JPH0567769A - 3次元光電子集積回路装置 - Google Patents

3次元光電子集積回路装置

Info

Publication number
JPH0567769A
JPH0567769A JP3252758A JP25275891A JPH0567769A JP H0567769 A JPH0567769 A JP H0567769A JP 3252758 A JP3252758 A JP 3252758A JP 25275891 A JP25275891 A JP 25275891A JP H0567769 A JPH0567769 A JP H0567769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light
substrates
layer
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3252758A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Okuhora
明彦 奥洞
Tomoaki Takano
知明 高野
Kiyotsugu Tanaka
清嗣 田中
Hideto Ishikawa
秀人 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3252758A priority Critical patent/JPH0567769A/ja
Priority to US07/939,694 priority patent/US5357122A/en
Publication of JPH0567769A publication Critical patent/JPH0567769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板主面に垂直な方向に積層された複数の基
板自体の特別な加工を要せずに、3次元的な光伝送を行
う。 【構成】 複数の基板Sx,x+1 が基板主面に垂直な方
向に積層され、各基板Sx,x+1 のそれぞれ表面3a,
4aには、受光素子Pd1,Pd2 や、発光素子Em1,
2 が形成される。発光素子Em1,Em2 の発光波長
は、基板Sx,x+1 の吸収端よりも長波長とされるた
め、発光素子Em1,Em2 からの光は当該基板Sx,
x+1 に吸収されることなく透過して、他の基板の受光素
子Pd2,Pd1 に受光され、基板間の光結合がなされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板の主面に垂直な方向
に基板を積層した3次元光電子集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンの如き半導体やGaAsの如き
化合物半導体をを用いたLSIやICの高集積化や高速
化が進められており、これらの電子デバイスを用いるワ
ークステーションやパーソナルコンピューター等のシス
テムでは、将来ますます小型化や高性能化がなされるこ
とが予想されている。
【0003】現状の半導体集積回路を用いたLSIで
は、その基板上に形成される微細な素子間の接続は、金
属等の物質をパターン化した電気的な配線である。しか
し、このような電気的配線を用いている限り、信号の超
高速化には問題があり、チップの高密度実装に伴い、信
号の伝送歪みや伝送ロス、或いは相互干渉などが顕在化
する。
【0004】ところで、光で信号伝達を行う光電子集積
回路では、このような超高速化や高密度化に伴う問題が
発生しない。すなわち、配線の浮遊容量やインダクタン
スの低減等を図ることができる光電子集積回路では、デ
バイスの超高速化を容易に進めることができる。また、
時間的な多重伝送を行う際には、光電子集積回路を用い
ることで、低消費電力化も可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】超高速化と共に高密度
な実装を実現するためには、基板の主面と垂直な方向に
基板を集積させる3次元化が有力な手段である。
【0006】ところが、3次元的に配列された基板同士
で信号の光伝送を行う場合では、基板の両面に受光素子
と発光素子をそれぞれ配したり、基板に光伝送路を形成
するために透孔を形成する必要がある。基板両面に素子
を形成したり、透孔を形成するために、プロセス上の工
程数が増加し、そのコストも増大する。
【0007】また、基板を透過して光伝送を行う例も知
られている。例えば「IEEE JOURNAL OF
SOLID−STATE CIRCUITS,VO
L.25,No.1,FEBRUARY 1990」で
は、3次元化したメモリの間の信号伝送を光結合により
行う。ところが、この技術では、シリコン基板を光信号
が透過する際の光損失を小さくするために、シリコン層
の厚みは0.5μm程度に薄くされ、そのためのポリシ
ング等の加工が不可欠となる。
【0008】そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑
み、基板に対する特別な加工を必要としないで、3次元
的な光信号の伝送を行うような3次元光電子集積回路装
置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の3次元光電子集積回路装置は、光電子集積
回路がそれぞれ形成された複数の半導体基板を該半導体
基板の主面に垂直な方向に積層すると共に、前記半導体
基板を透過する波長の光信号によって前記半導体基板同
士の間の信号が伝達されることを特徴とする。
【0010】本発明では、前記半導体基板を例えば単結
晶のシリコン基板や化合物半導体基板とすることができ
る。また、半導体基板は、シリコン基板の一部に化合物
半導体基板を接続したハイブリッド構造のものでも良
く、この場合には、化合物半導体基板に受光素子及び発
光素子を形成できる。
【0011】前記半導体基板を透過する光信号は、1つ
の半導体基板の光電子集積回路の発光素子で生成され、
他の半導体基板の光電子集積回路の受光素子で受光され
る。この発光素子の発光波長は、基板材料の吸収端より
も長波長であることが有効であり、その受光素子が該発
光波長の光に感度を有することが必要となる。
【0012】図1は、各種半導体基板材料の吸収係数の
波長依存性を示す図であって、図中、横軸が光の波長、
縦軸が吸収係数である。例えば化合物半導体であるGa
Asを基板材料とした場合では、0.85μmを少し超
えたところに吸収端が有り、このGaAsの吸収端以上
の波長の光で信号の伝達を行うことで、GaAs基板で
の吸収は殆ど起こらずに、基板を透過した光伝送が可能
となる。また、例えばシリコン基板では、1.1μm強
のところに吸収端が有り、その吸収端以上の波長の光で
光伝送を行うことで、シリコン基板に吸収されない伝送
がなされる。
【0013】化合物半導体基板を用いて光電子集積回路
を構成する場合、その基板に適合した発光素子や受光素
子を選ぶことが重要となる。基板を有効に透過する波長
の光を発生させる発光素子として、例えばGaAs基板
若しくはInP基板を用いる場合、InGaAs歪量子
井戸レーザーやInGaAsP長波長レーザー等を採用
することができる。また、その基板を透過した波長の光
を受光する受光素子として、例えばInGaAs系の層
を光吸収層とした素子を利用することができる。
【0014】
【作用】半導体基板を透過する波長の光信号で基板同士
間の信号伝達を行うことで、基板を特別に加工する必要
がなくなり、また、受光素子や発光素子の位置の任意性
も拡大する。また、同時に複数の基板に対しても、透過
する光信号によって伝送可能となり、3次元光電子集積
回路装置の高速化に寄与することになる。
【0015】
【実施例】本発明の好適な実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0016】〔第1の実施例〕本実施例は本発明の3次
元光電子集積回路装置の基本的な実施例であり、図2に
示す如き3次元構造を有する。
【0017】図2に示すように、本実施例の3次元光電
子集積回路装置は、n枚の基板S1,〜Snを積層させて
構成されている。各基板間は、真空空間が介在して封止
され、或いは光信号を透過する材料が介在する構造とさ
れる。基板S1,〜Snは、GaAs基板やInP基板等
の化合物半導体基板であり、各基板S1,〜Snは単一の
材料基板であっても良く、異なる材料の化合物半導体基
板を交互或いは順次に配列させたものでも良い。
【0018】各基板S1,〜Snの一部の領域1には、光
結合用の発光素子Emと受光素子Pdが基板上に配列さ
れて設けられている。各基板S1,〜Snの他の領域2
は、これら発光素子Emと受光素子Pdの駆動回路や、
他の信号処理回路や記憶などのための領域とされてい
る。この光結合用の領域1は、基板の集積方向で重なる
ような位置にそれぞれ形成されており、従って、光結合
のための光信号はそれぞれ基板に垂直な方向を光伝送路
とする。
【0019】図3は光伝送を行う一対の基板Sx,x+1
の要部断面図であり、双方向の光伝送がなされる様子を
示す。ここで一対の基板Sx,x+1 は前記各基板S1,
Snのうちの任意の2つを取り出したものである。発光
素子Em1,Em2 は基板Sx,x+1 を透過し得る波長の
光を発生させ、その光を基板Sx,x+1 の主面に垂直な
方向に射出する。発光素子Em1,Em2 は面出射型レー
ザーであるが、両基板Sx,x+1 の間で透過すべき基板
は基板Sx であるため、基板Sx の発光素子Em1 は表
面3aから裏面3bに向けて光を射出し、基板Sx+1
発光素子Em2は表面4bから基板Sx に向けて光を射
出する。
【0020】基板Sx の発光素子Em1 からの光は基板
x を透過して、その透過後に基板Sx+1 の表面4aに
形成された受光素子Pd2 に受光される。また、基板S
x+1 の発光素子Em2 からの光は、射出後に基板Sxの
裏面3bに到達し、その裏面3bから表面3aにまで基
板Sx中を透過して受光素子Pd1に受光される。
【0021】このような双方向の光結合によって、主面
に垂直な方向に積層された関係の基板同士の、信号の歪
み、相互干渉、伝送ロス等が極力軽減された状態の信号
伝送が行われ、高集積化と共に高速動作が実現される。
【0022】なお、上記発光素子Emは、基板に垂直な
共振器を有する構造でも良く、基板に対して45°のミ
ラーを有する構造でも良く、或いはホログラムレンズを
用いるものでも良い。また、その発光素子Emの射出方
向も基板を透過する方向であれば良く、特に基板の主面
に垂直な方向に限定されず、主面から斜めな方向に発光
素子Emの光線が射出されるような構造であっても良
い。
【0023】また、発光素子Emと受光素子Pdのため
の領域1は、特に基板S1,〜Snにおいて、それぞれ一
箇所である必要はなく、各基板中の複数箇所に形成する
ようにすることも可能である。
【0024】〔第2の実施例〕本実施例は、GaAs基
板を用いた例であり、第1の実施例のより具体的な例で
ある。
【0025】図4にその要部構造を示す。化合物半導体
基板である一対のGaAs基板11,12が基板の主面
に垂直な方向に積層されており、各GaAs基板11,
12の表面13a,14aには、それぞれ発光素子であ
る面発光レーザー15、受光素子であるMSM型フォト
ディテクター16及び能動電子素子であるMES−FE
T17が形成されている。
【0026】面発光レーザー15は、基板内と基板上に
一対の4分の1波長周期の半導体多層反射膜21,22
を有し、Inx Ga1-X As歪み量子井戸活性層23で
発光させる構造を有するDBR面発光型レーザーであ
る。Inx Ga1-X As歪み量子井戸活性層23には、
p型クラッド層24,n型クラッド層25がそれぞれ隣
接し、p型クラッド層24とn型クラッド層25にIn
x Ga1-X As歪み量子井戸活性層23が挟まれる。
【0027】この面発光レーザー15は、活性層をIn
0.2 Ga0.8 As/GaAs歪み量子井戸とした場合
に、980nmの発振波長を有することになる。レーザ
ー光の出力方向を定めるのは、2つの半導体多層反射膜
21,22の反射率の大小であり、反射率の小さい側の
半導体多層反射膜の方にレーザー光は射出する。従っ
て、GaAs基板11の面発光レーザー15は半導体多
層反射膜21側の反射率が高く、GaAs12の面発光
レーザー15は半導体多層反射膜22側の反射率が高
い。GaAs基板11の面発光レーザー15の半導体多
層反射膜21の周囲には、ポリイミド等の誘電体膜26
が形成される。また、各面発光レーザー15には、電極
27,28が接続される。
【0028】MSM型フォトディテクター16は、Ga
As基板を透過した光を吸収して電気信号に変化するた
めの受光素子であり、それぞれ対向するGaAs基板の
面発光レーザー15の位置に対応した各GaAs基板1
1,12の表面13a,14aの位置に形成されてい
る。このMSM型フォトディテクター16は、一対の金
属電極31,32の間に、光吸収層となる半導体層を介
在させ、その光吸収素子での光電変換から光を検出す
る。
【0029】MSM型フォトディテクター16の構造に
ついて説明すると、各基板の表面13a,14aに、櫛
歯状或いはミアンダ状に配されて対向する一対の電極3
1,32が被着して形成されており、その下部に半導体
層としてキャップ層33、光吸収層34、バッファ層3
5が形成される。
【0030】図5はMSM型フォトディテクター16の
拡大断面図である。このMSM型フォトディテクター1
6では、金属電極31,32が被着するキャップ層33
がAlIny As層から構成され、その下層の電子と正
孔の対を発生させる光吸収層34がInX GaAs層
(0≦X≦1)からなる。このInX GaAs層で光吸
収層34を構成することで、GaAs基板を透過する波
長(0.9μm以上)の光に受光感度を有することにな
り、そのxの値により、受光感度を有する波長を調整で
きる。この光吸収層34の下層にはAlIna As層
(0≦a≦X)からなるバッファ層35が配される。こ
のバッファ層35は光吸収層34に対してGaAs基板
11,12の格子定数を緩和するための層であり、混晶
比が徐々に変化するグレーティング層とされる。バッフ
ァ層35のGaAs基板11,12の接触面付近は、a
=0とされてAlIna As層はAlAs層に等しい。
バッファ層35の光吸収層34の接触面付近は、a=X
とされたAlInX As層とされ、その格子定数は光吸
収層34のものとほぼ等価である。
【0031】図6はこのMSM型フォトディテクター1
6のエネルギーバンド図である。キャップ層33は光吸
収層34よりもワイドギャップであり、この光吸収層3
4はバッファ層35及びGaAs基板11,12よりも
ナローギャップである。従って、光吸収層34では他の
層及び基板に比べて長波長の光でも吸収可能となり、特
にGaAs基板11,12を透過した光でさえ、吸収さ
れ得ることになる。バッファ層35は基板11,12側
に向かう程ワイドギャップであり、感度効率の面からも
好適である。
【0032】このようなエネルギーバント構造からGa
As基板11,12を透過した光に対しても、表面から
の光と同様に光吸収層34で光電変換による電荷を得る
ことが可能となる。
【0033】図7は図5のMSM型フォトディテクター
16の変形例を示す断面図であり、光吸収層を超格子構
造とする例である。すなわち、図4のGaAs基板11
には、図5のMSM型フォトディテクター16の代わり
に図7のMSM型フォトディテクターを形成できる。
【0034】図7に示すように、GaAs基板71上に
は、GaAs/InGaAs層からなる歪み超格子層7
2が形成され、その歪み超格子層72上にGaAs層か
らなるキャップ層73が形成される。そのキャップ層7
3の表面には、電極74,74が被着される。
【0035】図7の電極74,74は歪み超格子層72
に電界を生じさせるためのものであり、オーミック電極
とショットキー電極のいずれでも良い。また、電極7
4,74は一対の対角型電極であっても良く、くし型の
パターンを有するものでも良い。また、前記キャップ層
73は、アンドープのGaAs層からなるが、暗電流を
抑えるために、バンドギャップの大きなAly GaAs
層を用いても良く、キャップ層73自体を省略しても良
い。そして、歪み超格子層72は、バンドギャップが基
板よりも狭いInx GaAs層を有し、このInx Ga
As歪み層で基板を透過する0.9〜1.0μm程度の
波長の光の光吸収がなされる。勿論、Inx GaAs歪
み層での光吸収は、基板表面からの光と同様に基板裏面
からの光に対してもなされる。
【0036】図8は図7のMSM型フォトディテクター
の変形例である。図7の構造のままでは、電極74,7
4の直下の電気抵抗が大きいため、図8のMSM型フォ
トディテクターは低抵抗化領域75,75を付加した構
造とされる。この低抵抗化領域75,75は、例えばn
型或いはp型の不純物をイオン注入し、熱処理して形成
される。各低抵抗化領域75,75はそれぞれn型、p
型を問わず、歪み超格子層72を貫通するように形成さ
れる。
【0037】次に、図4のMES−FET17について
説明する。MES−FET17は、各GaAs基板1
1,12の各表面13a,14aに形成されており、ソ
ース電極42sとドレイン電極42dのそれぞれ下部に
は、それぞれオーミック接触させるための金属層からな
るオーミックメタル層41s,41dが離間して形成さ
れ、これらオーミックメタル層41s,41dの間に
は、低濃度の不純物拡散領域からなるチャネル層44が
形成されている。チャネル領域44の表面には、空乏層
を得るためのショットキーゲート電極43が微細なゲー
ト長を以て形成されている。なお、ショットキーゲート
電極43の側壁やコンタクトホール外のソース電極42
sやドレイン電極42dの下部には、後述するような無
反射コート絶縁膜18が被覆する。
【0038】GaAs基板11の1つのMES−FET
17aは、特に、そのGaAs基板11の表面に形成さ
れた低濃度の不純物拡散領域からなる抵抗層46に接続
する。このMES−FET17aには、オーミックメタ
ル層41s,41dの下部にn+ 型のコンタクト層45
が形成されており、ドレイン側のコンタクト層45が抵
抗層46の端部に接続する。抵抗層46の一方の端部は
コンタクト層45を介して電極47に接続され、抵抗層
46の他方の端部はコンタクト層45を介してドレイン
電極42dと接続される。
【0039】図9と図10に駆動回路の一例を示す。図
9は受光素子であるMSM型フォトディテクターの駆動
回路の一例を示す。MES−FET81のソースが接地
され、MES−FET81のドレインが抵抗83を介し
て出力ノード84に接続する。MES−FET81のゲ
ートとその出力ノード84の間には、MSM型フォトデ
ィテクター82が接続され、さらにMES−FET81
のゲートは抵抗85を介して接地されている。この回路
では、MES−FET81のドレインが抵抗83に接続
するため、図4のMES−FET17aの構造がレイア
ウト上有効である。
【0040】図10は発光素子である面発光レーザーの
駆動回路の一例を示す。図中、電源電圧VDDに一端が接
続される面発光レーザー88の他端は、一対のMES−
FET86,87の共通したドレインに接続される。こ
れら一対のMES−FET86,87のソースは共通に
接地され、一方のMES−FET86のゲートに信号電
圧Vsig が供給され、他方のMES−FET86のゲー
トに参照電圧VDCが供給される。この駆動回路により、
信号電圧Vsig が論理振幅の高レベルの時に、面発光レ
ーザー88の両端に電位差が加わり、基板を透過する波
長の光が発生することになる。
【0041】再び図4の3次元光電子集積回路装置の構
造について説明すると、GaAs基板11,12の表面
13a,14a及び裏面13b,14bには、無反射コ
ート絶縁膜18が形成されている。この無反射コート絶
縁膜18は、GaAs基板11,12の露出した表面1
3a,14aの保護膜として機能すると共に、無反射で
あるために光を十分に透過させることができ、基板同士
の光結合に好適とされる。また、MSM型フォトディテ
クター16や面発光レーザー15は例えば隣接するよう
に形成されるが、それらの素子間分離のために、塗布型
絶縁膜19が溝に埋め込まれて存在する。
【0042】概ね上述の構造を有する本実施例の3次元
光電子集積回路装置では、面発光レーザー15で発生し
た光は、その波長がGaAsの吸収端よりも長波長であ
るために、GaAs基板11を透過してMSM型フォト
ディテクター16に受光される。従って、基板同士の間
の信号伝送が、信号の歪み、伝送ロス、相互干渉或いは
伝送遅延等の無い理想的なものとなる。また、光結合で
あるために、高速な動作が可能となり、例えばマイクロ
プロセッサとキャシュメモリの間の結合の如き高速性が
要求される部分に本実施例の3次元光電子集積回路装置
を適用することで、システム全体の大幅な高速化が実現
される。
【0043】また、本実施例では、伝送路が基板自体で
あり、光ファイバーの如き伝送ロスは問題とならない。
従って、レーザー出力の節約が可能であり、時間多重化
等により光結合の伝送路を減らして、低消費電力化もで
きる。
【0044】さらに、本実施例は、従来の高集積なLS
Iを、その3次元化によって機能ブロックや小ブロック
に分割し、そのブロック毎の基板を多数積層した構成と
される。従って、3次元化のために基板を積層する前の
段階で、不良の発見された基板を除いて3次元化するこ
とができ、良品率を高めることができる。
【0045】さらに、本実施例の3次元光電子集積回路
装置では、GaAs基板同士で光結合を行う構造として
いるか、GaAs基板の他に一部シリコン基板やInP
基板等を組合せた構造とすることもでき、GaAsIC
とECLやCMOS等の論理レベルの異なるIC間の結
合も可能である。
【0046】次に、図11〜図13を参照して、本実施
例の3次元光電子集積回路装置の製造方法について簡単
に説明する。
【0047】初めに、GaAs基板上にMES−FET
のチャネル層、コンタクト層及び負荷用の抵抗層が形成
される。これらの層の形成は、例えばSi等のn型のド
ーパントを選択的にイオン注入し、アニールによる活性
化処理を経て行うことができる。
【0048】次に、図11に示すように、受光素子であ
るMSM型フォトディテクターを形成すべき領域のGa
As基板101に凹部102を形成する。この凹部10
2の形成時には、シリコン酸化膜103をマスクとする
ことができる。
【0049】続いて、MOCVD法やMBE法等によ
り、選択的に凹部102内にバッファ層104や光吸収
層105及びキャップ層106を成長させる。この時、
凹部102の外のシリコン酸化膜103の表面には、バ
ッファ層等の化合物半導体層の一部が積層されるが、フ
ォトリソグラフィによるレジストパターニングによって
これらの化合物半導体層は除去される。
【0050】次に、再びシリコン酸化膜107を形成
し、そのシリコン酸化膜107の発光素子を形成すべき
領域を開口した後、該シリコン酸化膜107をマスクと
して凹部108を形成する。
【0051】凹部108の形成後、再びMOCVD法や
MBE法等により、選択的に凹部108内に、下部半導
体多層反射膜109、n型クラッド層110、InGa
As歪み量子井戸活性層111、p型クラッド層112
及び上部半導体多層反射膜113を順次積層する。これ
ら面発光レーザーを構成する各層を形成した後、シリコ
ン酸化膜107上の多結晶化合物半導体層を除去し、ま
た、図12に示すように、InGaAs歪み量子井戸活
性層111から上部半導体多層反射膜113までの層に
ついては、メサ構造とするようなエッチングを行う。
【0052】続いて、シリコン酸化膜107,103を
除去し、素子間分離を行うために、受光素子や発光素子
の周囲に溝114を形成する。そして、溝114の内部
に、塗布型絶縁膜115を埋め込む。この塗布型絶縁膜
115を硬化させて、素子間分離を完成する。
【0053】絶縁膜115の形成後、AuGe/Ni層
の蒸着、リフトオフ、アロイ化処理を経てオーミックメ
タル層を形成する。また、同様なリフトオフ法により、
レーザーのp型の電極をTi/Pt/Au層などにより
形成する。これらの電極形成は、受光素子や発光素子の
みならず、同一基板上のMES−FETの電極形成や配
線と共に行うことができる。
【0054】〔第3の実施例〕本実施例は各基板がシリ
コン基板にInP基板を取りつけたハイブリッド構造と
される例であり、シリコン基板にCMOS−LSIが形
成され、InP基板に受光素子や発光素子が形成され、
各基板間の光による信号伝送が行われる例である。な
お、本実施例についても、図14に示される基板は、多
数積層されている基板のうちの2枚を取り出して説明し
ているものであり、積層する基板の数については限定さ
れるものではない。
【0055】図14に示すように、本実施例は、その電
子回路部211がシリコン基板201,202に形成さ
れ、発光素子であるレーザーダイオード212及び受光
素子であるPINフォトディテクター213が化合物半
導体基板である絶縁性のInP基板203,204上に
形成されている。InP基板203,204はそれぞれ
ソルダリング層205を介してシリコン基板201,2
02上に積層され一体化されている。すなわち、各基板
は、シリコン基板201,202とInP基板203,
204のハイブリッド構造とされる。この構造から、基
板間の光伝送は、InP基板203,204のみならず
シリコン基板201,202も透過して行われる。In
Pの吸収端は0.9μm強の波長であるが、シリコンの
場合には1.1μm強の波長となる。従って、両方の基
板を透過する波長の光として、少なくともシリコンの吸
収端以上の波長の光が必要であり、本実施例では、1.
3μm帯の波長の光がレーザーダイオードにより射出さ
れる。なお、InP基板203,204の上部には、n
+ 型のInPバッファ層206が形成される。
【0056】レーザーダイオード212は、シリコン及
びInPの両方の基板を透過する波長の光を発生させ
る。このレーザーダイオード212は、InGaAsP
活性層221を用いたファブリペロー水平共振器を有す
るレーザーであり、InGaAsP活性層221はその
下層にn型クラッド層222を有し、InGaAsP活
性層221はその上層にp型クラッド層223を有す
る。レーザービームを基板主面に垂直な方向に射出する
ために、レーザーダイオード212には、45°反射鏡
206,206が形成される。このためInGaAsP
活性層221から基板主面に水平に導出されたレーザー
ビームは45°反射鏡206,206で基板主面に垂直
に射出されることになる。レーザーダイオード212
は、電極224と電極225がそれぞれp側とn側に接
続する。
【0057】なお、レーザーダイオード212は、屈折
率導波型でも、利得導波型でも、分布帰還型でも、リブ
導波型でも良く、勿論第2の実施例の如きDBR反射鏡
を有する面発光レーザーでも良い。
【0058】PINフォトディテクター213は、シリ
コン基板及びInP基板を透過した1.3μm帯の波長
のレーザービームに感度を有する受光素子である。本実
施例では、PINフォトディテクター213は、InP
基板上に形成されたメサ型の構造とされ、InGaAs
層を光吸収層231とし、その下層にn型のInP層か
らなるバッファ層232が形成され、光吸収層231の
上層には、InGaAsP層からなる窓層233とp+
型の拡散層234が形成される。窓層233の表面に、
電極235が形成され、n型のInP層の下層部分にも
電極236が形成される。なお、本実施例では、光吸収
層231としてInGaAs層を形成したが、シリコン
基板を透過する1.3μm帯波長域に感度を有する他の
層として、Ge、GaSb、AlGaAsSb、InG
aSb等の層でも良く、勿論InGaAsP層を光吸収
層としても良い。
【0059】ここで、PINフォトディテクター213
とレーザーダイオード212は、基板主面に垂直な方向
で対向するように形成される。すなわち、レーザーダイ
オード212の45°反射鏡226とPINフォトディ
テクター213の光吸収層231は基板主面に垂直な同
一直線上にあり、さらにその光伝送路には、InP基板
とシリコン基板を接続させるためのソルダリング層20
5が存在しないようにされている。従って、レーザーダ
イオード212から射出した光は、InP基板及びシリ
コン基板を透過して、確実にPINフォトディテクター
213に受光される。
【0060】PINフォトディテクター213とレーザ
ーダイオード212は、同じInP基板203,204
にそれぞれ形成されるが、両者を素子間分離するため
に、所謂トレンチ形状の分離溝207が両者の間の領域
に形成される。
【0061】次に、シリコン基板201,202上に形
成される電子回路部211について説明する。この電子
回路部211は、CMOS構造とされ、pMOSトラン
ジスタ(pチャンネル)241と、nMOSトランジス
タ(nチャンネル)242とがシリコン基板201,2
02の表面に形成される。これらpMOSトランジスタ
241やnMOSトランジスタ242は、厚いシリコン
酸化膜からなるフィールド酸化膜243によって活性領
域の周囲が覆われており、素子間が分離されてなる。な
お、素子分離のためのフィールド酸化膜243はLOC
OSによらず、他の分離方法でも良い。また、フィール
ド酸化膜243の下部には、チャネルストップ領域24
4も形成される。
【0062】電子回路部211は、PINフォトディテ
クター213や、レーザーダイオード212の駆動回路
として機能し、さらにメモリや演算処理回路、その他の
機能を有する回路とすることができる。
【0063】ここで、各MOSトランジスタについて簡
単に説明すると、まず、pMOSトランジスタ241
は、周囲をフィールド酸化膜243に囲まれたn型のウ
ェル領域245の表面に形成されてなる一対のp型不純
物領域246,246をソース領域、ドレイン領域とす
る。この一対のp型不純物領域246,246の間の領
域は、チャネル領域とされ、その上部にはゲート酸化膜
を介してポリシリコン層からなるゲート電極247が形
成される。このゲート電極247は層間絶縁膜248及
びリフロー膜249に被覆され、p型不純物領域24
6,246を露出させたコンタクト領域にリフロー膜2
49の上層の第1層目のアルミニューム配線層250が
接続する。
【0064】次に、nMOSトランジスタ242は、p
型のウェル領域251に形成された一対のn型不純物領
域252,252をソース領域、ドレイン領域とし、同
じくポリシリコン層よりなるゲート電極247が、該ソ
ース領域とドレイン領域の間のチャネル領域上に形成さ
れる。このゲート電極247もpMOSトランジスタ2
41と同様に、層間絶縁膜248及びリフロー膜249
に被覆され、第1層目のアルミニューム配線層250が
コンタクトホールを介してn型不純物領域252,25
2に接続される。
【0065】以上の如きpMOSトランジスタ241と
nMOSトランジスタ242が形成された電子回路部2
11は、さらに層間絶縁膜253が形成され、素子間の
配線のための第2層目のアルミニューム層254も形成
される。
【0066】本実施例の3次元光電子集積回路装置は、
InP基板203,204とシリコン基板201,20
2のハイブリット構造であるため、両基板の電気的な接
続は、ワイヤボンディングが利用される。図15はIn
P基板203の素子とシリコン基板201のパッド26
1をワイヤ262によって結線した状態を示す図であ
る。すなわち、シリコン基板201上の電子回路部21
1から増幅用や駆動用の信号を入出力端子するための端
子としてパッド261が該シリコン基板201上に形成
され、このパッド261の一端がボンディングされたワ
イヤ262の他端は、PINフォトディテクター213
の電極や、レーザーダイオード212の電極とボンディ
ングされる。
【0067】なお、本実施例では、InP基板203,
204とシリコン基板201,202の電気的な接続の
ために、ワイヤボンディングを用いているが、フリップ
チップ実装法等を用いることもできる。
【0068】本実施例の3次元光電子集積回路装置で
は、InP基板203,204上に形成されるPINフ
ォトディテクター213やレーザーダイオード212
は、シリコン基板201,202を透過する1.3μm
帯の波長域の光の信号伝送に用いられる。従って、In
P基板203,204とシリコン基板201,202の
ハイブリット構造であっても、光結合の特徴を利用した
高速且つ低損失な伝送を実現することができ、3次元化
による高集積化や、論理レベルを超越した伝送も可能で
ある。
【0069】また、本実施例では、種々の半導体ICで
主流のシリコン基板をそのまま用いることができるた
め、その応用範囲は極めて広いものとなる。
【0070】
【発明の効果】本発明の3次元化光電子集積回路装置
は、複数の半導体基板を積層し、その半導体基板を透過
する波長の光信号によって半導体基板同士の間の信号を
伝達するために、半導体基板同士の間の信号伝送が、信
号の歪み、伝送ロス、相互干渉或いは伝送遅延などの無
い理想的なものとなる。特に、本発明では、伝送路の一
部が基板自体とされるため、光ファイバーのように伝送
ロスが問題となることはなく、その結果レーザー出力の
節約が可能であり、時間多重化等により光結合の伝送路
を減らして低消費電力化もできる。
【0071】また、本発明は、半導体基板間の基板を透
過した光結合がなされるため、高速な動作が可能とな
り、特に高速性が要求される回路部分に適用すること
で、システム全体の大幅な高速化が実現される。
【0072】さらに、本発明は、従来のLSIを分割し
てなる機能ブロックや小ブロック毎の基板を多数積層し
た構成にできる。従って、3次元化のために基板を多数
積層する前の段階で、不良の発見された基板を除いて3
次元化を図ることができ、歩留りの大幅な向上が期待で
きる。
【0073】さらに、本発明の3次元光電子集積回路装
置では、多種類の半導体基板を同じ装置内に収めること
ができ、GaAsIC、ECL或いはCMOS等の各論
理レベルを超越した柔軟性の高いIC間の結合も容易に
なし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種半導体結晶の吸収係数の波長依存性を示す
特性図である。
【図2】本発明の第1の実施例の3次元光電子集積回路
装置の模式的な分解斜視図である。
【図3】前記第1の実施例の3次元光電子集積回路装置
の要部縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の3次元光電子集積回路
装置の要部断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例における受光素子の一例
を示す要部断面図である。
【図6】前記第2の実施例における受光素子の基板主面
に垂直な方向の断面に沿ったエネルギーバンド図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例における受光素子の歪み
超格子層を用いた他の一例を示す要部断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例における受光素子のさら
に他の一例を示す要部断面図である。
【図9】本発明の第2の実施例における受光素子の駆動
回路の一例を示す回路図である。
【図10】本発明の第2の実施例における発光素子の駆
動回路の一例を示す回路図である。
【図11】本発明の第2の実施例の3次元光電子集積回
路装置の一例を製造する方法における凹部形成工程まで
の断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例の3次元光電子集積回
路装置の一例を製造する方法における半導体多層反射膜
等の形成工程までの断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例の3次元光電子集積回
路装置の一例を製造する方法における塗布型絶縁膜の形
成工程までの断面図である。
【図14】本発明の第3の実施例の3次元光電子集積回
路装置の要部断面図である。
【図15】本発明の第3の実施例におけるInP基板と
シリコン基板の接続の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,〜Sn…半導体基板 Em…発光素子 Pd…受光素子 11,12…GaAs基板 15…面発光レーザー 16…MSM型フォトディテクター 17…MES−FET 21,22…半導体多層反射膜 23…Inx Ga1-X As歪み量子井戸活性層 33…キャップ層 34…光吸収層 35…バッファ層 201,202…シリコン基板 203,204…InP基板 211…電子回路部 212…レーザーダイオード 213…PINフォトディテクター 226…45°反射鏡 231…光吸収層 241…pMOSトランジスタ 242…nMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 秀人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電子集積回路がそれぞれ形成された複
    数の半導体基板を該半導体基板の主面に垂直な方向に積
    層すると共に、前記半導体基板を透過する波長の光信号
    によって前記半導体基板同士の間の信号が伝達されるこ
    とを特徴とする3次元光電子集積回路装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板がGaAs基板とされ、光電
    子集積回路の発光素子の発光波長がGaAsの吸収端よ
    りも長波長とされ、該光電子集積回路の受光素子が前記
    発光波長の光に感度を有することを特徴とする請求項1
    記載の3次元光電子集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の3次元光電子集積回路装
    置において、受光素子はInGaAs系の層を光吸収層
    とすることを特徴とする3次元光電子集積回路装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の少なくとも一部がシリコン
    基板とされ、光電子集積回路の発光素子及び受光素子は
    前記シリコン基板に積層された化合物半導体基板に形成
    されてなり、前記発光素子の発光波長がシリコンの吸収
    端よりも長波長とされ、前記受光素子が前記発光波長の
    光に感度を有することを特徴とする請求項1記載の3次
    元光電子集積回路装置。
JP3252758A 1991-09-05 1991-09-05 3次元光電子集積回路装置 Pending JPH0567769A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3252758A JPH0567769A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 3次元光電子集積回路装置
US07/939,694 US5357122A (en) 1991-09-05 1992-09-02 Three-dimensional optical-electronic integrated circuit device with raised sections

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3252758A JPH0567769A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 3次元光電子集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0567769A true JPH0567769A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17241884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3252758A Pending JPH0567769A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 3次元光電子集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0567769A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278249A (ja) * 1994-10-31 1996-10-22 Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus 分光計
WO1999030250A1 (fr) * 1997-12-10 1999-06-17 Seiko Epson Corporation Systeme informatique, systeme cryptographique, circuit systeme lsi, et appareil electronique
US6396967B1 (en) 1999-03-18 2002-05-28 Fujitsu, Limited Optoelectronic integrated circuit device
WO2005067061A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Nec Corporation 光素子一体型半導体集積回路
WO2005067062A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Nec Corporation 光入力付基板、光出力付基板、光入出力付基板及び光素子一体型半導体集積回路
JP2010045410A (ja) * 2009-11-24 2010-02-25 Fujitsu Ltd 光電子集積回路装置
JP2010192906A (ja) * 2010-03-03 2010-09-02 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及びcpu
CN104781932A (zh) * 2012-11-14 2015-07-15 高通股份有限公司 穿硅光学互连
CN113451349A (zh) * 2020-03-27 2021-09-28 宏齐科技股份有限公司 光源组件、光传感器组件及制造其单元的方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753927A (en) * 1980-09-18 1982-03-31 Oki Electric Ind Co Ltd Compound semiconductor device
JPS6484753A (en) * 1987-09-28 1989-03-30 Nec Corp Optical connection circuit
JPH02188971A (ja) * 1989-01-17 1990-07-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体受光素子
JPH02240991A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Hitachi Ltd 光電子集積回路
JPH03150526A (ja) * 1989-11-08 1991-06-26 Mitsubishi Electric Corp 面発光素子

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753927A (en) * 1980-09-18 1982-03-31 Oki Electric Ind Co Ltd Compound semiconductor device
JPS6484753A (en) * 1987-09-28 1989-03-30 Nec Corp Optical connection circuit
JPH02188971A (ja) * 1989-01-17 1990-07-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体受光素子
JPH02240991A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Hitachi Ltd 光電子集積回路
JPH03150526A (ja) * 1989-11-08 1991-06-26 Mitsubishi Electric Corp 面発光素子

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278249A (ja) * 1994-10-31 1996-10-22 Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus 分光計
WO1999030250A1 (fr) * 1997-12-10 1999-06-17 Seiko Epson Corporation Systeme informatique, systeme cryptographique, circuit systeme lsi, et appareil electronique
US6557020B1 (en) 1997-12-10 2003-04-29 Seiko Epson Corporation Information processing system, enciphering/deciphering system, system LSI, and electronic apparatus
US7117237B2 (en) 1997-12-10 2006-10-03 Seiko Epson Corporation Information processing system, encryption/decryption system, system LSI, and electronic equipment
DE10011537B4 (de) * 1999-03-18 2006-06-14 Fujitsu Ltd., Kawasaki Optoelektronische integrierte Schaltungsvorrichtung
US6396967B1 (en) 1999-03-18 2002-05-28 Fujitsu, Limited Optoelectronic integrated circuit device
JPWO2005067062A1 (ja) * 2003-12-26 2007-12-20 日本電気株式会社 光入力付基板、光出力付基板、光入出力付基板及びこれらの製造方法、光素子一体型半導体集積回路
WO2005067062A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Nec Corporation 光入力付基板、光出力付基板、光入出力付基板及び光素子一体型半導体集積回路
WO2005067061A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Nec Corporation 光素子一体型半導体集積回路
JPWO2005067061A1 (ja) * 2003-12-26 2007-12-20 日本電気株式会社 光素子一体型半導体集積回路及びその製造方法
JP2010045410A (ja) * 2009-11-24 2010-02-25 Fujitsu Ltd 光電子集積回路装置
JP2010192906A (ja) * 2010-03-03 2010-09-02 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及びcpu
CN104781932A (zh) * 2012-11-14 2015-07-15 高通股份有限公司 穿硅光学互连
JP2016503582A (ja) * 2012-11-14 2016-02-04 クアルコム,インコーポレイテッド シリコン貫通光インターコネクト
CN113451349A (zh) * 2020-03-27 2021-09-28 宏齐科技股份有限公司 光源组件、光传感器组件及制造其单元的方法
US11658257B2 (en) 2020-03-27 2023-05-23 Harvatek Corporation Light source assembly, optical sensor assembly, and method of manufacturing a cell of the same
CN113451349B (zh) * 2020-03-27 2023-08-18 宏齐科技股份有限公司 光源组件、光传感器组件及制造其单元的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5357122A (en) Three-dimensional optical-electronic integrated circuit device with raised sections
US6583445B1 (en) Integrated electronic-optoelectronic devices and method of making the same
US6005262A (en) Flip-chip bonded VCSEL CMOS circuit with silicon monitor detector
US6392256B1 (en) Closely-spaced VCSEL and photodetector for applications requiring their independent operation
US5533041A (en) Optical transmission and reception device
JP3058077B2 (ja) 半導体受発光装置
JPH09293893A (ja) 光半導体装置
US5252852A (en) Semiconductor device having flip chip bonding pads matched with pin photodiodes in a symmetrical layout configuration
US20020050622A1 (en) Semiconductor photodetector
US7406112B2 (en) Surface-emitting laser, method for manufacturing surface-emitting laser, device and electronic apparatus
US6399967B1 (en) Device for selectively detecting light by wavelengths
JP4291521B2 (ja) 半導体受光素子、半導体受光装置、半導体装置、光モジュール及び光伝送装置
US5357121A (en) Optoelectronic integrated circuit
JPH0567769A (ja) 3次元光電子集積回路装置
US4911765A (en) Method for fabricating a monolithic integration of a laser diode and a wide aperture photo diode
JP4030847B2 (ja) 半導体受光装置
JPH05129638A (ja) 光半導体装置
US6791152B2 (en) Photodetector device and method for manufacturing the same
JP4109159B2 (ja) 半導体受光素子
KR20080104079A (ko) 상방 활성 광학 소자 장치 및 그 제조 방법
JP2000150923A (ja) 裏面入射型受光装置およびその作製方法
JPH07335976A (ja) 受光素子付き面発光レーザ装置
KR102388885B1 (ko) 광 반도체 장치, 광 모듈 및 광 반도체 장치의 제조 방법
JP2002100799A (ja) 半導体受光素子、半導体発光受光装置、およびその作製方法
JPH02199877A (ja) 光受信器及び光電子集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011023