JPH08333889A - 仮設足場用ブラケット - Google Patents

仮設足場用ブラケット

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JPH08333889A
JPH08333889A JP16703995A JP16703995A JPH08333889A JP H08333889 A JPH08333889 A JP H08333889A JP 16703995 A JP16703995 A JP 16703995A JP 16703995 A JP16703995 A JP 16703995A JP H08333889 A JPH08333889 A JP H08333889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
bracket
temporary scaffolding
stopper
flipped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16703995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kamikawa
義幸 神川
Toshimitsu Nakajima
敏光 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
Nikko KK
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Publication date
Application filed by Nikko Co Ltd, Tokyu Construction Co Ltd, Nikko KK filed Critical Nikko Co Ltd
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Publication of JPH08333889A publication Critical patent/JPH08333889A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造でありながら使用操作性に優れた
仮設足場用ブラケットを提供すること。 【構成】 建枠41に取付可能な支柱20とその支柱2
0に一端を軸着した仮設足場板支持用のアーム30とに
より構成してアーム30を上方へ跳ね上げ可能とし、前
記支柱20にアーム掛止用のストッパ23を懸吊すると
共に、前記アーム30に鉤部34を突設し、前記アーム
30跳ね上げ時にアーム30の回転に伴い前記鉤部34
が前記ストッパ23の下方への移動し、かつ、前記アー
ム30跳ね上げ完了時に前記鉤部34が前記ストッパ2
3の下端に掛止される構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用足場に取り付け
る折りたたみ式の仮設足場ブラケット(以下、『ブラケ
ット』という)に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来の建築用の足場
dは、建築物aに接近させて多段的に組み上げる建枠b
と、各建枠b、b間へ水平に横架させる足場板cとより
構成されている。そしてこの足場dは、建築物aが外装
工事など施工最終段階に入った際その工事に支障がない
ように、予め建築物aから所定の距離を隔てて設置す
る。また、建築物aと足場dとの間に形成される隙間を
通じた墜落事故の防止を目的として、建枠bの建築物a
側にブラケットfを水平に取り付け、各ブラケットf、
f間に仮設足場板eを設置している。この種のブラケッ
トfとしては、足場dに固定される非跳ね上げ式と仮設
足場板eを跳ね上げ可能な跳ね上げ式とが存在する。跳
ね上げ式のブラケットfは、足場d側の一端が軸着され
ており、その軸着部の縁部に刻設される切欠とバネによ
り軸着部の縁部に押付け付勢される掛止体とによりロッ
ク機構を備えている。即ち、その跳ね上げ式ブラケット
fは、ブラケットfが跳ね上げられるとそれと共に切欠
が掛止体の位置まで移動し、掛止体が切欠内に嵌まり込
んでブラケットfの回動が阻止され、跳ね上げ状態が保
持される構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】前記したブラケット
fにあっては、次のような問題点がある。 <イ> 非跳ね上げ式のブラケットfにあっては、建築
物aの外装工事を行う際にブラケットfや仮設足場板e
が作業の邪魔となり、またその撤去にも多大な労力を要
する。 <ロ> 跳ね上げ式のブラケットfにあっては、ロック
機構を備えていないものの場合、跳ね上げたブラケット
fに鎖を巻き付けるなどしてブラケットfや仮設足場板
eが傾倒しないようにする必要があり、ブラケットfの
跳ね上げやその戻しに多くの手数がかかる。また、ロッ
ク機構を備えたものにあっては、バネで付勢した掛止体
を設けるなど構造が複雑となり製作コストが高くなる。
更に、バネが腐食など劣化するとロック機構が働かなく
なり製品の寿命が短いものとなる。
【0004】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、構造が簡単
でありながら使用操作性に優れた仮設足場用ブラケット
を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】即ち本発明は、建枠に
取付可能な支柱とその支柱に一端を軸着した仮設足場板
支持用のアームとにより構成し、アームを上方へ跳ね上
げ可能とした仮設足場用ブラケットであって、前記支柱
にアーム掛止用のストッパを懸吊すると共に、前記アー
ムに鉤部を突設し、前記アーム跳ね上げ時にアームの回
転に伴い前記鉤部が前記ストッパの下方へ移動し、か
つ、前記アーム跳ね上げ完了時に前記鉤部が前記ストッ
パの下端に掛止されることを特徴とする、仮設足場用ブ
ラケットである。また本発明は、前記記載の仮設足場用
ブラケットにおいて、前記アームの一部に網掛止用の掛
止具を取り付けたことを特徴とする、仮設足場用ブラケ
ットである。
【0006】
【実施例1】以下、図面を参照しながら本発明における
ブラケットの一実施例について説明する。
【0007】<イ>ブラケットの構造(図1) 図1にブラケット10の斜視図を示す。ブラケット10
は、建枠の建地と平行に取り付ける支柱20と、その支
柱20に対し折りたたみ自在に軸着したアーム30とに
より構成されている。以下、各部について詳述する。
【0008】<ロ>支柱(図1) 支柱20は、建枠の建地41へ取り付け可能な柱体で、
その上下部に取付手段となるクランプ21、21がそれ
ぞれ設置されている。尚、建枠への取付手段は、前記ク
ランプ21に限定されるものではなく、その他公知の手
段を採用してもよく、また建地41側にクランプ21を
設ける場合もある。図1に示すように、支柱20の下部
の前面201には、水平に突出する支持部24が形成さ
れ、アーム30を水平に支持できるようになっている。
支柱20の相対向する一対の側面202、202あるい
は一方の側面202には、支軸221が設けられてお
り、アーム30を回動と摺動を許容する状態で枢支され
ている。その支軸221としては、例えば支柱20に貫
通孔22を開設しボルトを挿通して形成すればよい。
【0009】また、支軸221の位置により上位の支柱
20の背面203には、ストッパ23が懸吊されてい
る。ストッパ23は、アーム30の回動を規制する部位
であり、その上端231が背面203に沿って軸着さ
れ、下端232がその軸を中心に回動可能となってい
る。このストッパ23は、例えば、図1のように棒材を
四角形状に曲折して形成される。尚、ストッパ23の形
状は、このようなものに限られるものでなく、上部側に
軸着されてその下端が回動可能になっていればその他の
形状であってよい。
【0010】<ハ>アーム(図1、図2、図4) アーム30は、図1に示すように、仮設足場板42を支
持する腕部32と、前記支柱20へ跳ね上げ可能に軸着
される軸着部31とからなり、腕部32の自由端には仮
設足場板42の脱落を防止する端板33を形成してい
る。軸着部31は、支柱20に外装可能な板片で、相対
向する側片311、311に前記支軸221を貫通させ
て、その支軸221を中心に回動可能となっている。
軸着部31の中央片312には、腕部32の一端が一体
に接続されている。
【0011】また、アーム30の基端部分には鉤部34
が設けられている。即ち、アーム30を跳ね上げた際、
支柱20の背面203へ突出するように、軸着部31の
側片311外縁に鉤部34が突設されている。この鉤部
34は、図2に示すように、アーム30跳ね上げ時に回
転先行側に形成した傾斜辺341と、回転後行側に形成
された掛止辺342とを具備している。 掛止辺342
は、図4のようにアーム30を跳ね上げた際、ストッパ
23下端の位置でほぼ水平となるように形成されてい
る。また掛止辺342は、アーム30跳ね上げ時にスト
ッパ23から容易に外れないように、支柱20側へ傾け
て形成するのが好ましい。
【0012】
【作用】次にブラケット10の使用方法について説明す
る。
【0013】<イ>ブラケットの設置(図2) 建枠の建地41、41にクランプ21を介してブラケッ
ト10、10を取り付ける。各ブラケット10におい
て、アーム30の腕部32を支持材24で支持させてア
ーム30を水平に保持させる。そして、図2のように腕
部32間に仮設足場板42を架設する。
【0014】<ロ>ブラケットの跳ね上げ(図2〜図
4) 施工が最終段階に入ると仮設足場板42が邪魔となる。
そこで、図2のように、仮設足場板42をブラケット1
0の腕部32と共に、支軸221を中心として回動させ
て上方へ跳ね上げる。一方、アーム30の基端側では、
図3のように、軸着部31の鉤部341がストッパ23
を押しながら支柱20の背面203から突出し始める。
その際、鉤部34の回転先行側に傾斜辺341が形成し
てあるので、ストッパ23に引っ掛かることなく、軸着
部31がストッパ23を押しながら回動する。そして、
アーム30の腕部32が90度回動してほぼ垂直となる
と、傾斜辺341がストッパ23の下方へ抜けて、スト
ッパ23が垂直方向へ戻る。すると、図4のように、ほ
ぼ水平となった掛止辺342の上方にストッパ23下端
が当接し、軸着部31の回動が規制される。その結果、
アーム30全体の回動が規制され、アーム30がほぼ垂
直となり、仮設足場板42が跳ね上げ状態となる。この
ように、仮設足場板42を持ち上げるだけで、容易に仮
設足場板42を跳ね上げることができ、またその跳ね上
げ状態を確実に保持できる。
【0015】<ハ>ブラケットの戻し操作 ブラケット10を跳ね上げ状態から水平に戻すときは、
アーム30をわずかに支柱20側へ寄せて、ストッパ2
3を持ち上げる。すると、鉤部34がストッパ23から
外れてアーム30の回動が可能となる。そして、アーム
30および仮設足場板42を軸着部31を中心に回動さ
せ、水平状態に戻すことができる。
【0016】
【実施例2】前記ブラケット10において、前記アーム
30の一部にそれぞれ掛止具を付設してもよい。例え
ば、図5に示すように、軸着部31の側片311および
端板33の外面にリング状の掛止具35を取り付ける。
この掛止具35は、足場から資材や作業員の落下防止用
の網体を掛止するための部材である。この掛止具35を
ブラケット10に設置することにより、ブラケット10
を足場板42の掛止だけでなく、前記網体を取り付けて
おくのに利用することが可能となる。尚、掛止具35の
形状はリング状に限られるものでなく、網体を掛止でき
ればその他の形状であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> 建築物が外装工事やタイル貼り等の施工最終段
階となった際に、仮設足場の仮設足場板を跳ね上げられ
るから、仮設足場板が作業の邪魔となることがない。 <ロ> 仮設足場板と共にアームを跳ね上げれば、スト
ッパがアームの鉤部を掛止するので、その跳ね上げ状態
を確実に保持できる。 <ハ> 簡単な構造であるから、低コストで作製でき
る。 <ニ> アームを跳ね上げ状態に保持するのにバネ等の
弾性部材を用いていないから、製品寿命も長いものとな
る。 <ホ> アームの一部に掛止具を取り付ければ、落下防
止のため網体掛止用にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブラケットの斜視図
【図2】 ブラケットの使用方法の説明図
【図3】 ブラケットの使用方法の説明図
【図4】 ブラケットの使用方法の説明図
【図5】 実施例2の説明図
【図6】 従来の仮設足場の説明図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建枠に取付可能な支柱と、その支柱に一
    端を軸着した仮設足場板支持用のアームとにより構成
    し、アームを上方へ跳ね上げ可能とした仮設足場用ブラ
    ケットであって、 前記支柱にアーム掛止用のストッパを懸吊すると共に、 前記アームに鉤部を突設し、 前記アーム跳ね上げ時にアームの回転に伴い前記鉤部が
    前記ストッパの下方へ移動し、かつ、前記アーム跳ね上
    げ完了時に前記鉤部が前記ストッパの下端に掛止される
    ことを特徴とする、 仮設足場用ブラケット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の仮設足場用ブラケット
    において、 前記アームの一部に網掛止用の掛止具を取り付けたこと
    を特徴とする、 仮設足場用ブラケット。
JP16703995A 1995-06-08 1995-06-08 仮設足場用ブラケット Pending JPH08333889A (ja)

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JP16703995A JPH08333889A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 仮設足場用ブラケット

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JP16703995A JPH08333889A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 仮設足場用ブラケット

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JPH08333889A true JPH08333889A (ja) 1996-12-17

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ID=15842260

Family Applications (1)

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JP16703995A Pending JPH08333889A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 仮設足場用ブラケット

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1026655C2 (nl) * 2004-07-14 2006-01-17 Martinus Theodorus Johann Hout Steiger met beschermorgaan en beschermorgaan voor een steiger.
FR3008440A1 (fr) * 2013-07-09 2015-01-16 Altrad Equipement Dispositif basculant de support et d'accrochage d'un plateau destine a etre monte sur un echafaudage
EP2980332A1 (en) * 2014-08-01 2016-02-03 WLS Intellectual Property Limited Guard for scaffolding
JP6467106B1 (ja) * 2018-10-03 2019-02-06 株式会社倉川製作所 安全ネット用ブラケット

Cited By (5)

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FR3008440A1 (fr) * 2013-07-09 2015-01-16 Altrad Equipement Dispositif basculant de support et d'accrochage d'un plateau destine a etre monte sur un echafaudage
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JP6467106B1 (ja) * 2018-10-03 2019-02-06 株式会社倉川製作所 安全ネット用ブラケット
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Effective date: 20040527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040929