JP3118890U - 連結送水管設備 - Google Patents

連結送水管設備 Download PDF

Info

Publication number
JP3118890U
JP3118890U JP2005009988U JP2005009988U JP3118890U JP 3118890 U JP3118890 U JP 3118890U JP 2005009988 U JP2005009988 U JP 2005009988U JP 2005009988 U JP2005009988 U JP 2005009988U JP 3118890 U JP3118890 U JP 3118890U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
water
valve
water supply
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005009988U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 岸本
Original Assignee
第一城南株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 第一城南株式会社 filed Critical 第一城南株式会社
Priority to JP2005009988U priority Critical patent/JP3118890U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3118890U publication Critical patent/JP3118890U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本考案は連結送水管設備に関し、送水口から消火用水を送る送水配管系の送水配管間の敷設長さの長短に合わせて長さが調整される長さ調整管部内に取付けた逆止弁ユニットを施工現場にて簡単な取扱い操作により着脱させて新たな部品との交換作業を容易かつ確実に行い、保守・管理を優れたものとなす。
【解決手段】送水口J,Jから消火用水Wを送る送水配管系Pの一次側及び二次側の送水配管1,1′間に接続される管路内に逆止弁A′、止水弁Bを設け、前記逆止弁に対して一次側または/および二次側に排水弁Cを備えた連結送水管設備であって、前記送水配管間に両端が接続される長さ調整管部2内に逆止弁ユニットAを着脱可能に設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は連結送水管設備に関し、例えばビルディング、マンション等の建造物に各階毎に備えられている消火設備に建造物の外部に設ける送水口から消防ポンプ自動車のポンプを駆動する等して消火用水を供給するのに各建造物毎に異なる送水配管系の送水配管間に敷設長さの長短に合わせて長さが調整される長さ調整管部内に施工現場等にて簡単な取扱操作により逆止弁ユニットを施工現場にて取付および取外しを容易に行い、弁類やOリング等の部品の交換を簡便にし、保守・管理を優れたものにしようとする。
ビルディングやマンション等の建造物では、出火時の初期消火に備える設備として建物に予め消火用水を供給するための送水配管系を配置したり、屋上や地下に消火用水を常時、貯留しておくための貯水タンクを設けることにより各階層毎に備え付けたボックス内に格納されている備え付けの放水用ホースにより初期消火に役立てていた。また、貯水タンクに溜められている消火用水だけでは足りない場合にも消防ポンプ自動車のポンプの駆動により建造物に備え付けらている送水配管系を通じて消火用水を所望階層の放水ノズル等の消火設備に供給することにより階層毎の消火活動を行っている。
このように建造物に付帯して消火用水を送水するための送水配管系には、連結送水管設備が介設されることが義務付けられている。この連結送水管設備として、従来、例えば送水元への逆流を阻止する逆止弁と、送水経路を開閉する止水弁と、前記逆止弁に対して一次側(流入側)または二次側(流出側)に設けられる排水弁とを送水配管系に接続して備え蓋付きの収容ケース内に設けたものがある。そして、この連結送水管設備の前記逆止弁は、短管自体の内部に放射状の連結壁を介して径大の基端部を連結した支持筒を一体的に形成した二重管構造に形成している。また、この支持筒内に弁体の一端に取付けた弁ロッドを摺動可能に挿入し、弁ロッドの外周には、外嵌された同径のコイルばねの附勢力を受ける円盤状の前記弁体を前記短管の一次側の内周に突設した弁座壁に押付けることにより閉止する構成の逆止弁ユニットである。
そして、使用に際して消火用水を送水するために消防ポンプ自動車のポンプが駆動されて送水元から高水圧が加わった場合に、逆止弁ユニットの弁体はコイルばねの附勢力に抗して支持筒に対して摺動されながら開弁され、消火用水は送水配管系に後段へと送水される。また、ポンプの駆動が停止される等して送水元が低圧になると、コイルばねの附勢力により弁ロッドが支持筒内を摺動して短管の弁座壁に弁体は押付けられて閉弁されることにより、消火用水の逆流を防止しようとするものである。
また、逆止弁に対して一次側に設けられた排水弁は、消火活動の終了後に開放されることにより、空気を注入して送水配管系の一次側に残存している水を排出させることができる。また、二次側に設けた排水弁は、例えばビルディング内部に備え付けられた放水設備の工事や保守・点検を行う時等に、開放し、空気を入れることにより逆止弁に対して二次側の管内に残留する水を排出するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3254182号公報
しかしながら、消火用水を建造物の外部に設けた送水口から建造物に付帯する送水配管を通じて各階層毎に備え付けのボックス内に格納されている放水用ホースに供給するのに、送水口の設置位置、設置方向、また、屋外に設けた送水口から建造物に付帯して設けられる送水配管系の建物までの敷設長さ、さらには送水口から建造物までの送水配管系の送水配管間の敷設長さは建造物毎に長短個々に異なった状態で敷設される。
従って、特許文献1に記載の上記構造の連結送水管設備は、送水配管間に接続する場合に、上流側短管と、逆止弁ユニットを内部に備えた短管と、止水弁ユニットを内部に備えた短管と、下流側短管との4つの短管を継手を用いて接続する構成であるが、この連結送水管設備を送水配管間に接続する場合には4つの短管の合計の敷設長さが長過ぎたり、逆に送水配管間の長さよりも4つの短管の敷設長さが短かかったりするため、施工現場にてサドル形式の継手を用いて上流側短管と、逆止弁ユニットを内部に備えた短管と、止水弁ユニットを内部に備えた短管と、下流側短管とを即座に対応して接続することができなかった。
しかも、送水配管間における各短管の敷設長さの調整が必要不可欠であるが、調整を行うためには、工場において4つの各短管につきそれぞれ数cmづつ寸法が長短異なるものを規格寸法として数種類づつ用意しておき、この中から建造物毎に合致する長さ寸法の4つの短管を選択し、これらの短管を組合わせることにより使用しなければならず、丁度良い長さに4つの長さの短管を選択することは難しく、過不足を生じていた。
また、上記連結送水管設備は、前述のように4つの各短管相互を接続するのに、2つ割のサドル形式の継手を用いて接続を行うが、その接続個所は一次側の送水配管と上流側短管との接続を行うこと、また、二次側の送水配管と下流側短管との接続を行うこと、さらには各短管相互の接続を行うことの合計5個所にて行われ、しかも、2つ割のサドル形式の継手は、部品点数が多く、また、左右の取付端部相互をボルト・ナットにより緊結するものであるので、接続には多くの時間と手間がかかり、接続作業の作業効率が悪いものであった。
また、上記従来の連結送水管設備の逆止弁ユニットは、短管自体の内部に放射状の連結壁を介して径大の基端部を連結した支持筒を一体的に形成した二重管構造に形成し、この支持筒内に弁体の一端に取付けた弁ロッドを摺動可能に挿入し、弁ロッドの外周には、外嵌された同径のコイルばねの附勢力を受ける円盤状の前記弁体を前記短管の上流側の内周に突設した弁座壁に押付けることにより閉止する構成であるので、例えば弁体、弁ロッド、コイルばね、Oリング等の部品が消火用水の高水圧を受けているうちに摩耗を生じたり、機械的疲労により新たな部品と交換が必要になると、逆止弁ユニット自体の分解が困難であるため、短管毎、逆止弁ユニットを交換しなければならなかった。このため、逆止弁ユニットの施工現場での弁体、弁ロッド、コイルばね、Oリング等の部品の交換、取外しをに多くの手間と時間がかかり、保守・管理は容易には行えず、設備は高価であった。
本考案は上記特許文献1に見られる欠点を解決し、送水口から消火用水を送る送水配管系の送水配管間の敷設長さの長短に合わせて長さが調整される長さ調整管部内に取付けた逆止弁ユニットを施工現場にて簡単な取扱い操作により着脱させて新たな部品との交換作業が容易かつ確実に行い、保守・管理を優れたものとなし、さらには、構造簡単にして製作、組付けが容易で製作コストおよび設備費を安価にする連結送水管設備を提供することを目的とする。
本考案は上記課題に鑑みなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
送水口から消火用水を送る送水配管系の一次側及び二次側の送水配管間に接続される管路内に逆止弁、止水弁を設け、前記逆止弁に対して一次側または/および二次側に排水弁を備えた連結送水管設備であって、
前記送水配管間に両端が接続される長さ調整管部内に逆止弁ユニットを着脱可能に設けた、
ことを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において、
前記長さ調整管部は、被挿入管と該被挿入管内に摺動可能に一方の管端が挿入される挿入管とにより長さが調整可能に設けられ、
前記被挿入管または前記挿入管は、一次側または/および二次側の送水配管に対向して管端部の外周に設けた係合縁に係合するフランジと、一次側または/および二次側の前記送水配管の管端部外周に設けたフランジ部とをボルト・ナットにより緊結することにより一次側または/および二次側の送水配管に接続されることを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1または2において、前記逆止弁ユニットが、前記挿入管の一次側の管端部内に着脱可能に取付けられるか、または、前記逆止弁ユニットが、前記挿入管の一次側の管端部内に着脱可能に取付けられることを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1〜3の何れか1の請求項において、前記逆止弁ユニットと、止水弁と、排水弁とは前記挿入管に設けられることを特徴とする。
また、本考案の請求項5に記載の考案は、請求項1〜3の何れか1の請求項において、前記逆止弁ユニットと、止水弁と、排水弁とは前記被挿入管に設けられることを特徴とする。
また、本考案の請求項6に記載の考案は、請求項1〜5の何れか1の請求項において、
前記逆止弁ユニットが、前記被挿入管または前記挿入管の一次側の管端部内に一端が着脱自在に取付けられ、全体形状が一次側から二次側にわたり漸次径小に形成される筒状をなして外周には複数個の流通孔を有し、二次側の後端には複数個の流水孔と中心には摺動孔とが開設された支持部材が設けられた弁ケースと、
該弁ケース内に軸長方向に摺動可能に設けられ、弁ケースの一次側の内周に設けた弁座部に接離して開閉止され送水元に臨む略円錐状のキャップが前面に形成された弁体と、
前記弁ケースの軸長方向の長さの1/2以下の長さの筒状をなして前記弁体に対してアロウアンスを介して配置されるとともに一端が前記摺動孔内に摺動可能に挿入されて前記支持部材の背部に添設可能な鍔状の添設部を後端部外周に設けた弁ロッドと、
該弁ロッド内に摺動可能に挿入され先端部が前記弁体に螺入されることにより前記弁ロッドに対して前記弁体を当接可能に支持する支持ボルトと、
該支持ボルトの外周に配置され、前記弁体と前記支持部材との間に介在されることにより前記弁体を常時前記弁ケースの弁座部に当接させて閉止する方向に附勢する巻ばねと、
を備えたことを特徴とする。
また、本考案の請求項7に記載の考案は、請求項1〜6の何れか1の請求項において、前記止水弁が、挿入管または被挿入管の何れかの径方向に回動可能に回動軸を嵌挿し、該回動軸に前記挿入管または前記被挿入管内を開閉するバタフライを設けたことを特徴とする。
また、本考案の請求項8に記載の考案は、請求項1〜7の何れか1の請求項において、前記排水弁が、前記被挿入管または/および前記挿入管の外周に設けた取付管部に継手
部材を介して逆止弁ユニットに対して一次側または二次側に取付けられることを特徴とする。
本考案は、送水口から消火用水を送る送水配管系の送水配管間の敷設長さの長短に合わせて長さが調整される長さ調整管部内に取付けた逆止弁ユニットを施工現場にて簡単な取扱い操作により着脱させて新たな部品との交換作業を容易かつ確実に行い、保守・管理を優れたものとなし、さらには、構造簡単にして製作、組付けが容易で製作コストおよび設備費を安価にできる。
以下図面に従い、本考案を実施するための最良の形態につき詳細を説明する。
図1は本考案の連結送水管設備の実施形態1を送水配管系の送水配管間に長さ調整を行った後に最小限の敷設長さにて接続した状態の断面図、図2は同じく本実施形態1の連結送水管設備の長さ調整を行った後に最大敷設長さにて接続した状態の断面図、図3は同じく本考案の連結送水管設備の実施形態1を送水配管系の送水配管間に長さ調整を行った後に最小敷設長さにて接続した状態の側面図、図4は同じく本実施形態1の連結送水管設備の長さ調整を行った後に最大敷設長さに接続した状態の側面図、図5は同じく図4のQ−Q断面図、図6は同じく図4のR−R断面図、図7は本考案の連結送水管設備の実施形態1を構成する逆水弁ユニットの弁体が開弁した状態を示す断面図、図8は本考案の連結送水管設備の実施形態1であり、送水配管系の送水配管間に敷設した状態の一例を示す回路図である。
本実施形態1は、送水口J,Jから消火用水Wを送る送水配管系Pの一次側及び二次側の送水配管1,1′間に接続される管路内に逆止弁A′、止水弁Bを設け、前記逆止弁A′に対して一次側または/および二次側に排水弁Cを備えた連結送水管設備であって、被挿入管3と該被挿入管3内に摺動可能に一方の管端部4aが挿入される挿入管4とにより前記送水配管1,1′間の敷設長さLの長短に合わせて長さが調整可能になる長さ調整管部2を構成し、該長さ調整管部2内に逆止弁ユニットAを設けた、ことを特徴とする。
なお、本実施形態1では、好適例として長さ調整管部2の最大敷設長さL1は例えば図1に示すように、400〜450mm、また被挿入管3の長さL2は100〜130mm、さらに挿入管4の長さL3は250〜300mmである。これらの数値範囲は代表的な例示であり、これに限定されるものではない。
また、前記被挿入管3または前記挿入管4は、一次側または二次側の送水配管1,1′に対向する管端部3a,4bのうち、本実施形態1では図示するように挿入管4の管端部4bは、該管端部4bの外周に設けた係合縁4cに係合するフランジ5と、二次側の前記送水配管1′の管端部外周に設けたフランジ部6′とをボルト・ナット7により緊結することにより二次側の送水配管1′に接続されるとともに被挿入管3の管端部3aは、該管端部3aの外周に設けたフランジ部5′が一次側の送水配管1の外周に設けた前記フランジ部6にボルト・ナット7により緊結することにより一次側の送水配管1に接続される。
8は図3、図4において、前記被挿入管3と前記挿入管4とが、前記送水配管1,1′間の敷設長さLの長短に合わせて長さを調整後に本固定するための本固定手段であり、この本固定手段8はこの実施形態1では図示するように前記被挿入管3と前記挿入管4との管端部3bと管腹部4dとに対向して数対設けた取付板部9,9;9,9と、該取付板部9,9;9,9相互を緊結するボルト・ナット10とにより構成されるが、本固定手段8はこれに限ることなく、図には示さないが前記被挿入管3と前記挿入管4との管端部3bと管腹部4dとを溶接して溶接部を構成するかの何れかの手段により長さを調整後に本固定されて敷設される。
また、前記逆止弁ユニットAは、図示する本実施形態1では、前記挿入管4の一次側の管端部4a内に着脱可能に取付けられる。
また、図1、図2、図7において、この逆止弁ユニットAは、本実施形態1では前記挿入管4の一次側内に一端が着脱自在に取付けられ、全体形状が一次側から二次側にわたり漸次径小に形成される筒状をなして外周には複数個の流通孔12を有し、二次側の後端には複数個の流水孔13Aと中心には摺動孔13Bとが開設された支持部材14が着脱可能に設けられた弁ケース11と、該弁ケース11内に軸長方向Xに摺動可能に設けられ、弁ケース11の一次側の内周に設けた弁座部11aに接離して開閉止され送水元Iに臨む略円錐状のキャップ15aが前面に形成された弁体15と、前記弁ケース11の軸長方向Xの長さの1/2以下の長さの筒状をなして前記弁体15に対してアロウアンスSを介して配置されるとともに一端16aが前記摺動孔13B内に摺動可能に挿入されて前記支持部材14の背部に添設可能な鍔状の添設部16bを後端外周に設けた弁ロッド16と、該弁ロッド16内に摺動可能に挿入され先端部が前記弁体15に螺入されることにより前記弁ロッド16に対して前記弁体15を当接可能に支持する支持ボルト17と、該支持ボルト17の外周に配置され、前記弁体15と前記支持部材14との間に介在されることにより前記弁体15を常時前記弁ケース11の弁座部11aに当接させて閉止する方向に附勢する巻ばね18と、を備えている。
19は弁ロッド16の先端外周に螺着されるストッパ鍔部であり、このストッパ鍔部19が支持部材14に係合することにより弁ロッド16の開弁時の抜け出しを防止する。
20は弁ケース11の前面に着脱可能に螺着された止環部材である。
n1は前記弁ケース11を挿入管4の一次側内に着脱自在に取付けるために弁ケース11の前端部外周に設けられた雄ねじ部であり、この雄ねじ部n1は挿入管4の一次側の内周に設けた雌ねじ部m1に螺合することにより弁ケース11は挿入管4の一次側内に着脱自在に取付けられる。
n2は前記弁ケース11の二次側の後端に支持部材14を着脱自在に取付けるために、支持部材14の外周に設けられた雄ねじ部であり、この雄ねじ部n2は弁ケース11の後端部内周に設けた雌ねじ部m2に螺合することにより支持部材14は弁ケース11の後端部内周に着脱自在に取付けられる。
21は前記被挿入管3と、該被挿入管3内に挿入される挿入管4との水密を確保するために、被挿入管3の管端部3bの内周に設けた数条の環状凹部内に収嵌されたゴムまたは合成樹脂により形成されたOリングである。
また、22は前記弁座部11aに対して弁体15の水密を確保するために、弁体15の外周に嵌着され、ゴムまたは合成樹脂により形成されたOリングである。
また、前記止水弁Bは、本実施形態1では挿入管4の径方向に回動可能に回動軸23を嵌挿し、該回動軸23に前記挿入管4内を開閉するバタフライ24を設けることにより形成されるが、これに限ることなく、図には示さないが、被挿入管3の径方向に回動可能に回動軸23を嵌挿し、該回動軸23に被挿入管3内を開閉するバタフライ24を設けるようにしてもよい。
また、前記排水弁Cは、本実施形態1では図示するように前記挿入管4の外周に設けた取付管部25に継手部材26を介して逆止弁ユニットAに対して二次側に取付けられているが、これは代表的な例示であり、これに限ることなく、排水弁Cは例えば被挿入管3の外周に設けた取付管部25′に継手部材26を介して逆止弁ユニットAに対して一次側に取付けられても良いし、さらには挿入管4の外周に設けた取付管部25および被挿入管3の外周に設けた取付管部25′の双方に継手部材26を介して逆止弁ユニットAに対して一次側および二次側に排水弁C,Cは取付けられても良い。なお前記取付管部25,25′は不使用の場合には閉栓される。
本実施形態1の連結送水管設備は以上のように被挿入管3と該被挿入管3内に摺動可能に一方の管端部4aが挿入される挿入管4とにより長さが調整可能になる長さ調整管部2を構成するので、例えば消防ポンプ自動車から伸びるホースの接続金具が接続されてポンプが駆動されることにより消火用水Wが供給される送水口J,Jの設置位置、また、送水口J,Jの設置方向、或いは、屋外に設けた送水口J,Jから建造物Tに付帯して設けられる送水配管系Pの建物までの敷設長さ、さらには送水口J,Jから建造物Tまでの送水配管系Pの送水配管1,1′間の敷設長さL等が建造物T毎に長短個々に異なる場合に、長さ調整管部2の被挿入管3内に管端部4aを挿入している挿入管4を施工現場において被挿入管3に対して挿入管4を摺動させて押込んだり、引出すという簡単な取扱い操作により送水配管1,1′間の敷設長さLに合わせて長短長さを調整することができる。
このようにして、建造物T毎に異なる送水口J,Jから建造物Tに敷設される送水配管系Pの送水配管1,1′間の敷設長さLに合わせて連結送水管設備の長さ調整管部2に対する被挿入管3の長さを長短調整した後に、被挿入管3と挿入管4との管端部3bと管腹部4dとの外周に対向して数対設けた本固定手段8の取付板部9,9;9,9相互をボルト・ナット10により緊結することにより送水配管1,1′間の敷設長さLに合わせて長さを調整後の被挿入管3と挿入管4とを本固定する。
この際、取付板部9,9;9,9相互を緊結するためのボルト・ナット10は、図4に示すように長さ調整管部2の被挿入管3と挿入管4との長さに合わせて長い長さのボルトが使用されて螺合されるナット10a、10b、10c、10dの取付板部9、9;9、9を挟持するために設置位置を変化するようにして開示しているが、これに限ることなく長さ調整管部2の被挿入管3と挿入管4との長さを調整した後には図に示されないが被挿入管3と挿入管4との長さに合わせて短い長さのボルトを使用するようにしてもよい。これには、長い長さのボルトを切断して短くして使用しても良いし、長い長さのボルトと、短い長さのボルトとを個別に用意して使用しても良い。
また、本固定手段8は、図示するように取付板部9,9;9,9と、ボルト・ナット10とを用いて緊結するという上記手段に限ることなく、図には示さないが例えば被挿入管3と挿入管4とを長さを調整後に、管端部3bと管腹部4dとを相互を溶接して溶接部を構成して本固定するようにしてもよい。
このようにして長さ調整される長さ調整管部2の被挿入管3と挿入管4との使用長さは例えば本実施形態1では、長さ調整管部2の最大敷設長さL1が例えば400〜450mmであり(図2参照)、また最小敷設長さL1′は215〜240mm程度になる(図1参照)。そして、被挿入管3の長さL2は100〜130mm、挿入管4の長さL3は250〜300mmである。従って、送水配管1,1′間の敷設長さLが建造物T毎に異なる場合にも、この敷設長さLに合わせて本実施形態1の連結送水管設備では、施工現場において長さ調整管部2の被挿入管3と挿入管4とを長短長さ調整して使用することができる。
そして、前述のように、長さ調整管部2の被挿入管3に対する挿入管4の長さを長短調整してから本固定された本実施形態1の連結送水管設備の被挿入管3と、挿入管4とを建造物T毎に長短敷設長さLが異なる送水口J,Jから建造物Tに敷設される送水配管系Pの送水配管1,1′間に接続するには、本実施形態1では図示するように、挿入管4の管端部4bの外周に設けた係合縁4cに係合するフランジ5と、二次側の前記送水配管1′の管端部外周に設けたフランジ部6′とをボルト・ナット7により緊結することにより二次側の送水配管1′と挿入管4の管端部4bとを接続する。このように、挿入管4の管端部4bの外周に設けた係合縁4cに係合するフランジ5を二次側の前記送水配管1′の管端部外周に設けたフランジ部6′にボルト・ナット7により緊結するようにしたのは、フランジ5を係合縁4cに係合することによりフランジ5を挿入管4の管端部4bの外周に溶接するという製作上の工程、手間を省いた。また、被挿入管3の管端部3aの外周に設けたフランジ部5′と、一次側の送水配管1の管端部外周に設けたフランジ部6とをボルト・ナット7により緊結することにより一次側の送水配管1と被挿入管3とを接続する。
しかしながら、この接続方法は代表的な例示であり、これに限ることなく、図には示さないが、被挿入管3の一次側の外周に突設した係合縁に係合するフランジを設けた場合には、このフランジと一次側の送水配管1の管端に設けたフランジ部6とをボルト・ナット7により緊結することにより一次側の送水配管1と被挿入管4とを接続するようにしてもよい。
このように、本実施形態1の連結送水管設備では、被挿入管3の一端のフランジ部5′、または図には示さないが、被挿入管3の一端外周に突設する係合縁に係脱可能になるフランジと一次側の送水配管1のフランジ部6とをボルト・ナット7を用いて緊結するか、また、挿入管4の管端部4bの外周に設けたフランジ5、または図には示さないフランジ部と二次側の送水配管1′のフランジ部6′とをボルト・ナット7を用いて緊結するという2個所においてボルト・ナット7によりフランジ結合することにより一次側と二次側の送水配管1,1′間に、被挿入管3と挿入管4とよりなる連結送水管設備の接続が行え、その接続個所が特許文献1に記載の連結送水管設備のように、上流側となる一次側の送水配管と上流側短管との接続、また、下流側となる二次側の送水配管と下流側短管との接続、さらには各短管相互の接続との合計5個所を2つ割のサドル形式の継手を用いて接続するという連結送水管設備とは異なり、接続個所が削減されるとともに部品点数が少なく、接続作業は迅速かつ確実に行え、作業効率は向上される。
こうして、送水口J,Jに消防ポンプ自動車のホースを接続金具(図には示さず)を介して接続し、ポンプを駆動することにより高圧の消火用水Wは送水元Iとなる送水口J,Jから送水配管系Pの一次側の送水配管1内に供給される。
そして、消火用水Wが送水配管系Pの一次側の送水配管1から本実施形態1の連結送水管設備の被挿入管3内に供給されると、この連結送水管設備の挿入管4内に設けた逆止弁ユニットAの弁体15が消火用水Wの高水圧を受けて巻ばね材18の附勢力により押し込まれ、弁ケース11の弁座部11aから離脱し、開弁されるので、弁ケース11内に流入される消火用水Wの一部は弁ロッド16に沿って流水孔13Aから弁ケース11の後段に流出され、弁ケース11の外周に設けた複数個の流通孔12を通じて外周へと流れ出る他の一部の消火用水Wの呼水になり、流速を速め、消火用水Wに対する抵抗は少なく、管内の圧力損失を小さくすることができる。
また、弁ロッド16は、弁体15に対してアロウアンスSを介して一端が分離されて弁ケース11の軸長方向Xの半分以下の長さに形成されているので、前述のように弁体15が巻ばね材18の附勢力に抗して消火用水Wの高圧を受けて弁ケース11の弁座部11aから離脱しても直ちには弁ロッド16は応動しない。
すなわち、弁体15の押し込みが続行され、図1に示すアロウアンスSが次第に狭められて弁体15が弁ロッド16の一端に衝突すると、初めて弁ロッド16は支持ボルト17により支持されながら巻ばね材18の附勢力に抗して押し込まれる。
そして、本実施形態1では、弁ロッド16は、弁ケース11の軸長方向Xの半分以下の長さに形成されているので、弁ロッド16は支持部材14から僅かに突出するという短い移動ストロークになり、止水弁Bの弁の開閉動作に支障を生じない(図7参照)。
また、逆止弁ユニットAは、本実施形態1では前記挿入管4の一次側の内周に設けた雌ねじ部m1に前端部外周に設けた雄ねじ部n1を螺合することにより全体形状が一次側から二次側にわたり漸次径小に形成される筒状をなして外周に複数個の流通孔12を有し、二次側の後端には複数個の流水孔13Aと中心には摺動孔13Bとが開設された支持部材14が設けられた弁ケース11が取付けられ、この弁ケース11内には、該弁ケース11の一次側の内周に設けた弁座部11aに接離して開閉止される弁体15が摺動可能に設けられ、弁ケース11の軸長方向Xの長さの1/2以下の長さの筒状をなした弁ロッド16が前記弁体15に対してアロウアンスSを介して配置されるとともに一端16aを前記摺動孔13B内に摺動可能に挿入されて前記支持部材14の背部に添設可能な鍔状の添設部16bを後端外周に設け、支持ボルト17を弁ロッド16内に摺動可能に挿入して先端部を前記弁体15に螺入されることにより前記弁ロッド16に対して前記弁体15を当接可能に支持し、該支持ボルト17の外周には、前記弁体15と前記支持部材14との間に巻ばね18を介在されることにより前記弁体15を常時前記弁ケース11の弁座部11aに当接させて閉止する方向に附勢しているので、逆止弁ユニットAを弁ケース11内に容易に組付けることができる。
しかも、例えば弁体15、弁座部11a、弁ロッド16、巻ばね18、支持部材14等の部品が機械的疲労や摩耗により故障の原因になったり、新たな部品と交換する必要を生じた場合には、被挿入管3の管端部3aの外周に設けたフランジ部5′と、一次側の送水配管1の管端に設けたフランジ部6とをボルト・ナット7による緊結を解くことにより一次側の送水配管1と被挿入管3との取付を外すとともに挿入管4の管端部4bの外周に設けた係合縁4cに係合するフランジ5と、二次側の前記送水配管1′の管端に設けたフランジ部6′とをボルト・ナット7の緊結を解くことにより二次側の送水配管1′と挿入管4の管端部4bとの取付を解除する。
このようにして連結送水管設備を送水配管1,1′に対して接続を解除してから例えば挿入管4の一次側の内周に設けた雌ねじ部m1から弁ケース11の一次側の管端部外周に設けた雄ねじ部n1を螺退して逆止弁ユニットAを連結送水管設備の挿入管4の外部に弁ケース11毎取り出す。それから、この弁ケース11の前端、内周に螺着した止環部材20を螺退して取外し、また、雌ねじ部m2から雄ねじ部n2を螺退して支持部材14を弁ケース11の後部から取り外した後に、弁ケース11から弁体15、弁ロッド16、巻ばね18、Oリング22等の部品を取り出して新たなものと交換する。
そして、逆止弁ユニットAの部品を新たな部品と交換した後は、送水配管1,1′間に連結送水管設備を接続する接続作業と同様に再び逆止弁ユニットAの弁ケース11を挿入管4の一次側の管端部4a内に雌ねじ部m1と雄ねじ部m1とを螺合することにより逆止弁ユニットAの組付けを行い、送水配管1,1′間への連結送水管設備の接続を行う。
なお、この部品の交換作業は、挿入管4に対する逆止弁ユニットAの取外しと、挿入管4から逆止弁ユニットAを取り出した後の逆止弁ユニットAの分解が容易に行えることから施工現場において作業者が弁ケース11から逆止弁ユニットAを取外してから、弁体15、弁ロッド16、巻ばね18、Oリング22等の部品を弁ケース11から取り出して新たな部品の交換作業を行うこともできるし、または送水配管1,1′間から接続が解かれた本実施形態1の連結送水管設備毎工場に運搬して前述のような操作、および取り扱いにより部品の交換や補修を行ってもよい。
また、本実施形態1の連結送水管設備では、長さ調整管部2の挿入管4の逆止弁ユニットAの二次側に、挿入管4の径方向に回動可能に回動軸23を嵌挿し、該回動軸23に前記挿入管4内を開閉するバタフライ24を設けることにより止水弁Bを形成しているので、連結送水管設備の同一の挿入管4に逆止弁ユニットAと止水弁Bとの弁類を備えているため、コンパクトになり、逆止弁ユニットAと、止水弁Bとを連結配水管設備に組付けたり、製作作業が省略化され、使用が便利になり、また、取扱い、運搬、保管に適する。なお、図示する本実施形態1では、長さ調整管部2の挿入管4の逆止弁ユニットAの二次側に、挿入管4の外周に設けた取付管部25に継手部材26を介して止水弁Bを設けているが、これに限ることなく、図には示さないが、例えば長さ調整管部2の挿入管4に設けた逆止弁ユニットAに対して一次側に、止水弁Bを設けてもよい。
しかも、本実施形態1では、図示するように挿入管4の外周に設けた取付管部25に継手部材26を介して逆止弁ユニットAに対して例えば二次側に継手部材26を介して排水弁Cを取付けることができるので、同一の挿入管4に逆止弁ユニットAと、止水弁Bと、排水弁Cとを備えるため、逆止弁ユニットAと、止水弁Bと、排水弁Cとの施工現場での取付が省け、使用に便利になり、しかも、コンパクトにして軽量な連結配水管設備になり、取扱い、運搬、保管にも適する。
なお、上記実施形態1では、挿入管4に設ける逆止弁ユニットAに対して二次側に排水弁Cを取付管部25に継手部材26を介して取付けるようにしているが、これに限ることなく、逆止弁ユニットAの一次側、例えば被挿入管3の外周に設けた取付管部25′に継手部材26を介して排水弁Cを取付けることもできるし、挿入管4に設けた取付管部25、および被挿入管3の外周に設けた取付管部25′の双方に継手部材26を介して逆止弁ユニットAに対して一次側および二次側に排水弁C,Cを取付けても良い。なお前記取付管部25,25′は不使用の場合には、例えば図には示さない蓋材にて被覆したり、ピンを取付管部25,25′内に嵌入することにより閉栓される。
さらに、上記実施形態1では、挿入管4の管端部4bの外周に設けた係合縁4cに係合するフランジ5と、二次側の前記送水配管1′の管端に設けたフランジ部6′とをボルト・ナット7により緊結することにより二次側の送水配管1′と挿入管4の管端部4bとを接続するとともに被挿入管3の管端部3aの外周に設けたフランジ部5′と、一次側の送水配管1の管端部外周に設けたフランジ部6とをボルト・ナット7により緊結することにより一次側の送水配管1と被挿入管4とを接続しているが、これらの接続方法は代表的な例示であり、これに限ることなく、例えば、図には示さないが、被挿入管3の一次側の外周に突設した係合縁に係合するフランジを設けた場合には、このフランジと一次側の送水配管1の管端に設けたフランジ部6とをボルト・ナット7により緊結することにより一次側の送水配管1と被挿入管4とを接続するようにしてもよい。
本考案は、送水口から消火用水を送る送水配管系の送水配水管間の敷設長さの長短に合わせて長さが調整される長さ調整管部内に取付けた逆止弁ユニットを施工現場にて簡単な取扱い操作により着脱させて新たな部品との交換作業を容易かつ確実に行い、保守・管理を優れたものとなし、さらには、構造簡単にして製作、組付けが容易で製作コストおよび設備費を安価にできる用途・効果に適する。
図1は本考案の連結送水管設備の実施形態1を送水配管系の送水配管間に長さ調整を行った後に最小敷設長さにて接続した状態の断面図である。 図2は同じく本実施形態1の連結送水管設備の長さ調整を行った後に最大敷設長さにて接続した状態の断面図である。 図3は同じく本考案の連結送水管設備の実施形態1を送水配管系の送水配管間に長さ調整を行った後に最小敷設長さにて接続した状態の側面図である。 図4は同じく本実施形態1の連結送水管設備の長さ調整を行った後に最大敷設長さにて接続した状態の側面図である。 図5は同じく図4のQ−Q断面図である。 図6は同じく図4のR−R断面図である。 図7は本考案の連結送水管設備の実施形態1を構成する逆水弁ユニットの弁体が開弁した状態を示す断面図である。 図8は本考案の連結送水管設備の実施形態1であり、送水配管系の送水配管間に敷設した状態の一例を示す回路図である。
符号の説明
1 送水配管
1′ 送水配管
2 長さ調整管部
3 被挿入管
3a 管端部
4 挿入管
4a 管端部
4b 管端部
4c 係合縁
5 フランジ
5′ フランジ部
6 フランジ部
6′ フランジ部
7 ボルト・ナット
A 逆止弁ユニット
A′ 逆止弁
B 止水弁
C 排水弁
J 送水口
L 敷設長さ
P 送水配管系
W 消火用水

Claims (8)

  1. 送水口から消火用水を送る送水配管系の一次側及び二次側の送水配管間に接続される管路内に逆止弁、止水弁を設け、前記逆止弁に対して一次側または/および二次側に排水弁を備えた連結送水管設備であって、
    前記送水配管間に両端が接続される長さ調整管部内に逆止弁ユニットを着脱可能に設けた、
    ことを特徴とする連結送水管設備。
  2. 前記長さ調整管部は、被挿入管と該被挿入管内に摺動可能に一方の管端が挿入される挿入管とにより長さが調整可能に設けられ、
    前記被挿入管または前記挿入管は、一次側または/および二次側の送水配管に対向して管端部の外周に設けた係合縁に係合するフランジと、一次側または/および二次側の前記送水配管の管端部外周に設けたフランジ部とをボルト・ナットにより緊結することにより一次側または/および二次側の送水配管に接続されることを特徴とする請求項1に記載の連結送水管設備。
  3. 前記逆止弁ユニットが、前記挿入管の一次側の管端部内に着脱可能に取付けられるか、または、前記逆止弁ユニットが、前記被挿入管の一次側の管端部内に着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の連結送水管設備。
  4. 前記逆止弁ユニットと、止水弁と、排水弁とは前記挿入管に設けられることを特徴とする請求項1〜3の何れか1の請求項に記載の連結送水管設備。
  5. 前記逆止弁ユニットと、止水弁と、排水弁とは前記被挿入管に設けられることを特徴とする請求項1〜3の何れか1の請求項に記載の連結送水管設備。
  6. 前記逆止弁ユニットが、前記被挿入管または前記挿入管の一次側の管端部内に一端が着脱自在に取付けられ、全体形状が一次側から二次側にわたり漸次径小に形成される筒状をなして外周には複数個の流通孔を有し、二次側の後端には複数個の流水孔と中心には摺動孔とが開設された支持部材が設けられた弁ケースと、
    該弁ケース内に軸長方向に摺動可能に設けられ、弁ケースの一次側の内周に設けた弁座部に接離して開閉止され送水元に臨む略円錐状のキャップが前面に形成された弁体と、
    前記弁ケースの軸長方向の長さの1/2以下の長さの筒状をなして前記弁体に対してアロウアンスを介して配置されるとともに一端が前記摺動孔内に摺動可能に挿入されて前記支持部材の背部に添設可能な鍔状の添設部を後端部外周に設けた弁ロッドと、
    該弁ロッド内に摺動可能に挿入され先端部が前記弁体に螺入されることにより前記弁ロッドに対して前記弁体を当接可能に支持する支持ボルトと、
    該支持ボルトの外周に配置され、前記弁体と前記支持部材との間に介在されることにより前記弁体を常時前記弁ケースの弁座部に当接させて閉止する方向に附勢する巻ばねと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1の請求項に記載の連結送水管設備。
  7. 前記止水弁が、挿入管または被挿入管の何れかの径方向に回動可能に回動軸を嵌挿し、該回動軸に前記挿入管または前記被挿入管内を開閉するバタフライを設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1の請求項に記載の連結送水管設備。
  8. 前記排水弁が、前記被挿入管または/および前記挿入管の外周に設けた取付管部に継手
    部材を介して逆止弁ユニットに対して一次側または二次側に取付けられることを特徴とする請求項1〜7の何れか1の請求項に記載の連結送水管設備。
JP2005009988U 2005-11-28 2005-11-28 連結送水管設備 Expired - Fee Related JP3118890U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009988U JP3118890U (ja) 2005-11-28 2005-11-28 連結送水管設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009988U JP3118890U (ja) 2005-11-28 2005-11-28 連結送水管設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3118890U true JP3118890U (ja) 2006-02-09

Family

ID=43469152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005009988U Expired - Fee Related JP3118890U (ja) 2005-11-28 2005-11-28 連結送水管設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3118890U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119127A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Itachibori Mfg Co Ltd 消火設備用送水管装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119127A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Itachibori Mfg Co Ltd 消火設備用送水管装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8286655B2 (en) Line stop adapter
US20100132806A1 (en) Fire hydrant check valve
US8096731B2 (en) Modular hot stab with improved connection flange
AU596892B2 (en) Pipe renovation system
US9352365B2 (en) Reusable tool assembly for purging fluid from a fluid flow pipe system or a portion thereof
US10612672B2 (en) Pipeline control unit
JP2007146917A (ja) 連結送水管設備
US20050199293A1 (en) Manifold for selectively dispersing multiple fluid streams
JPS629081A (ja) 栓脱着装置とそれの取付け取外し方法
JP2006320386A (ja) 消火栓装置
JP3118890U (ja) 連結送水管設備
US20150369416A1 (en) Line Stop Adapter For Mechanical Joint Outlet
JP2007143918A (ja) 消火設備用逆止弁および消火設備用逆止弁ユニット
US10900579B2 (en) Riser valve manifold
JP5707469B1 (ja) 流水検知装置
US20190282844A1 (en) Fire hydrant assembly
JP3213996U (ja) 給水装置
JP4425149B2 (ja) 既設配水管の弁部交換用ユニット
JP3162669U (ja) 連結送水管ユニット
US20120049515A1 (en) Boltless Pipe Joint Assembly
CA2662049C (en) Line stop adapter
US20070221272A1 (en) Water hose purging device
JP2009019349A (ja) 連結送水管ユニット
JP5706720B2 (ja) 仮設配管用継手付樹脂管、仮設配管用継手付樹脂管の連結構造、仮設配管管路及び金属製継手
US20120175870A1 (en) Flush valve pipe stabilizer

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees