JPH08333933A - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH08333933A
JPH08333933A JP14193595A JP14193595A JPH08333933A JP H08333933 A JPH08333933 A JP H08333933A JP 14193595 A JP14193595 A JP 14193595A JP 14193595 A JP14193595 A JP 14193595A JP H08333933 A JPH08333933 A JP H08333933A
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Nozomi Torii
居 望 鳥
Hiroyuki Mizushima
島 宏 之 水
Shigeru Hayakawa
川 茂 早
Katsutoshi Fukunaga
永 勝 稔 福
Naoki Watabe
部 直 樹 渡
Yoshihiro Shimizu
水 義 浩 清
Kiichi Kobayashi
林 紀 一 小
Akira Muramatsu
松 明 村
Norio Kimoto
本 典 夫 木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテシスイッチの作動不良を低減するこ
と。 【構成】 カーテシスイッチ(8)とラッチカム(8
1)との間にカムレバー(82)を配設し、カーテシス
イッチ(8)のスイッチ部(8a)とラッチカム(8
1)とがカムレバー(82)を介して係脱してカーテシ
スイッチ(8)がオン・オフされることによりラッチ機
構(4)の作動を検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアロック装置に関す
るもので、ラッチ機構の作動からドアロック装置のラッ
チ状態(ストライカとラッチとの係合状態)及びアンラ
ッチ状態(ストライカとラチとの係合解除状態)を検出
する検出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアロック装置として
は、特開昭56−75211号公報に示されるものが知
られている。これは、ストライカと係脱するラッチ及び
該ラッチと係脱するポールを少なくも備え室内外の第1
操作手段により作動するラッチ機構と、該ラッチ機構の
作動を検出するカーテシスイッチとを有するものであ
る。
【0003】この従来装置において、ラッチには、カー
テシスイッチのスイッチ部と直に係脱可能なラッチカム
が形成されており、このラッチカムとスイッチ部とが係
脱してカーテシスイッチがオン・オフされることにより
ラッチ機構の作動を検出し、これにより、ドアロック装
置のラッチ状態及びアンラッチ状態を検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、カーテシスイッチのスイッチ部とラッチ
カムとが直に係脱するので、カーテシスイッチは、ラッ
チの近傍に配置されることとなる。又、ラッチはストラ
イカと係脱しなければならないことから外部に露出せざ
るをえず、従って、ラッチの近傍に配置されるカーテシ
スイッチもラッチを介して外部に露出することとなる。
結果、カーテシスイッチは、ストライカとラッチとの係
脱部位から侵入する水やホコリさらにはラッチ機構のグ
リス等の影響を受けやすく、作動不良となる恐れがあっ
た。
【0005】故に、本発明は、カーテシスイッチの作動
不良を低減することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ラッチと
一体回動するラッチカムと、該ラッチカムとカーテシス
イッチとの間に配設されたカムレバーとを有した、こと
である。
【0007】より好ましくは、前記カムレバーを前記ラ
ッチカムとの係合方向に常時付勢すると共に前記カーテ
シスイッチのスイッチ部と係合可能な付勢部材を有す
る、と良い。
【0008】より好ましくは、前記ラッチカムに形成さ
れ前記ラッチのストライカとの係合解除方向の回動時に
おいて前記カムレバーと当接可能な係合突起を有する、
と良い。
【0009】より好ましくは、室内外の第2操作手段に
より作動させられて第1操作手段とポールとの連係を係
脱させるロッキング部材と、該ロッキング部材に形成さ
れ前記ラッチの前記ストライカとの係合解除状態におい
て前記ラッチカムと当接して前記ロッキング部材の前記
第1操作手段と前記ポールとの連係を解除する方向への
作動を規制する係合部とを有する、と良い。
【0010】より好ましくは、ラッチ機構を収容する第
1凹部,前記カーテシスイッチを収容する前記第1凹部
とは別の第2凹部及び前記第1凹部と前記第2凹部との
間に前記カムレバーを支持する支持部を備えたハウジン
グを有する、と良い。
【0011】より好ましくは、前記ハウジング上に支持
され室内外の第2操作手段により作動させられて前記第
1操作手段と前記ポールとの連係を係脱させるロッキン
グ部材と、前記ハウジングの前記第2凹部内に配設され
前記ロッキング部材を作動させるロッキングアクチュエ
ータとを有する、と良いより好ましくは、前記ハウジン
グに形成され前記ラツチ,前記ラツチカム及び前記ラツ
チを前記ストライカとの係合解除方向に付勢するスプリ
ングを支持する軸受部を有する、と良い。
【0012】
【作用】上記技術的手段によれば、カーテシスイッチの
スイッチ部とラッチカムとがカムレバーを介して係脱し
てカーテシスイッチがオン・オフされることによりラッ
チ機構の作動を検出し、これにより、ドアロック装置の
ラッチ状態及びアンラッチ状態が検出され得る。これに
より、カーテシスイッチをラッチから離して配置するこ
とが可能となり、結果、カーテシスイッチをラッチから
隔離してカーテシスイッチのラッチを介した外部への露
出を抑え得る。よって、外部から侵入する水やホコリさ
らにはラッチ機構のグリス等の影響が緩和され、カーテ
シスイッチの作動不良を低減し得る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】先ず、ドアロック装置2の基本構成につい
て説明する。
【0015】図1ないし図4に示されるように、車両の
運転席側ドア1(図6示)内に配設されるドアロック装
置2は、ハウジング3,ラッチ機構4,ロッキングアク
チュエータ5,ダブルロックアクチュエータ6及びリン
ク機構7を主として構成されている。
【0016】図3及び図4に示されるように、ハウジン
グ3は、樹脂製であり、ドア1の上下方向に延在して配
置され、ドア1の前後方向における後側となる表面(ド
ア1への取付面)には、ドア1の上下方向における下側
に位置する開口凹部31が形成されており、ドア1の前
後方向における前側となる裏面には、ドア1の上下方向
における上側に位置する開口凹部32が形成されてい
る。開口凹部31は、金属板33により閉塞され、内部
空間31aを画成している。開口凹部32は、樹脂製の
蓋体34によりシール部材を介して水密的に閉塞され、
実質的に密封された内部空間32aを画成している。
又、ハウジング2の表面には、開口凹部31に連通する
通路36aを画成するトンネル部36が裏面側に突出し
て形成されている。蓋体34には、図5に示されるよう
に、後述するラッチ機構4のラッチの作動を検出するカ
ーテシスイッチ8及び後述するリンク機構7のロッキン
グ部材の第2ロッキングレバーの作動を検出するキース
イッチ9が支持されている。このカーテシスイッチ8
は、開口凹部32内に配設され、ハウジング3に形成さ
れたフランジ壁3aによって内部空間32aとは別に形
成された内部空間32b内に収容されている(図4
示)。又、キースイッチ9は、金属板39によって閉塞
される蓋体34に形成された凹部341内に配設されて
いる。尚、蓋体34には、コネクタ部342(図1及び
図2示)が一体に形成されており、このコネクタ部34
2には、カーテシスイッチ8,キースイッチ9及び後述
するロッキングアクチュエータ5のモータ51及びダブ
ルロックアクチュエータ6のモータ61が蓋体34にイ
ンサート成形された基板10を介して電気的に接続され
ている。
【0017】図3に示されるように、ラッチ機構4は、
後述する室内外のハンドルによって作動されるものであ
って、開口凹部31内に配設され、内部空間31aにつ
まりハウジング3内に収容されている。このラッチ機構
4は、ラッチ41及びポール42を主として構成されて
いる。ラッチ41は、金属板33にかしめ固着されたラ
ッチピン43に回動自在に支持されている。ポール42
は、金属板33にかしめ固着されたポールピン44に回
動自在に支持されている。ラッチ41は、車両ボデー
(図示せず)に固定されたストライカ(図示せず)と係
合可能であって、又、ポール42は、ラッチ42と係合
可能であり、ラッチ41がドア1の閉動作により通路3
6a内に進入してくるストライカと係合し且つポール4
2がラッチ41と係合することにより、ドア1が車両ボ
デーに対して閉状態にあるドアロック装置2のラッチ状
態(図3示の状態)を得る。又、ポール42を回動させ
てラッチ41との係合を解除し且つストライカがドア1
の開動作により通路36aから退避していくことにより
ストライカとラッチ41との係合を解除することによ
り、ドア1が車両ボデーに対して開状態となるドアロッ
ク装置2のアンラッチ状態を得る。尚、ラッチ41は、
後述する支持構造のスプリング45により、ストライカ
との係合を解除する方向に常時回動付勢されており、ポ
ール42は、開口凹部31内のスプリング(図示せず)
により、ラッチ41と係合する方向に常時回動付勢され
ている。
【0018】図4に示されるように、ロッキングアクチ
ュエータ5は、後述するリンク機構7のロッキング部材
を作動させるものであって、開口凹部32内に配設され
て、内部空間32aにつまりハウジング3内に収容され
ている。このロッキングアクチュエータ5は、モータ5
1,ウォームギヤ52,初期位置(中立位置)に復帰可
能なホイールギヤ53,ホイールギヤ53と共に初期位
置に復帰可能な第1出力部材54及び第2出力部材55
から構成されている。
【0019】図4に示されるように、ダブルロックアク
チュエータ6は、後述するリンク機構7のダブルロック
部材を作動させるものであって、ロッキングアクチュエ
ータと同様に、開口凹部32内に配設されて、内部空間
32aにつまりハウジング3内に収容されている。この
ダブルロックアクチュエータ6は、モータ61,ウォー
ムギヤ62及び出力部材63から構成されている。
【0020】図1及び図2に示されるように、リンク機
構7は、ハウジング3の裏面側に配設されている。この
リンク機構7は、同一平面内で配置されるロッキング部
材71とダブルロック部材72及びオープン部材73か
ら構成されている。ロッキング部材71は、後述する室
内外のハンドルとリンク機構4のポール42との連係を
係脱するもので、蓋体34に支持されているものであっ
て、第1ロッキングレバー711及び第2ロッキングレ
バー712から構成されている。第1ロッキングレバー
711は、ロッキングアクチュエータ5の第2出力部材
55の軸部55aのハウジング3の裏面側に突出した部
分に第2出力部材55と一体で回動するように固着され
ている。この第1ロッキングレバー711は、ダブルロ
ック部材72の後述するスライドブッシュ,ダブルロッ
ク部材72の後述する空振りレバー及び室内ロック連係
レバー74を介してドア1の室内に設けられたロッキン
グノブ75(図6示)に連結されている。第2ロッキン
グレバー712は、軸部55a(突出した部分)回りに
回動自在に支持されている。この第2ロッキングレバー
712は、室外ロック連係レバー75を介してドア1の
室外に設けられたロッキングキーシリンダ76に連係さ
れている。
【0021】ダブルロック部材72は、ロッキングノブ
75とロッキング部材71との連係を係脱するもので、
蓋体34に支持されているものであって、空振りレバー
721,ダブルロックレバー722及びスライドブッシ
ユ723から構成されている。空振りレバー721は、
室内ロック連係レバー74とは別体であって、軸部55
a回りで蓋体34に回動自在に支持され、さらに、室内
ロック連係レバー74の回動によって回動させられるよ
うに室内ロック連係レバー74と係合している。ダブル
ロックレバー722は、ダブルロックアクチュエータ6
の出力部材63の軸部63aのハウジング3の裏面側に
突出した部分に出力部材63と一体で回動するように固
着されている。スライドブッシュ723は、ロッキング
部材71の第1ロッキングレバー711にスライド自在
に支持されており、空振りレバー711と係脱自在とさ
れている。
【0022】オープン部材73は、ラッチ機構4を作動
させるもので、ハウジング3の裏面に固定されたブラケ
ット37に支持されているものであって、第1オープン
レバー731,第2オープンレバー732及びスライド
ピン733から構成されている。第1オープンレバー7
31は、ラッチ機構4のポール42を支持するポールピ
ン44のハウジング3の裏面側に突出した部分周りで回
動自在に支持されている。この第1オープンレバー73
1は、ドア1の室外に設けられたアウトサイドハンドル
771(図6示)に連結されている。第2オープンレバ
ー732は、ブラケット37に回動自在に支持されてお
り、ドア1の室内に設けられたインサイドハンドル77
2(図6示)に連結されている。スライドピン733
は、ラッチ機構4のポール42と係脱可能であって、連
係リンク78に支持されており、この連係リンク78
は、連係構造79を介してロッキング部材71の第1ロ
ッキングレバー711に連結されている。
【0023】次にドアロック装置2の基本作動について
説明する。
【0024】インサイドハンドル772又はアウトサイ
ドハンドル771を一方向に操作すると、第1オープン
レバー731が第2オープンレバー732のスプリング
736の付勢力に抗した回動動作を介して又は直にスプ
リング735の付勢力に抗して回動させられる。これに
より、スライドピン733がポール42と係合し、この
係合により、ポール42がスプリングの付勢力に抗して
回動させられる。結果、ドアロック装置1がドア1を車
両ボデーに対して開状態となるアンラッチ状態となる
(閉状態にあるドア1が開状態となる)。又、ドアロッ
ク装置1のラッチ状態において、ロックノブ75,ロッ
クキーシリンダ76又はモータ51を一方向に操作する
と、第1ロッキングレバー711が室内ロック連係レバ
ー74,空振りレバー721,スライドブッシユ723
を介して,室外ロック連係レバー75及び第2ロッキン
グレバー712を介して又はウォームギヤ52,ホイー
ルギヤ53,第1出力部材54及び第2出力部材55を
介して回動させられ、この第1ロッキングレバー711
の回動動作により、連係構造79を介して連係リンク7
8が移動させられ、これにより、スライドピン79が移
動してポール42と係合解除される(アンロック状態に
あるドアロック装置2がロック状態となる)。
【0025】尚、ロックノブ75,ロックキーシリンダ
76又はモータ51を前述とは逆に他方向に操作して第
1ロッキングレバー711を前述とは逆に回動動作させ
ると、ロック状態にあるドアロック装置2がアンロック
状態となる。更に、ドアロック装置1のロック状態にお
いて、モータ61を一方向に操作すると、ダブルロック
レバー722がウォームギヤ62及び出力部材63を介
して回動させられる。このダブルロックレバー722の
回動動作により、スライドブッシュ723が移動して空
振りレバー721と係合解除され、ロッキングノブ75
とロッキング部材71との連係が断たれる(ロック状態
でのダブルロック解除状態にあるドアロック装置2がロ
ック状態でのダブルロック状態となる)。尚、モータ6
1を他方向に操作してダブルロックレバー732を前述
とは逆に回動動作させると、ダブルロック状態にあるド
アロック装置2がダブルロック解除状態となる。
【0026】ドアロック装置2の本発明に関する主要部
構成について説明する。
【0027】図7及び図8に示されるように、ハウジン
グ3には、トンネル部36に隣接して円柱状の軸受部3
5が突出形成されている。ラッチ41を回動自在に支持
するラッチピン43は、この軸受部35の内面351に
よりハウジング3に対して支持されており、スプリング
45は、軸受部35の外面352によりその巻回部分4
51でハウジング3に対して支持されている。又、軸受
部35の外面351には、ラッチカム81が回動自在に
支持されている。このラッチカム81は、径方向におい
てカム状とされたカム部811を持つものであって、ピ
ン82によりラッチ42と一体回動するようにラッチ4
2に連結されている。ラッチカム81のカム部811
は、ドアロック装置2のアンラッチ状態において、リン
ク機構7のロッキング部材71の第1ロッキングレバー
711に形成された脚部711aと当接可能であって、
このカム部811と脚部711aとの当接により第1ロ
ッキングレバー711の回動を規制するようになってお
り、これにより、アンラッチ状態においてアンロック状
態にあるドアロック装置2がロック状態になるのを防止
している(図10示)。ピン82は、スプリング45の
一端452を係止している。尚、スプリング45の他端
453は、トンネル部35に係止されている(図1
示)。これにより、スプリング45は、ラッチ41にラ
ッチ41を回動させる付勢力を付与している。
【0028】ハウジング3の第2凹部32を形成する壁
の軸受部35と隣接する部位には、切欠部38が形成さ
れており、蓋体34には、切欠部38に位置するピン部
343が形成されている。このピン部343にはカムレ
バー82が回動自在に支持されている。このカムレバー
82には、ラッチカム81のカム部811と当接可能な
腕部821が形成されており、カムレバー82は、カム
部811と腕部821との当接により一方向(図7示反
時計方向)に回動させられるようになっている。又、カ
ムレバー82には、板バネ83がインサート成形されて
いる。この板バネ83は、カムレバー83を他方向(図
7示時計方向)に回動付勢するものであって、その一端
831は、ハウジング3に係止されており、他端832
は、内部空間32b内に位置してカーテシスイッチ8の
スイッチ部8aと対向している。
【0029】板バネ83の他端832は、カムレバー8
2の回動によりカーテシスイッチ8のスイッチ部8aと
係脱するようになっている。これにより、カーテシスイ
ッチ8をオン・オフする。更に、ラッチカム81には、
ラッチカム81の他方向の回動時において、カムレバー
82に形成された突起822と当接可能な突起812が
形成されており、この突起822と突起812との当接
によりカムレバー82は、ラッチカム81により他方向
に強制的に回動させられるようになっている。
【0030】尚、ラッチカム81は、ラッチ42と一体
に成形してもよい。
【0031】ドアロック装置2の本発明に関する主要部
作動について説明する。
【0032】ドアロック装置2のアンラッチ状態におい
て、前述した作動によりドアロック装置2がラッチ状態
となるべくラッチ41が回動させられると、このラッチ
41の回動と一体にラッチカム81も回動する。ラッチ
カム81が回動させられると、そのカム部811とカム
レバー82の腕部821とが当接してカムレバー82が
板バネ83の付勢力に抗して一方向に回動させられる。
これにより、板バネ83の一端832がカムレバー82
の回動を受けて回動してカーテシスイッチ8のスイッチ
部8aと当接し、カーテシスイッチ8をオンとする。
尚、カーテシスイッチ8がONとなるタイミングは、ド
アロック装置2がラッチ状態となった時あるいは、ラッ
チ状態となる寸前である。結果、ドアロック装置2のラ
ッチ状態が検出される(図9示)。
【0033】ドアロック装置2のラッチ状態において、
前述した作動によりドアロック装置2がアンラッチ状態
となるべくラッチ41が回動させられると、このラッチ
41の回動と一体にラッチカム81も回動する。ラッチ
カム81が回動させられると、そのカム部811とカム
レバー82の腕部821との当接が解除されていき、カ
ムレバー82がラッチカム81に追従するように板バネ
83の付勢力により他方向に回動させられる。この際、
カムレバー82が凍結等で回動しない場合、カムレバー
82の突起822がラッチカム81の突起812と当接
し、カムレバー82は、ラッチカム81の回動により強
制的に他方向に回動させられる。これにより、板バネ8
3の一端832がカムレバー82の回動を受けて回動し
てカーテシスイッチ8のスイッチ部8aとの当接が解除
され、カーテシスイッチ8をオフとする。尚、カーテシ
スイッチ8がオフとなるタイミングは、ドアロック装置
2のラッチ状態が解除された時あるいは、ラッチ状態が
解除された後である。結果、ドアロック装置2のアンラ
ッチ状態が検出される(図7示)。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、カーテシスイッチとラ
ッチカムとの間にカムレバーを配設したので、カーテシ
スイッチのスイッチ部とラッチカムとをカムレバーを介
して係脱させてドアロック装置のラッチ状態及びアンラ
ッチ状態が検出することができる。これにより、カーテ
シスイッチをラッチから離して配置することが可能とな
り、結果、カーテシスイッチをラッチから隔離してカー
テシスイッチのラッチを介した外部への露出を抑えるこ
とができる。よって、外部から侵入する水やホコリさら
にはラッチ機構のグリス等の影響を緩和することがで
き、カーテシスイッチの作動不良を低減することができ
る。
【0035】本発明によれば、カムレバーをラッチカム
との係合方向に常時付勢すると共にカーテシスイッチの
スイッチ部と係脱可能な付勢部材を設けたので、部品点
数が削減されると共に製造工数の低減及び信頼性の向上
を計ることができる。
【0036】本発明によれば、ラッチカムにラッチのス
トライカとの係合解除方向の回動時においてカムレバー
と当接可能な係合突起を設けたので、カムレバーをラッ
チにより強制的に回動させることができ、カムレバーの
凍結等による作動不良を低減することができる。
【0037】本発明によれば、ロッキング部材にラッチ
のストライカとの係合解除状態においてラッチカムと当
接してロッキング部材の第1操作手段とポールとの連係
を解除する方向への作動を規制する係合部を設けたの
で、部品点数を増やすことなく、ロッキング部材の不要
な作動を規制することができる。
【0038】本発明によれば、ハウジングに設けられた
軸受部によりラツチ,ラツチカム及びラツチをストライ
カとの係合解除方向に付勢するスプリングを支持するの
で、同軸配置による省スペース化や部品点数の削減等を
計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアロック装置の平面図である。
【図2】本発明に係るドアロック装置の側面図である。
【図3】本発明に係るドアロック装置を表面側から見た
一部透視図である。
【図4】本発明に係るドアロック装置を裏面側から見た
一部透視図である。
【図5】本発明に係るドアロック装置の蓋体の断面図で
ある。
【図6】本発明に係るドアロック装置を搭載したドアの
平面図である。
【図7】本発明に係るドアロック装置の検出構造を示す
ドアロック装置のラッチ状態での平面図である。
【図8】本発明に係るドアロック装置の検出構造を示す
断面図である。
【図9】本発明に係るドアロック装置の検出構造を示す
ドアロック装置のアンラッチ状態での平面図である。
【図10】本発明に係るドアロック装置の検出構造の作
動を示す平面図である。
【符号の説明】
2 ドアロック装置 3 ハウジング 4 ラッチ機構 5 ロッキングアクチュエータ 8 カーテシスイッチ 8a スイッチ部 31 第1凹部 32 第2凹部 35 軸受部 41 ラッチ 42 ポール 45 スプリング 71 ロッキング部材 75 ロックノブ(室内の第2操作手段) 76 ロックキーシリンダ(室外の第2操作手段) 81 ラッチカム 82 カムレバー 83 板バネ(付勢部材) 343 ピン部(支持部) 771 アウトサイドハンドル(室内の第1操作手段) 772 インサイドハンドル(室外の第1操作手段) 812 突起(係合突起) 711a 脚部(係合部)
フロントページの続き (72)発明者 福 永 勝 稔 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 渡 部 直 樹 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 清 水 義 浩 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 小 林 紀 一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 村 松 明 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 木 本 典 夫 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカと係脱するラッチ及び該ラッ
    チと係脱するポールを少なくも備え室内外の第1操作手
    段により作動するラッチ機構と、該ラッチ機構の作動を
    検出するカーテシスイッチとを有するドアロック装置に
    おいて、前記ラッチと一体回動するラッチカムと、該ラ
    ッチカムと前記カーテシスイッチとの間に配設されたカ
    ムレバーとを有するドアロック装置。
  2. 【請求項2】 前記カムレバーを前記ラッチカムとの係
    合方向に常時付勢すると共に前記カーテシスイッチのス
    イッチ部と係脱可能な付勢部材を有する、請求項1記載
    のドアロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチカムに形成され前記ラッチの
    前記ストライカとの係合解除方向の回動時において前記
    ラッチレバーと当接可能な係合突起を有する、請求項1
    記載のドアロック装置。
  4. 【請求項4】 室内外の第2操作手段により作動させら
    れて前記第1操作手段と前記ポールとの連係を係脱させ
    るロッキング部材と、該ロッキング部材に形成され前記
    ラッチの前記ストライカとの係合解除状態において前記
    ラッチカムと当接して前記ロッキング部材の前記第1操
    作手段と前記ポールとの連係を解除する方向への作動を
    規制する係合部とを有する、請求項1記載のドアロック
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ラッチ機構を収容する第1凹部,前
    記カーテシスイッチを収容する前記第1凹部とは別の第
    2凹部及び前記第1凹部と前記第2凹部との間に前記カ
    ムレバーを支持する支持部を備えたハウジングを有す
    る、請求項1記載ドアロック装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジング上に支持され室内外の第
    2操作手段により作動させられて前記第1操作手段と前
    記ポールとの連係を係脱させるロッキング部材と、前記
    ハウジングの前記第2凹部内に配設され前記ロッキング
    部材を作動させるロッキングアクチュエータとを有す
    る、請求項5記載のドアロック装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングに形成され前記ラツチ,
    前記ラツチカム及び前記ラツチを前記ストライカとの係
    合解除方向に付勢するスプリングを支持する軸受部を有
    する、請求項5記載のドアロック装置。
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