JPH0838249A - 棒状化粧品用サンプル容器とその組立法 - Google Patents

棒状化粧品用サンプル容器とその組立法

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JPH0838249A
JPH0838249A JP19745094A JP19745094A JPH0838249A JP H0838249 A JPH0838249 A JP H0838249A JP 19745094 A JP19745094 A JP 19745094A JP 19745094 A JP19745094 A JP 19745094A JP H0838249 A JPH0838249 A JP H0838249A
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Japan
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cylinder
cosmetics
cosmetic
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fitted
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Takayuki Goto
孝之 後藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】口紅用のサンプル容器の場合、サンプル口紅が
実際に使用できるのは外部へ突出しているわずかな部分
であり、多くの部分が口紅支持部Aa内に位置して使用で
きず、甚だ無駄が多い。本発明は、かかる欠点を除去し
ようとするものであり、また、その組み立てを容易に行
えるようにしようとするものである。 【構成】上端部を段付き小径部11に形成するとともに、
該段付き小径部の上端内縁に係合凸条12を形成したベー
ス筒1と、外周中途部に上記係合凸条12へ係合させる係
合凹溝21を周設して、その外周中途部以下を上記段付き
小径部11の内周に嵌着係合させる化粧品支持筒2と、該
化粧品支持筒の上端外縁に離脱可能に嵌合させる型カバ
ー3と、上記段付き小径部11の上端外周に着脱自在に嵌
合させるキャップ4とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小さなサンプル口紅等
を収容する簡易な棒状化粧品用サンプル容器とその組立
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】繰出し容器等に収容した口紅は周知であ
る。ところで、近年、口紅のサンプル容器として、図3
及び図4に示す簡易なサンプル容器が出回っている。こ
のサンプル容器は、上端部を段付き小径の口紅支持部Aa
としたベース筒Aと、該口紅支持部の外周に離脱可能に
嵌合させた型カバーBと、そのベース筒Aの下端に嵌合
させる底板Cと、上記口紅支持部Aaに着脱自在に嵌合さ
せるキャップDとから成り、ベース筒Aの口紅支持部Aa
の外周に型カバーBを嵌合させ、この結合両者を倒立さ
せて、型カバーB乃至上記口紅支持部Aa内に適量の溶融
化粧品を充填し、かつ、硬化させることにより、小棒状
口紅Eを形成させ、次いで、そのベース筒Aの下端に底
板Cを嵌着するとともに、型カバーBを除去し、ベース
筒Aの口紅支持部Aaの外周にキャップDを着脱自在に嵌
合させて、小棒状口紅入り容器として組み立てたもので
ある(商標名「イヴ・サンローラン」)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このサンプル
口紅が実際に使用できるのは外部へ突出しているわずか
な部分であり、多くの部分が口紅支持部Aa内に位置して
使用できないため、甚だ無駄が多い欠点がある。本発明
は、かかる欠点を除去しようとするものであり、また、
その組み立てを容易に行えるようにしようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の棒状化粧品用サンプル容器に係る発明は、ベー
ス筒1と、該ベース筒の上端部内周に嵌合させる化粧品
支持筒2と、該化粧品支持筒の上端外縁に離脱可能に嵌
合させる型カバー3と、上記ベース筒1の上端部外周に
着脱自在に嵌合させるキャップ4とから成ることを特徴
とする。
【0005】また、請求項2の棒状化粧品用サンプル容
器に係る発明は、上端部を段付き小径部11に形成すると
ともに、該段付き小径部の上端内縁に係合凸条12を形成
したベース筒1と、外周中途部に上記係合凸条12へ係合
させる係合凹溝21を周設して、その外周中途部以下を上
記段付き小径部11の内周に嵌着係合させる化粧品支持筒
2と、該化粧品支持筒の上端外縁に離脱可能に嵌合させ
る型カバー3と、上記段付き小径部11の上端外周に着脱
自在に嵌合させるキャップ4とから成ることを特徴とす
る。
【0006】そして、請求項3の棒状化粧品用サンプル
容器の組立法に係る発明は、ベース筒1の上端部内周へ
嵌合させる化粧品支持筒2の上端外縁に型カバー3を離
脱可能に嵌合させた後、この結合両者を倒立させて、型
カバー3乃至化粧品支持筒2内に適量の溶融化粧品を充
填し、かつ、硬化させることにより、小棒状化粧品5を
形成させ、次いで、その化粧品支持筒2の外周中途部以
下を上記ベース筒1の上端部内周に嵌合させるととも
に、上記型カバー3を除去し、上記ベース筒1の上端部
外周にキャップ4を着脱自在に嵌合させることを特徴と
する。
【0007】
【作用】如上の構成であり、請求項1及び請求項2の発
明にあっては、ベース筒1の上端部内周に嵌合させる化
粧品支持筒2は、長さが短く、内径が小さいものとなっ
て、使用できない支持部分を極力少なくするとともに、
その溶融化粧品の充填を容易にする。更に、請求項2の
発明にあっては、上記に加え、ベース筒1の係合凸条12
と化粧品支持筒2の係合凹溝21との嵌着係合は、外力で
容易に外れない的確な結合を可能にする。また、請求項
3の発明にあっては、容易な組み立てを可能にする。
【0008】
【実施例】図1及び図2は、本発明の棒状化粧品用サン
プル容器とその組立法に係る実施例を示している。図に
おいて、1は、上端部を段付き小径部11に形成し、該段
付き小径部の上端内縁に係合凸条12を形成したベース
筒、2は、外周中途部に上記係合凸条12へ係合させる係
合凹溝21を周設して、その外周中途部以下を上記段付き
小径部11の内周に嵌着係合させる化粧品支持筒、3は、
該化粧品支持筒の上端外縁に離脱可能に嵌合させる型カ
バー、4は、上記段付き小径部11の上端外周に着脱自在
に嵌合させるキャップであり、これらはいずれも合成樹
脂成形して成る。化粧品支持筒2は、ベース筒1の段付
き小径部11内へ嵌合させる中途部を厚肉に形成して上記
係合凹溝21を形成させ、該係合凹溝より下の外周を嵌挿
の便宜のためにテーパに形成している。
【0009】而して、図2に示す(1) 乃至(4) の手順で
組み立てる。すなわち、 (1) 化粧品支持筒2の上端外縁に型カバー3を嵌合さ
せ、この結合両者を倒立させて、適量の溶融化粧品を充
填し、硬化させる。これにより、結合両者の内部に小棒
状化粧品5が形成される。 (2) その化粧品支持筒2の外周中途部以下を上記ベース
筒1の段付き小径部11の内周に嵌合させるとともに、係
合凸部12と係合凹部21とを係合させる。 (3) 型カバー3を除去して、小棒状化粧品5を表出させ
る。 (4) ベース筒1の段付き小径部11の外周にキャップ4を
着脱自在に嵌合させて、組み立てを終了する。
【0010】なお、上記小棒状化粧品5とは、口紅の
他、棒状化に適する各種の化粧品をいうものとする。
【0011】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
ベース筒1の上端部内周に化粧品支持筒2を嵌合させて
いるので、該化粧品支持筒2は長さを短くかつ内径を小
さくでき、したがって、小棒状化粧品5の大半を外部へ
突出させることができて、使用できない支持部分を大幅
に少なくでき、無駄をなくすことができる。また、その
短く小さい化粧品支持筒2は溶融化粧品の充填を容易に
し、充填時間を短縮して、作業性を向上させる。
【0012】請求項2の発明によれば、更に、段付き小
径部11に形成したベース筒1の上端内縁に係合凸条12を
形成し、化粧品支持筒2の外周中途部に係合凹溝21を周
設して、両者を係合させているので、ベース筒1と化粧
品支持筒2とを的確に結合させることができ、外力で容
易に外れないものにすることができ、使用、取り扱いに
都合のよいものにすることができる。
【0013】また、請求項3の発明によれば、上記構成
であるから、組み立てを容易に行うことができ、安価な
製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の棒状化粧品用サンプル容器に係る
実施例を示す一部截断分解側面図である。
【図2】 同例の組立法を示す一部截断側面図であ
る。
【図3】 従来例を示す一部截断側面図である。
【図4】 同例の一部截断分解側面図である。
【符号の説明】
1…ベース筒 2…化粧品支持筒 3…型カバー 4…キャップ 5…小棒状化粧品 11…段付き小径部 12…係合凸条 21…係合凹部 A…ベース筒 Aa…口紅支持部 B…型カバー C…底板 D…キャップ E…小棒状口紅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース筒1と、該ベース筒の上端部内周
    に嵌合させる化粧品支持筒2と、該化粧品支持筒の上端
    外縁に離脱可能に嵌合させる型カバー3と、上記ベース
    筒1の上端部外周に着脱自在に嵌合させるキャップ4と
    から成ることを特徴とする棒状化粧品用サンプル容器。
  2. 【請求項2】 上端部を段付き小径部11に形成するとと
    もに、該段付き小径部の上端内縁に係合凸条12を形成し
    たベース筒1と、外周中途部に上記係合凸条12へ係合さ
    せる係合凹溝21を周設して、その外周中途部以下を上記
    段付き小径部11の内周に嵌着係合させる化粧品支持筒2
    と、該化粧品支持筒の上端外縁に離脱可能に嵌合させる
    型カバー3と、上記段付き小径部11の上端外周に着脱自
    在に嵌合させるキャップ4とから成ることを特徴とする
    棒状化粧品用サンプル容器。
  3. 【請求項3】 ベース筒1の上端部内周へ嵌合させる化
    粧品支持筒2の上端外縁に型カバー3を離脱可能に嵌合
    させた後、この結合両者を倒立させて、型カバー3乃至
    化粧品支持筒2内に適量の溶融化粧品を充填し、かつ、
    硬化させることにより、小棒状化粧品5を形成させ、次
    いで、その化粧品支持筒2の外周中途部以下を上記ベー
    ス筒1の上端部内周に嵌合させるとともに、上記型カバ
    ー3を除去し、上記ベース筒1の上端部外周にキャップ
    4を着脱自在に嵌合させることを特徴とする棒状化粧品
    用サンプル容器の組立法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013118969A1 (ko) * 2012-02-06 2013-08-15 (주)연우 샘플 립스틱 용기의 헤드 구조 및 립스틱 충진방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013118969A1 (ko) * 2012-02-06 2013-08-15 (주)연우 샘플 립스틱 용기의 헤드 구조 및 립스틱 충진방법

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