JPH08339682A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH08339682A
JPH08339682A JP7145874A JP14587495A JPH08339682A JP H08339682 A JPH08339682 A JP H08339682A JP 7145874 A JP7145874 A JP 7145874A JP 14587495 A JP14587495 A JP 14587495A JP H08339682 A JPH08339682 A JP H08339682A
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ram
sam
internal voltage
power supply
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Yukihiro Kagenishi
幸博 蔭西
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非同期動作を行うRAM部とSAM部との間
で、一方の動作に起因する電源電圧の変動が他方の動作
に影響を及ぼすことを防止する。 【構成】 RAM部11及びRAM制御回路13は、電
源回路A´から電源供給を受ける。SAM部12及びS
AM制御回路14は、他の電源回路B´から電源供給を
受ける。電源回路A´は、待機時用の降圧回路31と、
動作時用の降圧回路32とを有する。電源回路B´も同
様に、待機時用の降圧回路36と、動作時用の降圧回路
37とを有する。待機時用の降圧回路31、36は、外
部電源VDDの立上り時から動作する。RAM系の動作
時用の降圧回路32は、RAM系のコントロール信号/
RAS、/CASの出力時に初めて動作する。SAM系
の動作時用の降圧回路37は、SAM系のコントロール
信号/SE及びクロック信号SCの出力時に初めて動作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置の改良に
関し、特に、データの入出力動作を非同期に行なうこと
が可能なランダムアクセスメモリ部とシリアルアクセス
メモリ部とを有するマルチポート型の画像用半導体記憶
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の半導体記憶装置の回路
構成を示す。
【0003】同図において、1はビット線とワード線と
によるマトリックスを構成してその交点に情報を記憶す
るメモリセルを配置したランダムアクセス可能なメモリ
領域であるランダムアクセスメモリ部(以下、RAM部
という)、2はRAM部1との間で双方向に記憶情報の
入出力が可能なシリアルアクセス可能なメモリ領域であ
るシリアルアクセスメモリ部(以下、SAM部という)
である。
【0004】また、3は装置外部から与えられるコント
ロール信号及びクロック信号並びにアドレス信号を受け
て、RAM部1の動作を制御するための制御信号及びR
AM部1とSAM部2との間のデータ転送動作を制御す
るための制御信号を発生するRAM制御回路、4は装置
外部からのコントロール信号及びクロック信号を受け
て、SAM部2の動作を制御するための制御信号を発生
するSAM制御回路である。
【0005】以上のように構成された従来の半導体記憶
装置の動作を説明する。以下、例えば256Kワードx
8ビット構成の2Mビットメモリである場合について説
明する。
【0006】ランダムアクセス動作を行う時には、RA
M制御回路3へコントロール信号/RASが入力されて
RAM部1の動作が起動される。この時、入力されたア
ドレス信号A0−A8によりワード線が選択される。選
択されたワード線により活性化されたメモリセルから、
記憶情報としての電荷が、各メモリセルと接続される各
々のビット線に転送されて、予めプリチャージされてい
たビット線の電位が変化し、この電位の変化がセンスア
ンプ(図示せず)により増幅される。
【0007】ここで、読み出し動作であることがコント
ロール信号/WE及び/CASにより設定された場合に
は、コントロール信号/CASによりビット線選択のた
めのアドレスがアドレス信号A0−A8から取り込ま
れ、このアドレスに対応するビット線とデータ線とが接
続されて、入出力端子IO0−IO7にデータが出力さ
れる。
【0008】また、書き込み動作であることがコントロ
ール信号/WEと/CASとにより設定された場合に
は、入出力端子IO0−IO7から入力されたデータが
データ線を経て、コントロール信号/CASにより取り
込まれたアドレス信号A0−A8により選択されたビッ
ト線に送られて、予め選択されたワード線に接続された
メモリセルへ記憶される。
【0009】一方、シリアルアクセス動作を行う場合に
は、SAM制御回路4へ入力されたコントロール信号/
SEにより、SAM部2の動作が起動される。
【0010】コントロール信号/DT信号及び/WE信
号がRAM制御回路3へ入力されて、RAM部1からS
AM部2へデータが転送された場合には、SAM制御回
路4へ入力されるクロック信号SCに同期して、データ
入出力端子SIO0−SIO7からデータが読み出され
る。
【0011】SAM2へのデータ書き込み可能な状態
が、予め、RAM制御回路3へ入力されたコントロール
信号/DT及び/WEにより、設定されている場合に
は、SAM制御回路4へ入力されたコントロール信号/
SEにより、SAM部2が活性化されて、SAM制御回
路4へ入力されるクロック信号SCに同期して、入出力
端子SIO0−SIO7からデータがSAM2へ書き込
まれる。その後、RAM制御回路1へ入力される各コン
トロール信号により、SAM部2からRAM部1へのデ
ータ転送が行われる。
【0012】このように、RAM部1とSAM部2との
間でデータ転送が行われる場合を除いて、RAM部1に
おけるデータ入出力と、SAM部2におけるデータ入出
力とは、各々、独立したコントロール信号とクロック信
号とにより非同期に行うことが可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、ランダムアクセス動作を行うRAM部1
と、シリアルアクセス動作を行うSAM部2とが、各々
非同期に動作することが可能であるにも拘らず、RAM
部1もSAM部2もデバイス外部から供給される外部電
源VDDを共通の電流供給源として使用するため、次の
欠点がある。
【0014】即ち、RAM部1でのセンスアンプによる
ビット線増幅動作時やデータ出力時等では、これ等の動
作時に発生する大きな瞬時電流がデバイス内部の電源電
圧の変動を誘発し、この電源電圧の変動がSAM部2の
動作に影響を及ぼして、そのSAM部2の動作余裕度を
減少させる。また、逆に、SAM部2でのデータ出力時
等では、この動作時に発生する大きな瞬時電流がデバイ
ス内部の電源電圧の変動を誘発し、この電源電圧の変動
がRAM部1の動作に影響を及ぼして、そのRAM部1
の動作余裕度を減少させる。更には、SAM部2は高速
動作する関係上、その高速動作に起因して雑音が発生
し、この雑音が半導体記憶装置の内部及び外部に悪影響
を及ぼす欠点がある。加えて、共通の電源である以上、
RAM系及びSAM系に各々対応した適切な内部電源電
位にならず、その結果、消費電力が多いという欠点を有
する。
【0015】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、前記のようにRAM系とSAM系等
のように、互いに非同期動作が可能な2つの機能ブロッ
クをデバイス内部に有していても、一方の機能ブロック
の動作による電源電圧の変動に起因して他方の機能ブロ
ックの動作が影響されることがないようにして、十分な
動作余裕度を確保すると共に、高速動作に起因する雑音
の発生を防止して安定した動作を確保し、更には低消費
電力化を図ることが可能な半導体記憶装置、特にマルチ
ポート型の画像用半導体記憶装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明では、互いに非同期動作が可能な2つの機能
ブロックに対しては、各々独立した内部電源回路により
電源電流を供給する構成とする。
【0017】即ち、請求項1記載の発明の半導体記憶装
置は、複数個の機能ブロックを備え、前記各機能ブロッ
クは相互に非同期に動作可能である半導体記憶装置にお
いて、前記各機能ブロックに対応して機能ブロックの数
に等しい個数の電源回路を備え、前記各電源回路は、外
部電源に接続されると共に、対応する機能ブロックに設
定電位の内部電圧を与えるものであることを特徴とす
る。
【0018】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の半導体記憶装置において、機能ブロックの数は
2個であり、一方の機能ブロックは、ワード線とビット
線との交差点ごとに情報記憶セルが設けられたRAM部
と、前記RAM部の動作を制御するRAM制御回路とか
ら成るRAM用機能ブロックであり、他方の機能ブロッ
クは、前記RAM部に併設されて前記RAM部との間で
双方向に記憶情報の転送が可能なSAM部と、前記SA
M部の動作を制御するSAM制御回路とから成るSAM
用機能ブロックであることを特徴とする。
【0019】更に、請求項3記載の発明は、前記請求項
2記載の半導体記憶装置において、RAM用及びSAM
用の各機能ブロックに対応する電源回路は、各々、内部
電圧を発生し、この内部電圧を対応する機能ブロックに
動作電源電圧として与える内部電圧出力回路と、前記内
部電圧出力回路から出力された内部電圧の電位を検知す
る電位検知回路とを備え、前記内部電圧出力回路は、前
記電位検知回路の検知信号を受け、この検知信号に基い
て、内部電圧が設定電位未満であるとき、内部電圧の電
位を上昇させるものであることを特徴とする。
【0020】加えて、請求項4記載の発明は、前記請求
項3記載の半導体記憶装置において、RAM用機能ブロ
ックに対応する電源回路は、更に、制御部を備え、前記
制御部は、前記RAM制御回路に与えられるコントロー
ル信号を入力し、このコントロール信号の入力中は、内
部電圧出力回路を、前記コントロール信号の非入力時に
比べて、その電流供給能力が高くなるよう制御すること
を特徴とする。
【0021】更に加えて、請求項5記載の発明は、前記
請求項3記載の半導体記憶装置において、SAM用機能
ブロックに対応する電源回路は、更に、制御部を備え、
前記制御部は、前記SAM制御回路に与えられるコント
ロール信号及びクロック信号を入力し、このコントロー
ル信号の入力中で且つ前記クロック信号の非入力時に
は、内部電圧出力回路を、その電流供給能力が設定能力
になるよう制御し、前記コントロール信号の入力中で且
つ前記クロック信号の入力時には、内部電圧出力回路
を、その電流供給能力が前記設定能力よりも高くなるよ
う制御することを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明は、前記請求項3記載
の半導体記憶装置において、各内部電圧出力回路は、動
作時に必要な電流を供給できる電流駆動能力が大きい動
作時用内部電圧出力回路と、待機時に必要な電流を供給
できる電流駆動能力が小さい待機時用内部電圧出力回路
とから構成されることを特徴とする。
【0023】また、請求項7記載の発明は、前記請求項
3記載の半導体記憶装置において、RAM用及びSAM
用の各機能ブロックに対応する電源回路は、発生する内
部電圧が相互に同一電位であることを特徴とする。
【0024】更に、請求項8記載の発明は、前記請求項
3記載の半導体記憶装置において、RAM用及びSAM
用の各機能ブロックに対応する電源回路は、発生する内
部電圧が相互に異なる電位であることを特徴とする。
【0025】加えて、請求項9記載の発明は、前記請求
項8記載の半導体記憶装置において、SAM用の機能ブ
ロックに対応する電源回路が発生する内部電圧は、RA
M用の機能ブロックに対応する電源回路が発生する内部
電圧よりも低いことを特徴とする。
【0026】更に加えて、請求項10記載の発明は、前
記請求項6記載の半導体記憶装置において、動作時用内
部電圧出力回路と待機時用内部電圧出力回路とは、発生
する内部電圧が相互に同一電位であることを特徴とす
る。
【0027】請求項11記載の発明は、前記請求項6記
載の半導体記憶装置において、動作時用内部電圧出力回
路と待機時用内部電圧出力回路とは、発生する内部電圧
が相互に異なる電位であることを特徴とする。
【0028】また、請求項12記載の発明は、前記請求
項11記載の半導体記憶装置において、待機時用内部電
圧出力回路が発生する内部電圧は、動作時用内部電圧出
力回路が発生する内部電圧よりも低いことを特徴とす
る。
【0029】
【作用】以上の構成により、請求項1ないし請求項12
記載の発明の半導体記憶装置では、一方の機能ブロック
(例えばRAM部)の動作に必要な電流を供給するため
の電源回路と、他方の機能ブロック(例えばSAM部)
の動作に必要な電流を供給するための電源回路とを、各
々、独立して設けたので、この両機能ブロック(RAM
部とSAM部)が互いに非同期に動作しても、一方の機
能ブロックの動作が引き起こす電源電圧変動が、他方の
機能ブロックの動作に影響を及ぼすことがなく、従っ
て、動作が十分に安定した半導体記憶装置が実現され
る。
【0030】また、内部電源電圧は、外部電源電圧の変
動があっても、所望の電位に安定させることが実現でき
るので、記憶容量を増大するための素子の高集積化や微
細化に伴う消費電力の低減、及び信頼性の向上を達成す
ることができる。
【0031】特に、請求項4記載の発明の半導体記憶装
置では、RAM制御回路にコントロール信号が入力され
た時、即ち、RAM部が起動された時やデータの読出
し、書込み時には、その動作に伴い瞬時電流が増大する
ものの、内部電圧出力回路が制御部により制御されて、
その電流供給能力が高くなるので、RAM部の供給電位
の低下が小さく制限される。
【0032】同様に、請求項5記載の発明の半導体記憶
装置では、SAM制御回路にコントロール信号やクロッ
ク信号が入力された時、即ち、SAM部が起動された時
やデータ出力時等では、その動作に伴い瞬時電流が増大
するものの、内部電圧出力回路が制御部により電流供給
能力が高くなるよう制御されるので、SAM部の供給電
位の低下が小さく制限される。
【0033】また、請求項9記載の発明の半導体記憶装
置では、SAM部及びSAM制御回路に供給される内部
電圧は、RAM部及びRAM制御回路に供給される内部
電圧に対して、低い電圧値であるので、高速動作が必要
なSAM部では、このSAM部ほどの高速動作が要求さ
れないRAM部よりも、小さな信号振幅で回路内部の信
号データを取り扱うことができ、より安定した内部動作
を実現することが可能である。
【0034】更に、請求項12記載の発明の半導体記憶
装置では、回路の動作が起動される以前の待機時には、
その動作時よりも低い内部電圧が供給されるので、活性
化されていないデバイスの消費電力が小さく制限され
る。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0036】(第1の実施例)図1は、本発明の第1の
実施例における半導体記憶装置の回路構成図を示すもの
である。
【0037】同図において、11はビット線とワード線
とによるマトリックスを構成してその交点に情報を記憶
するメモリセルを配置したランダムアクセス可能なメモ
リ領域であるRAM部、12はRAM部11との間で双
方向に記憶情報の入出力ができるシリアルアクセス可能
なメモリ領域であるSAM部である。
【0038】また、13は装置外部からのコントロール
信号/RAS、/CAS、/WE、/DT、/OE及び
クロック信号並びにアドレス信号A0〜A8を受けて、
RAM部11の動作を制御する制御信号、及びRAM部
11とSAM部12との間のデータ転送動作を制御する
制御信号を発生するRAM制御回路、14は装置外部か
らのコントロール信号/SE及びクロック信号SCを受
けて、SAM部12の動作を制御する制御信号を発生す
るSAM制御回路である。
【0039】前記RAM部11及びRAM制御回路13
により、RAM系の機能ブロックが構成され、SAM部
12及びSAM制御回路14により、SAM系の機能ブ
ロックが構成される。
【0040】更に、Aは前記RAM系の機能ブロックに
対応して設けられた電源回路、BはSAM系の機能ブロ
ックに対応して設けられた電源回路である。
【0041】前者の電源回路Aにおいて、15はRAM
部11及びRAM制御回路13に動作電流を供給するR
AM部内部電源電圧降圧回路、17はRAM部内部電源
電圧降圧回路15が発生するRAM部11への内部電源
電圧の電位を検出するRAM部用電位検知回路、19は
RAM部11を制御する外部コントロール信号/RA
S、/CASを入力信号として、RAM部内部電源電圧
降圧回路15の動作を制御するRAM部用降圧回路制御
部である。
【0042】同様に、後者の電源回路Bにおいて、16
はSAM部12及びSAM制御回路14に動作電流を供
給するSAM部内部電源電圧降圧回路、18はSAM部
内部電源電圧降圧回路16が発生するSAM部12への
内部電源電圧の電位を検出するSAM部用電位検知回
路、20はSAM部12を制御する外部コントロール信
号/SE及びクロック信号SCを入力信号として、SA
M部内部電源電圧降圧回路16の動作を制御するSAM
部用降圧回路制御部である。
【0043】前記RAM部内部電源電圧降圧回路15
は、図2に詳示するように、基準電圧発生回路15a
と、内部電圧出力回路15bとから成る。
【0044】基準電圧発生回路15aは、内部電圧出力
回路15bに出力する参照電圧VREF(RAM)を端
子Voに発生する。この参照電圧VREF(RAM)
は、この端子Voに直列接続されたPMOS型トランジ
スタのしきい値電圧VTPを利用して発生され、この直
列接続されたPMOS型トランジスタの段数に応じて変
更される。即ち、制御トランジスタTLが制御信号LV
(RAM)の入力によりON制御された場合には、3個
のPMOS型トランジスタTp1〜Tp3を直列接続し
た回路が端子Voに接続されて、3・|VTP|の電位
である参照電圧VREF(RAM)1が発生し、制御ト
ランジスタTMが制御信号MV(RAM)の入力により
ON制御された場合には、4個のPMOS型トランジス
タTp4〜Tp7を直列接続した回路が端子Voに接続
されて、4・|VTP|の電位である参照電圧VREF
(RAM)2(VREF(RAM)1<VREF(RA
M)2)が発生し、制御トランジスタTHが制御信号H
V(RAM)の入力によりON制御された場合には、5
個のPMOS型トランジスタTp8〜Tp12を直列接
続した回路が端子Voに接続されて、5・|VTP|の
電位である参照電圧VREF(RAM)3(VREF
(RAM)2<VREF(RAM)3)が発生する。
【0045】更に、前記基準電圧発生回路15aには、
参照電圧調整回路15cが設けられる。この参照電圧調
整回路15cは、電位検知回路17の出力信号Z(設定
電位未満の検出時に“L”レベルとなる)信号を受け、
この信号Zの“L”レベル時に、端子Voに発生してい
る参照電圧VREF(RAM)を上昇させる。
【0046】加えて、前記内部電圧出力回路15bは、
前記基準電圧発生回路15aの端子Voの参照電圧VR
EF(RAM)を受けるカレントミラー回路15dと、
このカレントミラー回路15dの出力により制御される
PMOS型のドライバートランジスタTDとを有する。
前記ドライバートランジスタTDは、出力端子V1に接
続され、この出力端子V1から設定電圧VINT(RA
M)の電源電流を前記RAM部11及びRAM制御回路
13に供給する。
【0047】また、SAM部内部電源電圧降圧回路16
は、図3に詳示するように、前記RAM部内部電源電圧
降圧回路15と同様に、基準電圧発生回路16aと、内
部電圧出力回路16bとから成る。これ等回路の構成は
図2とほぼ同様であり、異なる点は、基準電圧発生回路
16aにおいて、参照電圧VREFを発生する各直列回
路のPMOS型トランジスタの接続段数が異なり、各
々、2個、3個及び4個に設定される。
【0048】更に、前記各電位検知回路17、18は同
一構成であり、以下、電位検知回路17の詳細を説明す
る。図4に示すように、電位検知回路17は、電位判定
回路17aと、スイッチング回路17bとから成る。前
記電位判定回路17aは、内部電圧出力回路15bの出
力電圧VINTが期待電位よりも微小電圧ΔV1 未満に
なると、出力が“L”レベルとなり、期待電位よりも微
小電圧ΔV2 を越えて高くなると、出力が“H”レベル
となる。また、スイッチング回路17bは、電位判定回
路17aの出力に反応し、その出力信号Zは、電位判定
回路17aの出力が“L”レベルのとき“L”レベルと
なり、電位判定回路17aの出力が“H”レベルのとき
“H”レベルとなる。このスイッチング回路17bの出
力信号Zは、前記基準電圧発生回路15aの参照電圧調
整回路15cに入力される。
【0049】前記RAM部用降圧回路制御部19は、図
5に示すように制御信号LV(RAM)、MV(RA
M)、HV(RAM)を発生する。即ち、外部電源VD
Dの立上り時に制御信号LV(RAM)を発生し、その
発生を外部電源VDDの立下り時まで維持する。また、
外部コントロール信号/RASの入力時(立下り時)に
制御信号MV(RAM)を発生し、コントロール信号/
RASの立上り時にこの制御信号MV(RAM)の発生
を停止する。更に、外部コントロール信号/CASの入
力時(立下り時)に制御信号HV(RAM)を発生し、
コントロール信号/CASの立上り時にこの制御信号H
V(RAM)の発生を停止する。この各制御信号LV
(RAM)、MV(RAM)、HV(RAM)は各々前
記基準電圧発生回路15aの制御トランジスタTL、T
M、THに入力される。
【0050】また、SAM部用降圧回路制御部20は、
図6に示すように制御信号LV(SAM)、MV(SA
M)、HV(SAM)を発生する。即ち、外部電源VD
Dの立上り時に制御信号LV(SAM)を発生し、その
発生を外部電源VDDの立下り時まで維持する。また、
外部コントロール信号/SEの入力時(立下り時)に制
御信号LV(SAM)を発生し、コントロール信号/S
Eの立上り時にこの制御信号LV(SAM)の発生を停
止する。また、クロック信号SCの入力時(立上り時)
に制御信号HV(SAM)を発生し、クロック信号SC
の立下り時にこの信号HV(SAM)の発生を停止す
る。
【0051】以上のように構成された本実施例の半導体
記憶装置において、以下、その動作を説明する。
【0052】ランダムアクセス動作を行う場合には、R
AM制御回路13へコントロール信号/RASが入力さ
れて、RAM部11の動作が起動される。この時、入力
されたアドレス信号A0- A8によりワード線が選択さ
れる。選択されたワード線により活性化されたメモリセ
ルから、記憶情報としての電荷が、各メモリセルと接続
される各々のビット線に転送されて、予めプリチャージ
されていたビット線の電位が変化し、この電位の変化が
図示されないセンスアンプにより増幅される。そして、
その後は、外部から入力されるコントロール信号/CA
S、/WE、/DT、/OE及びクロック信号に応じ
て、データの読み出し動作及び書き込み動作、並びにR
AM部11とSAM部12との間でのデータ転送動作等
が実行される。
【0053】いま、前記シリアル動作(RAM系の動
作)の起動される前において、外部から電源電圧VDD
が印加されれば、RAM部内部電源電圧降圧回路15
は、RAM部11及びRAM制御回路13へ内部電源電
位を供給する。ここに、RAM系は待機状態にあり、こ
の待機状態では、RAM部11及びRAM制御回路13
での消費電流は少なく、従って、供給すべき電源電流も
少なくて済む状況である。この状況では、RAM用降圧
回路制御部19が制御信号LV(RAM)を発生するの
で、RAM部内部電源電圧降圧回路15では、基準電圧
発生回路15aが最小値の参照電圧VREF(RAM)
1を発生し、内部電圧出力回路15bがこの参照電圧V
REF(RAM)1に等しい内部電圧VINT(RA
M)を端子V1から外部出力し、その結果、RAM部1
1及びRAM制御回路13に供給される電源電流は少な
い。
【0054】そして、前記の待機状態において、RAM
制御回路13へ外部からコントロール信号/RASが入
力されて、RAM系の動作が起動されると、RAM部用
降圧回路制御部19が制御信号MV(RAM)を出力す
るので、RAM部内部電源電圧降圧回路16の基準電圧
発生回路16aの発生する参照電圧が設定電圧VREF
(RAM)2(VREF(RAM)1<VREF(RA
M)2)に高くなり、内部電圧出力回路15bがこの参
照電圧VREF(RAM)2に等しい内部電圧VINT
を端子V1から外部出力して電流駆動能力が高くなる。
その結果、センスアンプによるビット線の増幅動作によ
り大きな瞬時電流が流れても、RAM部11及びRAM
制御回路13の内部電源電位は、前記内部電圧出力回路
15から増大供給される電源電流により、その低下が少
なくなる。
【0055】その後、コントロール信号/CASが入力
されて、データの読み出し動作又は書き込み動作が行わ
れる場合に、流れる瞬時電流は、この読み出し又は書き
込み動作により大きくなるが、これに対応してRAM部
用降圧回路制御部19が制御信号HV(RAM)を出力
し、RAM部内部電源電圧降圧回路15の基準電圧発生
回路15aが発生する参照電圧が設定電圧VREF(R
AM)3(VREF(RAM)2<VREF(RAM)
3)に高くなる。その結果、内部電圧出力回路15bが
発生する内部電圧VINT(RAM)も一層高くなり、
電流供給能力が増大するので、そのデータの読み出し又
は書き込み動作による瞬時電流の増大があっても、RA
M部11及びRAM制御回路13の内部電源電位は、そ
の低下が少なくなる。
【0056】その場合、前記センスアンプによるビット
線の増幅動作又はデータの読み出し、書き込み動作によ
り大きな瞬時電流が流れた際、RAM部11及びRAM
制御回路13での内部電源電位の低下は、RAM部用電
位検知回路17により検知され、以後、このRAM部用
電位検知回路17により、RAM部内部電源電圧降圧回
路15の出力電圧VINTが調整される。即ち、RAM
部11及びRAM制御回路13の内部電源電位が期待電
圧(=参照電圧VREF(RAM))よりも微小電圧Δ
1 未満に低下すれば、検知信号Zが“L”レベルにな
り、基準電圧発生回路15aの参照電圧VREF(RA
M)が設定電圧上昇し、RAM部内部電源電圧降圧回路
15の出力電圧VINTが上昇して電流供給能力が増大
し、RAM部11及びRAM制御回路13の内部電源電
位を高くし、期待電圧VREFに復帰させる。そして、
RAM部11及びRAM制御回路13の内部電源電位が
期待電位VREF(RAM)よりも微小電圧ΔV2 高い
電圧値に達すれば、RAM部用電位検知回路17がこれ
を検出して検知信号Z(“H”レベル)を出力するの
で、基準電圧発生回路15aの参照電圧VREF(RA
M)が元に戻り、RAM部内部電源電圧降圧回路15の
出力電圧VINT(RAM)も元に戻る。以上の動作を
繰返して、RAM部内部電源電圧降圧回路15の発生電
圧は、期待電圧VREF(RAM)の設定幅内(VRE
F(RAM)−ΔV1 ≦VREF(RAM)≦VREF
(RAM)+ΔV2 )に制御され、電流供給能力が最適
になる。
【0057】シリアルアクセス動作を行う場合には、S
AM制御回路14へコントロール信号/SEが入力され
て、SAM部12の動作が起動される。このSAM部1
2の動作の起動前、即ち待機時には、外部からの電源電
圧VDDがSAM部内部電源電圧降圧回路16に印加さ
れれば、SAM用降圧回路制御部20が制御信号LV
(SAM)を発生し、従ってSAM部内部電源電圧降圧
回路16の基準電圧発生回路16aが最小値の参照電圧
VREF(SAM)1を発生し、内部電圧出力回路15
bの発生電圧が最小値になるので、RAM部11及びR
AM制御回路13に供給される電源電流は少ない。
【0058】その後、SAM制御回路14へ外部からコ
ントロール信号/SEが入力されて、SAM系の動作が
起動されると、SAM部用降圧回路制御部20が制御信
号MV(SAM)を出力し、これにより、SAM部内部
電源電圧降圧回路16の基準電圧発生回路16aの発生
する参照電圧が設定電圧VREF(SAM)2に高くな
り、内部電圧出力回路15bの発生電圧が上昇して、電
流駆動能力が高くるので、SAM部12の活性化に必要
な瞬時電流が流れても、SAM部12及びSAM制御回
路14の内部電源電位は、その低下が少なくなる。
【0059】その後、クロック信号SCが入力される毎
に、データの読み出し動作又は書き込み動作が行われ
る。この場合に、瞬時電流は、この読み出し又は書き込
み動作により大きくなるが、SAM部用降圧回路制御部
20が制御信号HV(SAM)を出力し、SAM部内部
電源電圧降圧回路16の基準電圧発生回路16aの発生
する参照電圧が設定電圧VREF(SAM)3に高くな
り、これに伴い内部電圧出力回路16の発生電圧VIN
T(SAM)も高くなって、電流供給能力が増大するの
で、そのデータの読み出し又は書き込み動作による瞬時
電流の増大があっても、SAM部12及びSAM制御回
路14の内部電源電位は、その低下が少なくなる。
【0060】その場合、前記SAM部12の活性化又は
データの読み出し、書き込み動作により大きな瞬時電流
が流れた際には、上記RAM系の動作で既述したよう
に、SAM部用電位検知回路18により、RAM部内部
電源電圧降圧回路16の出力電圧VINTが良好に調整
される。
【0061】以上のように、本実施例によれば、RAM
系及びSAM系の各々に対して独立した内部電源回路
A、Bを設けたので、RAM系及びSAM系が互いに非
同期動作しても、その非同期動作の影響が他方の内部電
源電位に影響せず、よって、RAM系及びSAM系各々
の動作余裕度を確保することが可能となり、画像用半導
体記憶装置として安定な動作を実現することができる。
【0062】しかも、各内部電源電圧降圧回路15、1
6を、対応する降圧回路制御部19、20により、対応
するRAM系、SAM系の動作状態を制御するコントロ
ール信号/RAS、/CAS、/SEを用いて制御した
ので、RAM部11、SAM部12等の内部電源電位の
低下時にタイミング良く電流供給能力を高めることがで
き、RAM部11、SAM部12等の内部電源電位の低
下幅を低く抑えることができる。
【0063】更に、SAM部内部電源電圧降圧回路16
の発生電圧は、待機時及び動作時の双方で、RAM部内
部電源電圧降圧回路15の発生電圧よりも低く設定され
ているので、RAM系に比較して高速な動作を必要とす
るSAM系については、デバイス内外での高速データ転
送に伴う雑音の発生を十分に抑制でき、この半導体記憶
装置を使用したシステム全体での安定動作を低消費電力
で実現することができる。
【0064】尚、本実施例では、RAM用及びSAM用
の各内部電圧降圧回路15、16が発生する内部電圧V
INTは、その各々の基準電圧発生回路15a、16a
が発生する参照電圧VREFの間に差を設けるによっ
て、SAM用の内部電圧降圧回路16が発生する内部電
圧VINT(SAM)の方が、RAM用の内部電圧降圧
回路15が発生する内部電圧VINT(RAM)よりも
低い構成としたが、相互に同一電位としてもよいのは勿
論である。
【0065】(第2の実施例)図7は本発明の第2の実
施例における半導体記憶装置の回路構成図を示すもので
ある。
【0066】前記第1の実施例では、RAM用及びSA
M用の各内部電圧降圧回路15、16を、待機時用と動
作時用とで電流供給能力を変更するように回路構成して
機能的に待機時用の降圧回路と動作時用の降圧回路とを
持つ構成としたのに代え、本実施例では、RAM部内部
電源電圧降圧回路30を、構造的に、待機時用の降圧回
路31と、動作時用の降圧回路32とに分割すると共
に、SAM部内部電源電圧降圧回路35も同様に、待機
時用の降圧回路36と、動作時用の降圧回路37とに分
割したものである。
【0067】即ち、前記RAM部内部電源電圧降圧回路
30の具体的構成を図8に示す。同図のRAM部内部電
源電圧降圧回路30は、基準電圧発生回路30aと、待
機時用の内部電圧出力回路30bと、第1の動作時用の
内部電圧出力回路30cと、第2の動作時用の内部電圧
出力回路30dとから成る。
【0068】前記基準電圧発生回路30aは、前記図2
に示した基準電圧発生回路15aと基本的には同様の構
成であり、参照電圧調整回路30eも備える。以下、異
なる構成のみを説明すると、参照電圧VREFを与える
直列回路が1つのみ設けられ、且つこの直列回路を構成
するPMOS型トランジスタの段数が4段であり、4個
のPMOS型トランジスタTp1〜Tp4より成る。
【0069】また、前記各内部電圧出力回路30b〜3
0dは、各々、前記図2に示した内部電圧出力回路15
dと同様に、カレントミラー回路33b、33c、33
dと、ドライバートランジスタTDb、TDc、TDd
とを有する。待機時用の内部電圧出力回路30bのドラ
イバートランジスタTDbは、電流駆動能力が極く小さ
い。また、第1の動作時用の内部電圧出力回路30cの
ドライバートランジスタTDcは、電流駆動能力が大き
く、第2の動作時用の内部電圧出力回路30dのドライ
バートランジスタTDdは、電流駆動能力が小さい。
【0070】更に、前記各内部電圧出力回路30b〜3
0dには、各々、制御トランジスタ34b、34c、3
4dを有する。待機時用の内部電圧出力回路30bの制
御トランジスタ34bは、前記第1実施例のRAM部用
降圧回路制御部19から出力される制御信号LV(RA
M)によりON制御されて、カレントミラー回路33b
を動作可能とする。同様に、第1の動作時用の内部電圧
出力回路30cの制御トランジスタ34cは、制御信号
MV(RAM)によりON制御されて、カレントミラー
回路33cを動作可能とし、第2の動作時用の内部電圧
出力回路30dの制御トランジスタ34dは、制御信号
HV(RAM)によりON制御されて、カレントミラー
回路33dを動作可能とする。
【0071】また、SAM部内部電源電圧降圧回路35
の具体的構成を図9に示す。同図のSAM部内部電源電
圧降圧回路35は、基準電圧発生回路35aと、待機時
用の内部電圧出力回路35bと、第1の動作時用の内部
電圧出力回路35cと、第2の動作時用の内部電圧出力
回路35dとから成る。
【0072】前記基準電圧発生回路35aは、前記図8
に示したRAM用の基準電圧発生回路30aとほぼ同様
の構成であり、参照電圧調整回路35eも備えるが、参
照電圧VREFを与える直列回路を構成するPMOS型
トランジスタの段数が3段であり、3個のPMOS型ト
ランジスタTp1〜Tp3より成る。
【0073】また、前記各内部電圧出力回路35b〜3
5dは、各々、前記図8に示したRAM用の内部電圧出
力回路30b〜30dと同様に、カレントミラー回路3
8b、38c、38dと、ドライバートランジスタTD
b、TDc、TDdとを有する。待機時用の内部電圧出
力回路35bのドライバートランジスタTDbは、電流
駆動能力が極く小さく、第1の動作時用の内部電圧出力
回路35cのドライバートランジスタTDcは電流駆動
能力が大きい。また、第2の動作時用の内部電圧出力回
路35dのドライバートランジスタTDdは、電流駆動
能力が小さい。
【0074】更に、前記各内部電圧出力回路35b〜3
5dには、各々、制御トランジスタ39b、39c、3
9dを有し、待機時用の内部電圧出力回路35bの制御
トランジスタ39bは、前記第1実施例のSAM部用降
圧回路制御部20から出力される制御信号LV(SA
M)によりON制御されて、カレントミラー回路38b
を動作可能とする。同様に、第1の動作時用の内部電圧
出力回路35cの制御トランジスタ39cは、制御信号
MV(SAM)によりON制御されて、カレントミラー
回路38cを動作可能とし、第2の動作時用の内部電圧
出力回路35dの制御トランジスタ39dは、制御信号
HV(SAM)によりON制御されて、カレントミラー
回路38dを動作可能とする。
【0075】以上のように構成された本実施例の半導体
記憶装置の動作を、以下、図10及び図11に基いて説
明する。
【0076】外部からの電源電圧VDDが印加されれ
ば、RAM部用及びSAM部用の各降圧回路制御部1
9、20から制御信号LV(RAM)、LV(SAM)
が出力され、これにより、RAM用及びSAM用の各内
部電源電圧降圧回路30、35では、待機時用の内部電
圧出力回路30b、35bが動作して、少ない電源電流
のみが出力される。この状態が、RAM系の動作が起動
される以前の待機状態である。
【0077】前記の待機状態で、外部からコントロール
信号/RASがRAM制御回路13へ入力されて、RA
M系の動作が起動されると、これに対応してRAM部用
降圧回路制御部19が制御信号MV(RAM)を出力す
るので、RAM用の内部電源電圧降圧回路30の第1の
動作時用の内部電圧出力回路30cが動作して、電流駆
動能力が大きくなり、供給する電源電流が増大する。従
って、センスアンプによるビット線の増幅動作等に起因
する電源電圧の低下が抑制される。
【0078】更に、外部からコントロール信号/CAS
がRAM制御回路13へ入力されて、RAM部11での
データの読み出し動作又は書き込み動作が行われる場合
には、RAM部用降圧回路制御部19が制御信号HV
(RAM)を出力するので、RAM用の内部電源電圧降
圧回路30の第2の動作時用の内部電圧出力回路30c
も動作して、電流駆動能力が更に大きくなり、供給する
電源電流が一層増大することになる。従って、このデー
タ出力動作等により大きな瞬時電流が流れても、内部電
源電位の低下が小さく抑制される。
【0079】また、シリアルアクセス動作を行う場合
に、コントロール信号/SEがSAM制御回路14へ入
力されて、SAM部12の動作が起動されると、SAM
部用降圧回路制御部20が制御信号MV(SAM)を出
力して、第1の動作時用のSAM部内部電源電圧降圧回
路35cが動作を開始し、電流駆動能力が高くなるの
で、SAM部12の活性化に必要な瞬時電流が流れて
も、SAM部12及びSAM制御回路14の内部電源電
位は、その低下が少なくなる。
【0080】その後、クロック信号SCの入力毎にデー
タの読み出し動作又は書き込み動作が行われると、SA
M部用降圧回路制御部20が制御信号HV(SAM)を
出力して、第2の動作時用のSAM部内部電源電圧降圧
回路35dも動作を開始し、電流駆動能力が一層に高く
なるので、データの読み出し又は書き込み動作による瞬
時電流の増大があっても、SAM部12及びSAM制御
回路14の内部電源電位は、その低下が少なくなる。
【0081】また、以上の動作時においては、RAM部
用及びSAM部用の各電位検知回路17、18により、
RAM部11及びRAM制御回路の内部電源電圧やSA
M部12及びSAM制御回路14の内部電源電圧が期待
電圧値(VREF)より微小値(ΔV1 )未満になれ
ば、対応するRAM部用及びSAM部用の各内部電源電
圧降圧回路30、35の出力電圧VINTが上昇制御さ
れ、期待電圧値(VREF)より微小値(ΔV2 )以上
になれば、その出力電圧VINTの上昇制御が停止され
て、その電流駆動能力が良好に調整される。
【0082】以上説明したように、本実施例によれば、
前記第1の実施例と同様に、RAM系及びSAM系の各
々に対して独立した内部電源電圧降圧回路を設けている
ので、RAM系及びSAM系が互いに非同期動作して
も、その影響が各々の内部電源電位に影響することがな
く、RAM系及びSAM系各々の動作余裕度を確保する
ことが可能である。また、SAM系の内部電源電圧レベ
ルVREF(SAM)がRAM系の内部電源電圧レベル
VREF(RAM)よりも低い電圧値に設定されている
ので、高速な動作を必要とするSAM系の高速データ転
送に伴う雑音の発生を十分に抑制でき、システム全体で
の安定動作を確保できる。また、待機時には待機時用の
内部電圧出力回路30b、35bのみを動作させ、動作
時には動作時用の内部電圧出力回路30c、30d、3
5c、35dも動作させたので、デバイスの動作状態に
応じた電流供給能力として、デバイス及びこのデバイス
を用いたシステム全体の消費電力を十分小さくできる。
更に、待機時の内部電源電位を動作時の内部電源電位に
対してより低く設定すれば、活性化されていないデバイ
スの消費電力をより小さく抑えることができ、システム
の消費電力を最小にすることができる。
【0083】尚、本実施例では、RAM用及びSAM用
の各内部電圧降圧回路30、35において、動作時用の
内部電圧出力回路を第1の動作時用の回路30c、35
cと第2の動作時用の回路30d、35dとに分割した
が、これを分割せず、内蔵するドライバートランジスタ
TDを複数個設け、その動作個数を制御する構成として
もよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項12記載の発明の半導体記憶装置によれば、一方の
機能ブロックの動作に必要な電流を供給するための電源
回路と、他方の機能ブロックの動作に必要な電流を供給
するための電源回路とを、各々、独立して設けたので、
この両機能ブロックが互いに非同期に動作しても、一方
の機能ブロックの動作が引き起こす電源電圧変動が、他
方の機能ブロックの動作に影響を及ぼすことが防止でき
て、十分に安定した動作を確保できると共に、外部電源
電圧の変動に拘らず内部電源電圧を所望の電位に安定さ
せて、素子の高集積化や微細化に伴う消費電力の低減、
及び信頼性の向上を図ることができる。
【0085】特に、請求項4及び請求項5記載の発明の
半導体記憶装置によれば、内部電圧出力回路の電流供給
能力を、対応する機能ブロックのコントロール信号やク
ロック信号に基いて制御したので、機能ブロックの起動
時やデータの読出し、書き込み時での瞬時電流の増大に
対応した電流供給能力の制御ができて、対応する機能ブ
ロックに供給する電源電位の低下を小さく抑えることが
できる。
【0086】更に、請求項9記載の発明の半導体記憶装
置によれば、SAM部及びSAM制御回路に供給される
内部電圧を、RAM部及びRAM制御回路に供給される
内部電圧に対して、低い電圧値に設定したので、高速動
作が必要なSAM部では、小さな信号振幅で回路内部の
信号データを取り扱うことができ、より安定した内部動
作を実現することが可能である。
【0087】加えて、請求項12記載の発明の半導体記
憶装置によれば、回路の動作が起動される以前の待機時
には、その動作時よりも低い内部電圧を供給したので、
活性化されていないデバイスの消費電力が小さく制限し
て、低消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
のRAM用機能ブロックに対応する電源回路の要部の具
体的構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
のSAM用機能ブロックに対応する電源回路の要部の具
体的構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の電源回路に備える電位検知回路の具体的構成を示す図
である。
【図5】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の動作を説明するタイミングチャート図である。
【図6】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の他の動作を説明するタイミングチャート図である。
【図7】本発明の第2の実施例における半導体記憶装置
の構成を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例における半導体記憶装置
のRAM用機能ブロックに対応する電源回路の要部の具
体的構成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例における半導体記憶装置
のSAM用機能ブロックに対応する電源回路の要部の具
体的構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例における半導体記憶装
置の動作を説明するタイミングチャート図である。
【図11】本発明の第2の実施例における半導体記憶装
置の他の動作を説明するタイミングチャート図である。
【図12】従来の半導体記憶装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 RAM部 12 SAM部 13 RAM制御回路 14 SAM制御回路 A、A´ RAM系の電源回路 B、B´ SAM系の電源回路 15 RAM部用内部電源電圧降圧回路 16 SAM部用内部電源電圧降圧回路 15a、16a 基準電圧発生回路 15b、16b 内部電圧出力回路 17 RAM部用電位検知回路 17a 電位判定回路 17b スイッチング回路 18 SAM部用電位検知回路 19 RAM部用降圧回路制御部 20 SAM部用降圧回路制御部 30 RAM部用内部電源電圧降圧回路 30a 基準電圧発生回路 30b 待機時用内部電圧出力回路 30c 第1の動作時用内部電圧出力回路 30d 第2の動作時用内部電圧出力回路 35 SAM部用内部電源電圧降圧回路 35a 基準電圧発生回路 35b 待機時用内部電圧出力回路 35c 第1の動作時用内部電圧出力回路 35d 第2の動作時用内部電圧出力回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の機能ブロックを備え、前記各機
    能ブロックは相互に非同期に動作可能である半導体記憶
    装置において、 前記各機能ブロックに対応して機能ブロックの数に等し
    い個数の電源回路を備え、 前記各電源回路は、外部電源に接続されると共に、対応
    する機能ブロックに設定電位の内部電圧を与えるもので
    あることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 機能ブロックの数は2個であり、 一方の機能ブロックは、ワード線とビット線との交差点
    ごとに情報記憶セルが設けられたRAM部と、前記RA
    M部の動作を制御するRAM制御回路とから成るRAM
    用機能ブロックであり、 他方の機能ブロックは、前記RAM部に併設されて前記
    RAM部との間で双方向に記憶情報の転送が可能なSA
    M部と、前記SAM部の動作を制御するSAM制御回路
    とから成るSAM用機能ブロックであることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 RAM用及びSAM用の各機能ブロック
    に対応する電源回路は、各々、 内部電圧を発生し、この内部電圧を対応する機能ブロッ
    クに動作電源電圧として与える内部電圧出力回路と、 前記内部電圧出力回路から出力された内部電圧の電位を
    検知する電位検知回路とを備え、 前記内部電圧出力回路は、前記電位検知回路の検知信号
    を受け、この検知信号に基いて、内部電圧が設定電位未
    満であるとき、内部電圧の電位を上昇させるものである
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 RAM用機能ブロックに対応する電源回
    路は、更に、制御部を備え、 前記制御部は、 前記RAM制御回路に与えられるコントロール信号を入
    力し、このコントロール信号の入力中は、内部電圧出力
    回路を、前記コントロール信号の非入力時に比べて、そ
    の電流供給能力が高くなるよう制御することを特徴とす
    る請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 SAM用機能ブロックに対応する電源回
    路は、更に、制御部を備え、 前記制御部は、 前記SAM制御回路に与えられるコントロール信号及び
    クロック信号を入力し、このコントロール信号の入力中
    で且つ前記クロック信号の非入力時には、内部電圧出力
    回路を、その電流供給能力が設定能力になるよう制御
    し、前記コントロール信号の入力中で且つ前記クロック
    信号の入力時には、内部電圧出力回路を、その電流供給
    能力が前記設定能力よりも高くなるよう制御することを
    特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 各内部電圧出力回路は、 動作時に必要な電流を供給できる電流駆動能力が大きい
    動作時用内部電圧出力回路と、 待機時に必要な電流を供給できる電流駆動能力が小さい
    待機時用内部電圧出力回路とから構成されることを特徴
    とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 RAM用及びSAM用の各機能ブロック
    に対応する電源回路は、発生する内部電圧が相互に同一
    電位であることを特徴とする請求項3記載の半導体記憶
    装置。
  8. 【請求項8】 RAM用及びSAM用の各機能ブロック
    に対応する電源回路は、発生する内部電圧が相互に異な
    る電位であることを特徴とする請求項3記載の半導体記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 SAM用機能ブロックに対応する電源回
    路が発生する内部電圧は、RAM用機能ブロックに対応
    する電源回路が発生する内部電圧よりも低いことを特徴
    とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 動作時用内部電圧出力回路と待機時用
    内部電圧出力回路とは、発生する内部電圧が相互に同一
    電位であることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶
    装置。
  11. 【請求項11】 動作時用内部電圧出力回路と待機時用
    内部電圧出力回路とは、発生する内部電圧が相互に異な
    る電位であることを特徴とする請求項6記載の半導体記
    憶装置。
  12. 【請求項12】 待機時用内部電圧出力回路が発生する
    内部電圧は、動作時用内部電圧出力回路が発生する内部
    電圧よりも低いことを特徴とする請求項6記載の半導体
    記憶装置。
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