JPH0836644A - ニューラルネットによる画像認識方法 - Google Patents

ニューラルネットによる画像認識方法

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JPH0836644A
JPH0836644A JP6174110A JP17411094A JPH0836644A JP H0836644 A JPH0836644 A JP H0836644A JP 6174110 A JP6174110 A JP 6174110A JP 17411094 A JP17411094 A JP 17411094A JP H0836644 A JPH0836644 A JP H0836644A
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JP
Japan
Prior art keywords
recognition
time
image
calculation
neural network
Prior art date
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Pending
Application number
JP6174110A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Ikeda
和隆 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハードウェアの制限下で高速に画像認識を可能
としたニューラルネットによる画像認識方法を提供する
にある。 【構成】TVカメラのような画像入力装置1で撮像した
撮像対象Aの文字の画像データはA/D変換された後、
濃度データ或いは2値化されて取り込み画像用フレーム
メモリ2に取り込まれ、この取り込まれた画像データに
対してニューラルネットによる学習と認識がCPUユニ
ット3により実行される。結合係数の演算やバック
ーゲーションによる学習の場合に使用するシグモイド関
数の演算はCPUユニット3にコプロセッサ3aにより
実数演算によって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニューラルネットによ
る画像認識方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像入力装置により撮像した文字の画像
を判別する方法としては、パターンマッチングによって
形状判別を行なう方法があるが、判別する種類が増える
程判別に要する時間が長くなってしまうという欠点があ
る。一方判別種類が増えても大きく認識時間が延びるこ
とがない方法としてはニューラルネットを用いた方法が
ある。ニューラルネットの特徴としては線形式にできな
いが、入出力が分かっている事象に向いており、形状判
別に応用できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のようなニ
ューラルネットを用いる方法では、バックプロバゲーシ
ョンによる学習を行なう場合、学習を収束させるため
に、図4に示すシグモイド関数を用いる必要があるが、
その演算と学習処理自体を正常に進行させるためにある
程度の高精度の桁数を必要し、実数であってもある程度
桁数が必要となる。また整数であ使う場合は十分な桁数
を確保しないと正常に学習させることができない。そこ
で、十分な精度を確保して学習させると計算コストが嵩
み、計算時間がかかってしまうという問題がある。また
学習処理の中には認識処理の部位があり、認識処理の時
も同様の精度で演算を行なっていた。そのため高速の認
識を必要とする場合には不向きであった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところはハードウェアの制限下で高
速に画像認識を可能としたニューラルネットによる画像
認識方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、画像入力装置により撮像した文
字の画像を判別する際にニューラルネットを用い、学習
時には実数若しくは必要十分な桁数の整数で演算を行
い、認識時には計算精度を低くして演算することを特徴
とする。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、認識時には結合係数の絶対値の最大を求め、その
値より認識時に一定比率で有効桁数を小さくすることで
精度を落とした実数を用いてフローティングポイントコ
プロセッサの併用により演算することを特徴とする。請
求項3の発明では、請求項1の発明において、認識時に
は結合係数の絶対値の最大を求め、その値より認識時に
一定比率で有効桁数を小さくし且つ桁を上げて整数化し
て演算することを特徴とする。
【0007】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、認識時には結合係数の絶対値の最大を求め、その
値より認識時に一定比率で有効桁数を小さくし且つ桁を
上げて整数化し、この整数化したデータをデジタルシグ
ナルプロセッサに渡して演算を行なうことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、認識時に計算精度を
低くして演算を行なうため、ハードウェアの制限下で、
高速認識が可能となる。請求項2の発明によれば、請求
項1の発明において、認識時には結合係数の絶対値の最
大を求め、その値より認識時に一定比率で有効桁数を小
さくすることで精度を落とした実数を用いてフローティ
ングポイントコプロセッサ(以下コプロセッサと略す)
の併用により演算するので、より高速認識が可能とな
る。
【0009】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、認識時には結合係数の絶対値の最大を求め、
その値より認識時に一定比率で有効桁数を小さくし且つ
桁を上げて整数化して演算するので、コプロセッサを用
いることなく、高速認識は可能となり、ハードウェアの
コストダウンが図れる。請求項4の発明によれば、請求
項1の発明において、認識時には結合係数の絶対値の最
大を求め、その値より認識時に一定比率で有効桁数を小
さくし且つ桁を上げて整数化し、この整数化したデータ
をデジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと略す)に
渡して演算を行なうので、安価なチップを用いてより高
速認識が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明方法を用いた実施例1の画像処理装
置のブロック図を示しており、TVカメラのような画像
入力装置1で撮像した撮像対象Aの文字の画像データは
A/D変換された後、濃度データ或いは2値化されて取
り込み画像用フレームメモリ2に取り込まれ、この取り
込まれた画像データに対してニューラルネットによる学
習と認識がCPUユニット3により実行される。尚図1
中4はシステムバスである。
【0011】ここでニューラルネットによる学習につい
て図2により説明する。まず学習時には実数若しくは必
要十分な桁数の整数で演算を行うのである。つまり撮像
対象Aの画像データを2値化(或いは濃淡データ)に変
換後、その画像データを入力して入力層Iで1層目の結
合係数によって強弱を付けて中間層IIへ伝搬し、中間層
IIから2層目の結合係数によって強弱が付けられて出力
層III へ伝播し、出力値(a)として取り出される。こ
こで上記結合係数の演算やバックブローゲーションによ
る学習の場合に使用するシグモイド関数の演算は実数で
行うのが都合が良い。そこで本実施例ではCPUユニッ
ト3にコプロセッサ3aを使用してこれらの実数演算を
高速に行うようにしている。尚この場合有効桁数を小さ
く抑えることができればより高速化が可能となる。
【0012】ところで学習で得られる各結合係数の値は
学習が完了するまで分からないが、認識を実行する場合
は既知の値と言える。そこでCPUユニット3では学習
完了後各結合係数を調査してその値の絶対値の最大を求
める。例えば桁数を9bitに収めたければ、正規化比
率=255÷前記最大値として求めるられる比率で各結
合係数を割ってやれば全ての結合係数を9bitで表現
できる。また実数で表現されているデータであっても有
効桁数を設定すれば整数で表現できる。またニューラル
ネットのアプリケーションにおいてシグモイド関数を必
要とするが、これも予め必要精度で演算しておき、メモ
リに格納しておけばその都度演算しなくても所定のメモ
リから結果を引き出すだけで同等の結果が得ることがで
きる。つまり変換テーブル方式を構成することになる。
またシグモイド関数をそのまま用いるのではなく、2次
関数等で近似してやれば計算コストを軽減することがで
きる。
【0013】このような手法を採用すれば整数の演算に
おいて、実数で演算する場合と同等の結果を得ることが
でき、これによりコプロセッサを用いないと高速に演算
出来なかったCPUユニットにおいても図3に示すよう
にコプロセッサを用いずにCPUユニット3中心の装置
で高速に演算することが可能となる。つまりコプロセッ
サが不要となるためその分コストダウンが図れる。
【0014】尚更に高速の演算を必要とする場合には、
図4に示すようにDSP5を用いば良く、この場合認識
時には結合係数の絶対値の最大を求め、その値より認識
時に一定比率で有効桁数を小さくし且つ桁を上げて整数
化し、この整数化したデータをDSP5に渡して演算を
行うようにする。この実施例の場合安価なチップで高速
な認識が実現可能となる。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、認識時に計算精度を
低くして演算を行なうため、ハードウェアの制限下で、
高速認識が可能となるという効果がある。請求項2の発
明は、請求項1の発明において、認識時には結合係数の
絶対値の最大を求め、その値より認識時に一定比率で有
効桁数を小さくすることで精度を落とした実数を用いて
コプロセッサの併用により演算するので、より高速認識
が可能となるという効果がある。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、認識時には結合係数の絶対値の最大を求め、その値
より認識時に一定比率で有効桁数を小さくし且つ桁を上
げて整数化して演算するので、コプロセッサを用いるこ
となく、高速認識は可能となり、ハードウェアのコスト
ダウンが図れるという効果がある。請求項4の発明は、
請求項1の発明において、認識時には結合係数の絶対値
の最大を求め、その値より認識時に一定比率で有効桁数
を小さくし且つ桁を上げて整数化し、この整数化したデ
ータをDSPに渡して演算を行なうので、安価なチップ
を用いてより高速認識が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による画像処理装置の回路ブ
ロック図である。
【図2】ニューラルネットの学習作業についての説明図
である。
【図3】本発明の実施例2による画像処理装置の回路ブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施例3による画像処理装置の回路ブ
ロック図である。
【図5】シグモイド関数を示す図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 フレームメモリ 3 CPUユニット 3a コプロセッサ 4 システムバス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のようなニ
ューラルネットを用いる方法では、バックプロゲーシ
ョンによる学習を行なう場合、学習を収束させるため
に、図4に示すシグモイド関数を用いる必要があるが、
その演算と学習処理自体を正常に進行させるためにある
程度の高精度の桁数を必要し、実数であってもある程度
桁数が必要となる。また整数で扱う場合は十分な桁数を
確保しないと正常に学習させることができない。そこ
で、十分な精度を確保して学習させると計算コストが嵩
み、計算時間がかかってしまうという問題がある。また
学習処理の中には認識処理の部位があり、認識処理の時
も同様の精度で演算を行なっていた。そのため高速の認
識を必要とする場合には不向きであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力装置により撮像した文字の画像を
    判別する際にニューラルネットを用い、学習時には実数
    若しくは必要十分な桁数の整数で演算を行い、認識時に
    は計算精度を低くして演算することを特徴とするニュー
    ラルネットによる画像認識方法。
  2. 【請求項2】認識時には結合係数の絶対値の最大を求
    め、その値より認識時に一定比率で有効桁数を小さくす
    ることで精度を落とした実数を用いてフローティングポ
    イントコプロセッサの併用により演算することを特徴と
    する請求項1記載のニューラルネットによる画像認識方
    法。
  3. 【請求項3】認識時には結合係数の絶対値の最大を求
    め、その値より認識時に一定比率で有効桁数を小さくし
    且つ桁を上げて整数化して演算することを特徴とする請
    求項1記載のニューラルネットによる画像認識方法。
  4. 【請求項4】認識時には結合係数の絶対値の最大を求
    め、その値より認識時に一定比率で有効桁数を小さくし
    且つ桁を上げて整数化し、この整数化したデータをデジ
    タルシグナルプロセッサに渡して演算を行なうことを特
    徴とする請求項1記載のニューラルネットによる画像認
    識方法。
JP6174110A 1994-07-26 1994-07-26 ニューラルネットによる画像認識方法 Pending JPH0836644A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370265B1 (en) * 1999-11-24 2002-04-09 Direct Radiography Corp. Method for generating gray scale transfer functions for use in displaying a digital radiogram
EP3702906A1 (en) 2019-02-26 2020-09-02 Fujitsu Limited Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and control program for information processing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6370265B1 (en) * 1999-11-24 2002-04-09 Direct Radiography Corp. Method for generating gray scale transfer functions for use in displaying a digital radiogram
EP3702906A1 (en) 2019-02-26 2020-09-02 Fujitsu Limited Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and control program for information processing apparatus
US11182156B2 (en) 2019-02-26 2021-11-23 Fujitsu Limited Selectively changing arithmetic data types used in arithmetic execution of deep learning applications based on expressible ratio and fluctuation value comparisons to threshold values

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420