JPH08336884A - ポリプロピレンフィルムの製造方法 - Google Patents

ポリプロピレンフィルムの製造方法

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JPH08336884A
JPH08336884A JP8111615A JP11161596A JPH08336884A JP H08336884 A JPH08336884 A JP H08336884A JP 8111615 A JP8111615 A JP 8111615A JP 11161596 A JP11161596 A JP 11161596A JP H08336884 A JPH08336884 A JP H08336884A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポリプロピレンフィルムの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 プロピレンポリマーBの溶融物をフラッ
トシートダイに通して押出し、1個以上のロールに巻き
取り、凝固させて、プレフィルムを得て、このプレフィ
ルムを縦方向と横断方向とにおいて延伸させる製造方法
であって、プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー
混合物Aを第2押出機において加熱し、溶融し;2種類
の溶融物がフラットシートダイを通って一緒に、同時に
押し出され、フィルムのエッジ部分を形成するように、
プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合物Aの
溶融物をプロピレンポリマー溶融物Bの両側に供給し、
プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合物Aを
含むフィルムのエッジ部分を、フィルムの縦方向延伸及
び横断方向延伸後に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は少なくとも1層を含
む二軸配向ポリプロピレンフィルムの製造方法と、フィ
ルムの使用法とに関する。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリプロピレンフィルム(bo
PPフィルム)は、それらの良好な性能特性のために、
多くの種々な包装用途に用いられる。これらの良好な性
能特性は、例えば、高い機械的強度、良好な寸法安定性
及び高い光沢がある。包装フィルムとしての使用の他
に、boPPフィルムはかなりの量で工業的用途に用い
られる。金属化とトランスファー金属化、ラミネーショ
ン及びコンデンサー製造における電気絶縁フィルムとし
て使用を挙げることができる。
【0003】二軸配向ポリプロピレンフィルムの種々な
製造方法が先行技術において周知である。いわゆるテン
タープロセスでは、boPPフィルムは押出し、フラッ
トシートダイにおける造形、及び縦方向と横断方向とに
おける延伸によって製造される。
【0004】この方法では、特に、プロピレンポリマー
を押出機において圧縮、加熱及び溶融し、次に、フィル
ムの個々の層に対応する溶融物をフラットシートダイか
ら押出し、このようにして得られたフィルムを1個以上
のロールに巻き取り、凝固させ、フィルムを配向させ、
次にヒートセットする。最後に、このようにして得られ
た装置ロールをカストマー用カットロール(custmer-rea
dy cut roll)に仕上げる。
【0005】二軸配向フィルムのこの製造では、プロセ
ス自体が多量のフィルムトリミング廃棄物を、例えば、
いわゆるカットオフエッジとして生じる。カットオフエ
ッジは横方向テンターのクリップによって把持されるが
延伸されないフィルムエッジである。配向後に、非延伸
エッジはフィルムよりも実質的に厚いので、カットオフ
しなければならない。フィルムと装置幅とに依存して、
カットオフエッジによる材料損失は25重量%までにな
ることがある。経済的な理由から、仕上げ中、引き裂き
時に、又は装置の始動及び一時停止中に生ずる、他のフ
ィルムトリミング廃棄物と共に、カットオフエッジを再
顆粒化材料に加工して、本来の原料に再び加えることが
必要である。
【0006】特に高い品質必要条件を有する幾つかの用
途では、本来の原料と共にのフィルムトリミング廃棄物
のこのような再利用が不可能である。このことは、例え
ば、コンデンサー製造に用いられる電気絶縁フィルムの
製造に該当する。これらの用途では、例えば、低い誘電
損率、高い比絶縁抵抗、高いDC及びAC誘電強度、で
きるかぎり少ない欠陥のような、特有のフィルム特性が
必要とされる。これらの特性は、特に、アッシュと塩素
との低い含量を有する特別に高純度のポリプロピレンの
使用によって得られる。さらに、ポリマーはイオン成分
を有してはならない。これらの高い品質必要条件はフィ
ルムトリミング廃棄物を高純度原料に加えることによっ
てはもはや満たされない。これは、電気フィルムの製造
においては、フィルムトリミング廃棄物は実際に、例え
ば包装フィルムの製造又は射出成形におけるような、低
品質用途にのみ使用可能である廃棄物であることを意味
する。したがって、電気フィルムの製造におけるフィル
ムトリミング廃棄物による経済的損失は特に顕著であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の課題
は、上記欠点を回避する、高品質(すなわち、高純度)
ポリプロピレンを含むフィルムの製造方法を提供するこ
とである。この方法は特に、再使用することができない
フィルムトリミング廃棄物による経済的損失を減ずるべ
きである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、プロピレン
ポリマーBを押出機内で加熱し、プロピレンポリマーB
の溶融物をフラットシートダイに通して押出し、フラッ
トシートダイから出る溶融物を1個以上のロールに巻き
取り、凝固させて、プレフィルムを得て、このプレフィ
ルムを縦方向と横断方向とにおいて延伸させる、最初に
述べた一般的な種類の方法であって、 (1)プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合
物Aを第2押出機において加熱し、溶融し; (2)2種類の溶融物がフラットシートダイを通って一
緒に、同時に押し出され、製造プロセス中にプロピレン
ポリマー又はプロピレンポリマー混合物Aがフィルムの
エッジ部分を形成するように、プロピレンポリマー又は
プロピレンポリマー混合物Aの溶融物をプロピレンポリ
マー溶融物Bの両側に供給し;及び (3)プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合
物Aを含むフィルムのエッジ部分を、フィルムの縦方向
延伸及び横断方向延伸後にカットオフすることを含む方
法によって達成される。
【0009】本発明によると、プロピレンポリマー又は
対応混合物はそれらの残留アッシュと塩素との含量に関
して異なり、これがこれらのポリマーをポリマーB及び
Aと名付ける理由である。プロピレンポリマーAの残留
アッシュ含量と塩素含量とはプロピレンポリマーBの残
留アッシュ含量に比べて、一般に少なくとも2倍、好ま
しくは少なくとも3倍、特に少なくとも5倍である。こ
のことは、プロピレンポリマーBがプロピレンポリマー
Aよりも高品質で、そのためより高価なポリマーである
ことを意味する。
【0010】プロピレンポリマーBは高純度ポリマーで
ある。本発明の目的のために、このことは、プロピレン
ポリマーBの残留アッシュ含量が70ppm以下、好ま
しくは≦50ppm、特に≦40ppmであり、塩素含
量が50ppm以下、好ましくは≦20ppmであるこ
とを意味する。
【0011】プロピレンポリマーBは、ポリマー重量を
基準として、一般に90〜100重量%、好ましくは9
5〜100重量%、特に98〜100重量%のプロピレ
ン単位を有する。一般に、プロピレンポリマーBは13
0℃以上、好ましくは140〜170℃の融点と、23
0℃及び21.6Nの圧力において測定して(DIN5
3 735)、0.5〜10g/10分、好ましくは
0.8〜5g/10分のメルトフローインデックスとを
有する。
【0012】特に適切なプロピレンポリマーBは15
0,000〜400,000、好ましくは180,00
0〜350,000の範囲内の平均分子量Mwを有す
る。分子量分布は広い範囲内で変化することができ、M
w/Mnは一般に2〜15、好ましくは2〜6、特に3〜
6である。
【0013】上記プロピレンポリマーBの中では、1〜
15重量%、好ましくは1〜10重量%のn−ヘプタン
溶解性画分を有し、≧85%、好ましくは≧90%のn
−ヘプタン不溶性画分の連鎖アイソタキシーインデック
ス(chain isotaxy index)を有するアイソタクチックプ
ロピレンホモポリマーが特に好ましい。さらに、10重
量%以下のエチレン含量を有するエチレン/プロピレン
コポリマー、10重量%以下のオレフィン含量を有す
る、プロピレンとC4−C6オレフィンとのコポリマー、
及び10重量%以下のエチレン含量と15重量%以下の
ブチレン含量とを有するプロピレン/エチレン/ブチレ
ンターポリマーが適切である。記載した重量%はそれぞ
れのプロピレンポリマーBに基づく。
【0014】本発明によるポリプロピレンフィルムのあ
る種の性質を改良するために、安定剤及び/又は中和剤
と、必要な場合には、成核剤とをプロピレンポリマーB
に加える。フィルムの所望の電気的性質に関して、好ま
しい実施態様では、帯電防止剤も滑沢剤もプロピレンポ
リマーBに加えるべきではない、これらの添加剤はフィ
ルムの電気的性質に不利な影響を及ぼすからである。重
量%で以下に記載する全ての量はそれぞれ、添加剤を加
えた層に基づくものである。
【0015】用いる安定剤はエチレン、プロピレン、そ
の他のα−オレフィンポリマーのための通常の安定化用
化合物でよい。これらの添加量は0.05〜2重量%で
ある。フェノール安定剤、アルカリ金属/アルカリ土類
金属のステアリン酸塩及び/又はアルカリ金属/アルカ
リ土類金属の炭酸塩が特に適切である。500g/モル
を越える分子量を有するフェノール安定剤を0.1〜
0.6重量%、特に0.15〜0.3重量%の量で用い
ることが好ましい。ペンタエリトリチルテトラキス−3
−(3,5−ジーtert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネートと、1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジーtert−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)ベンゼンとが特に有利であ
る。
【0016】中和剤は0.7μm以下の平均粒度と、1
0μm未満の絶対粒度と、少なくとも40m2/gの比
表面積とを有するセテアリン酸カルシウム及び/又は炭
酸カルシウムであることが好ましい。一般に、中和剤は
0.02〜0.5重量%の量で添加する。
【0017】成核剤は有機物質であり、好ましくはジベ
ンジリデンソルビトール若しくはジベンジリデンソルビ
トールの化学的修飾誘導体又はビス(4−tert−ブ
チルフェニル)リン酸ナトリウムである。使用可能であ
る他の成核剤は、例えば、安息香酸の金属塩、好ましく
は安息香酸ナトリウムと、キナクリドン及びキナクリド
ン誘導体である。例えば、タルク、シリカ又はベントナ
イトのような無機成核剤も適切である。この場合に、成
核剤の非常に微細な分布が特に重要である、すなわち、
平均粒度は1μm以下、好ましくは0.7μm以下であ
る。
【0018】本発明によると、プロピレンポリマーA
は、プロピレンポリマーBとは、その残留アッシュ含量
に関して異なる。上記で説明したように、これは高純度
ポリマーではない。プロピレンポリマーAの残留アッシ
ュ含量は一般に50〜800ppm、好ましくは100
〜600ppm、特に200〜500ppmである。塩
素含量は20〜100ppm、好ましくは30〜70p
pmである。
【0019】プロピレンポリマーAは、ポリマー重量を
基準として、一般に90〜100重量%、好ましくは9
5〜100重量%、特に98〜100重量%のプロピレ
ン単位を有する。一般に、プロピレンポリマーAは13
0℃以上、好ましくは140〜170℃の融点と、23
0℃及び21.6Nの圧力において測定して(DIN5
3 735)、0.3〜15g/10分のメルトフロー
インデックスとを有する。
【0020】特に適切なプロピレンポリマーAは15
0,000〜400,000、好ましくは180,00
0〜350,000の範囲内の平均分子量Mwを有す
る。分子量分布は広い範囲内で変化することができ、M
w/Mnは一般に2〜15、好ましくは2〜6、特に3〜
5である。
【0021】好ましい狭い分子量分布は、例えばプロピ
レンポリマーAの過酸化物分解によって得ることができ
る。分解度の尺度はいわゆる分解係数(degradation fac
tor)Aであり、これは出発ポリマーに基づいて、ポリプ
ロピレンのDIN53 735によるメルトフローイン
デックスの相対的変化を表す。
【0022】A=MFI2/MFI1 MFI1=有機過酸化物を加える前のプロピレンポリマ
ーのメルトフローインデックス MFI2=過酸化物分解したプロピレンポリマーのメル
トフローインデックス プロピレンポリマーAの分解係数は3〜15、好ましく
は6〜10である。過酸化物分解は有機過酸化物の添加
によって有利に実施される。特に好ましい有機過酸化物
はジアルキルペルオキシド、炭素数6までの通常の飽和
直鎖若しくは分枝鎖低級アルキルラジカルを意味すると
理解されるアルキルラジカル、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン及びジ
−tert−ブチルペルオキシドが特に好ましい。
【0023】上記プロピレンポリマーAの中では、1〜
15重量%、好ましくは1〜10重量%のn−ヘプタン
溶解性画分を有し、≧85%、好ましくは≧90%のn
−ヘプタン不溶性画分の連鎖アイソタキシーインデック
スを有するアイソタクチックプロピレンホモポリマーが
特に好ましい。さらに、10重量%以下のエチレン含量
を有するエチレン/プロピレンコポリマー、10重量%
以下のオレフィン含量を有する、プロピレンとC4−C8
オレフィンとのコポリマー、及び10重量%以下のエチ
レン含量と15重量%以下のブチレン含量とを有するプ
ロピレン/エチレン/ブチレンターポリマーが適切であ
る。記載した重量%はそれぞれのプロピレンポリマーに
基づく。
【0024】上記プロピレンホモポリマー及び/又はプ
ロピレンコポリマー及び/又はプロピレンコポリマー及
び/又はプロピレンターポリマー及び他のポリオレフィ
ンの混合物も適切である。混合物は少なくとも50重
量、特に少なくとも75重量%の上記プロピレンポリマ
ーAを含む。プロピレンポリマー混合物中の適当な他の
ポリオレフィンは例えばポリエチレンであり、これらの
ポリオレフィンの量はプロピレンポリマー混合物Aを基
準にして5〜60重量%、好ましくは10〜40重量%
の範囲内である。
【0025】必要な場合には、各場合に有効量の添加剤
をプロピレンポリマーA又はプロピレンポリマー混合物
Aに加えることができ、好ましい添加剤は中和剤及び/
又は安定剤である。必要な場合には、帯電防止剤及び/
又は滑沢剤も存在することができる。しかし、移行(mig
ration)しうるような添加剤を加えないことが好まし
い、このような添加剤は脱蔵によって生産プラントのフ
レーム及び他の部分を汚す恐れがあるからである。これ
らの不純物はフレームから剥離して、フィルム中に落下
する可能性がある。
【0026】中和剤及び安定剤の種類と量とはプロピレ
ンポリマーBに関して上述した。これらのデータはプロ
ピレンポリマーAにも同様に適用可能である。
【0027】プロピレンポリマーAを含むエッジ部分
(すなわち、カットオフ部分)はプロピレンポリマーB
を含む実際のフィルムに、両ポリマーの融点がほぼ同じ
大きさであるならば、特にしっかりと結合することが判
明した、すなわち、これらの融点は15℃以下、好まし
くは10℃以下異なることが有利である、又はほぼ同じ
大きさであるべきである。さらに、カットオフエッジと
実際のフィルムとが相互に特にしっかりと結合するよう
に、両方の原料のメルトフローインデックス(MFI)
は一般に相互に一致すべきである。プロピレンポリマー
AのMFIはプロピレンポリマーBのMFIの3倍以下
であることが好ましい。必要な場合には、両ポリマーの
MFIは同じ大きさであることができる、又はプロピレ
ンポリマーAのMFIはプロピレンポリマーBのMFI
よりも僅かに低いこともできる。
【0028】一定のダイ設定において、フィルムエッジ
の厚さを、フィルム自体の厚さを変えずに、ポリマーA
のMFIによって制御して変更又は調節することができ
ることが判明した。ポリマーAのMFIがポリマーBの
MFIに比べて大きければ大きいほど、エッジ部分は厚
くなり、この逆も可能である。このようにして、製造さ
れるフィルムに関係なく、カットオフエッジ厚さを最適
化することが可能である。このことは極薄フィルムの製
造において特に有利である。この場合に、慣習的な方法
では、カットオフエッジが充分な厚さであることを保証
するために、ダイをエッジ部分において比較的非常に広
く開かなければならない。これによって、ダイリップが
不可逆的に曲がる危険性が生ずる。本発明による方法で
は、極薄フィルムの製造においてこのような極端なダイ
設定はもはや不必要である。
【0029】本発明の方法によって、単層又は多層フィ
ルムを製造することができる。多層ポリプロピレンフィ
ルムは、必要な場合には両側に、少なくとも1つの外側
層を含み、このような層は各場合に外側層の重量を基準
にして、一般に75〜100重量%、好ましくは90〜
99.5重量%の炭素数2〜10のオレフィンポリマー
を含む。
【0030】このようなオレフィンポリマーの例は、 ・プロピレンホモポリマー又は、 ・エチレン/プロピレンコポリマー又は、 ・エチレン/1−ブチレンコポリマー又は、 ・プロピレン/1−ブチレンコポリマー又は、 ・エチレン/プロピレン/1−ブチレンターポリマー又
は、 ・上記ホモポリマー、コポリマーの2種以上とターポリ
マーとの混合物又は、 ・上記ホモポリマー、コポリマーの2種以上とターポリ
マーとの、必要な場合には、上記ホモポリマー、コポリ
マー及びターポリマーの1種以上を混合したブレンドで
あり; ・プロピレンホモポリマー又は、 ・各場合にコポリマーの総重量を基準にして1〜10重
量%、好ましくは2.5〜8重量%のエチレン含量を有
するランダムエチレン/プロピレンコポリマー、又は ・2〜25重量%、好ましくは4〜20重量%のブチレ
ン含量を有するランダムプロピレン/1−ブチレンコポ
リマー、又は ・各場合にターポリマーの総重量を基準にして1〜10
重量%、好ましくは2〜6重量%のエチレン含量と、2
〜20重量%、好ましくは4〜20重量%の1−ブチレ
ン含量とを有するエチレン/プロピレン/1−ブチレン
ターポリマー、又は ・各場合にポリマーブレンドの総重量を基準にして0.
1〜7重量%のエチレン含量と50〜90重量%のプロ
ピレン含量と、10〜40重量%の1−ブチレン含量と
を有するエチレン/プロピレン/1−ブチレンターポリ
マーと、プロピレン/1−ブチレンコポリマーとのブレ
ンドが特に好ましい。
【0031】外側層に用いるプロピレンホモポリマーは
主要部分(少なくとも90%)のプロピレンを含み、1
40℃以上、好ましくは150〜170℃の融点を有す
る;アイソタクチックホモプロピレンを基準にして6重
量%以下のn−ヘプタン不溶性画分を有するアイソタク
チックホモプロピレンが好ましい。ホモポリマーは一般
に1.0g/10分〜20g/10分、好ましくは2.
0g/10分〜15g/10分のメルトフローインデッ
クスを有する。
【0032】上述した、外側層に用いられるコポリマ
ー、ターポリマー及びコポリマーとターポリマーとのブ
レンドは、一般に1.5〜30g/10分、好ましくは
3〜15g/10分のメルトフローインデックスを有す
る。融点は120〜150℃の範囲内である。上記メル
トフローインデックスは230℃かつ21.6Nの圧力
において測定する(DIN53 735)。
【0033】必要な場合には、上述した外側層ポリマー
の全てを基層に関して上述したと同様に過酸化物分解(p
eroxidically degraded)することができる。外側層ポリ
マーの分解係数(degradation factor)は一般に3〜1
5、好ましくは6〜10である。
【0034】本発明の方法によって製造されるフィルム
の多層実施態様は、本質的に高純度プロピレンポリマー
Bを含む、少なくとも1つの基層と、上述した外側層と
を含む。基層は両側に外側層を有することもでき、必要
な場合には、付加的な中間層を含むこともできる。本発
明の目的のために、基層は総フィルム厚さの50%を越
えて100%まで、好ましくは70〜95%を占める層
である。外側層はフィルムの最外部層である。
【0035】本発明の方法によって製造されることがで
きるフィルムの総厚さは、広い範囲内で変動することが
でき、予定の用途に依存する。フィルムの好ましい実施
態様は2〜100μm、好ましくは2〜50μm、特に
好ましくは2〜20μmの総厚さを有する。存在する1
つ以上の任意の中間層の厚さは0.5〜15μm、好ま
しくは1〜10μm、特に好ましくは2〜8μmであ
る。外側層の厚さは他の層とは関係なく選択され、好ま
しくは0.1〜10μmの範囲内、特に0.2〜5μ
m、特に好ましくは0.3〜2μmであり、両側に適用
した外側層は厚さと組成とに関して同じでも、異なって
もよい。したがって、基層の厚さはフィルム総厚さと施
用した外側層及び中間層の厚さとの差から得られ、それ
故、総厚さと同様に変化することができる。
【0036】本発明による方法では、プロピレンポリマ
ーBを主要押出機(EXTR.1)において最初に圧縮
し、加熱し、溶融する。第2押出機(EXTR.2)で
は、プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合物
Aも圧縮し、加熱し、溶融する。プロピレンポリマー又
はプロピレンポリマー混合物Aの溶融物をプロピレンポ
リマーB溶融物の両側に、2種類の溶融物がフラットシ
ートダイから一緒にかつ同時に押し出されて、製造プロ
セス中にプロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混
合物Aがフィルムのエッジ部分を形成するようなやり方
で、供給する。例えば図3に示すように、ポリマー溶融
物Aを溶融物Bのエッジに、90゜回転する同時押出し
アダプターを用いて供給することができる。
【0037】図2は、比較のために、同時押出し3層フ
ィルムの製造用の標準アダプターの慣習的な使用を示
す。ポリマー溶融物を2個の押出機(EXTR.1とE
XTR.2)から同様に供給する。
【0038】図示するように(16)、溶融物流を他方
の上部に一方が存在するように配置する。ダイでは3層
溶融物が造形されて、多層フィルム(ABA)を生成す
る。
【0039】これに反して、図3と図4とは90゜回転
した(図2に関して90゜)配置で、本発明の方法にお
ける同時押出しアダプター6の使用を示す。ポリマーの
圧縮、加熱、溶融と、溶融物流A、Bの供給とは同様に
実施する。しかし、溶融物流A、Bは図示するように
(16)、並列に配置される。フラットシートダイ
(8)では、並列に配置された溶融物がフィルム10に
造形され、フィルムのエッジ部分(12)はポリマーA
(押出機2の溶融物流から)から構成される。実際のフ
ィルム(14)はポリマーB(押出機1の溶融物流か
ら)を含む。
【0040】溶融物Aが横方向から注入されるモノダイ
(monodie)(いわゆるアイレットダイ)も本発明の方法
への使用に適する。アイレットダイの基本構造を図5と
図6に示す。フラットシートダイ(8)は主要チャンネ
ル(18)の左と右にそれぞれ1個ずつの孔20を有す
る。溶融物Bを主要チャンネル(18)からダイの中央
部分に供給する。溶融物Aは孔20を通ってダイの2エ
ッジ部分に流入する。このようにして、溶融物AとBと
は並列に造形されて、エッジ部分がポリマーAを含むフ
ィルムになる。
【0041】このように押出成形されたフィルムを凝固
のために1個以上のロールに巻き取る。押出成形フィル
ムを凝固させるための1個以上の巻き取りロールを少な
くとも70℃、好ましくは80〜120℃の温度に維持
することが特に有利であると実証されている。
【0042】このように得られたプレフィルムを縦方向
と、押出し方向に対して横断方向とに延伸して、分子鎖
の二軸配向を生じさせる。二軸配向は連続的に実施し、
好ましくは、最初に縦方向(機械方向)において延伸を
行い、次に横断方向(機械方向に対して直角をなす方
向)において延伸を行う。縦方向の延伸比は好ましくは
4:1から9:1まで、特に5.5:1から8.5:1
までであり、横断方向の延伸比は好ましくは6:1から
11:1までである。縦方向の延伸は、所望の延伸比に
依存して異なる速度で作動する2本のロールを用いて便
利に実施され、横断方向延伸は適当なテンターフレーム
(stenter frame)を用いて実施される。
【0043】クリップがフィルムのエッジ部分を把持す
るので、本質的にポリマーBのみが延伸されて、薄フィ
ルムを形成し、ポリマーAを含むエッジ(12)は延伸
されず、厚いままである。対応する概略図を図1に示
す。
【0044】縦方向延伸と横断方向延伸とを実施する温
度は高範囲に変化することができ、層のそれぞれの組成
と、フィルムの所望の性質とに依存する。一般に、縦方
向延伸は80〜160℃において、好ましくは100〜
160℃において実施され、横断方向延伸は120〜1
70℃において、好ましくは130〜160℃において
実施される。
【0045】フィルムの二軸延伸後に、フィルムをヒー
トセット(熱処理)し、フィルムを約100〜160
℃、好ましくは110〜130℃の温度に約0.1〜1
0秒間維持する。
【0046】上述したように、二軸延伸後に、フィルム
の片面又は両面を周知の方法のいずれかによってコロナ
処理又はフレーム処理(flame-treated)した。処理の強
度は通常の範囲内、35〜50mN/m、特に好ましく
は36〜45mN/mである。
【0047】代替えコロナ処理では、電極として役立つ
2個の導体要素の間にフィルムを通す、電極間に印加さ
れる電圧(一般には、AC電圧)(約10,000V,
10,000Hz)はスプレー又はコロナ放電が行われ
ることができるような大きさである。スプレー又はコロ
ナ放電の結果として、フィルム表面上の空気はイオン化
され、フィルム表面と反応するので、本質的に無極性の
マトリックス中に極性インターカレーション(polar int
ercalation)が形成される。
【0048】表面処理後に又はヒートセット後に、フィ
ルムを通常のカッティング装置によってトリミングし、
フィルム自体をそれ自体周知の巻き取り手段によって巻
き取る。一般に、カットオフすべきエッジ幅は300m
mまで、好ましくは100〜200mmであり、少なく
とも30重量%、好ましくは50〜100重量%、特に
70〜90重量%のプロピレンポリマーAを含む。通常
の製造プロセスでは、フィルムエッジは200μmま
で、一般に20〜100μm、好ましくは20〜50μ
mの厚さを有する。状況に応じて、この範囲よりも大き
い又は小さいエッジ厚さが適切であることも考えられ
る。好都合には、カットオフ(トリミングした)エッジ
部分の全てを細断して、顆粒化し、再顆粒化材料として
包装フィルムの製造に用いることができる。エッジポリ
マーAを適当に選択することによって、後に、特にこの
予定用途に再使用されるように再顆粒化材料を調整する
ことが可能である。慣習的な方法では、これは不可能で
あった。
【0049】本発明を次に実施態様を参照しながらさら
に詳細に説明する。
【0050】
【実施例】
(実施例1)6μmの厚さを有する透明フィルムを同時
押出しと、その後の縦方向と横断方向とにおける段階的
配向とによって製造した。製造されたフィルムは単層を
有する。並列に配置された“カットオフエッジ−フィル
ム−カットオフエッジ”の製造のためにアダプター方法
を用いた。通常のアダプター配置を90゜回転させる。
【0051】 A オリジナルポリマー: Borealieからのアイソタクチックポリプロピレン 100重量% 商品名VB2142E メルトフローインデックス=2.2g/10分 B カットオフエッジポリマー: Hoechstからのアイソタクチックポリプロピレン 100重量% 商品名Hostalen PPN 1066 メルトフローインデックス=3.0g/10分 (各工程における製造条件:) 押出成形:温度:A層 280℃ B層 280℃ 巻き取りロール温度 90℃ 縦方向延伸:温度 : 150℃ 縦方向延伸比 5.5 横断方向延伸:温度: 160℃ 横断方向延伸比 9.5 ヒートセット:温度: 140℃ コンバージェンス(convergence) 15%
【0052】(実施例2)実施例1と比較して、溶融物
の配置と造形とをいわゆるアイレットダイを用いて実施
した(図5と6を参照)。
【0053】原料とフィルムとを特徴づけるために下記
測定方法を用いた: (メルトフローインデックス:)メルトフローインデッ
クスはDIN53 735と同様に21.6N荷重及び
230℃において測定した。
【0054】(融点:)DSC測定、融点曲線の最大
値、加熱速度20℃/分
【0055】(結晶化度:)結晶化度はX線回析法を用
いて測定した。この場合に、補正された回析X線強度は
非晶相と結晶相との分率に比例した。
【0056】(ガラス転移温度:)サンプルをDSC
(示差走査カロリメトリー)によって調べた。加熱速度
は20K/分であった。サンプルの熱履歴を除去するた
めに、サンプルをDSC装置で、最初はガラス転移点
(TG)を越える温度に加熱し、急冷し、次に再び加熱
した(第2加熱段階)。ガラス転移温度は第2加熱段階
のサーモグラムから段階高さ(step height)の1/2と
して測定した。
【0057】(Vicat軟化温度:)Vicat軟化
温度 VST/B/120は150 306,DIN5
3 460に従って測定した。
【0058】(残留アッシュ含量:)残留アッシュ含量
の測定のために、不燃性無機充填剤の割合を定量する。
サンプルの最初の重量と強熱残渣とから残留アッシュ含
量(強熱損失)を算出する。測定結果はppmで表す。
供試物質(顆粒、再生物質等)から約1kgの典型的な
サンプルを採取する。この物質は汚染されていず、完全
に乾燥していなければならず;強制循環炉内での約80
℃における予備乾燥が必要である。るつぼ炉内で3個の
空の磁器るつぼを650℃において少なくとも1時間強
熱し、デシケーター内で室温に冷却し、次に0.1mg
の精度で秤量する。連続2回の秤量で重量の一致が得ら
れるまで、強熱を繰り返す。次に、50g(±0.1
g)の物質を各るつぼに秤り入れ、るつぼを650℃の
マッフル炉に入れる。次に、炉内の温度を1000℃に
上昇させ、この温度において少なくとも1時間強熱を実
施する。デシケーター内でるつぼを冷却した後に、るつ
ぼを0.1mgの精度で秤量する。アッシュ含量をpp
m単位(=mg/m3)で表現する。3るつぼの全てを
下記式によって評価し、最小差を有する2つの値を一緒
にして、平均値を得る: ppm=[最終重量(g)/サンプル重量(g)]×
1,000,000
【0059】(塩素含量:)DIN51 001,パー
ト1に従って、X線蛍光分析(XFA)を用いてポリオ
レフィンの塩素含量を測定する。顆粒/粉末を圧縮し
て、ペレットを製造し、検量曲線に対してXFAによっ
て測定する。この検量曲線は、独立した湿式化学方法に
よって塩素含量を測定した10検量サンプル(calibrati
on sample)を用いて得た。
【0060】(分子量測定:)平均分子量Nwの測定の
ために、3−検出器ゲル透過クロマトグラフィーを用い
る。物質を移動相(例えば、THF)に溶解し、分離カ
ラムに加える。分離カラムは90cm長さであり、これ
に孔度が5μmである多孔質キャリヤーを充填する。検
出は種々な波長でのUV吸収分光法によって、屈折率と
画分の光散乱力とを用いて実施する。既知分子量を有す
る標準化合物を用いて、検量(calibration)を実施す
る。標準物質のUV吸光度とサンプルの吸光度との比較
は分子量の算出を可能にする(DIN55 672,パ
ート1)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従って、ポリマーAとポリマー
Bとを用いて、フラットシートダイによって得られたフ
ィルムの断面図である。
【図2】同時押出し3層フィルムを得るための標準アダ
プターの慣習的使用の説明図である。
【図3】本発明の方法における90゜回転した配置での
同時押出しアダプターの使用の説明図である。
【図4】本発明の方法における90゜回転した配置での
同時押出しアダプターの使用の説明図である。
【図5】本発明の方法に適したアイレットダイの基本構
造を示す図である。
【図6】本発明の方法に適したアイレットダイの基本構
造を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 9:00 (72)発明者 カルル−ハインツ・コヒェム ドイツ連邦共和国55411 ビンゲン,オイ ゲニウスシュトラーセ 18 (72)発明者 デトレフ・ブッシュ ドイツ連邦共和国66740 ザールルーイ, ガルテンライヘ 16 (72)発明者 ロベルト・シュミット ドイツ連邦共和国66424 ホムブルク,ズ ィッキンガー・シュトラーセ 9

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレンポリマーBを押出機内で加熱
    し、プロピレンポリマーBの溶融物をフラットシートダ
    イに通して押出し、フラットシートダイから出る溶融物
    を1個以上のロールに巻き取り、凝固させて、プレフィ
    ルムを得て、このプレフィルムを縦方向と横断方向とに
    おいて延伸させる、少なくとも1層を含む二軸配向ポリ
    プロピレンフィルムの製造方法であって、 (1)プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合
    物Aを第2押出機において加熱し、溶融し; (2)2種類の溶融物がフラットシートダイを通って一
    緒に、同時に押し出され、製造プロセス中にプロピレン
    ポリマー又はプロピレンポリマー混合物Aがフィルムの
    エッジ部分を形成するように、プロピレンポリマー又は
    プロピレンポリマー混合物Aの溶融物をプロピレンポリ
    マー溶融物Bの両側に供給し;及び (3)プロピレンポリマー又はプロピレンポリマー混合
    物Aを含むフィルムのエッジ部分を、フィルムの縦方向
    延伸及び横断方向延伸後に切断することを含む方法。
  2. 【請求項2】 プロピレンポリマーBとプロピレンポリ
    マー又はプロピレンポリマー混合物Aとがそれらの残留
    アッシュ含量に関して異なる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 プロピレンポリマー又はプロピレンポリ
    マー混合物Aの残留アッシュ含量がプロピレンポリマー
    Bのアッシュ含量の少なくとも2倍、好ましくは少なく
    とも3倍である請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 プロピレンポリマーBが≦70ppm、
    好ましくは≦50ppmの残留アッシュ含量を有する請
    求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 プロピレンポリマーBが≦50ppm、
    好ましくは≦20ppmの残留アッシュ含量を有する請
    求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 プロピレンポリマーBが90〜100重
    量%のプロピレン単位を有し、130℃以上の融点及び
    0.5〜10g/10分のメルトフローインデックスを
    有する請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 プロピレンポリマーBが150,000
    〜400,000の範囲内の平均分子量Mwと、2〜1
    5の範囲内のMw/Mnとを有する請求項1〜6のいずれ
    かに記載の方法。
  8. 【請求項8】 プロピレンポリマーBに安定剤若しくは
    中和剤又は安定剤と中和剤とを添加する請求項1〜7の
    いずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 プロピレンポリマーBが帯電防止剤も滑
    沢剤も含まない請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 プロピレンポリマー又はプロピレンポ
    リマー混合物Aの残留アッシュ含量が50〜800pp
    mであり、塩素含量が20〜100ppmである請求項
    1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 プロピレンポリマー又はプロピレンポ
    リマー混合物Aが90〜100重量%のプロピレン単位
    を有し、130℃以上の融点及び0.3〜15g/10
    分のメルトフローインデックスを有する請求項1〜10
    のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 プロピレンポリマー又はプロピレンポ
    リマー混合物Aが150,000〜400,000の範
    囲内の平均分子量Mwと、2〜15の範囲内のMw/Mn
    とを有する請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 プロピレンポリマー又はプロピレンポ
    リマー混合物Aが過酸化物によって分解し、分解係数(d
    egradation factor)が3〜15である請求項1〜12の
    いずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 プロピレンポリマー又はプロピレンポ
    リマー混合物Aに中和剤若しくは安定剤又は中和剤と安
    定剤を添加する請求項1〜13のいずれかに記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 プロピレンポリマーBとAとの融点が
    相互から15℃以下、好ましくは10℃以下異なる請求
    項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 プロピレンポリマー又はプロピレンポ
    リマー混合物Aのメルトフローインデックスが、プロピ
    レンポリマーBのメルトフローインデックスの3倍以下
    である請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 ポリプロピレンフィルムが更なる層を
    有する請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 工程(3)において切断されるエッジ
    部分が製造中に300mm、好ましくは100〜200
    mmである請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 エッジが横断方向において本質的に配
    向しない請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 エッジが20〜100μm厚さ、好ま
    しくは20〜50μm厚さである請求項1〜19のいず
    れかに記載の方法。
  21. 【請求項21】 切断されるエッジが少なくとも30重
    量%、好ましくは50〜100重量%のプロピレンポリ
    マー又はプロピレンポリマー混合物Aを含む請求項1〜
    20のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 ポリマー溶融物を90゜回転する同時
    押出ダイによって供給する請求項1〜21のいずれかに
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 ポリマー溶融物Bをアイレットダイに
    通して供給し、ポリマー溶融物又はプロピレンポリマー
    混合物Aを横方向から注入する請求項1〜22のいずれ
    かに記載の方法。
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