JPH0834448B2 - デユプレツクス送受信機 - Google Patents

デユプレツクス送受信機

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JPH0834448B2
JPH0834448B2 JP61087910A JP8791086A JPH0834448B2 JP H0834448 B2 JPH0834448 B2 JP H0834448B2 JP 61087910 A JP61087910 A JP 61087910A JP 8791086 A JP8791086 A JP 8791086A JP H0834448 B2 JPH0834448 B2 JP H0834448B2
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JP
Japan
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frequency
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output
reception
signal
Prior art date
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JP61087910A
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JPS62245730A (ja
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信夫 塚本
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデユプレツクス送受信機、更に詳しく言えば
数百MHz帯の出力帯域で位相変調(FM変調を含む)され
た送信信号及び受信信号を同時に処理するデユプレツク
ス送受信機に関する。
〔従来技術〕
ポータブル移動電話機など、送受同時通話が可能な無
線機の開発が行われているが、上記のような無線機では
装置の小形化が極めて重要である。
従来知られている100MHz以上の周波数帯域で使用され
るデユプレツクス送受信機としては、第4図に示すよう
に、100MHz以下の比較的低い周波数の局部発振器の出力
信号を送信信号で位相変調し、これを周波数逓倍して変
調送信信号を作り、受信部は上記局部発振器の出力を逓
倍した信号を用いて受信信号をヘテロダイン検波するも
の(エー・ジエー・ライチ、“ポータブルテレホン・ホ
ー・セルラー・システム(A.J.Leitich,“Potable Tele
phones For Cellular System."VTS 1980,IEEEや、第5
図に示すように、送信部は高い周波数の(840MHz)の発
振器を送信信号で直接位相変調し、受信部は別に設けた
高い周波数(840MHz)の発振器の出力信号を用いて、受
信信号をヘテロダイン検波を行うもの(ジエー・ウエ
ダ,デザイン・アンド・テクノロジー,ホー,FM・セル
ラー・ポータブル・テレホン・エクイツプメント、J.UE
DA,“Design and Technology for FMCellular Potable
Telephone Equipment"VTS1980,IEEI)が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらの従来知られている送受信機では、高い周波数
発振器の出力を利用して、変調を行うことは現在の技術
では不可能なため、複数個の逓倍器を必要としたり、高
い周波数の局部発振器を複数個必要とする。
そのため装置が複雑になり、又高周波数の電源として
大電力を必要とし、バツテリーの大型化となりひいては
送受信機の小形化の障害となつている。
従つて、本発明は、逓倍回路や高い周波数の局部発振
器の個数を少なくして簡易かつ小形のデユプレツクス送
受信機を実現することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、高い周波数(例え
ば800MHz程度)の局部発振器は単一とし、送信部は送信
信号で低い周波数(例えば45MHz)の発振器の出力を変
調してIF帯の位相変調信号得、さらに、上記局部発振器
の出力を用いて上記IF帯の位相変調信号の周波数変換を
行つて、変調された送信信号を作る。
又受信部では上記局部発振器の出力を直接利用して受
信信号を直接検波を行うようにしている。
〔作用〕
本発明によれば、局部発振器は単一でよく、送信部
は、単一の周波数コンバータで良く、又受信部は、直接
検波を行うため、上記局部発振器の出力を直接利用する
ため、周波数逓倍器を必要としない。そのため、回路構
成は簡易となり、逓倍器、発振器が少なくなるので、消
費電力も少なくなり、そのため、バツテリー等も小容量
のものとなり、送受信機の小形化が実現できる。
〔実施例〕
第1図は本発明によるデユプレツクス送受信機の一実
施例の原理的構成を示すブロック図である。図におい
て、電話音声等の送信入力は変調器5で100MHz以下の低
い周波数のFM変調信号に変調される。上記FM変調信号
は、送信帯域の信号とするため送信アツプコンバータ4
で、固定周波数の発振器2の高い周波数(数100MHz)を
利用して送信用のFM変調信号に変換され、送信増幅器6,
分波器8を経てアンテナ9から電波として送信される。
一方、アンテナ9で受信された受信信号(FM波)は分波
器8、受信増幅器7を経て、クオドラチヤミキサ1に加
えられ、上記局部発振器2の出力信号を用いて直接検波
され、復調器3をへて受信出力となる。
クオドラチヤミキサは、第2図に示すように従来よく
知られている構成の回路が使用される。第2図におい
て、端子7′には第1図の受信増幅器の出力が、又端子
2′には局部発振器2の出力が加えられる。端子7′か
らの入力は分割され、一方は局部発振器2の出力で直
接、他方は局部発振器2の出力を90°移相した信号で混
合され、それぞれ、低減フイルタ12によつてベースバン
ドの信号に変換される。
第3図は、第1図の更に詳しい回路図である。
(送信部)ベースバンド回路から出力する送信信号は、
45MHz帯で動作するFM変調器5によりFM変調波となる。F
M変調波はさらに送信アツプコンバータ4で所定の周波
数にもち上げられ、送信増幅器6、分波器8を経由し、
アンテナより放射される。周波数シンセサイザ2は、送
信周波数の選択を行う。
(受信部)アンテナから入力する微少電波は受信増幅器
で増幅され、クオドラチヤミキサで受信希望波と同一の
局部発振波(周波数シンセサイザ2の出力)を直接検波
される(ここでは、送信,受信周波数は常に45MHz異な
ることを前提としている)直接検波の原理は、互いに90
°の位相差を有する2系列の局部発振波を用意し、それ
ぞれ通常のミキサで検波、I,Q2系列のベースバンド信号
となす。I,Qは、局部発振波をレフアレンスにした入力
波のベクトル表示成分に対応し、第3図FM復調の例で
は、 θ=tan-1I/Q の演算を行うことにより、入力波の位相が検出できる。
FM復調波は、さらにθを時間微分することにより得るこ
とができる。なおこれらの演算は、I,QをA/D変換し、デ
ジタル信号処理あるいはROMテーブルを読み出す方法が
適当である。
以上の原理によつて、(1)局部発振器の送受共用な
らびに(2)受信部IF帯回路省略を図ることができる。
〔発明の効果〕
(1)局部発振器1台とした効果 (i)高周波部品を削減した。この効果は消費電力より
も、共振回路を含むためモノリシツク化しにくい発振器
(通常VCO)を削減、回路小形化効果が大きい。
(ii)送受局発周波数が異なる場合、互いの干渉妨害防
止のため厳重なシールドが必要となる。このため実装効
率が低下し小形化を阻害する(第4図,第5図)は、い
ずれもこの問題を解決している。
(2)直接検波の効果 受信部にIF増幅を含まず低消費電力化が図れる(第4
図,第5図とも受信部にIF増幅段を設けている)。本発
明ではその代償として送信部にIF帯変調器を必要とする
が、次の事由によりそのデメリツトはわずかである。事
由=ポータブル電話の通常使用は特受(受信部のみ作
動)8時間送信30分程度である。このように特受時間が
圧倒的に長い(16倍)ため、受信部電力低減1は送信部
電力幅16を補う。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図はいずれも本発明によるデユプレツ
クス送受信機の構成を示すブロツク図、第2図は上記実
施例に用いられるクオドラチヤミキサの構成例、第4図
及び第5図はいずれも従来知られているデュプレックス
送受信機の構成を示すブロック図である。 1…クオドラチヤミキサ、2…周波数シンセサイザ、3
…復調器、4…送信アツプコンバータ、5…FM変調器、
6…送信増幅器、7…受信増幅器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信周波数と受信周波数との周波数差が一
    定の2周波を用いて同時送受信を行うデュプレックス送
    受信機において、送信部が、発振周波数が上記周波数差
    と等しい発振器の出力を送信信号で変調する位相変調器
    と、発振周波数が上記受信周波数と等しい局部発振器
    と、上記位相変調器の出力を上記局部発振器の出力で上
    記送信周波数に変換するコンバータとからなり、受信部
    が、受信信号を上記局部発振器の出力で直接検波する検
    波器から構成されたことを特徴とするデュプレックス送
    受信機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のデュプレック
    ス送受信機において、上記受信信号および変調送信信号
    は位相変調された信号であるデュプレックス送受信機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のデュプレック
    ス送受信機において、上記検波器がクオドラチヤミキサ
    で構成されたデュプレックス送受信機。
JP61087910A 1986-04-18 1986-04-18 デユプレツクス送受信機 Expired - Lifetime JPH0834448B2 (ja)

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JP61087910A JPH0834448B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 デユプレツクス送受信機

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JPS62245730A JPS62245730A (ja) 1987-10-27
JPH0834448B2 true JPH0834448B2 (ja) 1996-03-29

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JP61087910A Expired - Lifetime JPH0834448B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 デユプレツクス送受信機

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