JPH08337149A - エアバッグ組立体のための閉鎖組立体 - Google Patents

エアバッグ組立体のための閉鎖組立体

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JPH08337149A
JPH08337149A JP8129361A JP12936196A JPH08337149A JP H08337149 A JPH08337149 A JP H08337149A JP 8129361 A JP8129361 A JP 8129361A JP 12936196 A JP12936196 A JP 12936196A JP H08337149 A JPH08337149 A JP H08337149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のエアバッグのための閉鎖組立体を提
供すること。 【解決手段】 エアバッグ展開開口部を有する保持部材
と、エアバッグ展開開口部を閉鎖する可動扉と、エアバ
ッグ展開開口部及び保持部材を覆う可撓性外側スキン及
びフォーム層から成るエアバッグ閉鎖組立体。可動扉
は、保持部材の内方へ変位しないように支持され、か
つ、フォーム層及び外側スキンを押圧して分断しエアバ
ッグのための展開通路を形成するように保持部材の外方
へ自由に枢動し得るように保持部材の一部分にオーバー
ラップしている。可動扉は、エアバッグ閉鎖組立体の製
造を容易にするために保持部材の破断自在部分によって
閉鎖位置に保持するように構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、エアバッ
グ組立体のための閉鎖組立体に関し、特に、常態ではエ
アバッグ展開開口部を閉鎖しており、膨満自在のエアバ
ッグによって作用されたとき、エアバッグのための展開
通路を形成するためにフォーム層と可撓性外側スキンに
力を加えて両者を分離する少くとも1つの可動扉を備え
た閉鎖組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,852,907号は、エ
アバッグ組立体のためのパッドを開示している。そのパ
ッドは、フォーム層で内張されたポリ塩化ビニルのよう
な平滑な材料から成るカバーであり、エアバッグが展開
されるとき枢動開放する2つの扉を覆い隠すエアバッグ
組立体のためのカバーを構成する。しかしながら、これ
らの2つの扉は、連結又は何らかの手段によって支持さ
れていないので、着席者(車の座席に座っている人)に
よってパッドの外表面に内向きの力が及ぼされたとき、
扉が内方へ変位されてしまうことがある。米国特許第
4,836,576号にも、同様なエアバッグ組立体の
ためのパッドが開示されている。
【0003】米国特許第5,082,310号は、着席
者によって扉を覆い隠しているカバーの外表面に内向き
の力が及ぼされたとき、扉の内方への圧潰に抵抗するよ
うに2つの扉が物理的に連結されている上記タイプのエ
アバッグ組立体閉鎖組立体を開示している。しかしなが
ら、この装置は、扉の内方への圧潰に抵抗する両扉間の
物理的な連結部が、同程度の力を受けたとき本来の目的
である扉の開放にも抵抗するという欠点を有する。
【0004】米国特許第5,131,678号及び5,
215,330号は、着席者によって及ぼされる内向き
の力により扉が内方へ変位するのを防止するためにオー
バーラップ機構を利用する上記タイプのエアバッグ閉鎖
組立体を開示している。これらの閉鎖組立体は、両扉を
相互連結した場合の上述した欠点を回避するが、完全に
満足なものではない。例えば、米国特許第5,131,
678号に示された単一扉の構成は、目に見える継目線
を有している。それは、扉パネルのスキンとフォーム層
を完全に切り通し、裏当プレートを半ば切り通すことに
よって形成されて居る破断自在の扉連結部を有する図3
に示された実施形態に特に当てはまる。他方、米国特許
第5,215,330号に開示された両開き型扉の構成
では、両扉のうちの一方の扉に対する支持構造が存在し
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリマー材
製の外側層と、その外側層の下側即ち内側に位置するフ
ォーム層と、予備成形されたエアバッグ展開開口部を有
しており、前記外側層及びフォーム層を該開口部を覆う
ようにして担持した内側保持部材と、該保持部材の内方
へ変位しないように保持部材の一部分にオーバーラップ
して保持部材によって支持される可動扉から成るエアバ
ッグ閉鎖組立体を提供することを目的とする。
【0006】本発明は、又、ポリマー材製の外側層と、
その外側層の内側に配設されたフォーム層と、予備成形
されたエアバッグ展開開口部を有しており、外側層及び
フォーム層をエアバッグ展開開口部を覆うようにして担
持した内側保持部材と、一端部分に埋設された金属イン
サートを有し、該金属インサートによって該保持部材に
結合された可動扉から成り、該保持部材は、該可動扉を
保持部材の内方へ変位しないように支持するための凹部
又は凹溝を有していることを特徴とするエアバッグ展開
開口部閉鎖組立体を提供することを目的とする。
【0007】本発明は、更に、ポリマー材製の外側層
と、その外側層の内側に配設されたフォーム層と、エア
バッグのための予備成形されたエアバッグ展開開口部を
有しており、前記外側層及びフォーム層を該開口部を覆
うようにして担持した内側保持部材とから成り、該内側
保持部材は、2つの扉セグメントとして形成された可動
扉を有しており、該各扉セグメントは、前記ポリマー材
製外側層に荷重が及ぼされたときそれに応答して該可動
扉が該保持部材の内方へ変位しないように可動扉を支持
するために該保持部材の一部分にオーバーラップした部
分を有していることを特徴とするエアバッグ閉鎖組立体
を提供することを目的とする。
【0008】本発明は、又、ポリマー材製の外側層と、
その外側層の内側に配設されたフォーム層と、エアバッ
グのための予備成形されたエアバッグ展開開口部を有し
ており、前記外側層及びフォーム層を該開口部を覆うよ
うにして担持した内側保持部材とから成り、該内側保持
部材は、一端において該保持部材にヒンジ連結された可
動扉を有しており、該可動扉は、前記ポリマー材製外側
層に荷重が及ぼされたときそれに応答して該可動扉が該
保持部材の内方へ変位しないように可動扉を支持するた
めに該保持部材の凹部にオーバーラップした両側部分を
有していることを特徴とするエアバッグ閉鎖組立体を提
供することを目的とする。
【0009】本発明は、又、ポリマー材製の外側層と、
その外側層の内側に配設されたフォーム層と、エアバッ
グのための予備成形されたエアバッグ展開開口部を有し
ており、前記外側層及びフォーム層を該開口部を覆うよ
うにして担持した内側保持部材とから成り、該内側保持
部材は、2つの扉セグメントとして形成された可動扉を
有しており、該各扉セグメントは、その一端を該保持部
材に枢動自在に連結したヒンジを有し、前記ポリマー材
製外側層に荷重が及ぼされたときそれに応答して該可動
扉が該保持部材の内方へ変位しないように可動扉を支持
するために該保持部材の張り出し部分にオーバーラップ
した両側部分を有していることを特徴とするエアバッグ
閉鎖組立体を提供することを目的とする。
【0010】本発明は、更に、ポリマー材製の外側層
と、その外側層の内側に配設されたフォーム層と、エア
バッグのための予備成形されたエアバッグ展開開口部を
有しており、前記外側層及びフォーム層を該開口部を覆
うようにして担持した内側保持部材とから成り、該内側
保持部材は、可動扉を有しており、該可動扉は、前記ポ
リマー材製外側層に荷重が及ぼされたときそれに応答し
て該可動扉が該保持部材の内方へ変位しないように可動
扉を支持するために該保持部材にオーバーラップした両
側部分を有していることを特徴とするエアバッグ閉鎖組
立体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の1つの特徴は、上記構造のエアバッグ閉鎖組
立体であって、可動扉が内側保持部材の内方へ変位する
のを防止するように可動扉の両側部に可動扉を支持する
ための引込められたストッパーを設けたことである。
【0012】本発明の他の特徴は、上記構造のエアバッ
グ閉鎖組立体において、可動扉を内側保持部材より内方
へ変位しないように支持するために該扉の両側部に耐剪
断ストッパーを設けたことである。
【0013】本発明の他の特徴は、可動扉の一側を内側
保持部材にヒンジ連結し、可動扉の両側部分を保持部材
に対してオーバーラップ関係に保持し、それによって、
可動扉の両側部分が、エアバッグが展開されるとき可動
扉が内側保持部材上に支持された位置から外方へ枢動す
るのを妨害することなく、可動扉が内側保持部材の内方
へ変位するのを阻止する支持体を構成するようにしたこ
とである。
【0014】本発明の他の特徴は、上記構造のエアバッ
グ閉鎖組立体において、可動扉を内側保持部材の内方へ
変位しないように支持するとともに、エアバッグ閉鎖組
立体の製造工程中可動扉を閉鎖位置に保持するために扉
に一体に耐剪断ストッパーと解放自在の係止部材を設け
たことである。
【0015】本発明の他の特徴は、上記構造のエアバッ
グ閉鎖組立体において、可動扉と内側保持部材の間のヒ
ンジを形成するように可動扉に金属インサートを埋設し
たことである。
【0016】本発明の更に他の特徴は、上記構造のエア
バッグ閉鎖組立体において、可動扉を高い耐撓み性のプ
ラスチック製閉鎖部分と、該プラスチック製閉鎖部分の
一端に埋設された金属インサートとの複合体とし、該金
属インサートが、可動扉を内側基体即ちする内側保持に
取り付ける働きをし、より均一な特性を有する内側保持
部材に対する可動扉の枢動を可能にするためのヒンジを
構成するようにしたことである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜3を参照すると、周知のタ
イプのエアバッグ組立体14を覆う本発明のエアバッグ
閉鎖組立体12を備えた計器パネル10が示されてい
る。エアバッグ閉鎖組立体12は、内側計器パネル保持
部材即ち内側基体15を含む。内側計器パネル保持部材
(「計器パネル保持部材」又は「内側保持部材」又は単
に「保持部材」とも称する)15は、そのエアバッグ展
開開口部(単に「開口部」とも称する)20を覆う2つ
の個別扉16,18を支持している。開口部20は、計
器パネル保持部材15の方形スリーブ21によって縁取
りされている。スリーブ21は、2つの上下に平行に離
隔された細長い平坦な側壁22,24と、をれらの側壁
を両端において連結する平坦な垂直端壁26(図2には
1つだけが示されている)から成る。保持部材15は、
プラスチック材で成形され、方形スリーブ21は、保持
部材15の一体部分として成形される。
【0018】一方の扉16は、ポリカーボネート/AB
Sブレンドのような成形熱可塑材製の閉鎖パネル28
と、スチール又はアルミニウムのような金属で形成され
た金属インサート30とから成る。金属インサート30
は、それを受容するように厚くされた閉鎖パネル28の
肉厚の一端部分に埋設された屈曲した一端部分を有して
いる。金属インサート30の他端部分は、ほぼ平坦であ
り、スリーブ21の下方側壁22に係合するように付形
されており、端縁に複数の直角耳片31(図2には1つ
だけが示されている)を有している。「直角耳片」と
は、金属インサート30の他端部分の平面に対してほぼ
直角をなす耳片という意味である。扉16は、図2に示
されるように、これらの耳片31とそれらを保持部材1
5の垂直部分に締着するねじのような締着具によって保
持部材15に取り付けられる。
【0019】金属インサート30は、熱可塑材製閉鎖パ
ネル28及びそれに埋設された金属インサート30の屈
曲端部分をエアバッグの展開に応答して図2に示される
閉鎖垂直位置から開放水平位置(図示せず)へ枢動させ
るためのヒンジとして機能する山形形状の中間部分を有
している。そのようなヒンジ作用は、例えば金属インサ
ート30の中間部分に折り目を付与し、その折り目に沿
って複数の細長い孔を穿設して図2に示されるように画
然としたヒンジ線32を形成することなどによる任意の
適当な態様で得られる、又は、高められる。
【0020】熱可塑材製閉鎖パネル28の自由端には、
該パネルの、従って扉16の自由端における剛性を高め
るために内向きフランジ34が形成されている。フラン
ジ34の外縁は、エアバッグ組立体14の一部であるエ
アバッグが展開されたときそのエアバッグを損傷しない
ように丸められている。
【0021】他方の扉18も、ポリカーボネート/AB
Sブレンドのような成形熱可塑材製の閉鎖パネル38
と、スチール又はアルミニウムのような金属で形成され
た金属インサート40とから成る。金属インサート40
は、やはり、それを受容するように厚くされた閉鎖パネ
ル38の肉厚の一端部分に埋設された屈曲した一端部分
を有している。金属インサート40の他端部分は、ほぼ
平坦であり、スリーブ21の上方側壁24に係合するよ
うに付形されており、端縁に複数の直角耳片41を有し
ている。扉18は、図2に示されるように、これらの耳
片41とそれらを保持部材15の垂直部分に締着するね
じのような締着具によって保持部材15に取り付けられ
る。
【0022】金属インサート40は、熱可塑材製閉鎖パ
ネル38及びそれに埋設された金属インサート40の屈
曲端部分をエアバッグの展開に応答して図2に示される
閉鎖垂直位置から開放水平位置(図示せず)へ枢動させ
るためのヒンジとして機能する山形形状の中間部分を有
している。そのようなヒンジ作用は、一方の扉16に関
連して先に述べたように、例えば金属インサート40の
中間部分に折り目を付与し、その折り目に沿って複数の
細長い孔(図示せず)を穿設して図2に示されるように
画然としたヒンジ線42を形成することなどによる任意
の適当な態様で得られる、又は、高められる。
【0023】熱可塑材製閉鎖パネル38の自由端には、
該パネルの、従って扉18の自由端における剛性を高め
るために内向きフランジ38が形成されている。フラン
ジ38の外縁は、エアバッグが展開されたときエアバッ
グを損傷しないように丸められている。
【0024】保持部材15の方形スリーブ21の一部を
構成する各垂直端壁26に2つの後方ストッパー44,
46が付設されており、保持部材15の外側面には、後
方ストッパー44,46より弱い2つの前方係止部材4
8,50が付設されている。後方ストッパー44(1つ
だけが示されている)は、閉鎖パネル28の厚肉端にお
いて扉16の両端の内側表面に係合しており、着席者が
計器パネル10の扉16の部分を内方へ押圧したときな
どに扉16が内方へ変位しないように扉16を支持す
る。同様にして、後方ストッパー46(1つだけが示さ
れている)は、閉鎖パネル38の厚肉端において扉18
の両端の内側表面に係合しており、着席者が計器パネル
10の扉18の部分を内方へ押圧したときなどに扉18
が内方へ変位しないように扉18を支持する。
【0025】後方ストッパー44,46は、図3に示さ
れるようにウエッジ形とするか、あるいは、それらの剛
性及び耐剪断性を高めるように他の適当な形状とするこ
とができる。又、後方ストッパー44,46は、閉鎖パ
ネル28,38の外表面がエアバッグ展開開口部20を
囲繞する保持部材15の外側表面より外方へ突出しない
ように引込められている。それによって、計器パネル1
0の外観をよくするとともに、扉16,18を覆う後述
する弾性のフォーム材パッドの厚さを薄くする必要性を
回避することができる。
【0026】前方係止部材48(1つだけが示されてい
る)は、閉鎖パネル28の自由端近くにおいて扉16の
両端の外側表面に係合しており、扉16を図2に示され
る閉鎖位置に保持する。同様にして、後方係止部材50
(1つだけが示されている)は、閉鎖パネル38の自由
端において扉18の両端の外側表面に係合しており、扉
18を図2に示される閉鎖位置に保持する。
【0027】前方係止部材48,50は、扉16,18
を製造中閉鎖した状態に保持するが、扉16,18がエ
アバッグの展開によって押し開けられるのに対しては抵
抗するとしてもごく僅かな抵抗しかしないように設計さ
れる。その目的のために、例えば、前方係止部材48,
50は、エアバッグの展開による扉16,18の枢動開
放に対して僅かな剪断抵抗しか示さないように薄いウエ
ブの形に、あるいはその他の適当な形に形成される。前
方係止部材48,50は、エアバッグが展開する際に剪
断されるように設計することもできるが、扉16,18
がそれらの係止部材48,50を通り越して図2に示さ
れる閉鎖位置へ弾発的に枢動するのを許す十分な弾性を
有する構成とする方が好ましい。そのような弾性の係止
部材は、又、金属インサート30,40が保持部材15
に締着された状態で扉16,18を図2に示される閉鎖
位置へ枢動させその位置に保持することを可能にするの
で、製造作業を容易にする。又、前方係止部材48,5
0を剪断自在ではなく、弾性にしておけば、エアバッグ
が展開されたとき係止部材の剪断破片が飛散するのを回
避することもできる。
【0028】本発明のエアバッグ閉鎖組立体12は、好
ましくは、ポリ塩化ビニル、熱可塑性ウレタン又は熱可
塑性オレフィン等の熱可塑性ポリマー材で形成された可
撓性外側スキン又はスキン層52を含む。スキン層52
の内側表面には、扉16,18の整列した両側縁の部位
と、それらの扉の互いに並置した前縁の部位に対応する
H字形の弱化継目54(図1参照)が形成されている。
保持部材15と、扉16,18と、外側スキン層52の
間の空間は、ウレタンフォーム又はポリ塩化ビニルフォ
ームのようなフォーム材の層56(以下、単に「フォー
ム層」又は「フォーム材」とも称する)で充填されてい
る。フォーム層56は、弱化継目54によって画定され
る区域が着席者の目につくほどに沈み込むことがないよ
うにその区域を支持する。しかしながら、従来は、エア
バッグ組立体内のエアバッグを覆うカバー組立体(閉鎖
組立体)を有する自動車の場合、計器パネルやその他の
内装組立体の外部からスキン層52の弱化区域に及ぼさ
れる力に抵抗するような、フォーム材のための下支えを
形成することは困難であった。
【0029】ストッパー44,46と係止部材48,5
0の構成は、扉16,18を介してフォーム材の層56
のための強力な下支えを与えるのみならず、特にフォー
ム層56をエアバッグの展開を実質的に阻害しないよう
な態様に現場形成する場合、その製造工程を容易にす
る。
【0030】即ち、弱化スキン層52に及ぼされる力に
抵抗するようにするために、本発明の扉16,18は、
剛性で、剪断抵抗性を有する後方ストッパー44,46
に支持されている。更に、熱可塑性閉鎖部材28,38
自体も、比較的剛性で、剪断抵抗性を有するものとされ
ている。かくして、本発明は、扉16,18のどの部分
であれ扉が計器パネル保持部材15の内方へエアバッグ
組立体14のエアバッグに向かう方向に変位するのを防
止する。
【0031】更に、製造工程を容易にするために、扉1
6,18は前方係止部材48,50によって閉鎖位置に
保持されているので、基体15に容易に締着することが
できる。次いで、扉16,18を取り付けられた基体1
5は、扉16,18が開放して損傷される心配なしに取
扱うことができ、外側スキン層52及びフォーム材の中
間層56を扉16,18を覆って被覆することができ
る。先に述べたように、フォーム材56は、基体15と
外側スキン層の間の空間を充填するが、その工程は、外
側スキン層52を下側金型内に装入し、基体15を上側
金型に取り付け、その上側金型を下側金型に閉じてフォ
ーム材の中間層56を成形するための金型キャビティを
形成することによって好便に実施することができる。
【0032】前方係止部材48,50は、又、フォーム
材56を上記金型キャビティ内に形成する際扉16,1
8を基体15上に閉鎖状態に保持しているのでフォーム
材56の現場形成を容易にする。
【0033】更に、閉鎖組立体12が完成された後、外
側スキン層52及びフォーム材の中間層56の下にある
前方係止部材48,50は、エアバッグの展開を実質的
に妨害することがない。なぜなら、前方係止部材48,
50はエアバッグの展開によって押し開かれる扉16,
18に対して抵抗を示すとしても、極く僅かな抵抗しか
示さないからである。
【0034】自動車の衝突事故等の衝撃に応答して膨満
ガスがエアバッグに導入されると、エアバッグが膨満
し、扉16,18の内側表面に係合して扉16と18を
外方へ枢動させ開放させる。詳述すると、扉16,18
は、その下に位置する計器パネル保持部材15の後方ス
トッパー44,46から離脱し、前方係止部材48,5
0を通り越して(押しのけて)又は破壊して(係止部材
が弾性であるか、剪断自在のものであるかによって)押
し開かれる。各扉16,18は、それぞれのヒンジ線3
2,42の周りに枢動し、それらの自由縁によって最初
にフォーム材の層56を圧縮し、次いで、フォーム材の
層56を押圧し、H字形の弱化継目54の中央部分即ち
クロスバー部分に沿って分断力を及ぼすことによってフ
ォーム材の層56を分断する。それと同時に、扉16,
18の両側縁が、H字形の弱化継目54の両辺部分に上
向きの力を及ぼしてその部位の外側スキン層52を破断
する。扉16,18が更に枢動すると、フォーム材の層
56と外側スキン層52を分断し、計器パネル保持部材
の開口部20に対応する開口を形成する。
【0035】以上、本発明は、計器パネル保持部材15
に関連して開示されたが、車の側方の防護を与えるため
に操縦コラムに装着されたエアバッグ組立体のカバー組
立体として使用するのにも同等に適している。そのよう
な側方防護用エアバッグ組立体については、例えば、上
述した米国特許第5,131,678号を参照された
い。
【0036】図4及び5を参照すると、エアバッグのた
めのカバー組立体80に使用するための本発明のオーバ
ーラップ扉型実施形態が示されている。この実施の形態
では、図1〜3の複扉即ち両開き扉に代えて単一の扉が
U字形の弱化継目線の下に配置される。
【0037】カバー組立体80は、エアバッグが展開さ
れ始めたとき直ちに分断する弱化継目を形成するために
内側表面にU字形の凹部又は凹溝84を形成されている
外側スキン層又はシェル82と、外側スキン層82の下
に位置し、凹溝84がカバー組立体80の外側から眼で
見られないように凹溝84を埋める弾性のフォーム層8
6と、エアバッグ展開開口部90を有する内側計器パネ
ル保持部材(「計器パネル保持部材」又は「内側保持部
材」又は単に「保持部材」とも称する)88を含む。開
口部90は、その周りに形成された保持部材88の張り
出し部分92によって囲繞されている。
【0038】単一の可動扉94は、図4及び5に示され
るように、保持部材88の張り出し部分92にオーバー
ラップするようにして該張り出し部分92上に支持され
る周縁部分95を有している。かくして、扉94は、図
1〜3の複扉型の実施形態の場合と同様に、カバー組立
体80の内方へ変位しないように支持される。
【0039】扉94の前縁94aは、S字形ヒンジ96
によって保持部材88の張り出し部分92に連結されて
いる。S字形ヒンジ96は、扉94の前縁部分を覆い、
更に計器パネル保持部材88の上縁を覆う中央セグメン
トを有している。ヒンジ96の両端は、それぞれ、扉9
4の前縁部分と保持部材88の上縁に複数の互いに離隔
した締着具によって連結される。それらの締着具は、図
ではリベットとして例示されているが、ねじ、据え込み
ボス等の他の締着具を用いることもできる。
【0040】先に説明した図1〜3の実施形態の場合と
同様に、この実施形態も、耐衝撃補助拘束システムの弱
化継目型閉鎖組立体のための扉を提供する。この扉94
は、計器パネル保持部材、又は、耐衝撃補助拘束システ
ムの運転者側のカバー組立体のカバー部材のような内側
に配置された保持部材にオーバーラップする(部分的に
重なった状態で覆う)。図1〜3の実施形態におけるの
と同様に、この単一扉94も、着席者が扉を指で突いた
り、扉に頭をぶつけたりしたとき扉がカバー組立体の内
方へ変位するのを防止するために扉が破断自在の部材に
よって保持部材に連結されている従来技術の構成に比べ
て開放作用に対する抵抗が小さくなるように構成されて
いる。
【0041】図6は、ヒンジの構成が異なる本発明の別
の実施形態を示す。この実施形態では、扉94' の前縁
が保持部材88' の上側、即ち外側に配置されている
が、保持部材88' の縁部に重なるのではなく、その側
縁に隣接されている。ヒンジ96' の内端は、保持部材
88' の内側表面に複数の互いに離隔した締着具(図に
は1つだけが示されている)によって連結されている。
ヒンジ96' の内端は、保持部材88' 及び扉94' の
平面に対して横断方向に延長した連結部分96'aを介
して外端に連接しており、ヒンジ96' の外端は、扉9
4' の外側表面に複数の互いに離隔した締着具(図には
1つだけが示されている)によって連結されている。
【0042】この実施形態では、扉94' のヒンジ連結
された縁部分に対して張り出し支持が与えられないない
が、そのヒンジ96' は、図4、5の実施形態のS字形
ヒンジの中央セグメントに相当する部分が省除されてい
るので、製造コストが安いという利点がある。扉94'
のヒンジ連結された長方形の一辺の縁部分は、張り出し
支持を与えられていないが、扉94' の他の三辺の縁部
分は、図4に示される実施形態の場合と同様に保持部材
の張り出し部分にオーバーラップすることによって張り
出し支持を与えられるので、扉がカバー組立体の内方へ
変位するのを防止する十分な支持を付与することができ
る。
【0043】上述したどの実施形態においても、所望な
らば、扉をスチール又はアルミニウム等の金属で形成す
ることもできる。その場合、ヒンジ部は、扉保持部材の
一体部分として形成することができる。そのような構成
が図7の実施形態に示されている。図7の実施形態で
は、金属製扉97の一縁部を成形プラスチック製保持部
材99内に埋設する。扉97の前縁及び両側縁は、保持
部材99に形成した肩部101上に座置させる。この薄
手の金属製扉97は、エアバッグがキャニスター103
から展開されて扉97の下面97bに当接すると、97
aで示される部位において屈曲し上向きに枢動する。
【0044】別法として、扉を保持部材の製造に用いら
れる素材の1つと同様な適当なプラスチック材で形成す
ることもできる。その場合は、プラスチック製扉をスチ
ール又はアルミニウムで形成された別途組み立てのヒン
ジによって保持部材に連結することができる。更に別法
として、扉をプラスチック材で形成し、ヒンジを扉と一
体に図7の実施形態に示されるような形態に成形しても
よい。
【0045】カバー組立体は、以下の態様で製造するこ
とができる。ただし、それは本発明の1つの好ましい実
施形態に過ぎない。図4、5の単一扉型実施形態の場合
は、保持部材の所定部位に4辺を切り通して開口部を形
成する。亜鉛メッキした金属帯片から図4、5に示され
るようなS字形、又は、図6に示されるようなZ字形の
ヒンジを形成する。保持部材の開口部を覆って4辺すべ
てにおいて又は少くとも2つの側辺において保持部材の
開口部の周縁にオーバーラップするオーバーサイズ扉を
形成し、そのヒンジ端を適当なリベットとワッシャーに
よって上記ヒンジに連結し、そのヒンジを同様なリベッ
トとワッシャーによって保持部材のヒンジ縁に連結す
る。
【0046】図8は、別の実施形態によるカバー組立体
100を示す。この実施形態では、保持部材又はインサ
ート102が、単一扉セグメント(単に「単一扉」又は
「扉」とも称する)106と一体に予備成形され、その
際、保持部材102の、それと一体の扉106が連接さ
れている側にヒンジの役割を果たす金属インサート
(「ヒンジインサート」又は単に「ヒンジ」とも称す
る)104が一体的に埋設される。単一扉セグメント1
06は、平面でみてU字形であり、ヒンジ動作の際屈曲
する金属インサート104の周りに上方へ枢動すること
ができるように保持部材102のU字形の縁102aか
ら離隔されている。扉セグメント106をその閉鎖位置
に支持するために、保持部材102のU字形の縁102
aの下にU字形の張り出し部分103を形成することが
好ましい。又、ヒンジ動作を容易にするために、保持部
材102を予備成形する際その保持部材102に、単一
扉セグメント106の、インサート104のところに位
置するヒンジ端に沿って延長する凹溝102cを形成し
ておく。
【0047】先に述べた各実施形態におけるのと同様
に、このカバー組立体100は、単一扉セグメント10
6の外縁106aのU字形に対応するU字の形に形成さ
れた裂断自在の弱化継目108aを有する外側スキン層
又はシェル108と、外側スキン層108と保持部材1
02との間の空間を充填する弾性フォーム材の層109
を含む。
【0048】金属インサート104の強度は、扉106
に外側からの力が加えられたとき扉106の、カバー組
立体100の内方への変位量を制限するが、エアバッグ
が展開されるときは扉106がエアバッグ展開通路を形
成するためにフォーム層109及び外側スキン層108
を押圧して破断させるように図8に仮想線で示されるよ
うに上方へ自由に枢動することを可能にするように選択
される。
【0049】図9の実施形態は、図8の実施形態に類似
したものであるが、この実施形態では、そのカバー組立
体110には、2つのU字形扉が形成される。詳述すれ
ば、カバー組立体110は、保持部材又はインサート部
材112を含み、第1及び第2扉部材114,116が
各々ヒンジ端において保持部材112と一体に形成され
ている。各扉部材114,116のヒンジ端は、保持部
材112に形成された別々の凹部又は凹溝112a,1
12bによって画定される弱化部分と、それらの弱化凹
溝の下に保持部材112内にそれぞれ埋設された金属イ
ンサート(ヒンジインサート)118,119によって
構成される。弱化凹溝112a,112bは、それぞれ
一体の扉部材114,116のヒンジ端の幅方向に沿っ
て延長しており、エアバッグがカバー組立体110を突
き通して展開されるとき扉部材114,116のヒンジ
端におけるヒンジ動作を可能にする。
【0050】扉部材114,116の内方への変位を防
止するために、(ヒンジ端に埋設された金属インサート
118,119による支持に加えて)両扉部材の自由端
をオーバーラップさせることによって追加の支持が与え
られる。そのようなオーバーラップは、一方の扉部材1
14の自由端に両扉部材の平面より内方に屈曲した屈曲
張り出し部分114aを形成し、その張り出し部分11
4aが他方の扉部材116の下面を支持するように構成
することによって得られる。
【0051】先に述べた各実施形態におけるのと同様
に、このカバー組立体110は、扉114,116の両
側縁と自由縁によって画定されるH字形に対応するH字
の形に形成された裂断自在の弱化継目115aを有する
外側スキン層又はシェル115と、外側スキン層115
と保持部材112との間の空間を充填する弾性フォーム
材の層117を含む。金属インサート118,119の
強度は、扉114,116に外側からの力が加えられた
ときは扉114,116の、カバー組立体110の内方
への変位量を制限するように選択される。
【0052】図10の実施形態は、図9の実施形態に類
似したものであるが、図9の実施形態における扉11
4,116及び金属インサート118,119に代え
て、2つの金属製扉120,122を設けた点で異な
る。金属製扉120,122は、図1〜3の実施形態に
示されたものと同様の態様で、カバー組立体130の内
側保持部材128の成形時に保持部材128の前縁12
4及び後縁126にインサートとして一体的に付設され
る。従って、これらの扉120,122は、インサート
型扉とも称される。図9の実施形態の構成部材と同様
の、カバー組立体130の他の構成部材は、同じ参照番
号に' を付して示されている。
【0053】図10の実施形態においては、金属製のイ
ンサート型扉120,122は、外側スキン層115'
の外表面に外部から力が加えられたとき、それらの扉の
内方への変位を防止するために追加の支持が得られるよ
うに両扉の自由端12a、122においてオーバーラッ
プさせてある。
【0054】図7、8、9及び10に示された本発明の
各実施形態によれば、耐衝撃補助拘束システムとしての
カバー組立体の扉部材の内方への変位を防止するための
支持手段は、エアバッグが膨満するための展開通路を形
成するために開放又は路外へ屈曲する扉を一体に成形し
た、又、成形時にインサートとして一体的に結合した熱
可塑性又は熱硬化性の内側保持部材を含むものとしたこ
とを特徴とする。扉が圧潰、垂れ下がり、又は、変形す
るのを防止するために、扉のヒンジ端に一体的にヒンジ
インサートを設けることによって、扉に連結されること
なく単にそれを下から支える棚板状の支持を与える。カ
バー組立体の外側スキン層に形成された隠蔽されたH字
形弱化継目線の下に配置された2つの扉部材の場合、本
発明によれば、扉部材の自由端にオーバーラップによる
支持が与えられる。本発明の単一扉型実施形態によれ
ば、インサートを扉の自由端にオーバーラップさせるこ
とによって扉の自由端に支持が与えられる。
【0055】図7、8、9及び10に示された本発明の
各実施形態においては扉が保持部材と一体的に形成され
ているが、図11に示された更に別の実施形態において
は、複数の隔置された穴134(図11には1つだけが
示されている)を形成されたヒンジ端を有する扉132
が予備成形される。これらの穴134は、インサート部
材即ち保持部材140のヒンジ縁138に間隔を置いて
突設された複数のプラスチックのボス136に嵌合する
ようになされている。ボス136の外端を加熱押圧する
ことによってボスを据え込んで(かしめて)扉132の
ヒンジ端に符号142で示されるように固着させ、それ
によって扉132のヒンジ端を保持部材140のヒンジ
縁138に連結する。
【0056】図12は、インサート部材即ち保持部材1
40' に対する扉132' のヒンジ端を熱可塑性材のよ
うな薄肉プラスチック帯片144によって形成する更に
別の実施形態をに示す。図11の実施形態の構成部材と
同様の構成部材は、同じ参照番号に' を付して示されて
いる。この例では、扉132' は、熱可塑性材の薄肉帯
片144を介して保持部材140' に結合されており、
エアバッグがカバー組立体を突き破って展開されると
き、ヒンジ機構を構成する薄肉帯片144のところで屈
曲し、枢動開放する。
【0057】本明細書での本発明の説明では、展開前の
折りたたまれた状態のエアバッグを収納するための容器
と、エアバッグのためのカバー組立体を例示したが、そ
のような容器と上記保持部材とを一体部材として統合
し、エアバッグのためのハウジングとカバー組立体内の
保持部材とを兼ねたものとすることができる。
【0058】叙上のように、本発明は、カバー組立体の
外表面に外力が及ぼされたとき圧潰、垂れ下がり、又
は、変形等の内方変位を生じないように支持された枢動
自在扉を備えたカバー組立体を含む耐衝撃補助拘束シス
テムを提供する。更に、本発明によれば、カバー組立体
の枢動自在扉の一端を他の物体に連結せず自由縁として
おき、それによって、扉が保持部材に形成された開口部
内で自由に枢動開放することができるように構成し、扉
の枢動運動に対する抵抗は、扉のヒンジ部の抵抗力と、
扉を覆っているフォーム層及びカバー組立体の外側スキ
ン層又はシェルに形成された弱化継目を突き破るのに要
する力だけとなるように構成することができる。
【0059】外側スキン層に適する材料としては、例え
ば、ポリ塩化ビニル、又は熱可塑性エラストマー又は熱
可塑性オレフィン等のその他の熱可塑性材、又はスプレ
ーウレタン等の熱硬化性材等がある。
【0060】フォーム層に適する材料としては、例え
ば、23.9°C(75°F)の温度下で1,406〜
5,624Kg/cm2 (20,000〜80,000
psi)の範囲の曲げ弾性率を有する反応射出成形(R
IM)ウレタン材のような低弾性率エラストマーがあ
る。その他のユリア樹脂系又はビニル系フォームも、同
等に本発明に用いるのに適している。内方へ変位しない
ように支持された、連結されていない扉を有する本発明
のインサートは、フォーム層が完全に省除され、カバー
が天然又は人造布、皮革、又は、エアバッグ組立体を覆
う所望の装飾的外観を呈する材料等の他の材料によって
形成したされているようなカバー組立体にも使用するこ
とができる。
【0061】以上、本発明を実施形態に関連して説明し
たが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形
状に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく、いろいろな実施形態が可能であ
り、いろいろな変更及び改変を加えることができること
を理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、自動車の客室側の計器パネル内に設置
されたエアバッグ組立体のための閉鎖組立体の透視図で
ある。
【図2】図2は、図1の矢印2−2の方向にみた拡大断
面図である。
【図3】図3は、図2の矢印3−3の方向にみた断面図
である。
【図4】図4は、エアバッグのためのカバー組立体に使
用するための本発明のオーバーラップ型扉の上からみた
平面図である。
【図5】図5は、図4の矢印5−5の方向にみた拡大断
面図である。
【図6】図6は、図5に示されたヒンジ部の変型実施形
態の部分断面図である。
【図7】図7は、ヒンジ部を扉保持部材の一体部分とし
て形成した本発明の変型実施形態の断面図である。
【図8】図8は、保持部材を単一扉セグメントと一体に
予備成形し、ヒンジの役割を果たす金属インサートを一
体的に埋設した本発明のカバー組立体の変型実施形態の
断面図である。
【図9】図9は、保持部材を2つの扉と一体に予備成形
し、ヒンジの役割を果たす金属インサートを一体的に埋
設した本発明のカバー組立体の変型実施形態の断面図で
ある。
【図10】図10は、保持部材を2つの扉と一体的に予
備成形した本発明のカバー組立体の変型実施形態の断面
図である。
【図11】図11は、扉を保持部材にヒンジ連結するた
めの本発明の一実施形態の断面図である。
【図12】図12は、扉を保持部材にヒンジ連結するた
めの本発明の別の実施形態の断面図である。
【符号の説明】
12:エアバッグ閉鎖組立体 14:エアバッグ組立体 15:内側保持部材 16,18:扉 20:エアバッグ展開開口部 28,38:閉鎖パネル(閉鎖部分) 30,40:金属インサート 44,46:ストッパー 48,50:係止部材 52:外側層 56:フォーム層 80:カバー組立体 82:外側層 86:フォーム層 88:内側保持部材 90:エアバッグ展開開口部 92:張り出し部分 94:可動扉 96:S字形ヒンジ 97:金属製扉 99:内側保持部材 100:カバー組立体 102:内側保持部材 104:金属インサート 106:単一扉 108:外側層 109:フォーム層 110:カバー組立体 112:内側保持部材 114,116:扉部材 114a:屈曲張り出し部分 115:外側層 117:フォーム層 118,119:金属インサート 115' :外側層 117' :フォーム層 120,122:金属製扉 128:内側保持部材 130:カバー組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・イアナッジ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ハン プステッド、ブラッディ・ブルック・ロー ド15 (72)発明者 ロレンス・アール・ニコルズ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ドー バー、スノーズ・コート11 (72)発明者 トマス・パーカー アメリカ合衆国ミズーリ州インペリアラ、 クック・ロード2210

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の内
    側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッグ
    展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層を
    該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、可
    動扉とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記可動扉は、該可動扉を前記内側保持部材の内方へ変
    位しないように支持し、かつ、該可動扉を該保持部材上
    に支持された位置から自由に移動することができるよう
    に支持するために該保持部材と協同する側部又は端部を
    有していることを特徴とするエアバッグ閉鎖組立体。
  2. 【請求項2】 前記内側保持部材は、ストッパーを有し
    ており、前記可動扉の側部は、該ストッパーと協同して
    該可動扉を内側保持の内方へ変位しないように支持する
    ようになされていることを特徴とする請求項1に記載の
    エアバッグ閉鎖組立体。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーは、前記可動扉が内側保
    持部材から外方に突出しないように引込められているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ閉鎖組立
    体。
  4. 【請求項4】 前記ストッパーは、一定の剪断抵抗を示
    すようにウエッジ形にされていることを特徴とする請求
    項2に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  5. 【請求項5】 製造工程中前記可動扉を閉鎖位置に保持
    するための係止部材を有していることを特徴とする請求
    項2に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  6. 【請求項6】 前記ストッパーは、一定の剪断抵抗を有
    し、前記係止部材は、該ストッパーの剪断抵抗より小さ
    い剪断抵抗を有していることを特徴とする請求項5に記
    載のエアバッグ閉鎖組立体。
  7. 【請求項7】 前記係止部材は、弾性であることを特徴
    とする請求項5に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  8. 【請求項8】 前記係止部材は、製造作業を容易にする
    とともに、エアバッグが展開されたとき該係止部材の剪
    断破片が飛散するのを回避するために前記可動扉が該係
    止部材を弾発的に通り越すことを許す十分な弾性を有す
    ることを特徴とする請求項7に記載のエアバッグ閉鎖組
    立体。
  9. 【請求項9】 前記可動扉は、プラスチック製の閉鎖部
    分と、該可動扉を前記内側保持部材に取り付けるために
    該プラスチック製閉鎖部分の一端内に埋設された金属イ
    ンサートから成る複合部材であることを特徴とする請求
    項7に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  10. 【請求項10】 前記可動扉は、各々一端を前記内側保
    持部材に取り付けられた2つの扉セグメントによって形
    成されており、該各扉セグメントは、該可動扉セグメン
    トを該記内側保持部材の内方へ変位しないように支持た
    めに該保持部材と協同する両側部を有していることを特
    徴とする請求項2に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  11. 【請求項11】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の
    内側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッ
    グ展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層
    を該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、
    可動扉とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記可動扉は、一端を前記内側保持部材に取り付けられ
    ており、 前記内側保持部材は、前記可動扉を該内側保持部材の内
    方へ変位しないように支持するために該可動扉の両側部
    と協同するストッパーを有しており、 該内側保持部材は、該可動扉を該保持部材上に支持され
    た位置に保持するために該可動扉の両側部と協同する係
    止部材を有していることを特徴とするエアバッグ閉鎖組
    立体。
  12. 【請求項12】 前記ストッパーは、前記可動扉が内側
    保持部材から外方に突出しないように引込められている
    ことを特徴とする請求項11に記載のエアバッグ閉鎖組
    立体。
  13. 【請求項13】 前記ストッパーは、一定の剪断抵抗を
    示すようにウエッジ形にされていることを特徴とする請
    求項12に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  14. 【請求項14】 前記ストッパーは、一定の剪断抵抗を
    有し、前記係止部材は、該ストッパーの剪断抵抗より小
    さい剪断抵抗を有していることを特徴とする請求項12
    に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  15. 【請求項15】 前記係止部材は、弾性であることを特
    徴とする請求項11に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  16. 【請求項16】 前記係止部材は、製造作業を容易にす
    るとともに、エアバッグが展開されたとき該係止部材の
    剪断破片が飛散するのを回避するために前記可動扉が該
    係止部材を弾発的に通り越すことを許す十分な弾性を有
    することを特徴とする請求項15に記載のエアバッグ閉
    鎖組立体。
  17. 【請求項17】 前記可動扉は、プラスチック製の閉鎖
    部分と、該可動扉を前記内側保持部材に取り付けるため
    に該プラスチック製閉鎖部分の一端内に埋設された金属
    インサートから成る複合部材であることを特徴とする請
    求項11に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  18. 【請求項18】 前記可動扉は、各々一端を前記内側保
    持部材に取り付けられた2つの扉セグメントによって形
    成されており、該各扉セグメントは、該可動扉セグメン
    トを該記内側保持部材の内方へ変位しないように支持た
    めに該保持部材と協同する両側部を有していることを特
    徴とする請求項11に記載のエアバッグ閉鎖組立体。
  19. 【請求項19】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の
    内側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッ
    グ展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層
    を該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、
    可動扉部材とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記可動扉部材は、該可動扉部材を前記内側保持部材の
    内方へ変位しないように支持し、かつ、該可動扉部材を
    該保持部材上に支持された位置から自由に移動すること
    ができるように支持するために該保持部材と協同する側
    部又は端部を有していることを特徴とするエアバッグ閉
    鎖組立体。
  20. 【請求項20】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の
    内側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッ
    グ展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層
    を該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、
    可動扉部材とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記可動扉部材は、前記内側保持部材に一体的に結合さ
    れた一端部分を有し、該一端部分と該内側保持部材内に
    埋設された金属インサートを有し、 該内側保持部材は、前記可動扉部材を該内側保持部材の
    内方へ変位しないように支持し、かつ、該可動扉部材を
    該保持部材上に支持された位置から自由に移動すること
    ができるように支持するために該保持部材と協同するセ
    グメントを有していることを特徴とするエアバッグ閉鎖
    組立体。
  21. 【請求項21】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の
    内側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッ
    グ展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層
    を該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、
    可動扉とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記可動扉は、一端において前記内側保持部材にヒンジ
    連結されており、該可動扉の第1側部と第2側部は、該
    可動扉を該内側保持部材の内方へ変位しないように支持
    し、かつ、該可動扉を該保持部材上に支持された位置か
    ら自由に移動することができるように支持するために該
    保持部材にオーバーラップしていることを特徴とするエ
    アバッグ閉鎖組立体。
  22. 【請求項22】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の
    内側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッ
    グ展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層
    を該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、
    可動扉とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記可動扉は、第1側部と他の複数の側部を有する1つ
    の扉セグメントと、該扉セグメントの該第1側部を前記
    内側保持部材に枢動自在に連結したヒンジを有してお
    り、該他の複数の側部は、該可動扉が該保持部材の内方
    へ変位しないように可動扉を支持し、かつ、該可動扉を
    該保持部材上に支持された位置から自由に移動すること
    ができるように支持するために該保持部材に連結される
    ことなく該保持部材上に支持されており、該ヒンジの一
    部分は、該可動扉と内側保持部材にオーバーラップして
    いることを特徴とするエアバッグ閉鎖組立体。
  23. 【請求項23】 ポリマー材製の外側層と、該外側層の
    内側に位置するフォーム層と、予備成形されたエアバッ
    グ展開開口部を有しており、前記外側層及びフォーム層
    を該開口部を覆うようにして担持した内側保持部材と、
    可動扉とから成るエアバッグ閉鎖組立体であって、 前記内側保持部材は、多辺エアバッグ展開開口部と該多
    辺エアバッグ展開開口部を囲繞した支持面を有するほぼ
    平坦な平面状部材であり、前記可動扉は、該可動扉が該
    保持部材の内方へ変位しないように可動扉を支持し、か
    つ、該可動扉を該保持部材上に支持された位置から自由
    に移動することができるように支持するために内側保持
    部材の前記支持面にオーバーラップした側縁と、該側縁
    の1つを前記内側保持部材に枢動自在に連結したヒンジ
    を有しており、該ヒンジの一部分は、該可動扉と内側保
    持部材にオーバーラップしていることを特徴とするエア
    バッグ閉鎖組立体。
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