JPH08337502A - 浸透抗真菌剤用補佐剤、それを含む抗真菌性組成物およびそれらの使用 - Google Patents
浸透抗真菌剤用補佐剤、それを含む抗真菌性組成物およびそれらの使用Info
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- JPH08337502A JPH08337502A JP8036844A JP3684496A JPH08337502A JP H08337502 A JPH08337502 A JP H08337502A JP 8036844 A JP8036844 A JP 8036844A JP 3684496 A JP3684496 A JP 3684496A JP H08337502 A JPH08337502 A JP H08337502A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
- A01N25/02—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing liquids as carriers, diluents or solvents
- A01N25/04—Dispersions, emulsions, suspoemulsions, suspension concentrates or gels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N37/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
- A01N37/06—Unsaturated carboxylic acids or thio analogues thereof; Derivatives thereof
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】安定したマイクロエマルジョンの浸透抗真菌剤
用補佐剤を提供する。 【解決手段】a)水10〜30重量%、b)植物油のエ
ステル交換による脂肪酸のメチル・エステル混合物20
〜50重量%、c)アルキル・スルフォサクシネート、
アルキル・ベンゼン・スルフォネート、またはそれらの
金属塩からなるアニオン界面活性剤、d)アルキル・ポ
リグルコシド、アルキル・ポリエーテル・ポリグルコシ
ド、またはポリスチレンフェノール・ポリアルコキシレ
ートからなるHLB13〜18で曇り点>65°の一種
以上の非イオン界面活性剤、e)脂肪酸のソルビタン・
エステル、またはアルキレンオキシドとC10−C20の脂
肪アルコール、アミド、エステルまたはC6 −C12のア
ルキル・フェノールなどの活性水素含有有機化合物との
縮合生成物、またはHLB平均10〜12のこれらの混
合物からなるHLB10〜12の一種以上の非イオン界
面活性剤を含み、b)とc)、d)、e)との重量比
0.85:1〜1.2:1の補佐剤。
用補佐剤を提供する。 【解決手段】a)水10〜30重量%、b)植物油のエ
ステル交換による脂肪酸のメチル・エステル混合物20
〜50重量%、c)アルキル・スルフォサクシネート、
アルキル・ベンゼン・スルフォネート、またはそれらの
金属塩からなるアニオン界面活性剤、d)アルキル・ポ
リグルコシド、アルキル・ポリエーテル・ポリグルコシ
ド、またはポリスチレンフェノール・ポリアルコキシレ
ートからなるHLB13〜18で曇り点>65°の一種
以上の非イオン界面活性剤、e)脂肪酸のソルビタン・
エステル、またはアルキレンオキシドとC10−C20の脂
肪アルコール、アミド、エステルまたはC6 −C12のア
ルキル・フェノールなどの活性水素含有有機化合物との
縮合生成物、またはHLB平均10〜12のこれらの混
合物からなるHLB10〜12の一種以上の非イオン界
面活性剤を含み、b)とc)、d)、e)との重量比
0.85:1〜1.2:1の補佐剤。
Description
【0001】本発明は、合成抗真菌剤用補佐剤、それを
含む抗真菌性組成物、およびそれらの農業での使用に関
する。農業では、高度の特異性をもつことを特徴とする
多くの浸透抗真菌剤が物理化学特性を改良および/また
は修正するための補佐剤として知られる製品とともに広
く用いられている。これらの補佐剤は、植物または鉱物
油、界面活性剤、乳化剤、分散剤、泡止め剤等を含む。
これらは、抗真菌剤に、葉の上での拡散面積や耐久性、
葉の内部への浸透性、植物を通る移動性に関してプラス
の効果をあたえ、また抗真菌活動を補強する効果を有す
る。とくに、鉱物油75−95%および界面活性剤25
−5%からなる補佐剤がますます広く使用されるように
なっている。これらの補佐剤は、植物上での抗真菌剤の
拡散性を高め、抗真菌剤がより効果的に作用するように
する。しかし、先行技術の補佐剤は、植物に有毒であり
また生物分解性がないという欠点を有する。さらに、当
該技術分野では、広範な作用を有するすなわち異なる各
種の化学的グループに属する浸透抗真菌剤の活性を高め
ることのできる補佐剤の必要性が認められている。
含む抗真菌性組成物、およびそれらの農業での使用に関
する。農業では、高度の特異性をもつことを特徴とする
多くの浸透抗真菌剤が物理化学特性を改良および/また
は修正するための補佐剤として知られる製品とともに広
く用いられている。これらの補佐剤は、植物または鉱物
油、界面活性剤、乳化剤、分散剤、泡止め剤等を含む。
これらは、抗真菌剤に、葉の上での拡散面積や耐久性、
葉の内部への浸透性、植物を通る移動性に関してプラス
の効果をあたえ、また抗真菌活動を補強する効果を有す
る。とくに、鉱物油75−95%および界面活性剤25
−5%からなる補佐剤がますます広く使用されるように
なっている。これらの補佐剤は、植物上での抗真菌剤の
拡散性を高め、抗真菌剤がより効果的に作用するように
する。しかし、先行技術の補佐剤は、植物に有毒であり
また生物分解性がないという欠点を有する。さらに、当
該技術分野では、広範な作用を有するすなわち異なる各
種の化学的グループに属する浸透抗真菌剤の活性を高め
ることのできる補佐剤の必要性が認められている。
【0002】本発明の補佐剤は、これらの要件を満たす
ものであることが明らかにされた。本発明の補佐剤は、
水、植物油のエステル交換反応で誘導された脂肪酸のメ
チルエステルの混合物、アニオン界面活性剤、HLB
(親水性親油性比)が13から18の間で曇り点が>6
5°の少なくとも一種類の非イオン界面活性剤、HLB
が10から12の間の少なくとも一種類のイオン界面活
性剤またはHLBの平均が10から12の間のこれらの
混合物を含むものである。とくに、植物油のエステル交
換反応で誘導された脂肪酸のメチルエステルの混合物と
適当な界面活性剤の組合わせは、異なる各種の化学的グ
ループに属する浸透抗真菌剤の活性に相乗効果があるこ
とが明らかにされた。したがって、本発明は、安定した
マイクロエマルジョンの形態の浸透抗真菌剤用補佐剤で
あって、(a)水、10から30重量%の間の量、
(b)植物油のエステル交換反応で誘導された脂肪酸の
メチルエステルの混合物、20から50重量%、(c)
アルキル・スルフォスクシネート、アルキル・ベンゼン
・スルフォネート、またはそれらの金属塩からなるグル
ープから選ばれるアニオン界面活性剤、0.5から20
重量%の間の量、(d)アルキル・ポリグルコシド、ア
ルキル・ポリエーテル・ポリグルコシド、およびポリス
チレンフェノール・ポリアルコキシレートから選ばれる
HLBが13から18の間で曇り点が>65°の少なく
とも一種類の非イオン界面活性剤、(e)脂肪酸のソル
ビタンエステル、および、アルキレン好ましくはエチレ
ンまたはプロピレンの酸化物とC10−C20の脂肪アルコ
ール、アミド、エステル、およびC6 −C12のアルキル
・フェノール、などの活性水素含有有機化合物との縮合
から得られる生成物、またはHLBの平均が10から1
2のあいだのこれらの混合物から選ばれるHLBが10
から12の間の少なくとも一種類の非イオン界面活性
剤、を含んでなり、メチルエステルの混合物(b)と界
面活性剤(c)、(d)、および(e)の重量比が、
0.8:1から1.2:1の間である補佐剤に関する。
ものであることが明らかにされた。本発明の補佐剤は、
水、植物油のエステル交換反応で誘導された脂肪酸のメ
チルエステルの混合物、アニオン界面活性剤、HLB
(親水性親油性比)が13から18の間で曇り点が>6
5°の少なくとも一種類の非イオン界面活性剤、HLB
が10から12の間の少なくとも一種類のイオン界面活
性剤またはHLBの平均が10から12の間のこれらの
混合物を含むものである。とくに、植物油のエステル交
換反応で誘導された脂肪酸のメチルエステルの混合物と
適当な界面活性剤の組合わせは、異なる各種の化学的グ
ループに属する浸透抗真菌剤の活性に相乗効果があるこ
とが明らかにされた。したがって、本発明は、安定した
マイクロエマルジョンの形態の浸透抗真菌剤用補佐剤で
あって、(a)水、10から30重量%の間の量、
(b)植物油のエステル交換反応で誘導された脂肪酸の
メチルエステルの混合物、20から50重量%、(c)
アルキル・スルフォスクシネート、アルキル・ベンゼン
・スルフォネート、またはそれらの金属塩からなるグル
ープから選ばれるアニオン界面活性剤、0.5から20
重量%の間の量、(d)アルキル・ポリグルコシド、ア
ルキル・ポリエーテル・ポリグルコシド、およびポリス
チレンフェノール・ポリアルコキシレートから選ばれる
HLBが13から18の間で曇り点が>65°の少なく
とも一種類の非イオン界面活性剤、(e)脂肪酸のソル
ビタンエステル、および、アルキレン好ましくはエチレ
ンまたはプロピレンの酸化物とC10−C20の脂肪アルコ
ール、アミド、エステル、およびC6 −C12のアルキル
・フェノール、などの活性水素含有有機化合物との縮合
から得られる生成物、またはHLBの平均が10から1
2のあいだのこれらの混合物から選ばれるHLBが10
から12の間の少なくとも一種類の非イオン界面活性
剤、を含んでなり、メチルエステルの混合物(b)と界
面活性剤(c)、(d)、および(e)の重量比が、
0.8:1から1.2:1の間である補佐剤に関する。
【0003】本発明においては、HLBとは、界面活性
剤の親水性−親油性比を意味し、このHLBの値が大き
いほど、該界面活性剤の水溶性が大きくなる。本発明の
目的に適した脂肪酸のメチルエステルの混合物は、大
豆、セイヨウアブラナ、ひまわり、およびその混合物な
どの植物油のエステル交換反応で誘導されたものであ
る。好ましくは、セイヨウアブラナの油であって、下記
の特性を有する。 −モノグリセリド含有量 最大 1.0% −ジグリセリド含有量 最大 0.3% −トリグリセリド含有量 最大 0.1% −遊離グリセリン 最大 0.1% −メタノール 最大 0.3% −ヨウ素価 最大 115 −密度 0.86−0.90g/cc −40℃での粘度 3.5−5.0cS −引火点 最低 100℃ これらの特性をもつ混合物は、ディーゼルR Bi(T
M)(NovamontS.p.A.)の商品名で市販
されている。
剤の親水性−親油性比を意味し、このHLBの値が大き
いほど、該界面活性剤の水溶性が大きくなる。本発明の
目的に適した脂肪酸のメチルエステルの混合物は、大
豆、セイヨウアブラナ、ひまわり、およびその混合物な
どの植物油のエステル交換反応で誘導されたものであ
る。好ましくは、セイヨウアブラナの油であって、下記
の特性を有する。 −モノグリセリド含有量 最大 1.0% −ジグリセリド含有量 最大 0.3% −トリグリセリド含有量 最大 0.1% −遊離グリセリン 最大 0.1% −メタノール 最大 0.3% −ヨウ素価 最大 115 −密度 0.86−0.90g/cc −40℃での粘度 3.5−5.0cS −引火点 最低 100℃ これらの特性をもつ混合物は、ディーゼルR Bi(T
M)(NovamontS.p.A.)の商品名で市販
されている。
【0004】本発明の目的に使用できるアニオン界面活
性剤は、アルキルベンゼンスルフォネート、あるいは、
好ましくはアルキルスルフォスクシネート、およびそれ
らの金属塩から選ばれる。これらの界面活性剤は、従来
の方法で製造することができる。とくに、アルキルスル
フォスクシネートは、マレイン酸または無水マレイン酸
を炭素原子数が2から20の間の高級アルコール1また
は2モル、好ましくは2モルでエステル化して好便に製
造することができる。とくに好ましいものとしては、2
−エチレンヘキサノール・アルコールを挙げることがで
きる。無水マレイン酸とこのアルコールの反応生成物
は、ジオクチルスルフォスクシネートの名で知られ、本
発明の目的にとくに好ましいアニオン界面活性剤であ
る。界面活性剤は、通常、組成物の全重量に対して0.
5から20%の間、好ましくは1−10%の量で使用さ
れる。HLBが13から18の間の非イオン界面活性剤
の例としては、アルキル・ポリグルコシド(APG)
(ピラノシドまたはオリゴマーのC10−C16のエーテ
ル)、アルキル・ポリエーテル・ポリグルコシド(AE
G)(ピラノシドまたはオリゴマーのC10−C16のポリ
エトキシル化エーテル)、または、好ましくはこれらの
混合物で、上のHLB値を有するものか、あるいは、酸
化エチレンのモル数で16から40の間、好ましくは1
6−25のポリエトキシル化ポリスチリルフェノール、
例えば、ポリエトキシル化トリスチリルフェノールであ
る。これらの界面活性剤は、通常、組成物に対して5か
ら20重量%の量で使用される。
性剤は、アルキルベンゼンスルフォネート、あるいは、
好ましくはアルキルスルフォスクシネート、およびそれ
らの金属塩から選ばれる。これらの界面活性剤は、従来
の方法で製造することができる。とくに、アルキルスル
フォスクシネートは、マレイン酸または無水マレイン酸
を炭素原子数が2から20の間の高級アルコール1また
は2モル、好ましくは2モルでエステル化して好便に製
造することができる。とくに好ましいものとしては、2
−エチレンヘキサノール・アルコールを挙げることがで
きる。無水マレイン酸とこのアルコールの反応生成物
は、ジオクチルスルフォスクシネートの名で知られ、本
発明の目的にとくに好ましいアニオン界面活性剤であ
る。界面活性剤は、通常、組成物の全重量に対して0.
5から20%の間、好ましくは1−10%の量で使用さ
れる。HLBが13から18の間の非イオン界面活性剤
の例としては、アルキル・ポリグルコシド(APG)
(ピラノシドまたはオリゴマーのC10−C16のエーテ
ル)、アルキル・ポリエーテル・ポリグルコシド(AE
G)(ピラノシドまたはオリゴマーのC10−C16のポリ
エトキシル化エーテル)、または、好ましくはこれらの
混合物で、上のHLB値を有するものか、あるいは、酸
化エチレンのモル数で16から40の間、好ましくは1
6−25のポリエトキシル化ポリスチリルフェノール、
例えば、ポリエトキシル化トリスチリルフェノールであ
る。これらの界面活性剤は、通常、組成物に対して5か
ら20重量%の量で使用される。
【0005】本発明の目的に適した非イオン界面活性剤
の例としては、下記のものが挙げられる。 (i)脂肪酸のソルビタンエステル、例えば、ソルビタ
ン・モノラウリン酸エステル、ソルビタン・モノパルミ
チン酸エステル、ソルビタン・モノオレイン酸エステ
ル、ソルビタン・モノステアリン酸エステル、ソルビタ
ン・トリオレイン酸エステル、ソルビタン・トリステア
リン酸エステル。ソルビタン・モノオレイン酸エステル
が好ましい。 (ii)酸化エチレンと下記のものとの縮合によって得
られる生成物。 − 高級アルコール、例えば、デシル、トリデシル、ラ
ウリル、ステアリル・アルコール。酸化エチレンの分子
数は、5から10の間。 − ポリエトキシル化ソルビタンエステル、例えば、ソ
ルビタン・モノラウリン酸エステル(酸化エチレン(E
to)4−20モル)、ソルビタン・モノパルミチン酸
エステル(20Eto)、ソルビタン・モノオレイン酸
エステル(20Eto)、ソルビタン・モノステアリン
酸エステル(4−20Eto)、ソルビタン・トリオレ
イン酸エステル(20Eto)、ソルビタン・トリステ
アリン酸エステル(20Eto)。ツィーン−80とも
呼ばれるソルビタン・モノオレイン酸エステル20Et
oが好ましい。 − C6 −C12アルキルフェノール、例えば、ノニルフ
ェノール。酸化エチレンの分子数は、2から20の間。 − アミド これらの界面活性剤は、組成物に対して5から25重量
%の間、好ましくは10から15重量%の間の量で使用
される。本発明の目的には、これらの非イオン界面活性
剤の混合物で、10から12の間のHLBを有するもの
が好ましい。
の例としては、下記のものが挙げられる。 (i)脂肪酸のソルビタンエステル、例えば、ソルビタ
ン・モノラウリン酸エステル、ソルビタン・モノパルミ
チン酸エステル、ソルビタン・モノオレイン酸エステ
ル、ソルビタン・モノステアリン酸エステル、ソルビタ
ン・トリオレイン酸エステル、ソルビタン・トリステア
リン酸エステル。ソルビタン・モノオレイン酸エステル
が好ましい。 (ii)酸化エチレンと下記のものとの縮合によって得
られる生成物。 − 高級アルコール、例えば、デシル、トリデシル、ラ
ウリル、ステアリル・アルコール。酸化エチレンの分子
数は、5から10の間。 − ポリエトキシル化ソルビタンエステル、例えば、ソ
ルビタン・モノラウリン酸エステル(酸化エチレン(E
to)4−20モル)、ソルビタン・モノパルミチン酸
エステル(20Eto)、ソルビタン・モノオレイン酸
エステル(20Eto)、ソルビタン・モノステアリン
酸エステル(4−20Eto)、ソルビタン・トリオレ
イン酸エステル(20Eto)、ソルビタン・トリステ
アリン酸エステル(20Eto)。ツィーン−80とも
呼ばれるソルビタン・モノオレイン酸エステル20Et
oが好ましい。 − C6 −C12アルキルフェノール、例えば、ノニルフ
ェノール。酸化エチレンの分子数は、2から20の間。 − アミド これらの界面活性剤は、組成物に対して5から25重量
%の間、好ましくは10から15重量%の間の量で使用
される。本発明の目的には、これらの非イオン界面活性
剤の混合物で、10から12の間のHLBを有するもの
が好ましい。
【0006】本発明の補佐剤は、さらに、特定の用途の
特殊な添加剤を含むものとすることができる。例えば、
アラビア・ゴム、ポリビニル・アルコール、ポリビニル
ピロリドンなどの接着剤、プロピレングリコールなどの
凍結防止剤、泡止め剤、ドリフト防止剤などで、0から
15重量%の間の量で使用される。本発明の補佐剤は、
下記のような異なる各種のグループに属する浸透抗真菌
剤の活性を高める。 − トリアゾール系: テトラコナゾール、トリアジメ
フォン、トリアジメノール、プロピコナゾール、ジクロ
ロブトラゾール、ビテルナトール、ペンコナゾール、フ
ルトリアフォル、ヘキサコナゾール、ミクロブタニル、
フルシラゾール、フルトリアフォル、シプロコナゾー
ル、ジニコナゾール、ジフェノコナゾール、エポキシコ
ナゾール。 − イミダゾール系: プロクロラズ、イマザリル。 − モルフォリン系: フェンプロピモルフ、トリデモ
ルフ。 − ジカルボキシイミド系: イプロジオン、クロゾリ
ネート、ビンクロゾリン。 − ピペリジン系: フェンプロピジン。 − アシララニシン系: メタラキリル、ベナラキシ
ル。 本発明の補佐剤は、トリアゾリック化合物(テトラコナ
ゾール)、ジカルボキシイミジック化合物(クロゾリネ
ート)、およびアシララニニック化合物(ベナラキシ
ル)に属する浸透抗真菌剤とともに用いるととくに効果
的である。これらの補佐剤は、のぞましい効果を挙げる
ための浸透抗真菌剤の量をかなり低減することができ、
また、用量が等しい場合には、より高いレベルの活性が
得られる。さらに、これらの補佐剤は、従来の技術の補
佐剤に比較してよりすぐれた結果を得ることができる。
特殊な添加剤を含むものとすることができる。例えば、
アラビア・ゴム、ポリビニル・アルコール、ポリビニル
ピロリドンなどの接着剤、プロピレングリコールなどの
凍結防止剤、泡止め剤、ドリフト防止剤などで、0から
15重量%の間の量で使用される。本発明の補佐剤は、
下記のような異なる各種のグループに属する浸透抗真菌
剤の活性を高める。 − トリアゾール系: テトラコナゾール、トリアジメ
フォン、トリアジメノール、プロピコナゾール、ジクロ
ロブトラゾール、ビテルナトール、ペンコナゾール、フ
ルトリアフォル、ヘキサコナゾール、ミクロブタニル、
フルシラゾール、フルトリアフォル、シプロコナゾー
ル、ジニコナゾール、ジフェノコナゾール、エポキシコ
ナゾール。 − イミダゾール系: プロクロラズ、イマザリル。 − モルフォリン系: フェンプロピモルフ、トリデモ
ルフ。 − ジカルボキシイミド系: イプロジオン、クロゾリ
ネート、ビンクロゾリン。 − ピペリジン系: フェンプロピジン。 − アシララニシン系: メタラキリル、ベナラキシ
ル。 本発明の補佐剤は、トリアゾリック化合物(テトラコナ
ゾール)、ジカルボキシイミジック化合物(クロゾリネ
ート)、およびアシララニニック化合物(ベナラキシ
ル)に属する浸透抗真菌剤とともに用いるととくに効果
的である。これらの補佐剤は、のぞましい効果を挙げる
ための浸透抗真菌剤の量をかなり低減することができ、
また、用量が等しい場合には、より高いレベルの活性が
得られる。さらに、これらの補佐剤は、従来の技術の補
佐剤に比較してよりすぐれた結果を得ることができる。
【0007】本発明の補佐剤を一以上の浸透抗真菌剤と
組み合わせて得られる抗真菌性組成物は、穀類、ウリ科
植物、ブドウ、および果樹の栽培に害を及ぼす植物病原
菌に対してとくにすぐれた抗真菌作用を有する。これら
の抗真菌性組成物を用いて効果のある植物の病気の例を
下に示す。 − 穀類のウドンコ病、 − ウリ科(例えば、きうり)のウドンコカビ病、 − 穀類のサビ病、 − 穀類のセプトリア病 − 穀類の表皮病 − 穀類のイガクサ病 − リンゴの木のマタカビ病 − ブドウのツユカビ病 − トマトのクサレカビ病 − ブドウのウドンコカビ病 − リンゴの木のプレオスボラ病 − コメのイモチ病 − 表皮病 − 穀類の立枯れ病 これらの抗真菌性組成物は、例えば、葉、茎、枝、根な
ど植物の任意の部分、あるいは植える前の種自身の上、
あるいは植物を育成する土壌の上に適用することができ
る。
組み合わせて得られる抗真菌性組成物は、穀類、ウリ科
植物、ブドウ、および果樹の栽培に害を及ぼす植物病原
菌に対してとくにすぐれた抗真菌作用を有する。これら
の抗真菌性組成物を用いて効果のある植物の病気の例を
下に示す。 − 穀類のウドンコ病、 − ウリ科(例えば、きうり)のウドンコカビ病、 − 穀類のサビ病、 − 穀類のセプトリア病 − 穀類の表皮病 − 穀類のイガクサ病 − リンゴの木のマタカビ病 − ブドウのツユカビ病 − トマトのクサレカビ病 − ブドウのウドンコカビ病 − リンゴの木のプレオスボラ病 − コメのイモチ病 − 表皮病 − 穀類の立枯れ病 これらの抗真菌性組成物は、例えば、葉、茎、枝、根な
ど植物の任意の部分、あるいは植える前の種自身の上、
あるいは植物を育成する土壌の上に適用することができ
る。
【0008】植物に処方する時、抗真菌剤、あるいは前
記抗真菌剤を含む市販の製剤の適量を補佐剤に加えるこ
とができる。この市販の製剤は、通常、乳化自在な液
体、浸潤自在の粉末、濃縮懸濁液、水エマルジョン、ま
たはマイクロエマルジョンの形で提供される。本発明の
補佐剤は、0.01から0.5重量%の間、好ましくは
0.05から0.3重量%の間の量を好便に加えること
ができる。浸透抗真菌剤の好ましい有効成分としては、
それを含む市販の製剤があり、用途に応じて製造者の勧
める最少用量が用いられる。本発明の特定の実施形態に
もとづけば、一以上の浸透抗真菌剤と本発明の補佐剤を
含んだ希釈が容易な濃縮抗真菌性組成物を調製すること
も可能である。これらの製剤は、入手が容易なために、
有効成分と補佐剤の適正用量を使用することができ、し
たがって、経験のない作業員による作業からくる危険が
低減される。抗真菌性組成物は、また、マンコゼブ、銅
オキシクロリド、チラム・フェンチン・ヒドロキシドな
どのカバー抗真菌剤を含むものとすることができる。こ
の第二の有効成分としては、それを含む市販の製剤があ
る。あるいは、浸透抗真菌剤とカバー抗真菌剤を含む市
販の製剤を使用することもできる。所望の場合には、植
物薬物、植物調製剤、除草剤、殺虫剤、肥料など他の両
立性活性物質を本発明の抗真菌性組成物に加えることも
可能である。本発明の補佐剤がもつプラスの一特性は、
処理の直後に降雨があった場合でもすぐれた有効成分適
用効果が得られることである。
記抗真菌剤を含む市販の製剤の適量を補佐剤に加えるこ
とができる。この市販の製剤は、通常、乳化自在な液
体、浸潤自在の粉末、濃縮懸濁液、水エマルジョン、ま
たはマイクロエマルジョンの形で提供される。本発明の
補佐剤は、0.01から0.5重量%の間、好ましくは
0.05から0.3重量%の間の量を好便に加えること
ができる。浸透抗真菌剤の好ましい有効成分としては、
それを含む市販の製剤があり、用途に応じて製造者の勧
める最少用量が用いられる。本発明の特定の実施形態に
もとづけば、一以上の浸透抗真菌剤と本発明の補佐剤を
含んだ希釈が容易な濃縮抗真菌性組成物を調製すること
も可能である。これらの製剤は、入手が容易なために、
有効成分と補佐剤の適正用量を使用することができ、し
たがって、経験のない作業員による作業からくる危険が
低減される。抗真菌性組成物は、また、マンコゼブ、銅
オキシクロリド、チラム・フェンチン・ヒドロキシドな
どのカバー抗真菌剤を含むものとすることができる。こ
の第二の有効成分としては、それを含む市販の製剤があ
る。あるいは、浸透抗真菌剤とカバー抗真菌剤を含む市
販の製剤を使用することもできる。所望の場合には、植
物薬物、植物調製剤、除草剤、殺虫剤、肥料など他の両
立性活性物質を本発明の抗真菌性組成物に加えることも
可能である。本発明の補佐剤がもつプラスの一特性は、
処理の直後に降雨があった場合でもすぐれた有効成分適
用効果が得られることである。
【0009】以下の実験例では、補佐剤の組成物Aと抗
真菌剤の組成物Bを用いた。これらの特性もあわせて下
に示す。 組成物A ディーゼルBi 43% ノニルフェノール 02 Eto 3%(HLB=4.7) ノニルフェノール 04 Eto 1%(HLB=8.9) ノニルフェノール 10 Eto 10%(HLB=13.3) イソトリデシル・アルコール 10 Eto 8%(HLB=12.1) ステアリル・アルコール 9 Eto 10%(HLB=10.6) 平均 11.2 ジオクチル・スルフォスクシネート 1% アルキル・ポリグリコシドとアルキル・ ポリエーテル・ポリグリコシドの混合物 10% 水 14% このマイクロエマルジョンは、下記の諸特性を有する。 外観: 透明なマイクロエマルジョン 色: 明るい黄金色 密度(20℃): 0.959−0.961 動粘度: 約120cS 高温安定性: 54℃で1カ月不変 低温安定性: −7℃で1週間不変
真菌剤の組成物Bを用いた。これらの特性もあわせて下
に示す。 組成物A ディーゼルBi 43% ノニルフェノール 02 Eto 3%(HLB=4.7) ノニルフェノール 04 Eto 1%(HLB=8.9) ノニルフェノール 10 Eto 10%(HLB=13.3) イソトリデシル・アルコール 10 Eto 8%(HLB=12.1) ステアリル・アルコール 9 Eto 10%(HLB=10.6) 平均 11.2 ジオクチル・スルフォスクシネート 1% アルキル・ポリグリコシドとアルキル・ ポリエーテル・ポリグリコシドの混合物 10% 水 14% このマイクロエマルジョンは、下記の諸特性を有する。 外観: 透明なマイクロエマルジョン 色: 明るい黄金色 密度(20℃): 0.959−0.961 動粘度: 約120cS 高温安定性: 54℃で1カ月不変 低温安定性: −7℃で1週間不変
【0010】 組成物B テトラコナゾール 12.5% ディーゼル Bi 25.0% トリスチリル・フェノール 17 Eto 12.5% ソルビタン モノオレエート 20 Eto 5.0% ソルビタン モノオレエート 2.5% ジオクチル・スルフォスクシネート 7.0% プロピレングリコール 15.0% 水 20.5% このマイクロエマルジョンは、下記の諸特性を有する。 外観: 透明なマイクロエマルジョン 色: 明るい黄金色 密度(20℃): 1.043 pH=6.5 動粘度: 110cS 低温安定性: −7℃で1週間でわずかな可逆性乳白色 希釈安定性(水中で0.5−2%):安定な乳白色溶液
【0011】以下の例から本発明がよりよく理解されよ
うが、これらの例が本発明の範囲を制限するものではな
い。例1 大麦の種(Plaisant)を土:砂比が1:1の混
合物を入れた直径11cmの花瓶の中で発芽させ、21
℃、湿度70%の条件に調整したセル内で成育した。7
日後に、Tween20(0.1%)を含むサビカビ菌
(Puccinia hordei)(胞子500mg
/リットル)の水懸濁液を葉の上に噴霧して人工的感染
を起こした。該植物を、飽和環境へ移し、20℃で24
時間放置し、その後、20−25℃、湿度60−80%
の温室の中に二日間入れておいた。次に、葉から50c
mの距離にスプレヤーを備えた水平の棒を用い、下記の
組成の1000リットル/haの量の水で該植物を処理
した。 水 1000 リットル/ha 組成物A 2 リットル/ha テトラコナゾール 7.5−30 g/ha 有効成分としては、テトラコナゾール125g/リット
ルを含む市販の製剤EMINENTR を使用した。調整
した環境内に保持して14日後、病原の回避度を観察し
て病害の程度を0(保護効果なし)から100(完全な
保護効果)の点数で判定した。結果を表1に示す。 表 1 製品 A.P.用量 組成物A 感染 保護 ppm ppm % % 対照 0 0 96 0 EMINENT 30 0 27 72 〃 15 0 65 37 〃 7.5 0 75 22 〃 30 2000 1 99 〃 15 2000 3 97 〃 7.5 2000 19 80 A.P.は、活性部分を意味する。
うが、これらの例が本発明の範囲を制限するものではな
い。例1 大麦の種(Plaisant)を土:砂比が1:1の混
合物を入れた直径11cmの花瓶の中で発芽させ、21
℃、湿度70%の条件に調整したセル内で成育した。7
日後に、Tween20(0.1%)を含むサビカビ菌
(Puccinia hordei)(胞子500mg
/リットル)の水懸濁液を葉の上に噴霧して人工的感染
を起こした。該植物を、飽和環境へ移し、20℃で24
時間放置し、その後、20−25℃、湿度60−80%
の温室の中に二日間入れておいた。次に、葉から50c
mの距離にスプレヤーを備えた水平の棒を用い、下記の
組成の1000リットル/haの量の水で該植物を処理
した。 水 1000 リットル/ha 組成物A 2 リットル/ha テトラコナゾール 7.5−30 g/ha 有効成分としては、テトラコナゾール125g/リット
ルを含む市販の製剤EMINENTR を使用した。調整
した環境内に保持して14日後、病原の回避度を観察し
て病害の程度を0(保護効果なし)から100(完全な
保護効果)の点数で判定した。結果を表1に示す。 表 1 製品 A.P.用量 組成物A 感染 保護 ppm ppm % % 対照 0 0 96 0 EMINENT 30 0 27 72 〃 15 0 65 37 〃 7.5 0 75 22 〃 30 2000 1 99 〃 15 2000 3 97 〃 7.5 2000 19 80 A.P.は、活性部分を意味する。
【0012】例2 有効成分として、テトラコナゾール100g/リットル
を含む市販の製剤APREGER を使用し、例1と同じ
処理を行なった。植物の半分は、下記の組成で処理し
た。 水 1000 リットル/ha 組成物A 2 リットル/ha テトラコナゾール 7.5−30 g/ha これに対して、他の半分は、下記の組成で処理した。 水 1000 リットル/ha 組成物A 2 リットル/ha テトラコナゾール 50.100 g/ha 処理30分後、60mmに等しい降雨量のシミュレーシ
ョンとして、4時間洗浄した。結果を下の表2に示す。 表 2 製品 A.P.用量 組成物A 洗浄 保護 ppm ppm % 対照 0 0 なし 0 APREGE 30 0 なし 75 〃 15 0 なし 65 〃 7.5 0 なし 33 〃 100 0 あり 67 〃 50 0 あり 23 〃 30 2000 なし 92 〃 15 〃 なし 82 〃 7.5 〃 なし 71 〃 100 〃 あり 95 〃 50 〃 あり 88
を含む市販の製剤APREGER を使用し、例1と同じ
処理を行なった。植物の半分は、下記の組成で処理し
た。 水 1000 リットル/ha 組成物A 2 リットル/ha テトラコナゾール 7.5−30 g/ha これに対して、他の半分は、下記の組成で処理した。 水 1000 リットル/ha 組成物A 2 リットル/ha テトラコナゾール 50.100 g/ha 処理30分後、60mmに等しい降雨量のシミュレーシ
ョンとして、4時間洗浄した。結果を下の表2に示す。 表 2 製品 A.P.用量 組成物A 洗浄 保護 ppm ppm % 対照 0 0 なし 0 APREGE 30 0 なし 75 〃 15 0 なし 65 〃 7.5 0 なし 33 〃 100 0 あり 67 〃 50 0 あり 23 〃 30 2000 なし 92 〃 15 〃 なし 82 〃 7.5 〃 なし 71 〃 100 〃 あり 95 〃 50 〃 あり 88
【0013】例3 小麦の種(Gemini)を土:砂比が1:1の混合物
を入れた花瓶の中で発芽させ、21℃、湿度70%の条
件に調整したセル内で栽培した。7日後に、Tween
20(0.1%)を含むサビカビ菌(Puccinia
graminis)(胞子500mg/リットル)の
水懸濁液を葉の上に噴霧した。該植物を、飽和環境へ移
し、20℃で24時間放置し、その後、20−25℃、
湿度60−80%の温室の中に入れておいた。2日後、
葉に下記の組成物を1000リットル/haに等しい水
の量で噴霧した。 水 1000 リットル/ha 組成物A 0.5−2 リットル/ha テトラコナゾール 3.7−15 g/ha フェンプロピモルフ 11.1−45 g/ha 調整した環境内に保持して14日後、病原の回避度を観
察して病害の程度を0から100の点数で判定した。結
果を表3に示す。 表 3 TCN/FPM ppm 組成物A ppm % 保護 対照 0 0 15/45 0 87 7.5/22.5 〃 733.7/11.1 〃 50 15/45 500 99 7.5/22.5 〃 873.7/11.1 〃 63 15/45 1000 96 7.5/22.5 〃 903.7/11.1 〃 73 15/45 2000 100 7.5/22.5 〃 953.7/11.1 〃 83
を入れた花瓶の中で発芽させ、21℃、湿度70%の条
件に調整したセル内で栽培した。7日後に、Tween
20(0.1%)を含むサビカビ菌(Puccinia
graminis)(胞子500mg/リットル)の
水懸濁液を葉の上に噴霧した。該植物を、飽和環境へ移
し、20℃で24時間放置し、その後、20−25℃、
湿度60−80%の温室の中に入れておいた。2日後、
葉に下記の組成物を1000リットル/haに等しい水
の量で噴霧した。 水 1000 リットル/ha 組成物A 0.5−2 リットル/ha テトラコナゾール 3.7−15 g/ha フェンプロピモルフ 11.1−45 g/ha 調整した環境内に保持して14日後、病原の回避度を観
察して病害の程度を0から100の点数で判定した。結
果を表3に示す。 表 3 TCN/FPM ppm 組成物A ppm % 保護 対照 0 0 15/45 0 87 7.5/22.5 〃 733.7/11.1 〃 50 15/45 500 99 7.5/22.5 〃 873.7/11.1 〃 63 15/45 1000 96 7.5/22.5 〃 903.7/11.1 〃 73 15/45 2000 100 7.5/22.5 〃 953.7/11.1 〃 83
【0014】例4 トマト(Marmande)を園芸用の抗真菌した土:
コンポスト比が1:1の混合物を入れた直径11cmの
花瓶の中で約1カ月栽培した。植物が5全葉の段階に達
したときに、感染した葉(2×105 /ミリリットル)
からとったクサレカビ菌(Phytopheora i
nfestans)の胞子嚢の懸濁水を葉の下部に噴霧
して感染させた。該植物を、湿度飽和環境へ移し、20
℃で放置した。1日後、植物の半分は、ベナラキシル8
%とマンコゼブ65%からなる市販の製剤(Galbe
nR )を噴霧して処理し、他の半分は、同じ製剤である
が補佐剤A(2000ppm)をあらかじめ添加したも
のを噴霧して処理した。4時間後、葉を切り離し、下部
を上に向け、抗真菌した水で湿らせた二枚の丸い濾紙を
入れたプレート上にのせた。20℃で3日間放置した
後、病原の回避度を判定した。結果を次の表4に示す。 表 4 製品 A.P.用量 組成物A 感染 保護 ppm ppm % % 対照 0 0 100 0 Galben M 500/4000 0 45 55 〃 125/1000 0 40 60 〃 30/240 0 54 46 〃 500/4000 2000 8 92 〃 125/1000 2000 2 88 〃 30/240 2000 42 58
コンポスト比が1:1の混合物を入れた直径11cmの
花瓶の中で約1カ月栽培した。植物が5全葉の段階に達
したときに、感染した葉(2×105 /ミリリットル)
からとったクサレカビ菌(Phytopheora i
nfestans)の胞子嚢の懸濁水を葉の下部に噴霧
して感染させた。該植物を、湿度飽和環境へ移し、20
℃で放置した。1日後、植物の半分は、ベナラキシル8
%とマンコゼブ65%からなる市販の製剤(Galbe
nR )を噴霧して処理し、他の半分は、同じ製剤である
が補佐剤A(2000ppm)をあらかじめ添加したも
のを噴霧して処理した。4時間後、葉を切り離し、下部
を上に向け、抗真菌した水で湿らせた二枚の丸い濾紙を
入れたプレート上にのせた。20℃で3日間放置した
後、病原の回避度を判定した。結果を次の表4に示す。 表 4 製品 A.P.用量 組成物A 感染 保護 ppm ppm % % 対照 0 0 100 0 Galben M 500/4000 0 45 55 〃 125/1000 0 40 60 〃 30/240 0 54 46 〃 500/4000 2000 8 92 〃 125/1000 2000 2 88 〃 30/240 2000 42 58
【0015】例5 6週間経過したドルセット種のブドウの木の根の長いさ
し穂の葉に、感染した葉(2×105 /ミリリットル)
からとったツユカビ菌(Plasmoparaviti
cola)の遊走子嚢の懸濁水を噴霧して感染させた。
次に、該植物を、湿度飽和環境へ移し、20℃で放置し
た。1日後、GalbenR に補佐剤の組成物A(20
00ppm)を添加したものと添加しないもので処理
し、その後、20−25℃、湿度60−80%の温室の
中に移した。6日後、湿度を100%にし、24時間
後、病原の回避度を判定した。結果を表5に示す。 表 5 製品 A.P.用量 組成物A 感染 保護 ppm ppm % % 対照 0 0 100 0 Galben M 7.5/60 0 1 99 〃 1.8/15 0 92 8 〃 7.5/60 2000 0 100 〃 1.8/15 0 2000 0 100
し穂の葉に、感染した葉(2×105 /ミリリットル)
からとったツユカビ菌(Plasmoparaviti
cola)の遊走子嚢の懸濁水を噴霧して感染させた。
次に、該植物を、湿度飽和環境へ移し、20℃で放置し
た。1日後、GalbenR に補佐剤の組成物A(20
00ppm)を添加したものと添加しないもので処理
し、その後、20−25℃、湿度60−80%の温室の
中に移した。6日後、湿度を100%にし、24時間
後、病原の回避度を判定した。結果を表5に示す。 表 5 製品 A.P.用量 組成物A 感染 保護 ppm ppm % % 対照 0 0 100 0 Galben M 7.5/60 0 1 99 〃 1.8/15 0 92 8 〃 7.5/60 2000 0 100 〃 1.8/15 0 2000 0 100
【0016】例6 処理段階で、テトラコナゾールおよび銅オキシクロリド
を含む製剤を用量を変えて使用し、例1と同じ処理を行
なった。比較のために、白色鉱油をベースにした同量の
補佐剤を用いて同じ試験を行なった。結果を下の表6に
示す。 表 6 製品 A.P.用量 ワセリン 組成物A 保護 ppm ppm ppm % 対照 0 0 0 0 Tet/Cu 30.0/540 0 0 18 〃 15.0/270 0 0 11 7.5/135 0 0 3 Tet/Cu 30.0/540 0 2000 73 〃 15.0/270 0 2000 62 7.5/135 0 2000 45 Tet/Cu 30.0/540 2000 0 60 〃 15.0/270 2000 0 45 7.5/135 2000 0 25
を含む製剤を用量を変えて使用し、例1と同じ処理を行
なった。比較のために、白色鉱油をベースにした同量の
補佐剤を用いて同じ試験を行なった。結果を下の表6に
示す。 表 6 製品 A.P.用量 ワセリン 組成物A 保護 ppm ppm ppm % 対照 0 0 0 0 Tet/Cu 30.0/540 0 0 18 〃 15.0/270 0 0 11 7.5/135 0 0 3 Tet/Cu 30.0/540 0 2000 73 〃 15.0/270 0 2000 62 7.5/135 0 2000 45 Tet/Cu 30.0/540 2000 0 60 〃 15.0/270 2000 0 45 7.5/135 2000 0 25
【0017】例7 例6と同じ処理を行ない、処理の30分後、60mmの
雨量に等しい、4時間洗浄を行なった。結果を下の表7
に示す。 表 7 製品 A.P.用量 ワセリン 組成物A 保護 ppm ppm ppm % 対照 0 0 0 0 Tet/Cu 100/1800 0 0 27 〃 50/900 0 0 9 Tet/Cu 100/1800 0 2000 76 〃 50/900 0 2000 63 Tet/Cu 100/1800 2000 0 60 〃 50/900 2000 0 45
雨量に等しい、4時間洗浄を行なった。結果を下の表7
に示す。 表 7 製品 A.P.用量 ワセリン 組成物A 保護 ppm ppm ppm % 対照 0 0 0 0 Tet/Cu 100/1800 0 0 27 〃 50/900 0 0 9 Tet/Cu 100/1800 0 2000 76 〃 50/900 0 2000 63 Tet/Cu 100/1800 2000 0 60 〃 50/900 2000 0 45
【0018】例8(比較) 比較の目的で、鉱油をベースにした市販の補佐剤
(A)、植物油をベースにした市販の補佐剤(B)、デ
ィーゼルBi、および添加物組成物Aの調製に用いた界
面活性剤の混合物を等量で用いて例1と同じ処理を行な
った。結果は、ED90(90%の保護が確認された用
量)であらわし、下の表8に示す。 表 8 製品 補佐剤 ED90 ppm Eminent 0 75 Eminent 組成物A 2000ppm 15 〃 組成物A 2000ppm 25 Eminent ディーゼルBi 2000ppm 35 〃 ディーゼルBi 2000ppm 50 Eminent 界面活性剤 2000ppm 40 〃 界面活性剤 2000ppm 65 Eminent A 2000ppm 30 〃 B 2000ppm 45
(A)、植物油をベースにした市販の補佐剤(B)、デ
ィーゼルBi、および添加物組成物Aの調製に用いた界
面活性剤の混合物を等量で用いて例1と同じ処理を行な
った。結果は、ED90(90%の保護が確認された用
量)であらわし、下の表8に示す。 表 8 製品 補佐剤 ED90 ppm Eminent 0 75 Eminent 組成物A 2000ppm 15 〃 組成物A 2000ppm 25 Eminent ディーゼルBi 2000ppm 35 〃 ディーゼルBi 2000ppm 50 Eminent 界面活性剤 2000ppm 40 〃 界面活性剤 2000ppm 65 Eminent A 2000ppm 30 〃 B 2000ppm 45
【0019】例9 下記の組成物を用いて、ミュラー・ターゴのブドウ畑で
現場試験を行なった。 (a)SerinalR PB50(クロゾリネート) 200g/hl (b)SerinalR PB50 150g/hl (c)SerinalR PB50 150g/hl+組成物A100g/hl (d)SerinalR PB50 150g/hl+組成物A200g/hl (e)SerinalR PB50 100g/hl+組成物A200g/hl 7株のグループに上の5つの各組成物で試験を行なっ
た。処理は、ブドウの群生および成熟期をはずして開花
の終わりの段階の間、EKU肩掛けポンプを用い、上の
組成物20リットルを噴霧して行なった。最後の処理の
45日後、表皮病(Botrytis cinere
a)の感染度を判定した。実際には、該植物を該病気の
強さに応じて感染の程度をあらわす8つのグループに割
り振った。最下のグループ(N0)は、灰色のカビ菌の
兆候のない房をもつ植物、最上のグループ(N7)は、
表面の91ないし100%までが灰色のカビ菌で覆われ
た房をもつ植物である。病気の指数(I%)は、次の式
を用いて計算した。 I% = N1 ×1+N2 ×2+N3 ×3+・・・N7 ×100 (N0 + N1 + N2 + ・・・N7 )×7 ただし、N1 −N7 は、各グループに割り振られた感染
した房の数をあらわす。表9は、感染の指数と統計的分
析を示す。処理しない植物との比較も行なった。 表 9 化合物 感染指数 統計的グループ (a) 25.7% bc (b) 31.2% bc (c) 20.8% c (d) 21.7% c (e) 37.8% b(f) 64.0% a 補佐剤の組成物Aを使用することによって、有効成分
(Serinal 50PB)の使用量を少なくとも2
5%削減できる。
現場試験を行なった。 (a)SerinalR PB50(クロゾリネート) 200g/hl (b)SerinalR PB50 150g/hl (c)SerinalR PB50 150g/hl+組成物A100g/hl (d)SerinalR PB50 150g/hl+組成物A200g/hl (e)SerinalR PB50 100g/hl+組成物A200g/hl 7株のグループに上の5つの各組成物で試験を行なっ
た。処理は、ブドウの群生および成熟期をはずして開花
の終わりの段階の間、EKU肩掛けポンプを用い、上の
組成物20リットルを噴霧して行なった。最後の処理の
45日後、表皮病(Botrytis cinere
a)の感染度を判定した。実際には、該植物を該病気の
強さに応じて感染の程度をあらわす8つのグループに割
り振った。最下のグループ(N0)は、灰色のカビ菌の
兆候のない房をもつ植物、最上のグループ(N7)は、
表面の91ないし100%までが灰色のカビ菌で覆われ
た房をもつ植物である。病気の指数(I%)は、次の式
を用いて計算した。 I% = N1 ×1+N2 ×2+N3 ×3+・・・N7 ×100 (N0 + N1 + N2 + ・・・N7 )×7 ただし、N1 −N7 は、各グループに割り振られた感染
した房の数をあらわす。表9は、感染の指数と統計的分
析を示す。処理しない植物との比較も行なった。 表 9 化合物 感染指数 統計的グループ (a) 25.7% bc (b) 31.2% bc (c) 20.8% c (d) 21.7% c (e) 37.8% b(f) 64.0% a 補佐剤の組成物Aを使用することによって、有効成分
(Serinal 50PB)の使用量を少なくとも2
5%削減できる。
【0020】例10 処理段階で、抗真菌剤組成物Aを用い、また比較例とし
て市販の製剤Eminentを用いて例1と同様な処理
をした。 表10 製品 A.P.用量 感染 保護 ppm % % 対照 0 91.6 0 Eminent 240 21.6 76 〃 120 31 66 〃 60 49.9 45 〃 30 57.2 37 〃 15 71.7 22 組成物A 240 15.3 83 〃 120 18.0 80 〃 60 22.3 76 〃 30 24.0 73 〃 15 40.2 56 上のデータから、本発明の抗真菌性組成物は、とくに少
ない用量で比較例の製剤より効果があることがわかる。
て市販の製剤Eminentを用いて例1と同様な処理
をした。 表10 製品 A.P.用量 感染 保護 ppm % % 対照 0 91.6 0 Eminent 240 21.6 76 〃 120 31 66 〃 60 49.9 45 〃 30 57.2 37 〃 15 71.7 22 組成物A 240 15.3 83 〃 120 18.0 80 〃 60 22.3 76 〃 30 24.0 73 〃 15 40.2 56 上のデータから、本発明の抗真菌性組成物は、とくに少
ない用量で比較例の製剤より効果があることがわかる。
【0021】例11 例10と同じ処理法を採用し、処理30分後、60mm
の雨量に等しい人工的降雨で洗浄を行なった。結果を表
11に示す。 表11 製品 A.P.用量 感染 保護 ppm % % 対照 0 95.0 0 Eminent 100 50.7 47 〃 50 69.6 27 組成物A 100 34.4 64 〃 50 44.6 53
の雨量に等しい人工的降雨で洗浄を行なった。結果を表
11に示す。 表11 製品 A.P.用量 感染 保護 ppm % % 対照 0 95.0 0 Eminent 100 50.7 47 〃 50 69.6 27 組成物A 100 34.4 64 〃 50 44.6 53
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラ、ストラマッキア イタリー国ミラノ、ビア、ルッカ、8 (72)発明者 クロード、デレストル フランス国モントルイュ‐ベレイ、リュ、 ド、クーロン、522 (72)発明者 ルイジ、ミレンナ イタリー国ミラノ、ビア、ガンボロイタ (番地なし)
Claims (14)
- 【請求項1】安定したマイクロエマルジョンの形態の浸
透抗真菌剤用補佐剤であって、(a)水、10から30
重量%の間の量、(b)植物油のエステル交換反応で誘
導された脂肪酸のメチルエステルの混合物、20から5
0重量%、(c)アルキル・スルフォスクシネート、ア
ルキル・ベンゼン・スルフォネート、またはそれらの金
属塩からなるグループから選ばれるアニオン界面活性
剤、(d)アルキル・ポリグルコシド、アルキル・ポリ
エーテル・ポリグルコシド、およびポリスチレンフェノ
ール・ポリアルコキシレートから選ばれるHLBが13
から18の間で曇り点が>65°の少なくとも一種類の
非イオン界面活性剤、および、(e)脂肪酸のソルビタ
ンエステル、または、アルキレンオキシドとC10−C20
の脂肪アルコール、アミド、エステル、またはC6 −C
12のアルキル・フェノール、などの活性水素含有有機化
合物との縮合から得られる生成物、またはHLBの平均
が10から12のあいだのこれらの混合物から選ばれる
HLBが10から12の間の少なくとも一種類の非イオ
ン界面活性剤、を含んでなり、メチルエステルの混合物
(b)と界面活性剤(c)、(d)、および(e)の重
量比が、0.85:1から1.2:1の間である補佐
剤。 - 【請求項2】脂肪酸のメチルエステルの混合物が、 −モノグリセリド含有量 最大 1.0% −ジグリセリド含有量 最大 0.3% −トリグリセリド含有量 最大 0.1% −遊離グリセリン 最大 0.1% −メタノール 最大 0.3% −ヨウ素価 最大 115 −密度 0.86−0.90g/cc −40℃での粘度 3.5−5.0cS −引火点 最低 100℃ の特性をもつ請求項1に記載の補佐剤。
- 【請求項3】アニオン界面活性剤(c)が、ジオクチル
スルフォスクシネートである請求項1または2に記載の
補佐剤。 - 【請求項4】非イオン界面活性剤(d)が、アルキル
(C10−C16)ポリグルコシド、アルキル・ポリエーテ
ル・ポリグルコシド、または、酸化エチレンのモル数が
16から40の間のポリエトキシル化ポリスチリルフェ
ノールから選ばれる請求項1〜3のいずれか一項に記載
の補佐剤。 - 【請求項5】ポリエトキシル化ポリスチリルフェノール
が、酸化エチレンのモル数が16から25の間のポリエ
トキシル化トリスチリルフェノールである請求項4に記
載の補佐剤。 - 【請求項6】(e)における非イオン界面活性剤が、ソ
ルビタン・モノラウレート、ソルビタン・モノパルミテ
ート、ソルビタン・モノオレエート、ソルビタン・モノ
ステアレート、ソルビタン・トリオレエート、ソルビタ
ン・トリステアレート、または、酸化エチレンのモル数
が5から10の間のポリエトキシル化デシル、トリデシ
ル、ラウリル、ステアリル・アルコール、または、HL
Bが10から12の間のこれらの混合物から選択される
請求項1〜5のいずれか一項に記載の補佐剤。 - 【請求項7】界面活性剤が、ソルビタン・モノラウレー
ト、酸化エチレンのモル数が5から20の間のイソトリ
デシルおよびステアリル・アルコール、および、酸化エ
チレンのモル数が2から10の間のノニルフェノールか
ら選ばれる請求項6に記載の補佐剤。 - 【請求項8】アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドンなどの接着剤、プロピレングリコー
ルなどの凍結防止剤、泡止め剤、ドリフト防止剤から選
ばれ、0から15重量%の間の量で使用される添加物を
更に含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の補佐剤。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれか一項に記載の補佐
剤、および、有効成分として、トリアゾリック、イミダ
ゾリック、モルフォリニック、ジカルボキシイミディッ
ク、ピペリジニック誘導体、およびフェニルアミドから
選ばれる少なくとも一つの浸透抗真菌剤を含む抗真菌性
組成物。 - 【請求項10】有効成分が、テトラコナゾール、トリア
ジメフォン、トリアジメノル、プロピコナゾール、ジク
ロロブトラゾール、ビテルタノール、ペンコナゾール、
フルトリアフォル、ヘキサコナゾール、ミクロブタニ
ル、フルクシラゾール、フルトリアフォル、シプロコナ
ゾール、ジニコナゾール、ジフェノコナゾール、エポキ
シコナゾール、プロクロラズ、イマザリル、フェンプロ
ピモルフ、トリデモルフ、イプロジオン、クロゾリネー
ト、ビンクロゾリン、フェンプロピジン、メタラキシ
ル、およびベナラキシルから選ばれる請求項9に記載の
抗真菌性組成物。 - 【請求項11】有効成分が、テトラコナゾール、クロゾ
リネート、またはベナラキシルから選ばれることを特徴
とする請求項9に記載の抗真菌性組成物。 - 【請求項12】さらに、カバー抗真菌剤を含むことを特
徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の抗真菌
性組成物。 - 【請求項13】浸透抗真菌剤またはそれを含む製剤を請
求項1に記載の補佐剤と混合し、所望量の抗真菌剤およ
び補佐剤を得るのに十分な量の水で希釈することによっ
て得られる請求項9〜12のいずれか一項に記載の抗真
菌性組成物。 - 【請求項14】請求項9〜13のいずれか一項に記載の
抗真菌性組成物を、植物、葉、茎、枝、根、あるいは播
種前の種、あるいは植物育成土壌に施すことを特徴とす
る、真菌感染抑制方法。
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