垂下し、ア
ームの下端部が受座に一体に結合されたフレームと、一
端が弁体又は弁体に結合されたバルブガイドに支持さ
れ、他端がフレームの受座に支持される感熱体と、フレ
ームの下部に装着されたデフレクタとによって構成した
ので、上記(1)〜(4)の効果を得ることができる。
【0040】(5)上記(1),(2),(3),
(4)のスプリンクラヘッドにおいて、感熱体をグラス
バルブで構成すると共に、本体と弁体との間に金属材料
にフッ化樹脂をコーティングした弾性に富んだシールパ
ッキンを介装したので、小さい荷重(40kgf程度)
で弁体を確実にシールすることができる。また、このた
め耐荷重の小さい、したがって薄形で小径(実施例では
外径3mm)のグラスバルブを使用できるので、感度を
向上することができる。
(4)のスプリンクラヘッドにおいて、感熱体をグラス
バルブで構成すると共に、本体と弁体との間に金属材料
にフッ化樹脂をコーティングした弾性に富んだシールパ
ッキンを介装したので、小さい荷重(40kgf程度)
で弁体を確実にシールすることができる。また、このた
め耐荷重の小さい、したがって薄形で小径(実施例では
外径3mm)のグラスバルブを使用できるので、感度を
向上することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の要部の分解斜視図である。
【図4】第1の実施例の作用説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例の斜視図である。
【図6】従来のフレーム型のスプリンクラヘッドの一例
の正面図である。
の正面図である。
【図7】従来のフレーム型のスプリンクラヘッドの他の
例の正面図である。
例の正面図である。
【図8】図6のスプリンクラヘッドの作用説明図であ
る。
る。
1 スプリンクラヘッド 2 本体 3 ねじ部 4 放水口 5 フランジ部 6 めねじ 7 凹部 8 弁体 9 凹部 10 シールパッキン 11 バルブガイド 12 貫通穴 15 フレーム 16 おねじ部 17a,17b,17c,17d アーム 18 受座 20 デフレクタ 21 グラスバルブ
Claims (5)
- 【請求項1】 放水口を有するねじ部、前記放水口を開
閉する弁体、アームを有するフレーム及び感熱体等から
なるスプリンクラヘッドにおいて、 前記アームを少なくとも3本設けたことを特徴とするス
プリンクラヘッド。 - 【請求項2】 アームを等間隔に設け、かつ各アーム間
をスプリンクラヘッドの分解時に弁体が通過しうる程度
の間隔に形成したことを特徴とする請求項1記載のスプ
リンクラヘッド。 - 【請求項3】 中心部に放水口を有し外周にねじが設け
られた本体、前記放水口を開閉する弁体、アームを有す
るフレーム及び感熱体等からなるスプリンクラヘッドに
おいて、 前記本体とフレームとを別体に構成し、前記本体の下部
にねじを設けると共に、前記フレームの上部に本体のね
じに螺合するねじを設けたことを特徴とするスプリンク
ラヘッド。 - 【請求項4】 中心部に放水口を有するねじ部、及び中
心部に前記放水口より大径の凹部が形成され外周側にめ
ねじが設けられて前記ねじ部の下部にこれと一体に形成
されたフランジ部からなる本体と、 前記本体の凹部に嵌入される弁体と、 前記本体のめねじに螺合するおねじが設けられたリング
状のねじ部の下面から少なくとも3本のアームが等間隔
で垂下し、該アームの下端部が受座に一体に結合された
フレームと、 一端が前記弁体又は該弁体に結合されたバルブガイドに
支持され、他端が前記受座に支持される感熱体と、 前記フレームの下部に装着されるデフレクタとを備えた
ことを特徴とするスプリンクラヘッド。 - 【請求項5】 感熱体をグラスバルブで構成すると共
に、本体と弁体との間にフッ化樹脂のシールパッキンを
介装したことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載
のスプリンクラヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17780694A JPH0838643A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スプリンクラヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17780694A JPH0838643A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スプリンクラヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838643A true JPH0838643A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16037420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17780694A Pending JPH0838643A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スプリンクラヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0838643A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999039774A1 (fr) * | 1998-02-04 | 1999-08-12 | Yokoi Incorporated | Tete d'extincteur automatique |
JP2008079730A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Itachibori Mfg Co Ltd | スプリンクラーヘッド |
JP2008154938A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Nohmi Bosai Ltd | シーリングプレート |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17780694A patent/JPH0838643A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999039774A1 (fr) * | 1998-02-04 | 1999-08-12 | Yokoi Incorporated | Tete d'extincteur automatique |
JP2008079730A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Itachibori Mfg Co Ltd | スプリンクラーヘッド |
JP2008154938A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Nohmi Bosai Ltd | シーリングプレート |
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