JPH08332752A - サーマルラインプリンタ - Google Patents
サーマルラインプリンタInfo
- Publication number
- JPH08332752A JPH08332752A JP14023995A JP14023995A JPH08332752A JP H08332752 A JPH08332752 A JP H08332752A JP 14023995 A JP14023995 A JP 14023995A JP 14023995 A JP14023995 A JP 14023995A JP H08332752 A JPH08332752 A JP H08332752A
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- JP
- Japan
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- thermal head
- roller
- platen
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- recording paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルヘッド発熱体の位置ずれの許容範囲
が大きく、組立・調整に要する時間を大幅に短縮するこ
とができるサーマルラインプリンタを提供することを目
的とする。 【構成】 記録紙９は給紙ローラ３と給紙ピンチローラ
４、サーマルヘッド６とプラテン８、排紙ローラ１２と
排紙ピンチローラ１３の３箇所にて圧接され、モータ２
を駆動源としてギア１５ａ〜１５ｅによって給紙ローラ
３と排紙ローラ１２を回転させることにより記録紙９の
送りが行われ、サーマルヘッド発熱体６ａは記録紙９を
介してプラテン８の平坦面にサーマルヘッド圧接ばね１
０により圧接されているため、サーマルヘッド発熱体６
ａがずれた場合でもプラテン８の平坦面から外へずれな
い限り、サーマルヘッド発熱体６ａの全体と記録紙９の
密着は変化しない。
が大きく、組立・調整に要する時間を大幅に短縮するこ
とができるサーマルラインプリンタを提供することを目
的とする。 【構成】 記録紙９は給紙ローラ３と給紙ピンチローラ
４、サーマルヘッド６とプラテン８、排紙ローラ１２と
排紙ピンチローラ１３の３箇所にて圧接され、モータ２
を駆動源としてギア１５ａ〜１５ｅによって給紙ローラ
３と排紙ローラ１２を回転させることにより記録紙９の
送りが行われ、サーマルヘッド発熱体６ａは記録紙９を
介してプラテン８の平坦面にサーマルヘッド圧接ばね１
０により圧接されているため、サーマルヘッド発熱体６
ａがずれた場合でもプラテン８の平坦面から外へずれな
い限り、サーマルヘッド発熱体６ａの全体と記録紙９の
密着は変化しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はハンディーターミナル・
計測器等の出力端末機として使用されるサーマルライン
プリンタに関するものである。
計測器等の出力端末機として使用されるサーマルライン
プリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のサーマルラインプリンタの構成に
ついて以下に図面を用いて説明する。
ついて以下に図面を用いて説明する。
【０００３】図５は従来のサーマルラインプリンタの構
成を示す一部切欠断面斜視図であり、同図において４１
はプリンタ本体、４２は駆動源となるモータ、４３は円
筒状のプラテンローラ、４４ａ，４４ｂ，４４ｃ，４４
ｄはプラテンローラ４３へモータ４２の駆動力を伝達す
るギアである。４５はサーマルヘッド、４５ａはサーマ
ルヘッド発熱体、４６はサーマルヘッド支持部材、４７
はサーマルヘッド４５をプラテンローラ４３に圧接する
ばね、４８は記録紙である。
成を示す一部切欠断面斜視図であり、同図において４１
はプリンタ本体、４２は駆動源となるモータ、４３は円
筒状のプラテンローラ、４４ａ，４４ｂ，４４ｃ，４４
ｄはプラテンローラ４３へモータ４２の駆動力を伝達す
るギアである。４５はサーマルヘッド、４５ａはサーマ
ルヘッド発熱体、４６はサーマルヘッド支持部材、４７
はサーマルヘッド４５をプラテンローラ４３に圧接する
ばね、４８は記録紙である。
【０００４】以上のように構成された従来のサーマルラ
インプリンタの印字動作について、断面図である図６
（ａ），（ｂ）を用いて説明する。
インプリンタの印字動作について、断面図である図６
（ａ），（ｂ）を用いて説明する。
【０００５】プラテンローラ４３とサーマルヘッド４５
のサーマルヘッド発熱体４５ａの間に記録紙４８をはさ
んだ状態でばね４７によりサーマルヘッド発熱体４５ａ
をプラテンローラ４３に圧接し、図５のモータ４２の駆
動力をギア列４４ａ，４４ｂ，４４ｃ，４４ｄにより伝
達してプラテンローラ４３を回転させて記録紙４８を送
りながらサーマルヘッド４５により記録紙４８に印字が
行われる。この時のサーマルヘッド発熱体４５ａと記録
紙４８とプラテンローラ４３の圧接部を拡大して示した
ものが図６（ｂ）である。
のサーマルヘッド発熱体４５ａの間に記録紙４８をはさ
んだ状態でばね４７によりサーマルヘッド発熱体４５ａ
をプラテンローラ４３に圧接し、図５のモータ４２の駆
動力をギア列４４ａ，４４ｂ，４４ｃ，４４ｄにより伝
達してプラテンローラ４３を回転させて記録紙４８を送
りながらサーマルヘッド４５により記録紙４８に印字が
行われる。この時のサーマルヘッド発熱体４５ａと記録
紙４８とプラテンローラ４３の圧接部を拡大して示した
ものが図６（ｂ）である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、プラテンローラ４３は紙送りのため円筒状
の回転体でなければならないが、機器の小型化に伴って
プラテンローラ４３の直径が小さくなるにつれ、サーマ
ルヘッド発熱体４５ａ全体を記録紙４８とプラテンロー
ラ４３に適正に圧接させるため、サーマルヘッド発熱体
４５ａとプラテンローラ４３の頂上のプラテンローラ４
３接線方向のずれを小さくする必要がある。このため、
組立時にサーマルヘッド発熱体４５ａとプラテンローラ
４３接線方向の位置合わせを高精度に行う必要があり、
顕微鏡などを用いて位置調整を行っており、組立・調整
に多大な時間を要していた。
の構成では、プラテンローラ４３は紙送りのため円筒状
の回転体でなければならないが、機器の小型化に伴って
プラテンローラ４３の直径が小さくなるにつれ、サーマ
ルヘッド発熱体４５ａ全体を記録紙４８とプラテンロー
ラ４３に適正に圧接させるため、サーマルヘッド発熱体
４５ａとプラテンローラ４３の頂上のプラテンローラ４
３接線方向のずれを小さくする必要がある。このため、
組立時にサーマルヘッド発熱体４５ａとプラテンローラ
４３接線方向の位置合わせを高精度に行う必要があり、
顕微鏡などを用いて位置調整を行っており、組立・調整
に多大な時間を要していた。
【０００７】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、小型機器であっても、サーマルヘッド発熱体の適
正な圧接を確保するためのサーマルヘッド発熱体の位置
ずれの許容範囲が大きく、組立・調整に要する時間を大
幅に短縮することができるサーマルラインプリンタを提
供することを目的とするものである。
あり、小型機器であっても、サーマルヘッド発熱体の適
正な圧接を確保するためのサーマルヘッド発熱体の位置
ずれの許容範囲が大きく、組立・調整に要する時間を大
幅に短縮することができるサーマルラインプリンタを提
供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のサーマルラインプリンタは、プリンタ本体に
回転可能に取り付けられたヘッド支持部材と、このヘッ
ド支持部材に取り付けられたライン型のサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを記録紙に圧接する弾性体と、
記録紙を介して上記サーマルヘッドが圧接される面が平
坦面もしくは平坦面に近い大きな曲率を持った面に形成
された偏平形状のプラテンと、記録紙の送りを行う駆動
手段からなる構成としたものである。
に本発明のサーマルラインプリンタは、プリンタ本体に
回転可能に取り付けられたヘッド支持部材と、このヘッ
ド支持部材に取り付けられたライン型のサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを記録紙に圧接する弾性体と、
記録紙を介して上記サーマルヘッドが圧接される面が平
坦面もしくは平坦面に近い大きな曲率を持った面に形成
された偏平形状のプラテンと、記録紙の送りを行う駆動
手段からなる構成としたものである。
【０００９】
【作用】この構成によって、サーマルヘッド発熱体がプ
ラテン中心からずれたとしても、プラテンの平坦面より
大きくずれない限り、サーマルヘッド発熱体全体と記録
紙とプラテンの密着は変化しない。そのため、サーマル
ヘッドとプラテンの位置ずれ許容範囲が大きくでき、組
立時のサーマルヘッドとプラテンの位置設定に要する時
間が大幅に短縮される。
ラテン中心からずれたとしても、プラテンの平坦面より
大きくずれない限り、サーマルヘッド発熱体全体と記録
紙とプラテンの密着は変化しない。そのため、サーマル
ヘッドとプラテンの位置ずれ許容範囲が大きくでき、組
立時のサーマルヘッドとプラテンの位置設定に要する時
間が大幅に短縮される。
【００１０】
（実施例１）以下、本発明の第１の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１１】図１は同実施例におけるサーマルラインプ
リンタの構成を示す一部切欠断面斜視図であり、同図に
おいて、１はプリンタ本体、２は駆動源となるモータ、
３はプリンタ本体１に回転可能に取り付けられた給紙ロ
ーラ、４は給紙ローラ３に圧接された給紙ピンチロー
ラ、５は給紙ピンチローラ４を給紙ローラ３に圧接する
ばねで、例えば圧縮コイルばね、ねじりコイルばね、板
ばね等が使用でき、特に圧縮コイルばねは安価で部品精
度が高いため好ましい。６はサーマルヘッド、６ａはサ
ーマルヘッド発熱体、７はサーマルヘッド支持部材、８
は記録紙９を介してサーマルヘッド発熱体６ａが圧接さ
れる面を平坦面としているプラテンで、１０はサーマル
ヘッド圧接用のばね、１１はプリンタ本体１に固定さ
れ、プラテン８を支持するプラテンホルダである。
リンタの構成を示す一部切欠断面斜視図であり、同図に
おいて、１はプリンタ本体、２は駆動源となるモータ、
３はプリンタ本体１に回転可能に取り付けられた給紙ロ
ーラ、４は給紙ローラ３に圧接された給紙ピンチロー
ラ、５は給紙ピンチローラ４を給紙ローラ３に圧接する
ばねで、例えば圧縮コイルばね、ねじりコイルばね、板
ばね等が使用でき、特に圧縮コイルばねは安価で部品精
度が高いため好ましい。６はサーマルヘッド、６ａはサ
ーマルヘッド発熱体、７はサーマルヘッド支持部材、８
は記録紙９を介してサーマルヘッド発熱体６ａが圧接さ
れる面を平坦面としているプラテンで、１０はサーマル
ヘッド圧接用のばね、１１はプリンタ本体１に固定さ
れ、プラテン８を支持するプラテンホルダである。
【００１２】１２はプリンタ本体１に回転可能に取り付
けられた排紙ローラ、１３は排紙ローラ１２に圧接され
た排紙ピンチローラ、１４は排紙ピンチローラ１３を排
紙ローラ１２に圧接するばねで、例えば圧縮コイルば
ね、ねじりコイルばね、板ばね等が使用でき、特に圧縮
コイルばねは安価で部品精度が高いため好ましい。１５
ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ，１５ｅは給紙ローラ３お
よび排紙ローラ１２へモータ２の駆動力を伝達するギア
である。
けられた排紙ローラ、１３は排紙ローラ１２に圧接され
た排紙ピンチローラ、１４は排紙ピンチローラ１３を排
紙ローラ１２に圧接するばねで、例えば圧縮コイルば
ね、ねじりコイルばね、板ばね等が使用でき、特に圧縮
コイルばねは安価で部品精度が高いため好ましい。１５
ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ，１５ｅは給紙ローラ３お
よび排紙ローラ１２へモータ２の駆動力を伝達するギア
である。
【００１３】以上のように構成された本実施例のサーマ
ルラインプリンタについてその動作を説明する。
ルラインプリンタについてその動作を説明する。
【００１４】図２（ａ）は本実施例におけるサーマルラ
インプリンタの動作説明のための断面図、図２（ｂ）は
本実施例におけるサーマルラインプリンタの動作説明の
ための部分断面図である。
インプリンタの動作説明のための断面図、図２（ｂ）は
本実施例におけるサーマルラインプリンタの動作説明の
ための部分断面図である。
【００１５】図２（ａ）に示すように、記録紙９は給紙
ローラ３と給紙ピンチローラ４、サーマルヘッド６とプ
ラテン８、排紙ローラ１２と排紙ピンチローラ１３の３
箇所にて圧接され、図１のモータ２を駆動源としてギア
１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ，１５ｅによって給紙
ローラ３と排紙ローラ１２を回転させることにより記録
紙９の送りが行われる。
ローラ３と給紙ピンチローラ４、サーマルヘッド６とプ
ラテン８、排紙ローラ１２と排紙ピンチローラ１３の３
箇所にて圧接され、図１のモータ２を駆動源としてギア
１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ，１５ｅによって給紙
ローラ３と排紙ローラ１２を回転させることにより記録
紙９の送りが行われる。
【００１６】また図２（ｂ）に示すように、サーマルヘ
ッド発熱体６ａは記録紙９を介してプラテン８の平坦面
に図２（ａ）のサーマルヘッド圧接ばね１０により圧接
されているため、サーマルヘッド発熱体６ａが図中矢印
方向にずれた場合でも、プラテン８の平坦面から外へず
れない限り、サーマルヘッド発熱体６ａの全体と記録紙
９の密着は変化しない。
ッド発熱体６ａは記録紙９を介してプラテン８の平坦面
に図２（ａ）のサーマルヘッド圧接ばね１０により圧接
されているため、サーマルヘッド発熱体６ａが図中矢印
方向にずれた場合でも、プラテン８の平坦面から外へず
れない限り、サーマルヘッド発熱体６ａの全体と記録紙
９の密着は変化しない。
【００１７】（実施例２）以下、本発明の第２の実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【００１８】図３は同実施例におけるサーマルラインプ
リンタの構成を示す一部切欠断面斜視図であり、図３に
おいて、２１はプリンタ本体、２２は駆動源となるモー
タ、２３はプリンタ本体２１に回転可能に取り付けられ
た給紙ローラ、２４はサーマルヘッド、２４ａはサーマ
ルヘッド発熱体、２５はサーマルヘッド支持部材、２６
は記録紙２７とゴムベルト２８を介してサーマルヘッド
２４が圧接される面を平坦面としているプラテンで、２
９はサーマルヘッド圧接用のばね、３０はプリンタ本体
２１に固定され、プラテン２６を支持するプラテンホル
ダである。なおゴムベルト２８は給紙ローラ２３とプラ
テン２６とプラテンホルダ３０に掛けられており、サー
マルヘッド２４の有効印字幅以上の幅を持つものであ
る。
リンタの構成を示す一部切欠断面斜視図であり、図３に
おいて、２１はプリンタ本体、２２は駆動源となるモー
タ、２３はプリンタ本体２１に回転可能に取り付けられ
た給紙ローラ、２４はサーマルヘッド、２４ａはサーマ
ルヘッド発熱体、２５はサーマルヘッド支持部材、２６
は記録紙２７とゴムベルト２８を介してサーマルヘッド
２４が圧接される面を平坦面としているプラテンで、２
９はサーマルヘッド圧接用のばね、３０はプリンタ本体
２１に固定され、プラテン２６を支持するプラテンホル
ダである。なおゴムベルト２８は給紙ローラ２３とプラ
テン２６とプラテンホルダ３０に掛けられており、サー
マルヘッド２４の有効印字幅以上の幅を持つものであ
る。
【００１９】３１は給紙ローラ２３にゴムベルト２８を
介して圧接された給紙ピンチローラ、３２は給紙ピンチ
ローラ３１を給紙ローラ２３にゴムベルト２８を介して
圧接するばねで、例えば圧縮コイルばね、ねじりコイル
ばね、板ばね等が使用でき、特に圧縮コイルばねは安価
で部品精度が高いため好ましい。３３ａ，３３ｂ，３３
ｃ，３３ｄは給紙ローラ２３へモータ２２の駆動力を伝
達するギアである。
介して圧接された給紙ピンチローラ、３２は給紙ピンチ
ローラ３１を給紙ローラ２３にゴムベルト２８を介して
圧接するばねで、例えば圧縮コイルばね、ねじりコイル
ばね、板ばね等が使用でき、特に圧縮コイルばねは安価
で部品精度が高いため好ましい。３３ａ，３３ｂ，３３
ｃ，３３ｄは給紙ローラ２３へモータ２２の駆動力を伝
達するギアである。
【００２０】以上のように構成された本実施例のサーマ
ルラインプリンタについて以下にその動作を説明する。
ルラインプリンタについて以下にその動作を説明する。
【００２１】図４（ａ）は同実施例におけるサーマルラ
インプリンタの動作説明のための断面図、図４（ｂ）は
同実施例におけるサーマルラインプリンタの動作説明の
ための部分断面図である。
インプリンタの動作説明のための断面図、図４（ｂ）は
同実施例におけるサーマルラインプリンタの動作説明の
ための部分断面図である。
【００２２】図４（ａ）に示すように、記録紙２７は給
紙ローラ２３を受けとしてゴムベルト２８と給紙ピンチ
ローラ３１、プラテン２６を受けとしてゴムベルト２８
とサーマルヘッド２４の２箇所にて圧接され、図３のモ
ータ２２を駆動源としてギア３３ａ，３３ｂ，３３ｃ，
３３ｄによって給紙ローラ２３を回転させることにより
ゴムベルト２８が回転し、記録紙２７の送りが行われ
る。
紙ローラ２３を受けとしてゴムベルト２８と給紙ピンチ
ローラ３１、プラテン２６を受けとしてゴムベルト２８
とサーマルヘッド２４の２箇所にて圧接され、図３のモ
ータ２２を駆動源としてギア３３ａ，３３ｂ，３３ｃ，
３３ｄによって給紙ローラ２３を回転させることにより
ゴムベルト２８が回転し、記録紙２７の送りが行われ
る。
【００２３】また図４（ｂ）に示すように、サーマルヘ
ッド発熱体２４ａは記録紙２７、ゴムベルト２８を介し
てプラテン２６の平坦面に図４（ａ）のサーマルヘッド
圧接ばね２９により圧接されているため、サーマルヘッ
ド発熱体２４ａが図中矢印方向にずれた場合でも、プラ
テン２６の平坦面から外へずれない限り、サーマルヘッ
ド発熱体２４ａの全体と記録紙２７の密着は変化しな
い。また第２の実施例は、排紙ローラおよび排紙ピンチ
ローラが不要であるため、第１の実施例に比べて小型化
の点で有利である。
ッド発熱体２４ａは記録紙２７、ゴムベルト２８を介し
てプラテン２６の平坦面に図４（ａ）のサーマルヘッド
圧接ばね２９により圧接されているため、サーマルヘッ
ド発熱体２４ａが図中矢印方向にずれた場合でも、プラ
テン２６の平坦面から外へずれない限り、サーマルヘッ
ド発熱体２４ａの全体と記録紙２７の密着は変化しな
い。また第２の実施例は、排紙ローラおよび排紙ピンチ
ローラが不要であるため、第１の実施例に比べて小型化
の点で有利である。
【００２４】なお、第１の実施例においてプラテン８の
記録紙９を介してサーマルヘッド発熱体６ａが圧接され
る面として平坦面による説明をしたが、平坦に近い大き
な曲率を持った面としても同様の効果が得られる。ま
た、第２の実施例では記録紙２７とゴムベルト２８を介
してサーマルヘッド発熱体２４ａが圧接されるプラテン
２６の面を平坦面として説明したが、第１の実施例と同
様、平坦に近い大きな曲率を持った面としても同様の効
果が得られることは言うまでもない。
記録紙９を介してサーマルヘッド発熱体６ａが圧接され
る面として平坦面による説明をしたが、平坦に近い大き
な曲率を持った面としても同様の効果が得られる。ま
た、第２の実施例では記録紙２７とゴムベルト２８を介
してサーマルヘッド発熱体２４ａが圧接されるプラテン
２６の面を平坦面として説明したが、第１の実施例と同
様、平坦に近い大きな曲率を持った面としても同様の効
果が得られることは言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリンタ本体に
回転可能に取り付けられたヘッド支持部材と、このヘッ
ド支持部材に取り付けられたライン型のサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを記録紙に圧接する弾性体と、
記録紙を介して上記サーマルヘッドが圧接される面が平
坦面もしくは平坦面に近い大きな曲率を持った面である
偏平形状のプラテンと、記録紙の送りを行う駆動手段を
設けることにより、サーマルヘッド発熱体がプラテン中
心からずれたとしても、プラテンの平坦面よりずれない
限り、サーマルヘッド発熱体と記録紙とプラテンの密着
は変化せず、サーマルヘッドとプラテンの位置ずれ許容
範囲が大きくできるため、組立時のサーマルヘッドとプ
ラテンの位置設定に要する時間を大幅に短縮することが
できる優れたサーマルラインプリンタを実現するもので
ある。
回転可能に取り付けられたヘッド支持部材と、このヘッ
ド支持部材に取り付けられたライン型のサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを記録紙に圧接する弾性体と、
記録紙を介して上記サーマルヘッドが圧接される面が平
坦面もしくは平坦面に近い大きな曲率を持った面である
偏平形状のプラテンと、記録紙の送りを行う駆動手段を
設けることにより、サーマルヘッド発熱体がプラテン中
心からずれたとしても、プラテンの平坦面よりずれない
限り、サーマルヘッド発熱体と記録紙とプラテンの密着
は変化せず、サーマルヘッドとプラテンの位置ずれ許容
範囲が大きくできるため、組立時のサーマルヘッドとプ
ラテンの位置設定に要する時間を大幅に短縮することが
できる優れたサーマルラインプリンタを実現するもので
ある。
【図１】本発明の第１の実施例におけるサーマルライン
プリンタの構成を示す一部切欠断面斜視図
プリンタの構成を示す一部切欠断面斜視図
【図２】（ａ）同実施例におけるサーマルラインプリン
タの動作説明のための断面図 （ｂ）同部分断面図
タの動作説明のための断面図 （ｂ）同部分断面図
【図３】本発明の第２の実施例におけるサーマルライン
プリンタの構成を示す一部切欠断面斜視図
プリンタの構成を示す一部切欠断面斜視図
【図４】（ａ）同実施例におけるサーマルラインプリン
タの動作説明のための断面図 （ｂ）同部分断面図
タの動作説明のための断面図 （ｂ）同部分断面図
【図５】従来のサーマルラインプリンタの構成を示す一
部切欠断面斜視図
部切欠断面斜視図
【図６】（ａ）従来のサーマルラインプリンタの動作説
明のための断面図 （ｂ）同部分断面図
明のための断面図 （ｂ）同部分断面図
１，２１ プリンタ本体 ２，２２ モータ ３，２３ 給紙ローラ ４，３１ 給紙ピンチローラ ５，３２ 給紙ピンチローラ圧接ばね ６，２４ サーマルヘッド ６ａ，２４ａ サーマルヘッド発熱体 ７，２５ サーマルヘッド支持部材 ８，２６ プラテン ９，２７ 記録紙 １０，２９ サーマルヘッド圧接ばね １１，３０ プラテンホルダ １２ 排紙ローラ １３ 排紙ピンチローラ １４ 排紙ピンチローラ圧接ばね １５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ，１５ｅ，３３ａ，３
３ｂ，３３ｃ，３３ｄギア ２８ ゴムベルト
３ｂ，３３ｃ，３３ｄギア ２８ ゴムベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 25/316 Ｂ４１Ｊ 25/28 Ｈ Ｂ６５Ｈ 5/02
Claims (3)
- 【請求項１】 プリンタ本体に回転可能に取り付けられ
たヘッド支持部材と、このヘッド支持部材に取り付けら
れたライン型のサーマルヘッドと、このサーマルヘッド
を記録紙に圧接する弾性体と、記録紙を介して上記サー
マルヘッドが圧接される面が平坦面もしくは平坦面に近
い大きな曲率を持った面に形成された偏平形状のプラテ
ンと、記録紙の送りを行う駆動手段からなるサーマルラ
インプリンタ。 - 【請求項２】 記録紙の送りを行う駆動手段として、プ
リンタ本体に回転可能に取り付けられた給紙ローラと、
この給紙ローラを回転させる駆動部と、上記給紙ローラ
に圧接された給紙ピンチローラと、この給紙ピンチロー
ラを上記給紙ローラに圧接する弾性体と、プリンタ本体
に回転可能に取り付けられた排紙ローラと、この排紙ロ
ーラを回転させる駆動部と、上記排紙ローラに圧接され
た排紙ピンチローラと、この排紙ピンチローラを上記排
紙ローラに圧接する弾性体からなる構成とした請求項１
記載のサーマルラインプリンタ。 - 【請求項３】 記録紙の送りを行う手段として、プリン
タ本体に回転可能に取り付けられた給紙ローラと、この
給紙ローラを回転させる駆動部と、プラテンと上記給紙
ローラに張架されたゴムベルトと、上記給紙ローラに上
記ゴムベルトを介して圧接された給紙ピンチローラと、
この給紙ピンチローラを上記ゴムベルトを介して上記給
紙ローラに圧接する弾性体からなる構成とした請求項１
記載のサーマルラインプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14023995A JPH08332752A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | サーマルラインプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14023995A JPH08332752A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | サーマルラインプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08332752A true JPH08332752A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15264152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14023995A Pending JPH08332752A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | サーマルラインプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08332752A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1995
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