JPH08336663A - 遊技店における遊技装置システム - Google Patents

遊技店における遊技装置システム

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Publication number
JPH08336663A
JPH08336663A JP16934995A JP16934995A JPH08336663A JP H08336663 A JPH08336663 A JP H08336663A JP 16934995 A JP16934995 A JP 16934995A JP 16934995 A JP16934995 A JP 16934995A JP H08336663 A JPH08336663 A JP H08336663A
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JP
Japan
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seat body
game
game state
specific game
seat
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Application number
JP16934995A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Naruse
建彦 成瀬
Tatsu Kabayama
達 樺山
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PLANDO KK
Original Assignee
PLANDO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常時、各種ランプ等が点灯点滅すると共に遊
技機の効果音や店内放送が行われている遊技店におい
て、遊技中の遊技者が、当該遊技機の遊技進行状況の目
安となる特定遊技状態になったことを明瞭に認識できる
ようにする。 【構成】 遊技機1の特定遊技状態検出手段3が特定遊
技状態を検出することで送出される測定遊技状態検出信
号は、特定遊技状態検出信号線10を介して座席2の座
体移動制御手段8に供給され、該信合を受けた座体移動
制御手段8により動作制御される駆動源6の駆動力を駆
動力伝達機構7を介して座体支持柱5に伝達し、座体支
持柱5に支持されている座体4を所定の態様で移動させ
ることにより、当該遊技機1で特定遊技状態が発生した
ことを遊技者に体感させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の遊技内容に沿っ
た遊技を行う遊技機と該遊技機で遊技を行う際に遊技者
が使用する座席とを含む遊技店における遊技装置システ
ムであり、より詳しくは、多数の遊技機が設置された遊
技店で各遊技機における遊技進行状態等を遊技者に報知
する遊技進行情報報知技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機,パチスロ機,テレビゲーム
機等の遊技機が多数設置される遊技店においては、これ
ら遊技機で遊技を行う遊技者の多種多様の要望に添うよ
う、種々の遊技内容の遊技機を多数取り揃えて営業を行
っている。このようなことから、各遊技店内には、諸々
の遊技内容の遊技機が設置されることとなり、各遊技機
毎に異なる遊技進行状況を当該遊技機で遊技を行う遊技
者が認識し易いように、種々の表示ランプやスピーカ等
を用いて、発光表示や音声出力による遊技状態の報知を
行うような配慮が為されている。
【0003】特に、近来の遊技機は、所定条件の達成に
基づいて異なる遊技状態へ移行する複雑な遊技内容の遊
技機が好まれる傾向にあり、斯かる複雑な遊技内容の遊
技機で遊技を行う場合、遊技に不慣れな遊技者にとって
は、自らが行っている遊技の進行状況(例えば遊技状態
の移行状況)などが分かり難く、遊技内容に沿った遊技
を十分に楽しめないこともあるので、遊技進行状況等を
細かく且つ分かり易く遊技者に視覚的・聴覚的に報知し
て、遊技に不慣れな遊技者に対しても十分な遊技上の興
趣を与えられるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
長時間に亘って遊技を継続している遊技者は視覚的な疲
労が高まっているため、頻繁に点灯・点滅を繰り返して
いる表示ランプの動作状態のみから、当該遊技機の遊技
状態を的確に把握することは容易でない。また、遊技店
においては、店内スピーカによる店内放送が行われてい
ると共に、近隣の遊技機からも種々の音声が比較的高い
音量で出力されているために、当該遊技機のスピーカか
ら出力されている効果音によって遊技進行状況等を遊技
者が明瞭に認識することも困難である。
【0005】そこで、本発明は、当該遊技機における遊
技進行状況等を認識する目安となる特定の遊技状態が発
生したことを、当該遊技機で遊技を行っている遊技者に
対して明瞭に認識させることが可能な遊技装置システム
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る遊技店における遊技装置システムは、
遊技店に設置され、所定の遊技内容に基づいて異なる遊
技状態に移行可能な遊技を行い得る遊技機(1)と、上
記遊技機で遊技を行う遊技者が座するように、各遊技機
毎に設けられる座体(4)と、上記座体の位置を変化さ
せる座体移動手段(9)と、上記遊技機が予め定めた特
定の遊技状態になったことを検出する特定遊技状態検出
手段(3)と、上記特定遊技状態検出手段が特定遊技状
態の発生を検出することを必要条件として、予め定めた
所定の移動態様で座体が移動するように上記座体移動手
段の動作制御を行う座体移動制御手段(8)と、からな
るものとした。
【0007】
【作用】したがって、本発明に係る遊技店における遊技
装置システムによれば、遊技者に報知するべく予め定め
た特定遊技状態になると、該状態の発生を特定遊技状態
検出手段が検出し、この検出出力に基づいて座体移動制
御手段が座体移動装置の動作制御を行うことにより、所
定の移動態様で座体が移動することとなる。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る遊技店における遊技装置
システムの実施例を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0009】図1に示すのは、遊技店に設置されて所定
の遊技内容に基づいて異なる遊技状態に移行可能な遊技
を行い得る遊技機1と、各遊技機1に対応させて設けて
ある座席2とからなる遊技装置システムの第1実施例で
ある。
【0010】遊技機1は、パチンコ機,パチスロ機,テ
レビゲーム機等の種々の遊技内容のものがあり、その遊
技内容に応じて予め設定した特定の遊技状態になったこ
とを検出する特定遊技状態検出手段3を遊技機1内に設
けてある。また、座席2は、当該遊技機1で遊技を行う
遊技者が座するための座体4と、該座体4を支持する座
体支持柱5と、該座体支持柱5を移動させるための駆動
源6の駆動力を伝達する駆動力伝達機構7と、上記駆動
源6の駆動制御を行うことで座体支持柱5の移動制御を
行い、以て座体4を移動制御する座体移動制御手段8
と、を備えるものとしてある。なお、本実施例において
は、座体支持柱5と駆動源6と駆動力伝達機構7が協働
することによって、座体4の位置を変化させる座体移動
手段9として機能する。
【0011】そして、上記遊技機1の特定遊技状態検出
手段3が特定遊技状態の発生を検出することで送出され
る特定遊技状態検出信号は、特定遊技状態検出信号線1
0を介して座体移動制御手段8に供給され、この特定遊
技状態検出信号を受けることを必要条件として、予め定
めた所定の移動態様で座体4が移動するように上記座体
移動手段9の動作制御を座体移動制御手段8が行うので
ある。なお、特定遊技状態検出信号線10を遊技店の床
11に埋設するものとした場合には、清掃作業やメンテ
ナンス作業等の作業効率を高めるべく、座席2を床11
から簡便に取り外せるよう、コネクタ12を介して座体
移動制御手段8と着脱自在に接続できるようにしても良
い。
【0012】なお、特定遊技状態検出信号線10を床1
1内に埋設すると施設工事費等が嵩むので、床上を這わ
せて座席2と接続するようにしても良いが、店内の外観
を損ねるてしまうと共に、遊技者が躓いてコネクタが抜
けてしまったり、信号線を故意に切断するような悪戯を
受ける可能性もあるので、特定遊技状態検出手段3から
座体移動制御手段8への送信を無線通信(赤外線通信
等)で行うようにしてもよい。斯くする場合、遊技者の
姿勢(座り方)によっては信号伝搬路が遮られる可能性
もあるので、送信位置を異ならしめた複数箇所で同時に
データ伝送を行うようにして、送信エラーになることを
極力防止したり、データ送信後に受信完了信号(ACK
信号)が返信されない場合には、データ伝送路が遮られ
ている旨の表示や音声出力を行う等して、遊技者に注意
を促すと共に、データ伝送可能状態になるまで遊技を不
能にするような制御を行っても良い。
【0013】また、上記座体4の移動態様は特に限定さ
れるものではないが、遊技客の遊技継続動作を妨げない
動きであることが望ましい。例えば、数センチ程度の上
下動を行わせたり、横方向に数センチ程度スライド移動
させたり、コマ様の歳差運動をさせたり、或いは振動
(ランダムな微小量の移動変化の繰り返し)を行わせる
等である。そして、これらの移動態様の移動変化量・変
化速度や移動方向等を変化させたり、複数の移動態様を
組み合わせたりすることで、多様な特定遊技状態の発生
を遊技者が容易に識別できるようになる。
【0014】なお、座体4の移動態様によって報知する
特定遊技状態の種類が比較的多い場合、遊技者が体感し
ている移動態様がどの特定遊技状態に対応しているかを
瞬時的に認識できない可能性もあるので、現在の移動態
様がどの特定態様に基づく物であるかを液晶表示器等に
文字表示させたり、スピーカから音声出力させるような
制御を行っても良い。斯くする場合、遊技者が座体4の
移動態様を体感していることから、表示や音声による報
知にも注意が喚起され易く、相乗効果によって特定遊技
状態の発生に対する報知効果を一層高めることができ
る。更に、予め複数種類の移動態様が可能なように座体
移動制御手段8および座体移動手段9を構成した場合、
これら用意された座体4の移動態様の中から遊技者が任
意の移動態様を選択したり、組み合わせたりできるよう
にして、遊技者自身によるカスタマイズが可能なように
しても良い。
【0015】また、座体移動制御手段8が遊技機1や遊
技店内における種々の設備装置から各種必要な情報を受
信するように構成しておき、座体4の移動によって各種
設備装置からの受信情報を遊技者に報知するような機能
を座体移動制御手段8に付加しても良い。例えば、各遊
技店が遊技客へのサービスとして行うサービスタイムの
開始を遊技者に報らせたり、遊技に供し得る遊技媒体の
残量が僅少(所定量以下)になったことを遊技者に報ら
せるようにすると、これらの状態になったことを遊技者
に体感させることが可能となり、遊技者の迅速な対処を
可能とすることができる。
【0016】さらに、座体4を用いた報知内容に予め優
先順位を付けておき、例えば、最優先で遊技客に報らせ
る必要がある状態(火災発生等)が生じた場合には、特
定遊技状態検出手段3が特定遊技状態を検出しても、こ
の特定遊技状態検出信号に基づく座体4の移動制御を行
わせずに、最優先情報に基づく座体4の移動制御を行わ
せるように座体移動制御手段8を構成しても良い。斯く
する場合には、座体移動制御手段8による特定遊技状態
の報知を行うための条件として、特定遊技状態検出手段
3が特定遊技状態の発生を検出するという第1条件と、
最優先情報が発生していないという第2条件とが共に満
たされていることが必要となる。すなわち、座体移動制
御手段8による特定遊技状態の報知制御(座体4の移動
制御)に際して、特定遊技状態の検出に関連した第1条
件は必要条件に過ぎず、他の付加条件が満たされること
で十分条件となるのである。
【0017】また、遊技者に報知する特定遊技状態も遊
技機1の種別や遊技内容に応じて種々想定でき、特に限
定されるものではないが、遊技者にとって有利な遊技展
開を期せる遊技状態(比較的多量の遊技利益を獲得でき
る可能性のある遊技状態)になること、或いはそのよう
な遊技状態に移行する可能性が高まった状態等を座体4
の移動態様によって明瞭に報知すると、遊技者の期待感
を効果的に高めることができる。
【0018】例えば、この特定遊技状態検出手段3によ
って検出する特定遊技状態の具体例をパチンコ機につい
て例示すると、所謂第1種のパチンコ機においては、複
数の識別記号を視認困難な状態で変換表示する補助遊技
の遊技結果として特別賞態様が発生した状態(例えば、
3つの表示図柄が「7」「7」「7」で停止した大当
り)や、当該補助遊技進行中に特別賞態様が形成される
可能性の高い状態(例えば、2つの表示図柄が「7」
「7」で停止し、最後の図柄が未だ変換表示中であるリ
ーチ状態)等が想定できる。
【0019】また、所謂第2種のパチンコ機において
は、打球の入賞状態が遊技者に不利となる不利状態と遊
技者にとって有利となる有利状態とに変換可能な変動入
賞装置を所定条件に基づく有利状態に変換可能な特別遊
技の起生条件(変動入賞装置を比較的短時間1回もしく
は2回有利状態に変換する補助遊技で、変動入賞装置内
に受け入れられた球が特別入賞口に入賞すること)が達
成された状態を特定遊技状態とすることが想定できる。
また、所謂第3種のパチンコ機においては、特定入賞口
への入賞球発生が所定条件に基づく変動入賞装置の有利
状態変換開始条件となる特別遊技状態の起生条件(権利
発生口に球が入賞すること等)が達成された状態を特定
遊技状態とすることが想定できる。
【0020】次に、座体移動制御手段の一具体例とし
て、座体4を上下方向に移動制御する座体昇降制御装置
13について詳述する。
【0021】なお、座体4を昇降させるための座体昇降
手段は、公知既存の技術で如何様にも構成できるが、本
図に示す座体昇降手段においては、例えば三相交流のモ
ータ14の駆動軸に軸着した駆動輪15の回転力を駆動
力伝達ベルト16を介して従動輪17に伝達し、該従動
輪17の回転によりネジ溝を螺設したフィードスクリュ
ー18を回転させ、該フィードスクリュー18のネジ溝
に螺合させた昇降体19に回転止め20,20を施すこ
とで、フィードスクリュー18の回転方向に応じた昇降
体19の上昇制御または下降制御を行い、以て、座体支
持柱5に支持された座体4の昇降動作制御を行うように
してある。無論、油圧シリンダ等(液圧や気圧を用いた
ジャッキ)で座体4を直接昇降させるように構成しても
良い。
【0022】また、本図においては、遊技機1から座体
昇降制御装置13へ特定遊技状態検出信号のみを供給す
るものとせず、例えば、当該遊技店に設置された多数の
遊技機1…を統括的に管理する管理制御装置へ各遊技機
1が送信する情報信号群を座体昇降制御装置13へ供給
し、この多数の遊技情報の中から特定遊技状態の発生に
該当する信号の有無を座体昇降制御装置13側で判定す
るものとしてある。すなわち、遊技機1における各種の
情報送信機能と座体制御装置13における特定遊技状態
判定機能とによって特定遊技状態検出手段を構成するの
である。斯くすれば、特定遊技状態のみを検出して信号
を送信する機能を各遊技機1に予め設けておく必要がな
いと共に、遊技機1が送信する情報信号に含まれる遊技
状態の全てを特定遊技状態の設定対象とすることがで
き、汎用性も高まる。
【0023】そこで、遊技機1から送信される情報信号
は、座体昇降制御装置13の遊技状態判定手段21に先
ず供給されるものとしてあり、予め設定された特定遊技
状態に該当する遊技状態が発生していれば、特定遊技状
態を検出した旨の信号を昇降制御手段22に送信する。
該信合を受けた昇降制御手段は、特定遊技状態の発生に
伴う座体4の昇降動作態様を記憶する動作態様記憶手段
23から動作態様を読み出し、この動作態様に応じた座
体4の昇降制御を行えるように、モータ駆動手段24に
対する動作指令(例えば、正転・逆転や回転速度の動作
指令)を行うのである。なお、遊技機1から特定遊技状
態検出信号を直接入力させるように構成する場合には、
該信号の入力に基づいて昇降制御手段22が機能するよ
うにすればよい。
【0024】また、本図に示す座体昇降制御装置13に
おいては、予め複数の特定遊技状態を設定しておき、各
特定遊技状態毎に座体4の動作態様を異ならせるものと
してある。例えば、上記した第1種パチンコ機における
リーチ状態を第1特定遊技状態、このリーチ状態を経て
生じた特別遊技状態を第2特定遊技状態とし、動作態様
記憶手段23は、第1特定遊技状態の発生に基づいて座
体4を通常の第1位置から所定高さの第2位置まで上昇
させると共に、第2特定遊技状態の発生に基づいて座体
4を第2位置から所定高さの第3位置まで上昇させるの
である。
【0025】なお、本図に示す座席2には、座体4が上
記した第1〜第3位置に到達したことを検出するため
に、小型センサ(例えば接触式のマイクロスイッチや非
接触式の光センサ等)よりなる第1位置センサ25a,
第2位置センサ25b,第3位置センサ25cを設ける
ものとしてあり、これら第1〜第3位置センサ25a〜
25cからの検出出力に基づいて、昇降制御手段22が
モータ駆動手段24に対する動作指令を行うものとして
ある。
【0026】これら第1〜第3位置センサ25a〜25
cの配設間隔(第1,第2特定遊技状態の発生に基づく
座体4の移動量)は特に限定されるものではないが、打
球の発射制御を行うための操作ハンドルを遊技者が握っ
た状態で遊技を行うパチンコ機においては、著しい座体
4の移動変化は遊技を困難にするので、そのような不都
合の生じない高さ(例えば50〜60mm程度)に昇降
範囲を限定することが望ましい。また、座体4を2段階
で昇降させるものに限らず、4個以上の位置センサを設
けて一層細かく上下動させるようにても良いし、下位置
と上位置の2段階上下動でも良い。
【0027】上記のようにして、第1特定遊技状態の発
生に基づく座体4の第2位置への上昇制御を行った後、
第1特定遊技状態が終了(例えば、最後の変換図柄が停
止して、大当り若しくは外れが決定)する迄の間におけ
る動作態様も予め動作態様記憶手段23に記憶させてあ
るものとし、そのまま座体4を第1位置に保持したり、
第1位置と第2位置との間を3〜6回程度往復動作させ
て座体4をメリーゴーランドのように上下動させたりす
る。また、第2特定遊技状態が終了するまでの動作態様
も随意に設定しても良いが、遊技者の遊技意欲が高まる
特別遊技中においては、遊技者の気を散らさないよう配
慮することが望ましいので、第2特定遊技状態が発生し
て特別遊技が開始されるまでのウエイトタイム(3〜5
秒程度)中に、座体4を第3位置から第1位置(通常位
置)まで下降させるような動作態様として、座体4を通
常位置に復帰させた後に特別遊技が開始されるようにし
ても良い。
【0028】また、特別遊技状態の検出に伴って座体4
の昇降動作を行うことにより、特定遊技状態が発生した
遊技機1の近辺で遊技を行っている遊技客や当該遊技店
の遊技店員も特定遊技状態が発生したことを認識できる
ので、特別遊技の発生等の遊技利益獲得に大きく関与す
る遊技状態を特定遊技状態と設定した場合には、当該遊
技機1における特別遊技状態の発生等が他の遊技客に対
する刺激となって、遊技意欲を効果的に惹起できると共
に、特別遊技状態の発生に伴う遊技店サービスの提供
(例えば、球貯留箱の貸与)や処理作業(例えば、大当
り表示プレートの取付)を迅速に店員が行える。
【0029】さらに、座体4の昇降動作と併せて、座席
2の適所(例えば、比較的視認効果の高い背もたれの背
面部)に設けた表示ランプ26等の表示手段を用いた視
覚的報知を行うものとすれば、近隣の遊技客や遊技店員
に対して一層効果的な報知を行うことができる。斯くす
る場合には、座体昇降制御装置13に表示制御手段27
を設けておき(図2中、破線で示す)、遊技状態判定手
段21による特定遊技状態判定指令に基づいて動作態様
記憶手段23から表示動作態様を読み出し、第1〜第3
位置センサ25a〜25cの検出出力に基づくタイミン
グで、座体4の昇降タイミングとシンクロした所定の表
示動作を行わせるようにすれば良い。また、座体4の昇
降動作とシンクロしない独立した表示動作を行わせるよ
うにても良いし、複数の表示ランプを設けて視覚的効果
の高い表示態様(例えば、列設した複数の表示ランプを
移動点滅させる等)を演出するようにしても良い。
【0030】このように、座席2が座体4の移動機能の
他に、表示機能や音声出力機能等を備える場合には、こ
れらの付加機能に応じた動作態様を適宜変更できること
が望ましい。そこで、動作態様記憶手段23を、記憶内
容の書き換えが可能なフラッシュメモリや交換自在なメ
モリカード等で構成するようにしても良い。同様に、遊
技機1の種別や遊技内容に応じて特定遊技状態も種々変
化するので、比較的短期間で入れ替えが行われるパチン
コ機等においては、入れ替え後における特定遊技状態の
設定変更等を簡便に行えることが望ましいので、例えば
特定遊技状態設定操作手段28を座体昇降制御装置13
に設けておき(図2中、破線で示す)、この特定遊技状
態設定操作手段を遊技店の店員等が操作することで、遊
技機1から送信される遊技状態の中から随意の遊技状態
を特定遊技状態として設定できるようにしても良い。
【0031】なお、座体4の移動状態を体感可能な範囲
の上昇量や下降量であれば、昇降量がある程度変化して
も支障無いので、第1〜第3位置センサ25a〜25c
等を設けて座体4の上昇・下降位置を厳密に制御せず
に、駆動源としてのモータ14の駆動時間によって座体
4の上昇や下降を制御するようにしても良い。また、当
該遊技機1で遊技を行う遊技者の好みに応じて昇降量を
可変設定できるようにしても良い。さらに、遊技者によ
る座体4の初期位置調整(第1位置を高くしたり低くし
たりする調整)を可能とした場合には、遊技者の身長等
に応じた座席2の高さ調整を行うことができ、遊技者の
便に供し得る。
【0032】上記した遊技装置システムの構成例におい
ては、特定遊技状態判定機能や座体移動態様の記憶機能
を座席2側に設けるものとしたが、遊技機1側に設ける
ものとしても良く、例えば、各遊技機1の種別や遊技内
容に応じた固有の特定遊技状態を予め遊技機メーカーで
設定し、特定遊技状態の検出に基づいて、特定遊技状態
検出信号と特定遊技状態検出時における座体等の動作態
様とを遊技機1が座席2側の座体移動制御手段へ送出す
るようにしておけば、固定的に設置されている座席2側
の設定を変更することなく、新規な遊技機1に対応した
遊技装置システムに変更することが可能となり、新台入
れ替え等に伴う遊技店側の負担を軽減することができ
る。
【0033】次に、図3に基づいて、本発明に係る遊技
装置システムの第2実施例を説明する。なお、図3に示
す遊技装置システムにおいては、多数の遊技機1…が島
様に列設された島設備29を多数備える遊技店における
もので、斯かる遊技店は、これら遊技機群から種々の情
報を収集したり、島設備29に対する遊技媒体の補給制
御や各遊技機1…の動作制御を統括的に行う管理制御装
置30を備えている。また、この第2実施例において
も、上記第1実施例と同様に、各遊技機1…に対応して
座席2…を設けてあると共に、これら遊技機1…および
座席2…を管理制御装置30と機能的に接続すること
で、各種データや制御指令の送受信を適宜に行えるよう
にしてある。
【0034】各遊技機1…の遊技制御を統括的に行う遊
技制御装置31…は、遊技情報送信信号線32…を介し
て、各遊技機1の遊技情報を管理制御装置30へ送信
し、この遊技情報に基づいて管理制御装置30が特定遊
技状態の発生を検出すると、特定遊技状態検出信号線1
0′…を介して、各座席2…に設けた座体移動制御手段
8へ特定遊技状態検出信号を送信し、該特定遊技状態検
出信号に基づく特定遊技状態に応じた動作態様で座体2
が移動するように、座体移動制御手段8′が駆動源6′
の動作制御を行うのである。なお、駆動源6′の駆動力
は、適宜な駆動力伝達手段(図示省略)を介する等し
て、座体2に所定の移動態様を生ぜしめるべく作用する
ようにしてある。
【0035】各遊技機1…の遊技制御装置31…から送
信される遊技情報は、管理制御装置30の遊技情報収集
手段33によって各遊技機1毎に個別に収集され、適宜
に加工処理されるものとしてあり、これらの収集・加工
した遊技情報は、当該遊技店における営業方針の決定等
に用いられるものである。そして、収集した遊技情報中
に特定遊技状態の発生に該当する情報が含まれているこ
とを特定遊技状態検出手段34が検出すると、送信手段
35を介して該当する座席2の座体移動制御手段8′へ
特定遊技状態検出信号を送信するのである。斯くして、
特定遊技状態検出信号を受けた座体移動制御手段8′に
よる座体4の移動制御が実行されることとなる。
【0036】なお、本実施例においては、座席2の座体
移動制御手段に座体移動制御機能と動作態様記憶機能を
設けるものとしたが、これらの機能については、管理制
御装置30に設けるようにしても良い。例えば、特定遊
技状態検出手段34が特定遊技状態を検出することに基
づき、移動制御手段36(図3中、破線で示す)が、特
定遊技状態の発生した遊技機1の種別や遊技内容に応じ
て動作態様記憶手段37(図3中、破線で示す)から座
体4の移動態様を読み出し、この動作態様を行うような
移動制御指令を座席2…に対して行うのである。
【0037】斯くする場合、座席2側には、座体移動制
御手段8′に代えて、座体4の位置センサのセンサ出力
に応じて駆動源6′のオン・オフ等を行う駆動源制御機
能を設けておくだけで良いので、新台の入れ替え等に伴
う特定遊技状態の変更や該状態の発生時における動作態
様の変更等が必要になっても、管理制御装置30の設定
変更のみで、これらの設定変更処理に対処することが可
能となり、各遊技機1…や各座席2…を回って逐一設定
変更を行うといった煩雑な作業を要しないので、遊技店
における作業効率を高めることに寄与できる。
【0038】同様に、各座席2…に設けたその他の付加
機能の制御(表示制御や音声出力制御等)も管理制御装
置30から直接行えるようにしても良い。例えば、各座
席2…を電気的な駆動源によって収納可能な構成(背も
たれ部分が座面上へ折り込まれる等)とした場合、当該
遊技店の閉店時に一括して座席の収納制御を管理制御装
置30から行うようにすれば、閉店後の清掃作業等の効
率化を期せる。
【0039】また、本実施例に示したように、遊技情報
の送信や指令信号の送信等を、各遊技機1…と管理制御
装置30もしくは各座席2…と管理制御装置30で個別
に行う場合に限らず、島設備29を単位として管理制御
装置30と送受信する等、中継手段を介して行うように
しても良い。また、比較的伝送容量の高いバスラインを
介して、各遊技機1…と各座席2…と管理制御装置30
とを接続し、各遊技機1…や座席2…に固有のIDを予
め設定することにより、共通バスを介して遊技情報の個
別収集や個別制御指令を行えるようにしても良い。ま
た、遊技店の床11に遊技情報送信信号線32…を埋設
せずに、遊技店の上部空間を利用した無線通信(ディジ
タル光通信等)を行うようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
店における遊技装置システムによれば、遊技者に報知す
るべく予め定めた特定遊技状態になると、該状態の発生
を特定遊技状態検出手段が検出し、この検出出力に基づ
いて座体移動制御手段が座体移動装置の動作制御を行う
ことにより、所定の移動態様で座体が移動することとな
るので、遊技者は、当該遊技機が特定遊技状態になった
ことを座体の移動態様によって体感することができる。
【0041】従って、種々の音声が雑多に混在している
遊技店内で、視覚的疲労が高まり視覚的報知に対する認
識力が低下している遊技者に対しても、特定遊技状態の
発生を効果的に報らせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技装置システムの第1実施例を
示すシステム構成図である。
【図2】座体移動制御装置の一例たる座体昇降制御装置
の機能ブロック図である。
【図3】本発明に係る遊技装置システムの第2実施例を
示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 遊技機 3 特定遊技状態検出手段 4 座体 8 座体移動制御手段 9 座体移動手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店に設置され、所定の遊技内容に基
    づいて異なる遊技状態に移行可能な遊技を行い得る遊技
    機と、 上記遊技機で遊技を行う遊技者が座するように、各遊技
    機毎に設けられる座体と、 上記座体の位置を移動変化させる座体移動手段と、 上記遊技機が予め定めた特定の遊技状態になったことを
    検出する特定遊技状態検出手段と、 上記特定遊技状態検出手段が特定遊技状態の発生を検出
    することを必要条件として、予め定めた所定の移動態様
    で座体が移動するように上記座体移動手段の動作制御を
    行う座体移動制御手段と、 からなることを特徴とする遊技店における遊技装置シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記座体移動手段は、座体を上下方向に
    移動させる昇降装置としたことを特徴とする請求項1に
    記載の遊技店における遊技装置システム。
  3. 【請求項3】 上記特定遊技状態検出手段は、通常の遊
    技状態から第1特定遊技状態の発生および終了を検出可
    能であり、上記座体移動制御手段は、第1特定遊技状態
    の発生に基づいて座体を通常位置から所定高さまで上昇
    させると共に、第1特定遊技状態の終了に基づいて座体
    を通常位置に復帰させるように座体移動手段の動作制御
    を行うようにしたことを特徴とする請求項2に記載の遊
    技店における遊技装置システム。
  4. 【請求項4】 上記座体移動制御手段は、第1特定遊技
    状態が終了するまで座体を所定高さに保持するように、
    座体移動手段を制御するようにしたことを特徴とする請
    求項3に記載の遊技店における遊技装置システム。
  5. 【請求項5】 上記座体移動制御手段は、第1特定遊技
    状態が終了するまで座体の昇降動作を継続するように、
    座体移動手段を制御するようにしたことを特徴とする請
    求項3に記載の遊技店における遊技装置システム。
  6. 【請求項6】 上記特定遊技状態検出手段は、所定条件
    の達成に基づいて第1特定遊技状態から移行する第2特
    定遊技状態の発生を検出可能であり、上記座体移動制御
    手段は、特定遊技状態検出手段が第2特定遊技状態の発
    生を検出した場合には、第1特定遊技状態中における座
    体の移動態様とは異なる移動態様を生ぜしめるように、
    座体移動手段の動作制御を行うようにしたことを特徴と
    する請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の遊技店に
    おける遊技装置システム。
  7. 【請求項7】 上記特定遊技状態検出手段は、特2特定
    遊技状態の発生に関連させて座体を更に上昇させた後、
    通常位置まで下降するように、座体移動手段の動作制御
    を行うようにしたことを特徴とする請求項6に記載の遊
    技店における遊技装置システム。
  8. 【請求項8】 上記座体移動制御手段は、各座体移動手
    段に対応させて設けるようにしたことを特徴とする請求
    項1〜請求項7の何れか1項に記載の遊技店における遊
    技装置システム。
  9. 【請求項9】 上記座体移動制御手段は、当該遊技店に
    おける遊技機群を統括的に制御可能な中央管理制御装置
    に設け、中央管理制御装置が各座体移動装置の動作制御
    を統括的に行うようにしたことを特徴とする請求項1〜
    請求項7の何れか1項に記載の遊技店における遊技装置
    システム。
  10. 【請求項10】 上記座体移動制御手段による座体の移
    動制御動作と関連させて、予め定めた所定の態様で発光
    源の発光制御を行う表示制御手段を備えることを特徴と
    する請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の遊技店に
    おける遊技装置システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003311010A (ja) * 2002-04-24 2003-11-05 Mataharii:Kk 遊技機用振動装置
US6880825B2 (en) * 2002-09-16 2005-04-19 Atlantic City Coin & Slot Service Company, Inc. Gaming device base
JP2016000216A (ja) * 2011-06-10 2016-01-07 株式会社エース電研 遊技機設置枠

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