JPH08334A - ハンドル付きケース - Google Patents

ハンドル付きケース

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Publication number
JPH08334A
JPH08334A JP6134044A JP13404494A JPH08334A JP H08334 A JPH08334 A JP H08334A JP 6134044 A JP6134044 A JP 6134044A JP 13404494 A JP13404494 A JP 13404494A JP H08334 A JPH08334 A JP H08334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
handle
case
engaging
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6134044A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kasahara
昌彦 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIRISU OOYAMA KK
AIRISU OYAMA KK
Original Assignee
AIRISU OOYAMA KK
AIRISU OYAMA KK
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Publication date
Application filed by AIRISU OOYAMA KK, AIRISU OYAMA KK filed Critical AIRISU OOYAMA KK
Priority to JP6134044A priority Critical patent/JPH08334A/ja
Publication of JPH08334A publication Critical patent/JPH08334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、重量物を収容した状態でハンドル
7,8をもって運搬する場合であっても、第1容器体3
と第2容器体5との間に隙間Dが生じることを防止する
ハンドル付きケースを提供することを目的とする。 【構成】 第1開口部2を備えた第1容器体3を設け、
第1開口部2に対峙する第2開口部4を備えた第2容器
体5を設け、第1容器体3と第2容器体5との一側をヒ
ンジ部により連結し、一側以外の他側に閉鎖状態で固定
する固定手段6を設け、第1容器体の一側以外の他側に
運搬用のハンドル7を設け、第1容器体3の内側に係合
片13の基端を設け、係合片13の先端を第2容器体5
の内側に延長し、係合片13の先端にハンドル7を持ち
上げない状態では他に干渉しない第1係合部11を上向
きに形成し、第2容器体の内側にハンドル7持ち上げ状
態で第1係合部11に下向きで係合する第2係合部12
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば旅行用のスーツ
ケースに係り、特にハンドルにより持ち上げ運搬する場
合に、開閉部に隙間が発生するのを防止するハンドル付
きケースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なハンドル付きケースとしての旅
行用のスーツケースは図4〜図6に示すように構成され
ている。スーツケース1は、衣類等旅行用品を収容する
ための第1開口部2を備えた第1容器体3を備え、スー
ツケース1の一方を構成している。
【0003】また、第1開口部2の輪郭に対応して形成
された第2開口部4を備えて、スーツケース1の他方を
形成する第2容器体5を備えている。
【0004】そして、スーツケース1は第1容器体3と
第2容器体5の一側を開閉自在に連結する図示しないヒ
ンジ部が設けられている。
【0005】また、第1容器体3と第2容器体5の一側
以外の他側に設けられ閉鎖状態で固定する固定手段とし
ての鍵付きのバックル6が設けられている。ここで、一
側以外の他側とは、ヒンジ部が設けられた辺以外の部分
であり、図4中に示す矩形状のスーツケース1にあって
は上面A、開放端面Bおよび下面Cの各部分である。そ
して、鍵つきのバックル6は、開放端面Bに2つ設けら
れている。
【0006】スーツケース1は2つの運搬用ハンドル
7,8を備えている。これらの運搬用ハンドル7,8は
第1容器体3の上面Aおよび開放端面Bのほぼ中央に位
置して第1開口部2の近傍に設けられている。
【0007】これらの運搬用ハンドル7,8は、コ字状
に形成されており、端部がスーツケース1側に起き倒れ
自在に枢支されている。
【0008】また、第1開口部2の縁部には、第2開口
部4の内側に延長された、閉鎖リブ9が設けられてい
る。この閉鎖リブ9は、スーツケース1の閉鎖状態での
収納の信頼性を高めるために設けられたものであり、本
体の多少の変形があっても、不用意に収納物品が外部に
出ないように準備されているものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成されたハンドル付きケースとしてのスーツケ
ース1は、許容を越える重量物を収容した場合に、ハン
ドル7により持ち上げると、図6に示すように、第1容
器体3と第2容器体5との間に隙間Dが開いてしまうと
いう欠点があった。
【0010】本発明は前記課題に着目してなされたもの
であり、重量物を収容した状態でハンドル7,8をもっ
て運搬する場合であっても、第1容器体3と第2容器体
5との間に隙間Dが生じることを防止するハンドル付き
ケースを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1開口部を
備えた第1容器体を設け、第1開口部に対峙する第2開
口を備えた第2容器体を設け、第1容器体と第2容器体
との一側をヒンジ部により連結し、一側以外の他側に閉
鎖状態で固定する固定手段を設け、第1容器体の一側以
外の他側に運搬用のハンドルを設け、第1容器体の内側
に係合片の基端を設け、係合片の先端を第2容器体の内
側に延長し、係合片の先端にハンドルを持ち上げない状
態では他に干渉しない第1係合部を上向きに形成し、第
2容器体の内側にハンドル持ち上げ状態で第1係合部に
下向きで係合する第2係合部を設けたハンドル付きケー
スにある。
【0012】
【作用】ハンドルを持ち上げない状態では、係合片は他
に干渉しないので、第1容器体と第2容器体の開閉を行
うことができる。ハンドルを持ち上げる状態では、第1
容器体の縁部が上方に引き上げられ、第1係合部が第2
係合部に係合し、第1容器体と第2容器体とをより強固
に閉鎖する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する
が、ハンドル付きケースとしてのスーツケース1の基本
的構成は図4に示されるものと同様なので、説明の重複
をさけ、要部についてのみ図1〜図4を参照して説明す
る。
【0014】スーツケース1は、第1容器体3を備えて
おり、第1容器体3は収容物を収容するための第1開口
部2を備えている。また、第1容器体3に対峙して設け
られた第2容器体5には第1開口部2の輪郭に対応して
形成され、収容物を収容する第2開口部4が形成されて
いる。
【0015】そして、第1容器体3と第2容器体5の一
側には図示しないヒンジ部が設けられて、両者を互いに
開閉自在に連結している。このヒンジ部は、第1容器体
3と第2容器体5の連結部分に沿って、交互に複数配設
されたヒンジ管部と、これらのヒンジ管部に挿通された
金属軸とにより構成されている。なお、ヒンジ部の構造
は特に限定されず、第1容器体3および第2容器体5を
合成樹脂により一体に成形して、ヒンジ部で一体となっ
ているもの等でもよい。
【0016】また、第1容器体3と第2容器体5の一側
以外の他側には固定手段としての、鍵付きのバックル6
が設けられている。
【0017】ここで、他側とは、ヒンジ部が設けられた
一側以外の側部であり、図4に示される上面A、開放端
面Bおよび下面Cである。そして、鍵付きのバックル6
は図において開放端面Bの上下に配設されている。な
お、バックル6は上面Aや下面Cに追加して設けること
ができる。
【0018】そして、第1容器3の一側以外の他側には
運搬用ハンドル7,8が設けられている。第1のハンド
ル7は上面Aの中央部に設けられている。また、第2の
ハンドル8は開放端面Bの中央部に、2つの鍵付きバッ
クル6の間に位置して設けられている。
【0019】このように構成されたスーツケース1は下
面Cに複数のキャスター10が設けられて、重量物を入
れての運搬を容易にしている。
【0020】本実施例におけるスーツケース1は、第1
のハンドル7が設けられた部分に図1〜図3に示される
ような、第1係合部11と第2係合部12とからなる係
合手段が設けられている。
【0021】第1係合部11は、係合片13の先端に設
けられている。係合片13は基端が第1容器体3の第1
開口部2の内側に一体に設けられ、コ字状のハンドルの
7の端部間に位置されている。そして、係合片13の先
端は第2容器体5の内側に延長されている。
【0022】係合片13の先端には上向きに突出した前
記第1係合部11としての係合凸部11が形成されてお
り、この係合凸部11は、ハンドル7を持ち上げない状
態では他に干渉しないように構成されている。つまり、
図1および図2に示されるように、開閉する場合等に、
第2容器体5の内壁に干渉しない。
【0023】また、第2容器体5の内側には、閉鎖した
状態で、係合凸部11に対向する壁面に第2係合部12
としての係合凹部12が形成されている。この係合凹部
12は下向きに開口しており、第1係合部11としての
係合凸部11と嵌合する形状となっている。
【0024】なお、第1係合部11および第2係合部1
2が設けられる部分は第1ハンドル7に限定されず、第
2ハンドル8であってもよい。また両者に設けることも
できる。
【0025】以上のように構成された、スーツケース1
は、通常の閉鎖状態では図1に示すごとく第1係合部1
1と第2係合部12は非嵌合状態である。つまり、図2
のように第1容器体3と第2容器体5を容易に開閉する
ことができる。
【0026】そして、ハンドル7を持って運搬する場合
には、図3に示されるように、第1係合部11としての
係合凸部11が、第2係合部12としての係合凹部12
に係合して、容器体3,5の間に隙間を生ずるのを防止
できる。
【0027】ここで、第1係合部11と第2係合部12
とが係合する状態について説明すれば、図3においてハ
ンドル7を矢印方向に引き上げることで、第1容器体3
の第1開口部2が上方に引き上げられて変形する。この
変形に引きずられるように第1係合部11が上方に移動
して、第2係合部12に係合する。この係合により、第
1容器体3と第2容器体5の間に隙間が生じるのを防止
できる。
【0028】なお、本実施例では、前記第1係合部11
は係合凸部11であり、第2係合部12は係合凹部12
であったが、これに限定されず、第1係合部を上向きに
開口する係合凹部とし、第2係合部12を下向きに突出
する係合凸部とすることでも同様の効果を得ることがで
きる。
【0029】なお、第1係合部11および第2係合部1
2は、第1容器体3および第2容器体5にそれぞれ一体
に形成されたものであるが、これに限定されない。
【0030】例えば、第2係合部12を、金属製の別部
品として形成し、別体部品として、第2容器体5の内側
から、もしくは外側から貫通して取り付けることで形成
してもよい。このように別部品として取り付けること
で、係合の強度を向上し、第2容器体5の成形工程を容
易にすることができる。
【0031】
【発明の効果】第1係合部および第2係合部を設けるこ
とにより、ハンドルを持って運送する場合には、第1係
合部が第2係合部に係合して、第1容器体と第2容器体
との間に不用意に隙間が生じることを防止することがで
きる。これにより、使用者が運搬する場合にケース本体
に高い剛性感を感じとることができ、高品質感を与える
ハンドル付きケースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるハンドル付きケースの要部を示
す断面図である。
【図2】本発明におけるハンドル付きケースの要部を示
す断面図である。
【図3】本発明におけるハンドル付きケースの要部を示
す断面図である。
【図4】本発明および従来のハンドル付きケースを示す
斜視図である。
【図5】図4のE−E線部分の断面図である。
【図6】図4のE−E線部分において、ハンドルを持ち
上げた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スーツケース 2 第1開口部 3 第1容器体 4 第2開口部 5 第2容器体 6 バックル(固定手段) 7 運搬用ハンドル 11 係合凸部(第1係合部) 12 係合凹部(第2係合部) 13 係合片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納物を収容するための第1開口部を備え
    てケース本体の一方を形成する第1容器体と、第1開口
    部の輪郭に対応し、収納物を収容する第2開口部を備え
    てケース本体の他方を形成する第2容器体と、第1容器
    体と第2容器体の一側を開閉自在に連結するヒンジ部
    と、第1容器体と第2容器体の一側以外の他側に設けら
    れ閉鎖状態で固定する固定手段と、第1容器体の一側以
    外の他側に設けられた運搬用のハンドルと、を備えたハ
    ンドル付きケースにおいて、第1容器体の第1開口部の
    内側に基端が設けられ、ハンドルの近傍に位置して先端
    が第2容器体の内側に延長された係合片と、係合片の先
    端に上向きに形成され、ハンドルを持ち上げない状態で
    は他に干渉しない第1係合部と、第2容器体の内側に形
    成されて、ハンドル持ち上げ状態で第1係合部に下向き
    で係合しケース本体の開放を阻止する第2係合部と、を
    備えたことを特徴とするハンドル付きケース。
JP6134044A 1994-06-16 1994-06-16 ハンドル付きケース Pending JPH08334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6134044A JPH08334A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 ハンドル付きケース

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JP6134044A JPH08334A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 ハンドル付きケース

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JPH08334A true JPH08334A (ja) 1996-01-09

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ID=15119060

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JP6134044A Pending JPH08334A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 ハンドル付きケース

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JP (1) JPH08334A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014194562A1 (zh) * 2013-06-07 2014-12-11 Ke Huizi 一种可放置平板电脑的旅行箱
CN105495949A (zh) * 2016-02-03 2016-04-20 上海顶新箱包有限公司 一种箱包把手
JP2022089729A (ja) * 2020-12-04 2022-06-16 永湖複合材料有限公司 複合材料でフレームと一体成型された旅行かばんおよびその製造方法

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