JPH0836437A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JPH0836437A
JPH0836437A JP6173847A JP17384794A JPH0836437A JP H0836437 A JPH0836437 A JP H0836437A JP 6173847 A JP6173847 A JP 6173847A JP 17384794 A JP17384794 A JP 17384794A JP H0836437 A JPH0836437 A JP H0836437A
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JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
clock
reference clock
delay
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6173847A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ishiguro
哲夫 石黒
Shigezumi Matsui
重純 松井
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、高速クロックの位相同期をデ
ィジタル化にすることにより、安定した基準クロックを
生成する位相同期回路を実現することにある。 【構成】基準クロックを遅延させる複数の遅延要素を従
属接続した遅延要素アレイと、トリガ信号の立上り時に
立上りエッジを出力した遅延要素を検出する複数の記憶
要素と、エッジ検出回路と、上記エッジ検出回路によっ
て検出された遅延要素の出力に導く出力回路により位相
同期を行なうものである。 【効果】上述した手段によれば、高速クロックの立上り
と水平同期信号の立上りの時間差を遅延要素の段階で計
測し、その段数の遅延要素を通過したクロックを導くた
め、安定した高速クロック生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相同期回路に関し、
特に、高速基準クロック信号の位相同期回路関する発明
である。
【0002】
【従来の技術】一般にグラフィック・ディスプレイなど
のラスタスキャン型画像表示装置において外部から入力
される画像信号に対して自装置の画像を重ね合わせる場
合、自装置の表示用ドット・クロックを外部から入力さ
れる画像の水平同期信号に同期させる必要がある。
【0003】従来、上記ドット・クロックのような高速
基準クロックの位相合わせを行なうには、PLL(Ph
ase Locked Loop)などのアナログ技術
を使わなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、表示用ドット
・クロックの位相合わせをアナログ技術で実現するに
は、回路定数の調整が必要であり、外来ノイズにも弱い
ことが本発明者たちによって明らかにされた。
【0005】また、回路をLSI化する場合、製造ライ
ンの各工程で精度が要求されるために不良率も高く、製
品の単価が高くなってしまい、さらにディジタル回路の
一部分に高周波アナログ回路を配置することになるた
め、アナログ電源ラインとディジタル電源ラインの分
割、静電シールドの設置などの高周波信号のリンケージ
対策が必要となることが明らかにされた。
【0006】本発明の目的は、高速クロックの位相同期
をディジタル化にすることにより、安定した基準クロッ
クを生成する位相同期回路を実現することにある。
【0007】なお、本発明の上記並びにその他の目的
と、新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明
らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0009】すなわち、基準クロックを遅延させる複数
の遅延要素を従属接続した遅延要素アレイと、トリガ信
号の立上り時に立上りエッジを出力した遅延要素を検出
する複数の記憶要素と、エッジ検出回路と、上記エッジ
検出回路によって検出された遅延要素の出力に導く出力
回路により位相同期を行なうものである。
【0010】
【作用】上述した手段によれば、アナログ回路で実現し
ていた位相同期をディジタル技術のみで実現するため、
外来ノイズに強く、ノイズ等で同期が一時的に外れた場
合でも立上りで瞬時に同期をかけることができるため、
短時間に同期することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である位相同期回
路を示す。
【0012】遅延要素11は、入力したディジタル信号
を一定時間遅延させる働きを持つ要素である。
【0013】上記遅延要素11は、遅延線、ゲート回路
等で実現している。
【0014】しかし、一要素あたりの遅延時間は、入力
される基準クロック16の周期に比べて充分小さいもの
とする。
【0015】記憶要素12は、トリガ信号17のエッジ
により、各遅延回路の出力論理値を保持する要素であ
る。
【0016】上記記憶要素12は、便宜上Dタイプのフ
リップ・フロップ回路の回路記号を用いているが、特に
制限されず、各遅延回路の出力論理値を保持されている
となりあった遅延回路の出力論理値保持することが可能
な回路要素ならば、例えばクロック・ゲート回路等によ
っても実現することができる。
【0017】エッジ検出素子13は、上記トリガ信号1
7のエッジによって保持されているとなりあった遅延回
路の出力論理値から、基準クロック16の立上りエッジ
が保持されている遅延回路の出力を検出する。
【0018】3ステートバッファ14は、上記エッジ検
出素子13が検出した遅延回路の出力を出力15に導く
ものである。
【0019】上記出力回路15は、ワイヤードOR回路
で実現する。
【0020】上記出力回路15には、複数の位相同期し
たクロックが導かれてOR出力されている。
【0021】本発明では、基準クロックの位相を合わせ
るために遅延素子を使用しているが、一般に遅延素子は
水晶発振に比べ極めて安定度が悪く、位相を同期したま
ま長時間保持することができない。
【0022】しかしながら、短時間であれば保持するこ
とが可能であり、かかる性質を利用して水平同期信号の
1周期だけ位相を保持して位相同期を可能にしている。
【0023】なお、ラスタスキャン型画像表示装置にお
ける水平同期信号は、15kHz以上の繰返し信号であ
るため、位相同期が可能となる。
【0024】図2は、上記図1に示す位相同期回路の動
作タイミング図である。
【0025】上記基準クロック16と位相が合わない上
記トリガ信号17の立上りエッジに立上りを合わせたク
ロックが出力18に出力される。
【0026】上記出力18に出力されるクロックは、上
記基準クロック16と周波数が等しく上記トリガ信号1
7の立上りに位相が合っている。
【0027】しかし、位相を合わせるための時間調整の
基準が上記遅延要素11であるため、長時間位相を合わ
せておくことは困難である。
【0028】したがって、上記出力18から出力されて
いる上記基準クロック16の位相を、上記トリガ信号1
7に合わせておくためには、上記トリガ信号17を出力
18の位相がずれないうちに繰り返し入力しなければな
らない。
【0029】図3は、図4に示す各波形が得られる回路
図である。
【0030】上記図4は、本発明の動作原理を示すため
のタイミング図である。
【0031】入力された上記基準クロック16は、次々
に上記各遅延要素11を通過してクロックA1〜A9に
示す遅延したクロックを生成する。
【0032】上記記憶要素12は、上記トリガ信号17
の立上りの瞬間の上記基準クロック16論理レベルを記
憶する。
【0033】上記エッジ検出素子13は、となりあった
2つの上記記憶素子12の出力パターンが前段Hレベ
ル、後段Lレベルのとき出力をアクティブにする。
【0034】上記図4では、B5がHレベル、B6がL
レベルであるため、そこに接続されている上記エッジ検
出素子13の出力C5がアクティブになっている。
【0035】上記3ステートバッファ14は、上記エッ
ジ検出素子13の出力C5がアクティブになっている。
【0036】上記3ステートバッファ14は、上記エッ
ジ検出素子13の出力によって上記遅延要素11の出力
を上記出力回路15に導く。
【0037】上記図4では、上記エッジ検出素子13の
出力C5がアクティブになっているため、上記遅延要素
11の出力A6を上記3ステートバッファ14の出力D
5に導く。
【0038】上記出力回路15では、複数の3ステート
バッファ14の出力をワイヤードORして上記出力回路
18に導く。
【0039】このようにして、上記トリガ信号17と立
上りがほぼ同時で、上記基準クロック16と同じ周波数
の出力18を得ることができる。
【0040】図5は、本発明に係る画像出力装置の一部
に用いられる位相同期回路の構成図である。
【0041】異なるクロック信号で動作する2つの画像
出力装置の出力画像を重ねて一つの表示装置(CRT表
示装置など)に表示する場合、表示用の同期信号に画像
出力用ドット・クロックの位相を合わせる必要がある。
【0042】この画像出力用ドット・クロックの位相を
水平同期信号のような表示用の同期信号に合わせる機能
を本発明は実現している。
【0043】本発明の上記基準クロック16に表示用ド
ット・クロックを入力し、水平同期信号を上記トリガ信
号17として与えることにより、上記水平同期信号に同
期した画像出力用ドット・クロックが得られる。
【0044】図6は、上記3ステートバッファ14と上
記出力回路15をプライオリティ・エンコーダ61とデ
ータセレクタ62にて実現したものである。
【0045】上記プライオリティ・エンコーダ61は、
複数のエッジ検出した上記エッジ検出回路13の出力か
ら、最も上記遅延素子11の段数の少ない遅延出力を選
び出し、上記データセレクタ62に伝える。
【0046】上記データセレクタ62は、上記プライオ
リティ・エンコーダ61が選択した上記遅延素子11の
出力を上記出力18に導く。
【0047】また、上記プライオリティ・エンコーダ6
1のエンコード・パターンを変えることにより最も段数
の少ない遅延出力ではなく、2番目以降に段数の少ない
遅延出力を用いてもよい。
【0048】なお、以上本発明者等によってなされた発
明は、上記実施例に限定されるものでなく、その要旨を
逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【0049】また、本実施例では上記トリガ信号17を
上記基準クロック16と無関係な信号として扱ってきた
が、例えばプロセッサのクロック回路等の応用では、上
記基準クロック16から分周等の変換を行なった信号を
上記トリガ信号17に入力することもできる。
【0050】さらに、プロセッサの周辺回路用クロック
の応用では、基準クロックをプロセッサまたはプロセッ
サ用クロック生成回路と本発明の上記基準クロック16
に同時に入力し、プロセッサまたはプロセッサ用クロッ
ク生成回路から出力される参照用クロックを本発明の上
記トリガ信号17とすることで、本発明の上記出力18
から出力される周辺回路用クロック信号とプロセッサの
クロック信号の位相をそろえることができる。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0052】すなわち、上述した手段によれば、高速ク
ロックの立上りと水平同期信号の立上りの時間差を遅延
要素の段階で計測し、その段数の遅延要素を通過したク
ロックを導くため、安定した高速クロック生成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例である位相同期回路
である。
【図2】図2は、上記図1に示す位相同期回路の動作タ
イミング図である。
【図3】図3は、図4に示す各波形が得られる回路図で
ある。
【図4】図4は、本発明の動作原理を示すためのタイミ
ング図である。
【図5】図5は、本発明に係る画像出力装置の一部に用
いられる位相同期回路の構成図である。
【図6】図6は、3ステートバッファ14と出力回路1
5をプライオリティ・エンコーダ61とデータセレクタ
62にて実現したものである。
【符号の説明】
11・・・遅延素子 12・・・記憶要素 13・・・エッジ検出回路 14・・・3ステートバッファ 15・・・出力回路 16・・・基準クロック 17・・・トリガ信号 18・・・出力 61・・・プライオリティ・エンコーダ 62・・・データセレクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロックを遅延させる複数の遅延要素
    を従属接続した遅延要素アレイと、トリガ信号の立上り
    時に立上りエッジを出力した遅延要素を検出する複数の
    記憶要素と、エッジ検出回路と、上記エッジ検出回路に
    よって検出された遅延要素の出力に導く出力回路とで構
    成されることを特徴とする位相同期回路。
  2. 【請求項2】上記出力回路は遅延要素の出力を出力に導
    く3ステートバッファとワイヤードOR回路とで構成さ
    れることを特徴とする請求項1の位相同期回路。
  3. 【請求項3】上記出力回路はプライオリティ・エンコー
    ダとデータセレクタとで構成されることを特徴とする請
    求項1の位相同期回路。
JP6173847A 1994-07-26 1994-07-26 位相同期回路 Withdrawn JPH0836437A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6173847A JPH0836437A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 位相同期回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173847A JPH0836437A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 位相同期回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0836437A true JPH0836437A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15968267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6173847A Withdrawn JPH0836437A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 位相同期回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH0836437A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157357A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Renesas Technology Corp 位相同期回路及び半導体集積回路装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157357A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Renesas Technology Corp 位相同期回路及び半導体集積回路装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011002