JPH08339477A - 金銭収納箱 - Google Patents

金銭収納箱

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JPH08339477A
JPH08339477A JP14333995A JP14333995A JPH08339477A JP H08339477 A JPH08339477 A JP H08339477A JP 14333995 A JP14333995 A JP 14333995A JP 14333995 A JP14333995 A JP 14333995A JP H08339477 A JPH08339477 A JP H08339477A
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JP
Japan
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lid
storage container
storage
cash
money
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14333995A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takahashi
伸幸 高橋
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH08339477A publication Critical patent/JPH08339477A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金銭収納容器に対して蓋が開閉自在な金銭収
納箱において、全体の高さを低く抑えつつ、金銭出し入
れの操作性を向上させること。 【構成】 金銭収納容器22側にはコインケース14を
収納する構造として紙幣を垂直状態に立てて収納する紙
幣収納部は形成せず、金銭収納容器22に対して開閉自
在な蓋23側にはその天井面23aに前面側が出入口2
8となるように開閉自在な紙幣収納部26を設け、紙幣
を蓋23側の紙幣収納部26に収納させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ECR(電子式金銭登
録機)やPOS(販売時点情報管理システム)端末など
に接続して使用される金銭収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ECRやPOS端末では、金銭
を収納する金銭収納箱(ドロワ)を金銭登録機本体と一
体化して構成したものが多い。しかし、例えば、欧米な
どにおいては、キャッシャが椅子に座って定置式のバー
コードスキャナを操作して商品の登録処理をし、かつ、
顧客に対面しながら精算処理を行いたいといった要請か
ら、金銭登録機本体に対して別体で構成された金銭収納
箱を、例えば、バーコードスキャナの手前側に配設させ
るとともに、この金銭収納箱を金銭登録機本体からの信
号(具体的には、現計キーが押された時の信号)によっ
て開放できるようにしたものを用いることもある。この
ような金銭収納箱にあっては、引出構造にすると座って
いるキャッシャにとって邪魔となり操作しにくいので、
金銭収納容器に対して蓋を設け、この蓋を回動により開
閉自在な構造とするのが一般的である。
【0003】このような構造の金銭収納箱の従来例を図
3及び図4により説明する。この金銭収納箱1は、概略
的には、矩形箱状に形成された金銭収納容器2と、この
金銭収納容器2に対して支軸3を回動中心として開閉自
在な矩形箱状の蓋4とにより構成されている。ここに、
蓋4に対する支軸3は金銭収納箱1の奥側(後部壁)に
設定されており、手前側が開口するように開放する構造
である。また、支軸3周りには金銭収納容器2と蓋4と
に係止させたねじりばね5が取り付けられており、蓋4
が開放方向に付勢されている。さらに、蓋4の前端縁部
のほぼ中央位置には係止孔6aを有する係止片6が一体
で形成されている。
【0004】一方、金銭収納容器2の内部には、ほぼ中
央位置に機構カバー7が設けられているとともに、後部
側には紙幣8を金種別に垂直状態(立てた状態)で収納
する紙幣収納部9が形成されている。この紙幣収納部9
の内の中央部は、小銭用のスモールコインケース10が
着脱自在とされている。また、紙幣収納部9の手前側で
あって機構カバー7の両側は、高額紙幣11を水平状態
(寝かせた状態)で収納する高額紙幣収納凹部12とし
て形成されている。これらの高額紙幣収納凹部12は、
コイン13を金種別に収納するコインケース14が紙幣
押え15を介して着脱自在に収納できる構造とされてい
る。
【0005】なお、機構カバー7内の内部構造は周知構
造であり、特に図示しないが、蓋4の係止片6と係止し
蓋4を閉塞状態に保持するとともに金銭登録機本体によ
り制御されるコントロールボックスが作動した時又は鍵
シリンダ16に差し込まれた鍵が回動された時に蓋4の
閉塞状態を解除する蓋ロック機構が含まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような金銭収納箱
1にあっては、釣銭として用いられることがない高額紙
幣11の場合には金銭収納容器2内の手前側にてコイン
ケース14を持ち上げ、その下の高額紙幣収納凹部12
に水平状態で収納する。一方、釣銭として用いられる可
能性がある紙幣8の場合には、収納だけでなく取り出し
も行えるように上方が開口した紙幣収納部9に収納す
る。この際、金銭収納容器2内の一番奥側の位置におい
て紙幣8を立てた状態でこの紙幣収納部9に収納するこ
とになる。このように回動支点となる支軸3側なる奥側
の位置で紙幣収納部9内に収納しなければならず収納し
にくいとともに、紙幣8を立てた状態で収納しておくた
めに紙幣収納部9が背の高いものとなり、金銭収納箱1
自身も背が高くなってしまい、設置場所等の制約を受け
やすい。かといって、紙幣8を水平状態で収納できるよ
うに紙幣収納部を形成すると、コインケース14のスペ
ースとの関係で金銭収納箱の面積が大きくなってしま
い、やはり、設置場所等の制約を受けやすい。また、コ
インケース14より手前側に配設するとコイン13が取
り出しにくくなってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】コインケースを収納する
金銭収納容器と、この金銭収納容器に対して開閉自在に
保持された蓋と、この蓋の天井面に前面側を出入口とし
て開閉自在に取り付けられて紙幣を収納する紙幣収納部
とを備えた。
【0008】
【作用】金銭収納容器に対して開閉自在な蓋の天井面に
紙幣収納部が設けられているので、金銭収納容器内には
紙幣を垂直状態に立てて収納する紙幣収納部を必要とせ
ず、全体の高さが低くなる。また、開閉される蓋に紙幣
収納部が設けられているが、開閉自在であり、この紙幣
収納部に収納されている紙幣が不用意に落下したり見え
たりすることがなく、紙幣の出し入れに伴う必要時にの
み開放させることができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。図3及び図4で示した部分と同一機能を果た
す部分は同一符号を用いて示し、その説明も省略する。
本実施例の金銭収納箱21も、概略的には、矩形箱状に
形成された金銭収納容器22と、この金銭収納容器22
に対して支軸3を回動中心として開閉自在な矩形箱状の
蓋23とをベースとして構成されている。ここに、前記
金銭収納容器22内には機構カバー7及び高額紙幣収納
凹部12が形成されて、この高額紙幣収納凹部12にコ
インケース14が収納自在とされているが、紙幣収納部
9は省略されている。これにより、金銭収納容器22は
従来の金銭収納容器2に比べ、背が低めとされている。
また、金銭収納容器22の面積を金銭収納容器2と同程
度とした場合、同じ収納容量を確保する上で本実施例に
よればコインケース14を深さの浅いものとすることが
でき、薄型化を図る上で有利となる。
【0010】一方、蓋23側にあっては、その天井面2
3aに例えば4片のリブ24が形成され、これらのリブ
24を利用して紙幣収納ベース板25が取り付けられ、
前記天井面23aとこの紙幣収納ベース板25とにより
3箇所に区分けされた紙幣収納部26が形成されてい
る。ここに、前記紙幣収納ベース板25は前記リブ24
に対して奥側位置に設定された支軸27を中心として手
前側(前面側)が出入口28となるように開閉自在に取
り付けられている。また、前記紙幣収納ベース板25に
はリブ24に対応する位置にリブ29が形成され、この
紙幣収納ベース板25の回動範囲を規制する円弧孔30
がこのリブ29に形成されている。前記蓋23側のリブ
24にはこの円弧孔30に係止するピン31が設けられ
ている。
【0011】さらに、前記紙幣収納部26(従って、紙
幣収納ベース板25)を最も閉じた状態に規制維持する
ためのラッチ機構32が一部のリブ24と紙幣収納ベー
ス板25との間に設けられている。このラッチ機構32
は周知構造のものであり、詳細は図示しないが、紙幣収
納ベース板25側に取り付けられた先太のラッチピン3
2aと、リブ24の一部に形成された凹部とこの凹部内
に進退自在に付勢されて前記ラッチピン32aが着脱自
在に係止する係止体とよるなるラッチ受け32bとより
なる。
【0012】なお、本実施例においても、蓋23に形成
された係止片6を含む機構カバー7内の蓋ロック機構に
より、蓋23の開閉を規制する構造とされている。これ
により、金銭登録機本体側での現計キー操作に伴い制御
されるコントロールボックスが作動した時又は鍵シリン
ダ16に差し込まれた鍵が回動された時に、蓋ロック機
構が解除され、蓋23を開放可能となる。
【0013】このような構成において、金銭の出し入れ
をする際には、蓋ロック機構を解除させて蓋23を開放
する。金銭がコイン13の場合には、金銭収納容器22
内にセットされているコインケース14において収納又
は取り出しが行われる。高額紙幣11の場合には、コイ
ンケース14及び紙幣押え15を持ち上げ、高額紙幣収
納凹部12に水平状態に置き、紙幣押え15及びコイン
ケース14をセットすることにより収納操作が行われ
る。
【0014】一方、高額紙幣11でない紙幣8の場合に
は、蓋23を開放した状態で、さらに紙幣収納ベース板
25の先端を把持して蓋23から離反する方向なる開放
方向の力を加えることにより、ラッチ機構32のラッチ
を解除し、紙幣収納ベース板25を開放回動させる。こ
れにより、出入口28が開放され、紙幣収納部26に対
して紙幣8の収納又は取り出しが可能となる。この際、
図面上は蓋23を略垂直状態まで開放させた状態を示す
が、現実には、紙幣収納部26に対する紙幣8の出し入
れを、蓋23を斜め状態まで開放させた水平に近い状態
で行える。よって、コインケース14の上部にて操作性
よく紙幣8の出し入れを行うことができる。つまり、従
来の紙幣収納部9のように奥側位置まで手を伸ばして紙
幣8を出し入れするような操作性の悪さが解消される。
【0015】金銭の出し入れ作業が終了し、蓋23を閉
じると、紙幣収納ベース板25がコインケース14、機
構カバー7等に押されて閉じる方向に回動し、最終的に
ラッチ機構32がラッチ状態となり、紙幣収納部26は
閉塞状態に保持される。この状態では紙幣収納部26が
図2に示すように略水平状態となって紙幣8を安定して
収納保持する。よって、上記のように蓋23を開放させ
て金銭の出し入れをする際に、紙幣8の出し入れが不要
であれば、紙幣収納ベース板25を開放させる必要がな
くラッチ機構32によりラッチされたままにしておけば
よい。この結果、紙幣8の出し入れが不要な際には、紙
幣収納部26内の紙幣8が丸見えになったり、不用意に
落下したりすることがなく、金銭収納箱21として体裁
のよいものとなる。
【0016】なお、本実施例では、ラッチ機構32によ
り紙幣収納ベース板25を開閉自在に閉止させるように
したが、マグネット方式等の他の機構であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上述したように、コインケー
スを収納する金銭収納容器と、この金銭収納容器に対し
て開閉自在に保持された蓋と、この蓋の天井面に前面側
を出入口として開閉自在に取り付けられて紙幣を収納す
る紙幣収納部とを備え、蓋の天井面下部の空間を紙幣収
納部に有効利用したので、金銭収納容器内に紙幣を垂直
状態に立てて収納するための紙幣収納部を不要にするこ
とができ、この金銭収納容器の高さを抑えることで全体
の高さを低めにすることができ、かつ、コインケースに
対するコインの出し入れ位置と紙幣収納部に対する紙幣
の出し入れ位置とをともに前面側に設定することがで
き、金銭出し入れの操作性を向上させることができ、さ
らには、紙幣収納部が蓋に対して開閉自在に取り付けら
れているので、この紙幣収納部に収納されている紙幣が
不用意に落下したり見えたりすることがなく、紙幣の出
し入れに伴う必要時にのみ開放させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】その内部構造を示す縦断側面図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【図4】その内部構造を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
14 コインケース 22 金銭収納容器 23 蓋 23a 天井面 26 紙幣収納部 28 出入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインケースを収納する金銭収納容器
    と、この金銭収納容器に対して開閉自在に保持された蓋
    と、この蓋の天井面に前面側を出入口として開閉自在に
    取り付けられて紙幣を収納する紙幣収納部とを備えたこ
    とを特徴とする金銭収納箱。
JP14333995A 1995-06-09 1995-06-09 金銭収納箱 Withdrawn JPH08339477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333995A JPH08339477A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 金銭収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14333995A JPH08339477A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 金銭収納箱

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JPH08339477A true JPH08339477A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15336495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14333995A Withdrawn JPH08339477A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 金銭収納箱

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JP (1) JPH08339477A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040628

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