JPH0838116A - ゴマ成分を主成分とする健康食品 - Google Patents

ゴマ成分を主成分とする健康食品

Info

Publication number
JPH0838116A
JPH0838116A JP6178200A JP17820094A JPH0838116A JP H0838116 A JPH0838116 A JP H0838116A JP 6178200 A JP6178200 A JP 6178200A JP 17820094 A JP17820094 A JP 17820094A JP H0838116 A JPH0838116 A JP H0838116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sesame
oil
healthy food
capsule
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6178200A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyori Inoue
光頼 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani International Corp
Original Assignee
Iwatani International Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwatani International Corp filed Critical Iwatani International Corp
Priority to JP6178200A priority Critical patent/JPH0838116A/ja
Publication of JPH0838116A publication Critical patent/JPH0838116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 体によい新しい健康食品を提供する。 【構成】 ゴマ油成分を20〜30重量%残した状態に
搾ったゴマ実を凍結粉砕して得たゴマ粉末にゴマ油を混
合し、この混合物にカロチノイド等の栄養素を点かして
カプセルに収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴマを主成分とする健
康食品に関する。
【0002】
【従来技術】ゴマは、良質な油脂や良質のタンパク質、
豊富なミネラルやビタミン等を多量に含んだ高栄養でし
かもバランスの取れた食品であり、従来から、搾油して
ゴマ油を採るだけでなく、種々の料理に添加して使用さ
れている。そして、タンパク質やミネラル、ビタミン等
は、ゴマ粒子の繊維素部分に多量に含まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように栄養分に優
れているゴマであるが、表面が硬い皮に覆われているこ
とからそのまま食しても十分消化されず、微粉末にしな
ければならない。ところが、ゴマはその重量の52%が
油脂分であることから、仮に凍結粉砕して粉体として
も、その粉体を常温保存しておくと、含有している油脂
分の影響で粘性が生じて塊となりやすく、粉末としての
保存性に劣るため、微粉末化したゴマ粉末は従来流通段
階にはなかった。本発明は、このような点に着目し、ゴ
マの有効成分を採取しやすい健康食品を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、油脂成分をほぼ半分になるまで搾った
ゴマの種子を凍結粉砕させて得た微粉末に搾ったゴマ油
を加えて混合し、この混合物に栄養素を添加してカプセ
ルに収容したことを特徴としている。
【0005】
【作用】上述の構成からなる健康食品では、ゴマの保有
している有効成分が添加された栄養成分とともにそのま
まカプセルに封入されていることになるうえ、ゴマの成
分は、微粉末の状態に形成されていることから、このカ
プセルを服用することにより、ゴマの繊維素に含まれて
いる栄養素を効率よく吸収消化することができることに
なる。
【0006】
【実施例】まず、洗滌したゴマを、開放式煎り釜で焙煎
し、この焙煎したゴマを放冷した後、圧偏ロールにかけ
て皮の硬いゴマの種子を搾りやすくし、圧偏ロールにか
けた後のゴマ種子を甑にいれて3〜4分蒸して柔らかく
し、この蒸し上げたゴマの種子を麻布等で丸く包みんだ
のち水圧式圧搾機にかけて常温で搾り、ゴマ油を得る。
この圧搾時に、ゴマ油を完全に搾り切らないで、種子の
中に油脂成分が重量比率で15〜35%程度残るように
搾る。
【0007】ここで、ゴマ種子を麻布等で包んで圧搾す
る、いわゆる、玉締式を採用するのは、圧搾時に装置と
しての摩擦熱を防止して油の風味を損なわないようにす
るためである。また、油脂成分を搾り切らないで15〜
35%程度残留させるのは、油脂成分が15%を下回る
と、搾った後のゴマ種子にゴマの風味が残らず、また、
油脂成分35%よりも多いと、粉体化した後に時間が経
つと、含有油分の影響で塊になり、粉体としての使用が
困難になるためである。なおこの圧搾時での残留油分は
20〜30%程度にすることが望ましい。
【0008】次に、ゴマ油を搾って、含有油脂成分が1
5〜35%程度になったゴマ種子を液体窒素を使用した
凍結粉砕装置で200meshの篩を通る程度の微粉末に凍
結粉砕する。こで凍結粉砕方式を採用するのは、常温で
粉砕すると、油脂成分の存在によりペースト状となり粉
末にはならない、粉砕時の熱影響で油脂成分が変質す
る、という問題があるからである。
【0009】このようにして得られたゴマ微粉末130
mgと、凍結粉砕する前に搾ったゴマ油250mgと、添加
物としての栄養素120mgとをカプセルに収容して栄養
食品を形成する。なお、添加する栄養素は、カロチノイ
ド25mg、紫蘇オイル50mg、コンブエキス30mg、ビ
タミンB610mg、ビタミンB25mgと、微量のビタミン
12及びビタミンD3をくわえたものである。
【0010】このようにして得られた栄養食品は、ゴマ
の繊維素部分を微粉末化してあるので、ゴマの有する豊
富なタンパク質やミネラル、ビタミン類を効率よく消化
吸収することができる。しかも、ゴマには抗酸化性物質
が多量に存在するうえ、ゴマ油は体によい不飽和脂肪酸
を多量に含むものである。したがって、健康食品として
好適なものとなる。
【0011】
【発明の効果】本発明では、ゴマの保有している有効成
分が添加された栄養成分とともにそのままカプセルに封
入されていることになるうえ、ゴマの成分は、微粉末の
状態に形成されていることから、このカプセルを服用す
ることにより、ゴマの栄養素を効率よく吸収消化するこ
とができることになる。これにより、ゴマの効能を十分
に活用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴマ油成分を20〜30重量%残した状
    態に搾ったゴマ実を凍結粉砕して得たゴマ粉末にゴマ油
    を混合し、この混合物にカロチノイド等の栄養素を添加
    してカプセルに収容したゴマを主成分とする健康食品。
JP6178200A 1994-07-29 1994-07-29 ゴマ成分を主成分とする健康食品 Pending JPH0838116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6178200A JPH0838116A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 ゴマ成分を主成分とする健康食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6178200A JPH0838116A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 ゴマ成分を主成分とする健康食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0838116A true JPH0838116A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16044336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6178200A Pending JPH0838116A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 ゴマ成分を主成分とする健康食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0838116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743509B1 (ko) * 2006-06-02 2007-07-27 이민우 스팀을 이용하여 참깨유를 제조하는 방법 및 그 장치와참깨유
CN110367541A (zh) * 2019-08-02 2019-10-25 山东省十里香芝麻制品股份有限公司 一种芝麻油软胶囊的制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820178A (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 Kuki Sangyo Kk ごま粉末の製造方法
JPS5820179A (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 Kuki Sangyo Kk ペ−スト状ごまカプセル及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820178A (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 Kuki Sangyo Kk ごま粉末の製造方法
JPS5820179A (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 Kuki Sangyo Kk ペ−スト状ごまカプセル及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743509B1 (ko) * 2006-06-02 2007-07-27 이민우 스팀을 이용하여 참깨유를 제조하는 방법 및 그 장치와참깨유
CN110367541A (zh) * 2019-08-02 2019-10-25 山东省十里香芝麻制品股份有限公司 一种芝麻油软胶囊的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107048309A (zh) 一种芝麻酱及制备方法
CN105076490A (zh) 一种低胆固醇营养保健花生油及其制备方法
CN107397209A (zh) 黑色营养冲调粉及制备方法
CN106010777A (zh) 一种铁核桃油制取及精炼的方法
CN109769961A (zh) 营养均衡的食用植物调和油
US20020028272A1 (en) Process of producing enriched vegetable oils
JPH0838116A (ja) ゴマ成分を主成分とする健康食品
KR101036609B1 (ko) 들깨잎과 들깨를 이용한 오메가―3 들깨차 및 이의 제조방법
CN105145870A (zh) 一种方便烹饪的预调味花生油及其制备方法
CN110200237A (zh) 一种冷压榨耦合低温粉碎制备速溶高纤椰子粉的方法
CN105524708A (zh) 一种榛子油的制备方法
CN109645467A (zh) 一种滋阴补血红稗冲调粉及其制备方法
CN109846034A (zh) 一种营养红稗冲调粉及其制备方法
JPH0838115A (ja) ゴマ粉末の形成方法
CN103798795A (zh) 亚麻油玛卡辣椒酱及其制备方法
JPS60237958A (ja) 柚子粉末の製造方法
KR100481003B1 (ko) 피부미용을 위한 곡물가루 제조방법
JPS55131349A (en) Coffee paste and its preparation
CN104872660B (zh) 一种速溶紫薯粉及其生产工艺
RU2163079C2 (ru) Способ получения плодово-ягодного пищевого продукта (варианты)
CN110384135A (zh) 一种油酸、亚油酸和α-亚麻酸比例均衡的调和油及其制备方法
CN110521791A (zh) 一种坚果油物理提取工艺
CN109674005B (zh) 一种核桃粕油茶及其制备方法
JPH034186B2 (ja)
CN108991480B (zh) 一种辣椒细胞破壁辣椒酱的制备方法