JPH08330911A - デジタル音声放送受信機 - Google Patents

デジタル音声放送受信機

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Publication number
JPH08330911A
JPH08330911A JP13507495A JP13507495A JPH08330911A JP H08330911 A JPH08330911 A JP H08330911A JP 13507495 A JP13507495 A JP 13507495A JP 13507495 A JP13507495 A JP 13507495A JP H08330911 A JPH08330911 A JP H08330911A
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JP
Japan
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pty
program
memory
user
data
Prior art date
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Application number
JP13507495A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tsujishita
雅啓 辻下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信している番組のプログラムタイプ(PT
Y)が付加された信号を復調する受信機において、使用
者の選択する頻度が高い番組のPTYを自動的に検出
し、使用者がPTYを設定することなく、簡単に番組自
動選局を行う。 【構成】 受信した信号が復調部3で音声信号とPTY
に復調され、使用者がボタン4を押した時メモリ10が
受信したPTYコードを記憶し、同一PTYカウント部
32がメモリ10に記憶されたデータから各PTYコー
ドが選択された回数をカウントし、メモリ12がその結
果を記憶し、優先順位決定部13がメモリ12のデータ
の大きい順にPTYを並び変え、メモリ14がその結果
を記憶し、コントローラがメモリ14に記憶されたPT
Yの順でPTYサーチを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル音声放送受信
機におけるプログラムサーチの簡単化に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオ放送において、音声の他にデータ
を付加する方式が行われている。例えば、欧州ではラジ
オデータシステム(以下、「RDS」という)が実用化
されている。RDSは放送している番組に、その番組の
タイプ(以下、「PTY」という)のコードを付加デー
タとして送信する。このPTYコードをもちいて使用者
が好みのPTYを選局することが行われている。
【0003】図9は従来のPTYサーチのフロチャート
で、使用者は、まず、受信機のディスプレイに表示され
た1つのPTYをみて設定したいPTYがあるまでディ
スプレイ表示を変え、選局したいPTYがあったとき、
設定ボタンをおしてPTYサーチするPTYを設定す
る。次に、使用者が選択したPTYと同じPTYコード
が付加されている番組を選局する。これにより、使用者
が好みの番組の選局が行える。
【0004】ところで、RDSと同じように、音声の他
にデータを付加して送信するディジタル音声放送とし
て、DIGITAL AUDIO BROADCASTING(以下、「DAB」と
いう)が検討されている。DABにもPTYがあり、R
DSのPTYと比べ数が多い。しかし、このような方法
では、受信機の使用者が、PTYの選局方法を用いるた
めに、自分が聴きたい番組のジャンルを考え、放送局側
が設定している数多くのジャンルのなかから適合したP
TYを設定しなければならないので、わずらわしいとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、PTYを用
いたサーチを行うとき、受信機の使用者が番組のPTY
を意識しないで行えるDAB受信機を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明における
ディジタル音声放送受信機は、使用者が好みの番組であ
ることを知らせる専用ボタンを押すか、または使用者が
比較的長時間同じ番組を選択していた時、現在選択して
いる番組のPTYを時系列で記憶し、優先順位決定手段
でこの記憶結果をもとに使用者が好んでいると思われる
PTYの判断をして、サーチするPTYの優先順位を決
める優先順位決定手段を備えたものである。
【0007】請求項2の発明におけるディジタル音声放
送受信機は、使用者が好みの番組であることを知らせる
専用ボタンを押すか、または使用者が比較的長時間同じ
番組を選択していた時、選択頻度計算手段でPTYの頻
度を計算して使用者が好んでいると思われるPTYの判
断をし、サーチするPTYの優先順位を選択される頻度
が高い方から設定する選択頻度計算手段を備えたもので
ある。
【0008】請求項3の発明におけるディジタル音声放
送受信機は、使用者が好みの番組であることを知らせる
専用ボタンを押すか、または使用者が比較的長時間同じ
番組を選択していた時、PTY並び変え手段で最近選択
したPTYほど使用者が好んでいると思われるPTYと
判断し、サーチするPTYの優先順位を設定するPTY
並び変え手段を備えたものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明に係る優先順位決定手段は、メ
モリに蓄えてたPTYから、同じPTYの数をカウント
し、数が多いPTYほど最近よく聴くと判断し優先順位
を高くする。
【0010】請求項2の発明に係る選択頻度計算手段
は、全てのPTYについて1ワードのメモリを用意し、
PTYが選択されたとき、選択されたPTYには
“1”、その他のPTYには“0”を入力し、さらに、
いままで蓄えたメモリの値に係数を掛けて入力に加算
し、それぞれのPTYに対応するメモリに記憶し、記憶
された値が大きいほど聴かれる頻度が大きいと判断す
る。
【0011】請求項3の発明に係るPTY並び変え手段
は、選択されたPTYはメモリに蓄えられ、新しくメモ
リの先頭アドレスにPTYを挿入し、以前に同じPTY
が記憶されているときは、その部分を削除することによ
り聴かれた順番にする。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1のブロック図であ
る。図において、1はアンテナで受信した信号の入力端
子、3はアンテナ1に接続され受信した信号を音声信号
とPTYなどの付加データに復調する復調部、4は使用
者が現在の番組が好みの時に押すボタン、5はボタン4
が押された回数をカウントするカウンタ、6はカウンタ
5の出力値を接続したサーキュラ演算部、7,26,2
7は加算器、8はサーキュラ演算部、9はアドレス演算
部、10は現在受信している番組のPTYを記憶するメ
モリ、11はカウンタ、12はカウンタ11に接続され
たメモリ、13はメモリ12に接続された優先順位決定
部、14は優先順位決定部部13に接続されたメモリ、
15はメモリ14に接続されたコントローラ、29は1
発生部、30は制御部、31はスイッチ、32は同一P
TYカウント部である。
【0013】次に、動作を説明する。復調部3は、受信
したデータが入力され、音声信号を出力する。この時、
このPTYのコードも一緒に出力する。現在、聴いてい
る番組が好みの時、使用者はボタン4を押す。
【0014】ボタン4が押されると、制御部30がアド
レス演算部9のカウンタ5に制御信号を出力し、カウン
タ5が記憶しているデータに+1増してサーキュラ演算
部6に入力する。サーキュラ演算部6はベースアドレス
ADDXを計算する。ここで、サーキュラ演算部6は次
式の演算を行っている。 1)ADDS≦ADD≦ADDEの時 ADDX=ADD 2)ADD>ADDEの時 ADDX=ADDS+ADD−ADDE 3)ADD<ADDS ADDX=ADDE+ADD−ADDS 但し、 ADDSはサーキュラに用いるメモリ10の絶対アドレ
スの先頭アドレス ADDEはサーキュラに用いるメモリ10の絶対アドレ
スの最後のアドレス ADDはサーキュラの計算を行う前のメモリ1の絶対ア
ドレス ADDXはADDをサーキュラに変換したメモリ10の
アドレス
【0015】この後、制御部30がスイッチ31をS1
に設定する。これにより、メモリ10はアドレスADD
Xに設定され、この時の制御部30がメモリ10を書き
込み許可の信号を出力し、メモリ10のPTYコードを
入力する。その後、制御部30はメモリ10の書き込み
を禁止する。また、サーキュラ演算後、カウンタ5は記
憶しているデータをサーキュラ演算部6の演算結果に更
新され、つぎにボタン4が押されるまで待機する。な
お、カウンタ5に記憶しているデータの初期値はADD
SからADDEまでの任意のアドレスに設定しておく。
【0016】このようにすることで、現在よりADDE
−ADDS+1個前までのデータが記憶できる。このよ
うにすれば、古い記憶を忘れることができ、シーズンに
よる番組内容の変化(例えば、夏はスポーツの実況中継
が増える)や、オリンピックなどのスペシャルイベント
などにたいする使用者の好みの変化に対応できる。な
お、単にPTYの回数をカウントするのみでは、使用者
がレシーバの使用をはじめ時間が経過するほど、新たに
使用者が選択したPTYコードが反映されなくなってし
まうので、メモリ10で記憶する期間を限定している。
【0017】次に、制御部30はスイッチ31をS2側
と接続し、これにより、サーキュラ演算部8がメモリ1
0のアドレス制御を行える。次に、同一PTYカウント
部32が、メモリ10に蓄えたデータから同じPTYが
選択された回数を計算する。図2にこのフローチャート
を示す。まず新しい番組に対してボタン4が押される
と、メモリ12はクリアされ全て0が設定される。次に
制御部30はカウンタをリセットする。
【0018】次に、アドレス演算部9がメモリ10の1
番目のアドレスの内容を読む様に設定する。ここで、メ
モリ10の1番目のアドレスは、カウンタ11が0(i
番目のデータに対してはi−1)を出力し、サーキュラ
演算部6で計算したベースアドレスADDXに加算し、
このアドレスを更にサーキュラ演算部8でサーキュラア
ドレスを計算した値である。
【0019】次に、メモリ10は上記サーキュラアドレ
ス部8で計算したアドレスのデータDA1を加算器26
に入力し、更に加算器26はメモリ12のベースアドレ
ス設定部28の値をDA1に加算し、メモリ12のアド
レスを設定する。
【0020】次に、メモリ12は加算器26の出力信号
が示すアドレスのデータを加算器27に入力し、さらに
加算器27は1発生部29で発生した1が入力される。
この後、制御部30がメモリ12に書き込み許可をし、
加算器27の出力DA2+1がメモリ12のアドレスA
DD2に書き込まれる。
【0021】制御部30は、一定期間後にカウンタ11
にカウントを開始する信号を送り、カウンタ11の出力
値に+1を加算する。これにより、上記で説明した同一
PTYをカウントする処理がADDE−ADDS+1回
繰り返される。この結果、メモリ12はADDE−AD
DS+1回の選択に対し、各PTYごとに選択された回
数が記憶される。
【0022】次に、制御部30が優先順位決定手段の処
理のスタート信号を発生し、メモリ12とメモリ14と
優先順位決定部13が、PTYサーチする優先順位を決
める。図3にこのフローチャートを示す。メモリ12が
クリアされるときメモリ14もクリアされる。優先順位
決定部13は、メモリ12に各PTYの選択回数の計算
結果が入力されるのを待って、メモリ12の1番目のア
ドレスのデータM1を読み出す。さらに、優先順位決定
部13は、M1とメモリ12のデータMj(1≦j<A
DDE−ADDS+1)を比較し、M1<Mjになる場
合をカウントし、その結果をCとして記憶する。このC
はM1の大きさ(選択された回数)が何番目に大きいか
を示している。次に、優先順位選択部13は、このCを
用いて選択された回数が多い順番にPTYコードを並べ
る。
【0023】まず、優先順位決定部13がメモリ12の
1番目のデータに対応するPTYコードをメモリ14の
C番目のアドレスに書き込む。優先順位決定部13は、
メモリ12の2番目以降のアドレスiのデータについて
も上記と同じ様にCを求め、メモリ14のC番目のデー
タを読み出して0ならば、まだそのアドレスにはデータ
が書かれていないので、アドレスiに対応したPTYの
コードを書き込む。本実施例の場合、メモリ12のiに
対応したPTYコードは、メモリ12のアドレス−ベー
スアドレス設定部28で設定した値である。
【0024】また、C番目のアドレスにすでに0でない
データがある時、同じ回数だけ選択されたPTYがある
ことを示めしており、優先順位決定部13はCを+1だ
け増やし、C番目のアドレスのデータが0ならばアドレ
スiに対応したPTYをメモリ14のC番目のアドレス
に書き込み、さらに、メモリ14のC番目が0以外なら
データが0になるまでCを+1だけ増やすことを繰り返
し、データが0になったらそのC番目のアドレスにアド
レスiに対応したPTY(本実施例では、メモリ12の
アドレス−メモリ12もベースアドレス)を書き込む。
【0025】PTYサーチは、メモリ14に記憶したP
TYコードの順番でおこなう。このフローチャートを図
4に示す。まず、コントローラ15はメモリ14の1番
目に記憶したPTYコードを読み出す。このPTYを持
つ番組があれば番組を復調し使用者に聞かせる。もし、
使用者がボタンを押す、または何もしない時この番組の
復調を継続する。
【0026】さらにPTYサーチを選択すると、コント
ローラ15は同じPTYの違う番組を探し、あればその
番組を使用者にきかせる。1番目のPTYで使用者が選
択しない時は、コントローラ15はメモリ14の2番目
のアドレスに記憶されたPTYコードを用いて上記と同
じ様にPTYサーチを行う。一巡して最後まで、使用者
に選択される番組がなかったときは、予想される使用者
の好みの番組がないことを表示して知らせる。
【0027】なお、PTYサーチをした結果、使用者に
選択された番組がある場合は、上記に示した方法でメモ
リ10、メモリ12、メモリ14を更新し、次のPTY
サーチに備える。
【0028】また、上記実施例1では、使用者がボタン
4を押した時現在の番組が好みと判断し、PTYの優先
順位を決定する処理を行ったが、使用者が例えば1分以
上連続して同じ番組を聴いたときは使用者がその番組が
好みだと判断し、メモリ10、メモリ12、メモリ14
を上記の方法で更新してもよい。また、アドレス演算部
9、同一PTYカウント部32をソフトウエアげ実現し
てもよい。また、受信機の電源をONにしたとき、自動
的にPTYサーチを行うようにしてもよい。
【0029】実施例2.図5は本発明の実施例2の構成
を示すブロック図で、図1と同一符号はそれぞれ同一ま
たは相当部分を示しており、17はボタンが押さ時のP
TYに対応するアドレスのみに1を出力する入力信号発
生部、20は入力信号発生器のアドレス制御部に接続さ
れたメモリ、19は、メモリ20に接続された減衰器、
18は入力信号発生器17と減衰器に接続された加算
器、13はメモリ20に接続された優先順位決定手段で
ある。
【0030】復調部3は受信したデータを入力し、音声
信号を出力する。この時、このPTYのコードも同時に
出力する。現在、聴いている番組が好みの時、使用者は
ボタン4を押す。
【0031】ボタン4が押されると選択頻度計算部21
が選択頻度の計算をスタートする。選択頻度計算部21
のフローチャートを図6に示す。これにしたがって選択
頻度計算部21の動作を説明する。
【0032】まず、メモリ20は1つのPTYの頻度に
対し1アドレスを割り当てている。このメモリ20のア
ドレスをiとする。まず最初に、減衰器19はメモリ2
0のアドレスi=1のデータが入力され、係数Kを掛け
る。この結果をAとする。次に、受信PTYコードが1
ならば、入力信号発生器17は1を加算器18に入力
し、加算器18はA+1出力してメモリ20のアドレス
i=1に書き込む。また、受信PTYコードが1でない
ならば入力信号発生器17は0を発生しA+0をメモリ
20のi=1のアドレスに書き込む。次に、入力信号発
生部17は、アドレスi=i+1=2にし、上記と同じ
ように受信PTYコードとiが一致したときのみ1を加
算器18に出力し、その他の場合は0を出力する。加算
器18の出力はメモリ20の入力信号発生器17が設定
したアドレスiに入力される。入力信号発生器17は、
iをPTYコードの最大値まで1ステップずつ増加し、
選択頻度計算部21の処理を続行する。
【0033】このようにすることで、古い記憶による影
響が小さくなり、シーズンによる番組内容の変化(例え
ば、夏はスポーツの実況中継が増える)や、オリンピッ
クなどのスペシャルイベントなどにたいする使用者の好
みの変化に対応できる。また、単にPTYの回数をカウ
ントするのみでは、使用者がレシーバの使用をはじめ時
間が経過するほど、新たに使用者が選択したPTYコー
ドが反映されなくなってしまうので、メモリ1で古い記
憶ほど影響が小さくなるように重みをつけている。
【0034】次に、メモリ20とメモリ14と優先順位
決定部13がPTYサーチする優先順位を決める。図3
にこのフローチャートを示す。選択頻度計算部21が計
算をスタートしたときメモリ14もクリアされる。優先
順位決定部13はメモリ20に各PTYの選択頻度の計
算結果が入力されるのを待って、一番目のアドレスのデ
ータM1を読み出し、M1とメモリ20のデータMj
(1≦j<PTYコードの最大値)を比較し、M1<M
jになる場合をカウントし、その結果をCとする。この
CはM1の大きさ(選択頻度数)が何番目かを示してい
る。次に、優先順位決定部13は、このCを用いて選択
頻度が多い順番にPTYコードを並べる。
【0035】まず、優先順位決定部13はメモリ20の
1番目のデータに対応するPTYコードをメモリ14の
C番目のアドレスに書き込む。また、優先順位決定手段
13はメモリ20の2番目以降のデータについても上記
と同じ様にCを求め、メモリ14のC番目のデータを読
みだして0ならば、まだそのアドレスにはデータが書か
れていないのでそのアドレスに対応したPTYのコード
を書き込み、C番目のアドレスにすでに0でないデータ
がある時には(同じ回数だけ選択されたPTYがあるこ
とをしめしている)Cを+1だけ増やし、C番目アドレ
スのデータが0ならばそのアドレスに書き込む。Cが0
以外ならデータが0になるまでCを+1だけ増やすこと
を繰り返し、データが0になったらそのアドレスに書き
込む。
【0036】PTYサーチは、メモリ14に記憶したP
TYコードの順番でおこなう。このフローチャートを図
4に示す。まず、コントローラ15は、メモリ14の1
番目に記憶したPTYコードを読み出し、このPTYを
持つ番組があれば番組を復調して使用者に聞かせる。も
し、使用者がボタン4を押すか、または何もしない時は
この番組の復調を継続する。
【0037】さらに、PTYサーチを選択すると、コン
トローラ15は同じPTYの違う番組を探し、あればそ
の番組を使用者にきかせる。さらに、コントローラ15
は1番目のPTYで使用者が選択しない時は、メモリ1
4の2番目のアドレスに記憶されたPTYコードを用い
て上記と同じ様にPTYサーチを行う。一巡して最後ま
で、使用者に選択される番組がなかったときは、予想さ
れる使用者の好みの番組がないことを表示して知らせ
る。なお、PTYサーチをした結果、使用者に選択され
た番組がある場合は、上記に示した方法でメモリ20、
メモリ14で更新し、次のPTYサーチに備える。
【0038】また、上記実施例2では、使用者がボタン
を押した時現在の番組が好みと判断し、PTYの優先順
位を決定する処理を行ったが、使用者が例えば1分以上
連続して同じ番組を聴いたときは、使用者がその番組が
好みだと判断し、メモリ14、メモリ20を上記の方法
で更新してもよい。また、受信機の電源をONにしたと
き、自動的にPTYサーチを行うようにしてもよい。
【0039】実施例3.図7は本発明の実施例3の構成
を示すブロック図で、図1と同一符号はそれぞれ同一ま
たは相当部分を示しており、23はボタン4が接続され
た比較部、22は比較部23が接続されたデータ移動
部、24はデータ移動部に接続されたメモリ、25はデ
ータ並び変え部である。
【0040】復調部3は受信したデータが入力され、オ
ーディオ信号を出力する。この時、このPTYのコード
も同時に出力する。現在、聴いている番組が好みの時、
使用者はボタン4を押す。
【0041】ボタン4が押されるとデータ並び変え部2
5は最近選ばれたPTYほど小さいアドレスになるよう
データを並びかえる。ここで、データ並び変え部25の
フローチャートを図8に示す。これにしたがってデータ
並び変え部25の動作を説明する。
【0042】ボタン4が押されるとデータ並び変え部2
5がメモリ24のデータの更新を開始する。まず、比較
部23は受信PTYコードを復調部3より読みとり、メ
モリ24のアドレスi=1のデータと受信PTYコード
を比較し、同じならばなにもしないでデータ並び変え部
24の処理を終了し、次にボタン4が押されるのを待
つ。これは、1つ前に使用者が選択したPTYが今回と
同じため変更の必要がないためである。
【0043】また、比較部23はアドレスi=1のとき
メモリ24の値M1と受信PTYが異なるとiをi+1
に更新し、Miと受信PTYが等しくなるまでメモリ2
4のiのデータと比較し、等しくなった時のiを記憶
し、メモリの最大値iMAXになってもMiと受信PTY
が等しくならない時は、ここで比較をやめ、iMAXを記
憶しておく。これは、メモリ24には使用者が選択した
PTYがないことを示しており、使用者が過去に選択し
ていないか、または、長い間選択されていないので他の
PTYの取って代わられたことを示す。
【0044】次に、比較器23は上記で記憶したiをデ
ータ移動部22に送る。データ移動部22はMiにMi
−1のデータを代入し、代入した後、iをi−1に更新
し、MiにMi−1のデータを代入し、i=2になるま
で繰り返す。その後、M1に今回の受信PTYコードを
代入する。
【0045】このようにすることで、古い記憶による影
響がなくなり、シーズンによる番組内容の変化(例え
ば、夏はスポーツの実況中継が増える)や、オリンピッ
クなどのスペシャルイベントなどにたいする使用者の好
みの変化に対応できる。また、単にPTYの回数をカウ
ントするのみでは、使用者がレシーバの使用をはじめ時
間が経過するほど、新たに使用者が選択したPTYコー
ドが反映されなくなってしまうので、これを避けるため
メモリ5には新しく選択されたPTYほど小さいアドレ
スに記憶し優先順位を高くしている。
【0046】PTYサーチは、メモリ24に記憶したP
TYコードの順番でおこなう。このフローチャートを図
4に示す。まず、コントローラ15はメモリ24の1番
目に記憶したPTYコードを読み出し、このPTYを持
つ番組をがあれば番組を復調して使用者に聞かせ、使用
者がボタン4を押すか、または何もしない時はこの番組
の復調を継続させる。
【0047】さらに、コントローラ15はPTYサーチ
を選択すると、同じPTYの違う番組を探し、あればそ
の番組を使用者にきかせる。1番目のPTYで使用者が
選択しない時は、コントローラ15はメモリ24の2番
目のアドレスに記憶されたPTYコードを用いて上記と
同じ様にPTYサーチを行う。一巡して最後まで、使用
者に選択される番組がなかったときは、予想される使用
者の好みの番組がないことを表示して知らせる。なお、
PTYサーチをした結果、使用者に選択された番組があ
る場合は、上記に示した方法でメモリ24で更新し、次
のPTYサーチに備える。
【0048】また、上記実施例3では、使用者がボタン
を押した時現在の番組が好みと判断し、PTYの優先順
位を決定する処理を行ったが、使用者が例えば1分以上
連続して同じ番組を聴いたときは使用者がその番組が好
みだと判断し、メモリ24を上記の方法で更新してもよ
い。また、受信機の電源をONにしたとき、自動的にP
TYサーチを行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明に係るディジタル音声放
送受信機によれば、最近使用者が選択した回数が多いP
TYの番組を自動的に選択できる。
【0050】請求項2の発明に係るディジタル音声放送
受信機によれば、使用者が選択した頻度を現在からかな
り過去までオーバフローなく計算でき、頻度が高いPT
Yらサーチするので、PTYを意識することなく自分の
好みの番組を簡単に選択でき、また、最近選択されたも
のから優先的に選択でき、さらに、かなり過去に選択し
たPTYもサーチできる。
【0051】請求項3の発明に係るディジタル音声放送
受信機によれば、最近使用者が選択した新しいPTYの
順番で番組を自動的に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるデジタル音声放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例1における各PTYの選択回数をカウ
ントするフローチャートである。
【図3】 実施例1におけるPTYの優先順位決定のフ
ローチャートである。
【図4】 実施例1におけるPTYサーチコントロール
のフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例2によるデジタル音声放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図6】 実施例2における各PTYの頻度計算のフロ
ーチャートである。
【図7】 この発明の実施例3によるデジタル音声放送
受信機の構成を示すブロック図である。
【図8】 実施例3におけるPTY優先順位決定のフロ
ーチャートである。
【図9】 従来のRDSのPTY選局のフローチャート
である。
【符号の説明】
3 復調部、4 ボタン、5 カウンタ、6,8 サー
キュラ演算部、7,18,26,27 加算器、9 ア
ドレス演算部、10,12,14,20,24 メモ
リ、13 優先順位決定部、15 コントローラ、17
入力信号発生部、19 減衰器、21 選択頻度計算
部、22 データ移動部、23 比較部、25 データ
並び変え部、28 ベースアドレス設定部、29 1発
生部、30 制御部、31 スイッチ、32 同一PT
Yカウント部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データと番組のジャンルを示すプロ
    グラムタイプを多重して送信しているディジタル音声放
    送を受信する受信機において、 受信したディジタル信号を音声信号とプログラムタイプ
    に復調する復調部と、この復調されたプログラムタイプ
    を記憶する第1の記憶手段と、 受信中の番組が使用者に選択されたことを検出する選択
    検出手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されたプログラムタイプのう
    ち同じ値のデータの数をカウントする同一PTYカウン
    ト手段と、 この同一PTYカウント手段のカウント結果をPTYコ
    ードに対応したアドレスに記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶されたカウント数の大きいP
    TYの順番を決定する優先順位決定手段と、 この決定されたPTYの順番を記憶する第3の記憶手段
    と、 この第3の記憶手段に記憶された優先順位に対応したプ
    ログラムタイプを選局する制御信号を上記復調部に出力
    するコントローラを備えたことを特徴とするデジタル音
    声放送受信機。
  2. 【請求項2】 音声データと番組のジャンルを示すプロ
    グラムタイプを多重して送信しているディジタル音声放
    送を受信する受信機において、 受信したディジタル信号を音声信号とプログラムタイプ
    に復調する復調部と、 受信中の番組が使用者に選択されたことを検出する選択
    検出手段と、 この選択検出手段が使用者に選択されたことを検出した
    とき、前記復調部から出力されているプログラムタイプ
    に対応したアドレスには0以外の正の値を出力し、他の
    プログラムタイプに対応したアドレスには0を出力する
    入力信号発生手段と、 この入力信号発生手段から出力される正の値の回数をア
    ドレスごとに記憶する第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶されている正の値の回数を減
    衰する減衰器と、 前記入力信号発生部から出力される正の値の回数と前記
    減衰器から出力される回数を加算する加算器と、 前記第3の記憶手段に記憶された正の値の回数の大きい
    順番を決定する優先順位決定手段と、 この決定されたPTYの順番を記憶する第4の記憶手段
    と、 この第4の記憶手段に記憶された優先順位に対応したプ
    ログラムタイプを選局する制御信号を上記復調部に出力
    するコントローラを備えたことを特徴とするデジタル音
    声放送受信機。
  3. 【請求項3】 音声データと番組のジャンルを示すプロ
    グラムタイプを多重して送信しているディジタル音声放
    送を受信する受信機において、 受信したディジタル信号を音声信号とプログラムタイプ
    に復調する復調部と、 受信中の番組が使用者に選択されたことを検出する選択
    検出手段と、 前記復調部のプログラムタイプ出力と前記選択検出手段
    の出力を比較する比較手段と、 この比較手段の出力が入力されるデータ移動手段と、 このデータ移動手段の出力を記憶する第5の記憶手段
    と、 この第5の記憶手段に記憶されたデータに対応したプロ
    グラムタイプを選局する制御信号を前記復調部に出力す
    るコントローラを備えたことを特徴とするデジタル音声
    放送受信機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016020A1 (fr) * 1996-10-07 1998-04-16 Sony Corporation Recepteur
EP0957599A3 (en) * 1998-04-28 2001-09-12 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for receiving digital broadcast programmes comprising programme type identification information
EP2477333A1 (en) * 2010-12-23 2012-07-18 Harman Becker Automotive Systems GmbH Broadcasted program playback method
JP2013126192A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 I-O Data Device Inc ストリーミングコンテンツの受信機、ストリーミングコンテンツの登録方法

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