JPH0838459A - Mr画像再生方法 - Google Patents

Mr画像再生方法

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JPH0838459A
JPH0838459A JP7171150A JP17115095A JPH0838459A JP H0838459 A JPH0838459 A JP H0838459A JP 7171150 A JP7171150 A JP 7171150A JP 17115095 A JP17115095 A JP 17115095A JP H0838459 A JPH0838459 A JP H0838459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像再生に対する時間のかからないMR画像
再生方法を提供する。 【解決手段】 第1の位相符号化勾配(GP1)を、時
間的に関連する1群の個別測定の間、スイッチオンのま
まにし、その強度を測定シーケンス毎に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、以下のステップか
らなる個別測定のシーケンスによりMR画像再生を行う
方法であって、 a)核スピンを励起パルスにより励起する励起フェー
ズ、 b)核スピンを少なくとも1つの位相符号化勾配により
位相符号化する符号化フェーズ、 c)核共鳴信号を読み出す読み出しフェーズ、ここで前
記核共鳴信号は先行する位相符号化勾配(GP1〜GP
3)により検出された点にk空間内で割り当てられたも
のであり、読み出しフェーズ(AQ)で得られた各信号
(S)をk空間マトリクス(RD)にプロットし、前記
ステップa)からc)による測定シーケンスを、k空間
を完全に走査するため異なる位相符号化によりn回実行
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法は例えば、ドイツ連邦共和
国特許第4219610号明細書およびドイツ連邦共和
国特許出願公開第4232731号から公知である。
【0003】基本磁界での不均一性によって、通常のM
R画像再生シーケンスでは公知のように画像歪みが発生
するようになる。現在使用されているパルスシーケンス
は一般的に、いわゆる“スピンワープ”法に基づくもの
である。これは例えば、米国特許第477706025
号明細書に記載されている。ここで核共振信号は読み出
す前に少なくとも1つの方向で位相符号化され、読み出
しの間に別の方向で読み出し勾配により周波数符号化さ
れる。基本磁界での不均一性は、位相符号化方向では比
較的クリティカルでない。なぜなら、個々の位相符号化
ステップ間での信号差だけが問題となるからである。し
かし読み出し勾配の方向では、基本磁界の不均一性と読
み出し勾配との重畳が歪みにつながる。層読み出しによ
る従来の方法では、高周波励起相中に別の歪みが発生す
る。なぜなら、磁界不均一性が座標に依存する付加的な
層読み出し勾配として作用するからである。このこと
は、層面の湾曲と層厚の変化に結びつく。
【0004】したがって典型的には、核スピントモグラ
フィー装置用の磁石では、測定容積内で約1PPMまで
の線形偏差しか許容されない。
【0005】この要求を満たすには大きなコストが必要
である。とりわけ磁石を、本来の測定容積と比較して比
較的に長く、ないし(磁極片磁石の場合)比較的大きな
面積に構成しなければならない。これにより所要の均一
性が一応達成される。
【0006】極端にエコー時間の短い固体材料の核スピ
ントモグラフィーに対しては、例えばNauert A.等著、S
MRM Abstracts, 1993, 1215頁から、励起後に位相符号
化だけを実行し、励起後非常に高速にFID信号を読み
出し勾配の作用なしで検出することが公知である。その
際、通常のスピンワープ法とは異なり、各信号によりk
空間で1つの点しか得られない。したがって128×1
28画素の画像を形成するためには、それぞれ高周波励
起および位相符号化した128×128回の個別測定が
必要である。前記の選択励起の問題のためこれを省略
し、その代わりに3次元位相符号化を実行すれば、例え
ば128×128×128=2’097.157回の個
別測定が必要になってしまう。勾配磁界は各個別測定毎
にスイッチオンし、また再びスイッチオフしなければな
らないから、勾配コイルに対する所要のランプ時間のた
め測定時間が非常に長くなり、測定の効率が極端に悪く
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、画像
再生に対する時間のかからないMR画像再生方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、第1の位相符号化勾配を、時間的に関連する1群の
個別測定の間、スイッチオンのままにし、その強度を測
定シーケンス毎に変化させることにより解決される。
【0009】本発明の有利な構成は従属請求項に記載さ
れている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図1から図22に
基づいて詳細に説明する。
【0011】従来のスピンワープシーケンスが図1から
図6に示されており、これらは問題提起の説明のために
だけ用いる。図示の実施例ではまず、層読み出し勾配G
Sの作用下で周波数選択性の高周波パルスRFが照射さ
れる。これにより核スピンは検査装置の層でのみ励起さ
れる。引き続き、層読み出し勾配GSの正の部分パルス
に惹起されたデフェージングが負の部分パルスGS−に
より再びリフェーズされる。さらに位相符号化勾配GP
が照射される。引き続き、実施例ではさらに負の読み出
し勾配GR−がスイッチオンされる。
【0012】後続の読み出しフェーズの間は、単に正の
読み出し勾配GR+のみが照射される。発生するエコー
信号Sは軸AQに矢印で示されたように、M回走査さ
れ、得られたM個の測定値は図7のローデータマトリク
スのラインにプロットされる。
【0013】図示のパルスシーケンスはN回、異なる値
の位相符号化勾配GPにより繰り返される。これにより
全部でN列の測定マトリクスが得られる。ここで通常、
位相符号化勾配はパルスシーケンス毎に同じステップ
で、正の最高値から負の最高値へ、および反対に連続的
に切り替えられる。ローデータマトリクスRDは測定デ
ータ空間としてみなすことができ、この空間は実施例の
2次元の場合では測定データ面とみなすことができる。
この測定データ空間は核スピントモグラフィでは“k空
間”と称される。
【0014】画像再生に必要な、信号寄与値の空間的起
源に関する情報は位相係数で符号化される。ここでは、
デカルト座標x,y,zの位置空間とk空間との間に数
学的にフーリエ変換を介した関係が存在する。次式が当
てはまる。
【0015】
【数1】
【0016】ここでは以下の定義が当てはまる。
【0017】γ =磁気回転比 GR(t’) =読み出し勾配の(x方向での)瞬時値 GP(t’) =位相符号化勾配の(y方向での)瞬時値 ρ(xy) =核スピン密度 図7に示されたρデータマトリクスRDでは各ラインが
個々の核共鳴信号に相応する。位相符号化勾配GPがス
テップ毎に進められる場合、k空間での走査は順次連続
するラインで行われる。各個別測定の開始時に、各共鳴
信号Sのそれぞれ前に位相符号化勾配GPがスイッチオ
ンされる。この位相符号化勾配の勾配振幅は部分シーケ
ンス毎に連続してステップ的に上昇する。例えば各核共
鳴信号を128個の測定点により走査し、128個の位
相符号化ステップを実行する場合、128列と128行
のρデータマトリクスが得られる。すなわち、128×
128の測定値がk空間に得られる。したがって、図1
から図6のパルスシーケンスで得られたアナログ測定信
号はk空間のラスタにデジタル化される。
【0018】次に、ローデータマトリクスないしk空間
マトリクスRDから2次元フーリエ変換により画像マト
リクスが得られる。しかし冒頭にすでに述べたように、
不均一な基本磁界では2種類の歪みが発生する。
【0019】−励起フェーズ中に、磁界の不均一性は層
面の歪みおよび層厚の変化を惹起する。
【0020】−読み出しフェースでは、磁界の不均一性
により読み出し勾配GR歩行での歪みが惹起される。読
み出し勾配GRによって理想的には線形の関係が、周波
数符号化方向での位置xと核スピンの所属する共振周波
数fとの間に成り立たなければならない。これは図8に
示されている。しかし磁界の不均一性は図9に示すよう
にこの関係を非線形にしてしまう。したがって、線形読
み出し勾配GRに、基本磁界の不均一性を表す勾配が重
畳される。
【0021】磁界は読み出し勾配の間、一定であると仮
定すれば、不均一性は位相符号化方向において歪みには
つながらない。なぜなら、ここでは実質的に順次連続す
る位相符号ステップ間の信号差が重要だからである。
【0022】いわゆるSPIシーケンス(信号ポイント
イメージング)では読み出し勾配が省略され、位相符号
化勾配が適用される。冒頭に述べた刊行物,Nauerth等
著、SMRM Abstracts 1993,1215頁から公知のこのような
シーケンスが図10から図14に、同じように説明のた
めに示されている。ここでは非選択性の高周波パルスR
Fの後に核共鳴信号の位相符号化が3方向で、3つの相
互に垂直の位相符号化勾配GP1,GP2,GP3によ
り行われる。励起後の設定された時間間隔t1で、発生
したFID(Free Induction Decay)信号が読み出され
る。しかし一方で上記の従来の方法では、各信号により
常に完全なラインがk空間マトリクスで得られる。ここ
では、勾配GP1からGP3により定義されたk空間に
1つのポイントが得られるだけである。したがって、1
28×128×128のk空間ポイントを有するデータ
セットを得るために相応する数の個別測定が必要であ
る。ここでは、勾配GP1からGP3の相応する順次切
り替えによって所要のすべてのk空間ポイントが検出さ
れる。
【0023】所要時間を許容できる範囲に保持するため
には、個別測定の繰り返し時間をできるだけ短くするよ
うにしなければならない。しかし各個別測定の際に、3
つの勾配GP1からGP3をそれぞれスイッチオン、オ
フしなければならない。勾配コイルは相当に大きなイン
ダクタンスを有するから、切り替え過程を任意に高速に
することはできない。それどころか、スイッチオン−オ
フに対してかなりのランプ時間が必要であり、このラン
プ時間は繰り返し時間の短縮を困難にする。そのため実
際の動作に対して許容できないような全体測定時間が発
生する。
【0024】図15から図18の本発明の実施例に相応
して、位相符号化勾配を各個別測定毎にスイッチオン−
オフするのではなく、少なくとも1群の個別測定に対し
てスイッチオンすれば、測定時間が格段に短縮される。
【0025】図15には高周波パルスRFのシーケンス
が示されている。高周波パルス間には、それぞれAQで
示されたデータ捕捉フェーズがある。位相符号化勾配G
P2とGP3は個別測定の図示の群では図17と図18
に相応して一定に留まり、一方、位相符号化勾配GP1
は負の値から正の値に線形に変化する。このようにして
N個の各共鳴信号が得られる。これら信号は位相符号化
勾配GP1の方向ではすべて異なって位相符号化されて
いる。したがって典型的にはk空間マトリクスの完全な
ラインが検出される。
【0026】全部でMラインを有するk空間マトリクス
の別のラインを検出するために、図示の測定はM回、値
の異なる位相符号化勾配GP2により繰り返される。相
応して、第3の次元を検出するための全体過程はP回、
値の異なる位相符号化勾配GP3によって繰り返され
る。これにより全体で、図15から図18によるM・P
個の測定が3次元k空間を網羅するために必要である。
【0027】前記のパルスシーケンスの利点は、勾配パ
ルスに対するランプが個別測定の間なくなり、これによ
り個別測定を格段に高速に繰り返すことができることで
ある。
【0028】高周波パルスは“ハード”なパルス、すな
わち広帯域パルスとして実施され、これにより同時にス
イッチオンされる勾配が不所望なことに層選択するよう
なことが回避される。各読み出しフェーズの間、勾配G
P1がスイッチオンされるが、しかしこのことは従来の
データ捕捉の場合のようには歪みにつながらない。なぜ
なら、各測定の際にただ1つの測定点だけが高周波パル
スRFに対して固定間隔で記録され、読み出し勾配に起
因する周波数依存性を備えた信号全部が読み出されるわ
けではないからである。
【0029】明瞭にするために、図15と図18のシー
ケンスの一部が図19と図20に拡大した時間尺度で示
されている。ここでは、各信号Skが所属の励起パルス
RFkの後に固定の時間間隔t1で読み出されることがわ
かる。位相符号化勾配GP1の方向での位相符号化は、
励起と読み出し時点との間のこの勾配の時間積分によ
り、すなわち時間間隔t1にわたる時間積分により検出
される。個の時間積分は図20にハッチングで示されて
いる。ここでは、位相符号化勾配GP1の方向での位相
符号化は個別測定毎に上昇することがわかる。
【0030】前記の方法によって、従来の方法程度の測
定時間が得られる。例えば、64×128×128の測
定点に対して15分の測定時間を達成することができ
た。知覚し得るような画像アーチファクトのない許容で
きる磁界不均一性は、300mmの対象伸張にわたっ
て、励起と読み出しとの間の時間間隔が500μs、最
大10mT/m・sの勾配装置の場合、0.3Tの主磁
界の約1%である。ここでは10μsの持続時間の高周
波励起パルスと4゜の励起角度が使用された。各共鳴信
号に対するサンプリングレートは200kHzであっ
た。これにより2.53mmのVoxelに対して線形
の解像度が達成された。
【0031】前記の方法では核共鳴信号からデータ点の
みが走査されるから、全測定時間を基準にしたS/N比
はまったく不利である。したがって有利な実施例では各
個別測定で、発生した核共鳴信号を多数回、すなわちy
個の異なる時間間隔tiで励起後に走査する。これは図
22に矢印で示されている。引き続き各サンプリング時
点に対して完全に別個のk空間マトリクスが作成され、
全体でy個のk空間マトリクスRD1からRDYが得ら
れる。別の処理が図22のブロック回路図に示されてい
る。各k空間マトリクスRD1からRDYは別個にFF
T(高速フーリエ変換)される。これにより相応する数
の画像マトリクスBD1’からBDY’が得られる。こ
れら画像マトリクスは、励起に対して異なる時間間隔で
走査したので位相符号化の強度が異なっており、そのた
め異なるズーム係数を有する。このことは図22に画像
マトリクスBD2’とBDY’内の破線によって示され
ている。
【0032】まだ複素画像マトリクスであるBD1’〜
BDY’から次に絶対値形成によって実画像マトリクス
BD1”〜BDY”が得られる。択一的に絶対値形成の
代わりに位相補正を行うこともできる。なぜなら、この
ステップでは最終的に位相誤差をが除去することが重要
だからである。
【0033】画像マトリクスBD1”〜BDY”はいぜ
んとして異なるズーム係数を有する。このズーム係数は
次のステップで相応の回転によって補正される。画像マ
トリクスにより設定されたラスタ内の画素を再生するた
めに、ここでは補間が実行される。最後に画像データが
y個の画像データマトリクスBD1”’〜BDY”’か
ら平均され、これにより画像データマトリクスBDが得
られる。このようにして得られた画像は明らかに改善さ
れたS/N比を有する。正確に言えば、S/N比は平均
された測定点の数のルートだけ改善される。しかもこの
場合でも、測定時間は1つだけのデータ点を記録するS
PI法に対して延長されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスピンワープシーケンスも問題を説明す
るための図である。
【図2】従来のスピンワープシーケンスも問題を説明す
るための図である。
【図3】従来のスピンワープシーケンスも問題を説明す
るための図である。
【図4】従来のスピンワープシーケンスも問題を説明す
るための図である。
【図5】従来のスピンワープシーケンスも問題を説明す
るための図である。
【図6】従来のスピンワープシーケンスも問題を説明す
るための図である。
【図7】同様にk空間マトリクスの問題を説明するため
の図である。
【図8】磁界不均一性の作用を説明するための線図であ
る。
【図9】磁界不均一性の作用を説明するための線図であ
る。
【図10】従来のSPIシーケンスの問題を説明するた
めの線図である。
【図11】従来のSPIシーケンスの問題を説明するた
めの線図である。
【図12】従来のSPIシーケンスの問題を説明するた
めの線図である。
【図13】従来のSPIシーケンスの問題を説明するた
めの線図である。
【図14】従来のSPIシーケンスの問題を説明するた
めの線図である。
【図15】本発明の実施例を説明するための線図であ
る。
【図16】本発明の実施例を説明するための線図であ
る。
【図17】本発明の実施例を説明するための線図であ
る。
【図18】本発明の実施例を説明するための線図であ
る。
【図19】2つの個別測定の詳細を示す線図である。
【図20】2つの個別測定の詳細を示す線図である。
【図21】2つの個別測定の詳細を示す線図である。
【図22】複数の画像データセットを平均するためのブ
ロック図である。
【符号の説明】
f 共振周波数 AQ データ捕捉フェーズ BD 画像データマトリクス GP 位相符号化勾配 GS 層選択勾配 GS− 部分パルス RD ローデータマトリクス RD1〜RDY k空間マトリクス RF 高周波 S 核共鳴信号 t1 時間間隔 x 箇所

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下のステップからなる個別測定のシー
    ケンスによりMR画像再生を行う方法であって、 a)核スピンを励起パルス(RF)により励起する励起
    フェーズ、 b)核スピンを少なくとも1つの位相符号化勾配(GP
    1〜GP3)により位相符号化する符号化フェーズ、 c)核共鳴信号(S)を読み出す読み出しフェーズ(A
    Q)、 ここで前記核共鳴信号は先行する位相符号化勾配(GP
    1〜GP3)により検出された点にk空間内で割り当て
    られたものであり、 読み出しフェーズ(AQ)で得られた各信号(S)をk
    空間マトリクス(RD)にプロットし、 前記ステップa)からc)による測定シーケンスを、k
    空間を完全に走査するため異なる位相符号化によりn回
    実行する方法において、 第1の位相符号化勾配(GP1)を、時間的に関連する
    1群の個別測定の間、スイッチオンのままにし、 その強度を測定シーケンス毎に変化させることを特徴と
    するMR画像再生方法。
  2. 【請求項2】 励起パルス(RF)は広帯域である請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 核共鳴信号(S)はFID信号である請
    求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の位相符号化勾配(GP1)は1群
    の個別測定内で線形に上昇する請求項1から3までのい
    ずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 各群の個別測定の間、第2の位相符号化
    勾配(GP2)を一定の大きさでスイッチオンし、 該第2の位相符号化勾配は第1の位相符号化勾配(GP
    1)に対して垂直であり、 第2の位相符号化勾配(GP2)の大きさは、個別測定
    の群の間で、2次元k空間のサンプリングが完全に行わ
    れるように連続的に切り替えられる請求項1から4まで
    のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 各群の個別測定の間、第3の位相符号化
    勾配(GP3)を一定の大きさでスイッチオンし、 該第3の位相符号化勾配は、第1および第2の位相符号
    化勾配(GP1,GP2)に対して垂直であり、 第1および第2の位相符号化勾配(GP1,GP2)
    は、個別測定の群の間で、3次元k空間のサンプリング
    が完全に行われるように連即的に切り替えられる請求項
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 各群の個別測定の間、k空間マトリクス
    の完全なラインを得る請求項1から6までのいずれか1
    項記載の方法。
  8. 【請求項8】 各読み出しフェーズで各共鳴信号を、励
    起に対してy個の固定時間間隔(ti)で読み出し、 所定の時間間隔(ti)に割り当てられた核共鳴信号を
    それぞれk空間マトリクス(RDi)にプロットし、 y個のk空間マトリクスを得る請求項1から7までのい
    ずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 各k空間マトリクス(RDi)に対して
    フーリエ変換を実行し、 変換後に得られたデータセット(BDi)を画像データ
    セット(RD)の作成のために平均する請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 平均の際に、変換後に得られたデータ
    セットの補間を、種々異なるズーム係数の補正のために
    実行する請求項9記載の方法。
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