JPH08334276A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

Info

Publication number
JPH08334276A
JPH08334276A JP7265248A JP26524895A JPH08334276A JP H08334276 A JPH08334276 A JP H08334276A JP 7265248 A JP7265248 A JP 7265248A JP 26524895 A JP26524895 A JP 26524895A JP H08334276 A JPH08334276 A JP H08334276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concentrated solution
temperature
temperature regenerator
absorber
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7265248A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3180112B2 (ja
Inventor
Yasumichi Makino
安倫 牧野
Kenji Onishi
健二 大西
Atsushi Miyazaki
敦 宮崎
Shinji Tonmiya
伸二 頓宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP26524895A priority Critical patent/JP3180112B2/ja
Publication of JPH08334276A publication Critical patent/JPH08334276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3180112B2 publication Critical patent/JP3180112B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房初期運転を良好に実行することができる
とともに、吸収冷凍機を構成する各構成機器の配置の自
由度が高い吸収冷凍機を提供する。 【構成】 本吸収冷凍機は、低温再生器3で生じた濃溶
液を吸収器6の上部に導く濃溶液管を構成する濃溶液降
り管12及び濃溶液昇り管13と、これら濃溶液管にお
ける流路と吸収器6における下方部位との導通させる管
であって、その一端を濃溶液降り管12の管路途中に接
続され他端を吸収器6の下方部位に接続されているバイ
パス管15と、このバイパス管15の流路を開閉する濃
溶液バイパス弁10とを有している。 【効果】 吸収冷凍機を容易に小型化することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷房運転を良好に実行
することができる吸収式冷凍機に関し、特に、吸収式冷
凍機における各構成機器の配置の自由度を高めることが
できる吸収式冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】このような従来の吸収式冷凍機には、例
えば、図6に示すものがある。この種の吸収式冷凍機
は、高温の熱エネルギーを直接消費することによって冷
凍作用等を行わせている。ここで、図6に示す従来の吸
収式冷凍機の動作について、以下に述べる。
【0003】まず、吸収器6の稀溶液は、溶液ポンプ7
によって加圧されて、低温熱交換器8及び高温熱交換器
9で熱交換した後に高温再生器1に供給される。高温再
生器1においてバーナー(図示せず)により加熱された
溶液は分離器2に入り、分離器2において冷媒蒸気と中
間濃溶液とに分離される。
【0004】分離器2で分離された中間濃溶液は、高温
熱交換器9で稀溶液と熱交換した後、低温再生器3でさ
らに加熱されて濃溶液となり、低温熱交換器8を経由し
て吸収器6の上部に配置された濃溶液入口部に供給され
る。この濃溶液入口部に供給された濃溶液は、吸収器6
内に配置された冷却管に分配滴下される。この濃溶液
は、その冷却管の表面を流下しながら冷媒蒸気を吸収す
る。このとき発生する吸収熱は、その冷却管を流れる冷
却水により除去される。
【0005】また、分離器2で発生した冷媒蒸気は、低
温再生器3に導かれ、ここで中間濃溶液を再度加熱して
熱交換した後に凝縮器4に導かれる。低温再生器3で中
間濃溶液から発生した蒸気も凝縮器4に導かれる。この
凝縮器4の内部には、冷却管が導入されており、この冷
却管に流れる冷却水と熱交換を行って凝縮熱を放熱する
ことにより、冷媒蒸気が冷却されて凝縮液化される。
【0006】その凝縮器4において液化された冷媒液
は、蒸発器5に導かれる。この冷媒液は、蒸発器内に散
布されて蒸発し、蒸発器内に導入されている冷温水管に
流れる水から熱を奪う。これにより、前記冷温水管から
冷水を得ることができ、この冷水で冷房等を行うことが
できる。
【0007】これらにより、吸収冷凍器の通常の冷房運
転では、高温再生器1、低温再生器3、吸収器6の順で
圧力差が生じて、吸収液が循環している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の吸収式冷凍機では、冷房初期運転においては、低温
再生器と吸収器との間に圧力差が生じないので、吸収液
が吸収器に流入しなくなり、高温再生器から流出した吸
収液が低温再生器に溜りすぎ、凝縮器へのオーバーフロ
ーを起こしてしまう。
【0009】そのため、吸収式冷凍機の運転立上りに長
時間を要したり、冷房能力が低いまま運転し続けると、
すなわち冷媒に液が混入することになる。
【0010】そして、従来の吸収式冷凍機では、このよ
うな問題に対処するために、低温再生器3における濃溶
液出口部11を吸収器6における濃溶液入口部14より
も高い位置に設ける必要があった。
【0011】これらにより、従来の吸収式冷凍機では、
吸収器に対して低温再生器を所定の高さ以上の位置に設
けなければならず、吸収式冷凍機についての設計の自由
度が奪われるとともに、その装置を小型化することが非
常に困難であった。
【0012】そこで、本発明は、冷房運転を良好に実行
することができるとともに、吸収式冷凍機を構成する各
構成機器の配置の自由度が高い吸収式冷凍機を提供する
ことを目的とする。
【0013】一方、低温再生器3における濃溶液出口部
11を吸収器6における濃溶液入口部14よりも低い位
置に設けた場合には、外気温度若しくは冷却水温度の低
下時にも、低温再生器3と吸収器6間の圧力差が小さく
なり、冷媒に溶液が混入して冷凍能力の低下を招いてい
た。
【0014】そこで、本発明は、低温再生器における濃
溶液出口部を吸収器6における濃溶液入口部よりも低い
位置に配置した吸収式冷凍機において、外気温度若しく
は冷却水温度の低下時にも冷凍能力が低下せず、各構成
機器の配置の自由度が高いとともに冷凍能力も高い吸収
式冷凍機を提供することも目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の吸収式冷凍機
は、溶液を加熱する高温再生器と、この高温再生器で加
熱された溶液を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分離する分離
器と、前記中間濃溶液をさらに加熱して濃溶液にする低
温再生器と、前記分離器で発生した冷媒蒸気及び前記低
温再生器で発生した蒸気を液化する凝縮器と、この凝縮
器で液化した冷媒を蒸発させて冷媒蒸気とする蒸発器
と、この蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記低温再生器か
ら流入した濃溶液に吸収させる吸収器と、この吸収器に
おいて生じた稀溶液を前記高温再生器に導く手段とを有
する吸収式冷凍機において、前記低温再生器で生じた濃
溶液を前記吸収器に導く濃溶液管と、この濃溶液管にお
ける流路と前記吸収器における下方部位との導通させる
バイパス管と、このバイパス管の流路を開閉するバイパ
ス弁とを有することを特徴とする。
【0016】また、本発明の吸収式冷凍機は、冷房運転
を開始させる信号が生じた後で、高温再生器における所
定位置の温度が所定温度以下の場合は、バイパス弁を開
き、前記高温再生器における所定位置の温度が前記所定
温度よりも高い場合は、バイパス弁を閉じる制御手段を
有することが好ましい。
【0017】また、本発明の吸収式冷凍機は、冷房運転
を開始させる信号が生じた後で、高温再生器内における
所定位置の溶液の温度が所定温度以下の場合は、バイパ
ス弁を開き、前記所定位置の溶液の温度が前記所定温度
よりも高い場合は、バイパス弁を閉じる制御手段を有す
ることが好ましい。
【0018】また、本発明の吸収式冷凍機は、運転を停
止させる信号が生じた後で、高温再生器における所定位
置の温度が所定温度以下の場合は、バイパス弁を開き、
前記高温再生器における所定位置の温度が前記所定温度
よりも高い場合は、バイパス弁を閉じる制御手段を有す
ることが好ましい。
【0019】また、本発明の吸収式冷凍機は、運転を停
止させる信号が生じた後で、高温再生器内における所定
位置の溶液の温度が所定温度以下の場合は、バイパス弁
を開き、前記所定位置の溶液の温度が前記所定温度より
も高い場合は、バイパス弁を閉じる制御手段を有するこ
とが好ましい。
【0020】また、本発明の吸収式冷凍機は、溶液を加
熱する高温再生器と、この高温再生器で加熱された溶液
を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分離する分離器と、前記中
間濃溶液をさらに加熱して濃溶液にする低温再生器と、
前記分離器で発生した冷媒蒸気及び前記低温再生器で発
生した蒸気を液化する凝縮器と、この凝縮器で液化した
冷媒を蒸発させて冷媒蒸気とする蒸発器と、この蒸発器
で発生した冷媒蒸気を前記低温再生器から流入した濃溶
液に吸収させる吸収器と、この吸収器において生じた稀
溶液を前記高温再生器に導く手段とを有する吸収式冷凍
機において、前記低温再生器で生じた濃溶液を前記吸収
器に導く濃溶液管と、この濃溶液管における流路と前記
吸収器における垂直方向の略中央部位とを導通させるバ
イパス管と、このバイパス管の流路を開閉するバイパス
弁とを有することを特徴とする。
【0021】また、本発明の吸収式冷凍機は、外気温度
を検出する外気温度検出手段を設け、前記外気温度が所
定温度以下の場合はバイパス弁を開き、前記外気温度が
所定温度よりも高い場合はバイパス弁を閉じる制御手段
を有することが好ましい。
【0022】また、本発明の吸収式冷凍機は、冷却水の
温度を検出する冷却水温度検出手段を設け、前記冷却水
の温度が所定温度以下の場合はバイパス弁を開き、前記
冷却水の温度が所定温度よりも高い場合はバイパス弁を
閉じる制御手段を有することが好ましい。
【0023】また、本発明の吸収式冷凍機は、溶液を加
熱する高温再生器と、この高温再生器で加熱された溶液
を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分離する分離器と、前記中
間濃溶液をさらに加熱して濃溶液にする低温再生器と、
前記分離器で発生した冷媒蒸気及び前記低温再生器で発
生した蒸気を液化する凝縮器と、この凝縮器で液化した
冷媒を蒸発させて冷媒蒸気とする蒸発器と、この蒸発器
で発生した冷媒蒸気を前記低温再生器から流入した濃溶
液に吸収させる吸収器と、この吸収器において生じた稀
溶液を前記高温再生器に導く手段とを有する吸収式冷凍
機において、前記吸収器は、板形状の部材を略垂直に配
置した蛇腹プレートと、この蛇腹プレートの一方の板面
における略上端位置へ濃溶液を流す第1分配器と、前記
蛇腹プレートの他方の板面を用いて形成される冷却水を
循環させる熱交換室と、前記蛇腹プレートにおける垂直
方向の中間位置に配置されていて、前記蛇腹プレートを
流れ落ちてきた前記濃溶液を一旦溜めて、その溜った前
記濃溶液をさらに前記蛇腹プレートにおける下方に流す
第2分配器を有してなる吸収器であり、前記低温再生器
で生じた濃溶液を前記吸収器に導く濃溶液管と、この濃
溶液管における流路と前記吸収器における前記第2分配
器とを導通させるバイパス管と、このバイパス管の流路
を開閉するバイパス弁とを有することを特徴とする。
【0024】また、本発明の吸収式冷凍機は、低温再生
器で生じた濃溶液の熱を吸収器において生じた稀溶液に
伝える低温熱交換器を有し、濃溶液管は、低温再生器で
生じた濃溶液を前記低温熱交換器に導く濃溶液降り管
と、前記低温熱交換器を通った濃溶液を前記吸収器に導
く濃溶液昇り管とからなり、バイパス管の一端は、前記
濃溶液昇り管の流路に接続していることが好ましい。
【0025】
【作用】図1に示すように低温再生器3における濃溶液
出口部11を吸収器6における濃溶液入口部14よりも
低い位置に設けた場合においては、冷房運転を開始して
から間もない期間においては、高温再生器1の温度が所
定温度に達していない状態のときは、低温再生器3と吸
収器6との間に所定の圧力差が生じていないため、濃溶
液が低温再生器3から凝縮器4へオーバーフローしてし
まう。それによって、冷媒中に溶液が混入し、冷房運転
立上り時間が不必要に長くなってしまう。
【0026】そこで、本吸収式冷凍機では、冷房運転を
開始してから間もない期間において高温再生器1の温度
が所定温度に達していない場合は、バイパス弁を開くこ
とにより、低温再生器3内の濃溶液を、バイパス管15
を通って吸収器6の低位置に落すことができる。これに
より、上述したオーバーフローの発生を防止でき、冷房
運転立上り時間を短縮することができる。
【0027】また、本吸収式冷凍機は、運転を停止させ
る信号が生じた後で、前記高温再生器における所定位置
の温度が所定温度より低い(稀釈制御終了)の場合は、
バイパス弁を開く。
【0028】これにより、運転停止時において低温再生
器3内に溜っている濃溶液を、バイパス管を介して吸収
器6の低位置に落すことができる。したがって、次回の
冷房運転開始時には、低温再生器3内に濃溶液が無い状
態から運転開始が行われるので、低温再生器3から凝縮
器4へのオーバーフローが発生を防止することができ、
運転開始の立上り時間を短縮することができる。
【0029】一方、本吸収式冷凍機において、図3に示
すように、バイパス管15の一端を吸収器6における垂
直方向の略中央部位に接続するとともに、外気温度若し
くは冷却水の温度に応じてバイパス弁10の開閉制御を
すれば、外気温度若しくは冷却水温度の低下時にも冷凍
能力の低下を抑制でき、冷凍能力を高めることができ
る。
【0030】すなわち、外気温度若しくは冷却水の温度
が所定温度よりも低下した場合には、低温再生器3と吸
収器6間の圧力差が小さくなることにより、吸収器6へ
濃溶液を流入させることが困難となり、低温再生器3で
の液面上昇による凝縮器4への溶液混入が生じる。そこ
で、バイパス弁10を開とすることで、濃溶液は吸収器
の中段にバイパスされ、低温再生器3での液面上昇を防
止する。
【0031】ここで、バイパスされた濃溶液は、吸収器
6中段に導かれ、蒸発器5にて蒸発した冷媒蒸気を吸収
して稀溶液となる。このとき、吸収器6における吸収に
使用される伝熱面積は、吸収器全体の1/2程度になる
が、吸収器6の能力は、外気温度若しくは冷却水の温度
に反比例するので、伝熱面積が1/2程度しか利用され
ていなくても、冷凍能力は十分に発揮することができ
る。
【0032】このように、本吸収式冷凍機において、バ
イパス管15の一端を吸収器6における垂直方向の略中
央部位に接続したものとすれば、外気温度若しくは冷却
水の温度の低下時においても、冷凍能力の低下を招くこ
となく、吸収式冷凍機の安定した運転が可能となる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0034】図1は、本発明の実施例に係る吸収式冷凍
機を示す系統図である。本吸収式冷凍機は、溶液を加熱
する高温再生器1と、この高温再生器で加熱された溶液
を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分離する分離器である分離
器2と、中間濃溶液をさらに加熱して濃溶液にする低温
再生器3と、分離器2で発生した冷媒蒸気及び低温再生
器3で発生した蒸気を液化する凝縮器4と、この凝縮器
4で液化した冷媒を蒸発させて冷媒蒸気とする蒸発器5
と、この蒸発器5で発生した冷媒蒸気を低温再生器3か
ら流入した濃溶液に吸収させる吸収器6と、この吸収器
6において生じた稀溶液を高温再生器1に導く手段であ
る溶液ポンプ7を有している。
【0035】さらに、本吸収式冷凍機は、低温再生器3
で生じた濃溶液を吸収器6の上部に導く濃溶液管を構成
する濃溶液降り管12及び濃溶液昇り管13と、これら
濃溶液管における流路と吸収器6における下方部位との
導通させる管であって、その一端を濃溶液降り管12の
管路途中に接続され他端を吸収器6の下方部位に接続さ
れているバイパス管15と、このバイパス管15の流路
を開閉する濃溶液バイパス弁10とを有している。
【0036】さらにまた、本吸収式冷凍機では、低温再
生器3における濃溶液出口部11の設置位置の高さが、
吸収器6における濃溶液入口部14の設置位置の高さよ
り、高さHだけ低くなっている。
【0037】一方、図6に示す従来の吸収式冷凍機で
は、低温再生器3における濃溶液出口部11の設置位置
の高さが、吸収器6における濃溶液入口部14の設置位
置の高さより、高さhだけ高くなっている。
【0038】なお、本吸収式冷凍機では、分離器2で分
離された中間濃溶液の持つ熱を有効利用するものである
高温熱交換器9と、低温再生器3で生じた濃溶液の持つ
熱を有効利用するものである低温熱交換器8とを備えて
いる。
【0039】次に、本吸収式冷凍機の動作について説明
する。図2は、本吸収式冷凍機における特徴の一つであ
る濃溶液バイパス弁の制御手順を示すフローチャートで
ある。この濃溶液バイパス弁の制御手順は、冷房運転の
開始初期時についての手順であり、その初期時をすぎた
通常運転時は、濃溶液バイパス弁10を閉じて、上述し
た図6に示すような従来の吸収式冷凍機と同様の動作を
行う。
【0040】本吸収式冷凍機において、冷房運転を開始
させる信号が生じた場合、すなわち冷房セレクトスイッ
チがONとなったときは(S1)、高温再生器1の温度
が所定温度に達しているか否かを判断する(S2)。こ
こで、高温再生器1の温度は、例えば、高温再生器1に
おける所定位置の温度を検出して判断してもよく、ある
いは、高温再生器1内における所定位置の溶液の温度を
検出して判断してもよい。
【0041】そして、高温再生器1の温度が、予め設定
した所定の温度以下である場合は、濃溶液バイパス弁1
0を開く(S3)。ここで、予め設定した所定の温度と
は、冷房運転立上り時において、低温再生器と吸収器と
の間に一定値以上の圧力差生じる温度、例えば摂氏12
0度から160度範囲の所定の温度とする。
【0042】一方、ステップ3において、高温再生器1
の温度が所定の温度よりも高い場合は、濃溶液バイパス
弁を閉じる(S3)。
【0043】このように、本吸収式冷凍機では、冷房運
転を開始してから間もない期間において高温再生器1の
温度が所定温度に達していない場合は、低温再生器3内
の圧力がまだ通常運転時の状態の圧力まで上昇しておら
ず、低温再生器3と吸収器6との間に一定値以上の圧力
差生じていないと判断する。
【0044】この状態において、もし、濃溶液バイパス
弁10を閉じた状態、すなわち従来の吸収式冷凍機の構
成と同様な状態とすれば、濃溶液が低温再生器3から凝
縮器4へオーバーフローしてしまう。それによって、冷
媒中に溶液が混入し、冷房運転立上り時間が不必要に長
くなってしまう。
【0045】しかし、本吸収式冷凍機では、冷房運転を
開始してから間もない期間において高温再生器1の温度
が所定温度に達していない場合は、濃溶液バイパス弁1
0を開く(S3)ので、低温再生器3内の濃溶液は、濃
溶液降り管12の一部とバイパス管15を通って吸収器
6の低位置に送られる。これにより、上述したオーバー
フローの発生を防止でき、冷房運転立上り時間を短縮す
ることができる。
【0046】一方、図1に示すように、低温再生器3に
おける濃溶液出口部11の設置位置の高さが、吸収器6
における濃溶液入口部14の設置位置の高さよりも、高
さHだけ低くなっていることにより、運転停止時におい
て溶液が低温再生器3に溜ったままの状態になることが
考えられる。
【0047】その状態から運転を開始するとすれば、低
温再生器3から凝縮器4へのオーバーフローが発生しや
すくなり、運転開始の立上り時間が長期化してしまう。
【0048】そこで、本吸収式冷凍機では、運転停止時
においても以下に示す制御をして、上記の問題を解決し
ている。図2に示すフローチャートにおいて運転停止モ
ードとなった場合(S5)すなわち、吸収式冷凍機の運
転を停止させる信号が生じた場合は、冷房稀釈制御が終
了したか否か、すなわち、高温再生器の温度が所定温度
以下であるか否かを判断する(S6)。
【0049】この判断は、例えば、高温再生器における
所定位置の温度を検出することで実効することができ
る。
【0050】そして、高温再生器における所定位置の温
度が所定温度以下の場合は、冷房稀釈制御が終了したと
判断して濃溶液バイパス弁10を開く(S7)。一方、
高温再生器における所定位置の温度が前記所定温度より
も高い場合は、冷房稀釈制御が終了していないと判断し
て濃溶液バイパス弁10を閉じる(S8)。
【0051】これらにより、本吸収式冷凍機では、運転
停止時において低温再生器3内に溜っている濃溶液を、
濃溶液降り管12の一部とバイパス管15を介して吸収
器6の低位置に落すことができる。これで、次回の冷房
運転開始時には、低温再生器3内に濃溶液が無い状態か
ら運転開始が行われるので、低温再生器3から凝縮器4
へのオーバーフローが発生を防止することができ、運転
開始の立上り時間を短縮することができる。
【0052】次に、本発明の第2実施例に係る吸収式冷
凍機について説明する。図3は、本発明の第2実施例に
係る吸収式冷凍機の主要部を示す説明図である。
【0053】本吸収式冷凍機と図1に示す吸収式冷凍機
との相違点は、図3に示すように、バイパス管15の一
端が吸収器6における垂直方向の略中央部位に接続され
ている点である。
【0054】ここで、本吸収式冷凍機では、吸収器6
が、板形状の部材を略垂直に配置した蛇腹プレート23
と、この蛇腹プレートの一方の板面における略上端位置
へ濃溶液を流す第1分配器21と、蛇腹プレート23の
他方の板面を用いて形成される冷却水を循環させる熱交
換室と、蛇腹プレート23における垂直方向の中間位置
に配置されていて、蛇腹プレート23を流れ落ちてきた
濃溶液を一旦溜めて、その溜った濃溶液をさらに蛇腹プ
レート23における下方に流す第2分配器22を有して
構成している。
【0055】そして、バイパス管15の一端は、第2分
配器22に接続してある。
【0056】これにより、バイパスされてきた濃溶液
は、一旦第2分配器22に溜り、その後、伝熱面である
蛇腹プレート23の中段から下方に分散して流れ落ち
る。
【0057】さらに、本吸収式冷凍機では、外気温度を
検出する外気温度検出手段(図示せず)と、その外気温
度が所定温度以下の場合はバイパス弁10を開き、外気
温度が所定温度よりも高い場合は濃溶液バイパス弁10
を閉じる制御手段(図示せず)とを設けている。
【0058】図4は、濃溶液バイパス弁10を制御する
制御手段の動作を示すフローチャートである。制御手段
は、まず、冷房運転状態において、外気温度検出手段か
ら外気温度についての検出信号を入力する(S21)。
そして、その入力した外気温度が所定温度以下の場合は
濃溶液バイパス弁10を開き(S22、S24)、その
入力した外気温度が所定温度よりも高い場合は濃溶液バ
イパス弁10を閉じる(S22、S23)。
【0059】ここで、前記外気温度検出手段の替わり
に、冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段(図示
せず)を設け、制御手段は、冷却水の温度が所定温度以
下の場合はバイパス弁10を開き、冷却水の温度が所定
温度よりも高い場合はバイパス弁10を閉じるものとし
ても良い。
【0060】次に、本吸収式冷凍機の動作についてさら
に詳細に説明する。本吸収式冷凍機において、外気温度
若しくは冷却水の温度が所定温度よりも低下した場合に
は、低温再生器3と吸収器6間の圧力差が小さくなるこ
とにより、吸収器6へ濃溶液を流入させることが困難と
なり、低温再生器3での液面上昇による凝縮器4への溶
液混入が生じる。そこで、バイパス弁10を開とするこ
とで、濃溶液は吸収器6の中段にバイパスされ、低温再
生器3での液面上昇を防止する。
【0061】そして、バイパスされた濃溶液は、吸収器
6における中段に設けた第2分配器22によって、伝熱
面である蛇腹プレート23の表面に分配され、蒸発器5
にて蒸発した冷媒蒸気を吸収して稀溶液となる。このと
き、吸収器6における吸収に使用される伝熱面積は、吸
収器全体の1/2程度になるが、吸収器6の能力は、外
気温度若しくは冷却水の温度に反比例するので、伝熱面
積が1/2程度しか利用されていなくても、冷凍能力は
十分に発揮することができる。
【0062】例えば、本吸収式冷凍機によれば、外気温
度が所定温度よりも高い条件あるいは冷却水の温度が所
定温度よりも高い条件における冷凍能力と、外気温度が
所定温度よりも低い条件あるいは冷却水の温度が所定温
度よりも低い条件における冷凍能力とを、ほぼ同等の能
力にすることができる。
【0063】このように、本吸収式冷凍機において、バ
イパス管15の一端を吸収器6における垂直方向の略中
央部位に接続したものとすれば、外気温度若しくは冷却
水の温度の低下時においても、冷凍能力の低下を招くこ
となく、吸収式冷凍機の安定した運転が可能となる。
【0064】図5は、本発明の第3実施例に係る吸収式
冷凍機を示す系統図である。本吸収式冷凍機の特徴は、
バイパス管15の一端が、濃溶液昇り管13の流路に接
続している点である。図1に示す吸収式冷凍機では、バ
イパス管15の一端が、濃溶液降り管12の流路に接続
している。
【0065】このような構成にすることにより、本吸収
式冷凍機は、バイパス管15を設けることについての設
計の自由度を高めることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の濃溶液管における流路と吸収器における下方部位との
導通させるバイパス管と、このバイパス管の流路を開閉
するバイパス弁とを有するので、吸収式冷凍機を構成す
る各構成機器の配置の自由度が高い吸収式冷凍機を提供
することができるとともに、低温再生器から凝縮器への
濃溶液のオーバーフローの発生を防止でき、冷房運転立
上り時間を短縮することができる。
【0067】また、本発明によれば、バイパス管の一端
を吸収器における垂直方向の略中央部位に接続すること
により、外気温度若しくは冷却水温度の低下時にも冷凍
能力が低下せず、各構成機器の配置の自由度が高いとと
もに冷凍能力も高い吸収式冷凍機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る吸収式冷凍機を示す
系統図である。
【図2】図1に示す吸収式冷凍機における濃溶液バイパ
ス弁の制御手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例に係る吸収式冷凍機の主要
部を示す説明図である。
【図4】図3に示す吸収式冷凍機における濃溶液バイパ
ス弁の制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例に係る吸収式冷凍機を示す
系統図である。
【図6】従来の吸収式冷凍機の一例を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
1 高温再生器 2 分離器 3 低温再生器 4 凝縮器 5 蒸発器 6 吸収器 7 溶液ポンプ 8 低温熱交換器 9 高温熱交換器 10 濃溶液バイパス弁 11 濃溶液出口部 12 濃溶液降り管 13 濃溶液昇り管 14 濃溶液入口部 15 バイパス管 21 第1分配器 22 第2分配器 23 蛇腹プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 頓宮 伸二 静岡県浜松市子安町1370 矢崎総業株式会 社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶液を加熱する高温再生器と、この高温
    再生器で加熱された溶液を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分
    離する分離器と、前記中間濃溶液をさらに加熱して濃溶
    液にする低温再生器と、前記分離器で発生した冷媒蒸気
    及び前記低温再生器で発生した蒸気を液化する凝縮器
    と、この凝縮器で液化した冷媒を蒸発させて冷媒蒸気と
    する蒸発器と、この蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記低
    温再生器から流入した濃溶液に吸収させる吸収器と、こ
    の吸収器において生じた稀溶液を前記高温再生器に導く
    手段とを有する吸収式冷凍機において、前記低温再生器
    で生じた濃溶液を前記吸収器に導く濃溶液管と、この濃
    溶液管における流路と前記吸収器における下方部位とを
    導通させるバイパス管と、このバイパス管の流路を開閉
    するバイパス弁とを有することを特徴とする吸収式冷凍
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の吸収式冷凍機において、
    冷房運転を開始させる信号が生じた後で、高温再生器に
    おける所定位置の温度が所定温度以下の場合は、バイパ
    ス弁を開き、前記高温再生器における所定位置の温度が
    前記所定温度よりも高い場合は、バイパス弁を閉じる制
    御手段を有することを特徴とする吸収式冷凍機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の吸収式冷凍機において、
    冷房運転を開始させる信号が生じた後で、高温再生器内
    における所定位置の溶液の温度が所定温度以下の場合
    は、バイパス弁を開き、前記所定位置の溶液の温度が前
    記所定温度よりも高い場合は、バイパス弁を閉じる制御
    手段を有することを特徴とする吸収式冷凍機。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の吸収式冷凍機
    において、運転を停止させる信号が生じた後で、高温再
    生器における所定位置の温度が所定温度以下の場合は、
    バイパス弁を開き、前記高温再生器における所定位置の
    温度が前記所定温度よりも高い場合は、バイパス弁を閉
    じる制御手段を有することを特徴とする吸収式冷凍機。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の吸収式冷凍機
    において、運転を停止させる信号が生じた後で、高温再
    生器内における所定位置の溶液の温度が所定温度以下の
    場合は、バイパス弁を開き、前記所定位置の溶液の温度
    が前記所定温度よりも高い場合は、バイパス弁を閉じる
    制御手段を有することを特徴とする吸収式冷凍機。
  6. 【請求項6】 溶液を加熱する高温再生器と、この高温
    再生器で加熱された溶液を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分
    離する分離器と、前記中間濃溶液をさらに加熱して濃溶
    液にする低温再生器と、前記分離器で発生した冷媒蒸気
    及び前記低温再生器で発生した蒸気を液化する凝縮器
    と、この凝縮器で液化した冷媒を蒸発させて冷媒蒸気と
    する蒸発器と、この蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記低
    温再生器から流入した濃溶液に吸収させる吸収器と、こ
    の吸収器において生じた稀溶液を前記高温再生器に導く
    手段とを有する吸収式冷凍機において、前記低温再生器
    で生じた濃溶液を前記吸収器に導く濃溶液管と、この濃
    溶液管における流路と前記吸収器における垂直方向の略
    中央部位とを導通させるバイパス管と、このバイパス管
    の流路を開閉するバイパス弁とを有することを特徴とす
    る吸収式冷凍機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の吸収式冷凍機において、
    外気温度を検出する外気温度検出手段を設け、前記外気
    温度が所定温度以下の場合はバイパス弁を開き、前記外
    気温度が所定温度よりも高い場合はバイパス弁を閉じる
    制御手段を有することを特徴とする吸収式冷凍機。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の吸収式冷凍機において、
    冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段を設け、前
    記冷却水の温度が所定温度以下の場合はバイパス弁を開
    き、前記冷却水の温度が所定温度よりも高い場合はバイ
    パス弁を閉じる制御手段を有することを特徴とする吸収
    式冷凍機。
  9. 【請求項9】 溶液を加熱する高温再生器と、この高温
    再生器で加熱された溶液を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分
    離する分離器と、前記中間濃溶液をさらに加熱して濃溶
    液にする低温再生器と、前記分離器で発生した冷媒蒸気
    及び前記低温再生器で発生した蒸気を液化する凝縮器
    と、この凝縮器で液化した冷媒を蒸発させて冷媒蒸気と
    する蒸発器と、この蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記低
    温再生器から流入した濃溶液に吸収させる吸収器と、こ
    の吸収器において生じた稀溶液を前記高温再生器に導く
    手段とを有する吸収式冷凍機において、前記吸収器は、
    板形状の部材を略垂直に配置した蛇腹プレートと、この
    蛇腹プレートの一方の板面における略上端位置へ濃溶液
    を流す第1分配器と、前記蛇腹プレートの他方の板面を
    用いて形成される冷却水を循環させる熱交換室と、前記
    蛇腹プレートにおける垂直方向の中間位置に配置されて
    いて、前記蛇腹プレートを流れ落ちてきた前記濃溶液を
    一旦溜めて、その溜った前記濃溶液をさらに前記蛇腹プ
    レートにおける下方に流す第2分配器を有してなる吸収
    器であり、前記低温再生器で生じた濃溶液を前記吸収器
    に導く濃溶液管と、この濃溶液管における流路と前記吸
    収器における前記第2分配器とを導通させるバイパス管
    と、このバイパス管の流路を開閉するバイパス弁とを有
    することを特徴とする吸収式冷凍機。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9記載の吸収式冷凍機において、低温再生器で生
    じた濃溶液の熱を吸収器において生じた稀溶液に伝える
    低温熱交換器を有し、濃溶液管は、低温再生器で生じた
    濃溶液を前記低温熱交換器に導く濃溶液降り管と、前記
    低温熱交換器を通った濃溶液を前記吸収器に導く濃溶液
    昇り管とからなり、バイパス管の一端は、前記濃溶液昇
    り管の流路に接続していることを特徴とする吸収式冷凍
    機。
JP26524895A 1995-04-04 1995-10-13 吸収式冷凍機 Expired - Fee Related JP3180112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26524895A JP3180112B2 (ja) 1995-04-04 1995-10-13 吸収式冷凍機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-78650 1995-04-04
JP7865095 1995-04-04
JP26524895A JP3180112B2 (ja) 1995-04-04 1995-10-13 吸収式冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08334276A true JPH08334276A (ja) 1996-12-17
JP3180112B2 JP3180112B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=26419704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26524895A Expired - Fee Related JP3180112B2 (ja) 1995-04-04 1995-10-13 吸収式冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3180112B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2148048A1 (es) * 1996-10-14 2000-10-01 Paloma Ind Limited Acondicionador de aire del tipo de absorcion.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2148048A1 (es) * 1996-10-14 2000-10-01 Paloma Ind Limited Acondicionador de aire del tipo de absorcion.

Also Published As

Publication number Publication date
JP3180112B2 (ja) 2001-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100445616B1 (ko) 흡수식 냉동기
JPH08334276A (ja) 吸収式冷凍機
KR19990045377A (ko) 공기조화장치
JP3448680B2 (ja) 吸収式空調装置
JP3314225B2 (ja) 吸収式冷凍機
KR100219910B1 (ko) 흡수식 공조장치
JP5484784B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP3663007B2 (ja) 吸収冷温水機
JP3244774B2 (ja) 吸収冷温水機における冷暖自動切替方法及び装置
JP4399660B2 (ja) 温水焚吸収式冷凍機
JP3735745B2 (ja) 吸収式冷暖房装置の冷房運転制御方法
JP3383898B2 (ja) 吸収式冷熱発生装置
JP3084650B2 (ja) 吸収冷温水機とその制御方法
JP3663006B2 (ja) 吸収冷温水機
JP2873534B2 (ja) 二重効用吸収式冷温水機
JPH05312429A (ja) 吸収冷温水機
JPH08261591A (ja) 蒸気焚き吸収冷温水機とその制御方法
JP3448681B2 (ja) 吸収式冷熱発生装置
JPH11257782A (ja) 吸収式冷熱発生装置
JP3735744B2 (ja) 吸収式冷暖房装置の冷房運転制御方法
JP2979370B2 (ja) 冷暖切り替え機能付吸収冷温水機の制御方法
JPH11257787A (ja) 吸収式冷熱発生装置
JPH0476334A (ja) 冷房装置および冷暖房装置
JPH08105661A (ja) 吸収冷温水機及びその制御方法
JPH05264116A (ja) 吸収式冷温水機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080420

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees