JPH08334044A - 内燃機関の空燃比を制御する方法 - Google Patents

内燃機関の空燃比を制御する方法

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JPH08334044A
JPH08334044A JP14316796A JP14316796A JPH08334044A JP H08334044 A JPH08334044 A JP H08334044A JP 14316796 A JP14316796 A JP 14316796A JP 14316796 A JP14316796 A JP 14316796A JP H08334044 A JPH08334044 A JP H08334044A
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JP
Japan
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fuel
air
throttle position
fuel ratio
position change
Prior art date
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Pending
Application number
JP14316796A
Other languages
English (en)
Inventor
Anthony Gerald Micale
ジェラルド ミカレ アンソニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/10Introducing corrections for particular operating conditions for acceleration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速等のエンジン作動状態のさいに、空燃比
を電子式に調節することにより、エンジンの作動が、加
速状態に適切に応答するように改善し、そのような場合
に生じる問題のいくつかを解決する。 【解決手段】 スロットル位置センサ14の出力と、電
子式エンジン制御プロセッサ15の比例制御とを利用す
ることにより、加速のチップインを、より正確かつ迅速
に予知可能にした。これにより、空燃比は、より均等に
制御され、空燃比の濃厚度または希薄度の偏位が低減さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子式エンジン制
御モジュールを用いることにより、内燃機関の作動状態
を制御する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のセンサから入力される電子式エン
ジン制御装置を用いることにより、内燃機関の空燃比を
制御することは公知である。これらのセンサには、例え
ば、排気ガス酸素センサ、空気質量流センサ、温度セン
サが含まれる。また、空燃比を調節することも知られて
いる。例えば、空燃比は、加速等のエンジン作動状態の
間には、濃厚に調節される。しかし、エンジンの作動
は、加速状態への応動の点で改善されることが望まし
い。本発明の課題は、その場合に生じる問題のいくつか
を解決することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スロッ
トル位置センサの出力と、電子式エンジン制御プロセッ
サの比例制御とを利用することにより、加速のチップイ
ンを、より正確かつ迅速に予知することができる。言い
換えると、空燃比は、より均等に制御され、空燃比の濃
厚度または希薄度の偏位が低減される。この結果、エン
ジンの作動が改善され、消費者の満足度も高くなる。
【0004】
【発明の実施の形態】図1には、自動車の動力トレーン
が示してある。この動力トレーンは、エンジン10を有
している。エンジン10には、空気質量流量センサ12
と、スロットル13とを備えた吸気管11を介して、空
気が供給される。スロットル13は、例えばホール効果
センサ又はフェーズドアレー光符号化センサ等の位置セ
ンサ14に接続されている。位置センサ14は、電子式
エンジン制御モジュール15への信号を出力する。ま
た、この制御モジュール15は、空気質量流量センサ1
2の出力部から入力される。モジュール15の出力は、
燃料インジェクタ16へ送られ、燃料インジェクタ16
は、燃料ライン17からエンジン10への燃料供給を制
御する。
【0005】図2には、スロットル位置と、シリンダの
空気充填量と、燃料質量(例えば燃料インジェクタのパ
ルス幅)と、空燃比との特性線が、運転者による加速又
はチップインに応動する時間との関係で示されている。
チップインが時点Aで生じると、スロットル位置が最も
早い情報を与える。吸気充填量は、C時点以降に、スロ
ットル位置の変化に応動して増加し始める。燃料パルス
幅の補正はB時点以後に開始されるので、空燃比の補正
が開始される前に、C時点とB時点との間の時間遅れが
存在する。最後に、空燃比と時間との関係から分かる点
は、空気充填量が増加し、燃料は増加しないため、希薄
化がC時点から始まっている点である。
【0006】空燃比線上に示した点線は、スロットル位
置からの情報を利用して空燃比を制御することにより改
良された特性線である。また、燃料質量線上に示した点
線は、本発明により燃料質量に生じる相応の変化を示し
たものである。言い換えると、燃料質量の変化を示すこ
の点線は、点線で示した改善された空燃比制御を生じさ
せるものである。特に、B時点での空燃比希薄度の大き
さが減少又は除去され、同様に、B時点以後では、空燃
比濃厚度の偏位の大きさが減少もしくは除去される。
【0007】図3には、スロットルに基づく燃料加算
(adder )を希薄化の解消手段(eliminator)とする方法
の論理流れが示されている。この流れは、スタートブロ
ック30から始まっている。論理流れは、スロットル位
置(TPS)を計算するブロック31へ進む。次いで、
ブロック32へ進み、ここで、燃料を付加するために要
するスロットル位置最小変更値(MIN_DEL_TP
S)が、記憶情報から検索される。論理的流れは、ブロ
ック32から決定ブロック33へ移り、ここで、スロッ
トル位置センサ出力の変化が、単位時間当りのスロット
ル位置最小変更設定値より大である(つまりTPSがM
IN_DEL_TPSより大である)か否かを質問す
る。
【0008】答がノーであれば、論理流れは、ブロック
31の入力部へ戻る。答がイエスであれば、ブロック3
3からブロック34へ進む。ブロック34は、スロット
ル位置と単位時間当りのスロットル位置変更との関数と
して、チップインに対する燃料補正を検索する機能を有
している(TFC_TP=FNxxx (TPS、DEL_
TPS))。論理流れは、次いで、ブロック35へ進
む。ここで、所要燃料質量が、比例加算によって決定さ
れる。特に、所要燃料質量は、((シリンダ空気充填
量)(KAMREF/((14.64)(LAMBS
E)))‐PCOMP+TFC_HR+TFC_TPと
等しいと定義される。この式において、各項の意味は次
の通りである: シリンダ空気充填量: シリンダ内の空気量 KAMREF: ヒストリックなエンジン空燃比性能の
補正(適応型常時活性メモリー(アダプティブキープア
ライブメモリー)) LAMBSE: 燃料等量比 PCOMP: 蒸発ガスキャニスタのパージが行なわれ
る場合の燃料質量調整係数 TFC_HR: エンジンの過渡状態が生じる場合の燃
料質量調整係数 TFC_TP: スロットルにより導入される過渡状態
が生じた場合の燃料質量調整係数 ブロック35は、比例燃料加算器を提供する。スロット
ル位置燃料加算値は、単位時間当りのスロットル位置変
更の関数とすることができる。論理流れは、ブロック3
5からブロック33へ戻される。
【0009】図4には、チップインに対する燃料補正値
が、単位時間当りのスロットル開度変更の関数として図
示してある。この図では、X軸が、単位時間当りのスロ
ットル位置変更(DEL_TPS)を示し、Y軸が、チ
ップインに対する燃料補正値(TFC_TP)を示して
いる。3直線は、それぞれ、小さいスロットル開度、中
間の開度、大きいスロットル開度を示している。この図
は、したがって、異なる比例度の、どの位の燃料がスロ
ットル位置の関数として加算されるかを示すものであ
る。
【0010】本発明が属する分野の当業者にとっては、
種々の変更態様や変化形が可能であることは、言うまで
もない。基本的に本明細書に開示された提案に基づくそ
の種の変化形は、当然、本発明の範囲に含まれるものと
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン及び本発明の一実施例による制御装置
の略示ブロック図である。
【図2】スロットル位置、空気充填量、燃料パルス幅、
空燃比を、時間との関係で示した特性線のグラフ図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の制御装置の操作系統図であ
る。
【図4】単位時間当りのスロットル開度変化の関数であ
る、チップインに対する燃料補正のグラフ図である。
【符号の説明】
11 エンジン 12 空気質量流センサ 13 スロットル 14 位置センサ 15 電子式エンジン制御モジュール 16 燃料インジェクタ 17 燃料ライン TRC スロットル位置 MIN_DEL_TPS 燃料加算に要するスロットル
位置最小変更値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルを有する内燃機関の空燃比を
    制御する方法において、次のステップ、すなわち燃料の
    加算に要するスロットル位置最小変更値を記憶させるス
    テップと、 スロットル位置変更の関数である燃料補正値の索引テー
    ブルを記憶させるステップと、 スロットル位置を決定するステップと、 スロットル位置変更を決定するステップと、 燃料の加算に要するスロットル位置最小変更値を検索す
    るステップと、 スロットル位置変更値が、燃料の加算に要するスロット
    ル位置最小変更値より大であるか否かを決定するステッ
    プと、 もし、ノーであれば、スロットル位置決定ステップへ戻
    るステップともし、イエスであれば、スロットル位置変
    更値の関数としての燃料補正値を検索し、かつ所要燃料
    質量を決定するステップと、 スロットル位置変更値が、燃料の加算に要するスロット
    ル位置最小変更値より大であるか否かを決定するステッ
    プへ戻るステップとを有することを特徴とする、内燃機
    関の空燃比を制御する方法。
JP14316796A 1995-06-06 1996-06-05 内燃機関の空燃比を制御する方法 Pending JPH08334044A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US46911395A 1995-06-06 1995-06-06
US469113 1995-06-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08334044A true JPH08334044A (ja) 1996-12-17

Family

ID=23862476

Family Applications (1)

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JP14316796A Pending JPH08334044A (ja) 1995-06-06 1996-06-05 内燃機関の空燃比を制御する方法

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0747589A2 (en) 1996-12-11
EP0747589A3 (en) 1999-05-06

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