JPH08334043A - クランク角センサの取付構造 - Google Patents

クランク角センサの取付構造

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JPH08334043A
JPH08334043A JP13954595A JP13954595A JPH08334043A JP H08334043 A JPH08334043 A JP H08334043A JP 13954595 A JP13954595 A JP 13954595A JP 13954595 A JP13954595 A JP 13954595A JP H08334043 A JPH08334043 A JP H08334043A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン側からコンバータハウジング4を取
外す際のクランク角センサ8の破損を防止できるように
する。 【構成】 エンジン側にボルト6により取付けられるコ
ンバータハウジング4に形成した窓孔9よりクランク角
センサ8のセンサ部8aを臨ませて、内部のリングギヤ
の歯面に相対させてある。また、クランク角センサ8を
覆うカバー10を設けて、クランク角センサ8とカバー10
とを1本のボルト11により共締めしてある。ここで、カ
バー10の一部を延設して、コンバータハウジング4取付
用のボルト6の頭部を覆うボルト覆い部10cを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにおけるクラ
ンク角センサの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンのクランク角の正確
な検出のため、エンジンの出力軸に取付けられたフライ
ホイールあるいはドライブプレートの外周上にリングギ
ヤを設け、このリングギヤの歯面に相対させて電磁ピッ
クアップ式のクランク角センサを配置している(特開昭
61−144448号公報等参照)。
【0003】この場合、クランク角センサは、そのセン
サ部をエンジン側ハウジング部材(シリンダブロックや
オイルパン)とトランスミッション側ハウジング部材
(コンバータハウジングなど)との接合部付近にてハウ
ジング部材に形成した窓孔よりハウジング部材内に臨ま
せて、リングギヤの歯面に微小な間隙を隔てて相対させ
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクランク角センサの取付構造にあっては、ク
ランク角センサが例えばトランスミッション側ハウジン
グ部材に取付けられている場合、クラッチ交換時等、エ
ンジン側ハウジング部材とトランスミッション側ハウジ
ング部材を分離したり、再度組付けする際に、微小な間
隙で相対するクランク角センサのセンサ部とリングギヤ
とが衝突しやすく、重量のあるエンジン側ハウジング部
材とトランスミッション側ハウジング部材とに押し潰さ
れて、センサ部の破損を生じることがあるという問題点
があった。
【0005】また、クランク角センサがエンジン側ハウ
ジング部材に取付けられている場合は、クランク角セン
サとリングギヤとの衝突は避けることができるものの、
エンジン側ハウジング部材とトランスミッション側ハウ
ジング部材とを分離したり、再度組付ける際に、トラン
スミッション側ハウジング部材をクランク角センサに衝
突させて、センサ部を破損してしまうことがあるという
問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、エンジン側ハウジング部材とトランスミッション側
ハウジング部材とを分離又は組付けする際のクランク角
センサの破損を確実に防止し得るようにすることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、エンジン側ハウジング部材とトランスミッ
ション側ハウジング部材との接合部付近にてハウジング
部材に形成した窓孔よりクランク角センサのセンサ部を
臨ませて、エンジンの出力軸に取付けられたリングギヤ
の歯面に相対させてなるクランク角センサの取付構造に
おいて、エンジン側ハウジング部材とトランスミッショ
ン側ハウジング部材とを結合するボルトの頭部を覆うカ
バーを設けて、クランク角センサの本体部と前記カバー
とを共通のボルトによりハウジング部材に共締めしたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明では、クランク角セン
サの本体部と前記カバーとをトランスミッション側ハウ
ジング部材に共締めしたことを特徴とする。請求項3に
係る発明では、クランク角センサの本体部と前記カバー
とをエンジン側ハウジング部材に共締めしたことを特徴
とする。請求項4に係る発明では、クランク角センサ取
付用の窓孔はエンジン側ハウジング部材とトランスミッ
ション側ハウジング部材との接合面間に形成されること
を特徴とする。
【0009】請求項5に係る発明では、前記カバーは、
クランク角センサの本体部を覆うクランク角センサ保護
カバーを兼ねるものであり、その一部を延設して、前記
結合用ボルトの頭部を覆うボルト覆い部を形成している
ことを特徴とする。請求項6に係る発明では、クランク
角センサの本体部と前記カバーとを1本のボルトにより
ハウジング部材に共締めしたことを特徴とする。
【0010】請求項7に係る発明では、クランク角セン
サのセンサ部と窓孔との嵌合によりクランク角センサを
回り止めし、前記カバーには回り止め用の係合部を形成
したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明では、エンジン側ハウジン
グ部材とトランスミッション側ハウジング部材とを分離
しようとすると、これらの結合用ボルトを取外すことに
なるが、このボルトの頭部はカバーにより覆われてい
て、工具が入らないので、先ずこのカバーを取外す必要
がある。そして、このためには、カバーを固定している
ボルトを取外すことになるが、このボルトはクランク角
センサとカバーとを共締めしているので、カバーと一緒
にクランク角センサを取外すことになる。よって、エン
ジン側ハウジング部材とトランスミッション側ハウジン
グ部材とを分離する前に、必ず、クランク角センサが取
外されるので、分離の際にクランク角センサを傷付ける
恐れがなくなり、クランク角センサの破損を未然に防止
できる。
【0012】請求項2に係る発明では、クランク角セン
サとカバーとをトランスミッション側ハウジング部材に
共締めしており、クランク角センサとリングギヤとの衝
突を未然に回避できる。請求項3に係る発明では、クラ
ンク角センサとカバーとをエンジン側ハウジング部材に
共締めしており、クランク角センサとトランスミッショ
ン側ハウジング部材との衝突を未然に回避できる。
【0013】請求項4に係る発明では、クランク角セン
サ取付用の窓孔はエンジン側ハウジング部材とトランス
ミッション側ハウジング部材との接合面間に形成されて
おり、クランク角センサとカバーとをいずれか一方のハ
ウジング部材に共締めすることで、クランク角センサと
リングギヤとの衝突、若しくはクランク角センサとトラ
ンスミッション側ハウジング部材との衝突を未然に回避
できる 請求項5に係る発明では、前記カバーは、クランク角セ
ンサの本体部を覆うクランク角センサ保護カバーを兼ね
るものであるので、クランク角センサを熱負荷等から保
護できるのみならず、部品点数の増大を防ぐことができ
る。
【0014】請求項6に係る発明では、1本のボルトに
より共締めするので、1本のボルトの着脱のみで簡単に
取付け・取外しを行うことができる。請求項7に係る発
明では、1本のボルトの着脱のみで取付け・取外しが可
能であるのみならず、回り止めも確保されるので、確実
に取付けることができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の一実施例を示している。図
1はエンジン及びトランスミッションの要部斜視図、図
2は図1中のX部に相当するクランク角センサ取付部の
斜視図、図3はクランク角センサ取付部の拡大断面図で
ある。
【0016】図1において、1はロッカカバー、2はシ
リンダヘッド、3はシリンダブロックであり、これらに
よりエンジンが構成される。4はトランスミッション側
のコンバータハウジングである。エンジン側ハウジング
部材であるシリンダブロック3に対し、トランスミッシ
ョン側ハウジング部材であるコンバータハウジング4
は、そのフランジ部5を接合して、ボルト6により結合
固定している。
【0017】一方、コンバータハウジング4内には、図
3に示すように、エンジンの出力軸に取付けられたフラ
イホイールあるいはドライブプレートの外周上に設けら
れたリングギヤ7が位置し、このリングギヤ7の歯面に
相対させて電磁ピックアップ式のクランク角センサ8を
配置している。すなわち、クランク角センサ8のセンサ
部(電磁ピックアップ部)8aをコンバータハウジング
4のフランジ部5に形成した窓孔9よりハウジング4内
に臨ませて、リングギヤ7の歯面に微小な間隙を隔てて
相対させるようにしている。
【0018】また、コンバータハウジング4外にてクラ
ンク角センサ8の本体部8bを覆うカバー10が設けられ
ている。このカバー10は主には上方の排気還流パイプ等
の熱からクランク角センサ8を保護するためのものであ
る。そして、クランク角センサ8の本体部8bとカバー
10とは、これらの取付孔8c,10aに一連に挿入した1
本のボルト11によりコンバータハウジング4のフランジ
部5外面に共締め固定してある。尚、図1中12はコンバ
ータハウジング4のフランジ部5外面に形成されたねじ
孔を示している。
【0019】ここで、クランク角センサ8はセンサ部8
aが窓孔9に嵌合して回り止めがなされる。また、カバ
ー10には回り止め用の係合部10bが形成され、この係合
部10bがシリンダブロック3側のストッパ面13に係合し
て回り止めがなされる。そして、前記カバー10の先端側
の一部を延設して、シリンダブロック3とコンバータハ
ウジング4との結合用ボルト6の頭部を覆うボルト覆い
部10cを形成してある。すなわち、カバー10の先端側を
ボルト6取付位置上方まで延ばし、更にボルト6の軸方
向に延ばして、ボルト6の頭部を覆うように下側に屈曲
させてある。尚、図3中14はコンバータハウジング4の
フランジ部5に形成されたボルト6の挿通孔を示してい
る。
【0020】次に作用を説明する。エンジン側のシリン
ダブロック3からコンバータハウジング4を取外してこ
れらを分離しようとすると、これらの結合用ボルト6を
取外すことになるが、このボルト6の頭部はカバー10の
ボルト覆い部10cにより覆われているので、先ずこのカ
バー10を取外す必要がある。そして、このためには、カ
バー10を固定しているボルト11を取外すことになるが、
このボルト11はクランク角センサ8とカバー10とを共締
めしているので、カバー10と一緒にクランク角センサ8
を取外すことになる。
【0021】よって、エンジン側のシリンダブロック3
からコンバータハウジング4を取外してこれらを分離す
る前に、必ず、クランク角センサ8が取外されるので、
分離の際にクランク角センサ8のセンサ部8aがリング
ギヤ7に接触することがなくなり、クランク角センサ8
の破損を未然に防止できる。また、本実施例では、クラ
ンク角センサ8の本体部8bを覆うクランク角センサ保
護カバー10の一部を延設して、シリンダブロック3とコ
ンバータハウジング4との結合用ボルト6の頭部を覆う
ボルト覆い部10cを形成しているので、1つのカバー10
にクランク角センサ8を熱負荷等から保護する機能とク
ランク角センサ8の取外し前のボルト6の取外しを防止
する機能とを持たせることができ、部品点数の増大を防
ぐことができる。
【0022】但し、クランク角センサ8に対し、特に保
護カバーが必要ではないときは、カバー10にボルト6の
頭部を覆う機能のみを持たせればよい。また、本実施例
では、クランク角センサ8とカバー10とを1本のボルト
11により共締めするので、1本のボルト11の着脱のみで
簡単に取付け・取外しを行うことができる一方、クラン
ク角センサ8はセンサ部8aが窓孔9に嵌合して回り止
めがなされ、カバー10はその係合部10bがシリンダブロ
ック3側のストッパ面13に係合して回り止めがなされる
ので、確実に取付けることができる。
【0023】図4〜図9は本発明の他の実施例を示して
いる。図4はオイルパン及びコンバータハウジングの分
解斜視図、図5は同上の組立斜視図、図6は図4のA方
向から見たコンバータハウジングの正面図、図7は図6
中のクランク角センサ取付部の拡大図、図8は図7のB
矢視図、図9は図8のC−C断面図である。
【0024】図4,図5を参照し、101 はエンジン側ハ
ウジング部材であるオイルパン、102 はトランスミッシ
ョン側ハウジング部材であるコンバータハウジングであ
る。これらは互いのフランジ部を接合されて、ボルト10
3 により結合固定される。更に図6〜図9を参照して説
明する。オイルパン101 とコンバータハウジング102 と
の接合部でかつ底部側に窓孔104 を形成し、クランク角
センサ105 のセンサ部105aを窓孔104 よりハウジング10
2 内に臨ませて、リングギヤ106 の歯面に微小な間隙を
隔てて相対させるようにしてある。
【0025】また、ハウジング102 外にてクランク角セ
ンサ105 の本体部105bを覆うカバー107 を設けている。
そして、クランク角センサ105 とカバー107 とを共通の
1本のボルト108 によりオイルパン101 に共締め固定し
てある。カバー107 は、オイルパン101 及びコンバータ
ハウジング102 に沿って円周方向下方に延在している。
ここで、オイルパン101 及びコンバータハウジング102
とカバー107 との間に後述する流出オイルに対する導油
路109 が形成され、この導油路109 は最底部位置付近に
て開口している。
【0026】そして、カバー107 の先端側の一部を延設
し屈曲して、オイルパン101 とコンバータハウジング10
2 との結合用ボルト103 の頭部を覆うボルト覆い部107a
を形成している。尚、前記窓孔104 とクランク角センサ
105 との隙間部にはオイルシール110 を装着してある。
詳しくは、コンバータハウジング102 側の窓孔104 形成
部分にオイルシール装着溝111 を形成して、ここにオイ
ルシール110 の外周の本体フランジ部110aを装着し、内
周のリップシール部110bをクランク角センサ105 に接触
させてある。
【0027】また、オイルパン101 及びコンバータハウ
ジング102 の内面の、前記窓孔104の開口部より、エン
ジン回転方向で見て前側部分に、凸部112 を形成してあ
る。次に作用を説明する。オイルパン101 からコンバー
タハウジング102 を取外してこれらを分離しようとする
と、これらの結合用ボルト103 を取外すことになるが、
このボルト103 の頭部はカバー107 のボルト覆い部107a
により覆われていて、工具が入らないので、先ずこのカ
バー107 を取外す必要がある。そして、このためには、
カバー107を固定しているボルト108 を取外すことにな
るが、このボルト108 はクランク角センサ105 とカバー
107 とを共締め固定しているので、カバー107 と一緒に
クランク角センサ105 を取外すことになる。よって、オ
イルパン101 からコンバータハウジング102 を取外して
これらを分離する前に、必ず、クランク角センサ105が
取外されるので、分離の際にクランク角センサ105 を傷
付ける恐れがなくなり、クランク角センサ105 の破損を
未然に防止できる。
【0028】また、本実施例では、Dレンジストール等
の異常な状況や部品不良等の理由でトルクコンバータ部
のオイルシールが抜けた場合、A/Tオイル(コンバー
タ油)がコンバータハウジング102 内へ流出し、その内
圧とエンジン回転とにより、底部側にあるクランク角セ
ンサ105 取付用の窓孔104 (クランク角センサ105 との
隙間部)より噴出して、排気系部品等の高温部位へ付着
し、発火ないし発煙することがあるという不具合に鑑
み、これに対処している。
【0029】すなわち、万が一、A/Tオイルがオイル
パン101 及びコンバータハウジング102 内に流出して、
クランク角センサ105 取付用の窓孔104 の隙間部からハ
ウジング102 外へ噴出しても、噴出したオイルはカバー
107 に衝突した後、このカバー107 の延在する円周方向
下方に、オイルパン101 及びコンバータハウジング102
とカバー107 との間の導油路109 によって案内され、こ
の導油路109 が開口する最底部位置付近にて解放され
て、ここから滴下する。この最底部位置付近の下方には
高温部位はなく、路面に滴下されるだけであるので、発
火ないし発煙を生じることはない。尚、図7にはオイル
の流出経路を矢印で示している。
【0030】また、前記窓孔104 とクランク角センサ10
5 との隙間部にはオイルシール110が装着されているの
で、隙間部からオイルの噴出を防止、あるいは噴出する
オイルの流勢を低下させて、飛散する範囲を狭めること
ができる。また、A/Tオイルがコンバータハウジング
102 内に流出すると、オイルはハウジング102 内でその
内面に沿ってエンジン回転方向に流動するが、この流動
するオイルは、クランク角センサ105 取付用の窓孔104
の開口部の手前で凸部112に衝突し、またその傾斜面に
案内されて、流動方向が内向きに変えられる。よって、
動圧を低減し、窓孔104 から直接的に噴出することを防
止できる。
【0031】尚、図4において、113 はオイルパン101
及びコンバータハウジング102 のクランク角センサ105
の取付位置より上方に取付けられて、流出オイルの跳ね
上がりを防止し、排気系部品等の高温部位への付着を完
全に防止するためのカバーである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、エンジン側ハウジング部材からトランスミ
ッション側ハウジング部材を取外してこれらを分離する
前に、必ず、クランク角センサが取外されるので、分離
の際にクランク角センサを傷付ける恐れがなくなり、ク
ランク角センサの破損を未然に防止できるという効果が
得られる。
【0033】請求項2に係る発明によれば、クランク角
センサとリングギヤとの衝突を未然に回避できる。請求
項3に係る発明によれば、クランク角センサとトランス
ミッション側ハウジング部材との衝突を未然に回避でき
る。請求項4に係る発明によれば、クランク角センサと
リングギヤとの衝突、若しくはクランク角センサとトラ
ンスミッション側ハウジング部材との衝突を未然に回避
できる 請求項5に係る発明によれば、カバーによりクランク角
センサを熱負荷等から保護できるのみならず、部品点数
の増大を防ぐことができるという効果が得られる。
【0034】請求項6に係る発明によれば、1本のボル
トの着脱のみで簡単に取付け・取外しを行うことができ
るという効果が得られる。請求項7に係る発明によれ
ば、1本のボルトの着脱のみで取付け・取外しが可能で
あるのみならず、回り止めの確保により、確実に取付け
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すエンジン及びトラン
スミッションの要部斜視図
【図2】 図1中のX部に相当するクランク角センサ取
付部の斜視図
【図3】 クランク角センサ取付部の拡大断面図
【図4】 本発明の他の実施例を示すオイルパン及びコ
ンバータハウジングの分解斜視図
【図5】 同上の組立斜視図
【図6】 図4のA方向から見たコンバータハウジング
の正面図
【図7】 図6中のクランク角センサ取付部の拡大図
【図8】 図7のB矢視図
【図9】 図8のC−C断面図
【符号の説明】
1 ロッカカバー 2 シリンダヘッド 3 シリンダブロック(エンジン側ハウジング部材) 4 コンバータハウジング(トランスミッション側ハ
ウジング部材) 5 フランジ部 6 結合用ボルト 7 リングギヤ 8 クランク角センサ 8a センサ部 8b 本体部 8c 取付孔 9 窓孔 10 カバー 10a 取付孔 10b 係合部 10c ボルト覆い部 11 共締め用のボルト 12 ねじ孔 13 ストッパ面 14 ボルト挿通孔 101 オイルパン(エンジン側ハウジング部材) 102 コンバータハウジング(トランスミッション側ハ
ウジング部材) 103 結合用ボルト 104 窓孔 105 クランク角センサ 105a センサ部 105b 本体部 106 リングギヤ 107 カバー 107a ボルト覆い部 108 共締め用のボルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン側ハウジング部材とトランスミッ
    ション側ハウジング部材との接合部付近にてハウジング
    部材に形成した窓孔よりクランク角センサのセンサ部を
    臨ませて、エンジンの出力軸に取付けられたリングギヤ
    の歯面に相対させてなるクランク角センサの取付構造に
    おいて、 エンジン側ハウジング部材とトランスミッション側ハウ
    ジング部材とを結合するボルトの頭部を覆うカバーを設
    けて、クランク角センサの本体部と前記カバーとを共通
    のボルトによりハウジング部材に共締めしたことを特徴
    とするクランク角センサの取付構造。
  2. 【請求項2】クランク角センサの本体部と前記カバーと
    をトランスミッション側ハウジング部材に共締めしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のクランク角センサの取付
    構造。
  3. 【請求項3】クランク角センサの本体部と前記カバーと
    をエンジン側ハウジング部材に共締めしたことを特徴と
    する請求項1記載のクランク角センサの取付構造。
  4. 【請求項4】クランク角センサ取付用の窓孔はエンジン
    側ハウジング部材とトランスミッション側ハウジング部
    材との接合面間に形成されることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか1つに記載のクランク角センサの
    取付構造。
  5. 【請求項5】前記カバーは、クランク角センサの本体部
    を覆うクランク角センサ保護カバーを兼ねるものであ
    り、その一部を延設して、前記結合用ボルトの頭部を覆
    うボルト覆い部を形成していることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のいずれか1つに記載のクランク角センサ
    の取付構造。
  6. 【請求項6】クランク角センサの本体部と前記カバーと
    を1本のボルトによりハウジング部材に共締めしたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載
    のクランク角センサの取付構造。
  7. 【請求項7】クランク角センサのセンサ部と窓孔との嵌
    合によりクランク角センサを回り止めし、前記カバーに
    は回り止め用の係合部を形成したことを特徴とする請求
    項6記載のクランク角センサの取付構造。
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