JP2935331B2 - 図形認識装置 - Google Patents

図形認識装置

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JP2935331B2
JP2935331B2 JP5334562A JP33456293A JP2935331B2 JP 2935331 B2 JP2935331 B2 JP 2935331B2 JP 5334562 A JP5334562 A JP 5334562A JP 33456293 A JP33456293 A JP 33456293A JP 2935331 B2 JP2935331 B2 JP 2935331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形認識装置に関し、
特に、特徴抽出の再に角度変化の大きさによる間引き処
理を用いて、図形の特徴を抽出している図形認識装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の図形認識装置は、手ぶれ
などのノイズの影響を受けない条件のもとで、図形の頂
点などの特徴点の抽出をおこない、求められた特徴点に
適した図形の認識をおこなうことを目的としている。た
とえば、特開昭62−72087号公報に示されるよう
に、まず、入力された手書きの図形から、頂点を抽出す
る。次に入力された図形と辞書図形を比較して、最も適
した図形を候補図形として認識する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の図形認識装
置では、手ぶれなどのノイズによって頂点の正確な認識
が困難であり、そのため、図形の誤認識をするという課
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため、本発明の図形認識装置は、入力装置と、出力装
置と、入力装置から座標点列を読み込む手段と、座標点
列を一定の距離で間引く距離間引き手段と、残った座標
点列の角度変化を求める第1の角度変化算出手段と、そ
の角度変化が微小なときにその点を間引く微小角度変化
間引き手段と、残った座標点列の角度変化を求める第2
の角度変化算出手段と、角度変化の偏差値を求める偏差
値算出手段と、座標点列を記憶する記憶装置と、前記偏
差値算出手段によって求められた特徴量などを用いて図
形を認識する認識装置を備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例を示すブロック図で
ある。図1を参照すると、本発明の第1の実施例は、ペ
ン入力によるタブレット等の入力装置1と、プログラム
制御により動作する処理装置2と、入力装置1から読み
取った点列を記憶する記憶装置3と、出力装置4と、認
識装置5から構成される。
【0006】処理装置2は、入力装置1から入力された
座標点列を読み込む点列読込手段21と、点列を一定の
距離で間引く距離間引き手段22と、点列を入力順に結
んだときにできる角度変化を求める第1の角度変化算出
手段23と、前記第1の角度変化算出手段23で求めら
れた角度変化が微小なときにその点を間引く角度変化間
引き手段24と、前記角度変化間引き手段24から入力
された点列を結んでできる角度変化を求める第2の角度
変化算出手段25と、前記第2の角度変化算出手段25
で求められた角度変化の偏差値を求める偏差値算出手段
26からなる。
【0007】次に、図1ないし図7を参照して、本実施
例の動作について説明する。図2は、本発明の一実施例
の処理手順を示すフローチャートである。図3(a)は
手書きされた入力図形の一例である。図3(b)は、入
力された図形の実際の座標点列を示す一例である。図3
(b)に示すように、実際の座標点列は、ばらついた点
列となっている。図4は、連続3点のなす仰角を示す図
である。図5は、本発明の角度間引き処理によって、入
力された座標点の処理結果を示す一例である。図6は、
本発明の角度間引き処理をおこなわないときの、角度変
化の偏差値を示すグラフの一例である。図7は、本発明
の角度間引き処理をおこなったときの、角度変化の偏差
値を示すグラフの一例である。おな、図6、図7ともに
縦軸が偏差値を示し、偏差値が高いと角度変化が大きい
ことを意味している。
【0008】入力装置1から、点列読み込み手段21に
与えられた座標点列は、まず、記憶装置3に記憶され、
距離間引き手段22に入力される。次に、距離間引き手
段22は、連続する2つの座標点の距離Pi,Pi+1がある
一定の値(たとえば、座標点列の外接矩形の大きさから
決まる値)より短い場合、2点のうち後ろの1点Pi+1
間引く。すなわち、この後ろの点は記憶装置3から消去
される。点Pi,Pi+1間の距離が一定の値以上であれば、
点Pi+1の記憶装置3からの消去処理は行われない。点Pi+
1が間引かれたときは、次は、点Piと点Pi+2との距離が
一定の値と比較される。点Pi+1が間引かれなかったとき
は、点Pi+1と点Pi+2との距離が一定の値と比較される。
この処理を全ての座標点に対して、入力順におこなう
(ステップA1)。
【0009】ステップA1の処理後、残った点列は、第
1の角度変化算出手段23に入力される。なお、ステッ
プA2〜A6の処理は、ステップA6の処理で仰角を求
めていない点がなくなると判定されるまで繰り返され
る。まず、第1の角度変化算出手段23は、入力された
連続する3点の座標点列から仰角を求める(ステップA
2)。ここで、仰角とは、図4で示すように、連続する
3点を2つの直線で結び、1点目と2点目を結ぶ直線を
延長した直線と2点目と3点目を結ぶ直線のなす角のこ
とである。次に、角度変化間引き手段24は、求められ
た仰角をそれまでに求めていた仰角の和がある一定の値
以上になるまで加算する(ステップA3)。そして、
められた和がある一定の値以上になった場合、角度変化
間引き手段24は、3点の内の2番目の点を間引かず記
憶装置3からは消去しない。このとき、仰角の和を初期
化する(ステップA4、ステップA5)。このとき、仰
角を求めていない点が残っているときは、2番目の点、
3番目の点とその次の1点を用いて再び、第1の角度変
化算出手段23で仰角を求める(ステップA6)。
お、求められた和がある一定の値未満の場合には、角度
変化間引き手段24は、3点のうちの2番目の点を間引
く。すなわち、この2番目の点を記憶装置3から消去す
る。このとき、第1の角度変化算出手段23が次に仰角
を求めるのに用いる点は、1番目の点、3番目の点と、
その次の1点である。
【0010】全ての座標点列がステップA2からA6で
処理されることによって、記憶装置3に残った点列は、
図5に示すように、ノイズが除去された状態となる。そ
して、第2の角度変化算出手段25に入力される。第2
の角度変化算出手段25は第1の角度変化算出手段23
と同様に入力された連続する3点の座標を用いてそれぞ
れ仰角を求め、角度変化を算出する(ステップA7)。
【0011】全ての座標点列がステップA7で処理され
ると、偏差値算出手段26はステップA7で求められた
角度変化の値、すなわち連続する3点それぞれの仰角の
値、を入力として、それぞれの角度変化について偏差値
が求められる。(ステップA8)。
【0012】求められた偏差値の内、ある一定以上の値
を持つ極大値を頂点候補の座標点とする(ステップA
9)。特に、図6、図7に示すように、角度間引き処理
によるノイズ除去によって、特徴点とそれ以外の点との
偏差値の値の差が明確にすることができる。
【0013】以上の処理によって求められた特徴量を用
いて、認識装置5で候補図形を認識する。
【0014】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0015】図8を参照すると、本発明の第2の実施例
は、処理装置6が、図1に示した第1の実施例における
処理装置2の構成に加え、角度変化の変化算出手段27
と、角度変化の変化が微小なときに入力座標点を間引く
角度変化の変化間引き手段28を有する点で異なる。
【0016】図8および図9を参照して、本実施例の動
作を説明する。
【0017】図9のステップA1ないしA6の動作は第
1の実施例と同一なため、説明は省略する。ステップA
6の処理の後、残った点列は角度変化の変化算出手段2
7に入力される。角度変化の変化算出手段27は連続す
る2つの角度変化の比を求める。角度変化の変化算出手
段27で求められた比の値が一定以下であるとき、微小
角度変化の変化間引き手段28は、連続する2つの角度
変化の2つめの3点のうち最後の点を間引く(ステップ
B1)。ステップB1の処理の後、残った点列は、ステ
ップA7に入力されて、以後第1の実施例と同じ動作を
する(ステップA7〜A9)。ステップB1の処理によ
って、なだらかな曲線部分を削除できる。
【0018】よって、特徴点とそれ以外の点との偏差値
の差が、より明確にすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による図形
認識装置は、手ぶれなどのノイズに強い。また、微小角
度変化を一定にすることにより、平坦な部分の分散が低
下して、頂点部分の偏差値が大きな値を示すため、図形
の頂点や特異点の認識精度が向上するという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3】入力装置1から得られた座標点列の一例を示す
図である。
【図4】3点の座標点を結んでできる仰角を示す図であ
る。
【図5】角度変化間引き処理後の座標点列を示す図であ
る。
【図6】角度変化間引き処理を行わないときの偏差値の
値を示すグラフである。
【図7】角度変化間引き処理後の偏差値の値を示すグラ
フである。
【図8】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 入力装置 2,6 処理装置 3 記憶装置 4 出力装置 5 認識装置 21 点列読込手段 22 距離間引き手段 23 第1の角度変化算出手段 24 角度変化間引き手段 25 第2の角度変化算出手段 26 偏差値算出手段 27 角度変化の変化算出手段 28 角度変化の変化間引き手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 9/40 G06K 9/46 G06K 9/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き図形を入力する入力手段と、 出力手段と、 前記入力手段から入力された前記手書き図形を座標点列
    として読み込む手段と、 読み込まれた前記座標点列を記憶する記憶手段と、 前記座標点列のうちの連続する2点の距離が一定の距離
    未満である場合には、前記2点のうちの後ろの点を前記
    記憶手段から消去する第1の間引き手段と、 前記第1の間引き手段による処理の後、前記座標点列の
    うちの連続する3点を前記記憶手段から抽出する処理
    と、該3点のうちの隣接する点をそれぞれ直線で結ぶこ
    とにより形成される折れ線の仰角の角度を求める処理と
    を順次行うとともに、求められた仰角の角度を順次加算
    し、該加算結果が予め定められた値未満である場合に
    は、前記連続する3点の2番目の点を前記記憶手段から
    順次消去する第2の間引き手段と、 前記第2の間引き手段による処理の後、前記記憶手段が
    記憶している前記座標点列の各点における仰角の大きさ
    を求める仰角算出手段と、 前記仰角算出手段によって求められた仰角の大きさそれ
    ぞれの偏差値を算出する算出手段と、 前記算出手段によって求められた偏差値が予め定められ
    た値以上である場合には、その偏差値に対応する座標点
    を特徴点として認識し、前記記憶手段に記憶されている
    点列を図形として認識する認識手段とを備えたことを特
    徴とする図形認識装置。
  2. 【請求項2】 手書き図形を入力する入力手段と、 出力手段と、 前記入力手段から入力された前記手書き図形を座標点列
    として読み込む手段と、 読み込まれた前記座標点列を記憶する記憶手段と、 連続する前記座標点列2点の距離が一定の距離未満であ
    る場合には、後ろの前記座標点列を前記記憶手段から消
    去する第1の間引き手段と、 前記第1の間引き手段による処理の後、前記座標点列の
    うちの連続する3点を前記記憶手段から抽出する処理
    と、該3点のうちの隣接する点をそれぞれ直線で結ぶこ
    とにより形成される折れ線の仰角の角度を求める処理と
    を順次行うとともに、求められた仰角の角度を順次加算
    し、該加算結果が予め定められた値未満である場合に
    は、前記連続する3点の2番目の点を前記記憶手段から
    順次消去する第2の間引き手段と、 前記第2の間引き手段による処理の後、前記座標点列に
    おける連続する2つの点における仰角の大きさの比の値
    を求め、該比の値が予め定められた値以下である場合に
    は、前記連続する2つの点の次の点を前記記憶手段から
    消去する処理を順次行う第3の間引き手段と、 前記第3の間引き手段による処理の後、前記記憶手段が
    記憶している前記座標点列の各点における仰角の大きさ
    を求める仰角算出手段と、 前記仰角算出手段によって求められた仰角の大きさそれ
    ぞれの偏差値を算出する算出手段と、 前記算出手段によって求められた偏差値が予め定められ
    た値以上である場合には、その偏差値に対応する座標点
    を特徴点として認識し、前記記憶手段に記憶されている
    点列を図形として認識する認識手段とを備えたことを特
    徴とする図形認識装置。
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