JPH083639Y2 - 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの施解錠操作装置

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JPH083639Y2
JPH083639Y2 JP8539491U JP8539491U JPH083639Y2 JP H083639 Y2 JPH083639 Y2 JP H083639Y2 JP 8539491 U JP8539491 U JP 8539491U JP 8539491 U JP8539491 U JP 8539491U JP H083639 Y2 JPH083639 Y2 JP H083639Y2
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二三雄 小林
重松  孝一
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、正逆回転可能なモータ
によりドアロックの施解錠操作及び手動による施解錠操
作ができるようにした自動車用ドアロックの施解錠操作
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような、従来のドアロックの施解
錠操作装置としては、例えば、実公昭58-9953号公報に
開示されているものがある。
【0003】この装置は、ドアロックの施解錠レバー
と、モータ駆動により減速機構を介して回動させられる
回転板とを、所要の遊びを介して連結するとともに、回
転板を中立位置から施錠方向又は解錠方向へ所要角度正
逆回転させて施解錠レバーを施錠位置又は解錠位置に作
動させた後、回転板を常に元の中立位置に復帰させるよ
うに制御することにより電動操作を可能にし、しかも手
動操作の動きが減速装置に伝達されないようにして、手
動操作を可能にしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような装置は、施解錠レバーの動作終了後に、回転板を
逆転させて中立位置に復帰作動させる制御回路が必要と
なるため、制御回路構成が複雑になり、確実な作動が得
られ難いという問題点がある。
【0005】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、簡単かつ確実に、手動による施解錠操
作及び電動による施解錠操作を行い得るようにした自動
車用ドアロックの施解錠操作装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案の装置は、正逆回転可能なモータにより、減
速機構を介して正逆回転させられる回転体に係合部を形
成するとともに、施錠位置及び解錠位置に移動可能な作
動レバーに前記係合部が係脱可能な係合溝を有する連係
溝を形成して、前記回転体の回転によって作動レバーを
施錠位置または解錠位置に移動させ、かつ前記回転体を
係合部が係合溝部から離脱した中立位置に停止させるよ
うにした自動車用ドアロックの施解錠操作装置におい
て、作動レバーが施錠位置にあるとき、モータの解錠方
向のみへの給電を可能にし、また解錠位置にあるとき、
モータの施錠方向のみへの給電を可能にする起動スイッ
チを作動レバーに設け、さらに、回転体が中立位置以外
の位置にあるとき、操作時と同一方向のモータへの給電
を可能にするとともに、回転体が中立位置に達したこと
を検出して、モータへの給電を停止して、回転体を中立
位置に停止させる中立検出スイッチを回転体に設けたこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】作動レバーに設けた起動スイッチがオン状態
で、操作スイッチを施錠又は解錠操作することにより、
モータの回転により回転体が回動して、係合部が連係溝
の空振り溝部から係合溝部に係合して、作動レバーが解
錠又は施錠位置に移動すると、起動スイッチがオフ状態
になるものの、回転体に設けた中立検出スイッチがオン
状態にあるため、さらに、モータへの給電が保持され、
係合部が係合溝部から離脱して、回転体が中立位置に達
すると、中立検出スイッチはオフ状態となって、モータ
は回転を停止して、回転体は中立位置に停止する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を、添付図面に基づ
いて説明する。(1)は、ケース(2)内に収納された正逆
回転可能なモータ、(3)は、ケース(2)内に軸(4)によ
り枢着され、モータ(1)の回転軸(1a)と一体的に回転
するウォーム(5)に噛合して正逆回転可能な減速機構を
なすウォームホイール(回転体)、(6)は、ケース(2)に
軸(7)により枢着され、図1に示す施錠位置と図2に示
す解錠位置に移動可能な作動レバー、(8)は、軸(7)を
介して作動レバー(6)と一体的に回動する出力レバーで
ある。出力レバー(8)は、ドアロックの施解錠レバー
(図示略)に連結されて、施解錠レバーをドアロックの解
除操作を不能にする施錠位置と、解除操作を可能にする
解錠位置とに作動させることができる。
【0009】ウォームホイール(3)の側面には、作動レ
バー(6)側に突出したピン状の係合部(3a)が形成さ
れ、この係合部(3a)は、作動レバー(6)の一側面に凹
設されて、軸(7)を中心にして施解錠レバーの作動スト
ロークに相当する長さを有する円弧状の空振り溝部(13
a)と、空振り溝部(13a)の中央から半径方向に延出した
係合溝部(13b)とを有して、ほぼY字形の連係溝(13)に
移動可能に係合している。
【0010】ウォームホイール(3)は、係合部(3a)が
連係溝(13)の空振り溝部(13a)に係合した中立位置に停
止可能であり、例えば、図1に示すように係合部(3a)
が空振り溝部(13a)の一端に位置する中立位置の状態か
ら、モータ(1)の正転によりウォームホイール(3)が反
時計方向に回動することにより、係合部(3a)が一旦空
振り溝部(13a)から離脱した後、係合溝部(13b)に進入し
て側縁(13c)に係合し、作動レバー(6)及び出力レバー
(8)を施錠位置から図2に示す解錠位置に移動させ、ド
アロックの施解錠レバーを解錠位置に移動させることが
できる。また、図2に示すように、係合部(3a)が空振
り溝部(13a)の他端に位置した中立位置からウォームホ
イール(3)を時計方向に回動させることにより、係合部
(3a)が空振り溝部(13a)の他端から係合溝部(13b)に進
入して側縁(13d)に係合することにより、作動レバー
(6)及び出力レバー(8)を解錠位置から施錠位置に移動
させ、施解錠レバーを施錠位置に移動させることができ
る。
【0011】(9)は、ウォームホイール(3)に設けられ
た中立検出スイッチで、軸(4)廻りのケース(2)に貼設
され、ウォームホイール(3)の中立位置に対応する位置
に切離部(9d)が形成された環状の中立第1、2ターミ
ナル(9a)(9b)と、中立第1、2ターミナル(9a)(9b)
に対向するウォームホイール(3)に固定され、中立第
1、2ターミナル(9a)(9b)に摺接可能な可動接点(9
c)とからなり、中立第1ターミナル(9a)は電源(10)
に、また中立第2ターミナル(13b)はモータ(1)に接続
され、可動接点(9c)が中立第1、2ターミナル(9a)
(9b)に接触して各ターミナル間を導通させることによ
り、モータ(1)への給電を可能にする。
【0012】(11)は、作動レバー(6)に設けられた起動
スイッチで、ケース(2)の軸(7)廻りに円弧状に貼設さ
れた起動第1、2、3ターミナル(11a)(11b)(11c)と、
起動第1、2、3ターミナル(11a)(11b)(11c)に対向す
る作動レバー(6)に固定され、起動第1、2、3ターミ
ナル(11a)(11b)(11c)に摺接する可動接点(11d)とからな
り、起動第1ターミナル(11a)は電源に、起動第3ター
ミナル(11c)はモータ(1)に接続され、また、起動第2
ターミナル(11b)はダイオード(12)を介して中立第1タ
ーミナル(9a)に接続されるとともに、ダイオード(15)
を介してモータ(1)に接続され、作動レバー(6)が解錠
位置にあるときは、可動接点(11d)が起動第1、2ター
ミナル(11a)(11b)に接触して起動第1、2ターミナル(1
1a)(11b)をオン状態にして、車室内に設けられた操作ス
イッチが施錠操作されることにより、電源(10)より給電
されて、ダイオード(15)を介してモータ(1)に逆転方向
の給電を可能にし、また施錠位置にあるときは、起動第
2、3ターミナル(11b)(11c)間をオン状態にして、操作
スイッチが解錠操作されることにより、ダイオード(12)
を介してモータ(1)に正転方向の給電を可能にする。
【0013】(14)は、ケース(2)に貼設された第1、2
ターミナル(14a)(14b)と、作動レバー(6)の側面に固着
された可動接点(14c)からなるモニタースイッチで、作
動レバー(6)が施錠位置にあるときは、可動接点(14c)
が第1、2ターミナル(14a)(14b)に接触してオン状態に
して、車室内に設けたモニターランプ等を点灯させる。
【0014】次に、本考案の実施例の作用について説明
する。図1は、ウォームホイール(3)の係合部(3a)が
作動レバー(6)の連係溝(13)の空振り溝部(13a)の一端
に位置する施錠状態を示す。この状態にあっては、手動
用のロックノブを解錠操作すると、出力レバー(8)を介
して作動レバー(6)は、図2に示すように係合部(3a)
が空振り溝部(13a)の一端から他端に相対的に移動して
解錠状態になる。また、解錠状態からロックノブを施錠
操作すると、係合部(3a)が空振り溝部(13a)の他端から
一端に移動して、作動レバー(6)は、施錠位置に移動す
る。
【0015】従って、ロックノブを手動で施解錠操作し
た場合は、係合部(3a)が相対的に連係溝(13)の空振り
溝部(13a)内を移動するだけであるから、減速機構のウ
ォームホイール(3)及びモータ(1)を連動させることな
く、軽快に手動操作を行うことができる。
【0016】図1に示す施錠状態から、車内または車外
の操作スイッチを解錠操作すると、起動スイッチ(11)の
可動接点(11d)が、図4に2点鎖線に示すように、第
2、3ターミナル(11b)(11c)に接触して、第2、3ター
ミナル(11b)(11c)がオン状態であるため、ダイオード(1
2)を介してモータ(1)の正転回路が閉回路となってモー
タ(1)が逆転して、ウォームホイール(3)は反時計方向
に回動し、係合部(3a)が空振り溝部(13a)の一端から係
合溝部(13b)に進入して係合することにより、作動レバ
ー(6)を施錠位置から解錠位置に移動させることができ
る。
【0017】作動レバー(6)が解錠位置に達して、施解
錠レバーが解錠状態になると、起動スイッチ(11)の可動
接点(11d)が第3ターミナル(11c)から離れて、ダイオー
ド(12)を含む前記の回路はオフ状態になるものの、中立
検出スイッチ(9)の可動接点(9c)が中立第1、2ター
ミナル(9a)(9b)に接触して中立スイッチ(9)がオン状
態にあるため、中立検出スイッチ(9)及びモータ(1)を
含む回路がオン状態になり、さらに、モータ(1)に正転
方向の給電を保持する。係合部(3a)が係合溝部(13b)か
ら離脱して、再び空振り溝部(13a)内に進入して、ウォ
ームホイール(3)が中立位置に達すると、中立検出スイ
ッチ(9)の可動接点(9c)は、中立第1、2ターミナル
(9a)(9b)から外れて切離部(9d)に位置することによ
り、モータ(1)の中立検出スイッチ(9)を含む正転回路
はオフ状態となって、モータ(1)は回転を停止し、ウォ
ームホイール(3)は中立位置に停止する。
【0018】また、図2に示す解錠状態から、車内外の
操作スイッチを施錠操作すると、起動スイッチ(11)の可
動接点(11d)が図4に実線に示すように、起動第1、2
ターミナル(11a)(11b)に接触して、起動第1、2ターミ
ナル(11a)(11b)間がオン状態であって、ダイオード(15)
及びモータ(1)を含む逆転回路がオン状態であることか
ら、モータ(1)は逆転して、ウォームホイール(3)が時
計方向に回動する。係合部(3a)が空振り溝部(13a)の他
端から係合溝部(13b)に進入して係合することにより、
作動レバー(6)は、解錠位置から施錠位置に移動して、
ドアロックの施解錠レバーが施錠状態になる。
【0019】作動レバー(6)が施錠位置に移動すると、
起動スイッチ(11)の可動接点(11a)が起動第1ターミナ
ル(11a)から離れて、ダイオード(12)、起動スイッチ(1
1)、モータ(1)の回路がオフ状態になるものの、中立検
出スイッチ(9)の可動接点(9c)が中立第1、2ターミ
ナル(9a)(9b)に接触して、中立検出スイッチ(9)がオ
ン状態にあることから、モータ(1)及び中立検出スイッ
チ(1)の回路がオン状態に保持され、さらにモータ(1)
は回転し続けて、係合部(3a)が空振り溝部(13a)内に進
入して、ウォームホイール(3)が中立位置に達すると、
中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)が中立第1、2
ターミナル(9a)(9b)から外れて切離部(9d)に位置す
ることにより、中立スイッチ(9)がオフになり、モータ
(1)は回転を停止して、ウォームホイール(3)は中立位
置に停止する。
【0020】
【他の実施例】図5は、本考案の他の実施例を示す。こ
の実施例は、ウォームホイール(3)が中立位置に移動し
た際に、モータ(1)を含む回路を閉回路にして、モータ
(1)の回転に対して逆起電力の発生により制動力を付与
させて、ウォームホイール(3)を確実に中立位置に停止
させるようにしたもので、前記実施例に比し中立検出ス
イッチ(9)およびそれに関連にする回路のみが相違する
ので、以下相違点のみ説明する。
【0021】中立検出スイッチ(9)の切離部(9d)に
は、ウォームホイール(3)が中立位置に位置した際に、
可動スイッチ(9c)が接触する中立第3、4ターミナル
(9e)、(9f)が設けられ、この中立第4ターミナル(9
f)は、順方向のダイオード(16)を介して起動スイッチ(1
1)の起動第3ターミナル(11c)に接続されるとともに、
逆方向のダイオード(17)を介して起動第1ターミナル(1
1a)に接続される。また、中立第3ターミナル(9e)は、
一方の電源端子(18)とモータ(1)間の回路間に接続され
る。
【0022】起動スイッチ(11)の起動第1ターミナル(1
1a)は、順方向のダイオード(19)を介して、また、起動
第3ターミナル(11c)は、逆方向のダイオード(20)を介
して他方の電源端子(21)にそれぞれ接続されている。
【0023】しかして、ウォームホイール(3)が中立位
置に位置して中立第3、4ターミナル(9e)(9f)間が可
動スイッチ(9c)を介して導通状態にあり、かつ、作動
レバーが図5に示す解錠位置、または、施錠位置あると
きに限って、モータ(1)を含む回路間を閉回路にして、
モータ(1)の回転による逆起電力の作用により、モータ
(1)に対して制動力を付与させる制動回路(22)が、モー
タ(1)、中立検出スイッチ(9)の中立第3、4ターミナ
ル(9d)(9e)、ダイオード(16)(17)、起動スイッチ(11)
間の回路に形成させる。
【0024】図5に示す解錠状態から、車内外の操作ス
イッチを施錠操作すると、電源端子(18)にプラス電源が
供給されて、起動スイッチ(11)の可動接点(11d)が起動
第1、2ターミナル(11a)(11b)に接触していることか
ら、モータ(1)が逆転して、ウォームホイール(3)が回
動し、ドアロックの施解錠レバーが施錠状態になる。
【0025】作動レバー(6)が施錠位置に移動して、起
動スイッチ(11)の可動接点(11d)が起動第3ターミナル
(11c)に接触し、かつ、ウォームホイール(3)が再び中
立位置に達して中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)
が中立第3、4ターミナル(9e)(9f)に接触することに
より、中立検出スイッチ(9)の中立第3ターミナル(9
e)、可動スイッチ(9c)、中立第4ターミナル(9f)、ダ
イオード(16)、起動スイッチ(11)の起動第3ターミナル
(11c)、可動接点(11d)、起動第2ターミナル(11b)、モ
ータ(1)、中立第3ターミナル(9e)の制動回路(22)が
閉回路になって、モータ(1)の回転に対して制動力が作
用して、ウォームホイール(3)は、確実に中立位置に停
止する。
【0026】施錠状態から、操作スイッチを解錠操作す
ると、電源端子(21)にプラス電源が供給されて、起動ス
イッチ(11)の可動接点(11d)が起動第2、3ターミナル
(11b)(11c)に接触していることから、モータ(1)の正転
によりウォームホイール(3)が回動し、ドアロックの施
解錠レバーが解錠状態になる。
【0027】作動レバー(6)が解錠位置に移動して、起
動スイッチ(11)の可動接点(11d)が起動第1ターミナル
(11a)に接触し、かつ、ウォームホイール(3)が再び中
立位置に達して中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)
が中立第3、4ターミナル(9e)(9f)に接触することに
より、中立検出スイッチ(9)の中立第4ターミナル(9
f)、可動スイッチ(9c)、中立第3ターミナル(9e)、モ
ータ(1)、起動スイッチ(11)の起動第2ターミナル(11
b)、可動接点(11d)、起動第1ターミナル(11a)、ダイオ
ード(17)、中立第4ターミナル(9f)の制動回路(22)が
閉回路になって、モータ(1)の回転に対して制動力が作
用して、ウォームホイール(3)は、確実に中立位置に停
止する。
【0028】
【考案の効果】本考案は、次のような効果を有する。作
動レバーに起動スイッチを設けるとともに、減速機構の
回転体に中立検出スイッチを設けた簡単な構成により、
起動スイッチの不感領域を、中立検出スイッチがバイパ
スして、モータへの給電を継続させることができ、モー
タの電動操作により作動レバーを施錠及び解錠位置に作
動させることができるとともに、確実に回転体を中立位
置に停止させることができ、モータ及び減速機構を逆転
させることなく、軽快に手動による施解錠操作を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、ケースを外した施錠
状態を示す平面図である。
【図2】同じく解錠状態を示す図1と同様な平面図であ
る。
【図3】図2におけるAーA線断面図である。
【図4】制御回路図である。
【図5】他の実施例の制御回路図である。
【符号の説明】 (1)モータ (2)ケース (3)ウォームホイール(回転体) (3a)係合部 (6)作動レバー (8)出力レバー (9)中立検出スイッチ (9a)中立第1
ターミナル (9b)中立第2ターミナル (9c)可動スイ
ッチ (9d)切離部 (9e)中立第3
ターミナル (9f)中立第4ターミナル (10)電源 (11)起動スイッチ (11a)起動第1
ターミ (11b)起動第2ターミナル (11c)起動第3
ターミナル (11d)可動接点 (12)(15)ダイオ
ード (13)連係溝 (13a)空振り溝
部 (13b)係合溝部 (16)(17)ダイオ
ード (22)制動回路

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転可能なモータにより、減速機構
    を介して正逆回転させられる回転体に係合部を形成する
    とともに、施錠位置及び解錠位置に移動可能な作動レバ
    ーに前記係合部が係脱可能な係合溝を有する連係溝を形
    成して、前記回転体の回転によって作動レバーを施錠位
    置または解錠位置に移動させ、かつ前記回転体を係合部
    が係合溝部から離脱した中立位置に停止させるようにし
    た自動車用ドアロックの施解錠操作装置において、作動
    レバーが施錠位置にあるとき、モータの解錠方向のみへ
    の給電を可能にし、また解錠位置にあるとき、モータの
    施錠方向のみへの給電を可能にする起動スイッチを作動
    レバーに設け、さらに、回転体が中立位置以外の位置に
    あるとき、操作時と同一方向のモータへの給電を可能に
    するとともに、回転体が中立位置に達したことを検出し
    て、モータへの給電を停止して、回転体を中立位置に停
    止させる中立検出スイッチを回転体に設けたことを特徴
    とする自動車用ドアロックの施解錠操作装置。
  2. 【請求項2】 前記中立検出スイッチが、回転体の中立
    位置に対応する部分に切離部を形成した環状の中立第
    1、2ターミナルと、中立第1、2ターミナルに摺接可
    能な可動スイッチとからなる請求項1記載の自動車用ド
    アロックの施解錠操作装置。
  3. 【請求項3】 中立検出スイッチの切離部に、回転体の
    中立位置を検出する中立第3、4ターミナルを設けたこ
    とを特徴とする請求項2記載の自動車用ドアロックの施
    解錠操作装置。
  4. 【請求項4】 前記中立検出スイッチが回転体の中立位
    置を検出したとき、モータを含む回路を閉回路にする制
    動回路をモータ及び中立第3、4ターミナルを含む回路
    間に設けたことを特徴とする請求項3記載の自動車用ド
    アロックの施解錠操作装置。
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JPS6183760U (ja) * 1984-11-07 1986-06-03

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