JPH083839Y2 - 圧力容器群の切替え安全装置 - Google Patents

圧力容器群の切替え安全装置

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JPH083839Y2
JPH083839Y2 JP3509090U JP3509090U JPH083839Y2 JP H083839 Y2 JPH083839 Y2 JP H083839Y2 JP 3509090 U JP3509090 U JP 3509090U JP 3509090 U JP3509090 U JP 3509090U JP H083839 Y2 JPH083839 Y2 JP H083839Y2
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pressure vessel
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pressure reducing
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徳治 坂口
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧力容器群の切替え安全装置に関し、もつ
と詳しくは、2つの圧力容器群からのたとえば医療ガス
などのガスを第1圧力容器群から第2圧力容器群に切替
えて供給するようにした圧力容器群の切替え安全装置に
関する。
従来の技術 たとえば病院などにおいて医療ガスを連続的に供給す
ることができるようにするために、2つの圧力容器群を
切替えて、ガスを供給するように構成される。一方の圧
力容器群の残量が少なくなつて圧力が低下したとき、他
方の新たな圧力容器群からガスを供給する。この新たな
圧力容器群からガスを供給しているとき、前記残量が少
ない圧力容器群を、新たな圧力容器群に交換しておく必
要がある。それにもかかわらず、操作者は、残量の少な
い圧力容器群から、新たな圧力容器群に切替えてガスを
供給する操作をした後には、うつかりと、残量の少ない
圧力容器群を新たな圧力容器群に交換する作業を忘れて
しまうおそれがある。そのためガスを供給している新た
な圧力容器群の残量が少なくなつてきたとき、連続して
ガスを供給することができなくなつてしまう。
考案が解決しようとする課題 本考案の目的は、2つの圧力容器群を切替えてガスを
供給するに当たり、残量が少なくなつた圧力容器群を新
たな圧力容器群に交換する作業をうつかりとし忘れるこ
とがないようにした圧力容器群の切替え安全装置を提供
することである。
課題を解決するための手段 本考案は、少なくとも2つの圧力容器群と、 各圧力容器群のガスを第1および第2の2次圧に調整
可能に減圧して供給する第1減圧弁と、 第1減圧弁を連動して、一方の圧力容器群の第1減圧
弁を第1の2次圧に、かつ他方の圧力容器群の第1減圧
弁を第2の2次圧に設定する第1の設定状態と、一方の
圧力容器群の第1減圧弁を第2の2次圧に、かつ他方の
圧力容器群の第1減圧弁を第1の2次圧に設定する第2
の設定状態とを切替える連動操作手段と、 第1減圧弁からの各ガスを合流する合流管路と、 第1減圧弁の2次圧をさらに減圧して常に一定圧力で
供給するための第2減圧弁と、 第2減圧弁からのガスを端末に送気する供給管路と、 各第1減圧弁と合流管路との間に介在され、各圧力容
器からのガスを合流管路に導く逆止弁と、 合流管路の圧力を検出する圧力検出手段と、 圧力検出手段の出力が第1および第2の2次圧の間の
値である予め定める値未満に低下したとき、連動操作手
段による第1減圧弁の第1設定状態から第2設定状態へ
の、または第2設定状態から第1設定状態への切替え操
作を禁止し、予め定める値以上で切替え操作を許容する
手段とを含むことを特徴とする圧力容器群の切替え安全
装置である。
作用 本考案に従えば、複数の相互に切替えて使用されるべ
き各圧力容器群からのガスを第1、第2減圧弁によつて
減圧し、供給管路に導く。これらの第1減圧弁は連動操
作手段によつて連動して操作され、たとえば一方の第1
減圧弁の2次圧を低く設定し、他方の第2減圧弁の2次
圧を高く設定することができる。したがつて合流管路の
圧力検出手段によつて検出されたガス圧力が予め定める
値未満に低下したときには、その使用中の圧力容器群の
ガス残量が少なくなつてきたときであるので、その使用
中の圧力容器群を取外してガスまたは液化ガスが充分に
重点された新たな圧力容器群と交換する。この交換時に
おいて前記複数の圧力容器群のうちの残余の圧力容器群
からは、減圧弁を介してガスが供給され続ける。したが
つてガスの供給が途絶えてしまうことがなく、連続的な
ガスの供給が可能であり、交換を行つている圧力容器群
側には、逆止弁の働きによつて、合流管路側から外部に
ガスが漏洩することがない。
使用中に合流管路のガス圧力が前記予め定める値未満
に低下したときには、連動操作手段による減圧弁の切替
え操作が禁止される。そのため操作者は、その連動操作
手段を操作して残余の圧力容器群の2次圧を高く設定し
てガスを供給するように操作することはできず、したが
つて残量が少ない圧力容器群の交換をし忘れることはな
い。
残量の少ない圧力容器群を、新たな圧力容器群に交換
して、合流管路の圧力が、再び前記予め定めた値以上に
なると、連動操作手段による切替え操作が許容される。
したがつて操作者は連動操作手段を切替え操作し、交換
した圧力容器群以外の残余の圧力容器群からのガスの供
給を行うことができる。なおこの残量の少なくなつた圧
力容器群を、新たな圧力容器群に交換した後において、
連動操作手段による操作は必ずしも行われなくてもよ
い。
実施例 第1図は本考案の一実施例の電気回路図であり、第2
図はその実施例の配管系統図である。これらの図面を参
照して、病院などにおいて用いられる医療ガス、たとえ
ば酸素、笑気および窒素などのガスは、圧力容器群1a,1
bに充填されているとともに、圧力容器群2a,2bに充填さ
れている。以下の説明では、添字a,bを省略して示すこ
とがある。圧力容器群1a,1bからのガスは、容器弁3a,3b
および逆止弁4a,4bを経て、管路5a,5bから管路6を経て
第1減圧弁7に導かれる。また同様にして、圧力容器群
2には容器弁8、逆止弁9、管路10,11が設けられ、第
1減圧弁12が設けられる。
第1減圧弁7,12は、その2次圧が調整可能に構成さ
れ、これらの第1減圧弁7,12は、連動操作手段13によつ
て、その2次圧が調整される。第1減圧弁7,12からの減
圧されたガスは、管路14,15から逆止弁16,17を経て、合
流管路18から、第1減圧弁7,12の低い方の2次圧よりも
その2次圧を低く設定した第2減圧弁18-1、供給管路18
-2から供給され、医療設備に導かれる。合流管路18に
は、圧力検出手段19が備えられる。
圧力検出手段19は、第1図に示されるように2つのス
イツチ20,21を有し、合流管路18のガス圧力がたとえば7
kg/cm2以上で遮断し、その合流管路18の圧力が7kg/cm2
未満で導通する。
圧力容器群1,2に充分なガスまたは液化ガスが充填さ
れている状態では、そのガス圧力はたとえば150kg/cm2
である。連動操作手段13によつて操作されて、たとえば
圧力容器群1からのガスが供給されて使用されていると
き、第1減圧弁7の管路14に供給されるガスの2次圧力
は、9kg/cm2であり、他方の圧力容器群2に接続されて
いるもう1つの第1減圧弁12から管路15に導かれるガス
の2次圧力は、6kg/cm2であり、前述の圧力検出手段19
は、このような2つの第1減圧弁7,12の設定された2次
圧力の中間の値7kg/cm2に定められる。第1減圧弁7か
ら管路14に9kg/cm2のガスが供給されているとき、逆止
弁17の働きによつて、そのガスが第1減圧弁12側に導か
れることはない。たとえば圧力容器群1がその使用によ
つて、ガス残量が少なくなり、これによつて合流管路18
のガス圧力が低下したときには、そのことが圧力検出手
段19によつて検出され、連動操作手段13による第1減圧
弁7,12の2次圧調整操作を禁止する。そこで、残量が少
なくなつた使用中の圧力容器群1を取外して、新たな充
分なガスおよび液化ガスが充填された圧力容器群に交換
する。この残量が少なくなつた圧力容器群1を取外した
とき、逆止弁16の働きによつて合流管路18からガスが漏
洩することはなく、残余の圧力容器群2から第1減圧弁
12を経て、逆止弁17から合流管路18に6kg/cm2の圧力で
ガスが供給され続ける。
圧力容器群1を新たな圧力容器群と交換した後には、
合流管路18の圧力は再び上昇し、このことが圧力検出手
段19によつて検出され、後述のように、連動操作手段13
による操作が可能な状態となる。これによつて操作者
は、連動操作手段13を操作し、第1減圧弁7の2次圧を
たとえば6kg/cm2とし、第2減圧弁12の2次圧を9kg/cm2
として圧力容器群2からのガスを合流管路18に供給して
使用することができるようになる。
圧力検出手段19のスイツチ21は、リレー23のリレーコ
イル24に直列に接続されている。リレー23は、リレーコ
イル24が励磁されることによつて導通する2つのリレー
スイツチ25,26を備える。リレースイツチ26と自己保持
解除スイツチ27とは、リレーコイル24に直列に接続され
る。リレースイツチ25は、警報ランプ28に直列に接続さ
れる。またこのリレースイツチ25には、ブザー29が接続
される。
圧力検出手段19のスイツチ20は、電磁弁30に接続され
る。この電磁弁30は、それが消磁しているときには、第
1の位置30aとなつており、スイツチ20が導通して電磁
弁30が電源31の電力によつて励磁されると、第2位置30
bに切替わる。電磁弁30は、管路31を介してスプリング
オフセツト形単動シリンダ32の部屋33に接続される。ピ
ストン34は、ばね35によつて部屋33側にばね付勢され
る。連動操作手段13において、シリンダ32にはストツパ
36が取付けられる。
第3図は連動操作手段13の平面図であり、第4図は第
3図の切断面線IV-IVから見た簡略化した断面図であ
る。ハンドル37の回転軸38は、取付け部材39に回転可能
に支持されている。この回転軸38の端部には、傘歯車40
が固定される。傘歯車40は、傘歯車41に噛合う。この傘
歯車41は、回転軸42に固定される。回転軸42は、取付け
部材39に回転可能に支持される。回転軸42の軸線方向の
両端部には、接続部材43,44が取付けられ、第1減圧弁
7,12の2次圧を調整可能とする。
回転軸38には、突起45が固定されている。取付け部材
39には、この突起45に当接する一対のストツパ46,47が
固定され、これによつて回転軸38は、ハンドル37によつ
て、その軸線まわりにたとえば180度角変位可能であ
る。
シリンダ32によつて駆動されるストツパ36は、前述の
第1図に明らかなように、回転軸38および突起45の近傍
に参照符46で示すように突出し、また実線で示すように
退避することができる。ストツパ36が仮想線46で示され
るように突出した状態では、突出45がそのストツパ36に
当接し、これによつてハンドル37による回転操作が禁止
される。
第5図は、第1減圧弁7の構成を示す断面図である。
この第1減圧弁7では、ケーシング50の部分51,52によ
つてダイアフラム53が固定され、ダイアフラム室54が形
成される。このダイアフラム室54は、筒体55に形成され
た連通孔56を介して、出口57に連通する。出口57は、管
路14に接続される。
ケーシング50の入口58は、管路6に接続される。この
入口58からの1次側の高圧力、たとえば150kg/cm2のガ
スは、フイルタ59を通り、部屋60に導かれる。部屋60で
は、ばね61によつてばね付勢された押圧片62が設けられ
る。この押圧片62は、銅などの材料から成る弁体63を、
合成樹脂などから成る弁座64に着座する方向に付勢す
る。弁座64は、保持部材65に保持されており、この保持
部材65はケーシング50に固定され、弁体63を案内する。
ダイアフラム53では、突片67が固定されており、この
突片67は、ばね定数が大きいばね68と、ばね定数が小さ
いばね69とによつて、弁体63が弁座64から離間する方向
(第5図の右方)に付勢される。ばね68,69に当接する
ばね受け70は、調整棒71によつて球状の当接体72を介し
て当接する。調整棒71は、ケーシング50に螺合し、この
調整棒71がその軸線まわりに回転されることによつて、
ばね受け70が変位し、これに応じて突片67による弁体63
のばね力が変化し、2次圧が調整可能である。調整棒71
の端部は、第3図に示されるように軸継手43によつて回
転軸42に連結される。もう1つの第1減圧弁12に関して
も、同様な構成となつている。
連動操作手段13のハンドル37を操作して突起45がスト
ツパ46に当接した状態において、第1減圧弁7の調整棒
71は第5図の右方に変位し、したがつてばね68,69の比
較的大きなばね力で、突片67、したがつてそれに当接す
る弁体63は、弁座64から離間する方向にばね付勢されて
2次圧が前述のようにたとえば9kg/cm2に調整される。
シンリダ32によつて駆動されるストツパ36が第1図の
実線で示すように退避している状態でハンドル37を180
度回転し、突起45がストツパ47に当接している状態とし
たとき、第1減圧弁7の調整棒71は第5図の左方に変位
し、これによつて弁体63は、ばね68,69の比較的小さい
ばね力で付勢される。そのため2次圧は前述のようにた
とえば6kg/cm2に調整される。もう1つの第1減圧弁12
は、第1減圧弁7と同様な構成を有し、第1減圧弁7が
9kg/cm2および6kg/cm2の2次圧に調整されている状態で
は、第1減圧弁12の2次圧は6kg/cm2および9kg/cm2にそ
れぞれ調整される。
圧力容器群1,2に充分にガスまたは液化ガスが充填さ
れている状態において、次にハンドル37を操作して、第
1減圧弁7の2次圧を9kg/cm2に調整し、このとき第1
減圧弁12の2次圧を6kg/cm2に調整した状態とする。こ
れによつて圧力容器群1からガスは第1減圧弁7によつ
て減圧され、合流管路18、第2減圧弁18-1、供給管路18
-2から供給され、圧力容器群2からのガスは供給されな
い。このとき合流管路18の圧力は9kg/cm2であるので、
圧力検出手段19のスイツチ20,21は遮断している。スイ
ツチ20が遮断していることによつて電磁弁30は位置30a
となつており、シンリダ32の部屋33は大気圧となつてい
る。したがつてばね35のばね力によつてストツパ36は回
転軸38および突起45から退避した状態となつている。ス
イツチ21が遮断することによつてリレー23のリレーコイ
ル24は消磁されており、警報ランプ28およびブザー29は
消勢されたままである。
ガスの使用に伴つて圧力容器1a,1bの残量が少なくな
り、これによつて第1減圧弁7の管路14および合流管路
18に供給されるガスの圧力が、7kg/cm2未満に低下する
と、圧力検出手段19のスイツチ20,21が導通する。その
ため電磁弁30が励磁され、位置30bに切替わる。これに
よつて合流管路18のガスは電磁弁30の位置30bを経てシ
リンダ32の部屋33に導かれる。そのためピストン34はば
ね35のばね力に抗してストツパ36を第1図の仮想線46で
示すように移動し、これによつて突起45が仮想線46で示
されるストツパ36に当接してハンドル37の回転操作が阻
止される。このときスイツチ21の導通によつてリレー23
のリレーコイル24が励磁され、そのためリレーコイル24
の励磁状態がリレースイツチ26の導通によつて自己保持
され、リレースイツチ25の導通によつて警報ランプ28が
点灯し、ブザー29から警報音が発生される。
操作者は、この警報ランプ28を見て、またブザー29の
警報音を聞いて、圧力容器群1の残量が少なくなつたこ
とを知ることができる。そこでこの残量が少なくなつた
圧力容器群1を取外し、新たに充分なガスまたは液化ガ
スが充填された圧力容器群と交換する。
圧力容器群1の交換時に、管路6の圧力が低下して
も、第1減圧弁12は前述のように6kg/cm2の2次圧で圧
力容器群2からのガスを合流管路18に供給し続けること
ができる。このとき逆止弁16の働きによつて合流管路18
からのガスが管路6側に漏洩することはない。逆止弁4
a,4bは複数の圧力容器1a,1bを個別的に取り外して交換
する際におけるガスの漏洩を防ぐ。
新たな圧力容器群1を交換し終えた後には、第1減圧
弁7の働きによつて圧力容器群1からのガスは合流管路
18に、再び9kg/cm2で供給される。したがつて、圧力検
出手段19のスイツチ20,21が遮断する。スイツチ20が遮
断することによつて、電磁弁30は位置30aに切替わり、
シリンダ32の部屋33が大気圧となる。そのためストツパ
36は、ばね35の働きによつて第1図の実線で示されるよ
うに退避する。そのため突起45はストツパ36にあたるこ
とはなく、ハンドル37の回転操作が可能になる。操作者
はハンドル37を回転操作して、突起45がストツパ47に当
接するように180度回転駆動する。これによつて第1減
圧弁7の2次圧が6kg/cm2に調整され、もう1つの第1
減圧弁12の2次圧が9kg/cm2に調整される。こうして圧
力容器群2から第1減圧弁12を経て合流管路18、第2減
圧弁18-1、供給管路18-2にガスが供給される。
新たな圧力容器群1と交換し終えると、合流管路18は
圧力が9kg/cm2となり、圧力検出手段19のスイツチ20,21
が遮断する。スイツチ20が遮断することによつて、電磁
弁30は位置30aに切替わり、シリンダ32の部屋33が大気
圧となる。そのためストツパ36はばね35の働きによつ
て、第1図の実線で示されるように退避する。そのため
突起45はストツパ36にあたることはなく、ハンドル37の
回転操作が可能になる。操作者はハンドル37を回転操作
して、突起45がストツパ47に当接するように180度回転
駆動する。この駆動途中、突起45は自己保持解スイツチ
27を駆動し、リレー24の自己保持が解除される。
このようにして圧力容器群1,2からは合流管路18、第
2減圧弁18-1、供給管路18-2に連続的にガスを供給する
ことができ、一方の圧力容器群1の残量が少なくなつた
ときには、連動操作手段13のハンドル37の回転操作が阻
止された状態となり、警報ランプ28およびブザー29によ
る警報によつて操作者は、ハンドル37を操作することな
く、まず、残量の少なくなつた圧力容器群1を交換し、
新たな圧力容器群を接続した後に、初めて連動操作手段
13のハンドル37の回転操作が許容され、圧力容器2によ
る6kg/cm2から9kg/cm2へのガスの供給が可能となる。し
たがつて使用されて残量が少なくなつた圧力容器群1の
交換を、忘れることなく、行うことができる。このよう
な動作は、もう1つの圧力容器群2についても同様であ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、複数の圧力容器を個別
的に設けられた第1減圧弁を介して、その2次圧を、連
動操作手段の操作によつて変化し、ガスを供給している
状態において、その合流管路に供給されるガス圧力が低
下したときには、連動操作手段による第1減圧弁の切替
え操作を禁止するようにしたので、操作者は、使用中の
残量が少なくなつた圧力容器群を、充分なガスが充填さ
れている圧力容器群に交換し、その後に連動操作手段に
よつて第1減圧弁の2次圧を変化して、残余の圧力容器
群からガスを供給することができるようになる。そのた
め残量が少ない圧力容器群を、誤つて、接続したままに
することが防がれる。この残量が少なくなつた圧力容器
を新たな圧力容器と交換する際には、減圧弁の働きによ
つて、残余の圧力容器からのガスが外部に漏洩すること
が防がれる。したがつて供給管路には、常時ガスを連続
して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気回路図、第2図は第1
図に示される実施例の配管系統図、第3図は連動操作手
段13の平面図、第4図は第3図における切断面線IV-IV
から見た断面図、第5図は減圧弁7の断面図である。 1a,1b;2a,2b……圧力容器群、3a,3b;8a,8b……容器弁、
4a,4b;9a,9b;16,17……逆止弁、7,12……第1減圧弁、1
3……連動操作手段、18……合流管路、18-1……第2減
圧弁、18-2……供給管路、19……圧力検出手段、30……
電磁弁、32……シリンダ、36……ストツパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの圧力容器群と、 各圧力容器群のガスを第1および第2の2次圧に調整可
    能に減圧して供給する第1減圧弁と、 第1減圧弁を連動して、一方の圧力容器群の第1減圧弁
    を第1の2次圧に、かつ他方の圧力容器群の第1減圧弁
    を第2の2次圧に設定する第1の設定状態と、一方の圧
    力容器群の第1減圧弁を第2の2次圧に、かつ他方の圧
    力容器群の第1減圧弁を第1の2次圧に設定する第2の
    設定状態とを切替える連動操作手段と、 第1減圧弁からの各ガスを合流する合流管路と、 第1減圧弁の2次圧をさらに減圧して常に一定圧力で供
    給するための第2減圧弁と、 第2減圧弁からのガスを端末に送気する供給管路と、 各第1減圧弁と合流管路との間に介在され、各圧力容器
    からのガスを合流管路に導く逆止弁と、 合流管路の圧力を検出する圧力検出手段と、 圧力検出手段の出力が第1および第2の2次圧の間の値
    である予め定める値未満に低下したとき、連動操作手段
    による第1減圧弁の第1設定状態から第2設定状態へ
    の、または第2設定状態から第1設定状態への切替え操
    作を禁止し、予め定める値以上で切替え操作を許容する
    手段とを含むことを特徴とする圧力容器群の切替え安全
    装置。
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WO2019077715A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 株式会社桂精機製作所 ガス手動切替調整器

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JPH03125998U (ja) 1991-12-19

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