JPH077672Y2 - ホースの接続構造 - Google Patents
ホースの接続構造Info
- Publication number
- JPH077672Y2 JPH077672Y2 JP9291691U JP9291691U JPH077672Y2 JP H077672 Y2 JPH077672 Y2 JP H077672Y2 JP 9291691 U JP9291691 U JP 9291691U JP 9291691 U JP9291691 U JP 9291691U JP H077672 Y2 JPH077672 Y2 JP H077672Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- hose
- fixing
- connection
- connection structure
- Prior art date
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ホースの接続構造に関
する。さらに詳しくは、筒形の接続金具の外側にホース
を嵌合固定して半永久的に接続状態が維持されるホース
の接続構造の接続シール性に係る改良に関する。
する。さらに詳しくは、筒形の接続金具の外側にホース
を嵌合固定して半永久的に接続状態が維持されるホース
の接続構造の接続シール性に係る改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、頻繁に着脱されることなく半永久
的に接続状態が維持されるホースの接続構造としては、
例えば、筒形で軸方向に段差を有する接続金具の外側に
ホースを嵌合し、ホースの外側にさらに筒形の固定金具
を嵌合して固定金具をカシメる変形工作を行ない、固定
金具のカシメ変形した部分でホースを接続金具に締付け
固定するようにしたものが知られている。
的に接続状態が維持されるホースの接続構造としては、
例えば、筒形で軸方向に段差を有する接続金具の外側に
ホースを嵌合し、ホースの外側にさらに筒形の固定金具
を嵌合して固定金具をカシメる変形工作を行ない、固定
金具のカシメ変形した部分でホースを接続金具に締付け
固定するようにしたものが知られている。
【０００３】このような従来のホースの接続構造では、
固定金具のカシメ変形がホースの周方向において均一と
ならないことから、接続金具に対するホースの締付けが
不均等になるため、接続シール性が低いという問題点を
有している。
固定金具のカシメ変形がホースの周方向において均一と
ならないことから、接続金具に対するホースの締付けが
不均等になるため、接続シール性が低いという問題点を
有している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前述の問題
点を考慮してなされたもので、接続シール性の高いホー
スの接続構造を提供することを課題とする。
点を考慮してなされたもので、接続シール性の高いホー
スの接続構造を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本考案に係るホースの接続構造は、筒形の接続金具
の外側にホースを嵌合し、ホースの外側にさらに筒形の
固定金具を嵌合して固定金具を変形工作し、固定金具の
変形によりホースを接続金具に締付け固定するホースの
接続構造において、固定金具に周方向へ配設され内側に
凹入した環状の溝を設けておき、固定金具を軸方向へ押
圧する変形工作を行ない、溝を圧縮して内側への凹入長
を延長変形させてホースを接続金具に締付け固定するこ
とを特徴とする手段を採用する。
め、本考案に係るホースの接続構造は、筒形の接続金具
の外側にホースを嵌合し、ホースの外側にさらに筒形の
固定金具を嵌合して固定金具を変形工作し、固定金具の
変形によりホースを接続金具に締付け固定するホースの
接続構造において、固定金具に周方向へ配設され内側に
凹入した環状の溝を設けておき、固定金具を軸方向へ押
圧する変形工作を行ない、溝を圧縮して内側への凹入長
を延長変形させてホースを接続金具に締付け固定するこ
とを特徴とする手段を採用する。
【０００６】
【作用】前述の手段によると、固定金具に予め形成して
おいた環状の溝の内側への凹入長を延長変形させること
によりホースを締付け固定することから、固定金具の変
形がホースの周方向において均一なり接続金具に対する
ホースの締付けが均等になるため、接続シール性の高い
ホースの接続構造を提供するという課題が解決される。
おいた環状の溝の内側への凹入長を延長変形させること
によりホースを締付け固定することから、固定金具の変
形がホースの周方向において均一なり接続金具に対する
ホースの締付けが均等になるため、接続シール性の高い
ホースの接続構造を提供するという課題が解決される。
【０００７】
【実施例】以下、本考案に係るホースの接続構造の実施
例を図面に基いて説明する。
例を図面に基いて説明する。
【０００８】この実施例では、給水，給湯系統等に使用
されるもので、筒形で軸方向に段差を有する段付きテー
パ形のいわゆる竹の子形の接続金具１にホース２を接続
してなるものを示してある。
されるもので、筒形で軸方向に段差を有する段付きテー
パ形のいわゆる竹の子形の接続金具１にホース２を接続
してなるものを示してある。
【０００９】接続金具１は、外側の先端部に設けられホ
ース２が嵌合する３組の波形凸部１１ａ，波形凹部１１
ｂで形成された段付きテーパ形の嵌合部１１と、嵌合部
１１に続いて後端部に設けられたフランジ形の基部１２
と、先端部から後端部へ内部を貫通して設けられた通水
孔１３とを備えた変形の円筒形に形成されている。
ース２が嵌合する３組の波形凸部１１ａ，波形凹部１１
ｂで形成された段付きテーパ形の嵌合部１１と、嵌合部
１１に続いて後端部に設けられたフランジ形の基部１２
と、先端部から後端部へ内部を貫通して設けられた通水
孔１３とを備えた変形の円筒形に形成されている。
【００１０】なお、この接続金具１は、基部１２を給湯
器の給湯口に接続固定すること等により、使用各種の機
器に装備されるものである。
器の給湯口に接続固定すること等により、使用各種の機
器に装備されるものである。
【００１１】ホース２は、合成樹脂材等で形成され使用
目的に対応して内部に補強糸を埋設する補強構造等を具
備したもので、一端部の内周面２’が接続金具１との嵌
合部となる。
目的に対応して内部に補強糸を埋設する補強構造等を具
備したもので、一端部の内周面２’が接続金具１との嵌
合部となる。
【００１２】なお、このホース２の接続金具１への接続
と反対側になる他端部には、給水，給湯の端末器具等が
取付けられることになる。
と反対側になる他端部には、給水，給湯の端末器具等が
取付けられることになる。
【００１３】固定金具３は、図３に詳細に示されるよう
に、比較的薄性の金属材で接続金具１の嵌合部１１と略
同長の円筒形に形成されたもので、周方向へ配設され内
側に凹入した環状の溝３１が接続金具１の嵌合部１１の
３組の波形凸部１１ａ，波形凹部１１ｂに対応して３個
設けられている。この溝３１の凹入の形状は、比較的緩
やかな波形になっている。
に、比較的薄性の金属材で接続金具１の嵌合部１１と略
同長の円筒形に形成されたもので、周方向へ配設され内
側に凹入した環状の溝３１が接続金具１の嵌合部１１の
３組の波形凸部１１ａ，波形凹部１１ｂに対応して３個
設けられている。この溝３１の凹入の形状は、比較的緩
やかな波形になっている。
【００１４】これ等の接続金具１，ホース２では、接続
金具１の嵌合部１１にホース２を押圧嵌合させ、さらに
ホースの外側に固定金具３を嵌合し（ホース２が長い場
合やホース２の他端部に給水給湯の端末器具が取付けら
れている場合には、接続金具１へのホース２の嵌合前に
ホース２の外側に固定金具３を嵌合しておく。）、固定
金具３を接続金具１の基部１２へ押付けるようにして軸
方向へ押圧し緩やかな波形の溝３１を圧縮させ、圧縮扁
平化した溝３１の内側への凹入長の延長変形でホース２
を接続金具１に締付け固定する。なお、この固定金具３
の接続金具１の基部１２と反対側の端部３２について
は、固定金具３の前記変形工作の後に絞り潰し加工して
ホース２に沿わせ、手指が当触して傷付けることがない
ようにしておくのが望ましい。
金具１の嵌合部１１にホース２を押圧嵌合させ、さらに
ホースの外側に固定金具３を嵌合し（ホース２が長い場
合やホース２の他端部に給水給湯の端末器具が取付けら
れている場合には、接続金具１へのホース２の嵌合前に
ホース２の外側に固定金具３を嵌合しておく。）、固定
金具３を接続金具１の基部１２へ押付けるようにして軸
方向へ押圧し緩やかな波形の溝３１を圧縮させ、圧縮扁
平化した溝３１の内側への凹入長の延長変形でホース２
を接続金具１に締付け固定する。なお、この固定金具３
の接続金具１の基部１２と反対側の端部３２について
は、固定金具３の前記変形工作の後に絞り潰し加工して
ホース２に沿わせ、手指が当触して傷付けることがない
ようにしておくのが望ましい。
【００１５】このような実施例によると、固定金具３の
圧縮扁平化した溝３１の内側への凹入長の延長変形がホ
ース２の全周で均一に生じ、接続金具１の嵌合部１１と
ホース２の内周面２’との全周において溝３１の内側へ
の凹入長の延長変形による締付け力が均等に作用するこ
とになり、接続金具１，ホース２の接続シール性が高く
なる。
圧縮扁平化した溝３１の内側への凹入長の延長変形がホ
ース２の全周で均一に生じ、接続金具１の嵌合部１１と
ホース２の内周面２’との全周において溝３１の内側へ
の凹入長の延長変形による締付け力が均等に作用するこ
とになり、接続金具１，ホース２の接続シール性が高く
なる。
【００１６】さらに、固定金具３に変形のガイドとなる
ような溝３１が予め形成しておき、溝３１を圧縮扁平化
させる変形工作を行なうことから、不規則，不測方向の
変形態様となることがなく、溝３１の内側への凹入長の
延長変形を接続金具１の嵌合部１１の波形凹部１１ｂに
正確に位置させることができ、変形した溝３１を接続金
具１の波形凸部１１ａ，波形凹部１１ｂからなる嵌合部
１１の段差に確実に係合させることができるため、接続
金具１，ホース２の接続強度が高くなる。
ような溝３１が予め形成しておき、溝３１を圧縮扁平化
させる変形工作を行なうことから、不規則，不測方向の
変形態様となることがなく、溝３１の内側への凹入長の
延長変形を接続金具１の嵌合部１１の波形凹部１１ｂに
正確に位置させることができ、変形した溝３１を接続金
具１の波形凸部１１ａ，波形凹部１１ｂからなる嵌合部
１１の段差に確実に係合させることができるため、接続
金具１，ホース２の接続強度が高くなる。
【００１７】以上、図示した実施例の外に、固定金具３
の溝３１を波形以外の他の形状とする実施例も可能であ
る。又、筒形の接続金具１は前示実施例の如く軸方向に
沿って外周面に段差を有するものに限られるものではな
く、段差を有さないものでも良いものである。
の溝３１を波形以外の他の形状とする実施例も可能であ
る。又、筒形の接続金具１は前示実施例の如く軸方向に
沿って外周面に段差を有するものに限られるものではな
く、段差を有さないものでも良いものである。
【００１８】
【考案の効果】以上のように本考案に係るホースの接続
構造は、固定金具の溝の内側への凹入長の延長変形でホ
ースの全周を均等に締付けることができるため、接続シ
ール性が高くなる効果がある。
構造は、固定金具の溝の内側への凹入長の延長変形でホ
ースの全周を均等に締付けることができるため、接続シ
ール性が高くなる効果がある。
【００１９】さらに、固定金具に溝を予め形成しておい
て変形態様を正確にし溝の変形を接続金具の段差に確実
に係合させることができるため、接続強度が高くなる効
果がある。
て変形態様を正確にし溝の変形を接続金具の段差に確実
に係合させることができるため、接続強度が高くなる効
果がある。
【図１】本考案に係るホースの接続構造の実施例を示す
正面断面図である。
正面断面図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図３】図１の要部の変形前の状態を示す正面断面図で
ある。
ある。
１ 接続金具 ２ ホース ３ 固定金具 ３１ 溝
Claims (1)
- 【請求項１】 筒形の接続金具の外側にホースを嵌合
し、ホースの外側にさらに筒形の固定金具を嵌合して固
定金具を変形工作し、固定金具の変形によりホースを接
続金具に締付け固定するホースの接続構造において、固
定金具に周方向へ配設され内側に凹入した環状の溝を設
けておき、固定金具を軸方向へ押圧する変形工作を行な
い、溝を圧縮して内側への凹入長を延長変形させてホー
スを接続金具に締付け固定することを特徴とするホース
の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9291691U JPH077672Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | ホースの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9291691U JPH077672Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | ホースの接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542885U JPH0542885U (ja) | 1993-06-11 |
| JPH077672Y2 true JPH077672Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14067813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9291691U Expired - Fee Related JPH077672Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | ホースの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077672Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012172825A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Nitta Corp | 樹脂管の接続構造 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP9291691U patent/JPH077672Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0542885U (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |