JP2870640B2 - 図形認識方法 - Google Patents

図形認識方法

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JP2870640B2 JP62125940A JP12594087A JP2870640B2 JP 2870640 B2 JP2870640 B2 JP 2870640B2 JP 62125940 A JP62125940 A JP 62125940A JP 12594087 A JP12594087 A JP 12594087A JP 2870640 B2 JP2870640 B2 JP 2870640B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は図形認識方法に関し、特にシンボル図形と他
のシンボル図形との間の接続関係を直接的に把握できる
ようにした図形認識方法に関する。 [従来の技術] 回路図、ブロック図、工程図等の原図画像データを電
子的に認識する場合には、原図画像データ中のシンボル
図形と該シンボル図形を接続する接続線の図形を認識
し、把握する必要がある。この点、従来は、原画中の各
シンボル図形を認識し、該シンボル図形の画像データを
原図画像データから取り除き、残りの画像データを接続
線に係る図形データであると認識した後、シンボル図形
と接続線との接続関係を認識していた。このように、従
来はシンボル図形と接続線との関係を直接的に扱うもの
でないため、処理が多く、接続関係の把握に不便を来た
していた。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述した従来技術の欠点を解決するものであ
り、その目的とする所は、あるシンボル図形と他のシン
ボル図形との間の接続関係を直接的に把握できる図形認
識方法を提供することにある。 [問題点を解決するための手段及び作用] 上記目的を達成するために、本発明の図形認識方法
は、入力された画像における黒画素の追跡により抽出さ
れる特徴情報に従って、シンボル図形の候補を判別し
(ステップS1)、前記判別されたシンボル図形の候補を
シンボル図形の辞書パターンとマッチングすることによ
り、前記入力された画像に含まれるシンボル図形を認識
し(ステップS2)、前記認識されたシンボル図形から分
岐し、かつ前記認識によりシンボル図形であると認識さ
れていない線を前記シンボル図形に接する分岐点より追
跡し(ステップS4〜9)、前記追跡の結果、当該線によ
り連結されるシンボル図形の連結関係を判断する(ステ
ップS10)ことをその概要とする。 [実施例] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。 第1図は本発明による実施例の図形認識方法を実行す
る図形認識装置のブロツク構成図である。図において、
1はスキヤナ等により原稿画像を読み取る原図画像信号
の入力装置、2は原図画像信号に対して2値化、細線
化、画素毎の符号化を行う前処理部、3は前処理部2で
前処理した原図画像データを記憶する画像記憶部、4は
原図画像データ中の各シンボル図形を認識し、該認識し
た各シンボル図形の画像データを画素毎に各所定符号で
特定化するシンボル認識部、5は所定符号で特定化され
ていない画像データの追跡を行い、前記所定符号で特定
化した画像データに遭遇したときは、当該所定符号で特
定化されていない画像データの線と前記所定符号で特定
化した画像データのシンボル図形とが接続していると判
断する接続線認識部、6はシンボル認識部4が認識した
各シンボル図形の種類、大きさ、位置等の情報と接続線
認識部5が認識した接続の関係情報を統合記憶する図形
情報記憶部である。 第2図は実施例の図形認識処理手順を示すフローチヤ
ート、第3図は実施例の図形認識処理の一態様を示す図
である。 第3図において、100及び101は矩形シンボル、102は
接続線の一部である。画像記憶部3に最初の原図画像デ
ータが書き込まれた時点では、矩形シンボル100及び101
の各画素にも接続線102と同様に、例えば“12"の画素コ
ードが付されている。 第2図において、ステツプS1では原図画像データ中の
角点や閉領域などの特徴を用いてシンボル図形の候補が
あるか否かを判別し、該候補があればステップS2に進
み、当該候補のシンボル図形を認識する。この認識はシ
ンボル候補の特徴と辞書の特徴パターンとのマツチング
をとる等の方式で行なえる。そしてシンボル図形を認識
するとステツプS3で当該シンボル図形を構成する全画素
を所定コードで特定する。該特定は、例えば第3図のよ
うに、矩形シンボル100の全画素コードをそれ以前のコ
ード“12"からコード“n"に変えるような態様で行う。
あるいは、それ以前の画素コード“12"に所定のコード
を加えたり、合成したりする方法でも良い。またその際
に、シンボル図形に固有のものでない分岐点があるとき
は、該分岐点の画素コードをそれ以前の画素コード“1
2"からコード“13"に変える。例えば、ある矩形のシン
ボル図形を2分するような線は当該シンボル図形に固有
の分岐点を有する。それ以外の線、即ち、認識した辞書
シンボルパターンに無いような線に係る分岐点は当該シ
ンボル図形に固有のものではない分岐点ということにな
る。こうして、全シンボル候補の認識を行い、やがてス
テツプS1の判別で未認識のシンボル候補がないときはス
テツプS4に進む。 ステツプS4以降は接続線の認識を行う処理である。一
般に、接続線はシンボル図形とシンボル図形を接続する
が、この接続線自身が途中で分岐する場合もある。そこ
で、接続線が分岐する点を接続線分岐点と呼び実施例の
接続線の概念を次のように定義する。 シンボル図形とシンボル図形を接続する線 シンボル図形と接続線分岐点を接続する線 接続線分岐点と接続線分岐点を接続する線 以上において、シンボル図形と他の線が接続する点は
接続線分岐点であるから、上記〜の全ての場合にお
いて接続線の両端は分岐点になつていることが解る。こ
の性質を利用して、例えば予め全分岐点の座標と、該分
岐点について処理済みか否かの印が付けられるような表
を作つておき、ステツプS4では前記表中に未処理の分岐
点があるか否かを調べる。未処理の分岐点がなければ接
続線の認識処理は終了する。また未処理の分岐点がある
ときはステツプS5に進み、該分岐点の近傍を調べる。分
岐点の画素は画素コード“13"を持っているから、該分
岐点の画素がシンボル図形を含まれているときは、例え
ば第3図のような形で含まれている。そこで、分岐点近
傍の画素の値を調べると、もし線の追跡方向が当該シン
ボル図形の線に含まれるときは画素コード“n"又は“m"
を検出することとなり、この追跡は接続線の追跡でない
ことが解る。従つて、画素コード“12"が得られるよう
な方向が接続線の方向である。ステツプS6及びS7では次
の分岐点まで接続線を追跡する。ステツプS7で次の分岐
点に到達したらステツプS8に進み、その分岐点近傍を調
べる。ステツプS9ではその分岐点がシンボル図形に含ま
れるか否かを調べる。ここで、もしこの分岐点がシンボ
ル図形に含まれるなら、その近傍画素には画素コードと
して出発点と同一のシンボル図形の画素コード又は他の
シンボル図形の画素コードが存在するはずである。そこ
で、この分岐点がシンボル図形に含まれるならばステツ
プS10に進み、追跡した接続線がシンボル図形に接続し
ていると判定する。また調べた画素コードにシンボル図
形を表わすものがないときはステツプS11に進み、この
分岐点を接続線分岐点と判定する。 接続線分岐点からは複数の接続線が出ている。そこ
で、追跡した接続線以外の方向の線の出ている接続線を
スタツク等に積んでおき、それぞれの方向へ接続線を追
跡する。そして、上記と同様の追跡を実行し、スタツク
した全接続線が他の接続線分岐点又はシンボル図形に行
き着くまで繰返し実行する。やがて、ステツプS4の判別
で未処理の分岐点がなくなると、全接続線が認識され、
同時に各シンボル図形間の接続関係が把握できる。 [他の実施例] 尚、上述実施例では認識したシンボル図形の全画素に
特定コードを付したが、それに限らない。例えば、当該
シンボル図形が含む分岐点の隣りの画素にだけに特定コ
ードを付しても追跡方向を正しく知れる。 [発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、候補をあげた後、
その候補についてシンボル図形の認識を行うので、効率
よく確実に入力画像に含まれるシンボル図形を認識する
ことができる。 また、シンボル図形の認識が確実に行なわれるので、
その後の連結線の追跡処理も容易かつ確実に行うことが
でき、シンボル図形の連結関係の判断が容易に行える。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による実施例の図形認識方法を実行する
図形認識装置のブロツク構成図、 第2図は実施例の図形認識処理手順を示すフローチヤー
ト、 第3図は実施例の図形認識処理の一態様を示す図であ
る。 図中、1……入力装置、2……前処理部、3……画像記
憶部、4……シンボル認識部、5……接続線認識部、6
……図形情報記憶部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 秀行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−109181(JP,A) 特開 昭58−52782(JP,A) 特開 昭59−72576(JP,A) 特開 昭59−140586(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力された画像における黒画素の追跡により抽出さ
    れる特徴情報に従って、シンボル図形の候補を判別し、 前記判別されたシンボル図形の候補をシンボル図形の辞
    書パターンとマッチングすることにより、前記入力され
    た画像に含まれるシンボル図形を認識し、 前記認識されたシンボル図形から分岐し、かつ前記認識
    によりシンボル図形であると認識されていない線を前記
    シンボル図形に接する分岐点より追跡し、 前記追跡の結果、当該線により連結されるシンボル図形
    の連結関係を判断することを特徴とする図形認識方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5972576A (ja) * 1982-10-19 1984-04-24 Nec Corp 図形認識方法とその装置
JPS59140586A (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置
JPS603073A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Ricoh Co Ltd パタ−ン抽出方式
JPS60142486A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 Fujitsu Ltd 汎用図面認識装置
JPS62109181A (ja) * 1985-11-08 1987-05-20 Mitsubishi Electric Corp シンボル判定方式

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