JPH083824Y2 - フレキシブルチューブにおけるブレードの固定構造 - Google Patents

フレキシブルチューブにおけるブレードの固定構造

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JPH083824Y2
JPH083824Y2 JP1992086726U JP8672692U JPH083824Y2 JP H083824 Y2 JPH083824 Y2 JP H083824Y2 JP 1992086726 U JP1992086726 U JP 1992086726U JP 8672692 U JP8672692 U JP 8672692U JP H083824 Y2 JPH083824 Y2 JP H083824Y2
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JP
Japan
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blade
flexible tube
adapter
press
peripheral surface
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Application number
JP1992086726U
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JPH0726024U (ja
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宏 曽我部
正男 木村
剛一郎 安達
高弘 宮島
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Zenshin Co Ltd
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Zenshin Co Ltd
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、配管とスプリンクラ
ーヘッドの間等において連結して使用されるフレキシブ
ルチューブにおけるブレードの固定構造の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルチューブの保護、強化のた
めにブレードが外装されるが、その端部の固定構造とし
ては溶接によって固着するのが一般的であり、その他に
二重リングに形成した対向歯列間で端部を固着する構造
(実公昭51−19691号)、また、ブレード端部を
口金と固定リング間で固定する構造(実公昭58−46
835号)などが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、溶接による
方法は作業が煩瑣であり、また管自体を損傷する懸念が
あり、また、対向歯列間で固着する構造はブレードが当
該端部で破損され外れる懸念がある。また、口金と固定
リング間の圧接力のみによって固定する構造では、どう
してもブレード端部の押えが弱く、内圧が掛ってブレー
ドに引張力が作用した場合に外れる懸念がある。
【0004】そこで、この考案の目的とするところは、
このようなフレキシブルチューブにおけるブレードの固
定構造を改良し、取付状態が確実で緩んだり外れたりす
る懸念がなく、固定部において破損される懸念もない固
定構造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、こ
の考案においてはブレード端部を緩まず、破損されない
状態で固定する構造について検討した結果、外周面に凹
溝を有するアダプターを直管部に嵌装着し、ブレード端
部をこのアダプターの外周面に引張りながら沿わせ得る
プレスカバーを嵌装着した上で、凹溝に対しブレードを
圧入固定するようにしたものである。
【0006】すなわち、この考案に係るブレードの固定
構造は、フレキシブルチューブの直管部に拡径部を設
け、外周面に凹溝を形成したアダプターを直管部に嵌装
着するとともにフレキシブルチューブに外装したブレー
ドの端部を拡径部を越えてアダプター外周面に沿わせ、
フレキシブルチューブ側において拡径部に隣接する直管
部分及びアダプター外周面に対しブレードを圧接するプ
レスカバーを嵌装着し、このプレスカバーの一部を加圧
減径してアダプターの凹溝にブレードを圧入固着したこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように、拡径部に隣接する直管部分及び
アダプター外周面に対しブレードを圧接するプレスカバ
ーを嵌装着する場合、このプレスカバーを機械的に軸方
向に引張ることにより、ブレードが緩まずに仮固定され
る。次いでブレードは、この状態で凹溝に圧入固着され
るので、取付作業も容易であり、また、その固定状態が
強固であり、内圧が掛った場合においても抜ける懸念が
ない。
【0008】
【実施例】図1はこの考案に係るブレードの固定構造の
一例を示す部分断面図で、1は直管部2を有するフレキ
シブルチューブ、3はフレキシブルチューブ2に外装し
たブレードを示している。
【0009】4は外周面に凹溝5を形成したアダプター
で、フレキシブルチューブ1の直管部2に嵌装着されて
いる。6は直管部2に形成した拡径部で、アダプター4
と後述のプレスカバー7の位置決めを行う。ブレード3
の端部は拡径部6を越えてアダプター4の外周面に沿わ
せる。プレスカバー7は、フレキシブルチューブ側にお
いて拡径部6に隣接する直管部分2a及びアダプター外
周面に対しブレード3を圧接するように嵌装着されるも
ので、このプレスカバー7を軸方向端部に向って機械的
に引張れば、ブレード3は緩みなく直管部分2a及びア
ダプター外周面に沿うこととなる。7aはプレスカバー
の圧入部で、当該部分において加圧減径することによ
り、ブレード3をアダプター4の凹溝5に圧入固着す
る。この例では固定状態をより確実なものとするため、
凹溝5を二箇所に設けているが、一箇所であっても問題
はない。
【0010】なお、図においてフレキシブルチューブの
右端に連結されているのは配管と連結するためのジョイ
ントアダプター8で、ブレード3の右端は、上記と同様
にしてこのジョイントアダプター8に固着されている。
【0011】
【考案の効果】以上の通り、この考案に係るブレードの
固定構造はプレスカバーによってブレードを緩みなく固
定部分に沿わせた状態で、凹溝に圧入して固着したの
で、取付状態がきわめて良好であり、しかも作業性に富
んでおり、また、ブレード端部が損傷される懸念もな
く、確実、強固に固定し得たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るブレードの固定構造の一実施例
を示す部分断面図。
【符号の説明】
1……フレキシブルチューブ 2……直管部 2a
……直管部分 3……ブレード 4……アダプター 5……凹
溝 6……拡径部 7……プレスカバー 7a……
圧入部 8……ジョイントアダプター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21D 39/04 B C F16L 33/28 (72)考案者 曽我部 宏 大阪府交野市星田1丁目22番8号 (72)考案者 木村 正男 大阪府大阪市生野区巽北1丁目2番13号 (72)考案者 安達 剛一郎 大阪府貝塚市沢300−73 (72)考案者 宮島 高弘 大阪府摂津市鳥飼西3丁目6番9号 (56)参考文献 実開 昭55−66285(JP,U) 実公 昭55−29734(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルチューブの直管部に拡径部
    を設け、外周面に凹溝を形成したアダプターを直管部に
    嵌装着するとともにフレキシブルチューブに外装したブ
    レードの端部を拡径部を越えてアダプター外周面に沿わ
    せ、フレキシブルチューブ側において拡径部に隣接する
    直管部分及びアダプター外周面に対しブレードを圧接す
    るプレスカバーを嵌装着し、このプレスカバーの一部を
    加圧減径してアダプターの凹溝にブレードを圧入固着し
    てなるフレキシブルチューブにおけるブレードの固定構
    造。
JP1992086726U 1992-12-17 1992-12-17 フレキシブルチューブにおけるブレードの固定構造 Expired - Lifetime JPH083824Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0726024U JPH0726024U (ja) 1995-05-16
JPH083824Y2 true JPH083824Y2 (ja) 1996-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571187Y2 (ja) * 1978-08-18 1982-01-08
JPS5566285U (ja) * 1978-10-30 1980-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0726024U (ja) 1995-05-16

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