JPH0622929A - パルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法 - Google Patents

パルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法

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JPH0622929A
JPH0622929A JP5051842A JP5184293A JPH0622929A JP H0622929 A JPH0622929 A JP H0622929A JP 5051842 A JP5051842 A JP 5051842A JP 5184293 A JP5184293 A JP 5184293A JP H0622929 A JPH0622929 A JP H0622929A
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magnetic field
gradient magnetic
nuclear
pulse sequence
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JP5051842A
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Oliver Heid
ハイト オリヴァー
Michael Deimling
ダイムリング ミヒャエル
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Original Assignee
Siemens AG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 励起フェーズAおよび後続の読み出しフェー
ズBを有する核スピン共鳴装置の作動パルスシーケンス
を、短い画像撮影時間が得られかつ傾斜磁場の電子技術
に対する要求が小さいように改善する。 【構成】 励起フェーズに、一連の励起パルスRF1な
いしRF4をかけ、少なくとも励起パルス間の休止期間
に、第1方向の第1傾斜磁場GR1ないしGR4を印加
しかつ2つの励起パルス間の傾斜磁場面積は異なってお
り、180°高周波パルスRF5をかけ、読み出しフェ
ーズに、第1方向に少なくとも1つの成分を有する読み
出し傾斜磁場GR5に基づいて生じた核共鳴信号Sを読
み出して、値と位相について解析しかつ画像を再構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核スピン共鳴装置の作
動パルスシーケンスに関する。核スピントモグラフィー
では短い画像撮影時間が特別重要である。このことは、
出来るだけ大勢の患者を扱う点を考慮してのみならず、
移動するアーチファクトを回避するためにも当て嵌ま
る。所定の撮影技術、例えばシネ・モードに対して(動
画像の撮影)、短い画像撮影時間は絶対に必要である。
【0002】
【従来の技術】これまで公知の方法のうち、EPI方法
によって最も短い撮影時間(30ないし100ms)を実
現することができる。EPI方法は例えば、ヨーロッパ
特許第0076054号明細書に記載されている。
【0003】その際パルスシーケンスの始めに、層選択
傾斜磁場の作用下で高周波励起パルスRFが第1の方向
において被検体に向けて照射される。これにより、被検
体のある層における核スピンが励起される。この励起後
に、位相符号化傾斜磁場が第2の方向におけて照射され
かつ読み出し傾斜磁場が第3の方向において照射され
る。第1、第2および第3の方向は互いに垂直である。
読み出し傾斜磁場は、予位相化パルスと交番する極性の
部分インパルスとから成っている。読み出し傾斜磁場の
この交番する極性によって、核スピンは交互に位相外れ
状態におかれかつ再び再位相合わせされ、その結果一連
の核スピン共鳴信号が生じる。その際唯一の励起の後
に、フーリエk空間全体が走査され、即ち存在する情報
が完全な断面像を再構成するために十分である数の信号
が得られる。
【0004】読み出し傾斜磁場の極性が交番する都度、
位相符号化傾斜磁場が短時間照射される。これによりそ
の都度核スピンの位相位置は1段づつ歩進切換えされ
る。
【0005】生じた核スピン共鳴信号は時間領域におい
て標本化され、デジタル化されかつこのようにして得ら
れた数値が生データマトリクスに記録される。それから
この生データマトリクスから、2次元のフーリエ変換に
基づいて被検体の像が再構成される。
【0006】EPI方法の速度の点での利点は実質的
に、個々の励起後、完全な断面像を再構成するために十
分である多数の信号が得られる点にある。最終的に傾斜
磁場エコーを表す全体の信号は、T2*崩壊内に得られ
なければならない。それ故に読み出し傾斜磁場は非常に
迅速に2極間で切換えられなければならず、その結果装
置に著しい技術的な要求が課せられる。
【0007】更に、EPI方法においても発生されるよ
うな傾斜磁場エコーは、スピンエコーに対して、それら
が局所的な磁界不均質性に敏感であるという欠点を有し
ている。
【0008】西独国特許第3823398号明細書か
ら、被検体を励起するために一連の多数の等間隔の高周
波パルス、所謂パルスバーストが照射されるパルスシー
ケンスが公知である。高周波パルスは、0.1°ないし
2°のオーダにある非常に小さなフリップ角度を有して
いる。一連の高周波パルスに続いて、出来るだけ一定の
振幅を有する等間隔のエコー信号列が得られる。エコー
信号の振幅を出来るだけ一定に保持するために、高周波
パルスの振幅および位相が制御される。画像発生のため
に、選択的な励起ないし再集束化並びに読み出しおよび
位相符号化傾斜磁場が設定されている。
【0009】更に、等間隔の高周波パルス列から多かれ
少なかれ多数の高周波パルスを取り除く可能性が述べら
れている。上記の特許明細書のデータによれば、高周波
パルスの数の最少化は、高周波パルス間の間隔を列1.
3.5.9.17…n(ただしn=2m-1+1)に相応
して変化させるとき実現される。しかし原理的に等間隔
の高周波パルス列における高周波パルスの除去は次の理
由から不都合であることが示されている。即ちエコー信
号の振幅を一定にすることは、高周波パルスの間隙のな
い列から成るパルスバーストの場合よりも最適化するこ
とが非常に困難であるからである。
【0010】上記の特許明細書に記載された非等間隔の
高周波パルス列は更に、読み出しフェーズにおいてその
都度多数のエコーが崩壊し、その結果画像再生のための
明確な評価が実際には不可能であるという欠点を有して
いる。更に、励起の際の小さなフリップ角度によってS
N比が非常に悪いという欠点を有している。
【0011】
【発明の課題】それ故に本発明の課題は、核スピン共鳴
装置を作動させるパルスシーケンスを、EPI方法に匹
敵する短い画像撮影時間が実現され、その際殊に傾斜磁
場電子技術に関して、核スピン共鳴装置に課せられる技
術的な要求が僅かですむように、構成することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば請求項1の特徴部分に記載の構成または選択的に請求
項2の特徴部分に記載の構成によって解決される。ここ
においてk+1個の高周波パルスの後、3k個までの核
共鳴信号を得ることができる。これにより読み出しフェ
ーズにおける比較的僅かな数の高周波パルスによってk
空間全体を標本化するために十分な信号を測定すること
ができる。更に、傾斜磁場エコーに比べて局所的な磁界
不均質性に対して敏感でない純然たるスピンエコーが得
られる。
【0013】特別有利な実施例において、大きさに応じ
て分類されて、それぞれ2つの励起パルス間の傾斜磁場
面積は少なくとも係数3によって増大する。これによ
り、相応のエコーが分離されていることが保証される。
従って、エコーの重畳による障害は回避されかつ励起フ
ェーズの与えらえた時間の間に最大数のエコーが得られ
る。前以て決められた数のエコー信号において、励起フ
ェーズは、傾斜磁場面積が関数3nに従って正確に上昇
するとき、最も短く選択することができる。
【0014】生じた核共鳴信号の種々異なった振幅のス
ケーリングは、位相符号化なしに参照値を得ることによ
って、実現することができる。このために有利な実施例
において、2組の核共鳴信号を得ることができ、そのう
ち1組のみが位相符号化されておりかつ核共鳴信号の位
相符号化されない組は、信号振幅に対する参照値として
使用される。核共鳴信号の位相符号化されない組に対す
るデータ撮影時間を低減するために、有利な実施例にお
いて、核共鳴信号の振幅経過における対称性を利用し
て、振幅分布の検出のために必要であるだけの数の位相
符号化されない核共鳴信号のみを得ることができる。
【0015】励起フェーズ(A)の後、第1の読み出し
フェーズの後に少なくとも1つの別の180°高周波パ
ルスをかけかつこの別の180°高周波パルスの後にそ
の都度、その都度別の読み出しフェーズの期間に第1の
方向における少なくとも1つの成分を有している読み出
し勾配に基づいて核共鳴信号を検出することによって、
複数の読み出しフェーズ(B1,B2)を実施すること
ができる。選択的に、第1の読み出しフェーズの後、読
み出し傾斜磁場を少なくとも1度反転しかつ少なくとも
1つの別の読み出しフェーズの期間に読み出し傾斜磁場
の作用に基づいて核共鳴信号を検出することができる。
【0016】本発明の別の有利な実施例はその他の請求
項に記載されている。
【0017】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0018】図1の実施例において、aに示すように、
励起フェーズAの期間、順次4つの高周波パルスRF
1,RF2,RF3およびRF4が時点t1,t2,t
3ないしt4において被検体に照射される。その際高周
波パルスから高周波パルスへの2つの高周波パルスRF
間の時間間隔は増大する。高周波パルスRF1ないしR
F4が90°のフリップ角度を有しているとき、後続の
読み出しフェーズBにおいて核共鳴信号は最大の振幅を
有する。しかし後で詳しく説明するように、核共鳴信号
の振幅分布を改善するために、第1の高周波パルスRF
1のみが90°のフリップ角度を有しかつその他の高周
波パルスRF2ないしRF4が60°と90°との間の
フリップ角度を有するようにすれば、一層効果的であ
る。いずれの場合にも、すべての高周波パルスのフリッ
プ角度の合計が180°より著しく大であるようにすれ
ば、SN比にとって好都合である。時点t5に、180
°のフリップ角度を有する別の高周波パルスRF5が続
く。これにより、その前に励起されたスピン系全体が位
相反転される。高周波パルスRF5は周波数選択的であ
る。同時に行cに示されている層選択傾斜磁場GSが投
入されるので、高周波パルスRF5は被検体の1つの層
にのみ作用する。
【0019】行bに示されているように、それぞれ2つ
の高周波パルスRF1ないしRF5の間に、傾斜磁場G
R1ないしGR4が読み出し方向においてかけられる。
高周波パルスRF5に続く読み出しフェーズの期間に、
傾斜磁場GR5も読み出し方向においてかけられる。
【0020】図1の行aの高周波パルスRF1ないしR
F5に基づいて並びに行bの傾斜磁場GR1ないしGR
5の作用に基づいて生じるスピンの位相経過が、図2に
示されている。図2の線図と図1のaないしeのパルス
シーケンスとの間の時間関係を対応付けるために、図2
にも時点t1ないしt5が図示されている。
【0021】時点t1において高周波パルスRF1によ
って励起されるスピンの位相は、傾斜磁場GR1の作用
に基づいてまず連続的に増加する。時点t2において、
既に励起されているスピンにもう1度高周波パルスRF
2が作用する。これにより高周波パルスRF1によって
発生された1次的なスピン磁化がヴェスナー(Woessne
r)の分割モデルに従って3つの成分に分解される:一
部は位相が反転され、一部は位相はそのままにとどまり
かつ一部は磁化が傾斜磁場によって影響されることがな
いz位置状態にもたらされる。これら3つの磁化成分
は、時点t3において再び第3の高周波パルスRF3に
よる励起を受ける。従ってスピン磁化の3つすべての成
分に対して、再び上述の3つの成分への分割が行われ、
その結果今や全部で9つの異なった、スピン磁化の成分
が生じる。時点t4において、次の高周波パルスRF4
によって、もう一度すべての成分の、それぞれさらなる
3つの成分への分割が行われる。これにより時点t5に
おいて、異なった位相位置の18の成分が得られる。そ
の際高周波パルスRF2ないしRF4によって発生され
るFID信号はわかり易くするために考察しなかった。
これら信号も画像の発生のために用いることができる。
時点t5において、180°の高周波パルスRF5によ
ってすべてのスピン磁化が反転される。このことは、1
80°の高周波パルスRF5の選択的な重畳印加のため
に、確かに選択された層のみに当て嵌まる。
【0022】高周波パルスRF5の後、スピン磁化の個
々の成分の位相は、同時にかけられた傾斜磁場GR5の
作用に基づいて再び直線的に増加する。図2からわかる
ように、スピン磁化の個々の成分は種々異なった時点に
おいて位相零点通過を有する。位相零点通過は、核共鳴
信号が生じる集束化と同義である。読み出し位相Bの期
間に生じる核共鳴信号が、図1のeに示されている。こ
れにより即ち4つの高周波励起パルスRF1ないしRF
4並びに1つの180°の高周波パルスRF5によって
18の信号が発生される。一般的に言えば、このことは
その都度存在するスピン磁化の、第1の励起パルスに続
く励起パルスによる分割およびこれにより生じる個々の
部分集合の、時間的にオフセットされた集束化によって
行われる。生じる信号は、読み出しフェーズの期間にか
けられたリード・アウト傾斜磁場GR5に基づいて、リ
ード・アウト傾斜磁場GR5の方向に関する位相情報を
含んでいる。180°高周波パルスRF5の層選択性に
よって既に、所定の層に対する局所的な予選択が行われ
ている。リード・アウト傾斜磁場GR5は有利には、層
選択傾斜磁場GSに対して垂直であり、その結果リード
・アウト傾斜磁場GR5によって位相位置に関して選択
された層内の方向に関する符号化が行われる。
【0023】3次元の局所分解のために、更に第3の空
間方向における位相符号化を行わなければならない。こ
のために図1の行dに示されているように、信号間にそ
れぞれ位相符号化傾斜磁場GPの個別パルスをかけるこ
とができ、その結果有利にはリード・アウト傾斜磁場G
R5の方向および層選択傾斜磁場GSの方向に関して垂
直である位相エンコードのための傾斜磁場の方向に関す
る位相符号化が行われる。位相符号化の零点通過が以下
に更に説明する生データマトリクスの真中の行にくるよ
うに、励起フェーズAに予位相化パルスGPVが設定さ
れている。この予位相化パルスGPVの作用は、180
°高周波パルスRF5によって反転され、その結果負の
予位相合わせが生じ、その作用は位相符号化傾斜磁場G
Pの個別パルスによって読み出しフェーズBの期間に段
階的に再び解除される。予位相合わせパルスGPVの面
積は、それが読み出しフェーズBの真中までの個別パル
スGPの合計に等しいように、選定されている。
【0024】図1の行eに示されている核共鳴信号S
は、時間領域において標本化され、デジタル化されかつ
このようにして得られた数値が、図4に示されている生
データマトリクスに記録される。生データマトリクス
は、測定データ空間、実施例において存在する2次元の
場合には測定データ平面と見なすことができる。この測
定データ空間は、核スピントモグラフィーにおいて通例
“k空間”と称される。
【0025】画像発生に対して必要な、信号寄与Sの空
間的な由来に関する情報は、位相係数において符号化さ
れ、その際場所空間(即ち画像)とk空間との間に数学
的に、2次元のフーリエ変換に関する関係がある。次式
が成り立つ:
【0026】
【数1】
【0027】上式中、次の定義が成り立つ:
【0028】
【数2】
【0029】γ =ジャイロ磁気関係 Gx(t′)=読み出し傾斜磁場GR5の瞬時値 Gy(t′)=位相符号化傾斜磁場PCの瞬時値 図4に示されている生データマトリクスでは、それぞれ
の行が個別信号Sに相応している。
【0030】図1の行dに示されている位相符号化傾斜
磁場GPの段階的な歩進切換によって、k空間において
標本化は、行0から始まって、連続する行において行わ
れる。位相符号化傾斜磁場GPを読み出しフェーズの期
間の間にかけたままにすれば、k空間において“斜め”
に存在する標本化が行われることになる。
【0031】図4に示されている生データマトリクスか
ら、2次元のフーリエ変換によって画像マトリクスが得
られ、それからこれに基づいて画像の再構築が行われ
る。
【0032】図3には、図1の行eでは略示されている
にすぎない、読み出しフェーズの期間に生じる信号が、
実際に作成されたプロットに基づいて示されている。そ
の際評価された信号はS1ないしS8で示されており、
高周波パルスRF2ないしRF4のFID信号から派生
する信号はF1ないしF4で示されておりかつこのこと
は原理的には可能であるけれども図示の実施例では評価
されない。その際、個々の信号が不規則な振幅分布を有
していることが明らかになる。別の措置を講じなけれ
ば、このことは、画像再構成の際にアーチファクトを来
すことになる。それ故に実際には、均一な振幅分布を得
るために、信号処理の際に異なった減衰ないし増幅によ
るスケーリングが必要である。しかしこの形式の手段
は、SN比の低下に結び付いている。
【0033】このような欠点なしに、発生された核共鳴
信号の振幅分布の改善は、高周波パルスRF1ないしR
F4の高周波パルス強度の選択並びにその位相の選択に
よっても可能である。その際経験的な処置によって振幅
分布を改善することができる。例えば4つの高周波パル
スに対して、90°−75°−75°−90°のフリッ
プ角度分布が有利であることがわかっており、これによ
り6.96:1の、エコー振幅の極めて僅かな変動が得
られる。
【0034】これまでの説明および図は、わかり易くす
るために4つの励起パルスRF1並びにRF4に関連し
ていた。しかし実際には、十分な局所分解のために必要
な数の行をk空間において唯一の励起位相および読み出
し位相によって得るために、もっと多くの励起パルスを
使用しなければならない。典型的には例えば、128な
いし256行が使用され、その結果相応の数の信号Sを
発生しなければならない。
【0035】既述の方法は、傾斜磁場ないしグラジェン
トに係わる電子技術に僅かな要求しか課していない。と
いうのは、読み出し傾斜磁場の高速切換が必要でないか
らである。図1の行dに示された例では、位相符号化傾
斜磁場GPのみを高速に切り換えればよいだけである。
しかし位相エンコードのための傾斜磁場は、読み出し傾
斜磁場と比べて、著しく小さな傾斜磁場を有しているの
で、傾斜磁場に係わる電子技術に対する要求は僅かにと
どまる。撮影時間はほぼ、EPI方法の領域内にある。
既述の実施例において、局所的な磁界不均質性に対して
敏感でない純然たるスピンエコーが生じる。
【0036】位相符号化は、励起フェーズの期間にも行
うことができる。相応のパルスシーケンスが図5の行a
ないしeに示されている。図1の実施例と異なってここ
では、励起フェーズAの期間にそれぞれ2つの高周波パ
ルスRF1ないしRF5の間の間隙に、位相符号化傾斜
磁場GPの個別パルスGP1ないしGP4がかけられる
(図12)。読み出しフェーズBの期間にはもはや、位
相符号化傾斜磁場GPは加えられない。核スピンは“位
相記憶”を有しているので、それらは、励起フェーズA
の期間に発生された場所に依存する位相情報を読み出し
フェーズの期間にも保持し、その結果これら位相情報を
場所の分解のために評価することができる。
【0037】この装置は、位相符号化傾斜磁場GPの個
別パルスの切換時間が図1の実施例の場合より長いとい
う利点を有している。
【0038】図1の行bの例とは異なって、図2の行b
のパルスシーケンスでは傾斜磁場GPは、励起フェーズ
の全体の期間において高周波パルスRF5の照射時間を
除いてかけられた状態にある。その際傾斜磁場GPの方
向に対して垂直である方向における所望しない層選択を
回避するために、高周波パルスRF1ないしRF4は非
常に広い幅でなければならない。
【0039】図2からわかるように、励起フェーズAの
期間に既に核スピンの位相の零点通過、即ち再位相合わ
せも行われる。この場合も、図1の行eには図示されて
いない核共鳴信号が生じる。というのはそれらはそこで
説明した実施例では評価されないからである。しかし、
励起フェーズAの期間、殊に時点t4およびt5の間に
生じる核共鳴信号を評価することも全く可能である。こ
の形式の実施例は、図6のパルス線図に示されている。
その際図6の行aの高周波パルスRF1ないしRF5,
行bの読み出し傾斜磁場GRおよび行cの層選択傾斜磁
場GSは、図1の行aないしcの例の場合のように切り
換えられる。図6の行eにおいて図1の行eとは異なっ
て、励起フェーズAの期間の核共鳴信号も図示されてい
る。これら核共鳴信号を空間的な評価のために用いるこ
とができるようにするために、これらをまた位相符号化
しなければならない。このために図6の行dに示されて
いるように、励起フェーズAの期間にも位相符号化傾斜
磁場GPの個別パルスが設定されている。予位相化パル
スGPVは、これら個別パルスの第1のパルスの前に切
り換えなければならない。
【0040】その際核スピンに位相エンコードのための
傾斜磁場GP1ないしGP4によって、読み出しフェー
ズの始めに記憶されている位置(局所)に依存した位相
が重畳される。これによりすべての信号は、画像計算の
ために用いられる局所に依存した位相情報を有してい
る。このパルスシーケンスによって測定時間を同じとし
た場合に、図1の実施例に比べて付加的な信号を得るこ
とができる。
【0041】核スピンの再位相合わせは、180°高周
波パルスによってのみならず、公知の方法において選択
的に傾斜磁場反転によっても実現することができる。傾
斜磁場反転を有するパルスシーケンスに対する実施例
は、図7に示されている。ここでは高周波パルスRF…
の列において、図1の行aとは異なって、180°パル
スRF5が省略されている。これに代わって、傾斜磁場
GR1ないしGR4に関して読み出し傾斜磁場GR5の
方向が反転されている。これにより図7の行eの核共鳴
信号Sはもはや、スピンエコーとしてではなく、傾斜磁
場エコーとして生じる。しかし、図1の実施例の場合の
ように行うこともできる。
【0042】図7の行cに示されているように、この実
施例では更に、それぞれの高周波パルスRF1ないしR
F4において層選択傾斜磁場GSが印加される。それぞ
れの高周波パルスRF1ないしRF4は周波数選択的で
あるので、高周波パルスは対応する層選択傾斜磁場の作
用に基づいて、被検体の前以て決められた層にのみ作用
する。図7の行dに示されているように、この実施例に
おいて更に、予位相化パルスGPVを位相符号化傾斜磁
場GPに対して反転しなければならない。というのは図
1の実施例とは異なって、その作用は180°高周波パ
ルスによって反転されないからである。
【0043】短い測定時間に基づいて、図示の方法は3
次元の画像情報を得るために提供される。このために第
2の方向においても、位相符号化を行わなければならな
い。
【0044】3次元の画像情報の発生のためのパルスシ
ーケンスに対する第1の実施例は、図8に図示されてい
る。行aに図示の高周波パルスRF1ないしRF5並び
に行bに示された傾斜磁場GR1並びにGR5に関して
これらパルスシーケンスは、図1の行aおよびbの例と
一致する。図1の行dの場合と同様に、位相符号化方向
GPVにおける予位相化傾斜磁場も設定されている。読
み出しフェーズの期間に位相符号化傾斜磁場GPはこの
実施例において印加されたままである。このことは必ず
しも3次元の画像発生に関連せず、ただ単に図1,図6
および図7の行dに示された位相の段階的な歩進切換の
ための選択例を示そうとしているにすぎない。
【0045】3次元の画像情報を得るために、図示のシ
ーケンスはn回、第2の方向における位相符号化傾斜磁
場の異なった値によって繰り返さなければならない。こ
のことは、図8のcにおいて、第2の位相符号化傾斜磁
場GPSの複数の段階によって示されている。180°
高周波パルスRF5はこの実施例において同様、層選択
傾斜磁場GSと一緒に作用する。しかしこの高周波パル
スはこの場合、薄い層のみならず、3次元の分解が行わ
れるべき厚い層ないしディスクにも作用することができ
る。このことは、180°高周波パルスRF5の周波数
帯域幅の相応の選択によって実現することができる。
【0046】更に、唯一の励起フェーズの後既に、3次
元の画像発生のために十分である信号を得ることもでき
る。この形式の実施例は、図9に図示されており、その
際ここでは励起フェーズはわかり易くするために省略さ
れている。これらは例えば、図1の励起フェーズAと同
じであってよいが、ここでも180°高周波パルスRF
5は、3次元の分解が行われるべき厚い層に作用しなけ
ればならない。
【0047】図9の実施例において、行dに示されてい
る第1の位相符号化傾斜磁場GPの個別パルスによって
その都度第1の方向に位相エンコードされている、行
d′に示されているように、n個の信号Sの後その都
度、位相エンコードパルスGP′が加えられる。これに
より核スピンの位相が第2の方向において変化する。第
2の位相符号化傾斜磁場GP′の方向は、第1の位相符
号化傾斜磁場GPおよび読み出し傾斜磁場GPの方向に
対して垂直である。第2の位相符号化傾斜磁場GP′の
それぞれのパルスの後、第1の位相符号化傾斜磁場GP
の個別パルスの方向は反転され、その結果3次元のk空
間のミアンダ状の標本化が行われる。第2の位相符号化
傾斜磁場GP′の2つの個別パルスの間に、その都度n
*m個の位置(情報)−エンコードされた信号が得られ
る。このことは、第2の位相符号化傾斜磁場GP′に基
づいて切り換えられた位相によってp回実施され、その
結果最終的に、3次元のn*m*p個の生データマトリ
クスを取り出すことができ、そこから3次元のフーリエ
変換によって、3次元の位置情報を有する画像を得るこ
とができる。
【0048】既述の方法における読み出しフェーズは非
常に短いという事実によって、励起フェーズの後に核共
鳴信号のT2*崩壊内で複数の読み出しフェーズを実施
することができる。
【0049】第1のこの形式の実施例が、図10のパル
スシーケンスにおいて図示されている。行aには高周波
パルスRFが示されており、行fには図2に類似した核
スピンの位相特性が示されており、行bには読み出し傾
斜磁場GRの経過が示されており、行dには位相符号化
傾斜磁場GPの経過が示されており、行cには層選択傾
斜磁場GSの経過が示されている。生じる核共鳴信号は
わかり易くするために図示されていない。
【0050】時点t6まで、パルスシーケンスは、行d
で示されているように、ブリプス(Blips)においてで
はなく、連続的に切り換えられる位相符号化傾斜磁場G
Pを除いて図1のパルスシーケンスに相応する。時点t
6、即ち読み出しフェーズB1の最後の核共鳴信号の
後、第2の180°パルスRF6が層選択傾斜磁場GS
2と一緒に印加される。核スピンの位相位置は行fに示
されているように反転される。第2の180°高周波パ
ルスRF6は、第1の180°高周波パルスRF5と同
様に、層選択的に作用する。
【0051】今や、読み出し傾斜磁場GRの作用に基づ
いて行fに示されているようにスピンの位相が再び上昇
する第2の読み出しフェーズが続く。上述したように、
位相のそれぞれの零点通過において、わかり易くするた
めに図示されていない核共鳴信号が生じる。これにより
第2の読み出しフェーズB2において、第1の読み出し
フェーズB1における場合と同じ数の核共鳴信号を得る
ことができる。第2の読み出しフェーズB2の期間に、
位相符号化傾斜磁場GPも印加されるが、その方向は第
1の読み出しフェーズB1の対して反転されている。読
み出しおよび位相符号化傾斜磁場GR,GPの相応の選
定によって、第1の読み出しフェーズB1においては検
出されなかったk空間の領域を標本化することができ
る。しかし第1の読み出しフェーズB1において既にk
空間全体が標本化されたとき、読み出しフェーズB2に
おいても、例えば同じ層の時間的に密に連続する画像を
得るかまたは層選択傾斜磁場GSの選定によって選択さ
れる種々異なった層を標本化するために、同じk空間を
もう一度標本化することができる。
【0052】180°高周波パルスの多重使用によっ
て、2つより多くの読み出しフェーズBを実施すること
もできる。
【0053】唯一の励起フェーズ後の複数の読み出しフ
ェーズは、図11に示されたパルスシーケンスを用いた
傾斜磁場反転によっても得られる。このパルスシーケン
スは、時点t6まで図7のパルスシーケンスに相応し、
その際位相符号化傾斜磁場GPはここでもブリプスにお
いてではなく、連続的に切り換えられている。時点t6
において、即ち読み出しフェーズB1の最後の核スピン
信号が読み出されたとき、読み出し傾斜磁場GRの方向
は反転されかつ核スピンの位相は行fに示されているよ
うに再び上昇する。これによりここでも、わかり易くす
るために図示されていない核共鳴信号がその都度発生す
る位相の零点通過が生じる。この場合も、第2の読み出
しフェーズB2において第1の読み出しフェーズB1に
おける場合と正確に同じ数の核共鳴信号を得ることがで
きる。読み出しフェーズB2の期間にも、核共鳴信号が
位相符号化される。
【0054】読み出し傾斜磁場GRの複数回の反転によ
って、励起フェーズAにここでも、行aおよび行fに示
された実施例における2つの読み出しフェーズBより多
くの読み出しフェーズを続けることができる。
【0055】図において、読み出しフェーズの期間に生
じる信号は略示されているにすぎない。図3には、実験
的に作成されたプロットに基づいて実際の信号経過に対
する例が示されている。その際評価された信号は、S1
ないしS8によって示されており、高周波パルスRF2
ないしRF4のFID信号から派生する信号はF1ない
しF4によって示されておりかつ図示の実施例では、こ
のことは原理的には可能であるにもかかわらず、評価さ
れない。その際個々の信号が不規則な振幅分布を有して
いることがわかる。別の措置を講じなければ、このこと
は画像再構成の際にアーチファクトを来すことになる。
それ故に実際には、均一な振幅分布を得るために、信号
処理の際に種々異なった減衰ないし増幅によるスケーリ
ングが必要である。
【0056】
【外1】
【0057】
【数3】
【0058】
【外2】
【0059】
【数4】
【0060】これらの行kに対して補助量Qを次のよう
に求める:
【0061】
【数5】
【0062】このようにして求められた量を用いて、別
のマトリクスにおいて画素毎に値bijを次の式に従って
求める:
【0063】
【数6】
【0064】上の条件が満たされない場合には、bij
0である。
【0065】この条件によって例えば、割算Sij p/S
ijが被検体の外側で例えば、雑音に基づいてランダム
な、表現不可能な値を来すことを妨げる振幅制限が行わ
れる。
【0066】有意でない値の除去のための正確な条件は
勿論、別様にも決めることができるが、振幅を制限する
という上記の条件が効果的であることが認められてい
る。
【0067】それから量bijを有するマトリクスにおい
て、列方向においてフーリエ変換が実施され(FTc
よって示されている)、その結果最終的に画像マトリク
スBが得られ、それに基づいて被検体の画像を形成する
ことができる。
【0068】参照マトリクスMRを作成するための信号
ijは、例えば完全な励起−読み出しサイクルにおいて
得ることができ、このことは確かに測定時間の相応の延
長を来す。しかし、例えば図6の行eに示されているよ
うな、励起フェーズAの期間に得られた信号を、参照マ
トリクスMRの作成のために使用することもでき、その
際これら信号に対する位相符号化のみが省略される。
【0069】核共鳴信号Sの振幅スペクトルの考察の際
に、一方においてある程度の対称性が存在し、かつ他方
において種々様々な信号が常に同じ振幅を有しているか
または振幅が相互に固定の比において存在していること
を確かめることができる。この事実を利用すれば、参照
マトリクスMRに対して完全なデータセットを作成する
必要がない。というのは例えば、測定されない信号を上
述の情報に基づいて補足することができるからである。
これにより、参照信号を得るための著しい測定時間を節
約することができる。
【0070】更に、個々の参照測定に基づいて、パルス
シーケンスに対する振幅スケーリングを調整することも
できる。
【0071】図示の実施例は、本発明を実施するための
多数のパルスシーケンスのうちの可能性のいくつかを個
別に示したものにすぎない。例えば、図示のパルスシー
ケンスの組み合わせも可能である。即ち例えば、位相エ
ンコード傾斜磁場を、個別パルスにおいて実施する代わ
りに、図8のdに示されているように、加えられたまま
の状態で維持するようにすることができる。更に、すべ
ての実施例において信号Sを、図7の行bに示すように
読み出し傾斜磁場の反転によっても実現することができ
る。層選択も、図7の行cにおけるように、すべての高
周波パルスに関連付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、高周波パルスRF、読み出
し傾斜磁場GR、層選択傾斜磁場GS、位相符号化傾斜
磁場GP、生じる核共鳴信号Sの線図である。
【図2】図1の行aないしdに示されたパルスシーケン
スを使用した際の核スピンの位相経過を示す線図であ
る。
【図3】読み出しフェーズBにおける核共鳴信号の実際
の経過に対する例を示す線図である。
【図4】生データマトリクスの概略図である。
【図5】読み出しフェーズAの期間に位相符号化が行わ
れる実施例を示す線図である。
【図6】励起フェーズ(A)の期間にも既に核共鳴信号
が読み出される実施例を示す線図である。
【図7】180°パルスに代わって読み出し傾斜磁場の
反転が行われる実施例を示す線図である。
【図8】3次元の画像を発生するためのパルスシーケン
スに対する第1実施例を示す線図である。
【図9】3次元の画像を発生するためのパルスシーケン
スに対する第2実施例を示す線図である。
【図10】励起フェーズA後、別の180°高周波パル
スの使用によって2つの読み出しフェーズB1,B2が
続く実施例を示す線図である。
【図11】励起フェーズAの後読み出し傾斜磁場の反転
によって2つの読み出しフェーズB1,B2が続く実施
例を示す線図である。
【図12】信号振幅のスケーリングのためのフローチャ
ートを示す図である。
【符号の説明】
A 励起フェーズ、 B 読み出しフェーズ、 RF
高周波励起パルス、S 核共鳴信号、 GR 読み出し
傾斜磁場、 GP 位相符号化傾斜磁場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9118−2J N

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスシーケンスを用いての、励起フェ
    ーズ(A)および後続の読み出しフェーズ(B)を有す
    る、核スピン共鳴装置の作動方法において、 a)前記励起フェーズ(A)の期間に、一連の励起パル
    ス(RF1ないしRF4)をかけ、少なくとも励起パル
    ス間の休止期間において、第1の方向における第1の傾
    斜磁場ないしグラジェント(GR1ないしGR4)を印
    加しかつその都度2つの励起パルス(RF1ないしRF
    4)の間の前記傾斜磁場の面積はその都度異なってお
    り、 b)180°高周波パルス(RF5)をかけ、 c)前記読み出しフェーズ(B)の期間に、前記第1の
    方向における少なくとも1つの成分を有する読み出し傾
    斜磁場(GR5)に基づいて生じた核共鳴信号(S)を
    読み出し、 d)該核共鳴信号(S)を、値および位相について解析
    しかつそこから画像を再構成することを特徴とするパル
    スシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  2. 【請求項2】 パルスシーケンスを用いての、励起フェ
    ーズ(A)および後続の読み出しフェーズ(B)を有す
    る、核スピン共鳴装置の作動方法において、 a)前記励起フェーズ(A)の期間に、一連の励起パル
    ス(RF1ないしRF4)をかけ、少なくとも励起パル
    ス間の休止期間において、第1の方向における第1の傾
    斜磁場(GR1ないしGR4)を印加しかつその都度2
    つの励起パルス(RF1ないしRF4)の間の前記傾斜
    磁場の面積はその都度異なっており、 b)180°高周波パルス(RF5)をかけ、 c)前記読み出しフェーズ(B)の期間に、前記第1の
    方向とは反対の少なくとも1つの成分を有する読み出し
    傾斜磁場(GR5)に基づいて生じた核共鳴信号(S)
    を読み出し、 d)該核共鳴信号(S)を、値および位相について解析
    しかつそこから画像を再構成することを特徴とするパル
    スシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  3. 【請求項3】 励起パルス間の傾斜磁場面積は、画像形
    成のために利用される核共鳴エコー信号が読み出しフェ
    ーズ(B)において重畳しないように分布されている請
    求項1または2記載のパルスシーケンスを用いての核ス
    ピン共鳴装置の作動方法。
  4. 【請求項4】 励起パルス(FR1ないしRF4)間の
    傾斜磁場面積は大きさに従って分類されて少なくとも係
    数3によって増大している請求項3記載のパルスシーケ
    ンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  5. 【請求項5】 励起フェーズ(A)の期間に照射された
    励起パルスシーケンス(RF1ないしRF4)のフリッ
    プ角度の合計は、180°より著しく大きい請求項1か
    ら4までのいずれか1項記載のパルスシーケンスを用い
    ての核スピン共鳴装置の作動方法。
  6. 【請求項6】 第1の励起パルス(RF1)のフリップ
    角度は90°でありかつその他の励起パルスのフリップ
    角度は60°と90°との間にある請求項5記載のパル
    スシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  7. 【請求項7】 請求項1のステップc)の期間におい
    て、第1の方向に対して垂直である位相符号化傾斜磁場
    (GR)を照射する請求項1から6までのいずれか1項
    記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の
    作動方法。
  8. 【請求項8】 位相符号化傾斜磁場(GP)は、個別核
    共鳴信号(S)の間にのみ照射される請求項7記載のパ
    ルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方
    法。
  9. 【請求項9】 位相符号化傾斜磁場(GP)は読み出し
    フェーズ(B)の期間に印加された状態にとどまる請求
    項7記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装
    置の作動方法。
  10. 【請求項10】 励起フェーズ(A)の期間において、
    第1の方向に対して垂直である位相符号化傾斜磁場(G
    P1−GP)を照射する請求項1から9までのいずれか
    1項記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装
    置の作動方法。
  11. 【請求項11】 励起フェーズ(A)においても、信号
    (S′)を読み出しかつ画像再構成のために使用する請
    求項1から10までのいずれか1項記載のパルスシーケ
    ンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  12. 【請求項12】 180°高周波パルス(RF5)は周
    波数選択的でありかつ第1の傾斜磁場および場合によっ
    ては位相符号化傾斜磁場に対して垂直である第2の傾斜
    磁場(GS)の作用に基づいて照射され、その結果選択
    された層におけるスピンのみが反転される請求項1から
    11までのいずれか1項記載のパルスシーケンスを用い
    ての核スピン共鳴装置の作動方法。
  13. 【請求項13】 すべての励起パルス(RF1ないしR
    F4)は層選択的である請求項1から12までのいずれ
    か1項記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共鳴
    装置の作動方法。
  14. 【請求項14】 2つの連続する励起パルス(RF1な
    いしRF4)間の第1の傾斜磁場の傾斜磁場面積は、第
    2の励起パルス(RF2)から幾何学的に増大している
    請求項1から13までのいずれか1項記載のパルスシー
    ケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  15. 【請求項15】 高周波励起パルス(RF1ないしRF
    4)のフリップ角度の選択によって、k空間における核
    共鳴信号(S)の振幅分布の最適化が読み出しフェーズ
    (B)において実現される請求項1から14までのいず
    れか1項記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共
    鳴装置の作動方法。
  16. 【請求項16】 位相符号化は、k空間における振幅分
    布が最適化されるように制御される請求項1から15ま
    でのいずれか1項記載のパルスシーケンスを用いての核
    スピン共鳴装置の作動方法。
  17. 【請求項17】 第1の位相符号化傾斜磁場(GP)お
    よび読み出し傾斜磁場(GR)に対して垂直である第2
    の位相符号化傾斜磁場(GP′)の印加によって付加的
    に、前記第2の位相符号化傾斜磁場(GP′)の方向に
    おける位相符号化が実施され、かつ前記第2の位相符号
    化傾斜磁場(GP′)はn個の連続する励起および読み
    出しフェーズにおいてn個の異なった値をとりかつ画像
    再構成の際に3次元の場所分解が行われる請求項1から
    16までのいずれか1項記載のパルスシーケンスを用い
    ての核スピン共鳴装置の作動方法。
  18. 【請求項18】 第1の位相符号化傾斜磁場(GP)お
    よび読み出し傾斜磁場(GR)に対して垂直である第2
    の位相符号化傾斜磁場(GP′)の印加によって付加的
    に、前記第2の位相符号化傾斜磁場(GP′)の方向に
    おける位相符号化が実施され、かつ前記第2の位相符号
    化傾斜磁場(GP′)は、唯一の励起および読み出しフ
    ェーズの期間において、n個の異なった値によって、核
    スピン共鳴信号の位相が第2の位相符号化傾斜磁場(G
    P′)の方向において符号化されるように切り換えられ
    かつ画像再構成の際に3次元の場所分解が行われる請求
    項1から16までのいずれか1項記載のパルスシーケン
    スを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  19. 【請求項19】 種々の核共鳴信号(S)から異なった
    スケーリングによって評価回路において、k空間におい
    て最適化された振幅分布を有する測定信号が発生される
    請求項1から18までのいずれか1項記載のパルスシー
    ケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  20. 【請求項20】 2組の核共鳴信号が取り出され、その
    うち1組のみが位相符号化されておりかつ位相符号化さ
    れていない1組の核共鳴信号は、信号振幅のスケーリン
    グに対する参照値として使用される請求項1から19ま
    でのいずれか1項記載のパルスシーケンスを用いての核
    スピン共鳴装置の作動方法。
  21. 【請求項21】 励起フェーズおよび読み出しフェーズ
    を有する2つの完全なパルスシーケンスを実現し、一方
    の核共鳴信号は位相符号化されかつ他方の核共鳴信号は
    位相符号化されない請求項20記載のパルスシーケンス
    を用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  22. 【請求項22】 位相符号化されていない核共鳴信号の
    組は励起フェーズの期間に取り出される請求項20記載
    のパルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動
    方法。
  23. 【請求項23】 核共鳴信号の振幅分布における対称性
    を使用して、振幅分布の検出のために必要であるだけの
    数の位相符号化されていない核共鳴信号が取り出される
    請求項1から20までのいずれか1項記載のパルスシー
    ケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方法。
  24. 【請求項24】 核共鳴信号の位相符号化された組が生
    データマトリクス(M)に記録されかつ核共鳴信号の位
    相符号化されていない組が参照マトリクス(MR)に記
    録され、かつ両方のマトリクス(M,MR)において読
    み出し方向においてフーリエ変換が実施され、かつ前記
    生データマトリクス(M)から得られたマトリクスにお
    けるそれぞれ個々の信号は前記参照マトリクス(MR)
    から得られたマトリクスにおける相応の信号によって割
    算されかつ位相符号化方向におけるフーリエ変換によっ
    て画像マトリクス(B)が作成される請求項1から23
    までのいずれか1項記載のパルスシーケンスを用いての
    核スピン共鳴装置の作動方法。
  25. 【請求項25】 ステップc)の後、少なくとも1つの
    別の180°高周波パルスをかけかつその都度1つの別
    の読み出しフェーズ(B2)の期間のそれぞれ別の18
    0°高周波パルスの後に、第1の方向における少なくと
    も1つの成分を有している読み出し傾斜磁場(GR)に
    基づいて核共鳴信号を検出する請求項1から24までの
    いずれか1項記載のパルスシーケンスを用いての核スピ
    ン共鳴装置の作動方法。
  26. 【請求項26】 別の読み出しフェーズ(B1,B2)
    の期間に、その極性が読み出しフェーズ毎に変化する位
    相符号化傾斜磁場(GP)を印加する請求項25記載の
    パルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装置の作動方
    法。
  27. 【請求項27】 ステップc)の後、読み出し傾斜磁場
    を少なくとも1回反転しかつ少なくとも1つの別の読み
    出しフェーズの期間に、読み出し傾斜磁場の作用に基づ
    いて核共鳴信号を検出する請求項1から24までのいず
    れか1項記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共
    鳴装置の作動方法。
  28. 【請求項28】 それぞれの読み出しフェーズ(B1,
    B2)の期間に、位相符号化傾斜磁場を印加する請求項
    27記載のパルスシーケンスを用いての核スピン共鳴装
    置の作動方法。
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