JPH0837320A - 半導体受光素子および装置 - Google Patents

半導体受光素子および装置

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JPH0837320A
JPH0837320A JP6170710A JP17071094A JPH0837320A JP H0837320 A JPH0837320 A JP H0837320A JP 6170710 A JP6170710 A JP 6170710A JP 17071094 A JP17071094 A JP 17071094A JP H0837320 A JPH0837320 A JP H0837320A
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semiconductor
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layer
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JP6170710A
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English (en)
Inventor
Masato Shishikura
正人 宍倉
Hitoshi Nakamura
均 中村
Shinji Tsuji
伸二 辻
Shoichi Hanatani
昌一 花谷
Shigehisa Tanaka
滋久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】他の光デバイスとの整合性が良く、しかも同時
に低動作電圧化とフラットエンドファイバとの高光結合
可能な端面入射型の半導体受光素子を提供する。 【構成】第一の半導体層である半導体基板15上に、半
導体基板15よりもバンドギャップの大きい第二の半導
体層11、第二の半導体層11よりもバンドギャップが
小さいかつ信号光に対して受光感度を有する第三の半導
体層12、第三の半導体層12よりもバンドギャップが
大きい第四の半導体層13、第四の半導体層13よりも
バンドギャップが大きい第五の半導体層14を順次積層
した構造で構成され、第二の半導体層11と第三の半導
体層12および第四の半導体層13の合計層厚はフラッ
トエンドファイバのコア径に近い6μm以上とし、端面
から光を入射するための光導波路構造を有し、その幅は
フラットエンドファイバのコア径にほぼ等しい10μm
以上とする。 【効果】低動作電圧化とフラットエンドファイバとの光
結合効率を80%以上に向上することができ、外部量子
効率や位置ずれトレランスの改善を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信分野等に用いら
れる端面入射型の半導体受光素子および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭への情報サービスの拡充
を図るため、光伝送分野においても、加入者系光伝送シ
ステム等の開発が進められている。このシステムで用い
られる光送受信モジュールは低コストでかつコンパクト
である必要がある。これには、様々な光デバイス及び電
子デバイス等を同一基板上にハイブリッドもしくはモノ
リシックに集積化し、光デバイスと電子デバイスが5V
以下の同一電源で駆動できることが望まれる。
【0003】現在、半導体レーザダイオード、光変調器
や光スイッチ等に代表される光デバイスは一般に導波路
構造を有し、光を基板面内平行方向に入出射するもので
ある。一方、半導体受光素子は一般に基板面内に垂直な
方向から光信号を受光するものである。したがって、光
デバイスの集積化において、半導体受光素子は他の光デ
バイスとの整合性が悪い。また、半導体受光素子の動作
電圧は量子効率との兼ね合いから5V以上と高い動作電
圧が必要である。
【0004】半導体受光素子においても、他の光デバイ
スとの整合性が良く、低電圧動作可能な端面入射型の半
導体受光素子が従来より知られているが、光ファイバと
の光結合損失が問題であった。特開平4−241471
号公報および特開平4−241472号公報には、光フ
ァイバ、特に先端にレンズ機能を有する先球ファイバと
の結合効率向上のため、コア層を複数設ける方法やコア
層の厚さを0.15μm以下にする方法が記載さてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、通
常のフラットエンドファイバとの高光結合と低動作電圧
を同時に満足することは困難である。特開平4−241
471号公報記載の端面入射型半導体受光素子では、コ
ア層数を増加させることにより光結合効率を向上するこ
とができる反面、動作電圧が10V以上と高くなる問題
点を有する。また、特開平4−241472号公報記載
の端面入射型半導体受光素子では、コア層を0.15μ
m以下にすることによって動作電圧の低減が図れ、かつ
先端にレンズ機能を有する先球ファイバとの結合効率を
向上することができるが、通常のフラットエンドファイ
バとの光結合効率を充分に取ることが困難であるという
問題点を有する。
【0006】本発明の目的は、通常のフラットエンドフ
ァイバとの充分な光結合と低動作電圧化を同時に満足で
き、かつ他の光デバイスと整合性の良い端面入射型の半
導体受光素子および装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、図1に示すような第一の半導体層であ
る半導体基板15上に、半導体基板15よりもバンドギ
ャップの小さい第二の半導体層11、第二の半導体層1
1よりもバンドギャップが小さい第三の半導体層12、
第三の半導体層12よりもバンドギャップが大きい第四
の半導体層13、第四の半導体層13よりもバンドギャ
ップが大きい第五の半導体層14を順次積層した構造で
構成する。第三の半導体層12以外の半導体各層は不純
物添加により抵抗は充分低く、かつ信号光に対して透明
な半導体層を用い、第三の半導体層12はキャリア濃度
が充分低く、信号光に対して受光感度を有する半導体層
を用いる。また、第二の半導体層11と第三の半導体層
12および第四の半導体層13の合計層厚はフラットエ
ンドファイバのコア径に近い6μm以上とする。pn接
合は、第二の半導体層11あるいは第四の半導体層13
と第三の半導体層12の境界界面近傍、または第二の半
導体層11あるいは第四の半導体層13内に設ける。ま
た、端面から光を入射するための光導波路構造を有し、
その幅はフラットエンドファイバのコア径にほぼ等しい
10μm以上とする。
【0008】さらに、第三の半導体層13の層厚を5V
以下の低電圧で空乏可能な2μm以下とする。
【0009】また、表面実装可能な構造にするために、
同一面上、特にメサ上部にバイアス電圧印加または応答
信号出力のためのp型およびn型電極を形成する。
【0010】さらに、第一の半導体層11から第五の半
導体層14までの少なくとも一つの層を、光通信に良く
用いられる1.3μm帯および1.55μm帯に対して
透明な半導体層と受光感度を有する半導体層を構成でき
るIn1-x-yGaxAlyAsz1-z(0≦x≦1、0≦
y≦1、0≦z≦1)系の半導体層で構成する。特に第
二及び第四の半導体層がIn1-xGaxAsz1-z(0≦
x≦0.28、0≦z≦0.61)あるいはIn1-x-y
GaxAlyAs(0≦x≦0.34、0.13≦y≦
0.48)で、第三の半導体層がIn1-xGaxAsz
1-z(0.28≦x≦0.47、0.61≦z≦1)あ
るいはIn1-x-yGaxAlyAs(0.34≦x≦0.
0.47、0≦y≦0.13)で構成することで1.3
μm帯の信号光のみを受信することができる。
【0011】また、本発明の端面入射型の半導体受光素
子と光ファイバあるいは半導体レーザ、光導波路等の光
デバイスを同一基板上に表面実装技術を用いてハイブリ
ッド集積する。
【0012】
【作用】フラットエンドファイバとの光結合効率を向上
させるには、フラットエンドファイバのスポットサイズ
は10μm程度であり、それと同程度あるいはそれ以上
の受光面積が必要である。これには通常の基板表面から
信号光を入射する半導体受光素子の構造が適している。
【0013】しかし、5V以下に動作電圧を低減するた
めには、主に信号光を吸収するための光吸収層で構成さ
れる空乏層領域を2μm以下に狭くする必要があり、通
常の面入射型の半導体受光素子では光吸収層を2μm以
下と薄くすると、充分に信号光を吸収することができ
ず、量子効率は80%以下と劣化してしまう。これには
素子長手方向に光吸収距離を稼ぐことができる端面入射
型の半導体受光素子が適しているが、フラットエンドフ
ァイバとの光結合損失が問題である。
【0014】また、他の光デバイスとの整合性を考慮す
ると、端面入射型の半導体受光素子が有効である。
【0015】上述の3つの課題を解決するためには、低
動作電圧化のために2μm以下と薄い光吸収層で構成さ
れた端面入射型の半導体受光素子のスポットサイズを1
0μm程度まで拡大する必要がある。
【0016】本発明では、図1に示すような第一の半導
体層である半導体基板15上に、半導体基板15よりも
バンドギャップの大きい第二の半導体層11、第二の半
導体層11よりもバンドギャップが小さい第三の半導体
層12、第三の半導体層12よりもバンドギャップが大
きい第四の半導体層13、第四の半導体層13よりもバ
ンドギャップが大きい第五の半導体層14を順次積層し
た構造で構成する。第三の半導体層12以外の半導体各
層は不純物添加により抵抗は充分低く、かつ信号光に対
して透明な半導体層を用い、第三の半導体層12はキャ
リア濃度が充分低く、信号光に対して受光感度を有する
半導体層を用いる。これにより、印加電圧は主に光吸収
層である第三の半導体層12のみに掛かり低動作電圧化
を図ることができ、抵抗の充分低い第二の半導体層およ
び第四の半導体層によりスポットサイズの拡大が可能で
ある。
【0017】図2は、光吸収層である第三の半導体層1
2の層厚を0.1μmとした場合の第二の半導体層11
と第三の半導体層12および第四の半導体層13の全膜
厚に対するフラットエンドファイバとの光結合効率の関
係を示したものである。これにより、全膜厚約6μm以
上で光結合効率が80%以上となる。したがって、第二
の半導体層11と第三の半導体層12および第四の半導
体層13の合計層厚をフラットエンドファイバのコア径
に近い6μm以上とし、光導波路の幅を10μm以上と
することにより、動作電圧を高くせずに、スポットサイ
ズが10μm程度と広い通常のフラットエンドファイバ
に対する光結合効率を向上することができる。
【0018】図3は、第二の半導体層11と第三の半導
体層12および第四の半導体層13の全膜厚を8μm一
定とした場合の光吸収層である第三の半導体層12の層
厚とフラットエンドファイバとの光結合効率の関係を示
したものである。光吸収層である第三の半導体層12の
層厚にほとんど依存せずに約80%程度の光結合効率が
得られる。したがって低動作電圧化のために光吸収層で
ある第三の半導体層12を2μm以下に薄くしても良好
な結合効率が得られる。このことは、第二の半導体層1
1と第三の半導体層12および第四の半導体層13の全
膜厚が6μm以上の場合で同様である。
【0019】図4は、第二の半導体層11と第三の半導
体層12および第四の半導体層13の全膜厚を8μmと
し、光吸収層である第三の半導体層12の層厚を0.1
μmとした場合のフラットエンドファイバとの位置ずれ
量と光結合損失の関係を示したものである。最適な位置
から0.5dB結合損失するには、1.5μm程度の位
置ずれが許され、従来の0.5μm程度に比べ大幅な改
善が可能である。このことは、光吸収層である第三の半
導体層12の層厚にほとんど依存せず、第二の半導体層
11と第三の半導体層12および第四の半導体層13の
全膜厚が6μm以上の場合において同様である。
【0020】さらに、同一面上の特にメサ上部に、バイ
アス電圧印加または応答信号出力のためのp型およびn
型電極を形成することにより、フリップチップ実装また
は表面実装が可能となる。これにより、他の導波路型光
デバイスとの集積化がより容易になる。
【0021】また、第一の半導体層から第五の半導体層
までの層をIn1-x-yGaxAlyAsz1-z(0≦x≦
1、0≦y≦1、0≦z≦1)系の半導体層で構成する
ことにより、光通信に一般的に用いられる波長1.3μ
m帯や1.55μm帯の信号光に対して効率良く受光
し、かつフラットエンドファイバとの高結合効率および
良好なトレランスが可能となる。
【0022】特に、第二及び第四の半導体層を1.3μ
m帯の信号光に対して透明なIn1-xGaxAsz
1-z(0≦x≦0.28、0≦z≦0.61)あるいは
In1-x-yGaxAlyAs(0≦x≦0.34、0.1
3≦y≦0.48)で、第三の半導体層を1.3μm帯
の信号光に対して受光感度を有し、1.55μm帯の信
号光に対しては透明なIn1-xGaxAsz1-z(0.2
8≦x≦0.47、0.61≦z≦1)あるいはIn
1-x-yGaxAlyAs(0.34≦x≦0.0.47、
0≦y≦0.13)で構成することで1.3μm帯の信
号光のみを受信することが可能となり、1.3μm帯と
1.55μm帯を用いた波長多重光伝送を実現すること
ができる。
【0023】また、本発明の端面入射型の半導体受光素
子と光ファイバあるいは半導体レーザ、光導波路等の光
デバイスを同一基板上に一括表面実装することにより、
コンパクトで高性能かつ低コストな送受信モジュールを
作製することができる。
【0024】
【実施例】
(実施例1)図5はIn1-xGaxAsy1-y(0≦x≦
1、0≦y≦1)系化合物半導体を用いた本発明の一実
施例の全体構造斜視図である。n−InP基板上に有機
金属気相成長法により形成した半導体多層構造54を化
学エッチングによりメサ構造とした。中央部のメサ型導
波路が端面入射型の半導体受光素子であり、メサ上部の
幅は10μmである。その後SiN等の絶縁膜52を積
層し、Ti/Pt/Auよりなるp型電極51およびn
型電極53を形成した。劈開することによりメサ型導波
路の長さを200μmとした。その壁開面に反射防止膜
55を形成することにより入射端面とした。
【0025】図6に図5のA−A’断面の構造を示す。
積層構造は、n−InP基板60上に有機金属気相成長
法により形成し、n−InPバッファ層69(n=2×
1018/cm3)が0.5μm、n−In0.81Ga0.19
As0.400.60下部第二コア層66(n=2×1018
cm3)が3.5μm、ノンドープIn0.66Ga0.34
0.740.26光吸収層65(n≦2×1015/cm3
が1.0μm、p−In0.81Ga0.19As0.400.60
部第二コア層64(p=2×1018/cm3)が3.5
μm、p−InPクラッド層63(p=2×1018/c
3)が1.0μm、p−In0.53Ga0.47Asコンタ
クト層62(p=5×1018/cm3)が0.2μmか
ら構成される。ここで上部第二コア層64および下部第
二コア層66であるIn0.81Ga0.19As0.400.60
バンドギャップ波長は1.15μmであり、光吸収層6
5であるIn0.66Ga0.34As0.740.26のバンドギャ
ップ波長は1.4μmである。これは、1.3μmの信
号光に対しては受光感度を持つが1.55μmの信号光
に対してはほとんど受光感動を持たない構造である。ま
た、図6中の67はパッシベーション用のSiN等の絶
縁膜であり、61はTi/Pt/Auからなるp型電
極、68はTi/Pt/Auからなるn型電極である。
【0026】図7に示すように、作製した端面入射型の
半導体受光素子71をV型の溝が形成されたSi基板7
5上にフリップチップ実装した。73はn型電極用の半
田バンプであり、74はp型電極用の半田バンプであ
る。その後、Si基板75に形成されたV型の溝に信号
光入力のためのフラットエンドファイバを固定した。
【0027】作製した端面入射型の半導体受光素子は、
波長1.55μmの信号光に対して、フラットエンドフ
ァイバとの光結合効率が85%、外部量子効率が80%
程度と極めて良好な特性が得られた。また、位置ずれに
対しても1μmで0.5dBの光結合損失と良好であっ
た。さらに、動作電圧も低く、1.5Vで最大遮断周波
数が10GHzであった。
【0028】また、上記の構造をIn1-x-yGaxAly
Asz1-z(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)系
の半導体層で構成しても同様の効果が得られる。本実施
例では光吸収層65に波長1.55μmの信号光に受光
感度が無く、波長1.3μmの信号光に対して受光感度
を有する半導体層を用いたが、波長1.55μmの信号
光に受光感度を有する半導体層を用いても同様の効果が
得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明の端面入射型の半導体受光素子を
用いれば、同時に低動作電圧化とフラットエンドファイ
バとの光結合効率を80%以上に向上することができ、
外部量子効率や位置ずれトレランスの改善を図ることが
できる。また、他の光デバイス同様な導波路構造である
ので集積化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の典型的な断面構造と屈折率分布の関係
を表す図である。
【図2】第二の半導体層11と第三の半導体層12およ
び第四の半導体層13の全膜厚に対するフラットエンド
ファイバとの光結合効率の典型的な関係を表す図であ
る。
【図3】第三の半導体層12の層厚とフラットエンドフ
ァイバとの光結合効率の典型的な関係を表す図である。
【図4】フラットエンドファイバとの位置ずれ量と光結
合損失の典型的な関係を表す図である。
【図5】本発明実施例1の端面入射型の半導体受光素子
の全体構造斜視図である。
【図6】本発明実施例1の端面入射型の半導体受光素子
のA−A’断面構造図である。
【図7】本発明実施例1の端面入射型の半導体受光素子
の実装構造の斜視図である。
【符号の説明】
11…第二の半導体層、12…第三の半導体層、13…
第四の半導体層、14…第五の半導体層、15…第一の
半導体層である半導体基板、51…Ti/Pt/Auか
らなるp型電極、52…絶縁膜、53…Ti/Pt/A
uからなるn型電極、54…半導体多層構造、55…反
射防止膜、60…n−InP基板、61…Ti/Pt/
Auからなるp型電極、62…p−In0.53Ga0.47
sコンタクト層、63…p−InPクラッド層、64…
p−In0.81Ga0.19As0.400.60上部第二コア層、
65…ノンドープIn0.66Ga0.34As0.740.26光吸
収層、66…n−In0.81Ga0.19As0.400.60下部
第二コア層、67…絶縁膜、68…Ti/Pt/Auか
らなるn型電極、69…n−InPバッファ層、71…
本発明実施例1の端面入射型の半導体受光素子、72…
フラットエンドファイバ、73…n型電極用半田バン
プ、74…p型電極用半田バンプ、75…V型溝付きS
i基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花谷 昌一 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 田中 滋久 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の半導体層と、該第一の半導体層上に
    第一の半導体層よりもバンドギャップが小さい第二の半
    導体層と、該第二の半導体層上に第二の半導体層よりも
    バンドギャップが小さい第三の半導体層と、該第三の半
    導体層上に第三の半導体層よりもバンドギャップが大き
    い第四の半導体層と、該第四の半導体層上に第四の半導
    体層よりもバンドギャップが大きい第五の半導体層とで
    構成され、前記第三の半導体層のキャリア濃度は第一、
    第二、第四及び第五の半導体層のキャリア濃度よりも低
    く、かつ信号光に対して受光感度を有し、前記第二ある
    いは第四の半導体層と第三の半導体層の境界界面近傍、
    または第二あるいは第四の半導体層内にpn接合を有
    し、端面から光を入射するための手段を備えたことを特
    徴とする端面入射型の半導体受光素子。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体受光素子において、
    前記第二及び第四の半導体層が、順次バンドギャップが
    変化する複数の半導体層で構成されることを特徴とする
    端面入射型の半導体受光素子。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の半導体受光素
    子において、前記第二の半導体層と第三の半導体層およ
    び第四の半導体層の合計層厚が6μm以上であることを
    特徴とする端面入射型の半導体受光素子。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3記載の半
    導体受光素子において、前記第三の半導体層の層厚が2
    μm以下、または逆バイアス電圧5V、特に3V以下で
    前記第三の半導体層が空乏化することを特徴とする端面
    入射型の半導体受光素子。
  5. 【請求項5】端面から光を入射する手段として光導波路
    構造を有し、その光導波路を構成するメサ構造の少なく
    とも一部の幅が10μm以上であることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の端面入
    射型の半導体受光素子。
  6. 【請求項6】素子表面同一面上に、バイアス電圧印加ま
    たは応答信号出力のための手段を有することを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項
    5記載の端面入射型の半導体受光素子。
  7. 【請求項7】前記第一の半導体層から第五の半導体層ま
    での層がIn1-x-yGaxAlyAsz1-z(0≦x≦
    1、0≦y≦1、0≦z≦1)系の半導体層で構成され
    ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4、請求項5又は請求項6記載の端面入射型の半導
    体受光素子。
  8. 【請求項8】第二及び第四の半導体層がIn1-xGax
    z1-z(0≦x≦0.28、0≦z≦0.61)で、
    第三の半導体層がIn1-xGaxAsz1-z(0.28≦
    x≦0.47、0.61≦z≦1)で構成されること特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5又は請求項6記載の端面入射型の半導体受光素
    子。
  9. 【請求項9】第二及び第四の半導体層がIn1-x-yGax
    AlyAs(0≦x≦0.34、0.13≦y≦0.4
    8)で、第三の半導体層がIn1-x-yGaxAlyAs
    (0.34≦x≦0.0.47、0≦y≦0.13)で
    構成されること特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の端面入射型
    の半導体受光素子。
  10. 【請求項10】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求
    項9記載の端面入射型の半導体受光素子と光ファイバと
    を同一基板上に集積化することを特徴とする半導体受光
    装置。
  11. 【請求項11】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求
    項9記載の端面入射型の半導体受光素子と半導体レー
    ザ、光導波路等の光デバイスを同一基板上に集積化する
    ことを特徴とする半導体受光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001223369A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Opnext Japan Inc 端面入射導波路型半導体受光素子およびそれを用いた光受信モジュール

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