JPH08338156A - ユニットハウス用免震固定具 - Google Patents
ユニットハウス用免震固定具Info
- Publication number
- JPH08338156A JPH08338156A JP26225795A JP26225795A JPH08338156A JP H08338156 A JPH08338156 A JP H08338156A JP 26225795 A JP26225795 A JP 26225795A JP 26225795 A JP26225795 A JP 26225795A JP H08338156 A JPH08338156 A JP H08338156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit house
- seismic isolation
- fixed
- fixing plate
- pedestals
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震等に際しても安全にユニットハウスの固
定を維持することのできる免震固定具を提供する。 【構成】 本発明に係るユニットハウス用免震固定具1
0は、硬質ゴム製の台座11、12上に金属製の柱状体
15を載置し、その上部にネジ17により昇降可能な固
定用板19を設けた構造を有する。台座11、12はピ
ン等により地面に固定し、上部の固定用板19をユニッ
トハウスのフレームの下部に固定する。これにより、ユ
ニットハウスは安定的に地面の上に固定される一方、多
少の地震の振動はゴム製の台座11、12により吸収さ
れ、ユニットハウス内の設置物の落下・相互衝突等によ
る損傷が最小限に抑えられる。
定を維持することのできる免震固定具を提供する。 【構成】 本発明に係るユニットハウス用免震固定具1
0は、硬質ゴム製の台座11、12上に金属製の柱状体
15を載置し、その上部にネジ17により昇降可能な固
定用板19を設けた構造を有する。台座11、12はピ
ン等により地面に固定し、上部の固定用板19をユニッ
トハウスのフレームの下部に固定する。これにより、ユ
ニットハウスは安定的に地面の上に固定される一方、多
少の地震の振動はゴム製の台座11、12により吸収さ
れ、ユニットハウス内の設置物の落下・相互衝突等によ
る損傷が最小限に抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットハウスを地面
に固定するための免震固定具に関する。なお、本明細書
における「ユニットハウス」は、既に全体の形状が出来
上がっており、トラックやトレーラー等で設置場所に運
んでそこに置くだけでほぼそのまま居住可能な家のこと
をいい、モービルホーム、トレーラーハウス、コンテナ
ハウス、ユニットハウス等と称されるものを全て含むも
のである。
に固定するための免震固定具に関する。なお、本明細書
における「ユニットハウス」は、既に全体の形状が出来
上がっており、トラックやトレーラー等で設置場所に運
んでそこに置くだけでほぼそのまま居住可能な家のこと
をいい、モービルホーム、トレーラーハウス、コンテナ
ハウス、ユニットハウス等と称されるものを全て含むも
のである。
【0002】
【従来の技術】ユニットハウスは、キッチン、寝室等を
備えた1戸の家としての機能を有するものであり、多く
の場合、或る場所に固定した後はそこで半永久的に居住
されるという使い方をされるものであるが、季節に応じ
て移動するという使い方をされることもある。
備えた1戸の家としての機能を有するものであり、多く
の場合、或る場所に固定した後はそこで半永久的に居住
されるという使い方をされるものであるが、季節に応じ
て移動するという使い方をされることもある。
【0003】従来のユニットハウスの一般的な固定方法
は次の通りである。ユニットハウスを固定場所へ移動し
た後、フレームの前後に備え付けられているネジ式のジ
ャッキでタイヤが少し浮く程度にフレームを持ち上げ
る。この状態でフレームと地面との間にブロックを詰め
た後、ジャッキを下げてフレームをブロックの上に置
く。これによりタイヤはユニットハウスの荷重から解放
され、空気抜けや地面との接触部の劣化等が防止される
ため、長期間居住した後もそのタイヤを用いてユニット
ハウスを移動させることが可能である。
は次の通りである。ユニットハウスを固定場所へ移動し
た後、フレームの前後に備え付けられているネジ式のジ
ャッキでタイヤが少し浮く程度にフレームを持ち上げ
る。この状態でフレームと地面との間にブロックを詰め
た後、ジャッキを下げてフレームをブロックの上に置
く。これによりタイヤはユニットハウスの荷重から解放
され、空気抜けや地面との接触部の劣化等が防止される
ため、長期間居住した後もそのタイヤを用いてユニット
ハウスを移動させることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の固定方法ではこ
のように、ブロック上にフレームを置いただけの状態で
あるため、地震等でユニットハウスが振動するとフレー
ムがブロックからズレ落ち、ユニットハウス全体が傾い
てしまう可能性がある。
のように、ブロック上にフレームを置いただけの状態で
あるため、地震等でユニットハウスが振動するとフレー
ムがブロックからズレ落ち、ユニットハウス全体が傾い
てしまう可能性がある。
【0005】また次のような問題もある。ユニットハウ
スは上記の通り一般的にはブロック等を敷いて地面に固
定するものであるが、震災後の仮設住宅として使用する
等、使用期間が短い場合には、タイヤと前後のジャッキ
のみで地面に固定して使用されることもあり得る。この
場合、タイヤの剛性が低いため、居住者がユニットハウ
ス内で移動するだけでもユニットハウス全体が振動し、
居住者に不安感を与える。
スは上記の通り一般的にはブロック等を敷いて地面に固
定するものであるが、震災後の仮設住宅として使用する
等、使用期間が短い場合には、タイヤと前後のジャッキ
のみで地面に固定して使用されることもあり得る。この
場合、タイヤの剛性が低いため、居住者がユニットハウ
ス内で移動するだけでもユニットハウス全体が振動し、
居住者に不安感を与える。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、地震等
に際しても安全にユニットハウスの固定を維持すること
ができ、しかも、その固定を比較的高剛性で行なうこと
により居住者に不安感を与えない免震固定具を提供する
ことにある。
成されたものであり、その目的とするところは、地震等
に際しても安全にユニットハウスの固定を維持すること
ができ、しかも、その固定を比較的高剛性で行なうこと
により居住者に不安感を与えない免震固定具を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するために成された本発明に係るユニットハウス
用免震固定具は、硬質ゴム製の台座と、該台座に立設さ
れた金属製の柱状体と、該金属製柱状体の上部にネジに
より昇降可能に設けられた固定用板とを備えることを特
徴とするものである。
を解決するために成された本発明に係るユニットハウス
用免震固定具は、硬質ゴム製の台座と、該台座に立設さ
れた金属製の柱状体と、該金属製柱状体の上部にネジに
より昇降可能に設けられた固定用板とを備えることを特
徴とするものである。
【0008】この免震固定具をユニットハウスに取り付
ける際は、まず金属製の柱状体を硬質ゴム製の台座の上
に立設固定し、それをユニットハウスのフレームの下に
置く。そして、ネジにより固定用板を上昇させ、ユニッ
トハウスのフレームに当接させて、そこで固定用板をフ
レームに固定する。このように、本発明に係る免震固定
具を取り付ける際はユニットハウスをジャッキ等で持ち
上げる必要がないため、ユニットハウスの固定が容易で
ある。もちろん、ジャッキ等で持ち上げ、タイヤを浮か
せるようにして免震固定具を取り付けることも可能であ
る。
ける際は、まず金属製の柱状体を硬質ゴム製の台座の上
に立設固定し、それをユニットハウスのフレームの下に
置く。そして、ネジにより固定用板を上昇させ、ユニッ
トハウスのフレームに当接させて、そこで固定用板をフ
レームに固定する。このように、本発明に係る免震固定
具を取り付ける際はユニットハウスをジャッキ等で持ち
上げる必要がないため、ユニットハウスの固定が容易で
ある。もちろん、ジャッキ等で持ち上げ、タイヤを浮か
せるようにして免震固定具を取り付けることも可能であ
る。
【0009】本免震固定具は、ユニットハウスには固定
する必要があるが、地面に固定して使用する方法と、地
面に固定せずに使用する方法とがある。地面に固定した
場合には、地震等の際は硬質ゴム製の台座部分が振動を
吸収し、ユニットハウス及びその内部の居住者及び家具
等を保護する。地面に固定しない場合でも、地震の際に
ユニットハウスが移動すると本免震固定具も一緒に移動
するため、ユニットハウスが免震固定具から落ちたり傾
いたりすることは決してない。
する必要があるが、地面に固定して使用する方法と、地
面に固定せずに使用する方法とがある。地面に固定した
場合には、地震等の際は硬質ゴム製の台座部分が振動を
吸収し、ユニットハウス及びその内部の居住者及び家具
等を保護する。地面に固定しない場合でも、地震の際に
ユニットハウスが移動すると本免震固定具も一緒に移動
するため、ユニットハウスが免震固定具から落ちたり傾
いたりすることは決してない。
【0010】本発明に係る免震固定具は、台座部分の比
較的高さの低い部分にのみゴムを使用し、上部の金属製
の柱状体により比較的高い剛性を有するため、ユニット
ハウス内への家具、荷物の搬入等により重量が変化して
も、ユニットハウスの高さの変化が少ない。また、経年
使用による高さの変化も少ない。更に、ユニットハウス
内で居住者が移動した程度ではユニットハウスが振動す
ることがなく、居住者に安心感を与える。
較的高さの低い部分にのみゴムを使用し、上部の金属製
の柱状体により比較的高い剛性を有するため、ユニット
ハウス内への家具、荷物の搬入等により重量が変化して
も、ユニットハウスの高さの変化が少ない。また、経年
使用による高さの変化も少ない。更に、ユニットハウス
内で居住者が移動した程度ではユニットハウスが振動す
ることがなく、居住者に安心感を与える。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例であるユニットハウス用免
震固定具を図1により説明する。本実施例の免震固定具
10は、台座11、12と、柱状体15と、高さ調節用
のネジ17と、ネジの頂部に設けられた固定用板19等
から成る。
震固定具を図1により説明する。本実施例の免震固定具
10は、台座11、12と、柱状体15と、高さ調節用
のネジ17と、ネジの頂部に設けられた固定用板19等
から成る。
【0012】台座11及び12は共に硬質ゴムから成
り、柱状体15は剛性の高い金属(スチール、アルミ、
ジュラルミン等)から成る。図1では台座11、12は
2段に形成されているが、もちろんこれは1段構成とし
てもよい。台座12の上面には略同径の金属製(上記同
様、スチール、アルミ、ジュラルミン等を用いることが
できる)の台座板13を設け、その台座板13の中央に
植設されたネジ14により柱状体15を台座11、12
に固定する。このため、柱状体15の下面内部には、ネ
ジ14に対応するナット15aを固定しておく。なお、
ゴム製の台座11、12を火災等から保護するため、不
燃性の(例えば、薄い金属板や不燃性の布等の)カバー
で台座11、12の全体を覆うようにしてもよい。
り、柱状体15は剛性の高い金属(スチール、アルミ、
ジュラルミン等)から成る。図1では台座11、12は
2段に形成されているが、もちろんこれは1段構成とし
てもよい。台座12の上面には略同径の金属製(上記同
様、スチール、アルミ、ジュラルミン等を用いることが
できる)の台座板13を設け、その台座板13の中央に
植設されたネジ14により柱状体15を台座11、12
に固定する。このため、柱状体15の下面内部には、ネ
ジ14に対応するナット15aを固定しておく。なお、
ゴム製の台座11、12を火災等から保護するため、不
燃性の(例えば、薄い金属板や不燃性の布等の)カバー
で台座11、12の全体を覆うようにしてもよい。
【0013】取り扱いの便宜を考慮して、柱状体15に
はバルク(中実)の金属ではなく、内部を空洞にして、
充分な強度及び剛性を確保しつつ軽量化したものを用い
る。柱状体15の上部にもナット16を固定し、そこに
高さ調節用のネジ17を螺合する。高さ調節用ネジ17
には、充分な強度を有する台形ネジを使用することが望
ましい。
はバルク(中実)の金属ではなく、内部を空洞にして、
充分な強度及び剛性を確保しつつ軽量化したものを用い
る。柱状体15の上部にもナット16を固定し、そこに
高さ調節用のネジ17を螺合する。高さ調節用ネジ17
には、充分な強度を有する台形ネジを使用することが望
ましい。
【0014】ネジ17の上部には上述の通り固定用板1
9が固定され、この固定用板19をユニットハウスのフ
レームに固定することにより、本免震固定具10をユニ
ットハウスに固定する。
9が固定され、この固定用板19をユニットハウスのフ
レームに固定することにより、本免震固定具10をユニ
ットハウスに固定する。
【0015】なお、具体的数値の一例を挙げると、ユニ
ットハウスの重量が3.5トン程度の場合、台座11、
12には硬さ70程度のゴムを使用し(硬さ65〜75
の範囲内であれば使用可能である。なお、硬さ試験はJ
IS−K6301による。)、その概略寸法は、下の方
の台座11の直径が約430mm、高さが約50mm、
上の方の台座の直径が約270mm、高さが約50m
m、1台のユニットハウスへの固定数は6個とする。ゴ
ムの材質としては、SBRと天然ゴムとの混合ゴム等を
使用することができる。
ットハウスの重量が3.5トン程度の場合、台座11、
12には硬さ70程度のゴムを使用し(硬さ65〜75
の範囲内であれば使用可能である。なお、硬さ試験はJ
IS−K6301による。)、その概略寸法は、下の方
の台座11の直径が約430mm、高さが約50mm、
上の方の台座の直径が約270mm、高さが約50m
m、1台のユニットハウスへの固定数は6個とする。ゴ
ムの材質としては、SBRと天然ゴムとの混合ゴム等を
使用することができる。
【0016】本実施例の免震固定具10を用いたユニッ
トハウスの設置方法を図3及び図4により説明する。図
4(a)に示すように、ユニットハウス50には縦横の
フレーム51、52が設けられており、居住用の部屋は
そのフレーム51、52の上に載置、固定されている。
フレーム51、52の下側にはタイヤ53が設けられ
(図4では2輪のものを示したが、4輪、6輪等の場合
もある)、これによりユニットハウス50は移動可能と
なっている。
トハウスの設置方法を図3及び図4により説明する。図
4(a)に示すように、ユニットハウス50には縦横の
フレーム51、52が設けられており、居住用の部屋は
そのフレーム51、52の上に載置、固定されている。
フレーム51、52の下側にはタイヤ53が設けられ
(図4では2輪のものを示したが、4輪、6輪等の場合
もある)、これによりユニットハウス50は移動可能と
なっている。
【0017】ユニットハウス50をトレーラ等により所
定の設置場所まで移動した後、本実施例の免震固定具1
0をフレーム51、52の適宜箇所と地面Gの間に設け
てユニットハウス50を固定する。ここで、免震固定具
10を取り付ける箇所をユニットハウス設計時に定めて
おき、ユニットハウス製造時にフレーム51又は52の
該当箇所に予め免震固定具10の固定用板19に対応す
る固定具を固定しておくことができる。この場合、居住
者及び搬入される家具等を考慮に入れたユニットハウス
50の重量と免震固定具10の耐荷重特性とを考慮して
免震固定具10の設置数を決定し、又、ユニットハウス
50の荷重が各免震固定具10にほぼ均等に掛かるよう
に固定具の取り付け箇所を決定することが望ましい。
定の設置場所まで移動した後、本実施例の免震固定具1
0をフレーム51、52の適宜箇所と地面Gの間に設け
てユニットハウス50を固定する。ここで、免震固定具
10を取り付ける箇所をユニットハウス設計時に定めて
おき、ユニットハウス製造時にフレーム51又は52の
該当箇所に予め免震固定具10の固定用板19に対応す
る固定具を固定しておくことができる。この場合、居住
者及び搬入される家具等を考慮に入れたユニットハウス
50の重量と免震固定具10の耐荷重特性とを考慮して
免震固定具10の設置数を決定し、又、ユニットハウス
50の荷重が各免震固定具10にほぼ均等に掛かるよう
に固定具の取り付け箇所を決定することが望ましい。
【0018】免震固定具10の固定用板19とユニット
ハウス50のフレーム52との固定方法の一例を図3
(a)に示す。この例は、免震固定具10の固定用板1
9と略同寸法の固定用板31をフレーム52の下面に溶
接、ボルト締め等により固定しておくものである。フレ
ーム52側の固定用板31には、免震固定具10の固定
用板19の固定用ボルト穴20(図2)と同じ箇所にボ
ルト穴(図示せず)を設けておく。免震固定具10をこ
の固定用板31の真下に置き、高さ調節用ネジ17を回
転することにより免震固定具10の固定用板19をフレ
ーム52側の固定用板31の近くまで上げ、両ボルト穴
の位置を一致させる。そして、両ボルト穴にボルト32
を通して、両固定用板19、31を固定する。このと
き、免震固定具10が僅かに浮くため、柱状体15及び
台座11、12を回転することにより台座11の下面を
地面Gに接触させる。台座11は、図3(b)に示すよ
うにピン35等で地面Gに固定するか(台座11の方
は、図2のピン穴21を使用する)、或いは、図3
(c)に示すように一部を地面Gに埋め込んで固定す
る。両者を併用してもよい。
ハウス50のフレーム52との固定方法の一例を図3
(a)に示す。この例は、免震固定具10の固定用板1
9と略同寸法の固定用板31をフレーム52の下面に溶
接、ボルト締め等により固定しておくものである。フレ
ーム52側の固定用板31には、免震固定具10の固定
用板19の固定用ボルト穴20(図2)と同じ箇所にボ
ルト穴(図示せず)を設けておく。免震固定具10をこ
の固定用板31の真下に置き、高さ調節用ネジ17を回
転することにより免震固定具10の固定用板19をフレ
ーム52側の固定用板31の近くまで上げ、両ボルト穴
の位置を一致させる。そして、両ボルト穴にボルト32
を通して、両固定用板19、31を固定する。このと
き、免震固定具10が僅かに浮くため、柱状体15及び
台座11、12を回転することにより台座11の下面を
地面Gに接触させる。台座11は、図3(b)に示すよ
うにピン35等で地面Gに固定するか(台座11の方
は、図2のピン穴21を使用する)、或いは、図3
(c)に示すように一部を地面Gに埋め込んで固定す
る。両者を併用してもよい。
【0019】図4(b)に示すように、ユニットハウス
50にジャッキ54が備えられている場合は、予めジャ
ッキ54でユニットハウス50を少し持ち上げてタイヤ
53を浮かせた後、上記のように免震固定具10を固定
してもよい。これにより、タイヤ53を取り外し、後の
使用のために保存しておくことができるようになる。
50にジャッキ54が備えられている場合は、予めジャ
ッキ54でユニットハウス50を少し持ち上げてタイヤ
53を浮かせた後、上記のように免震固定具10を固定
してもよい。これにより、タイヤ53を取り外し、後の
使用のために保存しておくことができるようになる。
【0020】本実施例の免震固定具10では、柱状体1
5が剛性の高い金属製となっているため、ユニットハウ
ス50内で居住者が移動する際のユニットハウス50全
体の振動が最小限に抑えられ、普段の居住性が向上す
る。一方、台座11、12部分はゴム製であるため、多
少の地震は充分吸収してユニットハウス50への伝達を
防止し、ユニットハウス50内の設置物の落下・相互衝
突等による損傷を最小限に抑える。
5が剛性の高い金属製となっているため、ユニットハウ
ス50内で居住者が移動する際のユニットハウス50全
体の振動が最小限に抑えられ、普段の居住性が向上す
る。一方、台座11、12部分はゴム製であるため、多
少の地震は充分吸収してユニットハウス50への伝達を
防止し、ユニットハウス50内の設置物の落下・相互衝
突等による損傷を最小限に抑える。
【図1】 本発明の一実施例であるユニットハウス用免
震固定具の分解正面図。
震固定具の分解正面図。
【図2】 同免震固定具の平面図。
【図3】 実施例の免震固定具の使用方法を示す説明
図。
図。
【図4】 ユニットハウスのフレームの平面図(a)、
及びユニットハウスの側面図(b)。
及びユニットハウスの側面図(b)。
10…ユニットハウス用免震固定具 11、12…硬質ゴム製台座 15…金属製柱状体 17…高さ調節用ネジ 19…免震固定具側の固定用板 31…ユニットハウスのフレーム側の固定用板 50…ユニットハウス 51、52…フレーム 53…タイヤ 54…ジャッキ
Claims (1)
- 【請求項1】 硬質ゴム製の台座と、該台座に立設され
た金属製の柱状体と、該金属製柱状体の上部にネジによ
り昇降可能に設けられた固定用板とを備えることを特徴
とするユニットハウス用免震固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26225795A JPH08338156A (ja) | 1995-04-11 | 1995-09-14 | ユニットハウス用免震固定具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11130895 | 1995-04-11 | ||
JP7-111308 | 1995-04-11 | ||
JP26225795A JPH08338156A (ja) | 1995-04-11 | 1995-09-14 | ユニットハウス用免震固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338156A true JPH08338156A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=26450733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26225795A Pending JPH08338156A (ja) | 1995-04-11 | 1995-09-14 | ユニットハウス用免震固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08338156A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246966A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Asg Co Ltd | トレーラーハウスの固定方法 |
CN108589926A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-09-28 | 青岛明珠钢结构有限公司 | 一种防震的钢结构活动板房 |
JP2019097622A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | ミサワホーム株式会社 | ユニット家具 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP26225795A patent/JPH08338156A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246966A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Asg Co Ltd | トレーラーハウスの固定方法 |
JP2019097622A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | ミサワホーム株式会社 | ユニット家具 |
CN108589926A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-09-28 | 青岛明珠钢结构有限公司 | 一种防震的钢结构活动板房 |
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