JPH08332717A - インキ着けローラ着脱装置 - Google Patents
インキ着けローラ着脱装置Info
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- JPH08332717A JPH08332717A JP14014995A JP14014995A JPH08332717A JP H08332717 A JPH08332717 A JP H08332717A JP 14014995 A JP14014995 A JP 14014995A JP 14014995 A JP14014995 A JP 14014995A JP H08332717 A JPH08332717 A JP H08332717A
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Abstract
に、版胴の着脱動作にも十分対応できる、簡単な構造の
インキ着けローラ着脱装置を提供する。 【構成】 各レバー20,21,23を介して版胴1
(4)に対し着脱可能な3個のインキ着けローラ10
a,10b,10cを常に版胴と接するように付勢する
圧縮ばね22a,22b及びエアシリンダ24を設ける
と共に、前記レバー23をエアシリンダ24で駆動する
ことで該レバーが他の二つのレバー20,21と係合し
て各々のインキ着けローラが版胴から脱するように設
け、かつ前記各レバーの係合部間に所定のクリアランス
O1 ,O2 を設けた。
Description
ンキ着けローラ着脱装置に関するものである。
7に示すように、版胴1,ゴム胴2,ゴム胴3,版胴4
を備えており、これらの胴配列等、種々の条件から、非
印刷時に版胴1,4の少なくとも一方を各々対接するゴ
ム胴2,3から離脱させるものがある。また、各版胴
1,4の一方の軸は、後述するひねり調整が可能となる
よう、印刷機フレームに偏心軸受を介して支持されてい
る。
ように、版胴1の一方の軸受5を中心として、他方の軸
受6を偏心構造による回動等により図中矢印の方向へ移
動させ、版胴1の一端側をゴム胴2に対し角度θ1 また
は角度θ2 だけ傾ける調整を言い、例えば絵柄の左側の
見当は合っているが、右側の見当が天地方向にずれてい
る場合等版胴1を円周方向または左右方向へ位相調整し
ても解決できないときに行うものである。
ンキを供給するインキ着けローラが接離(着脱)自在に
設けられており、かつ前記版胴1,4のひねり動作にも
追従できる構成となっている。
ーラ10a〜10cは、第1の枢支点O1 を中心に揺動
自在なくの字状の第1レバー11aと第2の枢支点O2
を中心に揺動自在な同じくくの字状の第2及び第3レバ
ー11b,11cの一端にそれぞれ支持され、これらレ
バーの他端がロッド12a〜12cを介してルラー上げ
シャフト13に連結される。前記各ロッド12a〜12
cの両端はルラー上げシャフト13及び各レバー11a
〜11cにそれぞれピン結合される。
cが版胴1(4)に接触した図4の(a)に示す状態か
ら、ルラー上げシャフト13を反時計方向へ揺動させる
と、各レバー11a〜11cが枢支点O1 及びO2 を中
心に所定方向へ揺動することから各インキ着けローラ1
0a〜10cが版胴1(4)から離脱して図4の(b)
に示す状態になる。
ルラー上げシャフト13とは同調ロッド14で連結さ
れ、版胴1(4)がひねり動作をすると前記同調ロッド
14を介して各インキ着けローラ10a〜10cがひね
り追従するようになっている(図中二点鎖線参照)。
構と同調ロッドを備えた従来のインキ着けローラ着脱機
構にあっては、版胴を着脱しない印刷機においては、版
胴の動きの少ないひねり動作時にのみ対応できれば良い
ので、問題はないが、前述したように版胴を着脱させる
必要がある印刷機においては、版胴の動き量も大きいこ
とから、同調ロッドで剛に連結された部品相互の破損の
可能性があるという問題がある。また、これを回避する
ためには、特に離脱動作のタイミングをとる必要があ
り、面倒である。加えて、部品点数も多くなり、構造が
複雑であるという欠点もあった。
作を効果的に吸収できると共に、版胴の着脱動作にも十
分対応できる、簡単な構造のインキ着けローラ着脱装置
を提供することにある。
の本発明に係るインキ着けローラ着脱装置は、レバーを
介して版胴に対し着脱可能な複数のインキ着けローラを
常に版胴と接するように付勢する付勢手段を設けると共
に、前記少なくとも一つのレバーをアクチュエータで駆
動することで該レバーが他のレバーと係合して各々のイ
ンキ着けローラが版胴から離脱するように設け、かつ前
記各レバーの係合部間に所定の遊びを設けたことを特徴
とする。
各インキ着けローラを版胴から離脱させた後、版胴の着
脱動作を行う。また、各インキ着けローラを付勢手段に
より版胴に対して付勢し、各レバーの係合部間に遊びを
設けているので、各インキ着けローラは版胴のひねり動
作に追従することができると共にローラの経時変化も吸
収することができる。
て詳細に説明する。図1は本装置の概念及び作用説明図
で、図2は図1の要部詳細図である。尚、従来例である
図4〜図7と同一部材には同一符号を付して重複する説
明は省略する。
aを支持するくの字状の第1レバー20とインキ着けロ
ーラ10bを支持するくの字状の第2レバー21とは、
同一の枢支点O3 を中心に揺動自在に設けられると共
に、それぞれ圧縮ばね22a,22bで付勢されて各イ
ンキ着けローラ10a,10bを版胴1(4)へ常に押
し付けるようになっている。また、インキ着けローラ1
0cを支持する第3レバー23は、枢支点O4 を中心に
揺動自在に設けられると共に、エアシリンダ24の伸長
作動によりインキ着けローラ10cを版胴1(4)へ常
に押し付けるようになっている。
キ着けローラ10aのローラ圧は、図2に示すように、
第1レバー20に保持した調整ボルト30の先端を版胴
1(4)側に設けたカム31に当接させて、調整ボルト
30の螺回転によりインキ着けローラ10aと版胴1
(4)芯間を変化させることで、ある一定巾の圧で微調
整することができる。インキ着けローラ10b,10c
においても、同様の構成でローラ圧が調整される。
25と第2係合ロッド26とが一体に突出され、該レバ
ー23がインキ着けローラ10cを版胴1(4)から離
脱すべく揺動する際に、第1係合ロッド25の先端部が
第1レバー20の先端部に、また第2係合ロッド26の
先端部が第2レバー21の先端部にそれぞれ係合して、
各圧縮ばね22a,22bの付勢力に抗して各インキ着
けローラ10a,10bを版胴1(4)から離脱し得る
ようになっている。
1レバー20の先端部との間及び第2係合ロッド26の
先端部と第2レバー21の先端部との間には、初期遊び
としての所定のクリアランスC1 ,C2 が設けられてい
る。
に示した版胴1(4)への接触状態から各インキ着けロ
ーラ10a,10b,10cを離脱させる時は、図1の
(b)に示すように、エアシリンダ24を所定ストロー
ク収縮作動させる。尚、エアシリンダ24の駆動力は各
圧縮ばね22a,22bの付勢力に勝るものとする。
キ着けローラ10cが直ちに版胴1(4)から離脱する
が、他の二つのインキ着けローラ10a,10bは、ク
リアランスC1 ,C2 により、第1係合ロッド25の先
端部が第1レバー20の先端部に、また第2係合ロッド
26の先端部が第2レバー21の先端部にそれぞれ係合
するまでは接触したままである。
められて、第1係合ロッド25の先端部が第1レバー2
0の先端部に、また第2係合ロッド26の先端部が第2
レバー21の先端部にそれぞれ係合するので、第1レバ
ー20及び第2レバー21がそれぞれ圧縮ばね22a,
22bの付勢力に抗して図中矢印の方向へ揺動され、各
インキ着けローラ10a,10bが版胴1(4)から離
脱される。
各インキ着けローラ10a,10b,10cを版胴1
(4)へ接触させる時は、エアシリンダ24を所定スト
ローク伸長作動させることにより、各レバー20,2
1,23が上述した方向と反対方向へ揺動して各インキ
着けローラ10a,10b,10cが、図1の(a)に
示すように、版胴1(4)へ接触することは自明であ
る。
ローラ10a,10b,10cの接触状態で、版胴1
(4)がひねり動作すると、第1レバー20と第2レバ
ー21は前記クリアランスC1 ,C2 と圧縮ばね22
a,22bにより任意の方向へ版胴1(4)の動きに追
従することができると共に、第3レバー23は前記クリ
アランスC1 ,C2 とエアシリンダ24の伸縮作動によ
り任意の方向へ版胴1(4)の動きに追従することがで
きる。
により、各インキ着けローラ10a,10b,10cが
経時変化した時も、圧縮ばね22a,22b及びエアシ
リンダ24の付勢力で版面に対して任意に追従すること
ができるという利点もある。
脱されて大きく動く時も、各レバー20,21,23は
圧縮ばね22a,22b及びエアシリンダ24で付勢さ
れているだけで、相互に剛に連結されるものではないの
で、版胴1(4)の動きに十分同調でき、構成部品の破
損等は未然に回避できる。
a,22bに代えてエアシリンダを用いても良い。ま
た、アクチュエータとしては、エアシリンダに限らず、
他の駆動手段を用いても良いことは言うまでもない。
パクトに構成できるため、そのあいた空間により、省力
機器等の設置や操作性の向上が図れる。
ある。これは、先の実施例における第3レバー23も圧
縮ばね22cで付勢すると共に、各インキ着けローラ1
0a,10b,10cを版胴1(4)から離脱させる際
には、第2係合ロッド26を設ける代わりに第2レバー
21と第3レバー23とを回転駆動体40の二つのアー
ム40a,40bで駆動するようにした例である。
端部と第1係合ロッド25の先端部との間に、また両ア
ーム40a,40bの先端部と第2レバー21及び第3
レバー23の先端部との間に、それぞれクリアランスC
1 ,C2 ,C3 を設けることで、先の実施例と同様の作
用,効果が得られる。
バーを介して版胴に対し着脱可能な複数のインキ着けロ
ーラを常に版胴と接するように付勢する付勢手段を設け
ると共に、前記少なくとも一つのレバーをアクチュエー
タで駆動することで該レバーが他のレバーと係合して各
々のインキ着けローラが版胴から離脱するように設け、
かつ前記各レバーの係合部間に所定の遊びを設けたの
で、版胴を対接胴に対して着脱させることが可能となる
と共に版胴のひねり動作やローラの経時変化に対しても
各インキ着けローラを追従させることができる。
施例の概念及び作用説明図である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 レバーを介して版胴に対し着脱可能な複
数のインキ着けローラを常に版胴と接するように付勢す
る付勢手段を設けると共に、前記少なくとも一つのレバ
ーをアクチュエータで駆動することで該レバーが他のレ
バーと係合して各々のインキ着けローラが版胴から離脱
するように設け、かつ前記各レバーの係合部間に所定の
遊びを設けたことを特徴とするインキ着けローラ着脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14014995A JP3563489B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | インキ着けローラ着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14014995A JP3563489B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | インキ着けローラ着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332717A true JPH08332717A (ja) | 1996-12-17 |
JP3563489B2 JP3563489B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=15262017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14014995A Expired - Fee Related JP3563489B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | インキ着けローラ着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3563489B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096097A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Sanki Kikai Kk | オフセット印刷機 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP14014995A patent/JP3563489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096097A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Sanki Kikai Kk | オフセット印刷機 |
JP4669870B2 (ja) * | 2007-10-18 | 2011-04-13 | 三起機械株式会社 | オフセット印刷機 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3563489B2 (ja) | 2004-09-08 |
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