JPH08332555A - モールドパウダ散布装置 - Google Patents

モールドパウダ散布装置

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Publication number
JPH08332555A
JPH08332555A JP14173895A JP14173895A JPH08332555A JP H08332555 A JPH08332555 A JP H08332555A JP 14173895 A JP14173895 A JP 14173895A JP 14173895 A JP14173895 A JP 14173895A JP H08332555 A JPH08332555 A JP H08332555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rails
shaft
arm
pin
rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP14173895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hasegawa
行夫 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUMA ENG KK
Original Assignee
KUMA ENG KK
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Publication date
Application filed by KUMA ENG KK filed Critical KUMA ENG KK
Priority to JP14173895A priority Critical patent/JPH08332555A/ja
Publication of JPH08332555A publication Critical patent/JPH08332555A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レールの曲線部分で脱線せず、確実にレール
に沿って移動するモールドパウダ散布装置を提供する。 【構成】 パウダ散布機構4を備えた台枠1の両側部に
垂直方向に延びるピン7を設け、各ピン7に、水平方向
に延びるシャフト10を、ピン7を中心として旋回自在
に取り付ける。シャフト10に、台枠1を左右一対のレ
ールRに沿って走行自在に支持する主車輪11と、シャ
フト10を支点として上下方向に揺動するアーム14と
を設け、アーム14の両端部にガイド車輪17を設け
る。レールRの曲線部分に差しかかると、ガイド車輪1
7がレールRに案内され、それに伴って、ピン7を中心
に、主車輪11がレールRの曲がり方向へ向きを変え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続鋳造設備におい
て使用されるモールドパウダ散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続鋳造設備では、鋳物の表面
割れ防止等のため、鋳型内に流し込まれた溶鋼の湯面に
モールドパウダが散布される。
【0003】この際使用されるモールドパウダ散布装置
として、パウダ散布機構を備えた台枠に、台枠の幅方向
に延びる複数のシャフトを設け、各シャフトに、外周に
フランジを有する車輪を設け、各車輪をそれぞれ左右一
対のレールに載置することにより、前記台枠をレールに
沿って走行自在に支持したものが知られている。
【0004】上記モールドパウダ散布装置は、モールド
パウダ散布終了後、レールに沿って待機位置に移動させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなモールドパウダ散布装置では、レールに曲率の大
きな曲線部分があると、その曲線部分においてフランジ
がレールに乗り上げ、脱線する危険性があるため、その
ような曲線部分を設けることはできず、連続鋳造設備に
おける各装置の配置が制約されるという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、レールの曲線部分で
脱線せず、確実にレールに沿って移動するモールドパウ
ダ散布装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、パウダ散布機構を備えた台枠の両側部
に垂直方向に延びるピンを設け、それらの各ピンに、水
平方向に延びるシャフトを、ピンを中心として旋回自在
に取り付け、そのシャフトに、前記台枠を左右一対のレ
ールに沿って走行自在に支持する主車輪と、シャフトを
支点として上下方向に揺動するアームとを設け、そのア
ームの両端部に、レールに載置された状態で、前記台枠
の移動に伴いレールに案内されるガイド車輪を設けた構
成としたのである。
【0008】
【作用】この発明に係るモールドパウダ散布装置を移動
する際には、アームを一方向に揺動させることにより、
モールドパウダ散布装置の移動方向に対して主車輪の前
方に位置するガイド車輪をレール上に載置する。
【0009】モールドパウダ散布装置がレールの曲線部
分に差しかかると、ガイド車輪がレールに案内され、そ
れに伴って、ピンを中心に、主車輪がレールの曲がり方
向へ向きを変える。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1乃至図5に示すように、台枠1は、収
納容器2と、その下方に設けられた送出器3とから成る
パウダ散布機構4を備えている。送出器3は台枠1の前
方へ突出するパイプ5を有する。収納容器2に収納され
たモールドパウダは送出器3に送り込まれ、左右に揺動
する送出器3からパイプ5を介して湯面Mに散布され
る。パウダ散布機構4は制御盤Cにより制御される。
【0011】台枠1の両側部には、台枠1から突出する
ブラケット6が前後方向に間隔をおいて2個ずつ設けら
れ、各ブラケット6には垂直方向に延びるピン7が軸受
8を介して回動自在に設けられている。ピン7の下部に
は二股状の車輪支持枠9が設けられ、車輪支持枠9には
水平方向に延びるシャフト10が挿通されている。車輪
支持枠9内には主車輪11が設けられており、この主車
輪11は軸受12を介してシャフト10に回動自在に支
持されている。各主車輪11はそれぞれ左右一対のレー
ルR上に載置され、主車輪11の外周には、レールRの
両側方に位置する一対のフランジ13が形成されてい
る。
【0012】車輪支持枠9の両側方に突出するシャフト
10の両端部には、シャフト10を支点として上下方向
に揺動するアーム14が設けられている。アーム14の
一端部はブラケット6上に設けられたシリンダ15に連
結片16を介して連結されており、アーム14の揺動は
シリンダ15の作動により制御される。アーム14の両
端部には、ガイド車輪17がシャフト18を中心として
回動自在に設けられ、ガイド車輪17の外周には、ガイ
ド車輪17がレールRに載置された状態でレールRの両
側方に位置する一対のフランジ19が形成されている。
【0013】台枠1の後端部には、ピン20を介して電
動車21が連結されている。台枠1は電動車21の駆動
により移動する。電動車21には、進行方向を制御する
ハンドル22が設けられている。
【0014】いま、上記のようなモールドパウダ散布装
置を、図6に示す右方向に移動する際には、アーム14
を右回りに揺動させ、主車輪11の右方に位置するガイ
ド車輪17をレールR上に載置する。
【0015】図7に示すように、モールドパウダ散布装
置がレールRの曲線部分に差しかかると、主車輪11の
前方に位置するガイド車輪17のフランジ19がレール
Rの曲率中心側の側面に接触し、ガイド車輪17がレー
ルRに案内され、それに伴って、ピン7を中心に、アー
ム14をレールRの曲がり方向へ旋回させるモーメント
が発生し、アーム14と共に主車輪11がレールRの曲
がり方向へ向きを変える。
【0016】図8に示す左方向にモールドパウダ散布装
置を移動する際には、アーム14を左回りに揺動させ、
主車輪11の左方に位置するガイド車輪17をレールR
上に載置する。
【0017】
【効果】この発明によると、上記のような構成としたの
で、移動に際して、レールの曲線部分に差しかかると、
ガイド車輪がレールに案内され、それに伴って、ピンを
中心に、主車輪がレールの曲がり方向へ向きを変える。
【0018】従って、曲率の大きな曲線部分でも脱線せ
ず、確実にレールに沿って移動させることができるた
め、連続鋳造設備における装置配置の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の側面図
【図4】同上の要部拡大正面図
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】同上の一方向への移動時の状態を示す正面図
【図7】同上のレール曲線部分通過時の状態を示す概略
【図8】同上の他方向への移動時の状態を示す要部拡大
正面図
【符号の説明】
1 台枠 4 パウダ散布機構 7 ピン 10 シャフト 11 主車輪 14 アーム 17 ガイド車輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パウダ散布機構を備えた台枠の両側部に
    垂直方向に延びるピンを設け、それらの各ピンに、水平
    方向に延びるシャフトを、ピンを中心として旋回自在に
    取り付け、そのシャフトに、前記台枠を左右一対のレー
    ルに沿って走行自在に支持する主車輪と、シャフトを支
    点として上下方向に揺動するアームとを設け、そのアー
    ムの両端部に、レールに載置された状態で、前記台枠の
    移動に伴いレールに案内されるガイド車輪を設けたモー
    ルドパウダ散布装置。
JP14173895A 1995-06-08 1995-06-08 モールドパウダ散布装置 Pending JPH08332555A (ja)

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JP14173895A JPH08332555A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 モールドパウダ散布装置

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JPH08332555A true JPH08332555A (ja) 1996-12-17

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ID=15299062

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JP14173895A Pending JPH08332555A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 モールドパウダ散布装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020035061A (ko) * 2002-04-04 2002-05-09 김명원 축외부와 차륜 전후에 원형 코일 스프링 장치 구조로되어진 구조의 기차 및 지하철 차륜과 지지대 구조.
KR100964627B1 (ko) * 2007-12-05 2010-06-21 주식회사 포스코 이동식 몰드 파우더 투입장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53577U (ja) * 1976-06-05 1978-01-06
JPS5627168B2 (ja) * 1974-08-31 1981-06-23
JPS604459A (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 株式会社日立製作所 小曲線通過車輛
JPH01195169A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Daifuku Co Ltd 荷搬送装置

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