JPH08339263A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JPH08339263A
JPH08339263A JP14337495A JP14337495A JPH08339263A JP H08339263 A JPH08339263 A JP H08339263A JP 14337495 A JP14337495 A JP 14337495A JP 14337495 A JP14337495 A JP 14337495A JP H08339263 A JPH08339263 A JP H08339263A
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JP
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JP14337495A
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Toshiharu Fukui
俊治 福井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 再生データが書き込まれたデータバッファメ
モリ12から外部同期信号に応じて上記データを読み出
す際に、書き込み制御部15が制御するデータバッファ
メモリ12へのデータの書き込み位置と、読み出し制御
部16が制御するデータバッファメモリ12からのデー
タの読み出し位置とをメモリ内位置制御部17で制御す
るので、データバッファメモリ12の領域を小さくでき
る。 【効果】 バッファメモリの領域を小さくしながらもリ
アルタイムデータの同期再生を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体から再生した
データをバッファメモリに書き込むと共に、該バッファ
メモリから外部同期信号に応じて上記データを読み出す
データ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを記録できるパッケー
ジメディアとしては、アクセススピードに重点を置けば
ディスク状記録媒体が、記録容量に重点を置けばテープ
状記録媒体が一般的である。
【0003】特に、テープ状記録媒体はオーディオデー
タを始め、ビデオデータ、コンピュータデータなどのデ
ィジタルデータの形で記録できるものならば何でも記録
できる。このテープ状記録媒体にディジタルデータを記
録再生する装置としては、ディジタルテープレコーダ
や、このディジタルテープレコーダを応用した磁気テー
プストリーマ装置がある。
【0004】この磁気テープストリーマ装置を始めとす
るディジタルテープレコーダでは、データの再生速度
は、装置固有の内部タイミングや機械的速度により決定
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記磁気テ
ープストリーマ装置のようなデータ記録再生装置では、
予め決められた記録密度の選択やスタート、ストップ以
外の細かい速度制御ができなかった。このため、上記磁
気テープストリーマ装置を用いて動画像のようなリアル
タイムのデータを実時間で同期再生しようとしても、動
画像を再生すべき速度と磁気テープ装置の再生速度の間
で速度差が生じてしまい実時間での同期再生が困難であ
った。
【0006】例えば、最大記録能力が110Kbyte/se
cであり、毎秒約100Kバイトのデータを記録再生す
ることのできる磁気テープストリーマ装置を使って、毎
秒100Kバイトのデータを記録し、このデータを外部
の基準クロックに同期して毎秒100Kバイトの速度で
再生する場合について説明する。
【0007】この磁気テープストリーマ装置の最大記録
能力は110Kbyte/secであるので、(記録データ1
00Kbyte/sec)<(最大記録能力110Kbyte/se
c)となり、この磁気テープストリーマ装置は、装置固
有の機械的速度で連続的に走行してデータを記録する。
【0008】この磁気テープを再生すると、再生は固有
の機械的速度で行われるので、記録時の転送速度(デー
タ100Kバイト/sec)とは、幾らかの誤差を伴った
再生速度でデータが再生されることになる。
【0009】つまり、データの磁気テープからの再生
は、外部の基準クロックと異なったタイミングで行われ
ることになり、上述したように実時間での同期再生が不
可能であった。
【0010】ここで、従来、データの再生速度よりデー
タの転送速度の方が遅い場合、スタート、ストップ制御
を行って再生速度を外部に同期させることができた。し
かし、この場合、スタート、ストップ制御は大きな機械
的動作を伴うので数秒から十数秒の動作遅延が生じてし
まう。このため、実時間に同期させてデータを再生する
場合、この遅延時間に相当するだけの巨大なデータバッ
ファが必要となる。
【0011】また、装置の最大能力に近い速度での再生
を行う場合は、スタート、ストップ制御では読み出し速
度が不足するので実現できなかった。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、少ないデータバッファ領域でリアルタイムデー
タの同期再生を実現するデータ記録再生装置の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
再生装置は、上記課題を解決するために、記録媒体にデ
ータを記録すると共にデータを再生する記録再生手段
と、上記記録媒体から上記データを再生する速度を連続
的に制御する再生速度制御手段と、上記バッファメモリ
に対する上記再生データの書き込みを制御する書き込み
制御手段と、上記バッファメモリからの上記再生データ
の読み出しを制御する読み出し制御手段と、上記書き込
み制御手段による上記バッファメモリへの書き込み位置
と上記読み出し制御手段による上記バッファメモリの読
み出し位置を監視する制御手段とを備えて、再生データ
が書き込まれたバッファメモリから外部同期信号に応じ
て上記データを読み出す。
【0014】
【作用】再生データが書き込まれたバッファメモリから
外部同期信号に応じて上記データを読み出す際に、書き
込み制御手段が制御するバッファメモリへのデータの書
き込み位置と、読み出し制御手段が制御するバッファメ
モリからのデータの読み出し位置とを制御手段が監視す
るので、バッファメモリの領域を小さくできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るデータ記録再生装置の実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0016】先ず、この実施例は、記録媒体として磁気
テープを用い、リアルタイムのデータを実時間で同期再
生するような磁気テープストリーマ装置である。この磁
気テープストリーマ装置は、図1に示すように、記録媒
体である磁気テープから磁気テープ記録再生部11が再
生したデータをデータバッファメモリ12に書き込むと
共に、データ処理部13に供給される外部同期信号に応
じてデータバッファメモリ12から上記データを読み出
す。そして、読み出された上記データには、データ処理
部13で所定の信号処理が施され、例えばモニタ装置に
送られる。
【0017】ここで、この磁気テープストリーマ装置1
0は、上記磁気テープにデータを記録すると共にデータ
を再生する磁気テープ記録再生部11と、この磁気テー
プ記録再生部11の再生速度を連続的に制御する再生速
度制御部14と、上記再生速度に応じてデータバッファ
メモリ12に対する上記再生データの書き込みを制御す
る書き込み制御部15と、データバッファメモリ12か
らの上記再生データの読み出しを制御する読み出し制御
部16と、書き込み制御部15によるデータバッファメ
モリ12への書き込み位置と読み出し制御部16による
データバッファメモリ12の読み出し位置を監視する制
御部となるメモリ内位置制御部17とを備えて成る。
【0018】書き込み制御部15は、磁気テープ記録再
生部11での再生速度に応じて得られたクロックに同期
させて再生データをデータバッファメモリ12に書き込
む。また、読み出し制御部16は、データ処理部13に
供給される外部同期信号に応じて得られたクロックに同
期してデータバッファメモリ12から上記データを読み
出す。具体的に、書き込み制御部15はデータバッファ
メモリ12における書き込み位置である書き込みアドレ
スを指示してデータの書き込みを行い、読み出し制御部
16はデータバッファメモリ12における読み出し位置
である読み出しアドレスを指示してデータの読み出しを
行っている。
【0019】メモリ内位置制御部17は、書き込み制御
部15が指示しているデータバッファメモリ12内の書
き込みアドレスと、読み出し制御部16が指示している
データバッファメモリ12内の読み出しアドレスとの相
対的な位置を監視し、書き込み制御部15によりデータ
バッファメモリ12に書き込まれて蓄積される上記再生
データの量を制御する。
【0020】ここで、書き込み制御部15と読み出し制
御部16とメモリ内位置制御部17は、システムコント
ローラ18を構成している。システムコントローラ18
は、これら書き込み制御部15と読み出し制御部16と
メモリ内位置制御部17の各機能を使って、データバッ
ファメモリ12内のデータ量に応じて磁気テープ記録再
生部11の上記再生速度を制御し、上記データ量を所定
の範囲内に保ちながら、データ処理部13に供給される
外部同期信号に応じたクロックに同期してデータバッフ
ァメモリ12から上記再生データを読み出してリアルタ
イムのデータを実時間で同期再生可能とする。
【0021】例えば、システムコントローラ18は、デ
ータバッファメモリ12内のデータが所定の基準量より
多くなると再生速度制御部14を通して磁気テープ記録
再生部11の再生速度を落とす。また、データバッファ
メモリ12内のデータが上記所定の基準量より少なくな
ると再生速度制御部14を通して磁気テープ記録再生部
11の再生速度を上げる。そして、上記データ量を小さ
なデータバッファ領域内で扱えるように所定の範囲内に
保ち、上記リアルタイムのデータを実時間で同期再生可
能とする。
【0022】以上より、この実施例となる磁気テープス
トリーマ装置10は、再生データが書き込まれたデータ
バッファメモリ12から外部同期信号に応じて上記デー
タを読み出す際に、書き込み制御部15が制御するデー
タバッファメモリ12へのデータの書き込み位置と、読
み出し制御部16が制御するデータバッファメモリ12
からのデータの読み出し位置とをメモリ内位置制御部1
7で監視するので、データバッファメモリ12の領域を
小さくしながらも、リアルタイムデータの同期再生を実
現できる。
【0023】次に、この実施例の磁気テープストリーマ
装置10の具体例を説明する。この具体例は、磁気テー
プ記録再生部からリアルタイムのディジタル画像データ
を読み出し、ディジタルビデオインターフェースによっ
てアナログビデオ信号に変換して出力するような、ディ
ジタル画像データ記録再生装置である。
【0024】すなわち、本実施例の具体例であるディジ
タル画像データ記録再生装置は、図2に示すように、磁
気テープ記録再生部21が再生したデータを主記憶部2
6のデータバッファメモリ26aに書き込むと共に、デ
ータ処理部となるディジタルビデオインターフェース2
8に供給される外部同期信号に応じてデータバッファメ
モリ26aから上記ディジタル画像データを読み出し、
該ディジタルビデオインターフェース28でアナログビ
デオ信号に変換して出力する。ここで、アナログビデオ
信号は、外部同期信号に同期してリアルタイムで再生さ
れる必要があるので、本発明の利点を生かすことができ
る。
【0025】この具体例のディジタル画像データ記録再
生装置20は、上記磁気テープにディジタル画像データ
を記録すると共に再生する磁気テープ記録再生部21
と、この磁気テープ記録再生部21が上記磁気テープか
ら上記ディジタル画像データを再生する速度を連続的に
制御する再生速度制御部22と、データバッファメモリ
26aに対する上記再生ディジタル画像データの書き込
みを制御するダイレクト・メモリ・アクセス(Direct M
emory Access:以下DMAという。)コントローラ25
と、データバッファメモリ26aからの上記ディジタル
画像データの読み出しを制御するDMAコントローラ2
7と、DMAコントローラ25によるデータバッファメ
モリ26aへの書き込みアドレスとDMA27によるデ
ータバッファメモリ26aの読み出しアドレスを制御す
る中央演算処理部(以下、CPUという。)24とを備
えて成る。
【0026】再生速度制御部22により再生速度が可変
とされる磁気テープ記録再生部21は、スモール・コン
ピュータ・システム・インターフェース(Small comput
er Systems Interface:以下、SCSIという。)コン
トローラ23を介してCPU24のバス(BUS)29
に接続されている。
【0027】CPU24は、後述するように、ディジタ
ル画像データの読み出し命令や0%,±10%のような
速度指定等の制御信号をSCSIコントローラ23を経
由して磁気テープ記録再生部21に対して供給する。ま
た、CPU24は、再生速度制御部22を介して磁気テ
ープ記録再生部21のテープ制御を行ったり、ディジタ
ルビデオインターフェース28等のインターフェースを
制御する。また、CPU24は、上述のようにDMAコ
ントローラ25,DMAコントローラ27を制御し、バ
ッファメモリ26aへのディジタル画像データの書き込
み、読み出しを制御すると共に、バッファメモリ26a
自体のメモリ使用状況の監視を行う。
【0028】磁気テープ記録再生部21から読み出され
たディジタル画像データは、SCSIコントローラ23
を経由して、DMAコントローラ25の制御によって主
記憶部26上に設けられたデータバッファメモリ26a
に転送される。この主記憶部26には、CPU24で実
行されるプログラムを記憶しているプログラムメモリ2
6bも設けられている。
【0029】バッファメモリ26aに蓄積されたディジ
タル画像データは、DMAコントローラ27の制御でデ
ィジタルビデオインターフェース28に送られる。ディ
ジタルビディオインターフェース28は、ディジタル画
像データを外部同期信号に同期してアナログビデオ信号
に変換して出力する。
【0030】DMAコントローラ25,DMAコントロ
ーラ27は、CPU24の制御を不要としながらも、連
続的に入力/出力部(I/O)である磁気テープ記録再
生部21/ディジタルビデオインターフェース28とバ
ッファメモリ26a間でデータを転送する。すなわち、
CPU24が上記磁気テープの例えば512バイトより
なる記録ブロック毎に一度DMAコントローラ25,D
MAコントローラ27の内部レジスタの書き込みアドレ
スポインタ25a,読み出しアドレスポインタ27aに
転送アドレスを、転送カウンタ25b,転送カウンタ2
7bに転送バイトカウントを設定すると、このDMAコ
ントローラ25,DMAコントローラ27は上記I/O
とバッファメモリ26a間のディジタル画像データの転
送を高速に実行する。
【0031】バッファメモリ26aは、図3に示すよう
に、上記磁気テープの例えば512バイトよりなる記録
ブロックに等しいサイズの例えば20個のブロック(以
下、バッファブロックという。)B1,B2・・・B20
有してなる。これらの各バッファブロックは、書き込み
バッファポインタPW,読み出しバッファポインタPR
バッファ使用カウント値CBの3つの変数で管理され
る。
【0032】書き込みバッファポインタPWは、上記磁
気テープから読み出されたディジタル画像データを書き
込むバッファの位置を指し示している。すなわち、書き
込みバッファポインタPWは、常にバッファの未使用領
域を指し示しており、磁気テープから1記録ブロック単
位のディジタル画像データが転送される毎に、次の未使
用領域に移動する。この書き込みバッファポインタPW
は、バッファメモリ26aの最後のバッファブロックB
20まで来ると再びバッファメモリ26aの先頭バッファ
ブロックB1の位置に戻る。
【0033】読み出しバッファポインタPRは、上記磁
気テープから読み出されたディジタル画像データが置か
れているバッファメモリ26aの先頭を指し示してい
る。そして、バッファメモリ26a上の1バッファブロ
ック内に書き込まれていたディジタル画像データがディ
ジタルビデオインターフェース28に転送される毎に次
のバッファブロックに移動する。そして、連続的にディ
ジタル画像データを再生させる。
【0034】磁気テープ記録再生部21からバッファメ
モリ26aへのデータ転送とバッファメモリ26bから
ディジタルビデオインターフェース28へのデータ転送
は並行して実行される。読み出しバッファポインタPR
は、常に書き込みバッファポインタPWを追いかけるよ
うに制御されるので、このディジタル画像データは連続
的に読み出される。
【0035】バッファ使用カウント値CBは、バッファ
メモリ26aに蓄積されているディジタル画像データの
量を使用バッファブロックの数で表現している。具体的
には、1記録ブロック分のディジタル画像データが磁気
テープからバッファメモリ26aに転送され、書き込み
バッファポインタPWが1バッファブロック進む毎にバ
ッファ使用カウント値CBが1増やされる。逆に、ディ
ジタル画像データが1バッファブロック毎に読み出され
て読み出しバッファポインタPRが1バッファブロック
進む毎にバッファ使用カウント値CBは1減らされる。
この結果、バッファ使用カウント値CBは常にその時点
で有効なディジタル画像データを含むバッファのブロッ
ク数を表現していることになる。
【0036】CPU24が主記憶部26のプログラムメ
モリ26bからプログラムを取り出して行う制御の目的
は、磁気テープ記録再生部21の再生速度を再生速度制
御部22を用いて制御し、バッファメモリ26aの使用
量を適切なレベルに保つことである。具体的には、バッ
ファ使用カウント値CBを適時監視し、その値を一定の
範囲内に追い込む様にする。
【0037】CPU24が実行する制御プログラムを以
下に説明する。ここでは、図3に示すのと同様に、デー
タバッファメモリ20a内に20バッファブロック分の
バッファが存在する場合を想定している。また、バッフ
ァ使用カウント値CBの最適値を10ブロックとする。
【0038】先ず最初にプログラムの初期化を行って、
制御プログラムが始まる。その後、画像再生に先だって
先行読み出し処理を行う。この先行読み出し処理は、バ
ッファメモリ26aの半分となる10ブロックのバッフ
ァブロックを上記磁気テープから読み出したディジタル
画像データで満たす処理である。この先行読み出し処理
により、後の速度制御が容易になる。先行読み出し処理
が完了すると、ディジタル画像の再生処理を起動し、本
体の処理であるメインループに入る。
【0039】このメインループの処理を図4に示す。こ
のメインループは、先ず、ステップS1に示すように二
つの事象を待る。
【0040】第1の事象は、バッファメモリ26aから
ディジタルビデオインターフェース28へ1バッファブ
ロック分の再生となるデータ転送が完了したという事象
である。CPU24は、ステップS2でこの第1の事象
が完了したか否かを判断する。ここで、CPU24が第
1の事象の完了を判断すると、ステップS3に進む。C
PU24は、このステップS3において、読み出しバッ
ファポインタPBを1バッファブロック進め、バッファ
使用カウント値CBを1減らす。一方、ステップS2で
CPU24が第1の事象の完了を判断しないと、ステッ
プS4に進む。
【0041】第2の事象は、磁気テープ記録再生装置2
1からバッファメモリ26aへ1バッファブロック分の
読み出しとなるデータ転送が完了したという事象であ
る。CPU24は、ステップS4でこの第2の事象が完
了したか否かを判断する。ここで、CPU24が第2の
事象の完了を判断すると、ステップS5に進む。CPU
24は、このステップS5において、書き込みバッファ
ポインタPWを1バッファブロック進め、バッファ使用
カウント値CBを1増やす。そして、磁気テープ記録再
生装置に対して、次のブロックの読み出し要求を出す。
【0042】また、CPU24は、バッファ使用カウン
ト値CBを監視している。これは、DMA25によるバ
ッファメモリ26aへのデータの書き込み位置と、DM
A27によるデータの読み出し位置とを制御することと
同じである。そして、CPU24は、バッファ使用カウ
ント値CBに応じて、磁気テープ記録再生装置21の再
生速度を制御している。ここでは、バッファ使用カウン
ト値CBの適正値である10ブロックを大きくはずれな
いようにしている。
【0043】すなわち、CPU24は、ステップS6に
示すように、バッファ使用カウント値CBが下限値であ
る例えば7ブロックよりも小となったか否かを判断し、
その通り(YES)であればステップS7に示すよう
に、再生速度制御部22に+10%の速度指定を指令す
る。また、ステップS7に示すように、バッファ使用カ
ウント値CBが定められた範囲内である例えば9〜11
にあるか否かを判断し、その通り(YES)であればス
テップS9に示すように0%の速度指定を指令する。さ
らに、ステップS10に示すように、バッファ使用カウ
ント値CBが上限値である例えば13を越えたか否かを
判断し、その通り(YES)であればスプッテS11に
示すように、再生速度制御部22に−10%の速度指定
を指令する。
【0044】このようにCPU24は制御プログラムを
処理するので、この具体例のディジタル画像データ記録
再生装置20は、磁気テープ記録再生部21を停止する
ことなく、少ないバッファメモリ26aの量で磁気テー
プ内の記録データを連続再生することができる。
【0045】なお、本発明に係るデータ記録再生装置
は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、例えば
コンピュータ装置のバックアップ装置として大量のデー
タを記録再生する磁気テープストリーマ装置でもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録再生装置は、再
生データが書き込まれたバッファメモリから外部同期信
号に応じて上記データを読み出す際に、書き込み制御手
段が制御するバッファメモリへのデータの書き込み位置
と、読み出し制御手段が制御するバッファメモリからの
データの読み出し位置とを制御手段が監視するので、バ
ッファメモリの領域を小さくしながらもリアルタイムデ
ータの同期再生を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録再生装置の実施例とな
る磁気テープストリーマ装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】上記実施例の具体例となるディジタル画像デー
タ記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】上記ディジタル画像データ記録再生装置に用い
るバファメモリの模式図である。
【図4】上記ディジタル画像データ記録再生装置に用い
るCPUの制御プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10 磁気テープストリーマ装置 11 磁気テープ記録再生装置 12 データバッファメモリ 13 データ処理部 14 再生速度制御部 15 書き込み制御部 16 読み出し制御部 17 メモリ内位置制御部 18 システムコントローラ 20 ディジタル画像データ記録再生装置 21 磁気テープ記録再生部 22 再生速度制御部 23 SCSIコントローラ 24 CPU 25 DMAコントローラ 26 主記憶部 26a バッファメモリ 28 ディジタルビデオインターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から再生したデータをバッファ
    メモリに書き込むと共に、該バッファメモリから外部同
    期信号に応じて上記データを読み出すデータ記録再生装
    置であって、 上記記録媒体にデータを記録すると共にデータを再生す
    る記録再生手段と、 上記記録再生手段が上記記録媒体から上記データを再生
    する速度を連続的に制御する再生速度制御手段と、 上記バッファメモリに対する上記再生データの書き込み
    を制御する書き込み制御手段と、 上記バッファメモリからの上記再生データの読み出しを
    制御する読み出し制御手段と、 上記書き込み制御手段による上記バッファメモリへのデ
    ータの書き込み位置と上記読み出し制御手段による上記
    バッファメモリのデータの読み出し位置を監視する制御
    手段とを備えることを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記書き込み位置の上
    記読み出し位置に対する追い越しを防ぐことを特徴とす
    る請求項1記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体は、テープ状記録媒体であ
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生装
    置。
JP14337495A 1995-06-09 1995-06-09 データ記録再生装置 Withdrawn JPH08339263A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152751A (ja) * 2013-04-05 2013-08-08 Hitachi Maxell Ltd データ処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152751A (ja) * 2013-04-05 2013-08-08 Hitachi Maxell Ltd データ処理方法

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