JPH0834314A - シートベルトリトラクター内で使用される構造体及びその製造方法 - Google Patents
シートベルトリトラクター内で使用される構造体及びその製造方法Info
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- JPH0834314A JPH0834314A JP6262880A JP26288094A JPH0834314A JP H0834314 A JPH0834314 A JP H0834314A JP 6262880 A JP6262880 A JP 6262880A JP 26288094 A JP26288094 A JP 26288094A JP H0834314 A JPH0834314 A JP H0834314A
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- spool
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R2022/1818—Belt guides
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/4984—Retaining clearance for motion between assembled parts
- Y10T29/49845—Retaining clearance for motion between assembled parts by deforming interlock
- Y10T29/49847—Retaining clearance for motion between assembled parts by deforming interlock by folding part into plural ears
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要な独立的な部品の数が少なくて済み、必
要な部品の在庫数を少なくし、重量が著しく軽減され、
フレーム部分のそれぞれの穴の整合程度が向上するシー
トベルトリトラクター。 【構成】 フレーム１３と、該フレーム内に支持され、
ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能なス
プール１５と、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材７５と、該ばね部材を包み込み得るよ
うにフレームに取り付け可能なばねカバー２６とを備え
るシートベルトリトラクター１１に使用される構造体１
０が提供される。該構造体は、リトラクター１１のフレ
ーム１３の少なくとも一部である第一のプラスチック製
部分２２と、ばねカバーを有する第二のプラスチック製
部分２６とを備えている。プラスチック製ヒンジ部分２
８は、第一及び第二のプラスチック製部分２２、２６が
枢動するように相互に接続し、第二のプラスチック製部
分２６がばね部材７５を覆う位置となるようにする。
要な部品の在庫数を少なくし、重量が著しく軽減され、
フレーム部分のそれぞれの穴の整合程度が向上するシー
トベルトリトラクター。 【構成】 フレーム１３と、該フレーム内に支持され、
ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能なス
プール１５と、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材７５と、該ばね部材を包み込み得るよ
うにフレームに取り付け可能なばねカバー２６とを備え
るシートベルトリトラクター１１に使用される構造体１
０が提供される。該構造体は、リトラクター１１のフレ
ーム１３の少なくとも一部である第一のプラスチック製
部分２２と、ばねカバーを有する第二のプラスチック製
部分２６とを備えている。プラスチック製ヒンジ部分２
８は、第一及び第二のプラスチック製部分２２、２６が
枢動するように相互に接続し、第二のプラスチック製部
分２６がばね部材７５を覆う位置となるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルトリトラク
ター、及び該シートベルトリトラクターの製造方法に関
し、特に、フレームと、ベルトの巻き取り及び巻き懈き
方向に回転可能に該フレーム内に支持されたスプール
と、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏倚させるば
ねとを備えるシートベルトリトラクター、及び該シート
ベルトリトラクターの製造方法に関するものである。
ター、及び該シートベルトリトラクターの製造方法に関
し、特に、フレームと、ベルトの巻き取り及び巻き懈き
方向に回転可能に該フレーム内に支持されたスプール
と、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏倚させるば
ねとを備えるシートベルトリトラクター、及び該シート
ベルトリトラクターの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種のシートベルトリトラクターが多
数、公知である。典型的に、シートベルトリトラクター
は、略Ｕ字形のフレームと、該Ｕ字形フレームの２つの
脚部の間に回転可能に取り付けられたスプールとを備え
ている。ベルトウェブがこのスプールに巻かれる。該ス
プールは、ベルトウェブを繰り出すベルトの巻き取り方
向に回転可能である一方、ベルトウェブをスプールに巻
き取るベルトの退却方向にも回転可能である。
数、公知である。典型的に、シートベルトリトラクター
は、略Ｕ字形のフレームと、該Ｕ字形フレームの２つの
脚部の間に回転可能に取り付けられたスプールとを備え
ている。ベルトウェブがこのスプールに巻かれる。該ス
プールは、ベルトウェブを繰り出すベルトの巻き取り方
向に回転可能である一方、ベルトウェブをスプールに巻
き取るベルトの退却方向にも回転可能である。
【０００３】ベルトウェブのガイドがＵ字形フレームに
固定状態に接続されている。このベルトウェブガイド及
びＵ字形フレームは、ベルトウェブが通って伸長する、
１つの開口部を形成する。Ｕ字形フレームに対する更な
る支持力を付与するため、Ｕ字形フレームの２つの脚の
間に連結棒が接続されることがある。コイルばねがＵ字
形フレームの一方の脚部に隣接して配置され、スプール
の一端に作用可能に接続されて、スプールをベルトの退
却方向に偏倚させる。ばねカバーがコイルばねの上方を
伸長して、又、Ｕ字形フレームの隣接する脚に締結され
て、コイルばねを覆い且つ保護している。
固定状態に接続されている。このベルトウェブガイド及
びＵ字形フレームは、ベルトウェブが通って伸長する、
１つの開口部を形成する。Ｕ字形フレームに対する更な
る支持力を付与するため、Ｕ字形フレームの２つの脚の
間に連結棒が接続されることがある。コイルばねがＵ字
形フレームの一方の脚部に隣接して配置され、スプール
の一端に作用可能に接続されて、スプールをベルトの退
却方向に偏倚させる。ばねカバーがコイルばねの上方を
伸長して、又、Ｕ字形フレームの隣接する脚に締結され
て、コイルばねを覆い且つ保護している。
【０００４】車の減速度センサ及び／又はウェブの加速
度センサのようなセンサ機構をＵ字形フレームの他方の
脚に隣接する位置に配置することが出来る。車の減速度
センサは、少なくとも所定の大きさの車の減速度を検出
する。ウェブの加速度センサは、ベルトの退却方向への
少なくとも所定の大きさのベルトウェブの加速度を検出
する。センサカバーがセンサ機構の上方を伸長し、Ｕ字
形フレームの隣接する脚部に締結されて、センサ機構を
覆い且つ保護している。作動可能な係止爪機構がスプー
ルに作用可能に接続されて、作動させたとき、スプール
がベルトの退却方向に回転するのを阻止する。この係止
爪機構は、少なくとも所定の大きさの車の減速度及び／
又はベルトの退却方向への少なくとも所定の大きさのベ
ルトウェブの加速度をセンサが検出することに応答して
作動する。
度センサのようなセンサ機構をＵ字形フレームの他方の
脚に隣接する位置に配置することが出来る。車の減速度
センサは、少なくとも所定の大きさの車の減速度を検出
する。ウェブの加速度センサは、ベルトの退却方向への
少なくとも所定の大きさのベルトウェブの加速度を検出
する。センサカバーがセンサ機構の上方を伸長し、Ｕ字
形フレームの隣接する脚部に締結されて、センサ機構を
覆い且つ保護している。作動可能な係止爪機構がスプー
ルに作用可能に接続されて、作動させたとき、スプール
がベルトの退却方向に回転するのを阻止する。この係止
爪機構は、少なくとも所定の大きさの車の減速度及び／
又はベルトの退却方向への少なくとも所定の大きさのベ
ルトウェブの加速度をセンサが検出することに応答して
作動する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】公知のシートベルトリ
トラクターは、比較的多数の独立的な構成要素を備えて
いる。シートベルトリトラクターが比較的多数の独立的
な構成要素を有する場合、シートベルトリトラクターを
組み立てるのに必要な労力が多くなり、製造コストが比
較的高くつく。
トラクターは、比較的多数の独立的な構成要素を備えて
いる。シートベルトリトラクターが比較的多数の独立的
な構成要素を有する場合、シートベルトリトラクターを
組み立てるのに必要な労力が多くなり、製造コストが比
較的高くつく。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シート
ベルトリトラクターは、フレームと、該フレーム内に支
持され、ベルトの巻き取り方向及び巻き解き方向に回転
可能なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向
に偏倚させるばね部材と、センサ部材とを備えている。
該シートベルトリトラクターは、リトラクターのフレー
ムの少なくとも一部である第一のプラスチック製部分
と、ばね部材又はセンサ部材の何れかのカバーである、
第二のプラスチック製部分とを備えている。第一のプラ
スチック製ヒンジ部分が第一及び第二のプラスチック製
部分と一体に形成され且つこれらの第一及び第二のプラ
スチック製部分を相互に接続し、これらの第一及び第二
のプラスチック製部分が互いに関して枢動することを可
能にする。第二のプラスチック製部分がばね部材、又は
センサ部材の何れか一方を覆う状態で、第一及び第二の
プラスチック製部分を相互に固着する手段が第一及び第
二のプラスチック製部分に設けられている。
ベルトリトラクターは、フレームと、該フレーム内に支
持され、ベルトの巻き取り方向及び巻き解き方向に回転
可能なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向
に偏倚させるばね部材と、センサ部材とを備えている。
該シートベルトリトラクターは、リトラクターのフレー
ムの少なくとも一部である第一のプラスチック製部分
と、ばね部材又はセンサ部材の何れかのカバーである、
第二のプラスチック製部分とを備えている。第一のプラ
スチック製ヒンジ部分が第一及び第二のプラスチック製
部分と一体に形成され且つこれらの第一及び第二のプラ
スチック製部分を相互に接続し、これらの第一及び第二
のプラスチック製部分が互いに関して枢動することを可
能にする。第二のプラスチック製部分がばね部材、又は
センサ部材の何れか一方を覆う状態で、第一及び第二の
プラスチック製部分を相互に固着する手段が第一及び第
二のプラスチック製部分に設けられている。
【０００７】本発明の第一の実施例において、該構造体
は、プラスチック製側部フレーム部材である第一のプラ
スチック製部分と、プラスチック製ばねカバーである第
二のプラスチック製部分とを備えている。該プラスチッ
ク製の側部フレーム部分は、第二のプラスチック製ヒン
ジ部分を通じてプラスチック製基部分に相互に接続され
ている。該第二のプラスチック製ヒンジ部分は、プラス
チック製側部フレーム部分及びプラスチック製基部分と
一体に形成され、これらのプラスチック製側部フレーム
部分及びプラスチック製基部分が互いに関して枢動する
のを可能にする。プラスチック製側部フレーム部分及び
プラスチック製基部分は、プラスチック製側部フレーム
部分及びプラスチック製基部分がリトラクターのフレー
ムの少なくとも一部を含む位置に枢動可能である。
は、プラスチック製側部フレーム部材である第一のプラ
スチック製部分と、プラスチック製ばねカバーである第
二のプラスチック製部分とを備えている。該プラスチッ
ク製の側部フレーム部分は、第二のプラスチック製ヒン
ジ部分を通じてプラスチック製基部分に相互に接続され
ている。該第二のプラスチック製ヒンジ部分は、プラス
チック製側部フレーム部分及びプラスチック製基部分と
一体に形成され、これらのプラスチック製側部フレーム
部分及びプラスチック製基部分が互いに関して枢動する
のを可能にする。プラスチック製側部フレーム部分及び
プラスチック製基部分は、プラスチック製側部フレーム
部分及びプラスチック製基部分がリトラクターのフレー
ムの少なくとも一部を含む位置に枢動可能である。
【０００８】本発明の第二の実施例において、該構造体
は、プラスチック製側部フレーム部分である第一のプラ
スチック製部分と、プラスチック製ばねカバーである第
二のプラスチック製部分とを備えている。金属基部分
が、プラスチック製側部フレーム部分内にインサート成
形されている。該金属基部分は、該金属基部分及びプラ
スチック製側部フレーム部分がリトラクターのフレーム
の少なくとも一部を含む位置までプラスチック製側部の
フレーム部分に関して曲がることが可能である。
は、プラスチック製側部フレーム部分である第一のプラ
スチック製部分と、プラスチック製ばねカバーである第
二のプラスチック製部分とを備えている。金属基部分
が、プラスチック製側部フレーム部分内にインサート成
形されている。該金属基部分は、該金属基部分及びプラ
スチック製側部フレーム部分がリトラクターのフレーム
の少なくとも一部を含む位置までプラスチック製側部の
フレーム部分に関して曲がることが可能である。
【０００９】本発明の第三の実施例において、該構造体
は、プラスチック材料の略Ｕ字形の部材として成形され
た第一のプラスチック製部分と、プラスチック材料から
成るＵ字形部材に蝶番式に接続されたプラスチック製ば
ねカバーである第二のプラスチック製部分を備えてい
る。プラスチック材料から成る略Ｕ字形の部材は、リト
ラクターのフレームを備えている。
は、プラスチック材料の略Ｕ字形の部材として成形され
た第一のプラスチック製部分と、プラスチック材料から
成るＵ字形部材に蝶番式に接続されたプラスチック製ば
ねカバーである第二のプラスチック製部分を備えてい
る。プラスチック材料から成る略Ｕ字形の部材は、リト
ラクターのフレームを備えている。
【００１０】本発明の第四の実施例において、該構造体
は、プラスチック製側部フレーム部分である第一のプラ
スチック製部分と、プラスチック製ばねカバーである第
二のプラスチック製部分とを備えている。金属基部分が
一縁部にてプラスチック製側部フレーム部分に、及び反
対側の縁部にて別のプラスチック製側部フレーム部分内
にインサート成形されて、略Ｕ字形の成形構造体を形成
する。プラスチック製の連結バー部分が金属基部分の反
対側の位置に配置されており、２つのプラスチック製側
部フレーム部分を相互に接続して、プラスチック製側部
フレーム部分に対して更なる支持力を提供する。プラス
チック製連結バー部分及び２つのプラスチック製側部フ
レーム部分は、均質な材料から成る。金属基部分、プラ
スチック製連結バー部分及び２つのプラスチック製側部
フレーム部分は、リトラクターのフレームを備えてい
る。
は、プラスチック製側部フレーム部分である第一のプラ
スチック製部分と、プラスチック製ばねカバーである第
二のプラスチック製部分とを備えている。金属基部分が
一縁部にてプラスチック製側部フレーム部分に、及び反
対側の縁部にて別のプラスチック製側部フレーム部分内
にインサート成形されて、略Ｕ字形の成形構造体を形成
する。プラスチック製の連結バー部分が金属基部分の反
対側の位置に配置されており、２つのプラスチック製側
部フレーム部分を相互に接続して、プラスチック製側部
フレーム部分に対して更なる支持力を提供する。プラス
チック製連結バー部分及び２つのプラスチック製側部フ
レーム部分は、均質な材料から成る。金属基部分、プラ
スチック製連結バー部分及び２つのプラスチック製側部
フレーム部分は、リトラクターのフレームを備えてい
る。
【００１１】本発明の上記及びその他の特徴は、当業者
が添付図面に関する本発明の以下の詳細な説明を読むこ
とにより、明らかになるであろう。
が添付図面に関する本発明の以下の詳細な説明を読むこ
とにより、明らかになるであろう。
【００１２】
【実施例】本発明は、図１に示すようなシートベルトリ
トラクター１１に使用される、図２に示した構造体１０
に関するものである。該リトラクター１１は、図１に
て、完全に組み立てた状態で示してある。該リトラクタ
ー１１は、フレーム１３と、該フレーム１３内に支持さ
れ、ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプール１５と、該スプール１５をベルトの巻き取り
方向に偏倚させる戻りコイルばね７５（図１には１つの
み図示）と、ばね７５を包み込み得るようにフレーム１
３に取り付けられたばねカバー２６とを備えている。ラ
チェット歯車８０が公知の方法にてスプール１５に固定
状態に接続されている。スプール１５は、長手方向の長
穴８２を備えており、スプールシャフト７８がこの長穴
８２内に受け入れられる。スプール１５及びスプールシ
ャフト７８は、共に回転可能なように相互に接続されて
いる。ベルトウェブ７７は、スプール１５に巻き取られ
る。
トラクター１１に使用される、図２に示した構造体１０
に関するものである。該リトラクター１１は、図１に
て、完全に組み立てた状態で示してある。該リトラクタ
ー１１は、フレーム１３と、該フレーム１３内に支持さ
れ、ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプール１５と、該スプール１５をベルトの巻き取り
方向に偏倚させる戻りコイルばね７５（図１には１つの
み図示）と、ばね７５を包み込み得るようにフレーム１
３に取り付けられたばねカバー２６とを備えている。ラ
チェット歯車８０が公知の方法にてスプール１５に固定
状態に接続されている。スプール１５は、長手方向の長
穴８２を備えており、スプールシャフト７８がこの長穴
８２内に受け入れられる。スプール１５及びスプールシ
ャフト７８は、共に回転可能なように相互に接続されて
いる。ベルトウェブ７７は、スプール１５に巻き取られ
る。
【００１３】図２を参照すると、構造体１０は、シート
ベルトリトラクター１１のフレーム１３の少なくとも一
部を含むように加工し且つ成形することの出来る部品を
備えている。該構造体１０は、プラスチック製基部分１
２と、ばね７５′を包み込む得るようにばねカバー２６
を取り付けることの出来るプラスチック製側部フレーム
部分２２とを備えている。スプール１５の一端は、ベル
トの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能にプラス
チック製側部フレーム部分２２により支持されている。
側部フレーム部分２２は、該側部フレーム部分２２の３
つのコーナ部に隣接する三角形のパターンにて形成され
た３つの穴２３を有する。また、側部フレーム部分２２
は、図２に示すように、中央に形成された穴２１と、側
部フレーム部分２２の第四のコーナ部に隣接する位置に
ある開口部４５とを備えている。プラスチック製ヒンジ
部分１８は、基部分１２及び側部フレーム部分２２を相
互に接続し、基部分１２及び側部フレーム部分２２が互
いに関して枢動することを可能にする。
ベルトリトラクター１１のフレーム１３の少なくとも一
部を含むように加工し且つ成形することの出来る部品を
備えている。該構造体１０は、プラスチック製基部分１
２と、ばね７５′を包み込む得るようにばねカバー２６
を取り付けることの出来るプラスチック製側部フレーム
部分２２とを備えている。スプール１５の一端は、ベル
トの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能にプラス
チック製側部フレーム部分２２により支持されている。
側部フレーム部分２２は、該側部フレーム部分２２の３
つのコーナ部に隣接する三角形のパターンにて形成され
た３つの穴２３を有する。また、側部フレーム部分２２
は、図２に示すように、中央に形成された穴２１と、側
部フレーム部分２２の第四のコーナ部に隣接する位置に
ある開口部４５とを備えている。プラスチック製ヒンジ
部分１８は、基部分１２及び側部フレーム部分２２を相
互に接続し、基部分１２及び側部フレーム部分２２が互
いに関して枢動することを可能にする。
【００１４】また、該構造体１０は、プラスチック製側
部フレーム部分２４を備えており、該フレーム部分２４
上には、スプール１５の他端がベルトの巻き取り方向及
び巻き懈き方向に回転可能に支持されている。側部フレ
ーム部分２４は、側部フレーム部分２２の反対側に配置
されている。側部フレーム部分２４は、側部フレーム部
分２４の４つのコーナ部に隣接して形成された４つの穴
２５を備えている。また、側部フレーム部分２４は、図
２に示すように、中央に形成された穴２７と、４つの穴
２５の１つの穴の付近に形成された開口部４７とを備え
ている。側部フレーム部分２４の穴２７は、側部フレー
ム部分２２の穴２１と同一の径である。側部フレーム部
分２４の開口部４７は、側部フレーム部分２２の開口部
４５の形状の鏡像の形状をしている。プラスチック製ヒ
ンジ部分２０が、ヒンジ部分１８が基部分１２及び側部
フレーム部分２２を相互に接続するのと同一の方法で基
部分１２及び側部フレーム部分２４を相互に接続してい
る。
部フレーム部分２４を備えており、該フレーム部分２４
上には、スプール１５の他端がベルトの巻き取り方向及
び巻き懈き方向に回転可能に支持されている。側部フレ
ーム部分２４は、側部フレーム部分２２の反対側に配置
されている。側部フレーム部分２４は、側部フレーム部
分２４の４つのコーナ部に隣接して形成された４つの穴
２５を備えている。また、側部フレーム部分２４は、図
２に示すように、中央に形成された穴２７と、４つの穴
２５の１つの穴の付近に形成された開口部４７とを備え
ている。側部フレーム部分２４の穴２７は、側部フレー
ム部分２２の穴２１と同一の径である。側部フレーム部
分２４の開口部４７は、側部フレーム部分２２の開口部
４５の形状の鏡像の形状をしている。プラスチック製ヒ
ンジ部分２０が、ヒンジ部分１８が基部分１２及び側部
フレーム部分２２を相互に接続するのと同一の方法で基
部分１２及び側部フレーム部分２４を相互に接続してい
る。
【００１５】該構造体１０は、ばねカバーを有するプラ
スチック製部分２６を更に備えている。プラスチック製
ヒンジ部分２８は、側部フレーム部分２２及びばねカバ
ー２６を相互に接続している。該ばねカバー２６は、該
ばねカバー２６から図２に示すような位置まで垂直に突
出する３本のピン１７を備えている。
スチック製部分２６を更に備えている。プラスチック製
ヒンジ部分２８は、側部フレーム部分２２及びばねカバ
ー２６を相互に接続している。該ばねカバー２６は、該
ばねカバー２６から図２に示すような位置まで垂直に突
出する３本のピン１７を備えている。
【００１６】構造体１０は、センサ７６（図１には、そ
の１つのみを図示）用のセンサカバーを有するプラスチ
ック製部分３０を更に備えている。プラスチック製ヒン
ジ部分３２は、側部フレーム部分２４及びセンサカバー
３０を相互に接続している。該センサカバー３０は、該
センサカバー３０から図２に示した位置まで垂直に突出
する４本のピン３１を備えている。ヒンジ部分３２は、
ヒンジ部分２８が側部フレーム部分２２及びばねカバー
２６を相互に接続するのと同じ方法で側部フレーム部分
２４及びセンサカバー３０を相互に接続している。
の１つのみを図示）用のセンサカバーを有するプラスチ
ック製部分３０を更に備えている。プラスチック製ヒン
ジ部分３２は、側部フレーム部分２４及びセンサカバー
３０を相互に接続している。該センサカバー３０は、該
センサカバー３０から図２に示した位置まで垂直に突出
する４本のピン３１を備えている。ヒンジ部分３２は、
ヒンジ部分２８が側部フレーム部分２２及びばねカバー
２６を相互に接続するのと同じ方法で側部フレーム部分
２４及びセンサカバー３０を相互に接続している。
【００１７】基部分１２、２つの側部フレーム部分２
２、２４、２つのカバー２６、３０及び４つのヒンジ部
分１８、２０、２８、３２は、均質なプラスチック材料
から成っている。この同種のプラスチック材料は、例え
ば、「ベクトラ（ＶＥＣＴＲＡ）」（ニュージャージ
州、チャサムのホチェスト・セラニース・コーポレーシ
ョン（Ｈｏｅｃｈｓｔ Ｃｅｌａｎｅｓｓ Ｃｏｒ
ｐ．）の登録商標）という液状結晶重合体にて形成する
ことが出来る。構造体１０の全ての部分は、成形したと
きに、略同一の面内に位置している。また、該構造体１
０は、平坦に成形する（次に曲げる）ことが重要であ
る。
２、２４、２つのカバー２６、３０及び４つのヒンジ部
分１８、２０、２８、３２は、均質なプラスチック材料
から成っている。この同種のプラスチック材料は、例え
ば、「ベクトラ（ＶＥＣＴＲＡ）」（ニュージャージ
州、チャサムのホチェスト・セラニース・コーポレーシ
ョン（Ｈｏｅｃｈｓｔ Ｃｅｌａｎｅｓｓ Ｃｏｒ
ｐ．）の登録商標）という液状結晶重合体にて形成する
ことが出来る。構造体１０の全ての部分は、成形したと
きに、略同一の面内に位置している。また、該構造体１
０は、平坦に成形する（次に曲げる）ことが重要であ
る。
【００１８】また、構造体１０は、基部分１２に取り付
けられたウェブガイド部分４０を備えることが出来る。
該ウェブガイド部分４０は、基部分１２が位置する面に
対して平行な面内に位置している。プラスチック製ウェ
ブガイド部分４０は、基部分１２と同一の均質なプラス
チック材料で形成される。プラスチック製ウェブガイド
部分４０及び基部分１２は、ウェブガイド部分４０と基
部分１２との間に、ベルトウェブが貫通して伸長するた
めの開口部４１（図１）を形成する。
けられたウェブガイド部分４０を備えることが出来る。
該ウェブガイド部分４０は、基部分１２が位置する面に
対して平行な面内に位置している。プラスチック製ウェ
ブガイド部分４０は、基部分１２と同一の均質なプラス
チック材料で形成される。プラスチック製ウェブガイド
部分４０及び基部分１２は、ウェブガイド部分４０と基
部分１２との間に、ベルトウェブが貫通して伸長するた
めの開口部４１（図１）を形成する。
【００１９】構造体１０は、リトラクター１１の少なく
とも一部を含むように、以下に説明する方法で加工及び
成形される。第一に、２つのヒンジ部分１８、２０の各
々が、約１６２．８°Ｃ（約３２５°Ｆ）の温度に加熱
される迄、構造体１０を加熱する。１６２．８°Ｃ（３
２５°Ｆ）の温度に達したならば、２つの側部フレーム
部分２２、２４をそのそれぞれのヒンジ部分１８、２０
の周りで曲げて、基部分１２及び２つの側部フレーム部
分２２、２４が略Ｕ字形の構造体を形成するようにす
る。２つの側部フレーム部分２２、２４を基部分１２に
関するそれぞれの位置に曲げてＵ字形構造体を形成した
後に、これら２つのヒンジ部分１８、２０を冷却する。
これらのヒンジ部分１８、２０は、冷却に伴って硬化す
る。
とも一部を含むように、以下に説明する方法で加工及び
成形される。第一に、２つのヒンジ部分１８、２０の各
々が、約１６２．８°Ｃ（約３２５°Ｆ）の温度に加熱
される迄、構造体１０を加熱する。１６２．８°Ｃ（３
２５°Ｆ）の温度に達したならば、２つの側部フレーム
部分２２、２４をそのそれぞれのヒンジ部分１８、２０
の周りで曲げて、基部分１２及び２つの側部フレーム部
分２２、２４が略Ｕ字形の構造体を形成するようにす
る。２つの側部フレーム部分２２、２４を基部分１２に
関するそれぞれの位置に曲げてＵ字形構造体を形成した
後に、これら２つのヒンジ部分１８、２０を冷却する。
これらのヒンジ部分１８、２０は、冷却に伴って硬化す
る。
【００２０】２つのヒンジ部分１８、２０の硬化後、ス
プールシャフト７８（図１にはその１つのみを図示）及
びスプール１５を公知の方法にて２つの側部フレーム部
分２２、２４の間に回転可能に取り付ける。具体的に
は、スプール１５の穴８２が側部フレーム部分２２の穴
２１及び側部フレーム部分２４の穴２７と整合されるよ
うに、スプール１５を２つの側部フレーム部分２２、２
４の間に配置する。スプール１５を貫通する穴８２が２
つの穴２１、２７と整合した後、スプールシャフト７８
の一端を穴２１、２７の一方に、及び穴８２内に挿入す
る。次に、穴８２及び穴２１、２７のもう一方の穴を通
じてスプールシャフト７８の一端を動かす。これによ
り、スプール１５及びスプールシャフト７８は、ベルト
の巻き取り方向及びベルトの巻き懈き方向に側部フレー
ム部分２２、２４の間に回転可能に支持される。スプー
ル１５からのベルトウェブ７７は、基部分１２とウェブ
のガイド部分４０との間に形成された開口部４１を通じ
て案内される。
プールシャフト７８（図１にはその１つのみを図示）及
びスプール１５を公知の方法にて２つの側部フレーム部
分２２、２４の間に回転可能に取り付ける。具体的に
は、スプール１５の穴８２が側部フレーム部分２２の穴
２１及び側部フレーム部分２４の穴２７と整合されるよ
うに、スプール１５を２つの側部フレーム部分２２、２
４の間に配置する。スプール１５を貫通する穴８２が２
つの穴２１、２７と整合した後、スプールシャフト７８
の一端を穴２１、２７の一方に、及び穴８２内に挿入す
る。次に、穴８２及び穴２１、２７のもう一方の穴を通
じてスプールシャフト７８の一端を動かす。これによ
り、スプール１５及びスプールシャフト７８は、ベルト
の巻き取り方向及びベルトの巻き懈き方向に側部フレー
ム部分２２、２４の間に回転可能に支持される。スプー
ル１５からのベルトウェブ７７は、基部分１２とウェブ
のガイド部分４０との間に形成された開口部４１を通じ
て案内される。
【００２１】スプールシャフト７８及びスプール１５が
側部フレーム部分２２、２４の間で回転可能に取り付け
られた後、公知の方法にて、ばね７５をスプールシャフ
ト７８の一端とばねカバー２６との間に作用可能に接続
し、スプール１５をベルトの巻き取り方向に偏倚させ
る。次に、ヒンジ部分２８は、１６２．８°Ｃ（３２５
°Ｆ）の温度に加熱して、ヒンジ部分２８が曲がり、こ
れにより、ばねカバー２６が側部フレーム部分２２の上
に乗ることを可能にする。ばねカバー２６を側部フレー
ム部分２２の上に乗せ、図３に示すように、ばねカバー
２６の３本のピン１７が、側部フレーム部分２２の３つ
の穴２３と整合され且つこれら３つの穴２３を貫通して
伸長するようにする。ヒンジ部分２８が冷却すると、該
ヒンジ部分２８は、硬化して、ばねカバー２６及び側部
フレーム部分２２を共に保持する。
側部フレーム部分２２、２４の間で回転可能に取り付け
られた後、公知の方法にて、ばね７５をスプールシャフ
ト７８の一端とばねカバー２６との間に作用可能に接続
し、スプール１５をベルトの巻き取り方向に偏倚させ
る。次に、ヒンジ部分２８は、１６２．８°Ｃ（３２５
°Ｆ）の温度に加熱して、ヒンジ部分２８が曲がり、こ
れにより、ばねカバー２６が側部フレーム部分２２の上
に乗ることを可能にする。ばねカバー２６を側部フレー
ム部分２２の上に乗せ、図３に示すように、ばねカバー
２６の３本のピン１７が、側部フレーム部分２２の３つ
の穴２３と整合され且つこれら３つの穴２３を貫通して
伸長するようにする。ヒンジ部分２８が冷却すると、該
ヒンジ部分２８は、硬化して、ばねカバー２６及び側部
フレーム部分２２を共に保持する。
【００２２】次に、３本のピン１７の各々の先端を約８
５°Ｃ（１８５°Ｆ）の温度に加熱し、図４に示すよう
に変形させる。次に、その変形したピン１７を冷却す
る。冷却後、変形ピン１７の各々は、側部フレーム部分
２２及びばねカバー２６を相互に強固に保持し、これに
より、ばね７５を包み込む締結具として機能する。この
加熱及び変形過程は、ヒートステーキング（ｈｅａｔ
ｓｔａｋｉｎｇ）として公知である。
５°Ｃ（１８５°Ｆ）の温度に加熱し、図４に示すよう
に変形させる。次に、その変形したピン１７を冷却す
る。冷却後、変形ピン１７の各々は、側部フレーム部分
２２及びばねカバー２６を相互に強固に保持し、これに
より、ばね７５を包み込む締結具として機能する。この
加熱及び変形過程は、ヒートステーキング（ｈｅａｔ
ｓｔａｋｉｎｇ）として公知である。
【００２３】センサ７６は、公知の方法にて、側部フレ
ーム部分２４に取り付けられる。該センサ７６は、少な
くとも所定の大きさの車の減速度を感知したとき、出力
を発生する車の減速度センサとすることが出来る。これ
と選択的に、該センサ７６は、ベルトの巻き懈き方向へ
の少なくとも所定の大きさのベルトウェブ７７の加速度
を感知したとき、出力を発生するウェブ加速度センサと
することが出来る。
ーム部分２４に取り付けられる。該センサ７６は、少な
くとも所定の大きさの車の減速度を感知したとき、出力
を発生する車の減速度センサとすることが出来る。これ
と選択的に、該センサ７６は、ベルトの巻き懈き方向へ
の少なくとも所定の大きさのベルトウェブ７７の加速度
を感知したとき、出力を発生するウェブ加速度センサと
することが出来る。
【００２４】センサ７６を側部フレーム部分２４に取り
付けた後、ヒンジ部分３２を１６２．８°Ｃ（３２５°
Ｆ）の温度に加熱して、ヒンジ部分３２が曲がり、これ
により、センサカバー３０が側部フレーム部分２４の上
に配置されることを可能にする。該センサカバー３０の
４本のピン３１が側部フレーム部分２４の４つの穴２５
と整合され且つこれら４つの穴を貫通して伸長するよう
に、該センサカバー３０を側部フレーム部分２４の上に
配置する。ヒンジ部分３２が冷却すると、該ヒンジ部分
３２は、硬化して、センサカバー３０及び側部フレーム
部分２４を相互に保持する。
付けた後、ヒンジ部分３２を１６２．８°Ｃ（３２５°
Ｆ）の温度に加熱して、ヒンジ部分３２が曲がり、これ
により、センサカバー３０が側部フレーム部分２４の上
に配置されることを可能にする。該センサカバー３０の
４本のピン３１が側部フレーム部分２４の４つの穴２５
と整合され且つこれら４つの穴を貫通して伸長するよう
に、該センサカバー３０を側部フレーム部分２４の上に
配置する。ヒンジ部分３２が冷却すると、該ヒンジ部分
３２は、硬化して、センサカバー３０及び側部フレーム
部分２４を相互に保持する。
【００２５】ばねカバー２６の３本のピン１７と同様
に、センサカバー３０の４本のピン３１の各々の先端
は、約８５°Ｃ（約１８５°Ｆ）の温度に加熱して、変
形させる。次に、変形ピン３１を冷却する。この冷却
後、ピン３１の各々は、側部フレーム部分２４及びセン
サカバー３０を相互に強固に保持し、これにより、セン
サ７６を包み込む締結具として機能する。
に、センサカバー３０の４本のピン３１の各々の先端
は、約８５°Ｃ（約１８５°Ｆ）の温度に加熱して、変
形させる。次に、変形ピン３１を冷却する。この冷却
後、ピン３１の各々は、側部フレーム部分２４及びセン
サカバー３０を相互に強固に保持し、これにより、セン
サ７６を包み込む締結具として機能する。
【００２６】両端部分を有する係止爪（図示せず）が公
知の方法にて側部フレーム部分２２、２４の間に作用可
能に取り付けられている。具体的には、該係止爪の一端
部分は、側部フレーム部分２２の開口部４５内に受け入
れられる一方、該係止爪の他端部分は、側部フレーム部
分２４の開口部４７内に受け入れられる。この係止爪の
端部分は、それぞれの開口部４５、４７を形成する面に
よって支持されている。該係止爪は、少なくとも所定の
大きさの車の減速度を表示し、又は少なくとも所定の大
きさのウェブの加速度を表示する信号を発生するセンサ
７６に応答して枢動可能であるように支持されている。
係止爪は、スプール１５のラチェット歯車８０の歯と係
合可能であるように枢動され、スプール１５がベルトの
巻き懈き方向に回転するのを阻止する。
知の方法にて側部フレーム部分２２、２４の間に作用可
能に取り付けられている。具体的には、該係止爪の一端
部分は、側部フレーム部分２２の開口部４５内に受け入
れられる一方、該係止爪の他端部分は、側部フレーム部
分２４の開口部４７内に受け入れられる。この係止爪の
端部分は、それぞれの開口部４５、４７を形成する面に
よって支持されている。該係止爪は、少なくとも所定の
大きさの車の減速度を表示し、又は少なくとも所定の大
きさのウェブの加速度を表示する信号を発生するセンサ
７６に応答して枢動可能であるように支持されている。
係止爪は、スプール１５のラチェット歯車８０の歯と係
合可能であるように枢動され、スプール１５がベルトの
巻き懈き方向に回転するのを阻止する。
【００２７】本発明の第二の実施例が図５に示してあ
る。図５に示した実施例は、図２の実施例と同様であ
る。図５を参照すると、構造体１１０は、鋼製であるこ
とが望ましい、プレス加工による金属基部分１１２を備
えている。該基部分１１２は、両端部分１１４、１１６
の間に配置された本体部分１１３を備えている。基部分
１１２のヒンジ領域部分１１８は、本体部分１１３と端
部分１１４とを相互に接続する。同様に、基部分１１２
のヒンジ領域１２０は、本体部分１１３と端部分１１６
とを相互に接続する。
る。図５に示した実施例は、図２の実施例と同様であ
る。図５を参照すると、構造体１１０は、鋼製であるこ
とが望ましい、プレス加工による金属基部分１１２を備
えている。該基部分１１２は、両端部分１１４、１１６
の間に配置された本体部分１１３を備えている。基部分
１１２のヒンジ領域部分１１８は、本体部分１１３と端
部分１１４とを相互に接続する。同様に、基部分１１２
のヒンジ領域１２０は、本体部分１１３と端部分１１６
とを相互に接続する。
【００２８】該構造体１１０は、基部分１１２の端部分
１１４がその内部にインサート成形されるプラスチック
製側部フレーム部分１２２を更に備えている。端部分１
１４は、中央に形成された穴を備えている。また、端部
分１１４は、２つの主要側面を有し、その側面は、共に
プラスチック製側部フレーム部分１２２のプラスチック
材料で覆われている。端部分１１４の１つの主要側面の
プラスチック材料は、穴を通じて端部分１１４の他方の
主要側面のプラスチック材料と相互に接続することが出
来る。端部分１１４の穴を貫通して伸長するプラスチッ
ク材料は、端部分１１４の穴の直径よりも小さい直径の
穴１２１を形成する。側部フレーム部分１２２は、側部
フレーム部分１２２の３つのコーナ部に隣接する三角形
のパターンにて形成された３つの穴１２３を有してい
る。また、側部フレーム部分１２２は、図５に示すよう
に、側部フレーム部分１２２の第四のコーナ部に隣接し
て形成された開口部１４５を有する。
１１４がその内部にインサート成形されるプラスチック
製側部フレーム部分１２２を更に備えている。端部分１
１４は、中央に形成された穴を備えている。また、端部
分１１４は、２つの主要側面を有し、その側面は、共に
プラスチック製側部フレーム部分１２２のプラスチック
材料で覆われている。端部分１１４の１つの主要側面の
プラスチック材料は、穴を通じて端部分１１４の他方の
主要側面のプラスチック材料と相互に接続することが出
来る。端部分１１４の穴を貫通して伸長するプラスチッ
ク材料は、端部分１１４の穴の直径よりも小さい直径の
穴１２１を形成する。側部フレーム部分１２２は、側部
フレーム部分１２２の３つのコーナ部に隣接する三角形
のパターンにて形成された３つの穴１２３を有してい
る。また、側部フレーム部分１２２は、図５に示すよう
に、側部フレーム部分１２２の第四のコーナ部に隣接し
て形成された開口部１４５を有する。
【００２９】同様に、構造体１１０は、基部分１１２の
端部分１１６がその内部にインサート成形されるプラス
チック製側部フレーム部分１２４を備えている。端部分
１１６は、中央に形成された穴を有する。また、端部分
１１６は、２つの主要面を備えており、該主要面は、共
に、プラスチック製側部のフレーム部分１２４のプラス
チック材料で覆われている。端部分１１６の１つの主要
側面のプラスチック材料は、穴を通じて端部分１１６の
他方の主要側面のプラスチック材料と相互に接続するこ
とが出来る。端部分１１６の穴を貫通して貫通して伸長
するプラスチック材料は、端部分１１６の穴の直径より
も小さい直径の穴１２７を形成する。側部フレーム部分
１２４は、側部フレーム部分１２４の４つのコーナ部に
隣接する略台形のパターンにて形成された４つの穴１２
５を有している。また、側部フレーム部分１２４は、図
５に示すように、４つの穴１２５の１つに隣接して形成
された開口部１４７を有する。図５の実施例における側
部フレーム部分１２２、１２４は、ナイロン（ＮＹＬＯ
Ｎ）６６、又はナイロン（ＮＹＬＯＮ）６（ニュージャ
ージ州、チャサムのホチェスト・セラニース・コーポレ
ーションの登録商標）のようなナイロンで形成すること
が望ましい。
端部分１１６がその内部にインサート成形されるプラス
チック製側部フレーム部分１２４を備えている。端部分
１１６は、中央に形成された穴を有する。また、端部分
１１６は、２つの主要面を備えており、該主要面は、共
に、プラスチック製側部のフレーム部分１２４のプラス
チック材料で覆われている。端部分１１６の１つの主要
側面のプラスチック材料は、穴を通じて端部分１１６の
他方の主要側面のプラスチック材料と相互に接続するこ
とが出来る。端部分１１６の穴を貫通して貫通して伸長
するプラスチック材料は、端部分１１６の穴の直径より
も小さい直径の穴１２７を形成する。側部フレーム部分
１２４は、側部フレーム部分１２４の４つのコーナ部に
隣接する略台形のパターンにて形成された４つの穴１２
５を有している。また、側部フレーム部分１２４は、図
５に示すように、４つの穴１２５の１つに隣接して形成
された開口部１４７を有する。図５の実施例における側
部フレーム部分１２２、１２４は、ナイロン（ＮＹＬＯ
Ｎ）６６、又はナイロン（ＮＹＬＯＮ）６（ニュージャ
ージ州、チャサムのホチェスト・セラニース・コーポレ
ーションの登録商標）のようなナイロンで形成すること
が望ましい。
【００３０】ヒンジ領域部分１１８は、基部分１１２の
側部フレーム部分１２２及び本体部分１１３が互いに関
して枢動し、本体部分１１３及び側部フレーム部分１２
２がリトラクターのフレームの少なくとも一部を含む位
置となることを可能にする。同様に、ヒンジ領域部分１
２０は、基部分１１２の側部フレーム部分１２４及び本
体部分１１３が互いに関して枢動し、基部分１１２の側
部フレーム部分１２４及び本体部分１１３がリトラクタ
ーのフレームの少なくとも一部を含む位置となることを
可能にする。
側部フレーム部分１２２及び本体部分１１３が互いに関
して枢動し、本体部分１１３及び側部フレーム部分１２
２がリトラクターのフレームの少なくとも一部を含む位
置となることを可能にする。同様に、ヒンジ領域部分１
２０は、基部分１１２の側部フレーム部分１２４及び本
体部分１１３が互いに関して枢動し、基部分１１２の側
部フレーム部分１２４及び本体部分１１３がリトラクタ
ーのフレームの少なくとも一部を含む位置となることを
可能にする。
【００３１】プラスチック製ヒンジ部分１２８は、フレ
ーム部分１２２と、ばねカバーを備えるプラスチック製
部分１２６とを相互に接続する。ばねカバー１２６は、
該ばねカバー１２６から図５に示した位置まで垂直に突
出する３本のピン１１７を備えている。同様に、プラス
チック製ヒンジ部分１３２は、側部フレーム部分１２４
と、車の減速度及び／又はウェブの加速度センサのカバ
ーを備えるプラスチック製部分１３０とを相互に接続す
る。センサカバー１３０は、該センサカバー１３０から
図５に示した位置まで垂直に突出する４本のピン１３１
を備えている。
ーム部分１２２と、ばねカバーを備えるプラスチック製
部分１２６とを相互に接続する。ばねカバー１２６は、
該ばねカバー１２６から図５に示した位置まで垂直に突
出する３本のピン１１７を備えている。同様に、プラス
チック製ヒンジ部分１３２は、側部フレーム部分１２４
と、車の減速度及び／又はウェブの加速度センサのカバ
ーを備えるプラスチック製部分１３０とを相互に接続す
る。センサカバー１３０は、該センサカバー１３０から
図５に示した位置まで垂直に突出する４本のピン１３１
を備えている。
【００３２】図５に示した構造体１１０は、図２に示し
た実施例に関して上述した方法と同様の方法にて、加工
及び成形を行って、リトラクターの少なくとも一部を形
成する。図５の実施例において、基部分１１２のヒンジ
領域部分１１８、１２０を曲げて、これらの部分が、図
１に示したフレーム１３のようなリトラクター用のＵ字
形フレームを形成するようにする。
た実施例に関して上述した方法と同様の方法にて、加工
及び成形を行って、リトラクターの少なくとも一部を形
成する。図５の実施例において、基部分１１２のヒンジ
領域部分１１８、１２０を曲げて、これらの部分が、図
１に示したフレーム１３のようなリトラクター用のＵ字
形フレームを形成するようにする。
【００３３】本発明の第三の実施例が図６に示してあ
る。この図６を参照すると、構造体２１０は、略Ｕ字形
の形状であり、リトラクターのフレームを有するプラス
チック製基部分２１２を備えている。このＵ字形の基部
分２１２は、プラスチック製側部フレーム部分２２２と
プラスチック製側部フレーム部分２２４とを相互に接続
する本体部分２１３を備えている。
る。この図６を参照すると、構造体２１０は、略Ｕ字形
の形状であり、リトラクターのフレームを有するプラス
チック製基部分２１２を備えている。このＵ字形の基部
分２１２は、プラスチック製側部フレーム部分２２２と
プラスチック製側部フレーム部分２２４とを相互に接続
する本体部分２１３を備えている。
【００３４】側部フレーム部分２２２、２２４は、Ｕ字
形の基部分２１２の脚部を備えている。該側部フレーム
部分２２２は、中央に形成された穴２２１と、該側部フ
レーム部分２２２の３つのコーナ部に隣接して三角形の
パターンで形成された、３つの穴２２３とを備えてい
る。また、側部フレーム部分２２２は、図６に示すよう
に、側部フレーム部分の第四のコーナ部に隣接して形成
された開口部２４５を備えている。側部フレーム部分２
２４は、中央に形成された穴２２７と、該側部フレーム
部分２２４の４つのコーナ部に隣接して形成された、４
つの穴２２５とを備えている。また、図６に示すよう
に、側部フレーム部分２２４は、４つの穴２２５の１つ
の穴の付近に形成された開口部２４７を有する。
形の基部分２１２の脚部を備えている。該側部フレーム
部分２２２は、中央に形成された穴２２１と、該側部フ
レーム部分２２２の３つのコーナ部に隣接して三角形の
パターンで形成された、３つの穴２２３とを備えてい
る。また、側部フレーム部分２２２は、図６に示すよう
に、側部フレーム部分の第四のコーナ部に隣接して形成
された開口部２４５を備えている。側部フレーム部分２
２４は、中央に形成された穴２２７と、該側部フレーム
部分２２４の４つのコーナ部に隣接して形成された、４
つの穴２２５とを備えている。また、図６に示すよう
に、側部フレーム部分２２４は、４つの穴２２５の１つ
の穴の付近に形成された開口部２４７を有する。
【００３５】プラスチック製連結バー部分２５０は、側
部フレーム部分２２２、２２４を相互に接続して、側部
フレーム部分２２２、２２４を支持している。図６に示
すように、Ｕ字形のウェブガイド部分２４０が、基部分
２１２の本体部分２１３に接続されている。基部分２１
２のＵ字形のウェブガイド部分２４０及び本体部分２１
３は、ベルトウェブが貫通して伸長する開口部２４１を
形成する。
部フレーム部分２２２、２２４を相互に接続して、側部
フレーム部分２２２、２２４を支持している。図６に示
すように、Ｕ字形のウェブガイド部分２４０が、基部分
２１２の本体部分２１３に接続されている。基部分２１
２のＵ字形のウェブガイド部分２４０及び本体部分２１
３は、ベルトウェブが貫通して伸長する開口部２４１を
形成する。
【００３６】プラスチック製ヒンジ部分２２８は、側部
フレーム部分２２２とばねカバーを備えるプラスチック
製部分２２６とを相互に接続している。該ばねカバー２
２６は、図６に示すように、３本のピン２１７を備えて
いる。プラスチック製ヒンジ部分２３２は、側部フレー
ム部分２２４と車の減速度及び／又はウェブの加速度セ
ンサのカバーを備えるプラスチック製部分２３０とを相
互に接続している。該センサカバー２３０は、図６に示
すように、４本のピン２３１を備えている。２つのカバ
ー部分２２６、２３０、２つのヒンジ部分２２８、２３
２、ウェブガイド部分２４０、及び本体部分２１３、側
部フレーム部分２２２、２２４を含むＵ字形の基部分２
１２は、均質なプラスチック製材料から成っている。図
６の実施例の同種のプラスチック製材料は、例えば、
「ベクトラ（ＶＥＣＴＲＡ）」（ニュージャージ州、チ
ャサムのホチェスト・セラニース・コーポレーションの
登録商標）と呼ばれる液状結晶重合体とする。
フレーム部分２２２とばねカバーを備えるプラスチック
製部分２２６とを相互に接続している。該ばねカバー２
２６は、図６に示すように、３本のピン２１７を備えて
いる。プラスチック製ヒンジ部分２３２は、側部フレー
ム部分２２４と車の減速度及び／又はウェブの加速度セ
ンサのカバーを備えるプラスチック製部分２３０とを相
互に接続している。該センサカバー２３０は、図６に示
すように、４本のピン２３１を備えている。２つのカバ
ー部分２２６、２３０、２つのヒンジ部分２２８、２３
２、ウェブガイド部分２４０、及び本体部分２１３、側
部フレーム部分２２２、２２４を含むＵ字形の基部分２
１２は、均質なプラスチック製材料から成っている。図
６の実施例の同種のプラスチック製材料は、例えば、
「ベクトラ（ＶＥＣＴＲＡ）」（ニュージャージ州、チ
ャサムのホチェスト・セラニース・コーポレーションの
登録商標）と呼ばれる液状結晶重合体とする。
【００３７】図６に示した構造体２１０は、図２に示し
た実施例に関して上述した方法と同様の方法で加工及び
成形が行われ、リトラクターの少なくとも一部を含むよ
うにするが、図６の実施例の側部フレーム部分２２２、
２２４は、既に、本体部分２１３に関して所定位置で曲
げられ且つ連結バー部分２５０により相互に接続されて
いるため、これらの側部フレーム部分２２２、２２４
は、本体部分２１３に関して曲げて、略Ｕ字形の構造体
を形成する必要がない点が異なる。図６の実施例におい
て、本体部分２１３及び側部フレーム部分２２２、２２
４は、図１のリトラクター１１のフレーム１３のような
リトラクターのフレームを形成し得るように、既にＵ字
形に成形されている。また、連結バー部分２５０も側部
フレーム部分２２２、２２４及び本体部分２１３と共に
成形される。
た実施例に関して上述した方法と同様の方法で加工及び
成形が行われ、リトラクターの少なくとも一部を含むよ
うにするが、図６の実施例の側部フレーム部分２２２、
２２４は、既に、本体部分２１３に関して所定位置で曲
げられ且つ連結バー部分２５０により相互に接続されて
いるため、これらの側部フレーム部分２２２、２２４
は、本体部分２１３に関して曲げて、略Ｕ字形の構造体
を形成する必要がない点が異なる。図６の実施例におい
て、本体部分２１３及び側部フレーム部分２２２、２２
４は、図１のリトラクター１１のフレーム１３のような
リトラクターのフレームを形成し得るように、既にＵ字
形に成形されている。また、連結バー部分２５０も側部
フレーム部分２２２、２２４及び本体部分２１３と共に
成形される。
【００３８】図６の実施例のプラスチック製ヒンジ部分
２２８の位置は、図２のプラスチック製ヒンジ部分２８
と異なるが、図６のばねカバー２２６を側部フレーム部
分２２２の上に配置するためのヒンジ部分２２８の加熱
及び曲げ程度は、図２の実施例において、ヒンジ部分２
８に関して上述したものと同一である。図６のセンサカ
バー２３０を側部フレーム部分２２４の上に配置するた
めのヒンジ部分２３２の加熱及び曲げ程度は、図２の実
施例において、ヒンジ部分３２に関して上述したものと
同一である。
２２８の位置は、図２のプラスチック製ヒンジ部分２８
と異なるが、図６のばねカバー２２６を側部フレーム部
分２２２の上に配置するためのヒンジ部分２２８の加熱
及び曲げ程度は、図２の実施例において、ヒンジ部分２
８に関して上述したものと同一である。図６のセンサカ
バー２３０を側部フレーム部分２２４の上に配置するた
めのヒンジ部分２３２の加熱及び曲げ程度は、図２の実
施例において、ヒンジ部分３２に関して上述したものと
同一である。
【００３９】本発明の第四の実施例が図７に示してあ
る。図７に示した実施例は、図６に示した実施例と同様
である。図７を参照すると、該構造体３１０は、鋼であ
ることが望ましい、プレス加工による金属基部分３１２
を備えている。該基部分３１２は、両端部分３１４、３
１６を相互に接続する本体部分３１３を備えている。
る。図７に示した実施例は、図６に示した実施例と同様
である。図７を参照すると、該構造体３１０は、鋼であ
ることが望ましい、プレス加工による金属基部分３１２
を備えている。該基部分３１２は、両端部分３１４、３
１６を相互に接続する本体部分３１３を備えている。
【００４０】該構造体３１０は、基部分３１２の端部分
３１４がその内部にインサート成形されるプラスチック
製側部フレーム部分３２２と、基部分３１２の端部分３
１６がその内部にインサート成形されるプラスチック製
側部フレーム部分３２４とを備えている。端部分３１４
は、中央に形成された穴を有している。また、端部分３
１４は、２つの主要側面を有し、その側面は、共に、プ
ラスチック製側部フレーム部分３２２のプラスチック材
料で覆われている。端部分３１４の１つの主要側面の上
のプラスチック材料は、穴を通じて端部分３１４の他方
の主要側面の上のプラスチック材料と相互に接続するこ
とが出来る。端部分３１４の穴を貫通して伸長するプラ
スチック材料は、端部分３１４の穴の直径よりも小さい
直径の穴３２１を形成する。金属基部分３１２及び２つ
のプラスチック製側部フレーム部分３２２、３２４は、
リトラクターのフレームの少なくとも一部を備えてい
る。側部フレーム部分３２２は、側部フレーム部分３２
２の３つのコーナ部に隣接して三角形のパターンにて形
成された３つの穴３２３を有している。また、図７に示
すように、側部フレーム部分３２２は、側部フレーム部
分３２２の第四のコーナ部に隣接して形成された開口部
３４５を備えている。
３１４がその内部にインサート成形されるプラスチック
製側部フレーム部分３２２と、基部分３１２の端部分３
１６がその内部にインサート成形されるプラスチック製
側部フレーム部分３２４とを備えている。端部分３１４
は、中央に形成された穴を有している。また、端部分３
１４は、２つの主要側面を有し、その側面は、共に、プ
ラスチック製側部フレーム部分３２２のプラスチック材
料で覆われている。端部分３１４の１つの主要側面の上
のプラスチック材料は、穴を通じて端部分３１４の他方
の主要側面の上のプラスチック材料と相互に接続するこ
とが出来る。端部分３１４の穴を貫通して伸長するプラ
スチック材料は、端部分３１４の穴の直径よりも小さい
直径の穴３２１を形成する。金属基部分３１２及び２つ
のプラスチック製側部フレーム部分３２２、３２４は、
リトラクターのフレームの少なくとも一部を備えてい
る。側部フレーム部分３２２は、側部フレーム部分３２
２の３つのコーナ部に隣接して三角形のパターンにて形
成された３つの穴３２３を有している。また、図７に示
すように、側部フレーム部分３２２は、側部フレーム部
分３２２の第四のコーナ部に隣接して形成された開口部
３４５を備えている。
【００４１】同様に、構造体３１０は、基部分３１２の
端部分３１６がその内部にインサート成形されるプラス
チック製側部フレーム部分３２４を備えている。該端部
分３１６は、中央に形成された穴を有している。該端部
分３１６は、２つの主要側面を有し、該側面は、共にプ
ラスチック製側部フレーム部分３２４のプラスチック材
料で覆われている。端部分３１６の主要側面の上のプラ
スチック材料は、穴を通じて端部分３１６の他方の主要
側面の上のプラスチック材料と相互に接続することが出
来る。端部分３１６の穴を貫通して伸長するプラスチッ
ク材料は、端部分３１６の穴の直径よりも小さい直径の
穴３２７を形成する。側部フレーム部分３２４は、側部
フレーム部分３２４の４つのコーナ部に隣接して略台形
のパターンにて形成された４つの穴３２５を有してい
る。また、側部フレーム部分３２４は、図７に示すよう
に、４つの穴３２５の１つに隣接して形成された開口部
３４７を有している。図７の実施例において、側部フレ
ーム部分３２２、３２４は、ナイロン（ＮＹＬＯＮ）６
６、又はナイロン（ＮＹＬＯＮ）６（ニュージャージ
州、ホチェスト・セラニース・コーポレーションの登録
商標）のようなナイロンで形成することが望ましい。
端部分３１６がその内部にインサート成形されるプラス
チック製側部フレーム部分３２４を備えている。該端部
分３１６は、中央に形成された穴を有している。該端部
分３１６は、２つの主要側面を有し、該側面は、共にプ
ラスチック製側部フレーム部分３２４のプラスチック材
料で覆われている。端部分３１６の主要側面の上のプラ
スチック材料は、穴を通じて端部分３１６の他方の主要
側面の上のプラスチック材料と相互に接続することが出
来る。端部分３１６の穴を貫通して伸長するプラスチッ
ク材料は、端部分３１６の穴の直径よりも小さい直径の
穴３２７を形成する。側部フレーム部分３２４は、側部
フレーム部分３２４の４つのコーナ部に隣接して略台形
のパターンにて形成された４つの穴３２５を有してい
る。また、側部フレーム部分３２４は、図７に示すよう
に、４つの穴３２５の１つに隣接して形成された開口部
３４７を有している。図７の実施例において、側部フレ
ーム部分３２２、３２４は、ナイロン（ＮＹＬＯＮ）６
６、又はナイロン（ＮＹＬＯＮ）６（ニュージャージ
州、ホチェスト・セラニース・コーポレーションの登録
商標）のようなナイロンで形成することが望ましい。
【００４２】プラスチック製連結バー部分３５０が、側
部フレーム部分３２２及び側部フレーム部分３２４を相
互に接続している。図７に示すように、Ｕ字形のウェブ
ガイド部分３４０が基部分３１２の本体部分３１３に接
続されている。この基部分３１２のＵ字形のウェブガイ
ド部分３４０及び本体部分３１３は、ベルトウェブが貫
通して伸長する開口部３４１を形成する。
部フレーム部分３２２及び側部フレーム部分３２４を相
互に接続している。図７に示すように、Ｕ字形のウェブ
ガイド部分３４０が基部分３１２の本体部分３１３に接
続されている。この基部分３１２のＵ字形のウェブガイ
ド部分３４０及び本体部分３１３は、ベルトウェブが貫
通して伸長する開口部３４１を形成する。
【００４３】プラスチック製ヒンジ部分３２８は、側部
フレーム部分３２２とばねカバーを備えるプラスチック
製部分３２６とを相互に接続する。ばねカバー２２６
は、図７に示すように、３本のピン３１７を備えてい
る。プラスチック製ヒンジ部分３３２は、側部フレーム
部分３２４と車の減速度及び／又はウェブ加速度センサ
のカバーを備えるプラスチック製部分３３０とを相互に
接続する。該センサカバー３３０は、図７に示すよう
に、４本のピン３３１を備えている。これらの２つのカ
バー部分３２６、３３０、２つのヒンジ部分３２８、３
３２、２つの側部フレーム部分３２２、３２４、ウェブ
ガイド部分３４０及び連結バー部分３５０は、同種のプ
ラスチック材料から成っている。図７の実施例の同種の
プラスチック製材料は、ナイロン（ＮＹＬＯＮ）６６、
又はナイロン（ＮＹＬＯＮ）６（ニュージャージ州、チ
ャサムのホチェスト・セラニース・コーポレーションの
登録商標）のようなナイロンで形成することが望まし
い。
フレーム部分３２２とばねカバーを備えるプラスチック
製部分３２６とを相互に接続する。ばねカバー２２６
は、図７に示すように、３本のピン３１７を備えてい
る。プラスチック製ヒンジ部分３３２は、側部フレーム
部分３２４と車の減速度及び／又はウェブ加速度センサ
のカバーを備えるプラスチック製部分３３０とを相互に
接続する。該センサカバー３３０は、図７に示すよう
に、４本のピン３３１を備えている。これらの２つのカ
バー部分３２６、３３０、２つのヒンジ部分３２８、３
３２、２つの側部フレーム部分３２２、３２４、ウェブ
ガイド部分３４０及び連結バー部分３５０は、同種のプ
ラスチック材料から成っている。図７の実施例の同種の
プラスチック製材料は、ナイロン（ＮＹＬＯＮ）６６、
又はナイロン（ＮＹＬＯＮ）６（ニュージャージ州、チ
ャサムのホチェスト・セラニース・コーポレーションの
登録商標）のようなナイロンで形成することが望まし
い。
【００４４】図７に示した構造体３１０は、図６に示し
た実施例に関して上述した方法と同様の方法で加工及び
成形が行われ、リトラクターの少なくとも一部を形成す
る。図７の実施例において、本体部分３１３及び側部フ
レーム部分３２２、３２４は、既に略Ｕ字形の形状であ
り、図１のリトラクター１１のフレーム１３のようなリ
トラクターのフレームを形成する。連結バー部分３５０
は、側部フレーム部分３２２、３２４と共に成形され
る。
た実施例に関して上述した方法と同様の方法で加工及び
成形が行われ、リトラクターの少なくとも一部を形成す
る。図７の実施例において、本体部分３１３及び側部フ
レーム部分３２２、３２４は、既に略Ｕ字形の形状であ
り、図１のリトラクター１１のフレーム１３のようなリ
トラクターのフレームを形成する。連結バー部分３５０
は、側部フレーム部分３２２、３２４と共に成形され
る。
【００４５】図６、図７に示した本発明の基部分は、鋼
以外の材料で形成することが可能であると考えられる。
一例として（図示せず）、この基部分は、リトラクター
のＵ字形のフレームの脚部を備える２つの側部フレーム
部分内にインサート成形されたベルトウェブストリップ
にて形成することが可能である。
以外の材料で形成することが可能であると考えられる。
一例として（図示せず）、この基部分は、リトラクター
のＵ字形のフレームの脚部を備える２つの側部フレーム
部分内にインサート成形されたベルトウェブストリップ
にて形成することが可能である。
【００４６】本発明により形成された構造体を提供する
ことにより、多数の利点が得られる。その一つの利点
は、リトラクターを形成するのに必要とされる独立的な
部品の数が少なくて済む点である。これは、リトラクタ
ーを形成するのに必要とされる部品の在庫数を少なくす
る。もう一つの利点は、プラスチック材料を使用する結
果、リトラクターの重量が著しく軽減される点である。
また、特に、図６の実施例に関して、側部フレーム部分
２２２、２２４のそれぞれの穴２２１、２２７の整合程
度が向上する点である。側部フレーム部分２２２、２２
４及び基部分２１２は、既にＵ字形の形状で成形されて
いるため、穴２２１、２２７の整合程度が向上する。
ことにより、多数の利点が得られる。その一つの利点
は、リトラクターを形成するのに必要とされる独立的な
部品の数が少なくて済む点である。これは、リトラクタ
ーを形成するのに必要とされる部品の在庫数を少なくす
る。もう一つの利点は、プラスチック材料を使用する結
果、リトラクターの重量が著しく軽減される点である。
また、特に、図６の実施例に関して、側部フレーム部分
２２２、２２４のそれぞれの穴２２１、２２７の整合程
度が向上する点である。側部フレーム部分２２２、２２
４及び基部分２１２は、既にＵ字形の形状で成形されて
いるため、穴２２１、２２７の整合程度が向上する。
【００４７】本発明の上記の説明から、本発明が関係す
る技術分野の当業者は、その改良、変更及び改造が認識
されよう。本発明が関係する技術分野の当業者の技術範
囲に属するかかる改良、変更及び改造は、特許請求の範
囲に包含することを意図するものである。
る技術分野の当業者は、その改良、変更及び改造が認識
されよう。本発明が関係する技術分野の当業者の技術範
囲に属するかかる改良、変更及び改造は、特許請求の範
囲に包含することを意図するものである。
【図１】本発明により構成された構造体を具体化する、
組み立て後のシートベルトリトラクターの概略図的な斜
視図である。
組み立て後のシートベルトリトラクターの概略図的な斜
視図である。
【図２】図１のシートベルトリトラクター構造体の平面
図である。
図である。
【図３】該構造体の別の部分内に挿入された、図２の構
造体の一部分を示す、拡大詳細図である。
造体の一部分を示す、拡大詳細図である。
【図４】図３と同様であるが、異なる状態にある構造体
部分を示す図である。
部分を示す図である。
【図５】本発明の第二の実施例を示す図２と同様の平面
図である。
図である。
【図６】本発明の第三の実施例を示すシートベルトリト
ラクターの特定の部品の斜視図である。
ラクターの特定の部品の斜視図である。
【図７】本発明の第四の実施例を示す図６と同様の斜視
図である。
図である。
１０ 構造体 １１ シートベル
トリトラクター １２ 基部分 １３ フレーム １５ スプール １７ ピン １８、２０ ヒンジ部分 ２１、２３、２
５、２７ 穴 ２２、２４ 側部フレーム部分 ２６ ばねカバー ２８、３２ ヒンジ部分 ３０ センサカバ
ー ３１ ピン ４０ ウェブガイ
ド部分 ４１、４５、４７ 開口部 ７５ 戻りコイル
ばね ７６ センサ ７７ ベルトウェ
ブ ７８ スプールシャフト ８０ ラチェット
歯車 ８２ 穴
トリトラクター １２ 基部分 １３ フレーム １５ スプール １７ ピン １８、２０ ヒンジ部分 ２１、２３、２
５、２７ 穴 ２２、２４ 側部フレーム部分 ２６ ばねカバー ２８、３２ ヒンジ部分 ３０ センサカバ
ー ３１ ピン ４０ ウェブガイ
ド部分 ４１、４５、４７ 開口部 ７５ 戻りコイル
ばね ７６ センサ ７７ ベルトウェ
ブ ７８ スプールシャフト ８０ ラチェット
歯車 ８２ 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーン・ティー・ヨシン アメリカ合衆国ミシガン州48077，スタリ ーング・ハイツ，リヴァークレスト 14845 (72)発明者 ラリー・エフ・エマーリング アメリカ合衆国ミシガン州48420，クリオ, ランネルズ・ドライヴ 11355
Claims (37)
- 【請求項１】 フレームと、該フレーム内に支持され且
つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能な
スプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏倚
させるばね部材と、センサ部材とを備える、シートベル
トリトラクター内で使用される構造体にして、 該リトラクターのフレームの少なくとも一部を備える第
一のプラスチック製部分と、 該部材の１つに対するカバーを備える第二のプラスチッ
ク製部分と、 前記第一及び第二のプラスチック製部分が相互に関して
枢動して、前記第二のプラスチック製部分が前記１つの
部材を覆う位置に達し得るように、前記第一及び第二の
プラスチック製部分を相互に接続する第一のプラスチッ
ク製ヒンジ部分と、を備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項２】 請求項１に記載の構造体にして、前記第
一のプラスチック製ヒンジ部分、前記第一及び第二のプ
ラスチック製部分が均質なプラスチック材料から成るこ
とを特徴とする構造体。 - 【請求項３】 請求項１に記載の構造体にして、前記リ
トラクターのフレームの少なくとも別の一部を有する第
三のプラスチック製部分を更に備えることを特徴とする
構造体。 - 【請求項４】 請求項３に記載の構造体にして、前記第
一及び第三のプラスチック製部分が互いに関して枢動し
得るように前記第一及び第三のプラスチック製部分を相
互に接続する第二のプラスチック製部分を更に備えるこ
とを特徴とする構造体。 - 【請求項５】 請求項４に記載の構造体にして、前記リ
トラクターのフレームの更に別の部分を有する第四のプ
ラスチック製部分を更に備えることを特徴とする構造
体。 - 【請求項６】 請求項５に記載の構造体にして、前記第
三及び第四のプラスチック製部分が互いに関して枢動し
得るように、前記第三及び第四のプラスチック製部分を
相互に接続する第三のプラスチック製ヒンジ部分を更に
備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項７】 請求項６に記載の構造体にして、前記部
材の他方の部材に対するカバーを有する第五のプラスチ
ック製部分を更に備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項８】 請求項７に記載の構造体にして、前記第
四及び第五のプラスチック製部分が互いに関して枢動し
得るように、前記第四及び第五のプラスチック製部分を
相互に接続する第四のプラスチック製ヒンジ部分を更に
備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項９】 請求項８に記載の構造体にして、前記第
一、第二、第三及び第四のプラスチック製ヒンジ部分、
及び前記第一、第二、第三、第四及び第五のプラスチッ
ク製部分が均質なプラスチック材料から成ることを特徴
とする構造体。 - 【請求項１０】 請求項１に記載の構造体にして、前記
第一及び前記第二のプラスチック製部分が、前記第二の
プラスチック製部分が前記部材の前記１つの部材を覆う
ように、前記第一及び第二のプラスチック製部分を共に
固着する手段を備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項１１】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
にフレームに取り付け可能なばねカバーと、を備えるシ
ートベルトリトラクター内で使用される構造体にして、 前記ばねを包み込み得るように、ばねカバーを取り付け
ることが出来、ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向
に回転し得るように、スプールを支持可能である第一の
プラスチック製部分と、 前記第一のプラスチック製部分内にインサート成形され
る縁部インサートを有する金属部分であって、前記第一
のプラスチック製部分及び該金属部分が前記リトラクタ
ーのフレームの少なくとも一部を含む位置まで、該金属
部分が曲がることを可能にする手段を備える金属部分
と、を備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載の構造体にして、ば
ねカバーを有する第二のプラスチック製部分を更に備え
ることを特徴とする構造体。 - 【請求項１３】 請求項１２に記載の構造体にして、前
記第一及び第二のプラスチック製部分を互いに関して枢
動可能であるように相互に接続するプラスチック製ヒン
ジ部分を更に備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項１４】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
にフレームに取り付け可能なばねカバーと、を備えるを
備えるシートベルトリトラクター内で使用される構造体
にして、 略Ｕ字形の形状であり、リトラクターのフレームの少な
くとも一部を備える第一のプラスチック製部分と、 ばねカバーを備える第二のプラスチック製部分と、 前記第一及び第二のプラスチック製部分が互いに関して
枢動し得るように、前記第一及び第二のプラスチック製
部分を相互に接続する第一のプラスチック製ヒンジ部分
と、を備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項１５】 請求項１４に記載の構造体にして、前
記第一のプラスチック製ヒンジ部分及び前記第一及び第
二のプラスチック製部分が均質なプラスチック材料から
成ることを特徴とする構造体。 - 【請求項１６】 請求項１４に記載の構造体にして、前
記第一及び第三のプラスチック製部分が互いに関して枢
動し得るように、前記第一及び第三のプラスチック製部
分を相互に接続するセンサカバー及び第二のプラスチッ
ク製ヒンジ部分を有する第三のプラスチック製部分を更
に備えることを特徴とする構造体。 - 【請求項１７】 請求項１６に記載の構造体にして、前
記第一及び第二のプラスチック製ヒンジ部分、前記第
一、第二及び第三のプラスチック製部分が均質なプラス
チック材料から成ることを特徴とする構造体。 - 【請求項１８】 請求項１４に記載の構造体にして、前
記Ｕ字形の第一のプラスチック製部分を支持し得るよう
に、該Ｕ字形の第一のプラスチック製部分の脚部を相互
に接続するプラスチック製連結バー部分を更に備えるこ
とを特徴とする構造体。 - 【請求項１９】 請求項１８に記載の構造体にして、前
記第一のプラスチック製ヒンジ部分、前記プラスチック
製の連結バー部分、前記第一及び第二のプラスチック製
部分が均質なプラスチック材料から成ることを特徴とす
る構造体。 - 【請求項２０】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
に前記フレームに取り付け可能なばねカバーと、を備え
るシートベルトリトラクター内で使用される構造体にし
て、 前記ばねを包み込み得るように、ばねカバーを取り付け
ることが出来、ベルトを巻き取り方向及び巻き懈き方向
に回転し得るように、スプールを支持可能である第一の
プラスチック製部分及び第二のプラスチック製部分と、 前記第一及び第二のプラスチック製部分内にインサート
成形され、該第一及び第二のプラスチック製部分を相互
に接続して、略Ｕ字形を形成し且つリトラクターのフレ
ームの少なくとも一部を含むようにした金属部分と、 前記金属部分と反対側に配置され、前記第一及び第二の
プラスチック製部分を相互に接続して、前記第一及び第
二のプラスチック製部分を支持するプラスチック製連結
バー部分と、を備え、該プラスチック製連結バー部分、
前記第一及び第二のプラスチック製部分が均質なプラス
チック材料から成ることを特徴とする構造体。 - 【請求項２１】 請求項２０に記載の構造体にして、ば
ねカバーを有する第三のプラスチック製部分を更に備え
ることを特徴とする構造体。 - 【請求項２２】 請求項２１に記載の構造体にして、前
記第二及び第三のプラスチック製部分が互いに関して枢
動し得るように前記第二及び第三のプラスチック製部分
を相互に接続するプラスチック製ヒンジ部分を更に備え
ることを特徴とする構造体。 - 【請求項２３】 請求項２２に記載の構造体にして、前
記プラスチック製ヒンジ部分、前記プラスチック製連結
バー部分、前記第一、第二及び第三のプラスチック製部
分が均質なプラスチック材料から成ることを特徴とする
構造体。 - 【請求項２４】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
にフレームに取り付けられたカバーと、を備えるシート
ベルトリトラクター内で使用される構造体にして、 少なくとも第一及び第二の部分と、該第一及び第二の部
分が互いに関して枢動し、該第一及び第二の部分がリト
ラクターのフレームの少なくとも一部を含む位置となる
ように、該第一及び第二の部分を相互にヒンジ止め可能
に接続する第一及のヒンジ手段と、を有する均質なプラ
スチック材料から成り、 前記均質なプラスチック材料が、ばねカバーを有する第
三の部分を形成し、 前記部分が互いに関して枢動し、前記第三の部分、前記
第一及び第二の部分の前記一方の部材が、ばね部材を包
み込み得るように、前記均質なプラスチック材料が、該
均質なプラスチック材料の前記第一及び第二の部分の一
方に前記第三の部分をヒンジ止め可能に接続する第二の
ヒンジ手段を形成することを特徴とする構造体。 - 【請求項２５】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、センサ部材とを備える、シートベ
ルトリトラクターの少なくとも一部を製造する方法にし
て、 前記リトラクターのフレームの少なくとも一部を備える
第一のプラスチック製部分と、前記部材の１つの部材に
対するカバーを備える第二のプラスチック製部分と、前
記第一及び第二のプラスチック製部分を相互に接続する
第一のプラスチック製ヒンジ部分とを備える構造体を提
供する段階と、 前記第一のプラスチック製部分をリトラクターのフレー
ムの少なくとも一部を含む位置に動かす段階を含む、フ
レームを提供する段階と、 ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に支持し得るよ
うにスプールをリトラクターのフレーム内に取り付ける
段階と、 ベルトの巻き取り方向に前記スプールを偏倚させ得るよ
うに、ばね部材をスプールに作用可能に接続する段階
と、 センサ部材をリトラクターのフレーム上に取り付ける段
階と、 第一及び第二のプラスチック製部分を互いに関して枢動
させ、第二のプラスチック製部分が１つの部材を覆う位
置になるようにする段階と、を備えることを特徴とする
製造方法。 - 【請求項２６】 請求項２５に記載の製造方法にして、
フレームを提供する前記段階が、第三のプラスチック製
部分を提供する段階と、該第三のプラスチック製部分を
リトラクターのフレームの少なくとも別の部分を含む位
置に動かす段階とを備えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項２７】 請求項２６に記載の製造方法にして、
前記部材の前記他方の部材に対するカバーを含むよう
に、第四のプラスチック製部分を提供する段階と、第三
及び第四のプラスチック製部分を互いに関して枢動さ
せ、該第四のプラスチック製部分が前記部材の前記他方
の部材を覆う位置となるようにする段階と、を更に備え
ることを特徴とする製造方法。 - 【請求項２８】 請求項２５に記載の製造方法にして、
前記第一のプラスチック製ヒンジ部分を１６２．８°Ｃ
（３２５°Ｆ）の温度に加熱し、第一及び第二のプラス
チック製部分が互いに関して枢動し、第二のプラスチッ
ク製部分が前記部材の一方の部材を覆う位置となるよう
にする段階を更に備えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項２９】 請求項２５に記載の製造方法にして、
（ｉ）前記第一及び第二のプラスチック製部分の間に多
数の加熱可能で且つ変形可能なピンを提供する段階と、
（ｉｉ）該ピンを８５°Ｃ（１８５°Ｆ）の温度に加熱
する段階と、（ｉｉｉ）第一及び第二のプラスチック製
部分を互いに固着する位置に該加熱されたピンを変形さ
せる段階と、（ｉｖ）変形ピンが冷却し、これにより硬
化するのを許容する段階を更に備えることを特徴とする
製造方法。 - 【請求項３０】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
にフレームに取り付け可能なばねカバーと、を備える、
シートベルトリトラクターの少なくとも一部を製造する
方法にして、 （ｉ）前記ばねを包み込む得るようにばねカバーを取り
付け、ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可
能であるようにスプールを支持することの出来る第一の
プラスチック製部分と、（ｉｉ）前記第一のプラスチッ
ク製部分内にインサート成形され、前記フレームの少な
くとも一部を含む金属部分とを有する構造体を提供する
段階と、 金属部分を第一のプラスチック製部分に関して曲げて、
第一のプラスチック製部分及び金属部分がリトラクター
のフレームの少なくとも一部を含む位置となるようにす
る段階と、を備えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項３１】 請求項３０に記載の製造方法にして、
前記第一のプラスチック製部分に接続され、ばねカバー
を含む第二のプラスチック製部分を提供する段階を更に
備えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項３２】 請求項３１に記載の製造方法にして、
前記スプールをベルトの巻き取り方向に偏倚させ得るよ
う、ばね部材をスプールに作用可能に接続する段階と、
第一及び第二のプラスチック製部分を互いに関して枢動
させ、第二のプラスチック製部分によりばね部材を覆う
段階と、を更に備えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項３３】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
にフレームに取り付け可能なばねカバーと、を備える、
シートベルトリトラクターの少なくとも一部を製造する
方法にして、 前記リトラクターのフレームの少なくとも一部を含む略
Ｕ字形の第一のプラスチック製部分と、ばねカバーを含
む第二のプラスチック製部分と、前記第一及び第二のプ
ラスチック製部分を相互に接続する第一のプラスチック
製ヒンジ部分とを提供する段階と、 略Ｕ字形の第一のプラスチック製部分の脚部の間に前記
スプールを取り付け、スプールをベルトの巻き取り方向
及び巻き懈き方向に回転可能に支持する段階と、 前記スプールをベルトの巻き取り方向に偏倚させ得るよ
うに、ばね部材をスプールに作用可能に接続する段階
と、 前記第一及び第二のプラスチック製部分を互いに関して
枢動させ、第二のプラスチック製部分がばね部材を覆う
位置となるようにする段階とを備えることを特徴とする
製造方法。 - 【請求項３４】 請求項３３に記載の製造方法にして、
前記第一のプラスチック製部分に接続され、センサに対
するセンサカバーを備える第三のプラスチック製部分を
提供する段階と、前記第一及び第三のプラスチック製部
分を互いに関して枢動させ、第三のプラスチック製部分
が前記センサを覆う位置となるようにする段階と、を備
えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項３５】 請求項３３に記載の製造方法にして、
略Ｕ字形の第一のプラスチック製部分の脚部を相互に接
続し、該Ｕ字形の第一のプラスチック製部分を支持する
プラスチック製連結バー部分を提供する段階を更に備え
ることを特徴とする製造方法。 - 【請求項３６】 フレームと、該フレーム内に支持され
且つベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
なスプールと、該スプールをベルトの巻き取り方向に偏
倚させるばね部材と、前記ばね部材を包み込み得るよう
にフレームに取り付け可能なばねカバーと、を備える、
シートベルトリトラクターの少なくとも一部を製造する
方法にして、 （ｉ）フレームの少なくとも一部を備える第一のプラス
チック製部分と、（ｉｉ）フレームの少なくとも一部を
備え、ばねを包み込み得るようばねカバーが取り付け可
能である、スプールをベルトの巻き取り方向及び巻き懈
方向に回転可能に支持する第二のプラスチック製部分
と、（ｉｉｉ）前記第一及び第二のプラスチック製部分
内にインサート成形され、該第一及び第二のプラスチッ
ク製部分を相互に接続して、略Ｕ字形の形状を形成し、
フレームの少なくとも一部を含むようにする金属部分
と、（ｉｖ）該金属部分の反対側に配置され、前記第一
及び第二のプラスチック製部分を相互に接続して、第一
及び第二のプラスチック製部分を支持するプラスチック
製の連結バー部分とを有する構造体を提供する段階と、 前記スプールを略Ｕ字形の構造体の脚部の間に取り付
け、ベルトの巻き取り方向及び巻き懈き方向に回転可能
に前記スプールを支持する段階と、 前記スプールをベルトの巻き取り方向に偏倚させ得るよ
う、ばね部材を該スプールに作用可能に接続する段階
と、を備えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項３７】 請求項３６に記載の製造方法にして、
第二のプラスチック製部分に接続され、ばねカバーを備
える第三のプラスチック製部分を提供する段階と、前記
第二及び第三のプラスチック製部分を互いに関して枢動
させ、第三のプラスチック製部分がばね部材を覆う位置
となるようにする段階を更に備えることを特徴とする製
造方法。
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| US08/142,762 US5443223A (en) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | Structure for use in a seat belt retractor and method of using the structure to make a seat belt retractor |
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|---|---|
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- 1994-10-26 DE DE4438308A patent/DE4438308A1/de not_active Ceased
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| DE4438308A1 (de) | 1995-04-27 |
| JP2596719B2 (ja) | 1997-04-02 |
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