JPH08332823A - 車両用懸架装置 - Google Patents

車両用懸架装置

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JPH08332823A
JPH08332823A JP14366595A JP14366595A JPH08332823A JP H08332823 A JPH08332823 A JP H08332823A JP 14366595 A JP14366595 A JP 14366595A JP 14366595 A JP14366595 A JP 14366595A JP H08332823 A JPH08332823 A JP H08332823A
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JP
Japan
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coil spring
damper
lateral force
suspension
spring
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JP14366595A
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English (en)
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Jun Umeno
純 梅野
Toshio Hamano
俊雄 浜野
Hiroaki Miwa
浩明 三輪
Eiji Yamamoto
英次 山本
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の主たる目的は、サスペンションジオ
メトリによって発生する横方向の力をキャンセルできる
ような懸架装置を提供することにある。 【構成】 ダンパ本体30とロッド31を有するストラ
ットタイプのダンパ21と、圧縮コイルばね22とを具
備した懸架装置20において、コイルばね22はばね座
40,41間に設けられており、ロッド31をダンパ本
体30から突出させる方向に付勢する。コイルばね22
は、この懸架装置20のサスペンションジオメトリによ
って生じる横方向の力RG に対し、ロア側有効巻端60
の位置が、コイルばね22の上方から見て、反時計回り
方向に180°から270°の範囲に入るように座巻部
61の位置が設定される。例えば座巻部61が0.75
巻の場合、コイルばね22の素線の端末63の位置が、
上記横力RG に対し、反時計回り方向に270°から3
60°の範囲に入るように座巻部61がばね座40に取
付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばマクファーソ
ン式ストラット・サスペンションのように、ストラット
タイプのダンパと圧縮コイルばねが使用される車両用懸
架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に使用される懸架装置
は、従来より種々の形態のものが使われている。例えば
図11に示す懸架装置1は、乗用車等のフロント側に使
われるマクファーソン式ストラット・サスペンションで
あり、ショックアブソーバとしてストラットタイプのダ
ンパ2と、圧縮コイルばね3を備えている。ダンパ2
は、シリンダ状のダンパ本体4と、ダンパ本体4に上下
方向に相対移動自在に挿入されたロッド5を備えてお
り、コイルばね3の反発荷重が、ロッド5をダンパ本体
4から突き出す方向に作用するようにしている。ダンパ
本体4の下端4aはロアアーム(ロアリンク)6に連結
され、ロッド5の上端5aは車体側の部材に支持され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記懸架装置1は、サ
スペンションジオメトリ(geometry:幾何学的要素)の
関係上、ダンパ2に曲げ力が働くことが知られている。
すなわちこの種の懸架装置1は、ダンパ2が斜めに傾い
ているうえに、タイヤ8を押し上げる力が作用する点C
とダンパ2の軸線がずれているため、ダンパ2に横方向
の力RG が発生する。
【0004】このような横力RG がダンパ2に加わる
と、図12に示すように、ダンパ2の内部において、ダ
ンパ本体4のベアリング部9とロッド5が互いに接触す
る箇所10や、ダンパ本体4の内面とピストン部11が
互いに接触する箇所12などに大きな面圧が発生し、そ
の摩擦力が大きいことによって、ダンパ本体4に対する
ロッド5の移動が円滑でなくなり、乗り心地を損なう原
因となっている。特に、良路を走行する際に振幅の小さ
い振動を十分に吸収することができず、車両の乗り心地
が悪化するという問題がある。
【0005】そこで従来は、上記のような横方向の力R
G をキャンセルさせるための手段として、コイルばね3
の下端側の座巻部3aがダンパ2の中心軸よりも外側に
偏心するように、コイルばね3の軸線をダンパ2の軸線
に対して車体の外側に傾斜させたレイアウト(いわゆる
オフセットマウント)が行われてきた。
【0006】しかしながら上記のようなオフセットマウ
ントが採用されても、サスペンションジオメトリの関係
上、ダンパに多少の曲げ力が働くことが避けられず、ダ
ンパの摩擦力を減らす上で限界が生じている。また、こ
うしたオフセットマウントは特殊な形状のばね座が必要
であり、しかもこのロア側のばね座が車体の外側に大き
く突出するという問題もある。
【0007】従って本発明の目的は、サスペンションジ
オメトリによって発生する横方向の力を、コイルばね自
体が発生する横方向の力によってキャンセルすることが
できるような車両用懸架装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、コイルば
ねを圧縮したときに横方向の力(横力)が生じることに
着目し、懸架用コイルばねが発生する横力と、この横力
がダンパに及ぼす影響を調べるために鋭意研究を行っ
た。研究に用いた供試品は、現在生産されている懸架用
コイルばねの中からランダムに選択した。
【0009】まず、実際にコイルばねが発生する横力R
C の方向を実験により求めた結果を図6に示す。この場
合、横力RC の測定は、3分力計ロードセル等を用いて
行った。この結果により、懸架用コイルばねが発生する
横力RC は、ロア側有効巻端(座巻部から有効巻部に移
行する箇所)から反時計回りに270°から360°の
範囲に発生することが確認された。
【0010】また、上記横力RC について有限要素法に
よる解析を行ったところ、上記実験結果を裏付ける解析
結果が得られた。なお、コイルばねはその圧縮に伴って
座巻部とばね座との接触状態およびばねの素線(コイル
素線)間の接触状態が変化することから、非線形解析を
実施した。非線形解析によって得られた全体座標系にお
いて、節点反力から横力RC を算出する場合、コイルば
ねには偏心荷重だけでなく曲げモーメントも発生する。
この曲げモーメントもダンパに作用するため、図7に示
すような全体座標系(x,y,z)において、コイルば
ねの中心軸上の点Hに偏心荷重Ph と曲げモーメントM
h が作用した場合を考えた。ここで、
【0011】
【数1】 とし、コイル素線上の任意の節点iでの位置ベクトルを
i 、荷重ベクトルをPi ,Mi とすれば、点Hには、 Ph =Pih =Mi +ri ×Pi が作用していることになる。各節点での反力を fi ={{P}{M}}={Pxyzxy
zT とすれば、点Hに集約される全体の節点反力は、 Fh =Σfi ( i=1,n) で表すことができる。上記コイルばねを図8に示すよう
にXY平面で見た場合に、横方向の荷重の大きさ|PXY
|とその方向θP は、
【0012】
【数2】 で表される。同様に曲げモーメントの大きさ|MXY|お
よびその方向θM は、
【0013】
【数3】 で表される。ここで、PXYとMXYにより、コイルばねを
圧縮した場合の横力RCの方向と大きさを求めることが
できる。
【0014】一方、懸架装置にはサスペンションジオメ
トリにより発生する横力RG も存在する。このため、懸
架装置全体の横力をRS とすれば、RS =RC +RG
成り立つ。
【0015】ストラットタイプの懸架装置においては、
ダンパに働く横力が大きくなるほどダンパの摩擦力が増
加することが知られている。ここで、ダンパの摩擦力を
減少させることにより車両の乗り心地を向上させること
ができるから、乗り心地を良くするには、ダンパに作用
する横力を小さくするための対策を講じればよい。すな
わち、コイルばね自体が発生する前記横力RC と、サス
ペンションジオメトリにより発生する横力RG とが互い
に逆向きで、かつRC とRG の絶対値が等しくなるよう
にすれば、懸架装置全体の横力RS をゼロに近付けるこ
とができる。
【0016】従って前記目的を果たすために開発された
本発明は、ダンパ本体とこのダンパ本体に上下方向に相
対移動自在に挿入されたロッドを有するダンパと、上記
ダンパ本体側に設けられたばね座と上記ロッド側に設け
られたばね座との間に圧縮された状態で配置され上記ロ
ッドを上記ダンパ本体から突き出す方向に付勢するコイ
ルばねとを備えた車両用懸架装置において、上記コイル
ばねのロア側有効巻端が、サスペンションジオメトリに
よって発生する横方向の力に対し、上記コイルばねの上
方から見て、反時計回り方向に180°から270°の
範囲に位置するように上記コイルばねのロア側座巻部を
ばね座に取付けたことを特徴とするものである。
【0017】例えばコイルばねのロア側座巻部が0.7
5巻の場合、コイルばねの素線の端末の位置が、サスペ
ンションジオメトリによって発生する横方向の力に対
し、反時計回り方向に270°から360°の範囲とな
るようにロア側座巻部をばね座に取付けるとよい。ま
た、ロア側座巻部が1巻の場合には、コイルばねの素線
の端末の位置が、サスペンションジオメトリによって発
生する横方向の力に対し、反時計回り方向に180°か
ら270°の範囲となるようにロア側座巻部をばね座に
取付けるとよい。
【0018】
【作用】前記の構成によって、サスペンションジオメト
リによって発生する横方向の力RG の少なくとも一部
が、コイルばね自体が発生する横力RC によってキャン
セルされ、懸架装置全体としての横力RS が減少すると
ともに、ダンパの摩擦力が減少する。
【0019】図9はコイルばねの素線のロア側端末を車
両の前側に配置した場合の懸架装置全体の横力RS を実
験によって求めた結果である。図10は、素線のロア側
端末を車両の後側に配置した場合の横力RS を実験によ
って求めた結果である。同図において、RC はコイルば
ねが発生する横力、RG はサスペンションジオメトリに
よって発生する横力を示している。両図から判るよう
に、同一のばね定数のコイルばねを用いても、素線の端
末の位置によってRS の絶対値が大幅に異なることが確
認された。すなわち、ロア側ばね座に対する座巻部の取
付位置を工夫することによって、懸架装置全体の横力R
S の絶対値を低減することができる。
【0020】RS の絶対値は、コイルばねに負荷される
荷重の大きさに応じて変化する座巻部とばね座および素
線間の接触状態により変動する。このため所定のばね高
さ、例えばダンパの摩擦の影響が最も現れる常用状態で
の懸架装置の微小振幅時に、コイルばねが発生する前記
横力RC の効果が最大に発揮されるようにコイルばね等
をレイアウトすることにより、サスペンション全体の横
力|RS |を低減させるようにしてもよい。このよう
に、コイルばねが発生する横力RC を利用することによ
り、ダンパの摩擦力を低減させることが可能となり、既
存のコイルばねのレイアウトの範囲でダンパの性能を向
上でき、車両の乗り心地も向上する。
【0021】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1ない
し図3を参照して説明する。図1および図2に示した車
両用懸架装置20は、乗用車等の前輪側に使われるマク
ファーソン・ストラットサスペンションであり、ストラ
ットタイプのダンパ21と、圧縮コイルばね22を備え
ている。ダンパ21は、シリンダ状のダンパ本体30
と、ダンパ本体30に上下方向に相対移動自在に挿入さ
れたロッド31と、ロッドカバー32などを備えてい
る。ロッド31は、ダンパ本体30の上方に突出してい
る。
【0022】上記コイルばね22は、ダンパ本体30側
に設けられた第1のばね座40とロッド31側に設けら
れた第2のばね座41との間に圧縮された状態で配置さ
れており、コイルばね22の反発荷重がロッド31をダ
ンパ本体30から突出させる方向に作用するようにして
いる。ロッド31の上端45は車体側の部材46に支持
される。
【0023】ダンパ本体30の下端50はロアアーム
(ロアリンク)51に連結される。ロアアーム51の他
端側は車体側の部材52に上下方向に揺動自在に支持さ
れている。このようなストラットタイプの懸架装置20
の場合、ダンパ21が斜めに傾いているうえに、タイヤ
55を押し上げる力が作用する点Cとダンパ21の軸線
が互いにずれているといったサスペンションジオメトリ
であるため、ダンパ21に横方向の力RG が発生する。
この横力RG は、図2において左方向(車体の外側)に
作用する力である。
【0024】一方、コイルばね22が発生する横力RC
は、前述したように、ロア側有効巻端60から反時計回
り方向に270°〜360°の範囲に発生することが判
っている。この明細書で言うロア側有効巻端60とは、
コイルばね22のロア側座巻部61から有効巻部62に
移行する箇所を意味する。
【0025】そこで本実施例ではコイルばね22のロア
側座巻部61が0、75巻の場合、図3に示すように、
コイルばね22の素線の端末63の位置が、サスペンシ
ョンジオメトリによって発生する横方向の力RG に対
し、コイルばね22の上方から見て、反時計回り方向に
270°から360°の範囲に入るように、座巻部61
をばね座40に取付けるようにした。
【0026】こうすることにより、ロア側有効巻端60
の位置が、サスペンションジオメトリによる横力RG
対して前述の180°〜270°の範囲となり、横力R
G を相殺する方向の横力RC を発揮させることができ
る。このため、懸架装置20全体としての横力RS (R
S =RG +RC )を軽減することができる。特に、所望
のばね高さにおいてRG とRC の絶対値が同一となるよ
うなレイアウトを採用した場合に、RS を実質的にゼロ
にすることができる。
【0027】また、コイルばね22のロア側座巻部61
が1巻の場合、コイルばね22の素線の端末63の位置
を、サスペンションジオメトリによって発生する横方向
の力RG に対し、反時計回り方向に180°から270
°の範囲とすることにより、上記と同様に有効巻端60
の位置を横力RG に対して前述の180°〜270°の
範囲に入れることができ、横力RG を相殺する方向の横
力RC を発揮させることができる。
【0028】なお、図4に示すマクファーソンストラッ
トタイプの懸架装置20のように、コイルばね22のロ
ア側座巻部61をダンパ21の中心軸よりも車両の外側
に偏心させ、コイルばね22の軸線をタイヤからの入力
方向と一致するように傾けてもよい。そしてこのような
オフセットマウントにおいて、前記実施例と同様にコイ
ルばね22のロア側有効巻端60の位置を、サスペンシ
ョンジオメトリによって発生する横力RG に対し、反時
計回り方向に180°から270°の範囲に位置させ
る。
【0029】このようなオフセットマウントが採用され
た懸架装置20の場合、コイルばね22の反力が横力R
G によるダンパ21の曲げ力の一部をキャンセルできる
とともに、コイルばね22自体が発生する横力RC によ
って、上記横力RG をキャンセルすることができる。従
ってこのものは、RG の絶対値が大きい懸架装置や、R
G に比べてRC が小さい懸架装置に適している。
【0030】図5はトーションビーム式の後輪側懸架装
置を示しており、トーションビーム70によって左右一
対の車輪支持部71が連結されている。この場合、例え
ばダンパ21が傾いている方向などに応じて、サスペン
ションジオメトリによって発生する横力RG の方向が異
なるが、前記実施例(図3)と同様に、横力RG に対
し、コイルばね22のロア側有効巻端60の位置を、反
時計回り方向に180°から270°の範囲に位置する
ようにコイルばね22の座巻部61をばね座40に組付
ける。こうすることにより、RG を相殺する方向の横力
C を発揮させることができ、懸架装置20全体として
ダンパ21に加わる横力を軽減ないし解消することがで
きる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、サスペンションジオメ
トリによって発生する横方向の力の少なくとも一部を、
コイルばね自体が発生する偏心荷重によってキャンセル
することができ、ダンパに加わる横方向の力を減少ない
し解消することができる。このためダンパの摩擦力が軽
減し、ダンパ本体に対するロッドの微小な往復運動に対
してもダンパ本来の減衰効果を発揮できるようになり、
車両の乗り心地を良くする上で大きな効果がある。ま
た、オフセットマウントが行われるマクファーソンスト
ラットサスペンションに適用した場合には、ロア側のば
ね座が車体の外側に突出する量を少なくすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車両用懸架装置の一部
の斜視図。
【図2】図1に示された懸架装置の全体の縦断面図。
【図3】図1に示された懸架装置に使われるコイルばね
の座巻部と横力の関係を表す平面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す車両用懸架装置の一
部の斜視図。
【図5】本発明の更に別の実施例を示す車両用懸架装置
の斜視図。
【図6】コイルばねにおいて横力が生じる角度領域を示
す図。
【図7】コイルばねの解析モデルと全体座標系との関係
を示す図。
【図8】図7に示された解析モデルの横荷重と曲げモー
メントの関係を示す平面図。
【図9】コイルばねの端末が車両の前側に配された場合
の横力の大きさを示す図。
【図10】コイルばねの端末が車両の後側に配された場
合の横力の大きさを示す図。
【図11】従来のストラットタイプの懸架装置を示す断
面図。
【図12】従来の懸架装置においてダンパに横方向の力
が加わった状態を示す断面図。
【符号の説明】
20…懸架装置 21…ダンパ 22…コイルばね 30…ダンパ本体 31…ロッド 40,41…ばね座 60…ロア側有効巻端 61…座巻部 62…有効巻部 63…素線の端末
フロントページの続き (72)発明者 山本 英次 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダンパ本体とこのダンパ本体に上下方向に
    相対移動自在に挿入されたロッドを有するダンパと、 上記ダンパ本体側に設けられたばね座と上記ロッド側に
    設けられたばね座との間に圧縮された状態で配置され上
    記ロッドを上記ダンパ本体から突き出す方向に付勢する
    コイルばねと、 を備えた車両用懸架装置において、 上記コイルばねのロア側有効巻端が、サスペンションジ
    オメトリによって発生する横方向の力に対し、上記コイ
    ルばねの上方から見て、反時計回り方向に180°から
    270°の範囲に位置するように上記コイルばねのロア
    側座巻部をばね座に取付けたことを特徴とする車両用懸
    架装置。
  2. 【請求項2】上記コイルばねのロア側座巻部が0.75
    巻の場合、コイルばねの素線の端末の位置が、サスペン
    ションジオメトリによって発生する横方向の力に対し、
    反時計回り方向に270°から360°の範囲となるよ
    うにロア側座巻部をばね座に取付けたことを特徴とする
    請求項1記載の車両用懸架装置。
  3. 【請求項3】上記コイルばねのロア側座巻部が1巻の場
    合に、コイルばねの素線の端末の位置が、サスペンショ
    ンジオメトリによって発生する横方向の力に対し、反時
    計回り方向に180°から270°の範囲となるように
    ロア側座巻部をばね座に取付けたことを特徴とする請求
    項1記載の車両用懸架装置。
JP14366595A 1995-06-09 1995-06-09 車両用懸架装置 Pending JPH08332823A (ja)

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