JPH0837472A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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Publication number
JPH0837472A
JPH0837472A JP6170637A JP17063794A JPH0837472A JP H0837472 A JPH0837472 A JP H0837472A JP 6170637 A JP6170637 A JP 6170637A JP 17063794 A JP17063794 A JP 17063794A JP H0837472 A JPH0837472 A JP H0837472A
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JP
Japan
Prior art keywords
frequency
local oscillator
intermediate frequency
reception
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP6170637A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ida
雅之 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0837472A publication Critical patent/JPH0837472A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常保有の局部発振器とコストの低い低周波
の局部発振器で構成して、しかも受信時に送信部の発振
器による感度劣化を防止したTDD方式無線通信機を提
供する。 【構成】 同一の周波数を用いて時分割で送信受信を交
互に行なうとともに、送受信に少なくとも一つの同一の
中間周波数を用いて処理する無線通信機であって、送信
部の中間周波数を前記同一の中間周波数より低い周波数
を発振する第一の局部発振器16と受信用局部発振器1
4とプリスケーラ17とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割複信方式(以下T
DD方式と呼ぶ)の無線通信機に関し、特に簡単な構成
で、送信系の信号が受信系信号を劣化させることを防止
した無線通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、無線の双方向通信には2周波複信
方式が用いられているが、この場合、対向する無線局の
送信周波数と受信周波数とがそれぞれ逆になるため、2
種類の装置が必要となり、親機と子機の関係が生じてし
まうが、TDD方式は対向する無線機として同一構成の
ものが使用でき、子機間通話等も可能となる優れた方式
である。さらに、送受信が同じ周波数であるため周波数
割り当て上の制約が少なく、また、ダイナミックなチャ
ンネル選択を行なう場合も、送受信の干渉が全てモニタ
できるため制御効率が高いという利点がある。さらにま
た、単一回線を時分割して複信にするばかりでなく、複
数の通信を時分割で行なうTDMA通信にもこのTDD
方式を適用することができるなど、トラヒックの多いオ
フィスのデジタルコードレス電話の用途に最適な方式と
いえる。このTDD方式の送受信装置の動作について図
面を参照して説明する。図3に示すように、送信信号
は、低周波増幅器(図示しない)により増幅された後、
変調され、ついで混合器1に入力され、ここで送信中間
周波数の局部発振器2の周波数400MHzに変換され
る。そして、中間周波増幅器3で増幅され、PLLレフ
ァレンス用局部発振器4aとPLL4で制御された21
00MHz帯の高周波局部発振器5の発振周波数が混合
器6で加えられ高周波増幅器7で増幅され、送受信切り
換えスイッチ8を介してアンテナ9に送られ2500M
Hz帯の電波として発射される。一方、受信時には、ア
ンテナ9で受信された2500MHz帯の高周波信号
は、送受信切り換えスイッチ8を介して、高周波増幅器
10で増幅され、混合器11でPLLレファレンス用局
部発振器4aとPLL4で制御された高周波局部発振機
5の2100MHz帯の発振周波数が差し引かれ、受信
第一中間周波数400MHzに変換され、中間周波増幅
器12で増幅され、混合器13に送られる。ここで受信
第二中間周波用局部発振器14の発振周波数360MH
zが差し引かれ、受信第二中間周波数40MHzに変換
され、復調器15を経て低周波信号に戻され、出力され
る。
【0003】しかしながら、TDD方式により送受信装
置を実際に製作する場合、TDD方式に特有な制約事項
のために所期の性能を十分に発揮できないことが多い。
すなわち、TDD方式では送受信の第一中間周波が同一
であるため混信防止の必要があるが、受信時に送信を停
止する際、送信中間周波数の局部発振器2を完全に止め
ることは甚だ困難であるということである。水晶やシン
セサイザ等の発振器は、一旦停止させると次に安定に発
振するまでに時間がかかり、高速に送受信を切り換える
時分割送受信のタイミングに追い付けないからである。
したがって、従来のTDD方式の送受信装置では、受信
時に送信中間周波数の局部発振器2は装置内で発振した
ままとし、フィルタ回路の電源の切断やシールドにより
受信時の送信中間周波による感度劣化を防止していた。
しかし、この方法では混信を完全に防止できないため、
特開平4−240924号公報に、200MHz帯のT
DD方式の送受信装置において、送信周波数より高い周
波数で発振する発振器とその出力を分周する分周器によ
り送信周波数や中間周波数を発生させ、受信時には分周
器の動作を停止させて、受信時における送信周波数や送
信中間周波数の発生を防止する構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
送信周波数より高い周波数の発振器と多数の分周器を用
いて多数の周波数を発生させる構成を、前述した250
0MHz帯のTDD方式の送受信装置に適用すると、1
0GHzの発振器や多段の分周器が必要となりコスト的
に実現できないという問題があった。本発明の目的は、
このようなGHz帯のTDD方式の送受信装置を通常保
有の局部発振器とコストの低い低周波の局部発振器で構
成して、しかも受信時に送信部の発振器による感度劣化
を防止する技術を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】同一の周波数を用いて時
分割で送信受信を交互に行なうとともに、送受信に少な
くとも一つの同一の中間周波数を用いて処理する無線通
信機であって、送信部の中間周波数を前記同一の中間周
波数より低い周波数を発振する第一の局部発振器と第二
の局部発振器のそれぞれの発振周波数とを混合して構成
することとし、前記第二の局部発振器を受信用局部発振
器とプリスケーラとから構成するか、前記第二の局部発
振器をPLLレファレンス用局部発振器とフィルタとか
ら構成する。
【0006】
【作用】上記構成によれば、送信中間周波数を発振する
局部発振器を、受信部の中間周波数より低い周波数で発
振する局部発振器と、通常保有する局部発振器とで構成
できるため、送信中間周波数の局部発振器を受信時に停
止しなくても、発振周波数が異なるため、送信中間周波
数の局部発振器による感度劣化が防止できると共に、低
い周波数の局部発振器1台とプリスケーラ1個または、
フィルタ1個を追加するだけで構成できるため、低コス
トのTDD方式無線通信機が提供できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。図において従来例と同一部分には同一符号
を付し説明を省略する。本発明の特徴部分は、図1に示
すように、送信中間周波数の局部発振器として、受信第
一中間周波数400MHzより低い周波数、例えば、2
20MHzを発振する局部発振器16を使用し、受信第
二中間周波数用の360MHzを発振する局部発振器1
4の発振周波数をプリスケーラ17で1/2に分周して
得られる180MHzとを混合器1で混合して、400
MHzの送信中間周波数を得る構成としたことである。
上記の構成により、受信時、送信中間周波数の局部発振
器16の発振を停止しなくても、プリスケーラ17の電
源を切れば、220MHzの周波数しか残らないため受
信第一中間周波(400MHz)処理に対する妨害はな
くなり、受信感度の劣化は防止できる。送信時は、プリ
スケーラ17の電源を入れれば直ちに400MHzの中
間周波数が得られる。しかも、送信中間周波数の局部発
振器16として220MHzの低い発振周波数のものが
使用できるので、発振器のコストも安くできる。なお、
プリスケーラ17の立ち上げは高速に可能なので時分割
のタイミングに遅れることはない。また、本発明の他の
実施例は、図2に示すように、送信中間周波数の局部発
振器として、受信第一中間周波数400MHzより低い
周波数、例えば、370MHzを発振する局部発振器1
8を使用し、その発振周波数とPLLレファレンス用の
30MHzを発振する局部発振器4aの出力をフィルタ
19を介して得られる周波数とを混合器1で混合して、
400MHzの送信中間周波数を得る構成としたことで
ある。上記の構成により、受信時、送信中間周波数の局
部発振器18の発振を停止しなくても、フィルタ19の
電源を切れば、370MHzの周波数しか残らないため
受信第一中間周波処理に対する妨害はなくなり、受信感
度の劣化は防止できる。送信時は、フィルタ19の電源
を入れれば直ちに400MHzの中間周波数が得られ
る。しかも、送信中間周波数の局部発振器18として3
70MHzの低い発振周波数のものが使用できるので、
発振器のコストも安くできる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、送信中間周波数を発振
する局部発振器を、受信部の中間周波数より低い周波数
で発振する局部発振器と、通常保有する局部発振器とで
構成できるため、送信中間周波数の局部発振器を受信時
に停止しなくても、発振周波数が異なるため、送信中間
周波数の局部発振器による感度劣化が防止できると共
に、低い周波数の局部発振器1台とプリスケーラ1個ま
たは、フィルタ1個を追加するだけで構成できるため、
低コストのTDD方式無線通信機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すTDD方式無線通信
機のブロック図
【図2】 本発明の他の実施例を示すTDD方式無線通
信機のブロック図
【図3】 従来のTDD方式無線通信機のブロック図
【符号の説明】
1,6,11,13 混合器 4 PLL 4a PLLレファレンス用局部発振器 5 高周波局部発振器 8 送受信切り換えスィッチ 9 アンテナ 14 受信第二中間周波の局部発振器 16,18 送信中間周波の局部発振器 17 プリスケーラ 19 フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の周波数を用いて時分割で送信受信を
    交互に行なうとともに、送受信に少なくとも一つの同一
    の中間周波数を用いて処理する無線通信機において、送
    信部の中間周波数を前記中間周波数より低い周波数を発
    振する第一の局部発振器と第二の局部発振器のそれぞれ
    の発振周波数とを混合して構成することを特徴とする無
    線通信機。
  2. 【請求項2】前記第二の局部発振器を受信用局部発振器
    とプリスケーラとから構成することを特徴とする請求項
    1記載の無線通信機。
  3. 【請求項3】前記第二の局部発振器をPLLレファレン
    ス用局部発振器とフィルタとから構成することを特徴と
    する請求項1記載の無線通信機。
JP6170637A 1994-07-22 1994-07-22 無線通信機 Pending JPH0837472A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6170637A JPH0837472A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 無線通信機

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JP6170637A JPH0837472A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 無線通信機

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JPH0837472A true JPH0837472A (ja) 1996-02-06

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ID=15908573

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JP6170637A Pending JPH0837472A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 無線通信機

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JP (1) JPH0837472A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100305580B1 (ko) * 1999-07-22 2001-11-01 이형도 3중 변조 방식을 이용한 광대역 고주파 송신기
US9537693B2 (en) 2014-07-18 2017-01-03 Seiko Epson Corporation Circuit device having two communication interfaces for faster and slower transmission speeds, and transmission module, electronic apparatus, and moving object that have the circuit device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100305580B1 (ko) * 1999-07-22 2001-11-01 이형도 3중 변조 방식을 이용한 광대역 고주파 송신기
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